JP2016100923A - 鳥害防止具を構成する連結部材、脱落防止部材、及び、鳥害防止具 - Google Patents

鳥害防止具を構成する連結部材、脱落防止部材、及び、鳥害防止具 Download PDF

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Abstract

【課題】作業員が感電防止用のゴム手袋を付けている場合でも簡単に連結すること、また、ネジレからくる外れを防止ができる連結部材、脱落防止部材、及び、鳥害防止具を提供する。
【解決手段】鳥害防止具1は複数の連結部材3を連結してなる。この鳥害防止具1では、挿通孔30aに電線が通された隣り合う連結部材3を連結する場合、一方の連結部材3の支柱部33を人差指と中指とで挟みながら、他方の連結部材3の台座部32に親指を引っ掛け、人差指及び中指を親指に近づけると、突起部35が台座部32に当たって、突起部35の先端が抜止孔部36に落ちる。そしてこのとき親指と、人差指及び中指とを、台座部32及び取付片部34が互いに近づくように両側から押すと、突起部35が抜止孔部36に挿入されてそのまま抜けなくなる。そのため、この連結部材は、ゴム手袋をしていても簡単に連結することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、鳥害防止具を構成する連結部材、脱落防止部材、及び、鳥害防止具に関する。
従来より、電線に取り付けて使用する鳥害防止具として、複数の平たい連結部材を所定距離づつ間隔をあけて連結させ、これら連結部材の全体で鳥害防止具を構成するものがある(特許文献1)。
この連結部材は、電線を挿通する挿通孔の回りに、針状部が放射状に広がる形状に形成されており、かつ、他の連結部材と連結するための一対の支柱が挿通孔を挟んだ両側から挿通孔に対して外方に向かって延設された形状となるよう平面形状に製造される。
そして、この連結部材を連結して鳥害防止具を組み立てる場合は、各連結部材が備える支柱を折り曲げ、その折り曲げた支柱の先を、隣接する連結部材に設けられた孔部に挿入して各連結部材同士を連結する簡素な構造である。
そのため、この鳥害防止具は、簡易に製造でき、また、軽量であるため電線への負荷が少ないというメリットがある。
そして、この連結部材を電線に取り付ける場合、通常、複数の連結部材同士を連結し(2mほど)、その複数連結した連結部材の集合物を電線に複数取り付け、これら集合物同士を、電線上で連結する。
特開2011−24371号公報
しかし、これら集合物を連結する場合、集合物の端の部分では、各連結部材の各支柱を折り曲げて、それら支柱の先を隣接する連結部材の小さな孔部に差し込む細かな作業を要する。
そのため、感電防止のためにゴム手袋を装着している作業員には、作業環境によって上手く連結できないことがある。
また、従来の連結部材は、一方の連結部材の支柱をねじり、その先端を他方の連結部材の孔部にいれて元にもどす構造となっている。
そのため、複数連結した連結部材のうち、その一部が風などの影響を受けて電線回りに回転するとネジレが発生して連結が解けてしまったり、支柱がねじりを可能とした形状としているため、連結部材同士が近づいて団子状態になったりする場合があった。
本発明は、作業員が感電防止用のゴム手袋を付けている場合でも簡単に連結すること、また、ネジレからくる外れを防止ができる連結部材、脱落防止部材、及び、鳥害防止具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の連結部材は、
電線を挿通する挿通孔を形成する囲枠形状に形成された本体部(30)と、
前記本体部から外方に向かって立設された複数の針状部(31)と、
前記本体部から外方に向かって立設され、前記挿通孔の軸方向のうち一方の側に当接面(32a)を有する台座部(32)と、
前記台座部から立設された支柱部であって、前記挿通孔の軸方向のうち他方の側から前記軸方向に沿って立設された支柱部(33)と、
前記支柱部の先端に設けられ、隣接する前記連結部材の前記台座部の前記当接面に面接触する先端面(34a)を有する取付片部(34)と、
前記台座部又は前記取付片部に設けられた突起部(35)と、
前記台座部又は前記取付片部に設けられた抜止孔部(36)と、
を備え、
隣り合う前記連結部材について、前記突起部を前記抜止孔部に挿入すると、前記突起部が前記抜止孔部から抜止され、該抜止された状態で前記台座部の前記当接面と前記取付片部の前記先端面とが当接する
ことを特徴とする。
これによると、例えば、挿通孔に電線が通された隣り合う連結部材を連結する場合、一つの連結部材の支柱部を人差指と中指とで挟み、隣接する連結部材の台座部に親指を引っ掛け、人差指及び中指を親指に近づけると(あるいはその逆)、連結しようとしている一対の連結部材の一方の連結部材の取付片部と他方の連結部材の台座部とが互いに近づき、突起部が台座部の当接面又は取付片部の先端面に当たる。
そして、その状態で支柱部を挟んでいる指を動かすと、突起部の先端が当接面上又は先端面上を移動し、やがて突起部の先端が抜止孔部に落ちる。
そして、このとき台座部に当たっている親指と、取付片部に当たっている人差指及び中指とを、台座部及び取付片部が互いに近づくように両側から押すと、突起部が抜止孔部に挿入されてそのまま抜けなくなり、また、当接面が先端面に当接する。
このように、本発明の連結部材は、隣接する連結部材を連結する場合、3本の指を用いて簡単に連結できる。
そのため、本発明の連結部材は、作業員が感電防止用のゴム手袋を付けている場合でも簡単に連結することができる。
また、本発明の連結部材は、連結された後、台座部と取付片部とが面接触するので、複数の連結部材を連結して鳥害防止具を構成し、この鳥害防止具を電線にかけたまま手で押して移動させる場合、鳥害防止具を押す力を、各連結部材にスムーズに伝えることができる。そのため、鳥害防止具は、電線にかけられた状態で電線に沿ってスムーズに移動する。
尚、挿通孔の形状は、円状、楕円状でもよく、その他の形状でもよい。また、台座部は、請求項6に記載したように、本体部の両側に一対備えるようにしてもよいが、例えば、本体部の周囲3箇所に互いに等距離の位置に設けるなど、2つ以上備えるようにしてもよい。
次に、請求項2に記載した連結部材のように、支柱部は、突起部及び抜止孔部よりも、挿通孔の中心軸側に位置するようにしてもよい。
このようにすると、支柱部が本体部の中心部寄りに位置するため連結部材同士が安定して接合され、また、突起部及び抜止孔部が作業者から見て手前側に位置させることができるので突起部を抜止孔部に挿入しやすくなる。
そのため、本発明の連結部材は、作業員が手袋を付けていても、各部材を簡単に連結することができ、しかも、連結後、安定して連結した状態を維持できる。
次に、請求項3に記載した連結部材のように、台座部又は取付片部には、台座部に当接する取付片部が台座部に対してズレることを防止するズレ防止部(32c)を備えるようにしてもよい。
突起部を抜止孔部に挿入して取付片部と台座部とを接続した場合、これらが突起部を支点にズレてネジレる可能性があり、取付片部と台座部とが面接触する面積が減る可能性があるが、このズレ防止部を備えることによって、このようなズレやネジレを防止できる。
そのため、このズレ防止部を備えると、台座部と取付片部とが面接触する面積を減らすことなくこれらを面接触させることができるので、複数の連結部材を連結して鳥害防止具を構成し、この鳥害防止具を電線にかけたまま手で押して移動させる場合、鳥害防止具を押す力を、各連結部材にスムーズに伝えることができる。そのため、鳥害防止具は、電線にかけられた状態で電線に沿ってスムーズに移動する。
次に、請求項4に記載した連結部材のように、挿通孔の縁部に、本体部よりも肉厚なリブが設けてもよい。
このようにすると、リブにより本体部強度が増すので、本体部の厚みを、リブ(30b)を備えていないものより薄くすることもできる。
また、連結部材は、電線に取り付けたとき、リブにより電線と面接触することとなるので、電線に取り付けたまま電線の長手方向に押して移動させても、スリーブカバーや、水抜きカバーなどをスムーズに乗り越える。そのため、複数の連結部材を連結して鳥害防止具を構成し、この鳥害防止具を電線にかけたまま手で押して移動させても、この鳥害防止具をスムーズに移動させることができる。
次に、請求項5に記載した連結部材のように、本体部に、挿通孔に電線を挿入するための切込(30d)を形成する場合、この切込は、挿通孔の外部に位置する電線が挿通孔の中心に向かう方向に対して傾斜して設けられているとよい。
このようにすると、電線を挿入孔に挿入する場合、切込が設けられた部分の本体部に電線を当てて本体部に向かって押し付ければ、電線が切込に入り込み、この切込に沿って斜めに移動して、挿入孔内に入る。このように、電線が挿入孔内に入ると、切込が傾斜しているので、電線が挿入孔から抜けにくくなる。そのため、この連結部材は、電線に簡単かつ確実に取り付けることができる。
尚、この切込は、本体部に、錘の役目もするため他の針状部よりも幅広な幅広針状部(31a)を一対設け、この幅広針状部の間を始点に設けるようにしてもよい。
また、この切込は、挿通孔に電線を通したときに、挿通孔に設けられた切込の端部が電線の真下にこないように設けるとよい。これは、切込が真下にあると、電線から簡単に抜けてしまい脱落したり、外れたりする可能性が高まるためである。この場合、連結部材を複数連結した鳥害防止具を、切込が電線に対向する位置に配置されるようにして電線上に配置し、上方から下方に向かって押し込むと、連結状態で斜め変形し滑り混んで挿入される。
次に、請求項8に記載した連結部材のように、連結部材には、次のような脱落防止部材を連結してもよい。
脱落防止部材は、本体部(50)と、針状部(51)と、台座部(50)と、支柱部(53)と、取付片部(54)と、突起部(55)と、抜止孔部(56)とを有するが、本体部には、挿通孔に替えて電線を配置する窪部(50a)が設けられ、台座部は、窪部の開口部の両側であって、本体部を挟んだ両側に設けられ、本体部から立設されるように設けられている点が連結部材と異なる。
この脱落防止部材は、請求項5に記載された切込を有する連結部材に連結して用いられる。
具体的には、連結部材を、切込が下方に位置するように配置した後に電線に対して上方から押し込み、脱落防止部材を、窪部内に電線が入るように下方から上方に向かって差し込み、これら連結部材及び脱落防止部材を連結して、電線に取り付ける。
このようにすると、連結部材が電線から外れる場合、上方に引っ張られて切込から電線が抜けて外れることとなるが、このとき脱落防止部材の窪部が電線が引っかかるので、鳥害防止具全体が電線から外れることを防止できる。
尚、請求項7に記載したように、請求項1〜6のいずれか1項に記載の連結部材を複数連結させて鳥害防止具を構成してもよいし、請求項9に記載したように、請求項1〜6のいずれか1項に記載の複数の連結部材と、請求項8に記載された少なくとも一つの脱落防止部材とを連結させて鳥害防止具を構成してもよい。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本実施形態の鳥害防止具の斜視図で、一部透過図で示している。 本実施形態の鳥害防止具を構成する連結部材の斜視図である。 本実施形態の鳥害防止具を構成する連結部材の説明図で、(a)正面図、(b)側面図、(c)底面図、(d)(c)の一部拡大図である。 本実施形態の鳥害防止具を構成する脱落防止部材の斜視図である。 本実施形態の鳥害防止具を構成する脱落防止部材の説明図で、(a)正面図、(b)側面図、(c)底面図である。 本実施形態の鳥害防止具の側面図で、一部透過図で示している。 他の実施形態の説明図で、連結部材の正面図である。 他の実施形態の説明図で、連結部材の正面図である。 他の実施形態の説明図で、二つの連結部材を連結した(a)斜視図、及び、(b)側面図である。 他の実施形態の説明図で、連結部材の正面図である。 他の実施形態の説明図で、(a)連結部材の斜視図、及び、(b)脱落防止部材の斜視図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態の鳥害防止具1は、図1に示すように、電線に取り付けて使用するものであって、複数の連結部材3を連結して構成されるとともに、少なくとも一つの脱落防止部材5を連結して構成されている。
〈連結部材3〉
連結部材3は、図2、図3に示すように、本体部30と、針状部31と、台座部32と、支柱部33と、取付片部34と、突起部35とを備えている。
本体部30は、リング形状に形成されており、電線を挿通する挿通孔30aを形成する。この挿通孔30aの縁部には、他の部分よりも挿通孔30aの軸方向に肉厚なリブ30bが設けられている。
針状部31は、本体部30のリブ30b以外の部分と同じ肉厚に形成されるとともに、本体部30と同一面に沿って、本体部30の外周縁部から、本体部30の中心部を中心として、外方に向かって放射状に複数立設されている。
また、これら針状部31のうち、連結部材3を電線に取り付けたときに下方に位置することとなる隣り合う2本の針状部は、他の針状部よりも幅広に形成されている。これら幅広の針状部については、他の針状部31と区別するため、幅広針状部31aと以下呼ぶ。
そして、本体部30には、これら幅広針状部31aの股の部分から、挿通孔30aに電線を挿入するための切込30dが形成されている。
この切込30dは、挿通孔30aの外部に位置する電線が挿通孔30aの中心に向かう方向(図3(a)では下方から上方に向かう方向)に対して傾斜して設けられている。
台座部32は、一対設けられ、それぞれ長板状に形成されている。これら台座部32は、幅広針状部31aが下方に位置するように連結部材3を電線に取り付けたとき、本体部30の高さ方向(図3(a)では下方から上方に向かう方向)の中間高さ位置付近の外周縁部から、本体部30と同一面に沿って、左右方向に向かって立設されている。
これら台座部32は、その幅方向(図3(a)では上下方向)の中央を通り、長手方向に沿った中心線が、本体部30の中心点よりも下方に位置するように本体部30に対して設けられている。また、この台座部32は、この連結部材3を電線に取り付けたときに、図6に示すように、その幅方向中央の中心線が、電線の中心軸よりも下方に位置するように設けられている。
尚、この台座部32の面であって、挿通孔30aの軸方向に垂直な二面のうち一方の面を当接面32aと呼ぶ。この当接面の裏側の面を当接裏面32bと呼ぶ。
各当接面32aには、図3(a)に示すように、連結部材3を支柱部33が立設されている側からみたとき、当接面32a上であって、支柱部33の立設位置の上下に、突起状の一対のズレ防止部32cが設けられている。
これらズレ防止部32cは、他の連結部材3の後述する取付片部34を、他の連結部材3の後述する突起部35が後述する抜止孔部36(図2参照)に入るように当接面32aに当接させたときに、取付片部34の上下の縁部に当接する位置に設けられている。
支柱部33は、図2、図3に示すように、各台座部32の当接裏面32b上から挿通孔30aの軸方向に沿って立設されている。
支柱部33は、台座部32の本体部30に寄った内側位置、すなわち、突起部35及び抜止孔部36よりも、挿通孔30aの中心軸側であって、当接面32aに設けられたズレ防止部32cの中心位置を通る直線に沿って立設されている。
取付片部34は、各支柱部33の先端に設けられた板状の部材であり、各支柱部33に対して垂直に取り付けられるとともに、各支柱部33への取付位置から見て、対になる取付片部34に向かう側とは反対側に向かって延設されている。
この取付片部34は、対になる取付片部34に対向する側の辺341とは反対側の辺342が、対向する側の辺341よりも大径の半円状に形成されている。
そして、この取付片部34のうち、支柱部33が取り付けられている側の面とは反対側の面である先端面34a上からは、突起部35が立設されている。
この突起部35は、取付片部34の辺342の中心部分を中心に立設され、側面から見たとき矢印のような形状をしており、土台部352の上に円錐形状の先端部351を有する形状に形成されている。
再び、台座部32を見ると、この台座部32の外方側(本体部30寄り側に対し反対側)の辺は、半円形状に形成されているが、この半円の中心部分に、突起部35が挿入される抜止孔部36が形成されている。
この抜止孔部36は、隣接する連結部材3を連結するため、取付片部34を、台座部32の当接面32aに近づけると、台座部32の突起部35を挿入可能な位置に形成されている。
この抜止孔部36は、図3(d)に示すように、周縁部36a(抜止孔部36の縁から一定幅の部分)のうち、突起部35に当接する側が窪み、抜止孔部36の中心に向かって薄くなる形状に形成されている。
そのため、この抜止孔部36に突起部35を挿入すると、先端部351が抜止孔部36に当たり、抜止孔部36の周縁部36aを曲げながら進む。そして、先端部351が通り過ぎると、抜止孔部36の周縁部36aは元の形にもどり、先端部351を引っ掛けて抜け止めする。
このとき、隣接する連結部材3の台座部32の当接面32aと、取付片部34の先端面34aとが当接するとともに、ズレ防止部32cの内壁面に、取付片部34の小径側の辺が当接して、ズレ防止部32cの両端が少量、直線状に形成されているため、取付片部34が台座部32に対して固定される。
〈本実施形態の連結部材3の特徴的な作用効果〉
以上のように構成された連結部材3は、例えば、挿通孔30aに電線が通された隣り合う連結部材3を連結する場合、一つの連結部材3の支柱部33を人差指と中指とで挟み、隣接する連結部材3の台座部32に親指を引っ掛け、人差指及び中指を親指に近づけると(あるいはその逆)、連結しようとしている一対の連結部材3の一方の連結部材3の取付片部34と他方の連結部材3の台座部32とが互いに近づき、突起部35が台座部32の当接面32aに当たる。
そして、その状態で支柱部33を挟んでいる指を動かすと、突起部35の先端が当接面32a上を移動し、やがて突起部35の先端が抜止孔部36に落ちる。
そのため、このとき台座部32に当たっている親指と、取付片部34に当たっている人差指及び中指とを、台座部32及び取付片部34が互いに近づくように両側から押すと、突起部35が抜止孔部36に挿入されてそのまま抜けなくなり、また、当接面32aが先端面34aに当接する。
このように、本実施形態の連結部材3は、片方の手の3本の指を用いて簡単に連結できる。
そのため、本実施形態の連結部材3は、それぞれが小さくても、作業員がゴム手袋を付けて各部材を上手く連結することができる。
尚、連結方法は、3本の指を用いた方法以外でもよく、上記はあくまでも一例である。
また、本実施形態の連結部材3は、支柱部33を内側、突起部35及び抜止孔部36を外側に備えている。
このようにすると、支柱部33が本体部30の中心部寄りに位置するため、連結部材3を連結した場合、これらは安定して連結され、また、突起部35及び抜止孔部36が作業者から見て手前側に位置させることができるので突起部35を抜止孔部36に挿入しやすくなる。
そのため、本実施形態の連結部材3は、作業員がゴム手袋を付けていても、各連結部材3を上手く連結することができ、しかも、連結後、安定して連結した状態を維持できる。
また、本実施形態の連結部材3は、連結された後、台座部32と取付片部34とが面接触するので、複数の連結部材3を連結して鳥害防止具1を構成し、この鳥害防止具1を電線にかけたまま手で押して移動させる場合、鳥害防止具1を押す力を、各連結部材3にスムーズに伝えることができる。そのため、鳥害防止具1は、電線に取り付けられた状態で電線に沿ってスムーズに移動する。
また、本実施形態の連結部材3は、ズレ防止部32cを備えることによって、取付片部34と台座部32とが抜止孔部36に挿入された突起部35を支点にズレにくくなるので、取付片部34が台座部32に対して固定されることとなる。
そのため、このズレ防止部32cを備えると、隣接する連結部材3同士が安定的に固定される。
また、本実施形態の連結部材3は、本体部30がリブ30bを備えており、このリブ30bにより、本体部30の強度が増すので、本体部30(リブ30b以外の部分)の厚みをリブ30bを備えていないものより薄くすることもできる。
また、連結部材3は、電線に取り付けたとき、リブ30bにより電線と面接触することとなるので、電線に取り付けたまま電線の長手方向に押して移動させても、スリーブカバーや、水抜きカバーなどをスムーズに乗り越える。そのため、複数の連結部材3を連結して鳥害防止具1を構成し、この鳥害防止具1を電線にかけたまま手で押して移動させても、この鳥害防止具1をスムーズに移動させることができる。
また、本実施形態の連結部材3は、本体部30に傾斜した切込30dが設けられている。
本実施形態の連結部材3は、この切込30dを備えることによって、電線を挿通孔30aに挿入する場合、切込30dが設けられた部分の本体部30に電線を当てて本体部30に向かって押し付けるだけでよい。
このようにすると、電線が切込30dに入り込み、この切込30dに沿って斜めに移動して、挿通孔30a内に入るからである。
また、この切込30dを備えていると、電線が挿通孔30a内に入った後は、切込30dが傾斜していて、その傾斜方向が、電線が抜けだそうとする方向と異なるため、電線が挿通孔30aから抜けにくくなる。
そのため、この連結部材3は、電線に簡単かつ確実に取り付けることができる。
〈脱落防止部材5〉
次に、脱落防止部材5について説明する。
この脱落防止部材5については、上述した連結部材3と異なる構成についてのみ説明する。
この脱落防止部材5は、図4,図5に示すように、本体台座部50と、針状部51と、支柱部53と、取付片部54と、突起部55と、抜止孔部56とを有する。
このうち、支柱部53、取付片部54、突起部55、抜止孔部56、ズレ防止部50dについては、連結部材3の支柱部33、取付片部34、突起部35、抜止孔部36、ズレ防止部32cと同一構成であるので、説明は省略する。
本体台座部50は、連結部材3の本体部30及び台座部32に対応する構成である。
連結部材3については、台座部32の上下方向の幅が本体部30に比べ小さいので、これらを区別して呼んでいるが、脱落防止部材5ではこれらに大きな差がないため、一括して呼んでいる。
この脱落防止部材5では、挿通孔30aに替えて電線を配置する窪部50aが設けられているが、この窪部50aが設けられた部分を本体部と呼んでもよい。そして、支柱部53や抜止孔部56を備える部分を台座部と呼んでもよい。尚、この窪部50aには、連結部材3と同様、リブ50cが設けられている。
この場合、台座部は、窪部50aの開口部50bの両側であって、本体部を挟んだ両側に設けられ、本体部から立設されている部分に相当する。
次に、脱落防止部材5の針状部51は、連結部材3の針状部31と異なり2本備えられ、各針状部51は、窪部50aの両端部から上方に向かって延設されている。
この脱落防止部材5は、図1に示すように、鳥害防止具1を構成する場合、一定数の連結部材3が連結されるごとに一つ連結される。
この場合、連結部材3を、切込30dが下方に位置するように配置した後に電線に対して上方から押し込み、脱落防止部材5を、窪部50a内に電線が入るように下方から上方に向かって差し込み、これら連結部材3及び脱落防止部材5を連結して、電線に取り付ける。
このようにすると、連結部材が電線から外れる場合、上方に引っ張られて切込から電線が抜けて外れることとなるが、このとき脱落防止部材の窪部が電線が引っかかるので、鳥害防止具全体が電線から外れることを防止できる。
〈本実施形態の脱落防止部材5の特徴的な作用効果〉
このようにすると、連結部材3が電線から外れる場合、切込30dが設けられた側から外れるが、このように連結部材3が外れても、脱落防止部材5の窪部50aに電線が引っかかるので、鳥害防止具1全体が電線から外れることを防止できる。
[他の実施形態]
以上、実施形態について説明したが、特許請求の範囲に記載された発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(1)上記実施形態で説明した鳥害防止具1はあくまでも一例であり、これに限定されるものではない。
(2)上記実施形態では、本体部30をリング形状に形成したものについて説明したが、円形状に限るものではなく、図7(a)に示すように、楕円形状や、凹凸があるなど、電線の周囲を囲う囲枠となる囲枠形状に形成されていればよい。
(3)上記実施形態では、台座部32を2つ備える連結部材3について説明したが、図7(b)に示すように、3つ以上備えていてもよい。
(4)上記実施形態では、幅広針状部31aを含め針状部31が本体部30の周囲に11本放射状に設けられていたが、図7(c)に示すように、本体部30から上方に向かって3本の針状部31が延設され、左右方向に向かってそれぞれ2本、右斜め上方に向かって1本、右斜め上方に向かって1本、右斜め下に向かって1本の針状部31が延設され、下方に向かって幅広針状部31aが2本、合計13本の針状部31が延設されるようにしてもよい。逆に、図7(d)に示すように、針状部31の数を7本としてもよい。また、図8(a)に示すように、本体部30から上方に向かって3本の針状部31が延設され、左右方向に向かってそれぞれ2本、右斜め上方に向かって1本、右斜め上方に向かって1本、右斜め下に向かって1本の針状部31が延設され、下方に向かって幅広針状部31aが2本、合計13本の針状部31が延設されるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、台座部32が、その幅方向(図3(a)では上下方向)中央の中心線が、本体部30の中心点よりも下方に位置するように本体部30に対して設けられているが、図8(b)に示すように、電線の大きさによっては、台座部32の位置を本体部30の中心点よりも上方に位置するように本体部30に対して取り付けてもよい。
また、上記実施形態では、台座部32が、本体部30から左右方向に向かって立設されているものについて説明したが、これらは、図8(c)に示すように、本体部30から左右斜め下方に向かって立設されていてもよい。
さらに、台座部32は、図8(d)に示すように、台座部32の位置を本体部30の中心点よりも上方に位置するように本体部30に対して取り付け、かつ、本体部30から左右斜め下方に向かって立設されていてもよい。
(6)上記実施形態では、一つの連結部材3につき、本体部30や針状部31からなる構成が1組しか備えられていないものについて説明したが、図9に示すように、本体部30や針状部31からなる構成が2組、あるいは、それ以上、備えられていてもよい。
(7)本発明の各構成要素は概念的なものであり、上記実施形態に限定されない。例えば、一つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分散させたり、複数の構成要素が有する機能を一つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。
(8)ズレ防止部32cは、図10に示すように、取付片部34の本体部30側の縁部に沿った形状の半円の両端を両端の接線方向に沿って少量延長した形状に形成されていてもよい。これらズレ防止部32cは、その頂部が対向するように当接面32a上に設けられている。
尚、ズレ防止部32cの形状は半円形状に限るものではない。例えば、コ字状、く字状としてもよい。この場合、取付片部34のうちズレ防止部32cに当接する部分の形状も、同様にするとよい。
(9)針状部31については、図11(a)に示すように、台座部32に設けても良い。また、上記実施形態では、台座部32にくびれを設けていたが、そのくびれは設けなくても良い。また、このくびれについては、図11(b)に示すように、本体台座部50についても同様に設けない形態でもよい。
1… 鳥害防止具 3… 連結部材 5… 脱落防止部材 30… 本体部
30a… 挿通孔 30b… リブ 30d… 切込 31… 針状部
31a… 幅広針状部 32… 台座部 32a… 当接面 32b… 当接裏面
32c… ズレ防止部 33… 支柱部 34… 取付片部 34a… 先端面
35… 突起部 36… 抜止孔部 36a… 周縁部 50… 本体台座部
50a… 窪部 50b… 開口部 50c…リブ 50d…ズレ防止部
51… 針状部 53… 支柱部 54… 取付片部 55… 突起部 56… 抜止孔部
351… 先端部 352… 土台部

Claims (9)

  1. 鳥害防止具を構成する連結部材であって、
    電線を挿通する挿通孔を形成する囲枠形状に形成された本体部と、
    前記本体部から外方に向かって立設された複数の針状部と、
    前記本体部から外方に向かって立設され、前記挿通孔の軸方向のうち一方の側に当接面を有する台座部と、
    前記台座部から立設された支柱部であって、前記挿通孔の軸方向のうち他方の側から前記軸方向に沿って立設された支柱部と、
    前記支柱部の先端に設けられ、隣接する前記連結部材の前記台座部の前記当接面に面接触する先端面を有する取付片部と、
    前記台座部又は前記取付片部に設けられた突起部と、
    前記台座部又は前記取付片部に設けられた抜止孔部と、
    を備え、
    隣り合う前記連結部材について、前記突起部を前記抜止孔部に挿入すると、前記突起部が前記抜止孔部から抜止され、該抜止された状態で前記台座部の前記当接面と前記取付片部の前記先端面とが当接する
    ことを特徴とする連結部材。
  2. 請求項1に記載の鳥害防止具を構成する連結部材であって、
    前記支柱部は、
    前記突起部及び前記抜止孔部よりも、前記挿通孔の中心軸側に位置することを特徴とする連結部材。
  3. 請求項1,2のいずれか1項に記載の鳥害防止具を構成する連結部材であって、
    前記台座部又は前記取付片部には、前記台座部に当接する前記取付片部が前記台座部に対してズレることを防止するズレ防止部
    を備えることを特徴とする連結部材。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の鳥害防止具を構成する連結部材であって、
    前記挿通孔の縁部には、前記本体部よりも肉厚なリブが設けられていることを特徴とする連結部材。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の鳥害防止具を構成する連結部材であって、
    前記本体部には、前記挿通孔に電線を挿入するための切込が形成され、
    前記切込は、前記挿通孔の外部に位置する電線が前記挿通孔の中心に向かう方向に対して傾斜して設けられていることを特徴とする連結部材。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の鳥害防止具を構成する連結部材であって、
    前記本体部の両側に、一対の前記台座部が備えられていることを特徴とする連結部材。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の連結部材を複数連結させたことを特徴とする鳥害防止具。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の連結部材に連結される脱落防止部材であって、
    前記本体部と、前記針状部と、前記台座部と、前記支柱部と、前記取付片部と、前記突起部と、前記抜止孔部とを有し、
    前記本体部は、前記挿通孔に替えて電線を配置する窪部が設けられ、
    前記台座部は、前記窪部の開口部の両側であって、前記本体部を挟んだ両側に設けられ、前記本体部から立設されている
    ことを特徴とする脱落防止部材。
  9. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の複数の連結部材と、請求項8に記載された少なくとも一つの脱落防止部材とを連結させたことを特徴とする鳥害防止具。
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