JP2016101296A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】MRI装置において、計測開始時の傾斜磁場の印加による突発的な騒音を抑制し、被検体の負荷を低減する。【解決手段】計測開始前に、MRI装置1の騒音と、MRI装置1の騒音でレベルの高い周波数の音と、この周波数の概略整数比の周波数の音を合成部34で合成した緩和音を、出力部35を通して徐々に音の大きさを増大させながら放射する機能を備えた構成とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、核磁気共鳴を利用した磁気共鳴イメージング装置に関する。
磁気共鳴イメージング装置(以降、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置と称する。)は、原子核の核磁気共鳴現象を利用して、撮像空間内に置かれた被検体の物理的性質を表す磁気共鳴画像を得る装置である。一般的に、MRI装置には、撮像空間に均一な静磁場を発生させる静磁場発生手段と、被検体の生体組織の原子核に核磁気共鳴を生じさせるための高周波電磁波を照射する照射コイルと、核磁気共鳴信号を受信する受信コイルと、核磁気共鳴信号に位置情報を付与するために静磁場に重ねて線形な傾斜磁場を発生させる傾斜磁場コイルと、を備えている。
撮影時には、所望のパルスシーケンスに従い、均一な静磁場中に置かれた被検体にx,y,z軸方向に線形傾斜磁場が重ねられ、被検体の原子スピンがラーモア周波数と呼ばれる共鳴周波数で磁気的に励起される。この励起に伴い、核磁気共鳴信号が検出され、被検体の磁気共鳴画像(例えば、2次元断層像)が撮影される。
このように、撮影時において、線形傾斜磁場を作成するために、静磁場中に配置された傾斜磁場コイルにパルス的な電流を流す。このとき、静磁場と傾斜磁場コイルを流れる電流とによって、傾斜磁場コイルにローレンツ力が作用し、傾斜磁場コイルが振動する。この傾斜磁場コイルの振動によって、傾斜磁場コイルの周囲の空気が振動して、騒音が発生する。また、傾斜磁場コイルの振動が支持部材を介して静磁場発生手段に伝搬し、静磁場発生手段が振動して、静磁場発生手段の周囲の空気が振動して、騒音が発生する。
さらに、傾斜磁場コイルに流す電流の繰り返し時間が短いなどの条件が重なると、傾斜磁場の立ち上がりも急峻となる。そのため、被検体は計測開始前の無音の状態から、計測開始時に突発的な騒音に暴露されるため、被検体にとって精神的・肉体的負担となる。
このように、MRI装置の騒音は、傾斜磁場コイルに流すパルス的な電流により発生する振動が原因で放射される音である。また、計測開始時における傾斜磁場の急峻な立ち上がりにより、騒音は突発的に発生する。こうしたMRI装置の突発的に発生する騒音により被検体が受ける肉体的・精神的負担を低減する技術として、特許文献1が開示されている。
特許文献1(特開2009−291484公報)には、傾斜磁場印加手段と、被検体に高周波磁場を印加する高周波磁場印加手段と、被検体から発生する核核磁気共鳴信号を検出する検出手段を備えた磁気共鳴イメージング装置において、計測期間の前に傾斜磁場の強度を徐々に増加させながら印加する騒音抑制期間を設けたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置が開示されている。
特開2009−291484公報
しかし、MRI装置の騒音は、その音そのものが被検体にとって不安感や不快感を受けるような特徴を有することがある。そこで、本発明は騒音の特徴に由来する不快性を緩和する磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置は、静磁場発生手段と、傾斜磁場発生手段と、核磁気共鳴信号取得手段と、静磁場と傾斜磁場とによって発生する音に対して協和音程の関係になる音を発する協和音発生装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、騒音の特徴を由来とする不快性を抑制できる磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)を提供することができる。
第1実施形態に係るMRI装置の全体構成を示す概略ブロック図である。 第1実施形態に係るMRI装置の緩和音の一部を構成する音の周波数の関係である概略整数比を示す表である。 第1実施形態に係るMRI装置の緩和音の一部を構成する音の周波数の関係である概略整数比を示す表である。 第1実施形態に係るMRI装置が発する付加音と騒音の大きさの時間変化の概略図である。 第2実施形態に係るMRI装置が発する緩和音と騒音の大きさの時間変化の概略図である。 第2実施形態に係るMRI装置が発する緩和音のパターンを変化させた場合の緩和音との騒音の大きさの時間変化の概略図である。 第3実施形態に係るMRI装置が発する付加音と騒音の大きさの時間変化の概略図である。 第3実施形態に係るMRI装置が発する緩和音、付加音および騒音の大きさの時間変化の概略図である。 第3実施形態に係るMRI装置が発する緩和音のパターンを変化させた場合の緩和音と騒音の大きさの時間変化の概略図である。 第3実施形態に係るMRI装置が発する緩和音を〔図9〕と異なるパターンで変化させた場合の緩和音と騒音の大きさの時間変化の概略図である。 第3実施形態に係るMRI装置が発する緩和音を〔図10〕と異なるパターンで変化させた場合の緩和音と騒音の大きさの時間変化の概略図である。 MRI装置の全体構成を示す概略ブロック図である。
(第1実施形態)
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
まず初めに、第1実施形態に係るMRI装置の全体概要について、図11を用いて説明する。図11は、MRI装置の全体構成を示す概略ブロック図である。MRI装置は、核磁気共鳴現象を利用して被検体の磁気共鳴画像(例えば、2次元断層像)を得ることができる。
図11に示すように、MRI装置1は、撮像空間100に均一な静磁場を発生させる静磁場発生手段2と、核磁気共鳴信号に位置情報を付与するために静磁場に重ねて線形な傾斜磁場を発生させる傾斜磁場コイル3と、被検体200の生体組織の原子核に核磁気共鳴を生じさせるための高周波電磁波を照射する照射コイル4と、MRI装置1全体を制御するコンピュータ10と、コンピュータ10から撮像用信号を受信するシーケンサ11と、傾斜磁場コイル2に電流を印加するための傾斜磁場電源12と、被検体200から発信される核磁気共鳴信号を受信する受信コイル7と、信号処理部13と、その核磁気共鳴信号に基づき信号処理された情報から磁気共鳴画像を得る画像再構築装置(コンピュータ10)と、を備えて構成されている。なお、図11では、照射コイル4に所定の信号を送る処理系は省略している。
また、静磁場発生手段2と、傾斜磁場コイル3と、照射コイル4は、意匠性や安全性の点から、カバー5に覆われている。さらに、MRI装置1は、外部環境や装置自身が発する高周波ノイズを遮断するために、シールドルーム300内に配置されることが多い。
静磁場発生手段2は、垂直磁場方式であれば、被検体200の周りの空間にその体軸と直交する方向に均一な静磁場を発生させる。一方、水平磁場方式であれば、その体軸方向に均一な静磁場を発生させる。静磁場発生手段2としては、永久磁石方式、常電導磁石方式、あるいは超電導磁石方式の静磁場発生源を採用することができる。
次に、MRI装置1による被検体200の断層画像(磁気共鳴画像)の撮像の流れについて説明する。まず、静磁場発生手段2によって撮像空間100内に均一な静磁場を発生させ、寝台6に載せた被検体200を撮像空間100内に挿入する。
そして、操作者(図示せず)は、コンピュータ10に備えられたトラックボール又はマウス(図示せず)、タッチパネル又はキーボード(図示せず)、及びディスプレイ(図示せず)等を用いて、被検体200の断層画像の取得に必要な命令を操作する。ここで操作された命令はシーケンサ11に送られ、シーケンサ11は被検体200の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令に従って傾斜磁場電源12を駆動するための信号を傾斜磁場電源12に送る。
傾斜磁場電源12は傾斜磁場コイル3に電流を印加し、均一な静磁場中に置かれた被検体200に対してx,y,z軸方向に線形傾斜磁場を重ねる。また、照射コイル4から高周波信号を被検体200に照射し、被検体200の原子スピンがラーモア周波数と呼ばれる共鳴周波数で磁気的に励起させる。
この励起に伴い、発生した核磁気共鳴信号を受信コイル7で検出し、信号処理部13で処理した後、画像再構築装置であるコンピュータ10で画像を再構築することで、任意断面における被検体200の断層画像(磁気共鳴画像)を得ることができる。また、コンピュータ10には、外部記録装置の磁気ディスク(図示せず)等を備えており、前記処理により得た被検体200の断層画像等を記録することができる。
次に、第1実施形態に係るMRI装置の詳細について、図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係るMRI装置の全体構成に、本実施例の特徴的構成を含めて示した概略ブロック図である。
操作者(図示せず)は、コンピュータ10に備えられたトラックボール又はマウス(図示せず)、タッチパネル又はキーボード(図示せず)、及びディスプレイ(図示せず)等を用いて、被検体200の断層画像の取得に必要な命令を操作する。この命令はシーケンサ11に送られ、シーケンサ11では被検体200の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令を作成する。この命令は、傾斜磁場電源12に送られるが、同時に緩和音制御部30に送られる。緩和音制御部30は、騒音特定部31と、周波数計算部32と、付加音作成部33と、合成部34と、出力部35と、から構成されている。なお、これらの機能ブロックは説明を簡単にするための便宜的なものであって、一個の機能ブロックとして実現されてもよい。また、緩和音制御部30およびこれに接続された緩和音を発生する機器等を包括して緩和音発生手段と称する。
<騒音特定部>
まず、騒音特定部31について説明する。騒音特定部31は、シーケンサ11から受信した傾斜磁場コイル3に印加する電流波形に基づき、付加音601(後述)や疑似騒音602を作成するために必要な情報を特定する。なお、付加音601を作成するにあたって、まず擬似騒音602が必要となる。なお、疑似騒音という呼称は、後述するようにリアルタイム騒音測定をせずとも、騒音を特定できるために使用している文言であって、リアルタイムでの騒音測定を実施してもよい。以下、疑似騒音602の作成方法の例を2つ挙げる。
1つ目の方法は、シーケンサ11から受信した傾斜磁場コイル3に印加する電流波形に対応するMRI装置1から発生する騒音500を予め取得しておき、その取得した騒音500を騒音特定部31に備えた外部記録媒体(例えば、磁気ディスク(図示せず)等)に記録しておく。この記録作業は、MRI装置1を現地に据え付けし、臨床運用する前の試験稼働等において実施してもよいし、工場内における試験等において実施してもよい。
次に、臨床現場でMRI装置1を稼働させる際は、騒音特定部31がシーケンサ11から傾斜磁場コイル3に印加する電流波形に関する情報を受け取ると、その電流波形と対応する騒音の記録データを前記外部記録媒体から検索する。検索によって適切な騒音の記録データが見つかれば、その騒音の記録データを擬似騒音602のデータとして出力する。
2つ目の方法は、予め周波数特性が一定である電流波形を傾斜磁場コイル3に印加したときの騒音(伝達関数)を取得しておき、その取得した伝達関数を騒音特定部31に備えた外部記録媒体(例えば、磁気ディスク(図示せず)等)に記録することがある。伝達関数は、MRI装置1の機械構造等により決定される要素であるため、計測時にシーケンサ11から傾斜磁場コイル3に印加する電流波形を取得できれば、これと前記伝達関数を掛けることで、実際に騒音500を生じさせずとも、予測から擬似騒音602を作成することができる。
騒音特定部31において、上記に例として示した方法、あるいは他の方法により作成した擬似騒音602の情報は、周波数計算部32と、合成部34に送られる。なお、疑似騒音602に含まれる情報としては、音の周波数や音圧レベル、またこれらの時間経過に応じた変化の推移に関する情報が含まれる。
<周波数計算部>
次に、周波数計算部32の処理について説明する。周波数計算部32は、騒音特定部31から受信した擬似騒音602の周波数特性分析を行い、擬似騒音602の大きさが最大となる周波数Fを計算する(換言すると疑似騒音602を構成する複数の周波数成分の中で、最も大きな音圧レベル(あるいは騒音レベル)を有する周波数Fを計算する)。また、この周波数Fに対して概略整数比の関係をもつ周波数Fnを計算する。
図2は、前記FとFnの関係性を示す概略整数比の表である。図2では、概略整数比のうち比の数字が小さいものをF、比の数字が大きいものをFn(F≦Fn)とし、このFとFnに対して、PからWまでの8種類の概略整数比を示している。概略整数比がPの場合はFとFnは同値(F=Fn)となるため、FとFnが異なる値(FがFnより小さい値)(F<Fn)となるのは、概略整数比がPを除くQからWまでの7種類となる。
図2に示した概略整数比によってFnを算出する例を挙げる。例えば、Fを440Hzとし、図2に示す概略整数比がQの関係、つまりF:Fn=1:2を満たすFnは、Fn=440Hz×(2÷1)=880Hzとなる。周波数計算部32で算出したFとFnの情報は、付加音作成部33に送られる。
なお、図2におけるFとFnはF≦Fnの関係として示しているが、Fn≦Fの関係であってもよい。この場合、図3に示すように概略整数比のうち比の数字が大きいものをF、比の数字が小さいものをFnとし、このFとFnに対して、概略整数比はpからwまでの8種類となる。この場合、概略整数比がpの場合はFとFnは同値(F=Fn)となり、概略整数比がpを除くqからwの場合、FとFnは異なる値(FはFnより大きい値)(Fn<F)となる。
図2や図3に示した概略整数比は、協和音程として音楽理論において一般的に知られている。協和音程とは、人が快い響きと感じる音程のことである。また、協和音程は複数組み合わせることで和音と呼ばれることもある。例えば、図2において、概略整数比がRとTの2つを選択すると、F:Fn=2:3と、F:Fn=4:5となり、単一のFに対して2種類のFnを定義することができる。これらの周波数の比は、一般的に、ド・ミ・ソの和音として知られている概略整数比である。
なお、疑似騒音602の音色が時間変化する場合、換言すると音圧レベル最大の周波数が時間に応じて変化する場合は、それぞれの時間帯に応じてFおよびFnを求め、付加音作成部33に送信してもよい。
<付加音作成部>
次に、付加音作成部33の処理について説明する。付加音作成部33は、周波数計算部32から受信した複数の周波数Fnのそれぞれに対して音を作成する。この音は、例えば以下の式(1)に示す音とする。
a=sin(2πft) ・・・(1)
ここに、
a:音圧
f:周波数
t:時間
である。
付加音作成部33では、作成する音の数を、コンピュータ10を用いて制御することができる。例えば、作成する音の数を1つとし、その概略整数比は図2に示すQを選択すると、Fと概略整数比Qの関係をもつ周波数F1(=F×2)の周波数に対して、音を作成する。なお、付加音601は可聴域の音であるため、Fnの最小値は20Hz程度、最大値は20kHzとする。
また、作成する音の数が2つの場合、図2に示す概略整数比RとTの2つを選択すると、Fと概略整数比Rの関係をもつ周波数F1(=F×3÷2)と、Fと概略整数比Tの関係をもつ周波数F2(=F×5÷4)の2つの周波数に対して、音を作成する。この付加音作成部33で作成した音は、付加音601と称し、この付加音601の情報は合成部34に送られる。
<合成部>
次に、合成部34の処理について説明する。合成部34では、付加音作成部33で作成された付加音601から合成音599を作成する。例として、付加音601が1つの場合における合成音599の算出式を、式(2)に示す。
A=a1 ・・・(2)
ここに、
A:合成音599の音圧
a1:付加音作成部33で作成された付加音601の音圧
このように作成された合成音599は、出力部35に送られる。
<出力部>
次に、出力部35での処理について、図4を用いて説明する。図4は、MRI装置1の騒音500と、出力部35が合成部34から受信した合成音599を後述する方法によって緩和音600として制御した際における緩和音600の音量の時間推移を示した概略図である。
本実施例における緩和音600は付加音601で構成されている。出力部35は合成部34から受信した合成音599の信号に基づき、増幅器41を介して制御する。付加音601を放射するタイミングは、被検体200を撮像するための計測期間51、すなわち傾斜磁場コイル3に電流が印加されるタイミングと同期させる。同期をとるにあたっては、コンピュータ10もしくはシーケンサ11において出力される傾斜磁場コイル3に対する電流供給の指令信号を、出力部35に対する緩和音600として利用することが考えられる。
あるいは傾斜磁場コイル3に供給される電流が緩やかに増大するような制御を採用している場合は、騒音も緩やかに増大するため、電流値の大きさをモニタリングし、一定の大きさを越えたタイミングで緩和音600を発するような制御も考えられる。
放射される緩和音600の音の大きさは、被検体200の周囲における騒音500の大きさに依存する。すなわち、被検体200に聞こえる音が、騒音500と緩和音600との合成音となればよく、騒音500の撮像空間近傍における大きさは予め試験等により測定しておけばよい。図4では具体例の一つとして、騒音500の音圧レベルと緩和音600の音圧レベルとを同程度に発する場合を示した。
また、出力部35は合成部34から受信した合成音599の大きさ(音量)を、例えば増幅器41を介して制御する。増幅器41は緩和音600を適当な大きさに増幅させ、増幅された緩和音600はスピーカ42を通してシールドルーム300内あるいは撮像空間100内に置かれた被検体200に向けて放射される。
なお、増幅器41やスピーカ42等はMRI装置に設置する場合以外に、シールドルーム内に設置されてもよい。このように本発明の実施形態は、MRI装置そのもので全てが実現されるものではなく、適宜、MRI撮像システムとして構成されていてもよい。
<作用・効果>
本実施例に記載したMRI装置1もしくはMRI撮像システムは、シーケンサ11の出力、すなわち傾斜磁場コイル3に対する電流印加パターンの変化に応じて、各撮像シークエンスに対応した付加音601が放射される。付加音601は、騒音500を構成する主周波数に対して概略整数比の関係を有する周波数の音である。このような付加音601を適切な音圧を与えて放射することによって、被検体200の周囲では騒音500と付加音601とが合成された音が聞こえることとなる。
騒音500と付加音601とが合成された音は、騒音500のうち支配的である周波数の音と、該周波数と概略整数比の関係にある周波数の音との重ね合わせ、すなわち協和音程を構成しているため、被検体200にとっての不快さが低減されることとなる。
(第2実施形態)
本実施形態において、上述の第1実施形態と共通する部分については説明を省略する。具体的には図1に示すシステム構成図は共通である。一方、付加音作成部33、合成部34および出力部35の制御内容が相違する。以下は、これらの機能ブロックにおける制御について説明する。
本実施例において、付加音作成部33は、周波数計算部32から受信した周波数Fおよび複数の周波数Fnのそれぞれに対して音を作成する。この音は、例えば以下の式(1)に示す音とする。
a=sin(2πft) ・・・(1)
ここに、
a:音圧
f:周波数
t:時間
である。
付加音作成部33は、作成する音の数を、コンピュータ10を用いて制御することができる。例えば、作成する音の数を2つとし、その概略整数比は図2に示すQを選択すると、周波数Fと、周波数Fと概略整数比Qの関係をもつ周波数F1(=F×2)の2つの周波数に対して、音を作成する。
また、作成する音の数が3つの場合、図2に示す概略整数比RとTの2つを選択すると、周波数Fと、Fと概略整数比Rの関係をもつ周波数F1(=F×3÷2)と、Fと概略整数比Tの関係をもつ周波数F2(=F×5÷4)の2つの周波数に対して、音を作成する。この付加音作成部33で作成した音のうち、周波数Fの音を疑似騒音602と、一方Fに基づき新たに作られた音を付加音601と称し、これら疑似騒音602と付加音601の情報は合成部34に送られる。
<合成部>
合成部34は、付加音作成部33で作成された付加音601および疑似騒音602から合成音599を作成する。すなわち第1実施形態で説明した式(2)が下記のように変更される
A=a1+a2 ・・・(3)
ここに、
A:合成音599の音圧
a1:付加音作成部33で作成された付加音601の音圧
a2:付加音作成部33で作成された疑似騒音602の音圧
このように作成された合成音599は、出力部35に送られる。
<出力部>
出力部35は、合成部34から受信した合成音599の大きさ(音量)を、例えば増幅器41を介して制御する。出力部35で制御する合成音599の大きさは、図5に示す被検体200を撮像するための計測期間51と、計測期間51の前に設けた計測前期間52の各々の期間において異なる制御がなされる。これらの制御はコンピュータ10によって実現される場合、あるいは合成部34が出力されるデータ(特に音圧)が時系列を有するものであって、それによって制御されたとしてもよい
まず、計測前期間52における出力部35の制御について説明する。計測前期間52において、出力部35は徐々に合成音599の大きさを増大させるような信号(緩和音600)を作成し、増幅器41に送る。そして、増幅器41では緩和音600を適当な大きさに増幅させ、増幅された緩和音600はスピーカ42を通してシールドルーム300内あるいは撮像空間100内に置かれた被検体200に向けて放射される。
このように、計測期間51の前に設けた計測前期間52において、緩和音600の大きさを徐々に増大させて放射させることで、MRI装置特有の計測開始時に発生する突発的な騒音を抑制し、被検体の精神的・肉体的負荷を低減することが可能となる。
また、緩和音600には騒音500(擬似騒音602)の周波数特性を基に作成した響きが快い音(協和音程)を含んでいるために、計測時において被検体200が受ける不安感や不快感を低減することが可能となる。
なお、計測前期間52における緩和音600の大きさは、コンピュータ10によって制御される。その制御について、図5では計測前期間52における緩和音600の大きさを正弦波的に増大させているが、線形的に増大させてもよいし、あるいは2次関数的に増大させてもよい。
また、この増大を停止したときの緩和音600の大きさは、コンピュータ10によって制御することが可能である。
次に、計測期間51における出力部35の制御について説明する。図5に示すように、計測期間51において、出力部35は緩和音600の一部を構成する擬似騒音602については大きさをゼロ、又は限りなく小さくなるように制御し、かつ計測期間51における緩和音600の大きさを、計測前期間52の終わりのタイミングにおける緩和音600の大きさと同程度となるように制御する。すなわち、計測期間51における緩和音600の大きさは、計測前期間52において徐々に増大された緩和音600の大きさと連続性を有するように制御し、このように制御された緩和音600を増幅器41に送り、適当に増幅された緩和音600が、スピーカ42を通してシールドルーム300内あるいは撮像空間100内に置かれた被検体200に向けて放射される。したがって、計測期間51において放射される緩和音600に含まれる音は、ほぼ付加音601のみとなる。
このような緩和音600を計測期間51に被検体に聞かせることで、緩和音600に含まれる、騒音500(擬似騒音602)の周波数特性を基に作成した響きが快い付加音601により、計測時において被検体200が受ける不安感や不快感を低減することが可能となる。
なお、図5では緩和音600は計測前期間52と計測期間51において制御されていたが、図6に示すように、計測後期間53においても制御することが可能である。図5に示すように、計測後期間53では計測が終了するためにMRI装置1から発生する騒音500は停止する。計測後期間53において、出力部35は徐々に緩和音600の大きさを減衰させて増幅器41に送り、適当に増幅された緩和音600は、スピーカ42を通してシールドルーム300内あるいは撮像空間100内に置かれた被検体200に向けて放射してもよい。
また、計測後期間53における緩和音600の大きさは、コンピュータ10によって制御される。その制御について、図6では計測後期間53における緩和音600の大きさを正弦波的に減衰させているが、線形的に減衰させてもよいし、あるいは2次関数的に減衰させてもよい。
さらに、スピーカ42は操作者(図示せず)と被検体200との前記会話用スピーカを使用してもよい。また、本発明を実施する目的で、シールドルーム300内に、別途スピーカを備えてもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係るMRI装置について図7を用いて説明する。図7は、第3実施形態に係るMRI装置の騒音500と緩和音600の時間波形の概略図である。第3実施形態に係るMRI装置のその他の構成は、図1から図4に示す第1実施形態に係るMRI装置と同様であり、その説明を省略する。
複数の異なる断面図を撮像するため等の理由から、計測期間51中に、傾斜磁場コイル3へ印加する電流波形を変更することがある。この場合、図7に示すように計測期間51の騒音500は間欠的に発せられる騒音となる。
この場合においても、第1実施形態と同様に付加音601を放射することによって患者の不快感を低減することが可能となる。
また、第2の実施形態と同様に準計測前期間等を設定してもよい。例えば図8に示すように、計測期間51において前記理由により間欠的な騒音が発生する場合の計測を準計測期間61とする。この準計測期間61の前に準計測前期間62を設け、準計測期間61の後に準計測後期間63を設ける。つまり、計測期間51中に含まれる複数の準計測期間61の間には、準計測後期間63と準計測前期間62が存在する。
計測期間51と準計測期間61の開始が一致する場合、準計測前期間62は計測前期間52に含まれる。また、計測期間51と準計測期間15の終了が一致する場合、準計測後期間63は計測後期間53に含まれる。そのため、図7では計測前期間52に含まれる準計測前期間62と、計測後期間53に含まれる準計測後期間63は示していない。
準計測期間61、準計測前期間62、及び準計測後期間63における緩和音600の構成およびその大きさは、それぞれ第2実施形態で示す計測期間51、計測前期間52、及び計測後期間53と同じように、出力部35で制御される。
つまり、準計測前期間62において、出力部35は徐々に合成音599の大きさを増大させるような信号(緩和音600)を作成し、増幅器41に送る。そして、増幅器41では緩和音600を適当な大きさに増幅させ、増大された緩和音600はスピーカ42を通してシールドルーム300内あるいは撮像空間100内に置かれた被検体200に向けて放射される。
このように、準計測期間61の前に設けた準計測前期間62において、緩和音600の大きさを徐々に増大させて放射させることで、MRI装置特有の準計測開始時に発生する突発的な騒音を抑制し、被検体の精神的・肉体的負荷を低減することが可能となる。
また、緩和音600には騒音500(擬似騒音602)の周波数特性を基に作成した響きが快い音(協和音程)を含んでいるために、計測時において被検体200が受ける不安感を低減することが可能となる。
なお、計測前期間52における緩和音600の大きさは、コンピュータ10によって制御される。その制御について、図5や図6では計測前期間52における緩和音600の大きさを正弦波的に増大させているが、線形的に増大させてもよいし、あるいは2次関数的に増大させてもよい。
次に、準計測期間61における出力部35の制御について説明する。図8に示すように、準計測期間61において、出力部35は緩和音600の一部を構成する擬似騒音602の大きさをゼロ、又は限りなく小さくし、かつ準計測期間61の緩和音600の大きさは、準計測前期間62で徐々に増大された緩和音600の大きさの、計測期間51の直前の緩和音600の大きさとほぼ同じとなるように制御する。このように制御された緩和音600を増幅器41に送り、適当に増幅された緩和音が、スピーカ42を通してシールドルーム300内あるいは撮像空間100内に置かれた被検体200に向けて放射される。つまり、放射される緩和音600に含まれる音は、ほぼ付加音601のみとなる。
このような緩和音600を準計測期間61に被検体に聞かせることで、緩和音600に含まれる、騒音500(擬似騒音602)の周波数特性を基に作成した響きが快い付加音601により、被検体200の計測時に対する不安感を低減することが可能となる。
なお、図9に示すように準計測後期間63および準計測前期間62を、準計測期間61における騒音緩和のための準備期間とみなし、この期間において、再び疑似騒音601および付加音602の合成音(緩和音600)が漸増するように制御してもよい。
また、図10に示すように、計測期間51において騒音が発生しない期間(準計測後期間63と準計測前期間62の合算)が短い(例えば1s以下)の場合は、患者に対して音の断絶期間が生じないようにすることで、不快感を更に低減させることも可能である。
すなわち、出力部35は、準計測後期間63に撮像シークエンスが進んだ場合、付加音601の音圧レベルを維持し、かつ準計測期間61では停止させていた擬似騒音602を付加音601の音圧レベルと同等の音圧レベルで放射する。そして、出力部35は次の準計測期間61にシークエンスが進むと、擬似騒音602の出力を停止させるとともに、付加音601の出力のみを維持する。 このように緩和音600を制御することによって、撮像シークエンス中に生じる音に断続性を解消しつつ、連続的に協和音程を構成する音が聞こえる環境をつくることができる。患者にとっては騒音が断続的に聞こえる状況が防止されるため、より不快感を低減することにつながる。
また、図11に示すように、計測後期間63における緩和音600の大きさは、コンピュータ10によって緩和音600の大きさを正弦波的、線形的、あるいは2次関数的に減衰させてもよい。
なお、図8や図9では、緩和音600は計測前期間52、計測期間51、準計測前期間62、準計測期間61、及び準計測後期間63において制御されていたが、図10や図11に示すように、第1実施形態と同様に、計測後期間53においても制御することが可能である。図11に示すように、計測後期間53では計測が終了するためにMRI装置1から発生する騒音500は停止する。計測後期間53において、出力部35は徐々に緩和音600の大きさを減衰させて増幅器41に送り、適当に増幅された緩和音600は、スピーカ42を通してシールドルーム300内あるいは撮像空間100内に置かれた被検体200に向けて放射してもよい。
また、計測後期間53における緩和音600の大きさは、コンピュータ10によって制御される。その制御について、図10や図11では計測後期間53における緩和音600の大きさを正弦波的に減衰させているが、線形的に減衰させてもよいし、あるいは2次関数的に減衰させてもよい。
さらに、図8や図10では、計測期間51中に準計測期間61が2つ含まれている例を示しているが、計測期間51中に含まれる準計測期間61は3つ以上であっても同じ制御をすることができる。
さらに、スピーカ42は操作者(図示せず)と被検体200との前記会話用スピーカを使用してもよい。また、本発明を実施する目的で、シールドルーム300内に、別途スピーカを備えてもよい。
1 MRI装置
2 静磁場発生手段
3 傾斜磁場コイル
4 照射コイル
5 カバー
6 寝台
7 受信コイル
10 コンピュータ
21 シーケンサ
22 傾斜磁場電源
23 信号処理部
30 緩和音制御部
31 騒音特定部
32 周波数計算部
33 付加音作成部
34 合成部
35 出力部
41 増幅器
42 スピーカ
51 計測期間
52 計測前期間
53 計測後期間
61 準計測期間
62 準計測前期間
63 準計測後期間
100 撮像空間
200 被検体
300 シールドルーム
500 MRI装置から発生する騒音
599 合成音
600 本発明の緩和音
601 緩和音を構成する付加音
602 緩和音を構成する擬似騒音

Claims (7)

  1. 静磁場発生手段と、
    傾斜磁場発生手段と、
    核磁気共鳴信号取得手段と、
    静磁場と傾斜磁場とによって発生する音に対して協和音程の関係になる音を発する緩和音発生手段と、を備える
    磁気共鳴イメージング装置。
  2. 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記緩和音発生手段は、
    傾斜磁場コイルに印加される電流パターンに応じて発生する騒音の主周波数Fを特定する騒音特定部と、
    前記周波数Fの概略整数比の関係となる周波数Fnを演算する付加音作成部と、
    前記付加音作成部から出力された周波数に基づき緩和音をつくる合成部と、
    前記合成部から出力される緩和音の音圧を制御する出力部と、
    を構成に有する
    ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  3. 請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記緩和音は、前記傾斜磁場発生手段に電流が印加される前から漸増的に音圧が上昇するように制御される
    ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  4. 請求項3に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記緩和音は、前記傾斜磁場発生手段に電流が印加される前から漸増的に音圧が上昇するように制御され、かつ前記傾斜磁場発生手段に電流が印加される期間内は音圧が一定に維持される
    ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記緩和音は、前記傾斜磁場発生手段に対する電流供給が停止した直後から前記緩和音の大きさが漸減的に減衰するように制御される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記緩和音は、前記傾斜磁場発生手段に電流が印加される前に放射される音と、前記傾斜磁場発生手段に電流が印加される期間内に放射される音との間で、周波数特性が異なる
    ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  7. 請求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記傾斜磁場発生手段に電流が印加される前に放射される音は、前記傾斜磁場発生手段に印加される電流パターンに応じて発生する騒音の主周波数成分Fと、前記周波数成分Fと概略整数比の関係を有するFnとの合成音であって、
    前記傾斜磁場発生手段に電流が印加される期間内に放射される音は、前記周波数成分Fと概略整数比の関係を有するFnの合成音である
    ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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