JP2016098840A - 軸封装置の製造方法、及び流体機械の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に脱着及び位置決めすることができ、ハニカムと摺動相手面とのクリアランスをハニカムの開口面に亘って一定にすることができ、流体漏洩量を減少させることができる軸封装置の製造方法、及び流体機械の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る軸封装置の製造方法は、円筒部材を準備するステップと、前記円筒部材の表面にレーザ加工により複数の貫通孔を形成してハニカム部材を製造するステップと、を有する。
【選択図】図1A
【解決手段】本発明に係る軸封装置の製造方法は、円筒部材を準備するステップと、前記円筒部材の表面にレーザ加工により複数の貫通孔を形成してハニカム部材を製造するステップと、を有する。
【選択図】図1A
Description
本発明は、静止部材を貫通する回転軸に沿った流体の漏洩損失を軽減するハニカムを採用した軸封装置の製造方法、及び流体機械の製造方法に関する。
従来、流体機械の回転軸貫通部に、ハニカムを有する軸封装置を適用する場合には、図6又は図7に示す構造が採用されていた(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
図6は、従来の流体機械の回転軸貫通部の概略縦断面図であり、回転軸の中心軸線に対する対称半部を示す。なお、図6及び図7において、同一要素は同一符号にて示す。図6に示すように、流体機械は、例えばケーシング又はシール台部等である静止部材110と、静止部材110を貫通して回転する回転軸120を有する。静止部材110の回転軸120に対向する面(内周面)には、シール部材であり摺動部材でもあるハニカム111が、接着剤112により全面的に接着される。ハニカム111の内周面と回転軸120の外周面とは、所定のクリアランスで互いに離間される。
図7は、他の従来の流体機械の回転軸貫通部の概略縦断面図であり、回転軸の中心軸線に対する対称半部を示す。図7に示すように、流体機械は、図6に示した流体機械と同様に、例えばケーシング又はシール台部等である静止部材110と、静止部材110を貫通して回転する回転軸120を有する。図7に示す流体機械においては、ハニカム111は、回転軸120の静止部材110に対向する面(外周面)に接着剤112により全面的に接着される。ハニカム111の外周面と静止部材110の内周面とは、所定のクリアランスで互いに離間される。
図8は、図6及び図7に示されるハニカム111を示す概略図であり、図8Aはハニカム111の正面図であり、図8Bはハニカム111の側面図である。図8A及び図8Bに示すように、ハニカム111は、複数の孔111aが蜂の巣状に設けられた板材である。その孔の形状は、通常六角形であるが、これと異なる形状の孔を有するハニカムも提案されている。孔形状、板材の厚み(孔深さh)、シール部分の長さ、上記クリアランス等は、目的とするシール性能により適宜決定される。
図6及び図7に示される流体機械においては、ハニカム111の片側面が静止部材110又は回転軸120に接着される。このため、ハニカム111の一方の面のみが開口面となり、ハニカム111の孔111aを通過して流体が流動することはない。
図6及び図7に示される流体圧力P1は、ハニカム111による軸封部の隙間を通過する流体の流入側の圧力を示し、流体圧力P2は、ハニカム111による軸封部の隙間を通過する流体の流出側の圧力を示す。図6及び図7に示される流体機械においては、流体圧力P1は流体圧力P2よりも大きい。図6及び図7に示される流体機械の構造においては、流体漏洩量は、ハニカム111の開口面上を流体が通過する際の流体抵抗、即ち流量係数にのみ依存している。したがって、流体漏洩量を低減するには、ハニカム111の開口面とその対向面との間のクリアランスを小さくすること、又はハニカム111の開口面とその対向面との間の隙間通路を凹凸状に形成すること等が行われる。
図8に示すような単純な構造のハニカム111を有する軸封装置は、上述したように固定端を密閉端とし、他方(対向面側)を開口端とする管柱を複数並べた構造を有しており、管柱間の空間的連結は開口端部分しか存在しない。このため、ハニカム内の圧力が局部
的に変化しても、これを周囲の空間に拡散させ、均一化をすることが非常に困難である。この圧力の局部的変化により、回転軸のアンバランスや振動が生じる。
的に変化しても、これを周囲の空間に拡散させ、均一化をすることが非常に困難である。この圧力の局部的変化により、回転軸のアンバランスや振動が生じる。
この圧力の局部的変化は、ハニカムの孔深さhを全て同一の深さにして圧力変化を均一化することで、低減することができる。そのため、従来は静止部材110又は回転軸120の表面を放電加工により一定の深さで削ることで、ハニカム孔を一つ一つ直接形成していた。しかしながら、この加工方法では、深さの調整・管理に手間がかかり、加工時間も長く、加工時の熱歪を十分に排除することができなかった。このため、より加工時間が短く且つより歪まない加工が望まれていた。
ところで、ハニカム111の開口面は対向する静止部材110又は回転軸120の面と摺動するので、流体機械を運転するにつれてハニカム111は摩耗により削られる。このため、ハニカム111の板材の厚み、孔111aの深さ、ハニカム111とその対向面とのクリアランスの大きさは流体機械を運転するにつれて変化する。この場合、運転開始時に設定したシール性能を発揮することができなくなり、シール性能は低下する傾向がある。そこで、所望のシール性能を回復するためには、接着剤で設置されたハニカム111を剥がして、新たなハニカム111を再度接着する必要があった。
しかしながら、ハニカム111をきれいに剥がすことは容易ではない。また、新たなハニカム111を取り付けるには、多くの手間がかかる。そのため、手間をかけずに容易にハニカム111を脱着できる構造が望まれている。
特許文献3は、複数の弓形部分を円周方向に隣接して配置することで形成される、略円筒形のラビリンスシールを開示している。このラビリンスシールは、機械ねじ又はその他の締結具によって羽根リングに取り着けられる。このラビリンスシールは、隣接する弓形部分の継ぎ目に敢えて隙間を設けている。したがって、その隙間が許容される機器においては、このラビリンスシールは有効である。しかしながら、そのような隙間が許容されない多くの機器では継ぎ目を隙間なく配置することが必要であり、継ぎ目を隙間なく緻密に配置することは困難である。
一方、ハニカムとその対向面との接触を防止することで、ハニカムの交換を不要にする考え方も存在する。特許文献4は、主軸(回転軸)とハニカムとのクリアランスが異なる二種類のハニカムシールをシールリング上に並べ、シールリングに低圧側からコイルバネを押し付ける構成を有する静圧シールを開示している。この静圧シールでは、ハニカムシール(シールリング)の軸方向両側に圧力差が生じても、ハニカムシールをバネの力によってハウジングの中間位置でバランスさせ、ハニカムシールの両端面がハウジングと接触しない非接触状態を保持する。これにより、ハニカムシールの偏心が抑制される。
しかしながら、この静圧シールを構成する場合、部品点数が増加する。また、圧力差に応じて変位するバネの再現精度や、シールリング端面におけるシールの仕上寸法精度等を調整することが難しい。また、ハニカムシールをバランス位置(中間位置)に移動させるので、主軸とハニカムのクリアランスを小さくし、漏れ量を低減するには限界があった。
また、ハニカムをケーシング等に取り付けるにあたり、ハニカムとケーシングとの密着性を保ちつつ、その接合面とは反対のハニカムの面(開口面)と、それに対向する回転側の面との間隔(クリアランス)をハニカムの開口面に亘って一定に保って接合することは容易ではない。この課題に対して、特許文献5は、ケーシングとハニカムコアとの間に複数個の突起を円周方向へ環状に配置し、ハニカムコアを突起を介してケーシングの内側に支持し、突起を介してプロジェクション溶接を行うことでハニカムコアをケーシング内側に一体仮付けするハニカムシールの組み立て、装着方法を開示している。これにより、ハ
ニカムコアとケーシングとのクリアランスをほぼ一定に保持したまま、ハニカムコアをケーシング内面にろう着けする。
ニカムコアとケーシングとのクリアランスをほぼ一定に保持したまま、ハニカムコアをケーシング内面にろう着けする。
しかしながら、特許文献5に記載された方法では、ハニカムの交換が困難となるうえ、プロジェクション溶接やろう着けによる熱のため、ハニカムに歪が生じ、ハニカムの開口面と対向面とのクリアランスをハニカムの開口面に亘って一定に保つのは困難であった。
以上で説明したように、ハニカムの脱着が容易で、静止部材及び回転部材(回転軸)のいずれかに対するハニカムの位置決めが簡単で、且つハニカムと摺動相手面(対向面)とのクリアランスをハニカムの開口面に亘って一定にすることのできる手段又は構成は存在しなかった。そこで、発明者等は、鋭意研究した結果、これらの課題を克服するハニカムを採用した軸封装置を見出した。
本発明は、容易に脱着及び位置決めすることができ、ハニカムと摺動相手面とのクリアランスをハニカムの開口面に亘って一定にすることができ、流体漏洩量を減少させることができる軸封装置の製造方法、及び流体機械の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る軸封装置の製造方法は、円筒部材を準備するステップと、前記円筒部材の表面にレーザ加工により複数の貫通孔を形成してハニカム部材を製造するステップと、を有する。
本発明の一形態に係る流体機械の製造方法は、円筒部材を準備するステップと、前記円筒部材の表面にレーザ加工により複数の貫通孔を形成してハニカム部材を製造するステップと、貫通孔を有する静止部材を準備するステップと、前記静止部材の前記貫通孔に回転軸を挿入するステップと、前記静止部材の内周面に対向する前記回転軸の外周面又は前記回転軸の外周面に対向する前記静止部材の内周面にハニカム部材を着脱可能に設けるステップと、を有し、前記ハニカム部材が前記回転軸の前記外周面に設けられたとき、前記ハニカム部材の外周面と前記静止部材の前記内周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成され、前記ハニカム部材が前記静止部材の前記内周面に設けられたとき、前記ハニカム部材の内周面と前記回転軸の前記外周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成される。
本発明の他の一形態に係る流体機械の製造方法は、第1の円筒部材を準備するステップと、前記第1の円筒部材の表面にレーザ加工により複数の貫通孔を形成してハニカム部材を製造するステップと、貫通孔を有する静止部材を準備するステップと、前記静止部材の前記貫通孔に回転軸を挿入するステップと、第2の円筒部材の内周面又は前記第2の円筒部材の外周面に前記ハニカム部材を設けるステップと、前記ハニカム部材が前記第2の円筒部材の前記内周面に設けられたとき、前記第2の円筒部材を前記静止部材の内周面に着脱可能に設け、又は前記ハニカム部材が前記第2の円筒部材の前記外周面に設けられたと
き、前記第2の円筒部材を前記回転軸の外周面に着脱可能に設けるステップと、を有し、前記ハニカム部材が前記第2の円筒部材の前記外周面に設けられたとき、前記ハニカム部材の外周面と前記静止部材の前記内周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成され、前記ハニカム部材が前記第2の円筒部材の前記内周面に設けられたとき、前記ハニカム部材の内周面と前記回転軸の前記外周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成される。
き、前記第2の円筒部材を前記回転軸の外周面に着脱可能に設けるステップと、を有し、前記ハニカム部材が前記第2の円筒部材の前記外周面に設けられたとき、前記ハニカム部材の外周面と前記静止部材の前記内周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成され、前記ハニカム部材が前記第2の円筒部材の前記内周面に設けられたとき、前記ハニカム部材の内周面と前記回転軸の前記外周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成される。
本発明によれば、容易に脱着及び位置決めすることができ、ハニカムと摺動相手面とのクリアランスをハニカムの開口面に亘って一定にすることができ、流体漏洩量を減少させることができる軸封装置の製造方法、及び流体機械の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一の又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1Aは、本発明の実施形態に係る流体機械の回転軸貫通部の縦断面図であり、回転軸の中心軸線に対する対称半部を示す。図1Bは、本発明の実施形態に係る流体機械の回転軸貫通部の横断面図である。図1に示すように、例えばポンプ等である流体機械は、ケーシング又はシール台部等である静止部材10と、静止部材10を貫通する回転軸20とを備える。静止部材10は、略円筒形状であり、その中心に貫通孔を備える。回転軸20は、静止部材10の貫通孔を通じて延在し、その軸を中心に回転可能に構成される。
回転軸20は、静止部材10の内周面に対向する位置にその径が縮小された装着部21を有する。また、回転軸20は、装着部21の径と比較して径が大きい大径部24を有する。回転軸20には、装着部21と大径部24との境界に段部αが形成される。また、装着部21は、段部αが形成される側とは逆側の端部の外周面に、後述するピン22を挿入するための溝23を有する。
流体機械は、回転軸20と同軸に配置され、その表面に複数の貫通孔(ハニカム孔)が設けられ、且つ回転軸20の装着部21の外周に嵌合する略円筒状のハニカム部材11を有する。ハニカム部材11は、本実施形態に係る軸封装置を構成する。ハニカム部材11は、一端が段部αに当接するように装着部21に嵌合される。装着部21に嵌合されたハ
ニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面との間には、流体が通過するための所定の間隙が設けられる。ハニカム部材11は、ハニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面との間隙を通過する回転軸20に沿った流体の流れを阻害することができる。
ニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面との間には、流体が通過するための所定の間隙が設けられる。ハニカム部材11は、ハニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面との間隙を通過する回転軸20に沿った流体の流れを阻害することができる。
図1Aに示される流体圧力Plは、ハニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面との間隙を通過する流体の流入側の圧力を示し、流体圧力P2は、上記流体の流出側の圧力を示す。図1Aに示される流体機械においては、流体圧力P1は流体圧力P2よりも大きい。
装着部21の外周とハニカム部材11の内周は、すきま嵌め又は中間嵌めにより嵌脱可能(着脱可能)に嵌め合わされる。また、ハニカム部材11は、回転軸20に形成された溝23と対向する位置の外周面に、溝25を有する。回転軸20の溝23とハニカム部材11の溝25とによって画定される孔26にピン22(係止部材)が挿入され、ハニカム部材11が回転軸20に係止される。即ち、ピン22により、ハニカム部材11の内周部を、ハニカム部材11の内周部に対応する回転軸20の外周部に係止することができる。
ピン22が孔26に挿入されることにより、ハニカム部材11が回転軸20と一体となって回転し、回転軸20が空回りすることを防止することできる。また、ハニカム部材11は、段部αに当接した状態でピン22により回転軸20に係止されるので、ハニカム部材11が軸端方向を含む軸方向へ移動することが防止される。
さらに、ハニカム部材11を交換する際は、ピン22を外すだけでハニカム部材11を回転軸20から取り外すことができるので、ハニカム部材11の交換の際に回転軸20を流体機械から取り外すことも不要となる。
図1A及び図1Bにおいては、回転軸20側にハニカム部材11を備えた流体機械の構成を説明したが、静止部材10側にハニカム部材11を備えた流体機械の構成も同様に製作可能であり、以上で説明した実施形態と同じ効果が得られる。
図2は、静止部材10側にハニカム部材11を備えた流体機械の回転軸貫通部の縦断面図である。この場合、図1A及び図1Bに示した流体機械とは異なり、回転軸20には装着部21は形成されない。代わりに、静止部材10は、回転軸20の外周面に対向する位置にその内径が拡大された拡径部13を有する。また、静止部材10は、拡径部13の内径と比較して内径が小さい小径部14を有し、拡径部13と小径部14との境界に段部αが形成される。ハニカム部材11は、その一端が段部αに当接するように、静止部材10の拡径部13の内周に着脱可能に嵌合される。ハニカム部材11の内周面と回転軸20の外周面との間には所定の間隙が設けられる。ハニカム部材11は、その外周面に溝16を有する。静止部材10は、ハニカム部材11の溝16に対向する内周面に溝15を有する。溝16及び溝15によって画定される孔26にピン22を挿入することにより、ハニカム部材11の外周部を静止部材10の内周部に係止することができる。なお、回転軸20の外周面が静止部材10の内周面と接触することを防止するために、ハニカム部材11の内径は、静止部材10の小径部14の内径よりも小さい。
次に、ハニカム部材11の製造方法を説明する。まず、設計上必要なハニカム孔深さと同じ厚みを有し、設計上必要な長さの円筒部材を用意する。ハニカム部材11が回転軸20に嵌合される場合は、円筒部材の内径は、回転軸20に対して、すきま嵌めまたは中間嵌めすることができる大きさに設計される。また、円筒部材の外径は、静止部材10の内径よりも所定のクリアランスの分だけ小さい径となる。一方で、ハニカム部材11が静止部材10に嵌合される場合は、円筒部材の外径は、静止部材10に対して、すきま嵌め又は中間嵌めすることができる大きさに設計される。また、円筒部材の内径は、回転軸20
の外径よりも所定のクリアランスの分だけ大きい径となる。
の外径よりも所定のクリアランスの分だけ大きい径となる。
次に、円筒部材をレーザ加工機にセットする。レーザ加工機には、円筒部材の寸法、ハニカムのパターンのデータ、加工手順等が予め入力されている。レーザ加工機を駆動し、円筒部材にハニカム形状の孔を貫通加工させる。レーザ加工においては、孔を貫通する順序を工夫することにより、歪を生じさせることなく円筒形状のハニカム部材11を形成することができる。
このレーザ加工によれば、ハニカム部材11は歪みが少ないので、ハニカム部材11と回転軸20との嵌め合いを精確に行うことができる。したがって、ハニカム部材11と静止部材10とのクリアランスを、ハニカム部材11の開口面(外周面)に亘って一定にすることが可能となる。そして、ハニカム部材11を回転軸20に嵌合することで、ハニカム部材11と回転軸20とが互いに密着して、両者の間のシール性が高まる。これにより、ハニカム部材11の孔の深さが一定であるハニカムシールリングを形成することが可能となる。
図3Aは、図1に示した本実施形態に係る軸封装置を構成するハニカム部材11に用いる円筒部材の横断面図であり、図3Bは、図3Aの矢視Xから見たときの円筒部材に形成されたハニカムパターンを示す概略側面図である。
図3Aに示す円筒部材は、直径(外径)Dが300mmであり、厚さTが13mmである。この円筒部材の外表面にレーザを照射し、図3Bに示すように、一辺Sの長さが4mmの六角形の複数の貫通孔11aを、相互間隔Cが1.5mmとなるように蜂の巣状に形成した。円筒部材の加工前と加工後との内外径寸法の変化は100分の1mmオーダー未満であった。なお、この円筒部材(ハニカム部材11)の材料は耐水性・耐食性・耐摩耗性が優れた金属であれば特に限定されないが、ポンプなどの液体流体機械に用いる場合は、SUS403等のステンレス材料を用いることが好ましい。
続いて、本実施形態に係る流体機械を製造する方法を説明する。まず、静止部材10の貫通孔に回転軸20を挿入する。続いて、静止部材10の内周面に対向する回転軸20の装着部21の外周面又は回転軸20に対向する静止部材10の内周面に、以上のように製造されたハニカム部材11を着脱可能に嵌合する。これにより、ハニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面又はハニカム部材11の内周面と回転軸20の外周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成される。さらに、ハニカム部材11が回転軸20に設けられる場合は、回転軸20の溝23とハニカム部材11の溝25により画定される孔26にピン22を挿入して、ハニカム部材11の内周部を、ハニカム部材11の内周部に対応する回転軸20の外周部に係止する。一方で、ハニカム部材11が静止部材10に設けられる場合は、ハニカム部材11の溝16と静止部材10の溝15により画定される孔26にピン22を挿入して、ハニカム部材11の外周部を、ハニカム部材11の外周部に対応する静止部材10の内周部に係止する。
本実施形態によれば、回転軸20に嵌合するハニカム部材11は、回転軸20に嵌脱可能な寸法の円筒部材に直接複数の貫通孔を穿つことにより形成される。このため、従来のようにハニカム部材を接着剤で回転軸等に固定することも、分割したハニカム部材を円筒状に接合することも必要なく、ハニカム部材11を容易に軸方向から回転軸20に嵌脱することができる。
また、ハニカムパターンが形成される対象物が円筒部材なので、静止部材10及び回転軸20のいずれにハニカム部材11を装着する場合であっても、円筒の長さ、厚みにより設計上必要な位置決めを容易に行うことができる。したがって、たとえばハニカムパター
ンの孔深さを容易に一定にすることができる。また、ハニカム部材11と摺動対向面(静止部材10の内周面又は回転軸20の外周面)との設計的に所望するクリアランスを、ハニカム部材11の開口面(外周面)に亘って一定にし、且つより小さくすることができる。したがって、軸封装置を介した流体漏洩量を減少することができる。
ンの孔深さを容易に一定にすることができる。また、ハニカム部材11と摺動対向面(静止部材10の内周面又は回転軸20の外周面)との設計的に所望するクリアランスを、ハニカム部材11の開口面(外周面)に亘って一定にし、且つより小さくすることができる。したがって、軸封装置を介した流体漏洩量を減少することができる。
本発明の他の実施形態を説明する。図4Aは、本発明の他の実施形態に係る流体機械の回転軸貫通部の縦断面図であり、図4Bは、本発明の他の実施形態に係る流体機械の回転軸貫通部の横断面図である。図4A及び図4Bに示す流体機械では、装着部21とハニカム部材11との間にリング31(円筒部材)を設けている点が図1A及び図1Bに示した流体機械と異なる。
図4A及び図4Bに示すように、リング31は、円筒状の部材であり、回転軸20と同軸に配置され、且つ回転軸20の装着部21の外周に嵌合するように構成される。装着部21の外周とリング31の内周は、すきま嵌め又は中間嵌めにより嵌脱可能(着脱可能)に嵌め合わされる。
リング31の外周とハニカム部材11の内周は、互いに嵌め合い装着できる関係にある。即ち、ハニカム部材11は、リング31と同軸に配置され、リング31の外周に嵌合可能に構成される(リング31の外周面に設けられる)。そして、ハニカム部材11は、リング31の外周に嵌合された状態で、溶接部28を介して端面部分をリング31と溶接することにより、リング31に固定される。この場合、ハニカム部材11の内周部の一部と、ハニカム部材11の内周部に対応するリング31の外周部の一部とが溶接により接続される。なお、固定するための溶接は、点付け溶接が好ましい。また、リング31の外周とハニカム部材11の内周は、すきま嵌め又は中間嵌めにより、嵌脱可能(着脱可能)に嵌め合わされてもよい。
リング31の外周に嵌合されたハニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面との間には、流体が通過するための所定の間隙が設けられる。言い換えれば、ハニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成される。ハニカム部材11は、ハニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面との間隙を通過する回転軸20に沿った流体の流れを阻害することができる。
図4Aに示される流体圧力Plは、ハニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面との間隙を通過する流体の流入側の圧力を示し、流体圧力P2は、上記流体の流出側の圧力を示す。図4Aに示される流体機械においては、流体圧力P1は流体圧力P2よりも大きい。
また、リング31は、回転軸20に形成された溝23と対向する位置に、溝25aを有する。回転軸20の溝23とリング31の溝25aとによって画定される孔26aにピン22(係止部材)が挿入され、リング31が回転軸20に係止される。即ち、ピン22により、リング31の内周部を、リング31の内周部に対応する回転軸20の外周部に係止することができる。
ピン22が孔26aに挿入されることにより、リング31が回転軸20と一体となって回転し、回転軸20が空回りすることを防止することができる。また、リング31及びハニカム部材11は、段部αに当接した状態でピン22により回転軸20に係止されるので、リング31及びハニカム部材11が軸端方向を含む軸方向へ移動することが防止される。また、工作に手間のかかるハニカム部材11及び装置の中でも大きい部材となる回転軸20の寸法及び組合せに応じてリング31の大きさを調整することにより、部材や部品の共用化を図ることができる。
さらに、ハニカム部材11を交換する際は、ピン22を外すだけで、ハニカム部材11をリング31と共に回転軸20から取り外すことができるので、ハニカム部材11の交換の際に回転軸20を流体機械から取り外すことも不要となる。
図4A及び図4Bにおいては、回転軸20側にリング31及びハニカム部材11を備えた流体機械の構成を説明したが、静止部材10側にリング31及びハニカム部材11を備えた流体機械の構成も同様に製作可能であり、以上で説明した実施形態と同じ効果が得られる。
図5は、静止部材10側にリング31及びハニカム部材11を備えた流体機械の回転軸貫通部の縦断面図である。この場合、図4A及び図4Bに示した流体機械とは異なり、回転軸20には装着部21は形成されない。代わりに、静止部材10は、回転軸20の外周面に対向する位置にその内径が拡大された拡径部13を有する。また、静止部材10は、拡径部13の内径と比較して内径が小さい小径部14を有し、拡径部13と小径部14との境界に段部αが形成される。リング31は、その一端が段部αに当接するように、静止部材10の拡径部13の内周に着脱可能に嵌合される。リング31の内周には、ハニカム部材11が嵌合され、溶接部28を介して端面部分をリング31と溶接することによりリング31に固定される。ハニカム部材11の内周面と回転軸20の外周面との間には所定の間隙が設けられる。リング31は、その外周面に溝16aを有する。静止部材10は、リング31の溝16aに対応する位置に溝15を有する。溝16a及び溝15によって画定される孔26aにピン22を挿入することにより、リング31の外周部を静止部材10の内周部に係止することができる。したがって、リング31に固定されるハニカム部材11も、静止部材10に対して固定される。なお、回転軸20の外周面が静止部材10の内周面と接触することを防止するために、ハニカム部材11の内径は、静止部材10の小径部14の内径よりも小さい。
次に、ハニカム部材11の製造方法を説明する。まず、設計上必要なハニカム孔深さと同じ厚みを有し、設計上必要な長さの円筒部材を用意する。リング31が回転軸20に嵌合される場合は、円筒部材の内径は、リング31の外径に対して、すきま嵌めまたは中間嵌めすることができる大きさに設計される。また、円筒部材の外径は、静止部材10の内径よりも所定のクリアランスだけ小さい径となる。一方で、リング31が静止部材10に嵌合される場合は、円筒部材の外径は、リング31の内径に対して、すきま嵌めまたは中間嵌めすることができる大きさに設計される。また、円筒部材の内径は、回転軸20の外径よりも所定のクリアランスだけ大きい径となる。
次に、円筒部材をレーザ加工機にセットする。レーザ加工機には、円筒部材の寸法、ハニカムのパターンのデータ、加工手順等が予め入力されている。レーザ加工機を駆動し、円筒部材にハニカム形状の孔を貫通加工させる。レーザ加工によれば、孔を貫通する順序を工夫することにより、歪を生じさせることなく円筒形状のハニカム部材11を形成することができる。
このレーザ加工によれば、ハニカム部材11は歪みが少ないので、ハニカム部材11とリング31との嵌め合いを精確に行うことができる。したがって、ハニカム部材11と静止部材10(又は回転軸20)とのクリアランスを、ハニカム部材11の開口面(外周面)に亘って一定にすることが可能となる。そして、ハニカム部材11をリング31に嵌合することで、ハニカム部材11とリング31とが互いに密着して、両者の間のシール性が高まる。これにより、ハニカム部材11の孔の深さが一定であるハニカムシールリングを形成することが可能となる。なお、本実施形態におけるハニカム部材11は、図3A及び図3Bに示したハニカム部材11(円筒部材)と、径及び厚みを除いて同一の構成を採用
することができる。このため、ハニカム部材11の構成の詳細の説明は省略する。
することができる。このため、ハニカム部材11の構成の詳細の説明は省略する。
続いて、本実施形態の流体機械を製造する方法を説明する。まず、静止部材10の貫通孔に回転軸20を挿入する。続いて、リング31の外周面又はリング31の内周面にハニカム部材11を嵌合して、ハニカム部材11を溶接によりリング31に固定する。リング31が回転軸20に設けられる場合は、外周面にハニカム部材11が設けられたリング31を回転軸20の装着部21の外周面に着脱可能に嵌合する。一方で、リング31が静止部材10に設けられる場合は、内周面にハニカム部材11が設けられたリング31を、静止部材10の内周面に着脱可能に嵌合する。これにより、ハニカム部材11の外周面と静止部材10の内周面又はハニカム部材11の内周面と回転軸20の外周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成される。
さらに、リング31が回転軸20に設けられる場合は、回転軸20の溝23とリング31の溝25aにより画定される孔26aにピン22を挿入して、リング31の内周部を、リング31の内周部に対応する回転軸20の外周部に係止する。一方で、リング31が静止部材10に設けられる場合は、静止部材10の溝15とリング31の溝16aにより画定される孔26aにピン22を挿入して、リング31の外周部を、リング31の外周部に対応する静止部材10の内周部に係止する。
本実施形態によれば、リング31に嵌合されるハニカム部材11は、回転軸20に嵌脱可能な寸法のリング31に溶接等により固定されるので、従来のようにハニカム部材を接着剤で回転軸等に固定することも、分割したハニカム部材を円筒状に接合することも必要なく、ハニカム部材11をリング31と共に容易に軸方向から回転軸20に嵌脱することができる。
また、ハニカムパターンが形成される対象物が円筒部材なので、静止部材10及び回転軸20のいずれにリング31を装着する場合であっても、円筒の長さ、厚みにより設計上必要な位置決めを容易に行うことができる。したがって、たとえばハニカムパターンの孔深さを容易に一定にすることができる。また、ハニカム部材11と摺動対向面(静止部材10の内周面又は回転軸20の外周面)との設計的に所望するクリアランスを、ハニカム部材11の開口面(外周面)に亘って一定にし、且つより小さくすることができる。したがって、軸封装置を介した流体漏洩量を減少することができる。
以上に本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
10:静止部材
11:ハニカム部材
12:接着剤
20:回転軸
21:装着部
22:ピン
23:溝
31:リング
11:ハニカム部材
12:接着剤
20:回転軸
21:装着部
22:ピン
23:溝
31:リング
Claims (3)
- 円筒部材を準備するステップと、
前記円筒部材の表面にレーザ加工により複数の貫通孔を形成してハニカム部材を製造するステップと、を有する軸封装置の製造方法。 - 円筒部材を準備するステップと、
前記円筒部材の表面にレーザ加工により複数の貫通孔を形成してハニカム部材を製造するステップと、
貫通孔を有する静止部材を準備するステップと、
前記静止部材の前記貫通孔に回転軸を挿入するステップと、
前記静止部材の内周面に対向する前記回転軸の外周面又は前記回転軸の外周面に対向する前記静止部材の内周面にハニカム部材を着脱可能に設けるステップと、を有し、
前記ハニカム部材が前記回転軸の前記外周面に設けられたとき、前記ハニカム部材の外周面と前記静止部材の前記内周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成され、
前記ハニカム部材が前記静止部材の前記内周面に設けられたとき、前記ハニカム部材の内周面と前記回転軸の前記外周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成される、流体機械の製造方法。 - 第1の円筒部材を準備するステップと、
前記第1の円筒部材の表面にレーザ加工により複数の貫通孔を形成してハニカム部材を製造するステップと、
貫通孔を有する静止部材を準備するステップと、
前記静止部材の前記貫通孔に回転軸を挿入するステップと、
第2の円筒部材の内周面又は前記第2の円筒部材の外周面に前記ハニカム部材を設けるステップと、
前記ハニカム部材が前記第2の円筒部材の前記内周面に設けられたとき、前記第2の円筒部材を前記静止部材の内周面に着脱可能に設け、又は前記ハニカム部材が前記第2の円筒部材の前記外周面に設けられたとき、前記第2の円筒部材を前記回転軸の外周面に着脱可能に設けるステップと、を有し、
前記ハニカム部材が前記第2の円筒部材の前記外周面に設けられたとき、前記ハニカム部材の外周面と前記静止部材の前記内周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成され、
前記ハニカム部材が前記第2の円筒部材の前記内周面に設けられたとき、前記ハニカム部材の内周面と前記回転軸の前記外周面は、所定の間隙を有して互いに対向するように構成される、流体機械の製造方法。
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JP2014233438A JP2016098840A (ja) | 2014-11-18 | 2014-11-18 | 軸封装置の製造方法、及び流体機械の製造方法 |
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JP2014233438A Pending JP2016098840A (ja) | 2014-11-18 | 2014-11-18 | 軸封装置の製造方法、及び流体機械の製造方法 |
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JP (1) | JP2016098840A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017205043A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 株式会社富士トレーラー製作所 | 圃場溝掘機 |
-
2014
- 2014-11-18 JP JP2014233438A patent/JP2016098840A/ja active Pending
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