JP2016098564A - シャッター装置 - Google Patents

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順也 小川
Junya Ogawa
順也 小川
海渡 岡田
Kaito Okada
海渡 岡田
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Abstract

【課題】手動による操作入力に応じて閉鎖信号が発せられた場合に、より確実にシャッターカーテンを閉鎖させることができるシャッター装置を提供する。
【解決手段】シャッター装置は、正常状態において、手動による操作に応じて発せられる閉鎖信号の入力があった場合に制御信号を出力する制御部と、閉鎖信号および制御信号のうち、少なくとも閉鎖信号の入力があった場合に電源電圧を出力する電源部と、電源部による電源電圧の出力に応じてシャッターカーテンを閉鎖させる閉鎖装置と、を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、シャッター装置に関する。
火災等の災害発生時に、建物の開口部に設置されたシャッターカーテンを閉鎖状態とすることで、防災区画を形成するシャッター装置が知られている。
例えば特許文献1には、火災発生時において、中継器を介して入力される防災信号や手動閉鎖装置からの操作信号に応じて、シャッターカーテンのブレーキによる開放状態の保持を解除し、シャッターカーテンを自重で降下させるシャッター装置が記載されている。
特開2007−138396号公報
熱感知器や煙感知器によって火災を感知した場合に発せられる防災信号のみならず、手動閉鎖装置に設けられたボタンスイッチが操作された場合に、手動閉鎖装置から発せられる閉鎖信号に応じてシャッターカーテンを閉鎖するシャッター装置が知られている。この種のシャッター装置は、例えば以下のように動作する。手動閉鎖装置から発せられる閉鎖信号は、中継器を構成するマイクロコンピュータに入力される。マイクロコンピュータは、閉鎖信号が入力された場合に制御信号を出力する。中継器は、マイクロコンピュータから出力される制御信号に基づいて自動閉鎖装置を起動するための電源電圧を出力する。自動閉鎖装置は、中継器から電源電圧の供給を受けることにより起動し、シャッターカーテンを開放状態に保持するブレーキを解除することにより、シャッターカーテンを自重で降下させる。
しかしながら、マイクロコンピュータは、火災時の熱の影響によって正常に機能しなくなるおそれがある。また、マイクロコンピュータは、一般的に端子間のピッチが狭く、導電性の異物が端子間に付着した場合に正常に機能しなくなるおそれがある。上記の構成のシャッター装置によれば、マイクロコンピュータが正常に機能しない場合には、マイクロコンピュータは、手動閉鎖装置から発生される閉鎖信号に基づいて適正な制御信号を出力することができず、その結果、自動閉鎖装置が起動されないおそれがある。すなわち、災害発生時に手動閉鎖装置のボタンスイッチを操作してもシャッターカーテンが降下しないという事態を招くおそれがある。
本発明は、手動による操作入力に応じて閉鎖信号が発せられた場合に、より確実にシャッターカーテンを閉鎖させることができるシャッター装置を提供することを目的とする。
本発明に係るシャッター装置は、正常状態において、手動による操作に応じて発せられる閉鎖信号の入力があった場合に制御信号を出力する制御部と、前記閉鎖信号および前記制御信号のうち、少なくとも前記閉鎖信号の入力があった場合に電源電圧を出力する電源部と、前記電源部による前記電源電圧の出力に応じてシャッターカーテンを閉鎖させる閉鎖装置と、を含む。
前記電源部は、前記閉鎖信号および前記制御信号のうち、少なくとも前記閉鎖信号の入力があった場合に接点が切り替わるスイッチを含み、前記接点の切り替えに応じて前記電源電圧を出力してもよい。
前記スイッチは、通電により前記接点を切り替えるコイルを含んでいてもよい。この場合において、前記電源部は、前記制御信号が入力された場合に前記コイルを通電させる第1の回路と、前記制御信号が入力されず且つ前記閉鎖信号が入力された場合に前記コイルを通電させる第2の回路と、を含んでいてもよい。また、前記電源部は、前記制御信号が入力された場合に前記コイルを通電させる第1の回路と、前記制御信号および前記閉鎖信号の少なくとも一方が入力された場合に前記コイルを通電させる第2の回路と、を含んでいてもよい。また、前記電源部は、前記制御信号および前記閉鎖信号の少なくとも一方が入力された場合に前記コイルを通電させる回路を含んでいてもよい。
本発明に係るシャッター装置は、手動による操作入力に応じて前記閉鎖信号を出力する手動装置を更に含み得る。
本発明に係るシャッター装置によれば、手動による操作入力に応じて閉鎖信号が発せられた場合に、より確実にシャッターカーテンを閉鎖させることができる。
本発明の実施形態に係るシャッター装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る危害防止用連動中継器の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るリレーにおいて、コイルに通電がない場合におけるスイッチ部の接続状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るリレーにおいて、コイルに通電がある場合におけるスイッチ部の接続状態を示す図である。 比較例に係る危害防止用連動中継器の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る危害防止用連動中継器の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る危害防止用連動中継器の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与している。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係るシャッター装置10の構成を示す図である。シャッター装置10は、シャッターカーテン20、手動閉鎖装置30、危害防止用連動中継器40および自動閉鎖装置50を含んで構成されている。
シャッターカーテン20は、例えば建物の出入口や通路等の開口部に設けられる。シャッターカーテン20は、開放状態においては、シャッターケース25内に設けられた巻取りシャフト(図示せず)に巻き取られた状態でシャッターケース25内に収容され、自動閉鎖装置50が備えるブレーキ(図示せず)によって開放状態に保持される。
自動閉鎖装置50は、シャッターケース25内に収容されている。自動閉鎖装置50は、危害防止用連動中継器40から電力供給を受けると起動し、シャッターカーテン20を開放状態に保持するブレーキを解除する。これにより、シャッターカーテン20は、シャッターケース25から自重によって降下し、開口部を閉鎖する。
危害防止用連動中継器40は、配線W1を介して防災盤(図示せず)に接続されるとともに、配線W2を介して自動閉鎖装置50に接続されている。災害発生時に防災盤(図示せず)から発せられる防災信号は、危害防止用連動中継器40を介して自動閉鎖装置50に供給される。自動閉鎖装置50は、防災信号を受信すると、シャッターカーテン20を開放状態に保持するブレーキを解除し、シャッターカーテン20を降下させる。なお、防災盤は、熱感知器や煙感知器によって火災を感知した場合に防災信号を出力する。
危害防止用連動中継器40は、配線W3を介して接続される手動閉鎖装置30から閉鎖信号S1を受信すると、電源電圧を出力し、これを配線W2を介して自動閉鎖装置50に供給する。自動閉鎖装置50は、危害防止用連動中継器40から電源電圧が供給されると起動し、シャッターカーテン20を開放状態に保持するブレーキを解除し、シャッターカーテン20を降下させる。
手動閉鎖装置30は、ボタンスイッチ31を備え、ボタンスイッチ31が押下されると、閉鎖信号S1を出力する。手動閉鎖装置30から発せられた閉鎖信号S1は、配線W3を介して危害防止用連動中継器40に供給される。
障害物感知センサ24は、シャッターカーテン20の降下中、座板22が障害物に接触したこと感知すると障害物感知信号を出力する。危害防止用連動中継器40は、配線W4を介して接続される障害物感知センサ24から障害物感知信号を受信すると、自動閉鎖装置50への電力供給を停止する。これにより、自動閉鎖装置50のブレーキが作動し、降下中のシャッターカーテン20が停止する。
図2は、危害防止用連動中継器40のより詳細な構成を示す図である。なお、図2においては、障害物感知センサ24からの障害物感知信号の受信に応じて自動閉鎖装置50への電力供給を停止する機能部分については図示を省略している。
危害防止用連動中継器40は、マイクロコンピュータ41および電源部42を含んでいる。マイクロコンピュータ41は、シャッターカーテン20の降下および降下停止等に関する処理を統括的に制御する機能を有する。マイクロコンピュータ41は、手動閉鎖装置30から発せられる閉鎖信号S1の入力を受け付ける入力端子iを有する。マイクロコンピュータ41は、入力端子iに閉鎖信号S1が入力されると、出力端子oから制御信号S2を出力する。マイクロコンピュータ41の入力端子iおよび出力端子oは、電源部42に接続されている。
電源部42は、リレー110、AC−DCコンバータ120および通電回路130を含んでいる。
AC−DCコンバータ120は、外部電源から供給される交流電力を直流電力に変換し、自動閉鎖装置50を駆動するための電源電圧E1を出力する。
リレー110は、スイッチ部111およびコイル112を含んでおり、コイル112の通電によってスイッチ部111の接続状態が切り替わる。スイッチ部111の接点aおよびaは、配線W1を介して防災盤(図示せず)に接続されている。災害発生時に防災盤から出力される防災信号は、接点aおよびaに供給される。なお、本実施形態において、接点aは正極側とされ、接点aは負極側とされている。スイッチ部111の接点aおよびaは、AC−DCコンバータ120の出力端子に接続されており、これらの接点aおよびaには、AC−DCコンバータ120から出力される電源電圧E1が常時供給されている。本実施形態において、接点aは正極側とされ、接点aは負極側とされている。接点bおよびbは、配線W2を介して自動閉鎖装置50に接続されている。コイル112は、一端がAC−DCコンバータ120の出力端子の正極側に接続され、他端が通電回路130に接続されている。
図3Aは、リレー110において、コイル112に通電がない場合におけるスイッチ部111の接続状態を示す図である。コイル112に通電がない場合、接点bは接点aに接続され、接点bは接点aに接続される。すなわち、コイル112に通電がない場合、自動閉鎖装置50は、配線W2、リレー110および配線W1を介して防災盤に接続される。この状態において、防災盤から防災信号が出力されると、自動閉鎖装置50は、起動し、シャッターカーテン20を開放状態に保持するブレーキを解除してシャッターカーテン20を降下させる。
図3Bは、リレー110において、コイル112に通電がある場合におけるスイッチ部111の接続状態を示す図である。コイル112に通電がある場合、接点bは接点aに接続され、接点bは接点aに接続される。すなわち、コイル112に通電がある場合、自動閉鎖装置50は、配線W2およびリレー110を介してAC−DCコンバータ120に接続され、自動閉鎖装置50に電源電圧E1が供給される。これにより、自動閉鎖装置50は、起動し、シャッターカーテン20を開放状態に保持するブレーキを解除してシャッターカーテン20を降下させる。
図2に示すように、通電回路130は、NOTゲート131、ANDゲート132およびトランジスタ133、134を含んで構成されている。NOTゲート131は、入力端がマイクロコンピュータ41の出力端子oに接続され、出力端がANDゲート132の一方の入力端に接続されている。ANDゲート132の他方の入力端は、マイクロコンピュータ41の入力端子iに接続されている。ANDゲート132の出力端は、トランジスタ134のベースに接続されている。トランジスタ133は、ベースがマイクロコンピュータ41の出力端子oに接続され、コレクタがコイル112の一端に接続され、エミッタがグランドラインに接続されている。トランジスタ134は、コレクタがコイル112の一端に接続され、エミッタがグランドラインに接続されている。このように、通電回路130は、トランジスタ133を含む第1の回路と、NOTゲート131、ANDゲート132およびトランジスタ134を含む第2の回路と、を有している。
以下に、本実施形態に係るシャッター装置10の動作について説明する。シャッター装置10は、通常時において、リレー110は、図3Aに示すように、接点bが接点aに接続され、接点bが接点aに接続されている。すなわち、通常時において、自動閉鎖装置50は、危害防止用連動中継器40を介して防災盤に接続されている。この状態において、防災盤から防災信号が出力されると、自動閉鎖装置50は、防災信号を電源として起動し、シャッターカーテン20を開放状態に保持するブレーキを解除することによりシャッターカーテン20を自重で降下させる。
シャッター装置10において、シャッターカーテン20の閉鎖は、手動閉鎖装置30のボタンスイッチ31を押下することによっても行うことが可能である。手動閉鎖装置30のボタンスイッチ31が押下されると、手動閉鎖装置30は、例えばハイレベル(論理値“1”)の閉鎖信号S1を出力する。閉鎖信号S1は、マイクロコンピュータ41の入力端子iに入力されるとともに、ANDゲート132の一方の入力端に入力される。
マイクロコンピュータ41が正常に機能する場合には、マイクロコンピュータ41は、ハイレベル(論理値“1”)の制御信号S2を出力する。トランジスタ133は、制御信号S2に応じてオン状態となり、これにより、コイル112が通電し、リレー110のスイッチ部111の接続状態が、図3Bに示す状態に切り替わる。その結果、AC−DCコンバータ120から出力される電源電圧E1が自動閉鎖装置50に供給され、自動閉鎖装置50が起動し、シャッターカーテン20が降下する。
なお、マイクロコンピュータ41が正常に機能し、NOTゲート131にハイレベル(論理値“1”)の制御信号S2が入力された場合には、NOTゲート131の出力はローレベル(論理値“0”)となる。従って、ANDゲート132の出力は、ローレベル(論理値“0”)となり、トランジスタ134は、オフ状態を維持する。
一方、マイクロコンピュータ41が正常に機能しない場合には、マイクロコンピュータ41は、閉鎖信号S1を受信した場合でもハイレベル(論理値“1”)の制御信号S2を出力できない。この場合、マイクロコンピュータ41の出力はローレベル(論理値“0”)となる。従って、トランジスタ133は、オフ状態を維持する。マイクロコンピュータ41が正常に機能せず、マイクロコンピュータ41の出力端子oの電位がローレベル(論理値“0”)となっている場合、NOTゲート131の出力は、ハイレベル(論理値“1”)となる。これにより、ANDゲート132の入力端の各々にはハイレベル(論理値“1”)の信号が入力されることになり、ANDゲート132の出力はハイレベル(論理値“1”)となり、トランジスタ134はオン状態となる。トランジスタ134がオン状態となることにより、コイル112が通電し、リレー110のスイッチ部111の接続状態が、図3Bに示す状態に切り替わる。その結果、AC−DCコンバータ120から出力される電源電圧E1が自動閉鎖装置50に供給され、自動閉鎖装置50が起動し、シャッターカーテン20が降下する。
以上のように、本発明の実施形態に係るシャッター装置10によれば、マイクロコンピュータ41が正常に機能しない場合でも、手動閉鎖装置30のボタンスイッチ31が押下された場合には、通電回路130がコイル112を通電してリレー110の接続状態を切り替える。すなわち、電源部42は、閉鎖信号S1の入力があった場合には、マイクロコンピュータ41からの制御信号S2の出力の有無にかかわらず、電源電圧E1を出力して自動閉鎖装置50を起動する。すなわち、本発明の実施形態に係るシャッター装置10によれば、閉鎖信号S1が発せられた場合に、より確実にシャッターカーテンを閉鎖状態とすることができる。
図4は、比較例に係る危害防止用連動中継器40Xの構成を示す図である。比較例に係る危害防止用連動中継器40Xは、電源部42Xを構成する通電回路130Xの構成が、上記した本発明の実施形態に係る通電回路130とは異なる。比較例に係る通電回路130Xは、単一のトランジスタ133によって構成されている。すなわち、比較例に係る通電回路130Xは、本発明の実施形態に係る通電回路130におけるNOTゲート131、ANDゲート132およびトランジスタ134に相当する回路部分を有していない。比較例に係る通電回路130Xにおいて、トランジスタ133は、ベースがマイクロコンピュータ41の出力端子oに接続され、コレクタがコイル112の一端に接続され、エミッタがグランドラインに接続されている。
比較例に係る通電回路130Xによれば、マイクロコンピュータ41が正常に機能しない場合には、手動閉鎖装置30のボタンスイッチ31が押下されても、トランジスタ133はオン状態となることができず、リレー110の接続状態を切り替えることができない。すなわち、手動閉鎖装置30のボタンスイッチ31が押下されても、シャッターカーテン20を閉鎖状態とすることができない。
一方、本発明の実施形態に係る通電回路130は、マイクロコンピュータ41から制御信号S2が入力された場合にコイル112を通電させるトランジスタ133を含む第1の回路に加え、閉鎖信号S1が入力された場合には、マイクロコンピュータ41から制御信号S2が入力されない場合でも、コイル112を通電させるNOTゲート131、ANDゲート132およびトランジスタ134を含む第2の回路を備えているので、閉鎖信号S1が発せられた場合に、より確実にシャッターカーテンを閉鎖状態とすることが可能である。
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態に係る危害防止用連動中継器40Aの構成を示す図である。第2の実施形態に係る危害防止用連動中継器40Aは、電源部42Aを構成する通電回路130Aの構成が、上記した第1の実施形態に係る通電回路130とは異なる。第2の実施形態に係る通電回路130Aは、第1の実施形態に係る通電回路130におけるNOTゲート131およびANDゲート132を、ORゲート135に置き換えた構成を有する。ORゲート135は、一方の入力端がマイクロコンピュータ41の入力端子iに接続され、他方の入力端がマイクロコンピュータ41の出力端子oに接続されている。ORゲート135の出力端はトランジスタ134のベースに接続されている。
第2の実施形態に係る通電回路130Aによれば、手動閉鎖装置30から閉鎖信号S1が出力されている場合において、マイクロコンピュータ41が正常に機能する場合には、マイクロコンピュータ41は、ハイレベル(論理値“1”)の制御信号S2を出力し、これをトランジスタ133のベースに供給する。トランジスタ133は、制御信号S2に応じてオン状態となる。このとき、ORゲート135の出力はハイレベル(論理値“1”)となるので、トランジスタ134もオン状態となる。これにより、コイル112が通電し、リレー110の接点が切り替わり、自動閉鎖装置50が起動する。その結果、シャッターカーテン20が降下する。
第2の実施形態に係る通電回路130Aによれば、手動閉鎖装置30から閉鎖信号S1が出力されている場合において、マイクロコンピュータ41が正常に機能しない場合には、トランジスタ133はオフ状態となるものの、ORゲート135の一方の入力端には、ハイレベル(論理値“1”)の閉鎖信号S1が入力されるので、ORゲート135の出力は、ハイレベル(論理値“1”)となる。これにより、トランジスタ134がオン状態となり、コイル112が通電し、自動閉鎖装置50が起動する。その結果、シャッターカーテン20が降下する。
このように、本発明の第2の実施形態に係る通電回路130Aは、マイクロコンピュータ41から制御信号S2が入力された場合にコイル112を通電させるトランジスタ133を含む第1の回路に加え、閉鎖信号S1が入力された場合には、マイクロコンピュータ41から制御信号S2が入力されない場合でもコイル112を通電させるORゲート135およびトランジスタ134を含む第2の回路を備えているので、閉鎖信号S1が発せられた場合に、より確実にシャッターカーテンを閉鎖状態とすることが可能である。
[第3の実施形態]
図6は、本発明の第3の実施形態に係る危害防止用連動中継器40Bの構成を示す図である。第3の実施形態に係る危害防止用連動中継器40Bは、電源部42Bを構成する通電回路130Bの構成が、上記した第1および第2の実施形態に係る通電回路130および130Aとは異なる
第3の実施形態に係る通電回路130Bは、第2の実施形態に係る通電回路130Bにおけるトランジスタ133を省略した構成を有する。その他の構成は、第2の実施形態に係る通電回路130Aと同様である。
第3の実施形態に係る通電回路130Bによれば、手動閉鎖装置30から閉鎖信号S1が出力されている場合において、マイクロコンピュータ41が正常に機能する場合には、マイクロコンピュータ41は、ハイレベル(論理値“1”)の制御信号S2を出力し、これをORゲート135の一方の入力端に供給する。これにより、ORゲート135の出力はハイレベル(論理値“1”)となるので、トランジスタ134がオン状態となる。これにより、コイル112が通電し、リレー110の接点が切り替わり、自動閉鎖装置50が起動する。その結果、シャッターカーテン20が降下する。
第3の実施形態に係る通電回路130Bによれば、手動閉鎖装置30から閉鎖信号S1が出力されている場合において、マイクロコンピュータ41が正常に機能しない場合には、マイクロコンピュータ41の出力、すなわち、ORゲート135の一方の入力端がローレベル(論理値“0”)となるものの、ORゲート135の他方の入力端には、ハイレベル(論理値“1”)の閉鎖信号S1が入力されるので、ORゲート135の出力は、ハイレベル(論理値“1”)となる。これにより、トランジスタ134がオン状態となり、コイル112が通電し、自動閉鎖装置50が起動する。その結果、シャッターカーテン20が降下する。
このように、本発明の第3の実施形態に係る通電回路130Bは、閉鎖信号S1が入力された場合には、マイクロコンピュータ41から制御信号S2が入力されない場合でもコイル112を通電させるORゲート135およびトランジスタ134を含む回路を備えているので、閉鎖信号S1が発せられた場合に、より確実にシャッターカーテンを閉鎖状態とすることが可能である。
なお、本発明は、各実施形態に係る電源部42、42A、42Bの構成に限定されるものではなく、閉鎖信号S1および制御信号S2の入力を受け付け、少なくとも閉鎖信号の入力があった場合に電源電圧を出力するように構成されていれば、いかなる構成であってもよい。
また、本実施形態においては、電源部42、42A、42Bをそれぞれ、危害防止用連動中継器40、40A、40Bに搭載する場合について例示したが、電源部42、42A、42Bを危害防止用連動中継器40、40A、40Bから独立させてもよいし、電源部42、42A、42Bを自動閉鎖装置50に搭載してもよい。
また、本実施形態においては、降下中のシャッターカーテン20が、障害物に接触した場合に、シャッターカーテン20の降下を停止されせる機能を有するシャッター装置を例示したが、当該機能を有しないシャッター装置に本発明を適用することも可能である。
なお、マイクロコンピュータ41は、本発明の制御部の一例である。電源部42、42A、42Bは、本発明の電源部の一例である。自動閉鎖装置50は、本発明の閉鎖装置の一例である。リレー110は、本発明のスイッチの一例である。通電回路130、130A、130Bは、本発明における第1の回路、第2の回路および回路の一例である。手動閉鎖装置30は、本発明の手動装置の一例である。
10 シャッター装置
20 シャッターカーテン
30 手動閉鎖装置
40、40A、40B 危害防止用連動中継器
41 マイクロコンピュータ
42、42A、42B 電源部
50 自動閉鎖装置
110 リレー
111 スイッチ部
112 コイル
120 AC−DCコンバータ
130、130A、130B 通電回路

Claims (6)

  1. 正常状態において、手動による操作に応じて発せられる閉鎖信号の入力があった場合に制御信号を出力する制御部と、
    前記閉鎖信号および前記制御信号のうち、少なくとも前記閉鎖信号の入力があった場合に電源電圧を出力する電源部と、
    前記電源部による前記電源電圧の出力に応じてシャッターカーテンを閉鎖させる閉鎖装置と、
    を含むシャッター装置。
  2. 前記電源部は、前記閉鎖信号および前記制御信号のうち、少なくとも前記閉鎖信号の入力があった場合に接点が切り替わるスイッチを含み、前記接点の切り替えに応じて前記電源電圧を出力する
    請求項1に記載のシャッター装置。
  3. 前記スイッチは、通電により前記接点を切り替えるコイルを含み、
    前記電源部は、前記制御信号が入力された場合に前記コイルを通電させる第1の回路と、前記制御信号が入力されず且つ前記閉鎖信号が入力された場合に前記コイルを通電させる第2の回路と、を含む
    請求項2に記載のシャッター装置。
  4. 前記スイッチは、通電により前記接点を切り替えるコイルを含み、
    前記電源部は、前記制御信号が入力された場合に前記コイルを通電させる第1の回路と、前記制御信号および前記閉鎖信号の少なくとも一方が入力された場合に前記コイルを通電させる第2の回路と、を含む
    請求項2に記載のシャッター装置。
  5. 前記スイッチは、通電により前記接点を切り替えるコイルを含み、
    前記電源部は、前記制御信号および前記閉鎖信号の少なくとも一方が入力された場合に前記コイルを通電させる回路を含む
    請求項2に記載のシャッター装置。
  6. 手動による操作入力に応じて前記閉鎖信号を出力する手動装置を更に含む
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のシャッター装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62296082A (ja) * 1986-06-13 1987-12-23 松下電器産業株式会社 モ−タ駆動型自動開閉機器の制御監視装置
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JP2007070971A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Bunka Shutter Co Ltd 開閉体自動閉鎖システム及び防災用開閉体装置

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