JP2016097875A - 車両用オプションマットの取り付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フロアマットに貫通穴を形成することなく、フロアマットの上面にオプションマットを重ね合わせて固定可能にする。【解決手段】 オプションマット22の車幅方向外縁部に固定端30aが固定され、オプションマット22の下面に沿って自由端30bが車幅方向内側に向かって延びる板状部材30を備え、板状部材30の下面に設けた面ファスナ31がフロアパネル11に設けたフロアカーペット11aに係合可能であるので、フロアマット37に貫通穴を形成することなくオプションマット22を取り付けることができる。またフロアカーペット11a上にフロアマット37が敷かれている場合でも、オプションマット22と板状部材30との間にフロアマット37を挟み込むことで、オプションマット22を支障なく取り付けることができ、しかもフロアマット37の重量で板状部材30がフロアカーペット11aに押し付けられるため、オプションマット22が乗員の足で押されても位置ずれし難くなる。【選択図】 図7

Description

本発明は、前後方向に延びるシートレールに沿ってスライド自在に支持されたシートの前方のフロアパネルに設けたフロアカーペットにオプションマットを取り付ける車両用オプションマットの取り付け構造に関する。
フロアマットの上面にオプションマットを重ね合わせて固定するために、フロアマットに貫通穴を形成し、支持板の下面に突設した筒脚をフロアマットの上面側から貫通穴に挿入するとともに、平座板の上面に突設した雄ねじをフロアマットの下面側から支持板の筒脚に螺合することで、フロアマットの上面および下面を挟むように支持板および平座板を固定し、支持板の上面に面ファスナを介してオプションマットの下面を結合するものが、下記特許文献1により公知である。
実用新案登録第2583948号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたものは、フロアマットの上面にオプションマットを重ね合わせて固定するために、フロアマットに貫通穴を形成する必要があり、オプションマットを使用しないときにフロアマットの貫通穴が露出して美観を損ねる問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、フロアマットに貫通穴を形成することなく、フロアマットの上面にオプションマットを重ね合わせて固定可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、シートの前方のフロアパネルに設けたフロアカーペットにオプションマットを取り付ける車両用オプションマットの取り付け構造であって、前記オプションマットの車幅方向外縁部に固定端が固定され、前記オプションマットの下面に沿って自由端が車幅方向内側に向かって延びる板状部材を備え、前記板状部材の下面に設けた面ファスナが前記フロアパネルに設けた前記フロアカーペットに係合可能であることを特徴とする車両用オプションマットの取り付け構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記シートの脚部は前記フロアパネルに前後方向に敷設したシートレールに沿ってスライド自在に支持され、前記オプションマットの後縁部下面に設けた係合部と前記シートの脚部の前面に設けた被係合部とを備え、前記オプションマットの後縁部を前記フロアパネルから上向きに立ち上げた状態で前記係合部および前記被係合部が係合し、前記板状部材は前記オプションマットの車幅方向外側縁部の前後方向中間よりも前方に設けられることを特徴とする車両用オプションマットの取り付け構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記オプションマットは防水性を有することを特徴とする車両用オプションマットの取り付け構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記板状部材の固定端は前記オプションマットに縫製により固定されることを特徴とする車両用オプションマットの取り付け構造が提案される。
尚、実施の形態の左リヤシート13Lおよび右リヤシート13Rは本発明のシートに対応し、実施の形態の面ファスナ26a〜26eは本発明の係合部に対応し、実施の形態の面ファスナ34a〜34eは本発明の被係合部に対応する。
請求項1の構成によれば、オプションマットはシートの前方のフロアパネルに設けたフロアカーペットに取り付けられる。オプションマットの車幅方向外縁部に固定端が固定され、オプションマットの下面に沿って自由端が車幅方向内側に向かって延びる板状部材を備え、板状部材の下面に設けた面ファスナがフロアパネルに設けたフロアカーペットに係合可能であるので、フロアマットに貫通穴を形成することなくオプションマットを取り付けることができるだけでなく、板状部材はオプションマットの下に隠れて車室内から見えないために見栄えが向上する。またフロアカーペット上にフロアマットが敷かれている場合でも、オプションマットと板状部材との間にフロアマットを挟み込むことで、オプションマットを支障なく取り付けることができ、しかもフロアマットの重量で板状部材がフロアパネルに押し付けられるため、オプションマットが乗員の足で押されても位置ずれし難くなる。
また請求項2の構成によれば、シートの脚部はフロアパネルに前後方向に敷設したシートレールに沿ってスライド自在に支持され、オプションマットの後縁部下面に設けた係合部とシートの脚部の前面に設けた被係合部とを備え、オプションマットの後縁部をフロアパネルから上向きに立ち上げた状態で係合部および被係合部が係合するので、オプションマットの着脱が容易に行えるだけでなく、オプションマットの上に落ちた泥や水を立ち上げ部で遮ってシートの下方に入り込むのを防止できる。しかもシートを前方にスライドさせたときにオプションマットの後部がシートの下方で折り返されるので、折り返された部分が乗員の足と干渉することがないだけでなく、シートのスライドをスムーズに行うことができる。また板状部材はオプションマットの車幅方向外縁部の前後方向中間よりも前方に設けられるので、シートを前方にスライドさせてオプションマットの後部が折り返されたとき、板状部材が設けられた部分に荷重が加わり難くなり、オプションマットをフロアカーペットに固定する面ファスナの外れを防止することができる。
また請求項3に記載された発明によれば、オプションマットは防水性を有するので、車室内に持ち込まれた水でオプションマットの上面が濡れても、その下方のフロアマットやフロアカーペットが濡れるのを防止することができる。
また請求項4の構成によれば、板状部材の固定端はオプションマットに縫製により固定されるので、オプションマットの縁部を縫製するときに板状部材を同時に縫製して製造コストを削減することができる。
自動車の車室内を右後方から見た斜視図。 図1の2方向矢視図。 オプションマットの平面図。 図3の4A−4A線、4B−4B線および4C−4C線断面図。 図2の5−5線断面図。 図5の6−6線断面図。 図2の7−7線断面図。 二人掛けシートの場合の前記図2に対応する図。 リヤシートを前方にスライドさせたときの作用説明図。
以下、図1〜図9に基づいて本発明の実施の形態を説明する。尚、本明細書において前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。
図1および図2に示すように、フロアパネル11の前部に左フロントシート12Lおよび右フロントシート12Rが車幅方向に並置され、フロアパネル11の後部に左リヤシート13Lおよび右リヤシート13Rが車幅方向に並置される。左フロントシート12Lは、左右一対のシートレールブラケット14,14の上面に支持した不図示のシートレールに沿って前後方向に独立してスライド自在であり、同様に右フロントシート12Rは、左右一対のシートレールブラケット15,15の上面に支持した不図示のシートレールに沿って前後方向に独立してスライド自在である。
一人掛けの左リヤシート13Lと二人掛けの右リヤシート13Rとは左右方向の幅が不均一に形成される。フロアパネル11には4本のシートレール16a,16b,16c,16eが敷設されており、左リヤシート13Lは左右一対の脚部17,17に下面に設けたスライダ18…が左側の2本のシートレール16a,16bに沿って独立してスライド自在であり、右リヤシート13Rは左右一対の脚部19,19に下面に設けたスライダ20…が右側の2本のシートレール16c,16eに沿って独立してスライド自在である。
フロアパネル11の上面にフロアカーペット11aが接着されており、左右のフロントシート12L,12Rおよび左右のリヤシート13L,13R間のフロアカーペット11a上に、必要に応じてオプションマット22が取り付けられる。フロアカーペット11a上に不図示のフロアマットを重ね、フロアマット上にオプションマット22を重ねる場合もあるが、図1に示すように、フロアカーペット11a上に直接オプションマット22を重ねる場合もある。以下、後者の場合について説明する。
図3〜図5に示すように、オプションマット22は、フロアカーペット11aあるいはフロアマットの汚れを防止するためのもので、防水性を有するビニールシート等を矩形状に裁断し、その外周部にヘム22aを縫製23して構成される。オプションマット22の前縁部下面に4個の矩形状の面ファスナ24a,24b,24c,24dが縫製25…され、オプションマット22の後縁部下面に5個の矩形状の面ファスナ26a,26b,26c,26d,26eが縫製27…される。
またオプションマット22の下面における前記5個の面ファスナ26a,26b,26c,26d,26eの直前位置に、比較的に剛性の高い平坦な矩形状の剛性部材28a,28b,28c,28d,28eが縫製29…される。剛性部材28a,28b,28c,28d,28eには、ニードルパンチ不織布、ループパイル、カットパイル、合成樹脂板等の素材が使用可能である。
またオプションマット22の左右両側縁部下面には、矩形状の合成樹脂板材よりなる板状部材30,30の車幅方向外側の固定端30a,30aが、ヘム22aと同時に縫製23,23される。板状部材30,30の車幅方向内側の自由端30b,30bは固定されず、オプションマット22の下面に対して接触・離間可能である。各板状部材30の下面には矩形状の面ファスナ31が縫製32される。板状部材30,30が取り付けられる前後方向位置は、オプションマット22の左右両側縁の前後方向中間よりも前方寄り、即ち前縁に近い位置である。
図1、図5および図6に示すように、左フロントシート12Lの左右のシートレールブラケット14,14の後端部の後面に面ファスナ33a,33bが固定され、右フロントシート12Rの左右のシートレールブラケット15,15の後端部の後面に面ファスナ33c,33dが固定される。左フロントシート12L側の面ファスナ33a,33bにはオプションマット22の前端左側の2個の面ファスナ24a,24bが係合可能であり、右フロントシート12R側の面ファスナ33c,33dにはオプションマット22の前端右側の2個の面ファスナ24c,24dが係合可能である。
左リヤシート13Lの左右の脚部17,17の前端部の前面に面ファスナ34a,34bが固定され、右リヤシート13Rの左右の脚部19,19の前端部の前面に面ファスナ34c,34eが固定される。左リヤシート13L側の面ファスナ34a,34bにはオプションマット22の後端左側の2個の面ファスナ26a,26bが係合可能であり、右リヤシート13R側の面ファスナ34c,34eにはオプションマット22の後端右側の2個の面ファスナ26c,26eが係合可能である。
図7(A)に示すように、フロアカーペット11aに板状部材30,30の下面の面ファスナ31,31が係合可能である。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
オプションマット22を左右のフロントシート12L,12Rと左右のリヤシート13L,13Rとの間のフロアカーペット11a上に取り付けるには、図1、図5および図7(A)に示すように、オプションマット22の前縁部に設けた4個の面ファスナ24a,24b,24c,24dを、左フロントシート12Lの左右一対のシートレールブラケット14,14の後面の面ファスナ33a,33bと、右フロントシート12Rの左右一対のシートレールブラケット15,15の後面の面ファスナ33c,33dとに係合するとともに、その後縁部に設けた4個の面ファスナ26a,26b,26c,26eを、左リヤシート13Lの左右一対の脚部17,17の前面の面ファスナ34a,34bと、右リヤシート13Rの左右一対の脚部19,19の前面の面ファスナ34c,34eとに係合し、更にオプションマット22の左右両側縁部の下面に設けた左右一対の板状部材30,30の面ファスナ31,31をフロアカーペット11aに係合すれば良い。
図5に示すように、オプションマット22を取り付けた状態で、その前縁および後縁はフロアカーペット11aから上方に立ち上がるため、乗員の靴に付着して車室内に持ち込まれた泥や雪は、立ち上がったオプションマット22の前縁に遮られて左右のフロントシート12L,12Rの下方に入り込むのが防止され、かつ立ち上がったオプションマット22の後縁に遮られて左右のリヤシート13L,13Rの下方に入り込むのが防止される、またオプションマット22は防水性を有するため、車室内に持ち込まれた雪が解けて水になってもフロアカーペット11aに染み込むことがない。
図9(A)に示すように、左右のリヤシート13L,13Rを前方にスライドさせると、オプションマット22の後部が折れ曲がって弛みが生じるが、その弛みは左右のリヤシート13L,13Rのシートクッションの下方に発生するため、左右のリヤシート13L,13Rに座った乗員の足に当たったり美観を損ねたりすることはない。
図7(A)に示すように、オプションマット22の左右両側縁部の板状部材30,30に設けた面ファスナ31,31がフロアカーペット11aに係合するので、乗員の足から荷重が加わってもオプションマット22が位置ずれすることがなく、また左右のリヤシート13L,13Rを前方にスライドさせたとき、オプションマット22の後部の弛みは左右のリヤシート13L,13Rのシートクッションの下方に留まり、乗員の足元のオプションマット22に影響が及び難くなる。
このとき、仮に板状部材30,30がオプションマット22の後縁寄りの位置に設けられていると、オプションマット22の後部が弛んだときに、面ファスナ31,31がフロアカーペット11aから剥がれて板状部材30,30が外れてしまう虞があるが、本実施の形態では板状部材30,30がオプションマット22の前縁寄りの位置に設けられているため、板状部材30,30が外れる虞はない。
しかも板状部材30,30は厚さが薄いため、板状部材30,30を取り付けた部分でオプションマット22が盛り上がることがなく、板状部材30,30を設けたことでオプションマット22の美観が低下することがない。
また左リヤシート13Lおよび右リヤシート13Rの一方だけを前方あるいは後方にスライドさせるとき、オプションマット22が捩じれてリヤシートのスライドが妨げられる可能性があるが、そのときには左リヤシート13Lあるいは右リヤシート13Rの引っ張られる側の面ファスナの係合が外れるため、リヤシートのスライドが妨げられることがない。
ところで、左右のリヤシート13L,13Rを前方にスライドさせてオプションマット22の後部に弛みが生じたとき、図9(B)に示すように、弛んだオプションマット22が鋭角に折れ曲がってシートレール16a,16b,16c,16eと脚部17,17,19,19との間に噛み込んでしまい、オプションマット22が傷付いたり、左右のリヤシート13L,13Rのスライドが不能になったりする可能性がある。
しかしながら、本実施の形態によれば、図9(A)に示すように、オプションマット22の後縁部近傍であってシートレール16a,16b,16c,16eの上方に位置する部分の剛性が剛性部材28a,28b,28c,28eにより高められるため、その部分が鋭角に折れ曲がり難くなり、シートレール16a,16b,16c,16eと脚部17,17,19,19との間に噛み込むのを防止することができる。
図2および図8に示すように、左右のリヤシート13L,13Rの仕様には2種類あり、前述した三人掛けの仕様(図2参照)の他に、二人掛けの仕様(図8参照)がある。二人掛けの仕様は左リヤシート13Lおよび右リヤシート13Rが同じ大きさであるため、シートレールの位置が前述した三人掛けの仕様と異なっている、即ち、二人掛けの仕様では、三人掛けの仕様のシートレール16cの代わりに、それよりもシートレール16eに近い位置にシートレール16dが設けられる。左リヤシート13L用の2本のシートレール16a,16bの間隔と、右リヤシート13R用の2本のシートレール16d,16eの間隔とは同じに設定される。
上述したように、二人掛けの仕様は4本のシートレール16a,16b,16d,16eに間隔が三人掛けの仕様と異なるが、オプションマット22には予め5個の面ファスナ26a,26b,26c,26d,26eが設けられており、三人掛けの仕様で使用した面ファスナ26cを使用せずに、代わりに面ファスナ26dを二人掛けの仕様に使用することで、同じオプションマット22を二人掛けの仕様および三人掛けの仕様の両方に共用することが可能となり、利便性の向上およびコストダウンに寄与することができる。
またオプションマット22には予め5個の剛性部材28a,28b,28c,28d,28eが設けられているため、三人掛けの仕様の4本のシートレール16a,16b,16c,16eにも、二人掛けの仕様の4本のシートレール16a,16b,16d,16eに対応することができ、何れの仕様でもオプションマット22の噛み込みを防止することができる。
以上、フロアカーペット11aの上に直接オプションマット22を取り付ける場合について説明したが、図7(B)に示すように、フロアカーペット11aの上にフロアマット37を取り付け、その上にオプションマット22を取り付けることができる。この場合、オプションマット22の板状部材30,30は、フロアマット37の車幅方向外端を抱き込む状態で、面ファスナ31,31でフロアカーペット11aに固定される。これにより、板状部材30,30はフロアマット37の重量でフロアカーペット11aに押し付けられ、乗員の足から荷重が加わったときに一層位置ずれし難くなる。
以上のように、本実施の形態によれば、フロアマット37に特別の貫通穴を形成することなくオプションマット22を取り付けることができるだけでなく、フロアマット37を用いない場合であってもオプションマット22を取り付けることができる。しかも板状部材30,30はオプションマット22の下に隠れて車室内から見えないために見栄えが向上する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明の係合部および被係合部は、実施の形態の面ファスナ26a〜26e,34a〜34eに限定されず、ホック等の他の手段であっても良い。
また本発明のシートは2列シートの車両の2列目シートであっても良いし、3列シートの車両の2列目シートあるいは3列目シートであっても良い。
11 フロアパネル
11a フロアカーペット
13L 左リヤシート(シート)
13R 右リヤシート(シート)
16a〜16e シートレール
17 脚部
19 脚部
22 オプションマット
23 縫製
26a〜26e 面ファスナ(係合部)
30 板状部材
30a 固定端
30b 自由端
31 面ファスナ
34a〜34e 面ファスナ(被係合部)

Claims (4)

  1. シート(13L,13R)の前方のフロアパネル(11)に設けたフロアカーペット(11a)にオプションマット(22)を取り付ける車両用オプションマットの取り付け構造であって、
    前記オプションマット(22)の車幅方向外縁部に固定端(30a)が固定され、前記オプションマット(22)の下面に沿って自由端(30b)が車幅方向内側に向かって延びる板状部材(30)を備え、前記板状部材(30)の下面に設けた面ファスナ(31)が前記フロアパネル(11)に設けた前記フロアカーペット(11a)に係合可能であることを特徴とする車両用オプションマットの取り付け構造。
  2. 前記シート(13L,13R)の脚部(17,19)は前記フロアパネル(11)に前後方向に敷設したシートレール(16a〜16e)に沿ってスライド自在に支持され、前記オプションマット(22)の後縁部下面に設けた係合部(26a〜26e)と前記シート(13L,13R)の脚部(17,19)の前面に設けた被係合部(34a〜34e)とを備え、前記オプションマット(22)の後縁部を前記フロアパネル(11)から上向きに立ち上げた状態で前記係合部(26a〜26e)および前記被係合部(34a〜34e)が係合し、前記板状部材(30)は前記オプションマット(22)の車幅方向外側縁部の前後方向中間よりも前方に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の車両用オプションマットの取り付け構造。
  3. 前記オプションマット(22)は防水性を有することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両用オプションマットの取り付け構造。
  4. 前記板状部材(30)の固定端(30a)は前記オプションマット(22)に縫製(23)により固定されることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用オプションマットの取り付け構造。
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