JP2016100175A - 発光モジュールのホルダおよび照明装置 - Google Patents

発光モジュールのホルダおよび照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電線の端子への接続の確実性を向上させることができるホルダを提供する。
【解決手段】ホルダ30は、ベース部の配置面に配置される発光モジュールをベース部に固定するためのホルダ30であって、配置面に対して斜めに交差する孔軸40を有する挿入孔32が設けられた本体部31と、本体部31の内部の孔軸40上に配置されて挿入孔32に挿入された電線90を保持する保持部37と、発光モジュールに設けられた電極に接触する接触部36とを有する接触端子35とを備え、本体部31の内面のうち挿入孔32を形成する縁部分には、本体部31の内側に向かって突出した突出部33が設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、発光モジュールをベース部に固定するためのホルダおよび当該ホルダを備える照明装置に関する。
近年、省エネルギーの観点からLED(Light Emitting Diode)照明が急速に普及している。LED照明は、例えば、基板に配置された複数のLEDを有するLEDモジュールが、LED照明のベース部(例えば、器具本体)に取り付けられることで構成される。
LEDモジュールをベース部に取り付ける際、LEDモジュールは放熱させる必要がある。そのため、LEDモジュールとベース部とは、機械的および熱的に接続される必要がある。
そこで、上記の接続機能を有し、かつ、外部の電線が挿入される挿入孔を有するホルダも存在する。このようなホルダは、上記接続機能に加えて、電線とLEDモジュールとを電気的に接続することができる。
特開2006−120557号公報
上記のようなホルダにおいて、電線の挿入の作業性を向上させるために、ベース部に対して斜めに電線を挿入する構成が考えられる。例えば、特許文献1には、電線が斜めに挿入される電線接続装置が開示されている。このような構成においては、挿入された電線がホルダ内部の端子に確実に接続されることが望ましい。
本発明は、電線の端子への接続の確実性を向上させることができるホルダ、および、当該ホルダを備える照明装置を提供する。
本発明の一態様に係るホルダは、ベース部の配置面に配置される発光モジュールを前記ベース部に固定するためのホルダであって、前記配置面に対して斜めに交差する孔軸を有する挿入孔が設けられた本体部と、前記本体部の内部の前記孔軸上に配置されて前記挿入孔に挿入された電線を保持する保持部と、前記発光モジュールに設けられた電極に接触する接触部とを有する接触端子とを備え、前記本体部の内面のうち前記挿入孔を形成する縁部分には、前記本体部の内側に向かって突出した突出部が設けられる。
本発明の一態様に係る照明装置は、ベース部と、前記ベース部の配置面に配置される発光モジュールと、前記発光モジュールを前記ベース部に固定するためのホルダとを備え、
前記ホルダは、前記配置面に対して斜めに交差する孔軸を有する挿入孔が設けられた本体部と、前記本体部の内部の前記孔軸上に配置され、前記挿入孔に挿入された電線を保持する保持部と、前記発光モジュールに設けられた電極に接触する接触部とを有する接触端子とを備え、前記本体部の内面のうち前記挿入孔を形成する縁部分には、前記本体部の内側に向かって突出した突出部が設けられる。
本発明の一態様に係るホルダ及び照明装置は、電線の端子への接続の確実性を向上させることができる。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の基本的な構造を示す斜視図である。 図2は、ホルダの構成を説明するための図である。 図3は、接触端子の外観斜視図である。 図4は、図2の(c)の破線Bで囲まれた領域の拡大図である。
以下、実施の形態に係る照明装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の各実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
以下、実施の形態に係る照明装置について各図を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
[照明装置の構成]
まず、図1を用いて、実施の形態1に係る照明装置の構成の概要について説明する。図1は、実施の形態1に係る照明装置10の基本的な構造を示す斜視図である。
図1に示されるように、実施の形態1に係る照明装置10は、ベース部12と、ベース部12の配置面13に配置される発光モジュール20と、発光モジュール20をベース部12に固定するためのホルダ30とを備える。
なお、照明装置10は、図1に図示される部材の他に、発光モジュール20を覆うように配置される透光性のカバーなどの他の部材を備えてもよい。しかし、実施の形態1に係る照明装置10の特徴を明確に説明するために、これら他の部材の図示および説明は省略する。
また、実施の形態1では、ベース部12に、1つの発光モジュール20が配置されているが、発光モジュール20の個数に限定はなく、ベース部12に複数の発光モジュール20が並んで配置されてもよい。
実施の形態1に係る照明装置10は、例えば、発光モジュール20を下に向けた状態で天井に埋設される、いわゆるダウンライトとして用いられる照明装置である。照明装置10を使用する際の姿勢に特に限定はないが、実施の形態1では、発光モジュール20が上向き(Z軸+側向き)の状態で照明装置10を図示し、その説明を行う。
発光モジュール20は、発光装置の一例であって、基板22と基板22の主面22aに配置された発光部21とを有する。基板22は、実施の形態1では矩形の平板状の基板である。基板22は、熱伝導性が高い材料で構成することが好ましく、例えば、アルミナからなるアルミナ基板により構成される。
なお、基板22としては、アルミナ基板以外に、窒化アルミニウム等のその他のセラミック基板、アルミニウム、銅等の金属基板、樹脂基板、あるいは、金属と樹脂との積層構造を有するようなメタルベース基板等、各種の基板を採用することができる。
基板22の主面22aに配置された発光部21は、前方に光を発する1以上の発光素子を有する。
実施の形態1では、発光部21は、基板22に実装された1以上のLEDチップ21aと、封止部材とを備えている。LEDチップ21aは、基板22の主面22a上にダイボンディング等によって実装される。
また、実施の形態1では、封止部材は、マトリックス状に配置された複数のLEDチップ21aを一括して封止している。
なお、LEDチップ21aとしては、例えば、中心波長が440nm〜470nmの青色光を発光する青色LEDチップが用いられる。
また、封止部材としては、LEDチップ21aを封止してLEDチップ21aを保護するとともに、LEDチップ21aからの光を波長変換する蛍光体を含む樹脂である蛍光体含有樹脂が例示される。
具体的には、封止部材として、例えば、LEDチップ21aが青色LEDである場合、白色光を得るために、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子をシリコーン樹脂に分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。これにより、発光部21(封止部材)からは、蛍光体粒子によって波長変換された黄色光とLEDチップ21aからの青色光とによって白色光が放出される。
なお、実施の形態1では、丸型の発光部21を例示したが、発光部21の全体形状は丸型のものに限定されない。例えば、発光部21の全体形状として角型が採用されてもよい。
また、封止部材による複数のLEDチップ21aの封止の態様に特に限定はない。例えば、複数のLEDチップ21aを個別に封止してもよく、複数のLEDチップ21aをラインごとに封止してもよい。
また、LEDチップ21aからの光の波長変換の必要がない場合などにおいて、基板22に配置された1以上のLEDチップ21aが封止部材によって封止されていなくてもよい。
また、基板22の主面22aには、一対の電極24が配置されている。これら電極24に接続された配線パターン(図示せず)を介して、発光部21が有する複数のLEDチップ21aのそれぞれに、発光するための電力が供給される。
上記のように光源としてLEDチップ21aを有する発光モジュール20は、ベース部12に固定される。
ベース部12は、実施の形態1では金属製の円柱台であり、配置面13に、発光モジュール20が面接触して配置されることで、発光モジュール20で発生する熱を効率よく放出することができる。つまり、ベース部12は、発光モジュール20の熱を拡散させるヒートシンクとして機能する部材である。
なお、ベース部12の形状は円柱台に限定されず、例えば直方体であってもよい。また、ベース部12は、例えば、発光モジュール20が配置される領域を囲む壁部を有してもよい。
取付板14は、発光モジュール20に対して枠体として機能する樹脂製の部材であり、ホルダ30とともに発光モジュール20の取り付けに用いられる。
発光モジュール20は、ホルダ30、ホルダ130、及び取付板14によってベース部12に固定される。具体的には、発光モジュール20は、ホルダ30、ホルダ130、及び取付板14の各部品が、ネジ80によってベース部12にネジ止めされることにより固定される。実施の形態1では、矩形の発光モジュール20の対角線上の2箇所を押さえるように、ホルダ30及びホルダ130の2つのホルダが配置されている。
ホルダ30とホルダ130とは、挿入孔32の配置等が異なるが、実質的に同一の機能を有する部品である。ホルダ30に対応する接触端子35及びホルダ130に対応する接触端子135も同様に、実質的に同一の機能を有する部品である。以下では、ホルダ30について詳細に説明するが、ホルダ30についての特徴は、ホルダ130にも適用される。
[ホルダの構成]
次に、ホルダ30の構成について、図1に加えて図2を参照しながら説明する。図2は、ホルダの構成を説明するための図である。図2の(a)は、上面図(Z軸+側から見た図)であり、図2の(b)は、側面図(Y軸+側から見た図)であり、図2の(c)は、図2の(a)のA−A線における断面図である。
ホルダ30は、本体部31と、発光モジュール20と電気的に接続される接触端子35と、を備える。
まず、本体部31について説明する。
本体部31は、挿入孔32が設けられた、接触端子35の一部を収容する部材である。本体部31は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)などの絶縁性を有する合成樹脂を成型することで作製される。
挿入孔32は、配置面13に対して斜めに交差する孔軸40を有する穴であり、電線が挿入される。つまり、ホルダ30では、電線が、ベース部12の配置面13に対して斜めに挿入される。挿入された電線は、本体部31の内部に収容される。
挿入孔32の本体部31の外側の径は、挿入孔32の本体部31の内側の径よりも大きい。また、挿入孔32を形成する本体部31の内周面の一部は、本体部31の外側から内側に向かうにつれて縮径するテーパ状に形成されている。このような構成により、電線挿入の作業性を向上させることができる。
なお、挿入孔32に挿入される電線は、例えば天井の裏側に配置された点灯装置と接続されており、例えばベース部12に設けられた孔(図示せず)、または、天井のベース部12の埋設位置の近傍の孔を介して、ベース部12の配置面13側に引き出されている。点灯装置は、例えば商用電源を、発光モジュール20の発光に適した特性の電力に変換する装置である。
ここで、図2の(c)に示されるように、本体部31の内面のうち挿入孔32を形成する縁部分には、本体部31の内側に向かって突出した突出部33が設けられる。突出部33は、ホルダ30の特徴構成であり、詳細については後述する。
本体部31の内部には、接触端子35の一部と、電線の一部とを収容する空間42が設けられ、空間42は、挿入孔32を介して本体部31の外側の空間とつながっている。
また、本体部31には、本体部31をベース部12に固定するためのネジ80を貫通させる貫通孔41が設けられている。ベース部12の配置面13には、ネジ80がねじ入れられるネジ穴(図示せず)が設けられている。
また、本体部31には、第一押し当て部45と、第二押し当て部46とが設けられる。第一押し当て部45及び第二押し当て部46は、発光モジュール20をベース部12に押し当てる機能を有する。
次に、接触端子35について図3をさらに用いて説明する。図3は、接触端子35の外観斜視図である。
接触端子35は、いわゆる速結端子であって、接触部36と、保持部37と、第一端子本体部38と、第二端子本体部39とを備える。なお、これらの各部位は、一つの板状の金属(例えば、銅)に対して、屈曲加工、折り曲げ加工、及び、切り起こし加工等が施されることによって形成される。
接触部36は、接触端子35のうち湾曲した板状の部分であり、第二端子本体部39のY軸+側の端部に接続されている。接触部36は、本体部31の外部であって、貫通孔41の近傍に配置され、接点部36aにおいて電極24に接触する。接触部36は、板バネとして機能し、発光モジュール20をベース部12に押し当てる。なお、ホルダ30のように、接触部36が貫通孔41の近傍に設けられれば、接触部36と電極24との接触を維持しやすい効果が得られる。なお、発光モジュール20のベース部12への押し当ては、第一押し当て部45、第二押し当て部46、及び接触部36のうち1以上の部位により行われればよい。
保持部37は、少なくとも一部が本体部31の内部(空間42)の孔軸40上に配置され、挿入孔32に挿入された電線を保持する。保持部37は、第一端子本体部38に接続され、第一端子本体部38から切り起こされることにより形成される略矩形板状の部位である。
保持部37は、具体的には、三角形の鎖状部37aにおいて、電線の端部をガイドする。鎖状部37aは、保持部37のうち、第一端子本体部38と接続された端部と反対側の端部(X軸+側の端部)に設けられ、孔軸40上に位置する。
第一端子本体部38は、端子本体部の一例であって、保持部37が切り起こされることにより、矩形の枠体状に形成されている。第一端子本体部38は、第二端子本体部39のX軸+側の端部に接続され、本体部31の挿入孔32が設けられた内面に沿って配置される。
第二端子本体部39は、ベース部12と本体部31との間に配置される。第二端子本体部39には、開口が設けられ、当該開口には本体部31の凸部が挿入される。これにより、接触端子35は、本体部31に取り付けられる。
以上のような構成のホルダ30(及び取付板14)は、ベース部12の配置面13に面接触した状態の発光モジュール20の上からベース部12に取り付けられる。具体的には、ホルダ30は、接触端子35(接触部36)が発光モジュール20の電極24に接触した状態で、貫通孔41を貫通したネジ80によってベース部12に固定される。
このとき、発光モジュール20の電極24が接触部36(接点部36a)によって押さえられることにより、発光モジュール20は、ベース部12に押し当てられる。これにより、発光モジュール20とベース部12とが固定され、発光モジュール20とベース部12とが機械的及び熱的に接続される。また、ホルダ30(接触端子35)と発光モジュール20とが電気的に接続される。
なお、実施の形態1では、一対のホルダ(ホルダ30及びホルダ130)が、発光モジュール20をベース部12側に押し当てることで、発光モジュール20がベース部12に固定される。
このように、ホルダ30は、発光モジュール20と電気的に接続された状態で発光モジュール20をベース部12に固定することができる。また、ホルダ30は、電線から供給される電力を、接触端子35を介して発光モジュール20に供給することができる。
[特徴構成と効果]
ホルダ30においては、上述の突出部33が特徴的な構成である。以下、このような特徴構成について図4を用いて説明する。図4は、図2の(c)の破線Bで囲まれた領域の拡大図である。
図4の(a)に示されるように、本体部31の挿入孔32が設けられた内面31aのうち挿入孔32を形成する縁部分には、本体部31の内側に向かって突出した突出部33が設けられる。なお、内面31aは、孔軸40に直交する平面である。
突出部33は、具体的には、内面31aよりも本体部31の内側に向かって突出している。突出部33は、孔軸40に対して傾いて挿入される電線90(より詳細には、電線90の絶縁被覆のない端部である芯線部90a)に当接することによって電線90の挿入角度を規制する機能を有する。
挿入孔32には、孔軸40に沿った方向に電線90が挿入されることが望ましい。しかしながら、図4の(b)に示されるように、電線90が孔軸40に対して傾いて挿入されることが考えられる。電線90が孔軸40に対して大きく傾いた状態で挿入されて保持部37に保持されているときには、外力によって電線90が保持部37から外れやすいという課題が生じる。つまり、電線90が孔軸40に対して傾いて挿入されることは、電線90の接触端子35への接続の確実性(接続信頼性)の低下につながる。
ここで、挿入孔32の孔軸40の方向の長さ(本体部31のうち挿入孔32を形成する部分の孔軸40の方向における厚み)を長くすることにより、電線90の孔軸40に対する傾きを規制することができる。しかしながら、本体部31の外側に向かって本体部31の厚みを増やすと、本体部31の外形寸法が大きくなってしまうという新たな課題が生じる。
これに対し、ホルダ30のように、本体部31の内側に向かって突出した突出部33が設けられれば、外形寸法を大きくすることなく、電線90の孔軸40に対する傾きを規制することができる。この結果、電線90の接触端子35への接続の確実性を向上させることができる。なお、突出部33が設けられた場合の、保持部37に保持された電線90に対する引き回しまたは回転等の外力に対しての本体部31の強度は、本体部31の外側に向かって本体部31の厚みを増やした場合と変わらない。
また、ホルダ30では、接触端子35の第一端子本体部38は、少なくとも一部が内面31aに沿って配置され、保持部37は、突出部33を避けるように第一端子本体部38から切り起こされることにより形成されている。
これにより、突出部33の端面33aと、保持部37とを近接させて配置することができ、電線90が斜めから挿入された場合の保持部37への負荷を軽減することができる。
また、図4の(a)に示されるように、本体部31の挿入孔32が設けられた内面31aを含む平面と、突出部33の端面33aを含む平面とは、鋭角(図中の角度C)をなしている。
具体的には、図4の(a)においては、突出部33のうち下方寄り(ベース部12寄り)の部分が、上方寄りの部分よりもさらに突出している。これにより、孔軸40よりも上方(Z軸+側)から挿入される電線90の孔軸40に対する傾きを効果的に規制することができる。
なお、孔軸40よりも下方(Z軸−側)から挿入孔32に電線90が挿入されることが多いような場合には、突出部33のうち上方寄りの部分を、下方寄りの部分よりもさらに突出させるとよい。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態1に係る照明装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、2つのホルダによって発光モジュール20がベース部12に固定されている。しかし、発光モジュール20のベース部12への固定に用いるホルダの数に特に限定はない。
例えば、比較的に小さなサイズの発光モジュール20をベース部12に固定する場合、ホルダの数は1つであってもよい。この場合、ホルダに電気的に接続されない電極24は、ホルダとは異なる部材から電力の供給を受けてもよい。また、この場合、当該部材とホルダとで、発光モジュール20をベース部12に安定的に固定するための固定力を得てもよい。
また、例えば、サイズまたは重量が比較的大きな発光モジュール20をベース部12に固定する場合、3以上のホルダが用いられてもよい。例えば、平面視において矩形の発光モジュール20の4つの角部のそれぞれに、ホルダが配置されてもよい。この場合、電極24に電気的に接続されない少なくとも2つのホルダのそれぞれは、発光モジュール20への電力供給の役目を担わず、発光モジュール20の固定のみを目的として用いられてもよい。
また、発光モジュール20が有する発光部21は、基板22の主面22a上に実装された1以上のLEDチップを有するとした。しかし、発光部21は、LEDチップに換えて、表面実装型(SMD:Surface Mount Device)LEDを有してもよい。SMD型LEDは、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップを実装して当該キャビティ内に蛍光体含有樹脂を配置したパッケージ型のLED素子である。
また、発光モジュール20が光源として採用とする発光素子はLEDに限定されず、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)または無機EL等の発光素子が採用されてもよい。
その他、上記実施の形態および変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、および、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態および変形例における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 照明装置
12 ベース部
13 配置面
20 発光モジュール
24 電極
30、130 ホルダ
31 本体部
31a 内面
32 挿入孔
33 突出部
33a 端面
35、135 接触端子
36 接触部
37 保持部
38 第一端子本体部(端子本体部)
40 孔軸
41 貫通孔
80 ネジ
90 電線

Claims (8)

  1. ベース部の配置面に配置される発光モジュールを前記ベース部に固定するためのホルダであって、
    前記配置面に対して斜めに交差する孔軸を有する挿入孔が設けられた本体部と、
    前記本体部の内部の前記孔軸上に配置されて前記挿入孔に挿入された電線を保持する保持部と、前記発光モジュールに設けられた電極に接触する接触部とを有する接触端子とを備え、
    前記本体部の内面のうち前記挿入孔を形成する縁部分には、前記本体部の内側に向かって突出した突出部が設けられる
    ホルダ。
  2. 前記本体部の前記挿入孔が設けられた内面を含む平面と、前記突出部の端面を含む平面とは、鋭角をなす
    請求項1に記載のホルダ。
  3. 前記接触端子は、さらに、少なくとも一部が、前記挿入孔が設けられた内面に沿って配置される端子本体部を有し、
    前記保持部は、前記突出部を避けるように前記端子本体部から切り起こされることにより形成される
    請求項2に記載のホルダ。
  4. 前記突出部は、前記孔軸に対して傾いて挿入される電線に当接することによって当該電線の挿入角度を規制する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のホルダ。
  5. 前記接触部は、前記本体部の外部に配置され、前記電極に接触することにより前記発光モジュールを前記ベース部に押し当てる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のホルダ。
  6. 前記本体部には、当該本体部を前記ベース部に固定するためのネジが挿入される貫通孔が設けられ、
    前記接触部は、前記本体部の外部であって、前記貫通孔の近傍に配置される
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のホルダ。
  7. 前記挿入孔の前記本体部の外側の径は、前記挿入孔の前記本体部の内側の径よりも大きい
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のホルダ。
  8. ベース部と、
    前記ベース部の配置面に配置される発光モジュールと、
    前記発光モジュールを前記ベース部に固定するためのホルダとを備え、
    前記ホルダは、
    前記配置面に対して斜めに交差する孔軸を有する挿入孔が設けられた本体部と、
    前記本体部の内部の前記孔軸上に配置され、前記挿入孔に挿入された電線を保持する保持部と、前記発光モジュールに設けられた電極に接触する接触部とを有する接触端子とを備え、
    前記本体部の内面のうち前記挿入孔を形成する縁部分には、前記本体部の内側に向かって突出した突出部が設けられる
    照明装置。
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