JP2016100397A - リアクトル、コンバータ、及び電力変換装置 - Google Patents

リアクトル、コンバータ、及び電力変換装置 Download PDF

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Abstract

【課題】磁性コアからコイルの導体への磁束を遮蔽できるリアクトルを提供する。【解決手段】導体の外周に絶縁被覆を備える巻線を螺旋状に巻回した部分を有するコイルと、前記コイルの内外に配置されて閉磁路を形成する磁性コアとを備えるリアクトルであって、磁性粉末と樹脂とを含む混合材料で構成され、前記磁性コアから前記導体への磁束を遮蔽する磁気シールド部を備え、前記磁気シールド部は、前記コイルの端面を被覆する端面被覆部と、前記コイルの内周面を被覆すると共に、前記コイルの複数のターンを一体化する内周面被覆部とを備えるリアクトル。【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド自動車などの車両に搭載される車載用DC−DCコンバータといった電力変換装置の構成部品などに利用されるリアクトル、リアクトルを備えるコンバータ、及びコンバータを備える電力変換装置に関する。特に、磁性コアからコイルの導体への漏れ磁束を遮蔽できるリアクトルに関する。
電圧の昇圧動作や降圧動作を行う回路の部品の一つに、リアクトルがある。リアクトルは、ハイブリッド自動車などの車両に搭載されるコンバータに利用される。
例えば、特許文献1には、コイル成形体と、このコイル成形体の中空孔に挿入されるコアとを備えるリアクトルが開示されている。コイル成形体は、導体と導体の周囲を覆う絶縁被覆とからなる巻線を螺旋状に巻回したコイルと、このコイルを覆い、コイルを圧縮状態に保持する樹脂モールド部とを備える。
一方、特許文献2、3には、リアクトルからそのリアクトルの近傍に配置される電気機器への磁束の漏れを抑制する技術が開示されている。具体的には、特許文献2では、コイルの外周側に配置される磁性コア(外側コア部)の表面に遮蔽板を固定している。特許文献3では、リアクトルと電気機器(回路部品)との間に電磁遮蔽部として機能する仕切り部を設けている。
特開2009−218293号公報 特開2013−149943号公報 特開2013−143453号公報
磁性コアからコイルの導体への漏れ磁束を遮蔽することが望まれている。磁性コアからの漏れ磁束がコイルの導体に侵入すればコイルでのジュール損が増大し、リアクトルの磁気特性が低下するからである。
そこで、磁性コアからコイルの導体への磁束を遮蔽できるリアクトルを提供することを目的とする。
また、上記リアクトルを備えるコンバータ、コンバータを備える電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るリアクトルは、導体の外周に絶縁被覆を備える巻線を螺旋状に巻回した部分を有するコイルと、コイルの内外に配置されて閉磁路を形成する磁性コアとを備える。このリアクトルは、磁性粉末と樹脂とを含む混合材料で構成され、磁性コアから導体への磁束を遮蔽する磁気シールド部を備える。磁気シールド部は、コイルの端面を被覆する端面被覆部と、コイルの内周面を被覆すると共に、コイルの複数のターンを一体化する内周面被覆部とを備える。
上記リアクトルは、磁性コアからコイルの導体への磁束を遮蔽できる。
実施形態に係るリアクトルの概略斜視図である。 実施形態に係るリアクトルの分解斜視図である。 図1に示すリアクトルの(III)−(III)断面図である。 図3に示すリアクトルの破線円内の拡大図である。 ハイブリッド自動車の電源系統を模式的に示す概略構成図である。 コンバータを備える電力変換装置の一例を示す概略回路図である。
《本発明の実施形態の説明》
最初に本発明の実施態様の内容を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係るリアクトルは、導体の外周に絶縁被覆を備える巻線を螺旋状に巻回した部分を有するコイルと、コイルの内外に配置されて閉磁路を形成する磁性コアとを備える。このリアクトルは、磁性粉末と樹脂とを含む混合材料で構成され、磁性コアから導体への磁束を遮蔽する磁気シールド部を備える。磁気シールド部は、コイルの端面を被覆する端面被覆部と、コイルの内周面を被覆すると共に、コイルの複数のターンを一体化する内周面被覆部とを備える。
上記の構成によれば、磁性コアからコイルの導体への漏れ磁束を遮蔽できる。端面被覆部と内周面被覆部とを備えることで、コイルの端面及び内周面を構成する巻線の導体への磁性コアからの漏れ磁束を遮蔽できるからである。従って、コイルでのジュール損失を抑制でき、リアクトルの磁気特性を向上できる。
(2)上記リアクトルの一形態として、磁性コアと磁気シールド部の比透磁率が異なることが挙げられる。
上記の構成によれば、磁気シールド部の比透磁率が磁性コアに比較して大きい場合、磁気遮蔽効果を高め易い。磁気シールド部の比透磁率が磁性コアに比較して小さい場合、磁性コアからの漏れ磁束を少なくし易い。また、磁性コアを通る磁束が磁気シールド部側へ振られ難いため、磁束密度の偏在の抑制を期待できる。
(3)上記リアクトルの一形態として、磁性コアと磁気シールド部の比透磁率が異なる場合、磁気シールド部の比透磁率は、磁性コアの比透磁率よりも小さいことが挙げられる。
上記の構成によれば、磁性コアからコイルの導体への磁束を遮蔽しつつも、上述のように磁束密度の偏在を抑制し易い。
(4)上記リアクトルの一形態として、磁気シールド部の厚さは、5mm以下であることが挙げられる。
上記の構成によれば、磁性コアのサイズを同じとする場合、リアクトルの大型化を抑制し易い。また、リアクトルのサイズを同じとする場合、磁性コアのサイズ(磁路面積)が小さくなることを抑制し易い。
(5)上記リアクトルの一形態として、磁気シールド部の厚さは、5mm以下であり、内周面被覆部の厚さが均一であることが挙げられる。
上記の構成によれば、内周面被覆部の全域に亘って均等に磁気遮蔽できる。また、厚さが均一であれば、コイルと磁性コアとの間隔を均一にでき、磁性コアを組み合わせ易い。
(6)上記リアクトルの一形態として、磁気シールド部は、コイルのターン間に介在される介在部を備えることが挙げられる。この場合、介在部には、磁性粉末が含まれていることが好ましい。
上記の構成によれば、コイルの隣り合うターンの一方の導体により生じる磁束が他方の導体へ侵入することでジュール損が増加する近接効果を抑制し易い。ターン間に磁性粉末を含む介在部が形成されていることで、その磁束を遮蔽し易いからである。従って、コイルの損失をより一層低減し易い。
(7)本発明の一態様に係るコンバータは、上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載のリアクトルを備える。
上記の構成によれば、低損失なリアクトルを備えるため、磁気特性の向上が期待できる。
(8)本発明の一態様に係る電力変換装置は、上記(7)に記載のコンバータを備える。
上記の構成によれば、低損失なリアクトルを有するコンバータを備えるため、磁気特性の向上が期待できる。
《本発明の実施形態の詳細》
本発明の実施形態に係るリアクトル、コンバータ及び電力変換装置の具体例を、以下に適宜図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
《実施形態1》
〔リアクトルの全体構成〕
図1〜4を参照して、実施形態1のリアクトル1を説明する。リアクトル1は、コイル2と、コイル2の内外に配置されて閉磁路を形成する磁性コア3とを備える。リアクトル1の主たる特徴とするところは、コイル2の特定の箇所を覆って、磁性コア3からコイル2の導体への磁束を遮蔽する磁気シールド部20を備える点にある。即ち、このリアクトル1は、コイル2及び磁気シールド部20を有するコイル成形体と、磁性コア3とを備える。以下、リアクトル1の各構成を詳細に説明する。ここでは、リアクトル1の設置対象側を設置側(下側)、その反対側を対向側(上側)とする。図中の同一符号は同一名称物を示す。
[コイル]
コイル2は、接合部の無い1本の連続する巻線2wを螺旋状に巻回してなる一対の巻回部2a,2bと、巻線2wの一部から形成されて両巻回部2a,2bを連結する連結部2rとを備える(図1)。巻線2wは、平角線の導体(銅など)と、この導体の外周を覆う絶縁被覆(ポリアミドイミドなど)とを備える被覆平角線(所謂エナメル線)である。巻回部2a,2bは、この被覆平角線をエッジワイズ巻きしたエッジワイズコイルである。各巻回部2a,2bの形状は、互いに同一の巻数の中空の筒状体であり、各巻回部2a,2bの端面形状は、矩形枠の角部を丸めた形状としている。各巻回部2a,2bの配置は、各軸方向が平行するように並列(横並び)した状態としている。
連結部2rは、コイル2の軸方向一端側(図1、2紙面右側)の上側で、巻線の一部をU字状に屈曲して構成している。各巻回部2a,2bを形成する巻線2wの両端部2eは、連結部2r側と反対側(コイル2の軸方向他端側)の上側でターン形成部分から引き延ばされている。両端部2eは、その先端の絶縁被覆が剥されて露出した導体に端子部材(図示略)が接続される。コイル2は、この端子部材を介してコイル2に電力供給を行なう電源などの外部装置(図示略)が接続される。
[磁気シールド部]
磁気シールド部20は、磁性コア3からコイル2の導体への磁束(漏れ磁束)を遮蔽する。それにより、コイル2でのジュール損失を低減できる。磁気シールド部20は、少なくともコイル2の磁性コア3との対向面を被覆してコイル2と一体化されていて、かつ磁性コア3とは独立した別部材で構成されている。磁気シールド部20は、磁性コア3との間に隙間を形成するようにコイル2の表面を覆っている(図3,4)。磁気シールド部20は、コイル2の端面を覆う端面被覆部20eと、コイル2の内周面を覆う内周面被覆部20iとを備える(図4)。
(端面被覆部)
端面被覆部20eは、磁性コア3からコイル2の端面の巻線2wの導体への磁束を遮蔽する。端面被覆部20eの被覆領域は、コイル2の端面全域である。端面被覆部20eは、その表面が巻線2wを螺旋状に沿うように形成してもよいし、その表面がコイル2の軸方向に直交するように形成してもよい。前者の場合、端面被覆部20eの厚さは、略均一にし易い。後者の場合、端面被覆部20eの厚さは、巻線2wの巻回方向の一方に沿って厚く(薄く)なる。ここでは、端面被覆部20eの表面がコイル2の軸方向に直交するように形成している。
〈厚さ〉
端面被覆部20eの厚さは、磁気遮蔽効果が得られる程度の厚さであればよい。それは、端面被覆部20eに磁性コア3としての機能を期待しなくてよいからである。磁気シールド部20の厚さは、厚いほど磁性コア3から巻線2wの導体への磁束を遮蔽し易い。しかし、磁性コア3のサイズを同じとする場合、端面被覆部20eの厚さは厚いほどリアクトル1が大型化する。このため、リアクトル1のサイズを同じとする場合、端面被覆部20eの厚さは厚いほど磁性コア3のサイズ(磁路面積)が小さくなる。したがって、端面被覆部20eの厚さは、厚すぎない方が望ましい。そこで、端面被覆部20eの厚さは、5mm以下が好ましく、0.5mm以下がより好ましい。そうすれば、上記したようなリアクトル1の大型化、又は磁路面積の縮小化を抑制し易い。一方、端面被覆部20eの厚さは、0.1mm以上が好ましい。そうすれば、磁性コア3から巻線2wの導体への磁束を遮蔽し易い。以上の観点から、端面被覆部20eの厚さは、0.1mm以上0.5mm以下が特に好ましい。ここで、端面被覆部20eの厚さとは、4箇所以上の厚さを測定し、そのうち最も薄い厚さとする。測定箇所同士の間の間隔は、等間隔にすることが挙げられる。端面被覆部20eの厚さは、1mm以上とすることもできる。
(内周面被覆部)
内周面被覆部20iは、コイル2の内周面を覆って磁性コア3から内周面を構成する導体への磁束を遮蔽する。この内周面被覆部20iは、磁気遮蔽に加えて、コイル2の複数のターンを一体化する。それにより、コイル2を保形できる。そのため、コイル2と磁性コア3とを組み合わせる際、コイル2の取り扱いが容易である。また、リアクトル1の作動時には、振動に伴う騒音などを抑制し易い。内周面被覆部20iの被覆領域は、コイル2の内周面全域である。この内周面被覆20iは、接続部(界面)を介することなく端面被覆部20eと一連に形成されている。
〈厚さ〉
内周面被覆部20iの厚さは、端面被覆部20eと同様、磁気遮蔽効果が得られる程度の厚さであればよく、薄くてよい。内周面被覆部20iの厚さは、端面被覆部20iと同様、5mm以下が好ましく、0.5mm以下がより好ましい。そうすれば、上記したようなリアクトル1の大型化、又は磁路面積の縮小化を抑制し易い。内周面被覆部20iの厚さは、端面被覆部20eと同様0.1mm以上が好ましい。そうすれば、磁性コア3から巻線2wの導体への磁束を遮蔽し易い。内周面被覆部20iの厚さは、端面被覆部20eと同様、1mm以上とすることもできる。内周面被覆部20iの厚さは、0.1mm以上0.5mm以下が特に好ましい。ここで、内周面被覆部20iの厚さとは、コイル2の軸方向に沿う3箇所と、コイル2の周方向に沿う4箇所との合計12箇所の厚さを測定し、そのうち最も薄い厚さとする。各測定箇所同士の間の間隔は、等間隔にすることが挙げられる。
内周面被覆部20iの厚さは均一であることが好ましい。内周面被覆部20iの厚さが均一であれば、内周面被覆部20iの全域に亘って均等な磁気遮蔽を行える。また、コイル2と磁性コア3との間隔を均一にでき、磁性コア3を組み合わせ易い。ここでいう均一とは、上記12箇所の測定結果から平均値を求め、その平均値が最も薄い厚さに対して0.1mm以上2.0mm以下を満たすことをいう。
(介在部)
磁気シールド部20は、コイル2のターン間に介在される介在部20bを備えることが好ましい(図4)。そうすれば、コイル2のターン間を所定の間隔に保持し易い。この介在部20bには、磁性粉末21が含まれていることが好ましい。そうすれば、コイル2の隣り合うターンの一方の導体により生じる磁束が他方の導体へ侵入することでジュール損が増加する近接効果を抑制し易い。ターン間に磁性粉末21を含む介在部20bが形成されていることで、その磁束を遮蔽し易いからである。従って、コイル2の損失をより一層低減し易い。
(その他の被覆部)
磁気シールド部20は、更に、コイル2の外周面を覆う外周面被覆部20oを備えていてもよい。本形態のリアクトル1では、コイル2の外周面に対向する磁性コアは備えていないため、外周面被覆部20oは必須の構成ではない。換言すれば、外周面被覆部自体が存在せず、コイル2の外周面が露出されている場合や、コイル2の外周面が磁性粉末21の含有されない樹脂被覆で構成されている場合であってもよい。磁性コア3からコイル2の外周面への磁束の遮蔽を考慮しなくてよいからである。しかし、この外周面被覆部20oを備えることで、外周面被覆部20oを備えない場合に比較して、その被覆領域にもよるが、以下の点で好ましい。
(1)リアクトル1の周辺機器からコイル2の外周面への磁束を遮蔽し易い。
(2)複数のターンの一体化を強化でき、コイル2を保形し易い。
(3)外部環境から機械的に保護し易い。
外周面被覆部20oの被覆領域は、コイル2の外周面の全域としてもよいし、コイル2の外周面の一部が露出されるようにその外周面の一部の領域としてもよい。外周面被覆部20oの被覆領域をコイル2の外周面の全域とすれば、外周面の一部の領域とする場合に比較して、外部から巻線2wの導体への磁束を遮蔽し易い。その上、外部環境からの機械的な保護も十分に期待できる。外周面被覆部20oの被覆領域をコイル2の外周面の一部とすれば、外部から巻線2wの導体への磁束の遮蔽は被覆箇所のみである。しかし、コイル2の一部が外周面被覆部20oから露出されていることで、外周面の全域を被覆領域とする場合に比較して放熱性を高め易い。ここでは、外周面被覆部20oを備え、その被覆領域をコイル2の外周面全域としている。
外周面被覆部20oの厚さは、特に限定されず、端面被覆部20eや内周面被覆部20iと同程度としてもよいし、それよりも薄くしてもよい。外周面被覆部20oは、接続部(界面)を介することなく端面被覆部20e、内周面被覆部20i、及び介在部20bと一連に形成されている。
(構成材料)
磁気シールド部20の構成材料は、磁性粉末21と樹脂22との混合材料が挙げられる。
〈磁性粉末〉
磁性粉末21は、磁性コア3からの漏れ磁束を通す磁路を形成することで、磁性コア3から巻線2wの導体への磁束を遮蔽する。磁性粉末21は、例えば、鉄族金属、Feを主成分とするFe基合金、フェライト、アモルファス金属から選択される少なくとも一種が挙げられる。鉄族金属は、Fe,Co,Niが挙げられる。Fe基合金は、添加元素としてSi,Ni,Al,Co,及びCrから選択される1種以上の元素を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成を有することが挙げられる。Fe基合金は、例えば、Fe−Si系合金,Fe−Ni系合金,Fe−Al系合金,Fe−Co系合金,Fe−Cr系合金,Fe−Si−Al系合金(センダスト)などが挙げられる。
〈形状・サイズ〉
磁性粉末21の形状は、特に限定されず適宜選択できる。磁性粉末21の形状は、例えば、球状、表面に凹凸が形成された異形状、薄片、針、棒などの非球状など種々の形状が挙げられる。磁性粉末21の形状は、走査型電子顕微鏡(SEM)での表面又は断面の画像から判別できる。
磁性粉末21の平均粒径は、磁気シールド部20の厚さに応じて適宜選択できる。磁性粉末21の平均粒径が大きいほど、製造時に取り扱い易く、磁性粉末21の平均粒径が小さいほど、磁性粉末21を含む介在部20bを形成し易い。磁性粉末21の平均粒径は、例えば、1μm以上1000μm以下が挙げられ、更に10μm以上500μm以下、特に50μm以上300μm以下が挙げられる。磁性粉末21の平均粒径の測定は、SEMで断面の画像を取得し、市販の画像解析ソフトを用いて解析することで行える。その際、円相当径を磁性粒子の粒径とする。円相当径とは、粒子の輪郭を特定し、その輪郭で囲まれる面積Sと同一の面積を有する円の径とする。つまり、円相当径=2×{上記輪郭内の面積S/π}1/2で表される。
〈含有量〉
磁性粉末21の含有量は、磁気シールド部20を100体積%とするとき、20体積%以上75体積%以下が挙げられる。磁性粉末21の含有量を20体積%以上とすることで、磁気遮蔽効果を高め易い。磁性粉末21の含有量を75体積%以下とすることで、磁性粉末21の含有量が多くなりすぎないため、製造時の構成材料の流動性を高められ、磁気シールド部20の製造性に優れる。磁性粉末21の含有量は、30体積%以上、更に40体積%以上とすることが挙げられる。また、磁性粉末21の含有量は、70体積%以下、更に65体積%以下、60体積%以下とすることが挙げられる。ここでいう「磁性粉末の含有量」は、磁気シールド部20の断面の顕微鏡観察像から、磁気シールド部20に占める磁性粉末21の面積比率を測定し、その面積比率から体積比率(体積含有量)を換算することで求めることができる。ここでは、磁性粉末21の面積比率を体積含有量とみなす。
〈樹脂〉
樹脂22は、磁性粉末21を分散した状態で保持する。樹脂22には、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂などの熱硬化性樹脂や、ポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂、ポリアミド樹脂(例えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン9T、ナイロン10T)、液晶ポリマー(LCP)、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂などの熱可塑性樹脂を用いることができる。その他、常温硬化性樹脂や低温硬化性樹脂、不飽和ポリエステルに炭酸カルシウムやガラス繊維が混合されたBMC(Bulk molding compound)、ミラブル型シリコーンゴム、ミラブル型ウレタンゴムなどを用いることもできる。特に、樹脂としては熱可塑性樹脂が好適である。この樹脂22を備えることで、コイル2(導体)と磁性粉末21とを絶縁させやすい。
〈その他〉
磁気シールド部20は、アルミナやシリカなどのセラミックスといった非磁性体からなる粉末(フィラー)を含有していてもよい。フィラーは、放熱性の向上、磁性粉末21の偏在の抑制(均一的な分散)に寄与する。フィラーは、磁性粉末21よりも微粒であると、フィラーの含有による磁性粉末21の割合の低下を抑制できる。フィラーの含有量は、磁気シールド部20を100質量%とするとき、0.2質量%以上20質量%以下が好ましく、更に0.3質量%以上15質量%以下が好ましく、特に0.5質量%以上10質量%以下が好ましい。
(比透磁率)
磁気シールド部20の比透磁率は、磁性コア3と同程度であってもよいが、磁性コア3とは異なっていることが好ましい。例えば、磁気シールド部20の比透磁率が磁性コア3に比較して大きい場合、磁気遮蔽効果を高め易い。一方、磁気シールド部20の比透磁率が磁性コア3に比較して小さい場合、磁性コア3からの漏れ磁束を少なくし易い。また、磁性コア3を通る磁束が磁気シールド部20側へ振られ難いため、磁束密度の偏在の抑制を期待できる。両部材3,20の比透磁率が異なる場合、磁気シールド部20の比透磁率が、磁性コア3の比透磁率よりも小さいことがより好ましい。磁気シールド部20の具体的な比透磁率は、1.5以上20以下が挙げられ、更には1.5以上10以下が挙げられる。
(製造)
磁気シールド部20の製造は、代表的には、射出成形、トランスファー成形、MIM(Metal Injection Molding)などで行える。具体的には、コイル2の金型内への配置と、コイル2の内周への中子の挿入とを経た後、金型内に磁気シールド部20の構成材料を充填して固化することで行える。構成樹脂の充填前に、必要に応じて金型内でコイル2のターン間を所定の間隔となるように圧縮したりしてコイル2を所定の形状に保持してもよい。磁気シールド部20の製造は、特許文献1のコイル成形体の製造方法と同様の方法で行える。
[磁性コア]
磁性コア3は、図2に示すように、コイル2(内周面被覆部20i)の内側に配置される一対の内側コア部31と、コイル2が配置されず、コイル2の端面(端面被覆部20eの表面)から突出(露出)されている一対の外側コア部32とを備える。「コイルの内側に配置される内側コア部」とは、少なくとも一部がコイルの内部に配置されている内側コア部を意味する。磁性コア3は、離間して配置される内側コア部31を挟むように外側コア部32が配置され、内側コア部31の端面と外側コア部32の内端面とを接触させて環状に形成される。これら内側コア部31及び外側コア部32により、コイル2を励磁したとき、閉磁路を形成する。一対の内側コア部31、及び一対の外側コア部32は、各々独立した部材で構成される。内側コア部31と外側コア部32とは、接着剤により一体に連結できる。
(サイズ・形状)
内側コア部31の形状、外側コア部32の形状は適宜選択できる。ここでは、内側コア部31の形状は、図2に示すように、直方体状であり、外側コア部32の形状は、図2、3に示すように、上面・下面が略ドーム状(内端面32eから外方に向かって断面積が小さくなる変形台形状)の柱状体としている。外側コア部32の形状は、例えば、角柱状体とすることもできる。
外側コア部32の上面は、内側コア部32の上面と面一である。一方、外側コア部32の下面は、コイル2の下面(外周被覆部20oの下側表面)と面一になるように、外側コア部32の大きさを調整している。そのため、磁性コア3を環状に形成した場合、外側コア部32の下面は内側コア部31の下面よりも突出している。組合体の下面は、主として、二つの外側コア部32の下面と、コイル2の下面(外周被覆部20oの下側表面)とで構成される。
(構成材料)
内側コア部31は、ギャップ材を介さず、軟磁性材料を主成分とする一体物のコア片で構成してもよいし、軟磁性材料を主成分とする複数のコア片とコア片間に配置されるギャップ材やエアギャップとを有する積層体で構成してもよい。ギャップ材やエアギャップを有する磁性コア3を備える場合、磁気シールド部20を備えることによるコイル2でのジュール損の低減効果が高い。ギャップ材やエアギャップの配置箇所から漏れ磁束が生じ易いためである。ここでは、内側コア部31は、軟磁性材料を主成分とする複数のコア片31mと、コア片31mよりも比透磁率が小さい材料からなるギャップ材31gとが交互に積層配置された積層体である(図2)。コア片31mとギャップ材31gとの一体化は、接着剤により行える。外側コア部32は、軟磁性材料を主成分とする一体物のコア片32mで構成する。
各コア片31m,32mの主成分である軟磁性材料は、磁気シールド部20の磁性粉末21と同様、鉄や鉄合金、フェライトといった非金属などが挙げられる。コア片31m,32mは、上記軟磁性材料からなる軟磁性粉末を用いた成形体や、絶縁被膜を有する磁性薄板(例えば、ケイ素鋼板に代表される電磁鋼板)を複数積層した積層体を利用できる。上記成形体は、圧粉成形体(圧粉磁心)の他、焼結体、軟磁性粉末と樹脂とを含む複合材料などが挙げられる。コア片31m,32mは、これらのいずれで構成されていても、上述したように磁気シールド部20とは別体に構成される。複合材料は、射出成形などを利用することで、複雑な立体形状であっても、容易に成形できる。複合材料中のバインダとなる樹脂は、磁気シールド部20の樹脂22と同様、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂やPPS樹脂などの熱可塑性樹脂を利用できる。上記複合材料中の軟磁性粉末の含有量は、複合材料を100体積%とするとき、20体積%以上75体積%以下が挙げられる。残部は、樹脂やアルミナやシリカなどのセラミックスといった非金属有機材料、非金属無機材料などの非磁性材料である。上記複合材料中の軟磁性粉末の含有量は、30体積%以上、更に40体積%以上が挙げられ、70体積%以下、更に65体積%以下、60体積%以下が挙げられる。ここでは、各コア片はいずれも複合材料としている。
ギャップ材31gの具体的な材料は、アルミナや不飽和ポリエステルなどの非磁性材料、PPS樹脂などの非磁性材料と磁性材料(磁性材料の例は、鉄粉などの軟磁性粉末)とを含む混合物などが挙げられる。
(磁気特性)
磁性コア3において、磁気特性は部分的に異なっていてもよいし、全体的に均一であってもよい。磁性コア3全体を上述の複合材料で構成する場合、複合材料の軟磁性粉末の材質や含有量、フィラーの有無などを上述した範囲で調整すれば、各コア部の磁気特性を容易に調整できる。複合材料の磁気特性は、例えば、飽和磁束密度が0.6T以上、更に1.0T以上、比透磁率が5以上50以下、好ましくは10以上35以下が挙げられる。磁性コア3全体の比透磁率(ギャップ材を含む場合はギャップ材も含めた全体の比透磁率)は5以上50以下が好ましい。
[その他]
(絶縁部材)
リアクトル1は、端面被覆部20eや内周面被覆部20iと磁性コア3との間を絶縁する絶縁部材(図示略)を備えてもよい。絶縁部材は、例えば、磁性コア3に対して被覆する絶縁テープ・絶縁紙・絶縁シートや、絶縁性樹脂(射出成形など)、絶縁塗装などが挙げられる。その他、別途作製される介在部材を端面被覆部20eや内周面被覆部20iと磁性コア3との間に介在させてもよい。介在部材は、上述の樹脂などの絶縁材料によって構成された成形品を利用できる。
〔作用効果〕
上述のリアクトル1は、以下の効果を奏することができる。
(1)コイル2でのジュール損失を低減し、リアクトル1の磁気特性を向上できる。磁気シールド部20をコイル2の端面及び内周面に設けることで、コイル2の端面及び内周面を構成する巻線2wの導体への磁性コア3からの漏れ磁束を遮蔽できるからである。特に、比透磁率が低い、ギャップの数が多い、ギャップの厚さが厚い、複合材料における軟磁性粉末の含有量の少ない磁性コアなど、漏れ磁束が生じやすい磁性コアを備えるリアクトルほど効果的である。
(2)リアクトル1のサイズを従来のリアクトルと同等とする場合、インダクタンスの増加が期待できる。インダクタンスを従来のリアクトルと同等とする場合、リアクトル1の小型化が期待できる。磁気シールド部20をコイル2の端面及び内周面に設けることで、磁性コア3ほどではないが、磁束の遮蔽により結果的に磁気シールド部20が磁路として機能するからである。
〔シミュレーション〕
磁気シールド部の有無がコイルでのジュール損とリアクトルのインダクタンスに及ぼす影響をシミュレーションにより調べた。ここでは、導体の断面積が6.2mmの巻線を螺旋状に巻回したコイルの表面全域に、厚さ0.1mmの磁気シールド部を形成したリアクトルと、上記コイルを備えるが、上記磁気シールド部を備えないリアクトルとの比較から、上記影響を調べた。その結果、磁気シールド部を備えるリアクトルは、磁気シールド部を備えないリアクトルに比較して、ジュール損が10%低減し、インダクタンスが5%増加することがわかった。
〔コンバータ・電力変換装置〕
上述のリアクトルは、通電条件が、例えば、最大電流(直流):100A〜1000A程度、平均電圧:100V〜1000V程度、使用周波数:5kHz〜100kHz程度である用途に利用できる。代表的には電気自動車やハイブリッド自動車などの車両1200(図5)などに載置されるコンバータ1110(図5、6)の構成部品や、このコンバータ1110を備える電力変換装置1100(図5、6)の構成部品が挙げられる。以下、車両1200、電力変換装置1100、コンバータ1110の概略構成を説明する。
車両1200は、図5に示すようにメインバッテリ1210と、メインバッテリ1210に接続される電力変換装置1100と、メインバッテリ1210からの供給電力によって駆動するモータ(代表的には3相交流モータ)1220と、モータ1220に駆動されて走行に利用される車輪1250とを備える。ハイブリッド自動車では、更にエンジンを備える。その他、車両1200は、メインバッテリ1210に接続された給電装置用コンバータ1150や、補機類1240の電力源となるサブバッテリ1230とメインバッテリ1210とに接続された補機電源用コンバータ1160などを備える。コンバータ1150,1160は代表的にはAC−DC変換の昇降圧動作を行う。
電力変換装置1100は、メインバッテリ1210に接続されるコンバータ1110と、コンバータ1110に接続されて、直流と交流との相互変換を行うインバータ1120とを備える。
コンバータ1110は、図6に示すように複数のスイッチング素子1111と、スイッチング素子1111の動作を制御する駆動回路1112と、メインバッテリ1210とスイッチング素子1111とに接続されるリアクトルLとを備える。コンバータ1110は、スイッチング素子1111のON/OFFの繰り返しにより入力電圧の変換を行う。この例のコンバータ1110は、メインバッテリ1210とインバータ1120との間でDC−DC変換の昇降圧動作を行う。昇圧動作のみ、降圧動作のみを行うコンバータとすることができる。
コンバータ1110に備えるリアクトルLや、その他上述のコンバータ1150,1160に備えるリアクトル(図示せず)として、上述のリアクトル1を備えることができる。電力変換装置1100やコンバータ1110は、低損失なリアクトル1を備えるため、磁気特性の向上を期待できる。
本発明は実施形態の詳細の冒頭で述べたようにこれらの例示に限定されるものではない。
例えば、磁性コアの連結・分離形態を、U−I型、U−U型、L−L型などとすることができる。U−I型の磁性コアは、一方の外側コア部及び両内側コア部を一体化したU字状のコア部品と、他方の外側コア部とを備える。U−U型の磁性コアは、一方の外側コア部と、コイルの軸方向の長さの略半分の長さを有し、一対の内側コア部31のそれぞれを構成する一対のコア片を一体化したU字状のコア部品を一組備える。L−L型の磁性コアは、一方の外側コア部と一方の内側コア部を一体化したL字状のコア部品を一組備える。
また、巻回部が一つのみであるコイルと、E−E型やE−I型の磁性コアとを備えるリアクトルとすることができる。この場合、コイルの内側にはE字状のコアの中央脚部が挿通され、コイルの外周面はE字状のコアの外側脚部に対向する箇所を有する。磁気シールド部は、端面被覆部と、内周面被覆部と、コイルの外周面のうち磁性コアと対向する箇所に被覆される外周面被覆部とで構成する。
本発明のリアクトルは、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車などの車両に搭載される車載用コンバータ(代表的にはDC−DCコンバータ)や空調機のコンバータなどの種々のコンバータ、電力変換装置の構成部品に好適に利用できる。
1 リアクトル
2 コイル
2a、2b 巻回部 2r 連結部 2w 巻線 2e 端部
20 磁気シールド部
20e 端面被覆部 20i 内周面被覆部 20o 外周面被覆部
20b 介在部
21 磁性粉末 22 樹脂
3 磁性コア
31 内側コア部 31m コア片 31g ギャップ材
32 外側コア部 32m コア片
1100 電力変換装置 1110 コンバータ
1111 スイッチング素子 1112 駆動回路
L リアクトル 1120 インバータ
1150 給電装置用コンバータ 1160 補機電源用コンバータ
1200 車両 1210 メインバッテリ 1220 モータ
1230 サブバッテリ 1240 補機類 1250 車輪

Claims (8)

  1. 導体の外周に絶縁被覆を備える巻線を螺旋状に巻回した部分を有するコイルと、前記コイルの内外に配置されて閉磁路を形成する磁性コアとを備えるリアクトルであって、
    磁性粉末と樹脂とを含む混合材料で構成され、前記磁性コアから前記導体への磁束を遮蔽する磁気シールド部を備え、
    前記磁気シールド部は、
    前記コイルの端面を被覆する端面被覆部と、
    前記コイルの内周面を被覆すると共に、前記コイルの複数のターンを一体化する内周面被覆部とを備えるリアクトル。
  2. 前記磁性コアと前記磁気シールド部の比透磁率が異なる請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記磁気シールド部の比透磁率は、前記磁性コアの比透磁率よりも小さい請求項2に記載のリアクトル。
  4. 前記磁気シールド部の厚さは、5mm以下である請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のリアクトル。
  5. 前記内周面被覆部の厚さが均一である請求項4に記載のリアクトル。
  6. 前記磁気シールド部は、前記コイルのターン間に介在される介在部を備え、
    前記介在部には、前記磁性粉末が含まれている請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のリアクトル。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のリアクトルを備えるコンバータ。
  8. 請求項7に記載のコンバータを備える電力変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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