JP2016100579A - 配線基板 - Google Patents

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亜紀 川瀬
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Abstract

【課題】信号ビア導体とグランドビア導体との間の電磁的な結合が良好な配線基板を提供すること。また、互いにアイソレーションが必要な複数の信号ビア導体同士のアイソレーションが良好な配線基板を提供すること。さらに、信号ビア導体を高密度で設けることが可能な小型の配線基板を提供すること。【解決手段】柱状の信号ビア導体2と、この信号ビア導体2に対向する板状のグランドビア導体3とが絶縁板1を貫通するようにして設けられている配線基板である。このよう構成により、信号ビア導体2とグランドビア導体3との間の電磁的な結合が良好なものとなる。また、複数の信号ビア導体をグランドビア導体を挟んで配置することにより、それらの信号ビア導体同士のアイソレーションを良好なものとすることができる。さらに、複数の信号ビア導体2を並べて設ける場合に、複数の信号ビア導体2を高密度で設けることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、絶縁板を貫通するビア導体においてマイクロストリップライン構造またはストリップライン構造を有する配線基板に関するものである。
従来、絶縁板を貫通するビア導体において疑似同軸配線構造を有する配線基板が知られている。このようなビア導体における疑似同軸配線構造の従来の例を図7に示す。なお、図7は、ビア導体における疑似同軸配線構造およびその近傍のみを切り取った斜視図である。
図7に示す従来例では、絶縁板11を貫通する1つの信号ビア導体12の周囲に6個のグランドビア導体13が配置されて疑似同軸構造をとっている。この場合、グランドビア導体13同士の間に多くの隙間があるので、信号ビア導体12とグランドビア導体13との電磁的な結合が不十分のものとなりやすい。また、互いにアイソレーションが必要な複数の信号ビア導体12同士が近接して存在する場合に、それらの信号ビア導体12同士のアイソレーションが不十分なものとなりやすい。
また、この従来例では、例えば信号ビア導体12を複数並べて設ける場合に、信号ビア導体12の各々を取り囲むようにグランドビア導体13を設ける必要がある。そのため、信号ビア導体12を高密度で設けることができない。そのため、配線基板の小型化が困難である。
特開2003−204209号公報
本発明が解決しようとする課題は、信号ビア導体とグランドビア導体との間の電磁的な結合が良好な配線基板を提供することにある。また、互いにアイソレーションが必要な複数の信号ビア導体同士のアイソレーションが良好な配線基板を提供することにある。さらに、信号ビア導体を高密度で設けることが可能な小型の配線基板を提供することにある。
本発明の配線基板は、柱状の信号ビア導体と、該信号ビア導体に対向する板状のグランドビア導体とが絶縁板を貫通するようにして設けられていることを特徴とするものである。
本発明の配線基板によれば、柱状の信号ビア導体と、この信号ビア導体に対向する板状のグランドビア導体とによりマイクロストリップライン構造またはストリップライン構造を形成することができる。したがって、信号ビア導体とグランドビア導体との間の電磁的な結合が良好なものとなる。また、信号ビア導体と対向する板状のグランドビアが電磁的なシールドとして機能するので、互いにアイソレーションが必要な複数の信号ビア導体をグランドビア導体を挟んで配置することにより、それらの信号ビア導体同士のアイソレーションを良好なものとすることができる。さらに、複数の信号ビア導体を並べて設ける場合に、マイクロストリップライン構造またはストリップライン構造をとることにより、複数の信号ビア導体を高密度で設けることができる。したがって、小型の配線基板を提供することができる。
図1は、本発明の配線基板の実施形態の一例を示す要部斜視図である。 図2は、図1に示す配線基板の製造方法を説明するための要部斜視図である。 図3は、図1に示す配線基板の製造方法を説明するための要部斜視図である。 図4は、本発明の配線基板の実施形態の別の例を示す要部斜視図である。 図5は、本発明の配線基板の実施形態のさらに別の例を示す要部斜視図である。 図6は、本発明の配線基板の実施形態のさらに別の例を示す要部斜視図である。 図7は、従来の配線基板の例を示す要部斜視図である。
次に、本発明の配線基板の実施形態の一例を図1に示す。なお、図1は、ビア導体におけるマイクロストリップライン構造およびその近傍のみを切り取った斜視図である。
図1に示すように、本例における配線基板は、絶縁板1を貫通するようにして信号ビア導体2およびグランドビア導体3が設けられている。絶縁板1は、例えばガラスクロス入りの熱硬化性樹脂板から成る。絶縁基板1の厚みは100〜400μm程度である。信号ビア導体2およびグランドビア導体3は、銅から成る。
信号ビア導体2は、円柱状である。信号ビア導体2の直径は、50〜100μm程度の円柱状である。グランドビア導体3は、板状である。グランドビア導体3は、信号用ビア導体2と対向している。これにより、信号ビア導体2とグランドビア導体3とは、マイクロストリップライン構造を形成している。グランドビア導体3の厚みは50〜100μm程度である。グランドビア導体3の横幅は、200μm程度以上である。グランドビア導体3と信号ビア導体2との対向間隔は、100〜200μm程度である。
本例の配線基板によれば、グランドビア導体3は板状であることから、信号ビア導体2との対向面積を大きくすることができる。したがって、信号ビア導体2とグランドビア導体3との間の電磁的な結合が良好なものとなる。また、信号ビア導体2と対向する板状のグランドビア3が電磁的なシールドとして機能するので、この信号ビア導体2に対してアイソレーションが必要な信号ビア導体2をグランドビア導体3を挟んだ反対側に配置することにより、それらの信号ビア導体2同士のアイソレーションを良好なものとすることができる。また、マイクロストリップライン構造をとることで、信号ビア導体2に所定の特性インピーダンスを付与することができる。
次に、上述した配線基板の製造方法について説明する。先ず、図2に示すように、絶縁板1を準備する。次に図3に示すように、絶縁板1に信号ビア孔2aとグランドビア孔3aとを穿孔する。これらのビア孔2a,3aの穿孔にはブラスト法を用いる。ブラスト法を採用することでビア孔2a,3aを同時に効率よく穿孔することができる。ブラストは絶縁板1上面側および下面側の両方から行うことが好ましい。それにより良好な形状のビア孔2a,3aを形成することが容易となる。最後に、ビア孔2a,3a内を銅めっきで充填することにより、図1に示す配線基板が完成する。
なお、図1に示す例では、絶縁板1の表面には導体層が被着されていないが、ビア孔2a,3aを銅めっきで充填する際に絶縁板1の表面にも銅めっき層を被着させ、その銅めっき層により絶縁板1の表面に配線導体を形成しても良い。
次に、本発明の配線基板の実施形態の別の例を図4に示す。この例では、1つのグランドビア導体3に対して2つの信号ビア導体2が対向するように配置されている。2つの信号ビア導体2は、ペアになって差動線路を形成することができる。この場合も、信号ビア導体2とグランドビア導体3との対向面積を大きくすることができる。したがって、信号ビア導体2とグランドビア導体3との間の電磁的な結合が良好なものとなる。また、図1で示した例と同様に、これらの信号ビア導体2に対してアイソレーションが必要な信号ビア導体2をグランドビア導体3を挟んだ反対側に配置することにより、それらの信号ビア導体2同士のアイソレーションを良好なものとすることができる。また、マイクロストリップライン構造をとることで、信号ビア導体2に所定の特性インピーダンスを付与することができる。さらに、複数の信号ビア導体2を1つのグランドビア導体3に対向させることにより、信号ビア導体3を高密度で設けることができる。したがって、小型の配線基板を提供することができる。
次に、本発明の配線基板の実施形態のさらに別の例を図5に示す。この例では、1つのグランドビア導体3を挟んだ両側に信号ビア導体2が配置されている。この場合も、信号ビア導体2とグランドビア導体3との対向面積を大きくすることができる。したがって、信号ビア導体2とグランドビア導体3との間の電磁的な結合が良好なものとなる。また、信号ビア導体2と対向する板状のグランドビア3が電磁的なシールドとして機能するので、互いにアイソレーションが必要な複数の信号ビア導体2同士をグランドビア導体3を挟んで配置することにより、それらの信号ビア導体2同士のアイソレーションを良好なものとすることができる。また、マイクロストリップライン構造をとることで、信号ビア導体2に所定の特性インピーダンスを付与することができる。さらに、このような構成をとることにより、より多くの信号ビア導体2を1つのグランドビア導体に対向させることができる。そのため、複数の信号ビア導体を高密度で設けることができる。したがって、小型の配線基板を提供することができる。
次に、本発明の配線基板の実施形態のさらに別の例を図6に示す。この例では、2つのグランドビア導体3が2つの信号ビア導体2を挟んで互いに対向するように設けられている。この場合、信号ビア導体2とグランドビア導体3とで、ストリップライン構造が形成される。この場合も、信号ビア導体2とグランドビア導体3との対向面積を大きくすることができる。したがって、信号ビア導体2とグランドビア導体3との間の電磁的な結合が良好なものとなる。これらの信号ビア導体2に対してアイソレーションが必要な信号ビア導体2をグランドビア導体3を挟んだ反対側に配置することにより、それらの信号ビア導体2同士のアイソレーションを良好なものとすることができる。また、ストリップライン構造をとることで、信号ビア導体2に所定の特性インピーダンスを付与することができる。さらに、2つのグランドビア導体3の間に複数の信号ビア導体2を設けることにより、信号ビア導体3を高密度で設けることができる。したがって、小型の配線基板を提供することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態の各例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更は可能である。例えば図1で示した例では、1つのグランドビア導体3に対して対向する信号ビア導体2の数は1個であり、図4で示した例では、2個であったが、これらの例において、1つのグランドビア導体3に対して対向する信号ビア導体2の数は3個以上であっても良い。また、図5に示した例では、1つのグランドビア導体3に対して対向する信号ビア導体2の数は、片側3個ずつであったが、この例において、1つのグランドビア導体3に対して対向する信号ビア導体2の数は、片側2個ずつ以下であっても良いし、片側4以上ずつであってもよい。さらにグランドビア導体3を挟んだ両側の信号ビア導体3の数がそれぞれ異なっていても良い。さらにまた、図6に示した例では、2つのグランドビア導体3に挟まれた信号ビア導体2の数は、2個であったが、この例において、2つのグランドビア導体3に挟まれた信号ビア導体2の数は、1個であっても良いし、3個以上であっても良い。
1 絶縁板
2 信号ビア導体
3 グランドビア導体

Claims (4)

  1. 柱状の信号ビア導体と、該信号ビア導体に対向する板状のグランドビア導体とが絶縁板を貫通するようにして設けられていることを特徴とする配線基板。
  2. 前記信号ビア導体が複数並んで設けられているとともに、該複数の信号ビア導体に対して1つの前記グランドビア導体が対向するように配置されていることを特徴とする請求項1記載の配線基板。
  3. 前記信号ビア導体が前記グランドビア導体を挟んだ両側に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の配線基板。
  4. 2つの前記グランドビアが、1つまたは複数の前記信号ビア導体を挟んで互いに対向するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
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