JP2016100853A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】除去する際の異物を透明部材上に落下させず、異物を一旦除去した原稿に再度異物が付着して読取位置に搬送されることのないようにした画像読取装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】画像読取装置200は、第1流し読みガラス212を介して画像読取位置91と対向するように配置され、原稿を画像読取位置91と反対の側から押さえて浮き上がりを抑制する第1プラテンローラ237を備える。画像読取装置200は、上記ローラ237の原稿搬送方向の上流側に配置された複数の搬送回転体対(234〜236)と、これらの内で上記ローラ237の原稿搬送方向の直上流に位置する第3搬送ローラ対236の、原稿の第1面側の従動ローラ236bに当接しその外周面に付着した異物を回収する回収部105とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、原稿の画像情報を読み取る画像読取装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
一般に、複写機やファクシミリ等の画像形成装置では、原稿送り装置等のシート給送装置が、ピックアップローラにより積載トレイから分離部に原稿等のシートを送り込み、分離部でシートを捌いて1枚ずつ給送する構成を備えている。このような画像形成装置では、原稿画像を光学的に読み取る画像読取装置を有するものがある。この画像読取装置には、原稿を1枚ずつ画像読取部へと搬送する自動原稿搬送装置(以下、ADF:Auto Document Feederと呼ぶ)を備えたものがある。
ADFには、給送原稿積載部から給送搬送された原稿を、原稿の画像を読み取る原稿読取部に搬送する湾曲した搬送経路を備えたものがある。このような湾曲搬送経路を有するADFを備えた画像読取装置では、給送原稿積載部から給送された原稿が湾曲搬送経路に搬送されて原稿読取部で画像を読み取られた後に原稿排出部に排出される流し読み(シートスルー)方式の画像読取が行われる。この流し読み方式の画像読取では、原稿から発生した紙粉や装置内の粉塵等の異物が原稿読取部のプラテンガラス(透明部材)に付着することで、読取画像にスジ状の画像不良が発生するおそれがある。
スジ状の画像不良の原因は大きく2つに大別され、1つは紙粉や粉塵などの浮遊ゴミによって発生するものである。もう1つは、原稿に付着していたポストイットやテープなどによる糊状粘着物が、原稿搬送時にプラテンガラスに付着して発生するものである。後者は、粘着物がプラテンガラスに1度付着するとスジ状の画像不良が常に発生するが、プラテンガラスの清掃を実施すれば改善することが可能である。しかしながら、前者は、浮遊ゴミが原因であるため、プラテンガラス上に堆積した紙粉を清掃しても、搬送した原稿により新たに発生した紙粉や、搬送原稿により装置内に蓄積した紙粉が運ばれることで、スジ状の画像不良を度々発生させるおそれがある。
そこで、原稿から発生した紙粉による問題の対策として、以下に示す技術が提案されている。この技術では、読取ユニットによる読取位置に配置された搬送ドラム(駆動ローラ)に当接する従動コロに対して掻き取り部材を付勢することで、原稿面に付着した紙粉の除去を可能にしている(特許文献1参照)。
特開2002−60081号公報
ところで、特許文献1記載の技術では、駆動ローラである大径の搬送ドラムの外周部に小径の従動コロを当接させた状態でこの従動コロに掻き取り部材を付勢することで、従動コロ近傍の領域における紙粉や粉塵等の浮遊ゴミを除去することは可能である。この技術では、読取位置に対向するプラテンガラス上に配置されて搬送原稿を上方から押さえつけて原稿の浮き上がりを抑える搬送ドラムに対して紙粉取りの従動コロを当接させつつ、この従動コロから掻き取り部材で異物を掻き取る構成を備える。そのため、従動コロは、搬送ドラムとの間のニップ部を通過する原稿の下側(つまりプラテンガラス側)に位置することになり、従動コロから掻き取る際の異物が直接的にプラテンガラス上に落下し、上述したスジ状の画像不良を発生させるおそれがある。
また、紙粉取りのための従動コロは、大径の搬送ドラムの下部に位置する読取位置から、原稿搬送方向の上流側に離れた位置に配置されている。そのため、上述の従動コロ及び掻き取り部材により異物が原稿から除去されたとしても、この原稿が、紙粉取りの従動コロと読取位置との間に配置されている他の搬送ローラ等と摺動する際に、新たな紙粉等の異物が発生して原稿に付着するおそれがある。なお、特許文献1には「掻き取り部材を付勢する従動ローラは、読取位置に最も近い方が好ましい。」との記載もあるが、具体的構成に関する記載はない。
そこで、本発明は、除去する際の異物を透明部材上に落下させず、異物を一旦除去した原稿に再度異物が付着して読取位置に搬送されることのないように構成した画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像読取装置において、シートが搬送されるシート搬送路と、前記シート搬送路を搬送されてくるシートの第1面の画像を、透明部材を介して画像読取位置で読み取る画像読取手段と、前記透明部材を介して前記画像読取位置の前記画像読取手段と対向するように配置され、シートが前記透明部材から浮き上がるのを抑制する抑制回転体と、前記抑制回転体のシート搬送方向の上流側に配置された複数の搬送回転体対と、前記複数の搬送回転体対のうちで前記抑制回転体のシート搬送方向の直上流に位置して第1回転体及び第2回転体から構成される直上流搬送回転体対の、シートの第1面側に位置する前記第2回転体に当接してその外周面に付着した異物を回収する回収手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、透明部材上に位置しない直上流搬送回転体対の第2回転体から異物を除去することで、除去する際の異物を透明部材上に落下させず、異物を一旦除去した原稿に再度異物が付着して読取位置に搬送されることのないようにすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御系を示すブロック図。 第1の実施形態に係る画像読取装置を示す斜視図。 図3に示す画像読取装置のD−D線で断面して矢視方向に見た状態で示す断面図。 第1の実施形態における異物除去部近傍を示す断面図。 (a)は第1の実施形態における原稿案内ユニット等を示す斜視図、(b)は第1の実施形態における搬送ガイド等を拡大して示す断面図、(c)は(b)の回収手段とは異なる回収手段を有する構成を示す断面図。 (a)は本発明の第2の実施形態における原稿案内ユニット等を示す斜視図、(b)は(a)の搬送ガイド等を拡大して示す断面図。 本発明の第3の実施形態における原稿案内ユニット等を示す斜視図、(b)は(a)の搬送ガイド等を拡大して示す断面図。
<第1の実施形態>
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る画像形成装置は、複写機や複合機等から構成可能であり、画像読取部に原稿(シート状原稿)を給送可能な原稿給送装置を有する画像読取装置を備えている。
[画像形成装置]
まず、本実施形態に係る画像形成装置100の概略構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置100を模式的に示す断面図である。なお、以下では、ユーザが画像形成装置100に対して各種入力/設定を行う不図示の操作部に臨む位置を画像形成装置100の「手前側」といい、背面側を「奥側」という。つまり、図1は、手前側から見た画像形成装置100の内部構成を示したものである。
図1に示すように、画像形成装置100は、原稿積載トレイ221に積載されたシートとしての原稿Gの画像を読み取り可能な画像読取装置200と、画像読取装置200で読み取られた画像をシートSに形成可能な装置本体10とを備えている。さらに画像形成装置100は、これら画像読取装置200及び装置本体10等を制御する制御部50を備えている。
そして、画像読取装置200は、原稿(シート状原稿)Gの画像を読み取るスキャナ部210と、スキャナ部210に原稿Gを自動給送可能な自動原稿給送装置(以下、ADFと表記する)220とを備えている。なお、スキャナ部210及びADF220については、後に詳しく説明する。
装置本体10は、記録媒体であるシートSに画像を形成する画像形成部20と、画像形成部20にシートSを給送するシート給送部30とを有している。さらに装置本体10は、画像が形成されたシートSを装置本体10外方(機外)に排出する排出ローラ対40と、排出されたシートSが積載されるシート排出トレイ45とを有している。
画像形成部20は、トナー像が形成される感光ドラム22と、感光ドラム22にレーザ光を照射するレーザスキャナユニット21と、トナー像をシートSに転写する転写部24と、トナー像を定着させる定着部25とを有している。シート搬送路における転写部24の上流には、レジストレーションローラ対11が配置されている。符号12は反転搬送路を示す。なお、画像形成部20は、画像読取装置200によって原稿Gから読み取られた画像情報に基づいてシートSに画像を形成する画像形成手段を構成している。
シート給送部30は、シートSが積載される給紙カセット31と、給紙カセット31内のシートSを給送する給送ローラ32と、シートSを1枚ずつに分離しながら搬送する搬送ローラ33a及び分離ローラ33bとを有している。
次に、本実施形態における制御系について、図2を参照して説明する。なお、図2は、画像形成装置100の制御系について示すブロック図である。
図2に示すように、制御手段としての制御部50には、モータM1,M2,M3を有するADF220、モータM4を有するスキャナ部210、画像形成部20、シート給送部30、排出ローラ対40等が接続されている。制御部50は、これら各部を制御するCPU51と、画像読取プログラムや画像形成プログラム等の各種プログラムや各種情報等を記憶するROM及びRAM等のメモリ52とを有している。
制御部50は、第1プラテンローラ237が所定の回転速度となるようにモータM1を制御する。制御部50は、第3搬送ローラ対236と第4搬送ローラ対238(図4参照)とを駆動するようにモータM2,M3をそれぞれ制御する。また、制御部50は、画像形成部20、シート給送部30、排出ローラ対40をそれぞれに制御する。
次に、制御部50の制御による画像形成装置100の画像形成動作(制御部50による画像形成制御)について説明する。なお、ここでは、ADF220により自動給送され、スキャナ部210で読み取られた原稿Gの画像情報に基づき、シートSに画像を形成する画像形成動作について説明する。また、画像読取装置200による画像読取動作(制御部50による画像読取制御)については、後に詳しく説明する。
すなわち、ADF220により給送され、スキャナ部210で読み取られた原稿Gの画像情報が入力されると、入力された画像情報に基づいて、レーザスキャナユニット21から感光ドラム22にレーザ光が照射される。このとき、感光ドラム22は、帯電器27を介して予め帯電されており、レーザ光が照射されることで静電潜像が形成される。そして、この静電潜像が現像器23によって現像され、感光ドラム22上にトナー像として形成される。
感光ドラム22へのトナー像の形成動作に並行して、シート給送部30の給紙カセット31に収納されたシートSが給送ローラ32により給送される。給送ローラ32により給送されたシートSは、搬送ローラ33aと分離ローラ33b間の分離ニップ部で挟持されて1枚ずつに分離されて搬送される。
そして、1枚ずつに分離されたシートSは、レジストレーションローラ対11で感光ドラム22上のトナー像と同期がとられ、転写部24に送られる。転写部24に送られたシートSは、転写部24で感光ドラム22上のトナー像が転写される。
トナー像が転写されたシートSは定着部25で加熱及び加圧され、トナー像が溶融されてシートSに定着される。トナー像が定着されたシートSは、排出ローラ対40によりシート排出トレイ45に排出され、順次、積載されていく。なお、シートSの両面に画像を形成する場合には、シートSの第1面に画像が定着された後、反転搬送路12を介してシートSをレジストレーションローラ対11に向けて再搬送し、上述した動作を繰り返し行う。
[画像読取装置]
次に、画像読取装置200の概略構成について、図3〜図5を参照しながら説明する。なお、図3は、本実施形態に係る画像読取装置200の斜視図であり、図4は、図3に示す画像読取装置200を図3D−D線で断面して矢視方向に見た状態で示す断面図である。図5は、本実施形態に係る異物除去部近傍を示す断面図である。
図3及び図4に示すように、画像読取装置200は、スキャナ部210と、ADF220とを有している。また、画像読取装置200は、後述する原稿台ガラス213が手前側から開閉可能となるように、奥側に配設された不図示のヒンジにより、ADF220がスキャナ部210に回動可能に支持されている。以下、スキャナ部210及びADF220について、具体的に説明する。
スキャナ部210は、原稿(シート)Gの第1面の画像を読み取る第1スキャナユニット211を有している。さらにスキャナ部210は、透明部材としての第1流し読みガラス(プラテンガラス)212と、第1流し読みガラス212と副走査方向(図4の左右方向)に並んで配置された原稿台ガラス213とを有している。
第1スキャナユニット211には、例えば等倍光学系の密着型イメージセンサ(以下、CIS(Contact Image Sensor)と表記する)が用いられている。なお、CISは、光源としてLEDアレイから原稿Gの画像情報面に光を照射し、画像情報面で反射した反射光をセンサ素子に結像して画像情報を読み取るものである。
第1スキャナユニット211は、不図示の駆動ベルトに接続されている。第1スキャナユニット211は、スキャナ部210に備えたモータM4(図2)の駆動で、図4の第1流し読みガラス212下方の位置A(即ち画像読取位置91)と、図4の原稿台ガラス213下方の位置Bとの間を移動可能に構成される。
また、第1スキャナユニット211の位置は、ポジションセンサ(不図示)とモータM4の回転パルス数とにより、制御部50が把握することが可能になっている。なお、第1スキャナユニット211は、原稿搬送路(シート搬送路)Hを搬送されてくる原稿(シート)Gの第1面の画像を、第1流し読みガラス(透明部材)212を介して画像読取位置91で読み取る画像読取手段を構成する。
本実施形態において、第1スキャナユニット211を位置Aに停止させた状態で、ADF220によって原稿Gを第1流し読みガラス212上で移動させながら画像を読み取る形態を「流し読み(シートスルー方式)」という。また、原稿台ガラス213上に原稿Gを載置し、第1スキャナユニット211を位置Bに向けて図4の矢印Tの方向に移動させながら画像を読み取る形態を「固定読み」という。
図3及び図4に示すように、ADF220は、原稿積載トレイ221と、原稿給送部222と、原稿排出部223とを有している。原稿積載トレイ221には、流し読みのための原稿Gが積載される。原稿給送部222は、流し読みをする際に、原稿搬送路Hを介して原稿Gを画像読取位置91に給送する。原稿排出部223には、流し読みされた原稿Gが排出されて積載される。また、ADF220は、固定読みをする際に原稿台ガラス213に載置された原稿Gが移動しないように、不図示の樹脂製プレートによって原稿Gを押圧可能に構成されている。
図4に示すように、原稿給送部222は、原稿積載トレイ221に積載された原稿Gを給送する原稿給送ローラ231と、原稿Gを1枚ずつに分離する分離ローラ対232と、分離された原稿Gを引き抜く第1搬送ローラ対233とを有している。さらに、原稿給送部222は、原稿Gを搬送する第2搬送ローラ対234と、第3搬送ローラ対236と、第4搬送ローラ対238と、第5搬送ローラ対240とを有している。
また、原稿給送部222は、レジストレーションローラ対235と、第1プラテンローラ237と、排出ローラ対241とを有している。レジストレーションローラ対235は、第2搬送ローラ対234と第3搬送ローラ対236との間に配置されて原稿Gの斜行を矯正(補正)する。第1プラテンローラ237は、第1流し読みガラス212の対向側に設けられ、搬送原稿の第1面(表面)の画像を読取る際に、搬送原稿を第1流し読みガラス212に付勢する。
図4及び図5に示すように、第1プラテンローラ237は、第3搬送ローラ対236と第4搬送ローラ対238との間の第1流し読みガラス212に対向してガラス直上に配置されている。第1プラテンローラ237は、原稿Gの第1面の画像を読み取る際に、第1流し読みガラス212に対して所定の間隔を空けて原稿Gを搬送する。
第1プラテンローラ237は、画像読取位置91にて第1スキャナユニット211と第1流し読みガラス212を介して対向するように配置されている。そして第1プラテンローラ237は、原稿Gを第2面側から押さえて第1流し読みガラス212からの浮き上がりを抑制する。つまり、第1プラテンローラ237は、第1流し読みガラス212を介して第1スキャナユニット211と対向するように配置され、原稿を画像読取位置91と反対の側から押さえて第1流し読みガラス212からの浮き上がりを抑制する抑制回転体を構成する。また、排出ローラ対241は、第5搬送ローラ対240の下流に配置され、画像読取を終えた原稿Gを原稿排出部223に排出する。
本実施形態では、デュアルスキャン方式ADFを採用するため、原稿給送部222は、原稿搬送路Hにおける第1スキャナユニット211及び第1流し読みガラス212よりも搬送方向下流側に、以下の部材を有している。即ち、原稿Gの第2面の画像を読み取る第2スキャナユニット251と、第2流し読みガラス(プラテンガラス)252と、第2流し読みガラス252に対して所定の間隔を空けて原稿Gを搬送する第2プラテンローラ239とを有している。第2プラテンローラ239は、第2流し読みガラス252の対向側に設けられ、搬送原稿の第2面(裏面)の画像を読取る際に、搬送原稿を第2流し読みガラス252に付勢する。
ここで、第2スキャナユニット251には、第1スキャナユニット211と同様にCISが用いられている。第2スキャナユニット251は、第1スキャナユニット211の原稿搬送方向の下流に設けられた、第2流し読みガラス252に対向する第2読取位置にて、原稿搬送路Hを搬送される原稿Gの第2面の画像を読み取る。
[画像読取動作]
次に、上述の構成を備える画像読取装置200による画像読取動作(制御部50による画像読取制御)について、図4及び図5を参照して説明する。
まず、原稿積載トレイ221上に任意の枚数が載置された原稿Gは、原稿給送ローラ231により給送されて、分離ローラ対232の分離ニップ部で1枚ずつに分離される。分離された原稿Gは、第1搬送ローラ対233により引き抜かれた後、第2搬送ローラ対234によりレジストレーションローラ対235のニップ部まで搬送される。
そして、原稿Gがレジストレーションローラ対235のニップ部に到達した時点で、レジストレーションローラ対235を静止した状態にしておくことで、原稿Gの先端をニップ部に当接させて停止させる。この状態で、原稿搬送方向上流側の第2搬送ローラ対234により原稿Gの後端を所定量押し込ませることで、原稿Gを撓ませて湾曲形状を生じさせる。
ここで、原稿Gが斜行している場合、主走査方向(原稿搬送方向に直交する幅方向)に対して原稿Gの先端は傾いているが、上述の湾曲による原稿Dのコシ(剛性)で、原稿先端が、主走査方向に平行なレジストレーションローラ対235のニップ線にならう。これにより、原稿先端の傾きが解消される。このようにして、レジストレーションローラ対235により原稿Gの斜行が補正される。
斜行補正の後、レジストレーションローラ対235による原稿Gの搬送が開始され、第3搬送ローラ対236によって更に下流へと搬送されて、第1流し読みガラス212上の画像読取位置に到達する。そして、第1スキャナユニット211によって原稿Gの第1面の画像読取が所定の速度で行われる。
その後、原稿Gは、第4搬送ローラ対238により搬送される。その場合、ユーザにより原稿Gの第2面も読み取る指示がされていれば、制御部50の制御で、上述の第1面読み取りの後、第2流し読みガラス252上の画像読取位置で、第2スキャナユニット251により原稿Gの第2面の画像読取が所定の速度で行われる。
さらに、画像読取後の原稿Gが、第5搬送ローラ対240と排出ローラ対241とにより原稿排出部223に排出される。そして、原稿積載トレイ221上に載置された原稿Gがなくなるまで、上述した動作を繰り返す。原稿積載トレイ221上に載置された原稿Gの有無は、不図示のセンサによって検知可能になっている。
次に、本実施形態における、紙粉等の異物を回収するための原稿案内ユニット101等を含む構成について、図5及び図6(a),(b)を参照して説明する。なお、図6(a)は、本実施形態における原稿案内ユニット101等を示す斜視図、図6(b)は、本実施形態における搬送ガイド等を拡大して示す断面図である。
本実施形態は、画像読取装置200を閉塞位置に位置させた状態で、原稿積載トレイ221に原稿Gをセットして読取る流し読み方式(シートスルー方式)の画像読取時において発生するスジ状の画像不良を改善する構成を備えている。つまり、搬送原稿の第1面の画像を読取る画像読取位置91(図4の位置A)の直上流の第3搬送ローラ対236を異物除去に用いることで、搬送原稿に付着した紙粉等の異物kを効率的に回収することで、画像不良を改善している。
即ち、本実施形態では、図5のように、第1流し読みガラス212から原稿搬送方向上流側に離れた位置(第1プラテンローラ237の直上流側の位置)に配置されている第3搬送ローラ対236を使用して、原稿の第1面から異物を除去する構成を備える。原稿案内ユニット101に備えられた第3搬送ローラ対236は、駆動ローラ(第1回転体)236aと、これに対向して配置されて駆動ローラ236aに連れ回り回転(従動回転)する異物取り機能を持つ従動ローラ(第2回転体)236bとを有している。
駆動ローラ236aは、搬送原稿の第2面(裏面)に当接する側(図5の上側)に配置され、従動ローラ236bは、搬送原稿の第1面(表面)に当接する側(図5の下側)に配置されている。なお、第2搬送ローラ対234、レジストレーションローラ対235、第3搬送ローラ対236は、第1プラテンローラ(抑制回転体)237のシート搬送方向の上流側に配置された複数の搬送回転体対を構成している。この第3搬送ローラ対236は、これら搬送回転体対のうちで第1プラテンローラ237のシート搬送方向の直上流に位置する直上流搬送回転体対を構成する。
従動ローラ236bは、駆動ローラ236aに当接し且つ搬送されてくる原稿Gの第1面側に位置して第1流し読みガラス212の読取面の延長線E(図4、図5)に近接するように設けられている。これにより、従動ローラ236bを設計上の許容限度一杯に近い可及的に低い位置(第1流し読みガラス212と同程度の鉛直方向位置)に配置でき、この位置の従動ローラ236bから画像読取位置91に原稿Gを導入することができる。そのため、画像読取位置91に着くまでに原稿Gに異物kが付くことを最小限に抑えることができる。
原稿案内ユニット101は、図5及び図6(b),(c)に示すように、第1搬送ガイド109及び第2搬送ガイド102を有して、原稿Gを第3搬送ローラ対(直上流搬送回転体対)236に案内するシート案内手段を構成する。
第1搬送ガイド109は、搬送されてくる原稿Gの第2面に対向可能で駆動ローラ236aを支持する。即ち、図5に示すように、第1搬送ガイド109の下端部近傍には、駆動ローラ236aがその両端部を第1搬送ガイド109に支持されて設けられている。第2搬送ガイド102は、図6(a)に示すように、レジストレーションローラ対235(図5参照)から従動ローラ236bまでのガイド面を形成する。そして、第2搬送ガイド102は、原稿Gの第1面に対向可能でその下端部近傍から従動ローラ236bを駆動ローラ236a側(第1回転体側)に突出させることが可能に構成される。
また、従動ローラ236bは、第2搬送ガイド102の下流側にて、仕様原稿の幅方向の寸法を包含する領域Wの略全域に亘るように設けられている。このように従動ローラ236bは、原稿搬送路Hを搬送されてくる原稿Gの搬送方向に直交する幅方向(図6(a),(b)の手前−奥方向)の全域に対向可能なローラである。このように、従動ローラ236bが図6(b),(c)における手前−奥方向での原稿の幅方向寸法の略全域に亘って延在している。従って、画像形成装置100で使用可能なサイズ内の原稿であれば、従動ローラ236bにより、原稿の第1面全域に付着した異物kを除去することが可能である。
また、上記のように従動ローラ236bは、仕様原稿の幅方向の寸法を包含する領域Wの略全域に亘って配置されているので、搬送された原稿Gの略全域に付着している異物を効果的に回収することができる。
原稿案内ユニット101は、図6(b),(c)に示すように、従動ローラ236bを駆動ローラ236aに押圧するホルダ部材103と、従動ローラ236bに当接してこのローラ236bに付着した紙粉等の異物kを回収する回収部105とを有している。ホルダ部材103は、第3搬送ローラ対236の軸方向両端部に一対配置されて、それぞれが揺動軸103aを支点として揺動可能に支持されている。そして、各ホルダ部材103は、揺動軸103aの両端部に設けられたトーションコイルばね104により、駆動ローラ236aを同図の下方から押圧する方向に付勢されている。なお、回収部105は、原稿(シート)Gの第1面側に位置する従動ローラ(第2回転体)236bに当接してその外周面236eに付着した異物kを回収する回収手段を構成する。
一対のホルダ部材103は、従動ローラ236bを駆動ローラ236aに当接させる方向(図6(a)の反時計回り方向)に付勢する付勢手段を構成する。つまり、一対のホルダ部材103はそれぞれ、原稿案内ユニット101の両端部にて従動ローラ236bの回転軸215の両端を支持した状態で、従動ローラ236bを原稿案内ユニット101の切欠き部102aから突出させるように付勢する。
このようにホルダ部材103で付勢することにより、従動ローラ236bを、第2搬送ガイド102の下端部近傍に位置させた状態で駆動ローラ236aに対し確実に押圧することができる。このため、異物除去用の従動ローラ236bを画像読取位置91に可及的に近接させた低い位置から原稿Gの後端を放出できるので、原稿後端のハネ(跳ね)によるショックが発生することがなく、読取画像にブレや色ずれ等の画像不良を発生させることがない。さらに、異物除去用の従動ローラ236bを画像読取位置91に可及的に近接させることができる。このため、従動ローラ236bを通過した後の原稿Gが画像読取位置91に到達するまでの間に、搬送ガイド面と原稿Gとの摺擦によって新たな紙粉などの異物が発生することを防止できる。
回収部105は、図6(b)に示すように、従動ローラ236bの外周面236eに接触する接触部材としての掻き取り部材107と、掻き取り部材107の接触により外周面236eから剥離される異物kを収容する収容部材105aとを有する。この収容部材105aは、従動ローラ236bの回転軸215の軸方向両端に位置する各ホルダ部材103の間にて軸方向に延びるように設けられている。収容部材105aは、その底部105bの少なくとも両端部がADF220の下部フレーム224上に固定されている。
ここで、従動ローラ236bは、仕様原稿の幅方向の寸法を包含する領域Wの略全域に亘って設けられていると述べたが、この構成は、原稿幅方向に一体的に構成された1本のローラ部材であっても良い。また、複数のローラ部材を原稿幅方向に連結して形成したものであっても良い。つまり、従動ローラ236bは、その軸方向に延びる1本のローラ部材で構成されても、図6(a)に示すように軸方向に分割された複数(例えば5個)のローラ部材236dから構成されても良い。回収部105は、従動ローラ236bが複数のローラ部材236dから構成される場合に、複数のローラ部材236dの全域に共通する1つの回収部105として構成されても良い。また、回収部105は、複数のローラ部材236d夫々に個別に対応する同数の回収部105として構成されても良い。
接触部材としての掻き取り部材107は、従動ローラ236bの外周面236eに接触して従動ローラ236bを帯電させる帯電部材としても構成される。帯電部材としての掻き取り部材107は、外周面236eに摺接して従動ローラ236bを摩擦帯電させると共に、外周面236eに静電吸着された異物kを掻き取る(除去する)。
掻き取り部材107は、図6(b)の手前−奥方向に長く、従動ローラ236bの軸方向に延設されたゴム材等のプレート状に構成されている。収容部材105aも、従動ローラ236bの軸方向に延設された掻き取り部材107に対応するように同等の長さ寸法に構成されている。これにより、掻き取り部材107を従動ローラ236bの軸方向(主走査方向)全域に当接させて、従動ローラ236bの外周面236eに吸着した異物kを効率良く回収することができる。
また、収容部材105aは、掻き取り部材107により掻き取られた異物kを掻き取り部材107下方の底部105bで受けて収容するように構成されている。収容部材105aは、従動ローラ236bの外周面236eに吸着された異物kを回収し、かつ回収した異物kを落下させないような形状、構成のものであれば良い。
また、上記掻き取り部材107を、図6(c)に示す拭い取り部材108に代えた回収部105として構成することも可能である。即ち、図6(c)に示すように、図6(b)で説明した収容部材105a内に、従動ローラ236bの外周面236eに接触する接触部材としての拭い取り部材108を配置することもできる。拭い取り部材108は、スポンジ状の多孔質弾性体等から構成され、従動ローラ236bを摩擦帯電させると共にその外周面236eに静電吸着された異物kを拭い取る(除去する)ことができる。
以上の本実施形態によれば、第1流し読みガラス212上に位置しない上流側の従動ローラ236bから異物を除去するように構成し、除去する際の異物を第1流し読みガラス212上に落下させないようにすることができる。そして、異物を一旦除去した原稿に再度異物が付着して画像読取位置91に搬送されることのないようにすることができる。即ち、本実施形態では、第1流し読みガラス212上に位置する第1プラテンローラ237に付随する従動コロ等からではなく、第1流し読みガラス212上に位置しない直上流側の従動ローラ236bから異物を除去するように構成している。これにより、除去する際の異物kを第1流し読みガラス212上に落下させず、異物kを一旦除去した原稿Gに再度異物が付着して画像読取位置91に搬送されるような不都合を防止することが可能になる。
このように、第1プラテンローラ237の直上流に配置された第3搬送ローラ対236の下側の低い位置にある従動ローラ236bを用いて異物を除去できるので、掻き取る際等の異物が第1流し読みガラス212上に落下する問題を可及的に回避できる。これにより、従来のように異物を一旦除去された原稿に再度異物が付着して読取位置に搬送されるような不都合を防止することが可能になる。
また、従動ローラ236bが、原稿Gの第1面側に位置して第1流し読みガラス212の読取面の延長線E(図4、図5)に近接する位置から駆動ローラ236aに当接して、原稿Gを可及的に低い位置から画像読取位置91に導入することができる。このため、原稿Gの後端が従動ローラ236bを通過して着地する際にハネ(跳ね)によるショックの発生を防止することが可能になり、画像ブレや色ずれ等の画像不良を防止することが可能になる。さらに、異物除去用の従動ローラ236bを画像読取位置91に可及的に近接させることができる。このため、従動ローラ236bを通過した後の原稿Gが画像読取位置91に到達するまでの間に、搬送ガイド面と原稿Gとの摺擦によって新たな紙粉などの異物が発生することを防止できる。
<第2の実施形態>
次に、図5及び図7(a),(b)を参照しながら、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、ガイド部材106を設けた以外は第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成、機能が同じものについてはその説明を省略する。図7(a)は、本実施形態における原稿案内ユニット等を示す斜視図、図7(b)は、本実施形態における搬送ガイド等を拡大して示す断面図である。本実施形態の構成は、前述した第1の実施形態並びに後述する第3の実施形態においても同様に適用することが可能である。
本実施形態では、図7(a),(b)のように、従動ローラ236bと第1流し読みガラス212との間にガイド部材(ガイド手段)106が配置されている。このガイド部材106は、従動ローラ236bと第1流し読みガラス212との段差を補って案内するように傾斜する傾斜面106aを有している。ガイド部材106は図5、図7(b)を参照して説明すると、ADF220の下部フレーム224の画像読取位置91側端部に平坦部106bを対向させた状態で、上記ガラス212の端部に対応するようにスキャナ部210の上部フレーム209上に配置される。
以上の本実施形態では、従動ローラ236bとその下流の第1流し読みガラス212との間に配置したガイド部材106により、搬送原稿の後端が従動ローラ236bを通過したときのハネ(跳ね)によるショックの抑止効果をより一層高めることができる。このため、第1の実施形態と同様の効果を得ることができると共に、ハネ(跳ね)によるショックの抑止がより一層有効になるという効果も得ることができる。
<第3の実施形態>
次に、図8(a),(b)を参照しながら、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、揺動ガイド203及び従動ローラ202を設けた以外は第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成、機能が同じものについてはその説明を省略する。図8(a)は、本実施形態における原稿案内ユニット等を示す斜視図、図8(b)は、図8(a)の搬送ガイド等を拡大して示す断面図である。本実施形態の構成は、前述した第1及び第2の実施形態においても同様に適用することが可能である。
本実施形態では、図8(a),(b)のように、従動ローラ236bは、軸方向に分割された複数のローラ部材201から構成されている。複数のローラ部材201それぞれの間には、従動ローラ236bの回転軸215を揺動中心として配置されて従動ローラ236bと第1流し読みガラス212との段差を補って案内するように傾斜する揺動ガイド(ガイド手段)203が配置されている。つまり、ローラ部材201は、少なくとも1つ以上のローラ部材201を原稿幅方向に所定の間隔をあけて有しており、所定の間隔をあけた各部にそれぞれ揺動ガイド203が設けられている。各揺動ガイド203は、各ローラ部材201に共通の回転軸215を支点としてそれぞれ揺動することが可能である。
また、本実施形態の画像読取装置200は、従動ローラ236bの原稿搬送方向上流(シート搬送方向上流)に配置され、原稿の第1面側に配置された従動ローラ(従動回転体)202を有している。さらに、画像読取装置200は、従動ローラ202に当接して従動ローラ202の外周面に付着した異物を回収する回収部(別の回収手段)110を有している。そして、従動ローラ202は、軸方向に分割された複数のローラ部材202aから構成されている。複数のローラ部材202aは、このローラ数と同じ数だけ形成された切欠き部102bからそれぞれ突出した状態で、第2搬送ガイド102に従動回転可能に軸支されている。
複数のローラ部材202aは、従動ローラ236bにおける複数のローラ部材201に対し原稿搬送方向に直交する幅方向(図8(a)の斜め左右方向)にずらして配置されている。この構成により、複数のローラ部材202aは、軸方向での各ローラ部材201間の所定の間隔を原稿幅方向でカバーできると共に、仕様原稿の幅方向の寸法を包含することができる。本実施形態における従動ローラ236bも、仕様原稿の幅方向の寸法を包含する領域の略全域に亘って設けられている。
本実施形態では、図8(b)のように、従動ローラ236bと第1流し読みガラス212との間に、画像読取位置91側の上部フレーム209上の端部に先端部203aを当接させ、第1流し読みガラス212の端部に対応させて揺動ガイド203が配置される。このような従動ローラ236bとその下流の第1流し読みガラス212との間に配置した揺動ガイド203により、搬送原稿の後端が従動ローラ236bを通過したときのハネ(跳ね)によるショックの抑止効果をより一層高めることができる。このため、第1の実施形態と同様の効果を得ることができると共に、ハネ(跳ね)によるショックの抑止がより一層有効になるという効果も得ることができる。
なお、以上の第1〜第3の実施形態では、電子写真方式の画像形成装置100を用いて説明したが、これに代えて、例えば、ノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置に用いることも可能である。
20…画像形成部(画像形成手段)/91…画像読取位置/100…画像形成装置/101…原稿案内ユニット(シート案内手段)/102…第2搬送ガイド/103…ホルダ部材(付勢手段)/105…回収部(回収手段)/105a…収容部材/106…ガイド部材(ガイド手段)/107…掻き取り部材(接触部材)/108…拭い取り部材(接触部材)/109…第1搬送ガイド/110…回収部(別の回収手段)/200…画像読取装置/201…ローラ部材/202…従動ローラ(従動回転体)/202a…ローラ部材/203…揺動ガイド(ガイド手段)/211…第1スキャナユニット(画像読取手段)/212…第1流し読みガラス(透明部材)/215…従動ローラの回転軸/236…第3搬送ローラ対(直上流搬送回転体対)/236a…駆動ローラ(第1回転体)/236b…従動ローラ(第2回転体)/236e…従動ローラの外周面/237…第1プラテンローラ(抑制回転体)/G…原稿(シート)/H…原稿搬送路(シート搬送路)/k…異物/S…シート

Claims (10)

  1. シートが搬送されるシート搬送路と、
    前記シート搬送路を搬送されてくるシートの第1面の画像を、透明部材を介して画像読取位置で読み取る画像読取手段と、
    前記透明部材を介して前記画像読取位置の前記画像読取手段と対向するように配置され、シートが前記透明部材から浮き上がるのを抑制する抑制回転体と、
    前記抑制回転体のシート搬送方向の上流側に配置された複数の搬送回転体対と、
    前記複数の搬送回転体対のうちで前記抑制回転体のシート搬送方向の直上流に位置して第1回転体及び第2回転体から構成される直上流搬送回転体対の、シートの第1面側に位置する前記第2回転体に当接してその外周面に付着した異物を回収する回収手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 搬送されてくるシートの第2面に対向可能で前記第1回転体を支持する第1搬送ガイドと、シートの第1面に対向可能でその下端部近傍から前記第2回転体を前記第1回転体側に突出させることが可能な第2搬送ガイドと、を有し、シートを前記直上流搬送回転体対に案内するシート案内手段と、
    前記第2回転体を前記第1回転体に当接させる方向に付勢する付勢手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第2回転体と前記透明部材との間に配置され、前記第2回転体と前記透明部材との段差を補って案内するように傾斜するガイド手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第2回転体は、軸方向に分割された複数のローラ部材から構成され、
    前記複数のローラ部材それぞれの間には、前記第2回転体の回転軸を揺動中心として配置されて前記第2回転体と前記透明部材との段差を補って案内するように傾斜するガイド手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  5. 前記第2回転体のシート搬送方向上流に配置され、シートの第1面の側に配置された従動回転体と、
    前記従動回転体に当接して前記従動回転体の外周面に付着した異物を回収する別の回収手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記従動回転体は、軸方向に分割された複数のローラ部材から構成され、
    前記複数のローラ部材は、前記第2回転体における前記複数のローラ部材に対しシート搬送方向に直交する幅方向にずらして配置される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 前記回収手段は、
    前記第2回転体の前記外周面に接触する接触部材と、
    前記接触部材の接触により前記外周面から剥離される異物を収容する収容部材と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記接触部材は、前記外周面に接触して前記第2回転体を摩擦帯電させると共に、前記外周面に静電吸着された異物を除去する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
  9. 前記第2回転体は、前記シート搬送路を搬送されてくるシートの搬送方向に直交する幅方向の全域に対向可能なローラである、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置によってシートから読み取られた画像情報に基づいてシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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