JP2016097820A - トリガ装置 - Google Patents

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Yasuhisa Tsujita
泰久 辻田
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Abstract

【課題】より簡便に使用することができるトリガ装置を提供する。
【解決手段】トリガ装置10は、タイヤについての状態を検知するタイヤセンサユニット113を制御するためのトリガ信号を送信する。そして、トリガ装置10には、ナビゲーション装置150などの外部装置と接続可能なユニバーサルシリアルバス接続部14が設けられており、そのユニバーサルシリアルバス接続部14を介してナビゲーション装置150などの外部装置からの電源電力が供給可能に構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤについての状態を検知するタイヤ状態検知装置を制御するためのトリガ信号を送信するトリガ装置に関するものである。
従来、トリガ装置としては、タイヤについての状態(例えば空気圧など)を検知するタイヤ状態検知装置に対して、タイヤの状態に関する情報の送信を要求するトリガ信号を送信し、タイヤについての状態を特定可能とするものが知られている。
このようなトリガ装置としては、例えば、特許文献1に示すように、ユーザによって携帯可能なリモートコントローラに、車両の解錠や施錠を行うための機能に加えて、ユーザの操作に応じてトリガ信号を送信する機能を搭載したものが開示されている。これによって、ユーザが車両を運転する前に、車両の解錠を行うとともに、タイヤについての状態を確認するなどの始業点検を行うことができる。
特開2005−186659号公報
しかしながら、このようなトリガ装置では、例えば、ユーザにより携帯可能であるが電池から電源電力が供給されており、電池が消耗してしまった場合にはトリガ信号が送信できなくなってしまうなど、より簡便に使用することができる装置が望まれていた。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、より簡便に使用することができるトリガ装置を提供することにある。
上記問題点を解決するトリガ装置は、タイヤについての状態を検知するタイヤ状態検知装置を制御するためのトリガ信号を送信するトリガ装置において、外部装置と接続可能なユニバーサルシリアルバス接続部が設けられ、前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置からの電源電力が供給可能に構成されることを要旨とする。
これによれば、トリガ装置は、ユニバーサルシリアルバス接続部を介して外部装置と接続することによって、外部装置からの電源電力が供給可能である。このため、トリガ装置では、外部装置からの電源電力の供給によりトリガ信号を送信することができ、より簡便に使用することができる。
上記トリガ装置について、前記ユニバーサルシリアルバス接続部から供給される電源電力を蓄電する蓄電池を備えた構成としてもよい。
これによれば、ユニバーサルシリアルバス接続部を介して外部装置と接続することによって、外部装置から供給される電源電力が蓄電池に蓄電できる。そして、蓄電池からの電源電力の供給によりトリガ信号を送信することができ、より簡便に使用することができる。
上記トリガ装置について、前記タイヤ状態検知装置からの検知結果に関する信号を受信し、前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置と通信可能なように構成され、前記外部装置における外部操作部の操作による操作信号を、前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置から受信可能であるとともに、前記外部装置における外部表示部に前記タイヤ状態検知装置からの検知結果を示す画像を表示させるための表示信号を、前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置に送信可能である制御部と、を備えた構成としてもよい。
これによれば、外部装置における外部操作部の操作に応じた操作信号を受信するとともに、タイヤ状態検知装置による検知結果に関する画像を外部装置における外部表示部に表示させる表示信号を送信することができ、トリガ装置における外部装置における外部表示部と外部操作部とを用いることができ、より簡便に使用することができる。
上記トリガ装置について、ユーザにより操作可能な操作部と、前記ユニバーサルシリアルバス接続部に前記外部装置を接続しない場合において、前記操作部の操作に応じて前記タイヤ状態検知装置からの信号を要求する第1モードと、前記ユニバーサルシリアルバス接続部に前記外部装置を接続した場合において、所定周期毎に前記タイヤ状態検知装置からの信号を要求する第2モードとに設定可能に制御する制御部と、を備えた構成としてもよい。
これによれば、外部装置と接続せずに使用する場合には、第1モードに設定され、ユーザの所望とするタイミングでタイヤ状態検知装置からの信号を要求することができ、電力の消耗を抑制することができる。その一方で、外部装置と接続して使用する場合には、第2モードに設定され、ユーザの所望とするタイミングでなくても、所定周期毎にタイヤ状態検知装置からの信号を要求することができる。このとき、外部装置からの電源電力の供給により、タイヤ状態検知装置からの信号を要求することができるので、トリガ装置における電源電力を消費させなくてもよい。したがって、外部装置と接続するか否かに対応したモードに設定することができ、より簡便に使用することができる。
上記トリガ装置について、ユーザにより操作可能な操作部と、前記ユニバーサルシリアルバス接続部に前記外部装置を接続しない場合において、前記操作部の操作に応じて前記タイヤ状態検知装置からの信号を要求してから所定時間が経過すると、前記信号を待ち受けする待受状態から前記信号を受信しない休止状態に制御する第3モードと、前記ユニバーサルシリアルバス接続部に前記外部装置を接続した場合において、前記タイヤ状態検知装置からの信号を受信しない休止状態に制御せずに、前記信号を待ち受けする待受状態に制御する第4モードとに設定可能に制御する制御部と、を備えた構成としてもよい。
これによれば、外部装置と接続せずに使用する場合には、第3モードに設定され、ユーザの所望とするタイミングでタイヤ状態検知装置からの信号を要求することができ、電力の消耗を抑制することができる。更には、信号を要求してから所定時間が経過すると、信号を待ち受けする待受状態から、信号を受信しない休止状態に制御することにより、電力の消耗を抑制することができる。その一方で、外部装置と接続して使用する場合には、第4モードに設定され、休止状態に制御されずに、待受状態に制御される。このとき、外部装置からの電源電力の供給により、待受状態に制御する時間を長くすることができるので、トリガ装置における電源電力を消費させなくてもよい。したがって、外部装置と接続するか否かに対応したモードに設定することができ、より簡便に使用することができる。
本発明によれば、より簡便に使用することができる。
実施形態のトリガ装置を含むタイヤ状態検知システムを示す概略構成図。 実施形態のトリガ装置を示す外観図。 実施形態のトリガ装置を含むタイヤ状態検知システムの回路構成を示す図。 トリガ制御処理を示すフローチャート。 トリガ制御処理を示すフローチャート。 (a)〜(e)は、トリガ装置により表示制御される画像の表示態様を示す図。
以下、図1〜図6を用いてトリガ装置を含むタイヤ状態検知システムを具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両110には、タイヤ状態検知システムSが搭載されている。車両110の4つの車輪101〜104は、ホイール部105と同ホイール部105に装着されるタイヤ106とから構成されている。
タイヤ状態検知システムSは、タイヤ106の状態を検知するためのタイヤ状態検知装置130と、タイヤ状態検知装置130を制御するためのトリガ信号を出力するトリガ装置10と、車両110の車体に設置されるナビゲーション装置150とを備えている。
タイヤ状態検知装置130は、車両110の4つの車輪101〜104にそれぞれ取り付けられるタイヤセンサユニット113と、車両110の車体に設置される受信機ユニット131と、を備えている。
ホイール部105には、タイヤバルブと一体的にタイヤセンサユニット113が配設されている。このタイヤセンサユニット113は、タイヤ106内の空気圧(タイヤ空気圧)や温度(タイヤ内温度)などのタイヤ106の状態を検出し、その検出結果に関する送信信号(検出結果情報)を受信機ユニット131やトリガ装置10に無線送信する。
本実施形態において、トリガ装置10は、タイヤ106の状態に関する信号の送信を要求するトリガ信号(以降、「状態要求トリガ信号」と示す)をタイヤセンサユニット113に無線送信し、タイヤセンサユニット113から検出結果に関する送信信号(以降、「状態検出結果信号」と示す)を受信することが可能なように構成されている。
また、トリガ装置10がナビゲーション装置150に接続されることによって、ナビゲーション装置150からトリガ装置10に電源電力が供給されるとともに、ナビゲーション装置150とトリガ装置10とで各種信号の送受信が可能となる。
図2に示すように、トリガ装置10の本体部11には、操作部12と、表示部13と、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、以降、「USB」と示す)接続部14とが設けられている。
操作部12は、ユーザによって操作可能な1つの操作ボタンとその操作を検知するセンサとを含む構成とされている。表示部13は、タイヤ106の状態をユーザにより特定可能に報知する3つのランプ部材13a〜13cから構成されている。具体的には、正常である場合には、ランプ部材13aが点灯し、空気圧の異常である場合には、ランプ部材13bが点灯し、温度の異常である場合には、ランプ部材13cが点灯する。USB接続部14は、ナビゲーション装置150などの外部装置と接続可能なコネクタを含むように構成されている。なお、本実施形態においては、A端子のコネクタが採用されているが、これに限定されない。
図3に示すように、タイヤ状態検知システムSに含まれるトリガ装置10は、操作部12、表示部13、USB接続部14、LF送信回路15、LF送信用アンテナ16、RF通信回路17、RF通信用アンテナ18、トリガコントローラ19、充電回路20、及び蓄電池21を備える。トリガ装置10は、蓄電池21からの電力供給によって動作する。
操作部12は、操作ボタンの操作が検出されると、操作検出信号をトリガコントローラ19に出力する。表示部13(13a〜13c)は、トリガコントローラ19からの制御信号に対応して点灯、消灯することによって、タイヤ106の状態の検出結果を表示する。なお、本実施形態では、操作部12が請求項における操作部を構成し、表示部13が請求項における表示部を構成する。
USB接続部14は、ナビゲーション装置150などの外部装置と接続可能であり、外部装置と情報の送受信が可能であるとともに、外部装置から電源電力が供給可能である。充電回路20は、USB接続部14を介して供給された電源電力を蓄電池21に蓄電するための回路である。
LF送信回路15は、所定の周波数帯域(本実施形態では135kHz)の電波を用いて、LF送信用アンテナ16を通じて信号の送信を行う回路であり、特に、状態要求トリガ信号を送信する回路である。
RF通信回路17は、所定の周波数帯域(本実施形態では2.4GHz)の電波を用いて、RF通信用アンテナ18を通じて信号の送受信を行う回路であり、特に、状態検出結果信号を受信する回路である。
トリガコントローラ19は、CPU19a及び記憶部19b(RAMやROM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなる。トリガコントローラ19の記憶部19bには、トリガ装置10の動作を統括的に制御するプログラムが記憶されている。また、トリガコントローラ19の記憶部19bには、各タイヤ106に配置されたタイヤセンサユニット113を識別可能とする識別情報が記憶されている。状態検出結果信号には、このような識別情報が含まれており、トリガコントローラ19は、このような状態検出結果信号を受信することによって、状態検出結果信号の送信元となるタイヤセンサユニット113を特定することができる。
トリガコントローラ19は、操作部12の操作が検出された場合など、所定の送信条件の成立に応じて、状態要求トリガ信号をLF送信回路15に送信させる。トリガコントローラ19は、状態検出結果信号をRF通信回路17から受信すると、その信号に基づいてタイヤ106の状態に関する情報を履歴情報として累積的に記憶部19bに記憶し、その情報を表示部13に表示させる。
トリガコントローラ19は、USB接続部14にナビゲーション装置150などの外部装置が接続されているか否かを検出する。本実施形態において、トリガ装置10には、複数種類の制御モードが設定可能であり、USB接続部14にナビゲーション装置150が接続されている場合と接続されていない場合とに応じたモードが設定される。詳しくは、トリガコントローラ19は、USB接続部14にナビゲーション装置150が接続されていない場合には、トリガ装置10を単独で使用する単独モードを設定する。その一方で、トリガコントローラ19は、USB接続部14にナビゲーション装置150が接続されている場合には、トリガ装置10をナビゲーション装置150と連動させて使用する連動モードを設定する。なお、本実施形態において、単独モードが第1モードに相当し、連動モードが第2モードに相当する。
特に、トリガコントローラ19は、連動モードに設定されている場合、予め定めた所定周期毎に所定の送信条件が成立して、状態要求トリガ信号をLF送信回路15に送信させる。また、トリガコントローラ19は、連動モードに設定されている場合、USB接続部14を介してナビゲーション装置150などの外部装置と各種情報の送受信が可能である。
具体的な一例としては、トリガコントローラ19は、USB接続部14を介してナビゲーション装置150から送信要求信号を受信した場合、所定の送信条件が成立して、状態要求トリガ信号をLF送信回路15に送信させる。また、トリガコントローラ19は、USB接続部14を介してナビゲーション装置150から履歴要求信号を受信した場合には、記憶部19bに記憶されている履歴情報を履歴信号として、USB接続部14を介してナビゲーション装置150に送信する。また、トリガコントローラ19は、タイヤセンサユニット113から状態検出結果信号を受信した場合には、その状態検出結果信号を、USB接続部14を介してナビゲーション装置150に送信する。
なお、トリガコントローラ19は、状態要求トリガ信号を送信すると、RF通信回路17を待受状態に制御し、状態要求トリガ信号の送信から所定時間が経過すると、RF通信回路17を休止状態に制御する。待受状態は、信号を受信可能な状態であり、休止状態は、信号を受信不可能で、待受状態よりもトリガ装置10の消費電力が小さい状態である。
トリガ装置10では、連動モードが設定されているときには、ナビゲーション装置150などの外部装置から電源電力が供給され、蓄電池21に電源電力が蓄電される。このため、連動モードが設定されているときには、操作部12の操作とは別で、所定周期で状態要求トリガ信号を送信させても、電源電力の消耗が比較的小さくなる。つまり、連動モードが設定されているときには、単独モードが設定されているときよりも、待受状態に制御される時間が長くなり、消費電力が大きくなるような制御であっても実現可能となる。なお、本実施形態において、トリガコントローラ19が、USB接続部14を介してナビゲーション装置150などの外部装置との各種信号の送受信を行うとともに、各種モードの設定を行う制御部を構成する。
各タイヤセンサユニット113は、センサユニットコントローラ114、圧力センサ115、温度センサ116、LF受信回路117、LF受信用アンテナ118、RF通信回路119、RF通信用アンテナ120、及び電池121を備える。タイヤセンサユニット113は、電池121からの電力供給によって動作する。
圧力センサ115は、対応するタイヤ空気圧を検出する。温度センサ116は、対応するタイヤ内温度を検出する。
LF受信回路117は、所定の周波数帯域(本実施形態では135kHz)の電波を用いて、LF受信用アンテナ118を通じて信号の受信を行う回路であり、特に、トリガ装置10からの状態要求トリガ信号を受信する回路である。
RF通信回路119は、所定の周波数帯域(本実施形態では2.4GHz)の電波を用いて、RF通信用アンテナ120を通じて信号の送受信を行う回路であり、特に、状態検出結果信号を受信機ユニット131やトリガ装置10に送信する回路である。
センサユニットコントローラ114は、CPU114a及び記憶部114b(RAMやROM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなる。センサユニットコントローラ114の記憶部114bには、タイヤセンサユニット113の動作を統括的に制御するプログラムが記憶されている。
センサユニットコントローラ114は、所定の間隔毎に圧力センサ115からの検出信号を受け取り、それら検出信号に基づく圧力データを記憶部114bに記憶する。また、センサユニットコントローラ114は、所定の間隔毎に温度センサ116からの検出信号を受け取り、それら検出信号に基づく温度データを記憶部114bに記憶する。
センサユニットコントローラ114の記憶部114bには、圧力センサ115によって検出された圧力データと比較するための閾値が予め記憶されている。閾値は、タイヤ106固有の情報であり、ホイール部105とタイヤ106とによって封入されたタイヤ空気圧が過度に低くなったときに検出される圧力データよりも余裕を持って低目に設定されている。センサユニットコントローラ114は、圧力センサ115によって検出された圧力データが閾値を超えた場合には、空気圧の異常を示す状態検出結果信号を生成し、RF通信回路119に送信させる。
また、センサユニットコントローラ114の記憶部114bには、温度センサ116によって検出された温度データと比較するための閾値が予め記憶されている。閾値は、タイヤ106固有の情報であり、ホイール部105とタイヤ106とによって封入されたタイヤ内温度が過度に高くなったときに検出される温度データよりも余裕を持って高目に設定されている。センサユニットコントローラ114は、温度センサ116によって検出された温度データが閾値を超えた場合には、温度の異常を示す状態検出結果信号を生成し、RF通信回路119に送信させる。
一方、センサユニットコントローラ114は、圧力センサ115によって検出された圧力データが閾値を超えていない場合、及び、温度センサ116によって検出された温度データが閾値を超えていない場合には、異常を示す状態検出結果信号を生成させない。
なお、本実施形態において、センサユニットコントローラ114は、圧力センサ115によって検出された圧力データや温度センサ116によって検出された温度データが閾値を超えていない場合であっても、所定回(例えば4回)毎に正常を示す状態検出結果信号をRF通信回路119に送信させる。
また、本実施形態において、センサユニットコントローラ114は、LF受信回路117によりトリガ装置10からの状態要求トリガ信号を受信すると、状態検出結果信号をRF通信回路119に送信させる。
受信機ユニット131は、受信機ユニットコントローラ133を備えるとともに、RF通信回路135を備えている。受信機ユニット131の受信機ユニットコントローラ133には、表示器138が接続されている。受信機ユニットコントローラ133は、CPU133a及び記憶部(ROMやRAM等)133bを含むマイクロコンピュータ等よりなる。受信機ユニットコントローラ133の記憶部133bには、受信機ユニット131の動作を統括的に制御するプログラムが記憶されている。RF通信回路135は、各タイヤセンサユニット113からRF通信アンテナ132を通じて受信された状態検出結果信号を受信機ユニットコントローラ133に送る。
受信機ユニットコントローラ133は、RF通信回路135からの状態検出結果信号に基づき、送信元のタイヤセンサユニット113に対応するタイヤ106の状態(タイヤ空気圧やタイヤ内温度)に関するデータが閾値を超えた場合に、タイヤ106の状態に関する情報等を表示器138に表示させる。表示器138は、車室内等、車両110の搭乗者の視認範囲に配置され、受信機ユニットコントローラ133により特定されたタイヤ106の状態の異常を表示(報知)する。
ナビゲーション装置150は、操作部151、タッチセンサ152、表示部153、スピーカ154、オーディオ制御部155、位置情報取得部156、USB接続部157、及びナビゲーションコントローラ158、を備える。なお、ナビゲーション装置150は、車体に搭載された図示しないバッテリからの電力供給によって動作し、USB接続部157にトリガ装置10が接続された場合には、USB接続部157を介してトリガ装置10に電源電力を供給する。
操作部151は、ユーザによって操作可能な複数の操作ボタン151a〜151f(図6参照)とそれらの操作を検知するセンサとから構成されている。タッチセンサ152は、表示部153の表示領域において、ユーザの指などの接触領域を検知するセンサである。表示部153は、所定の画像を表示させる液晶表示装置であり、ナビゲーション情報やタイヤ106の状態をユーザにより特定可能に報知する。なお、本実施形態では、操作部151やタッチセンサ152が外部操作部を構成し、表示部153が外部表示部を構成する。
本実施形態において、トリガ装置10の操作部12は、ナビゲーション装置150の操作部151及びタッチセンサ152と比較すると、小型であり、操作ボタンや検知するセンサが少なく、操作種別(操作態様の種別)が少ない簡素な構成であるといえる。また、トリガ装置10の表示部13は、ナビゲーション装置150の表示部153と比較すると、小型であり、表示領域が狭く、表示する画像の種類が少ない簡素な構成であるといえる。
スピーカ154は、ナビゲーション装置150における音声を出力する。オーディオ制御部155は、表示部153に画像を表示させる制御やスピーカ154から音声を出力させるための制御を行う。位置情報取得部156は、全地球測位網などを用いてナビゲーション装置150が配置されている位置情報を取得する。USB接続部157は、トリガ装置10と接続可能なコネクタを含むように構成されている。
ナビゲーションコントローラ158は、CPU158a及び記憶部158b(RAMやROM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなる。ナビゲーションコントローラ158の記憶部158bには、ナビゲーション装置150の動作を統括的に制御するプログラムが記憶されている。
ナビゲーションコントローラ158は、USB接続部157にトリガ装置10が接続された場合には、操作部151やタッチセンサ152の操作に応じて、トリガ装置10に状態要求トリガ信号の送信を要求する送信要求信号やトリガ装置10から履歴情報を要求する履歴要求信号を、USB接続部157を介して送信する。
また、ナビゲーションコントローラ158は、USB接続部157にトリガ装置10が接続された場合において、トリガ装置10から履歴情報を示す履歴信号を受信したときには、履歴信号に基づく履歴画像を表示部153に表示させる。ナビゲーションコントローラ158は、USB接続部157にトリガ装置10が接続された場合において、状態検出結果信号をトリガ装置10から受信したときには、検出結果に関する画像を表示部153に表示可能に制御する。特に、ナビゲーションコントローラ158は、異常を示す状態検出結果信号をトリガ装置10から受信した場合には、異常を示す画像を表示部153に表示させる制御を行う。
ここで、図4及び図5を参照してトリガ装置10において実行されるトリガ制御処理について詳しく説明する。トリガ装置10において、予め定めた周期毎にトリガ制御処理が実行される。
図4に示すように、トリガ制御処理において、トリガコントローラ19は、USB接続部14にナビゲーション装置150などの外部装置が接続されているか否かを判定する(ステップS11)。USB接続部14にナビゲーション装置150などの外部装置が接続されているとは判定されなかった場合には、トリガコントローラ19は、単独モードを示す情報を記憶部19bに記憶することで制御モードを単独モードに設定し(ステップS12)、ステップS14に移行する。その一方で、USB接続部14にナビゲーション装置150などの外部装置が接続されているとは判定された場合には、トリガコントローラ19は、連動モードを示す情報を記憶部19bに記憶することで制御モードを連動モードに設定し(ステップS13)、ステップS14に移行する。
ステップS14において、トリガコントローラ19は、操作部12の操作が検知されたか否かを判定する。操作部12の操作が検知されたと判定されなかった場合には、トリガコントローラ19は、ステップS15に移行する。その一方で、操作部12の操作が検知されたと判定された場合には、トリガコントローラ19は、状態要求トリガ信号をLF送信回路15に送信させ(ステップS18)、図5に示すステップS19に移行する。このように、設定されているモードに関係なく、操作部12の操作に応じて、トリガ装置10のLF送信回路15から状態要求トリガ信号が送信される。
ステップS15において、トリガコントローラ19は、連動モードにおいてUSB接続部14を介してナビゲーション装置150から送信要求信号を受信したか否かを判定する。この送信要求信号は、ナビゲーション装置150における操作部151やタッチセンサ152の操作に応じて送信される信号である。送信要求信号を受信したと判定されなかった場合には、トリガコントローラ19は、ステップS16に移行する。その一方で、送信要求信号を受信したと判定された場合には、トリガコントローラ19は、状態要求トリガ信号をLF送信回路15に送信させ(ステップS18)、図5に示すステップS19に移行する。このように、ナビゲーション装置150における操作部151やタッチセンサ152の操作に応じて、トリガ装置10のLF送信回路15から状態要求トリガ信号が送信される。
ステップS16において、トリガコントローラ19は、連動モードであるか否かを判定する。連動モードであると判定されなかった場合には、トリガコントローラ19は、図5に示すステップS19に移行する。その一方で、連動モードであると判定された場合には、トリガコントローラ19は、所定周期となる時間が経過したか否かを判定する(ステップS17)。所定周期となる時間が経過したと判定されなかった場合には、トリガコントローラ19は、図5に示すステップS19に移行する。その一方で、所定周期となる時間が経過したと判定された場合には、トリガコントローラ19は、状態要求トリガ信号をLF送信回路15に送信させ(ステップS18)、図5に示すステップS19に移行する。このように、連動モードである場合には、所定周期毎に、トリガ装置10のLF送信回路15から状態要求トリガ信号が送信される。
図5に示すステップS19において、トリガコントローラ19は、状態検出結果信号を受信したか否かを判定する。状態検出結果信号を受信したと判定しなかった場合には、トリガコントローラ19は、ステップS24に移行する。その一方で、状態検出結果信号を受信したと判定した場合には、トリガコントローラ19は、タイヤ106の状態の検出結果を示す情報を履歴情報として記憶部19bに記憶する(ステップS20)。そして、トリガコントローラ19は、タイヤ106の状態の検出結果を示す情報を表示部13に表示させる状態表示制御処理を実行し(ステップS21)、ステップS22に移行する。
ステップS22において、トリガコントローラ19は、連動モードであるか否かを判定する。連動モードであると判定されなかった場合には、トリガコントローラ19は、ステップS24に移行する。その一方で、連動モードであると判定された場合には、USB接続部14を介して、状態検出結果信号をナビゲーション装置150に送信し(ステップS23)、ステップS24に移行する。このように、連動モードである場合に状態検出結果信号を受信すると、USB接続部14を介して、状態検出結果信号がナビゲーション装置150に送信される。
ステップS24において、トリガコントローラ19は、連動モードにおいてUSB接続部14を介してナビゲーション装置150から履歴要求信号を受信したか否かを判定する。この履歴要求信号は、ナビゲーション装置150における操作部151やタッチセンサ152の操作に応じて送信される信号である。履歴要求信号を受信したと判定されなかった場合には、トリガコントローラ19は、トリガ制御処理を終了する。その一方で、履歴要求信号を受信したと判定された場合には、トリガコントローラ19は、記憶部19bに記憶された履歴情報を読み出し、USB接続部14を介して、履歴情報を示す履歴信号をナビゲーション装置150に送信し(ステップS25)、トリガ制御処理を終了する。このように、ナビゲーション装置150における操作部151やタッチセンサ152の操作に応じて、ナビゲーション装置150に履歴信号が送信される。なお、本実施形態において、ナビゲーション装置150からトリガ装置10に送信される送信要求信号及び履歴要求信号が操作信号に相当し、トリガ装置10からナビゲーション装置150に送信される状態検出結果信号や履歴信号が表示信号に相当する。
次に、本実施形態のトリガ装置10を含むタイヤ状態検知システムSの作用について説明する。
本実施形態では、トリガ装置10は、内蔵されている蓄電池21からの電源電力が供給される。トリガ装置10がUSB接続部14を介してナビゲーション装置150などの外部装置に接続されている場合には、外部装置から供給される電源電力が蓄電池21に蓄電される。
トリガ装置10がUSB接続部14を介してナビゲーション装置150などの外部装置に接続されていない場合には、単独モードに設定される。その一方で、トリガ装置10がUSB接続部14を介してナビゲーション装置150などの外部装置に接続されている場合には、連動モードに設定される。
単独モードに設定されている場合であっても連動モードに設定されている場合であっても同じように、操作部12が操作されることによって、LF送信回路15により状態要求トリガ信号が送信される。RF通信回路17により、状態検出結果信号が受信されると、その信号に基づく情報が履歴情報として記憶部19bに記憶されるとともに、その情報が表示部13に表示される。
連動モードに設定されている場合、RF通信回路17により、状態検出結果信号が受信されると、USB接続部14を介してナビゲーション装置150に送信され、タイヤ106の状態の検出結果を示す画像がナビゲーション装置150の表示部153に表示される。
連動モードに設定されている場合、所定周期でLF送信回路15により状態要求トリガ信号が送信される。また、連動モードに設定されている場合、ナビゲーション装置150の操作部151やタッチセンサ152の操作に応じて送信要求信号がトリガ装置10に送信されると、LF送信回路15により状態要求トリガ信号が送信される。また、連動モードに設定されている場合、ナビゲーション装置150の操作部151やタッチセンサ152の操作に応じて履歴要求信号がトリガ装置10に送信されると、履歴情報を示す履歴信号がUSB接続部14を介してナビゲーション装置150に送信され、ナビゲーション装置150の表示部153に履歴画像が表示される。
具体的な一例としては、図6(a)に示すように、ナビゲーション装置150において、通常時では、車両の周辺の地図画像が表示部153に表示される。そして、図6(b)に示すように、タイヤセンサユニット113によりタイヤ106の空気圧に異常があると検知されると、異常を示す画像が表示部153に表示される。
また、図6(c)に示すように、ナビゲーション装置150の操作部151やタッチセンサ152の操作に応じて、トリガ装置10との連動制御に関する操作画面が表示部153に表示される。図6(d)に示すように、タイヤ状態モニタを選択すると、状態要求トリガ信号の送信により取得されたタイヤ106の状態の検出結果を示す画像が表示部153に表示される。また、図6(e)に示すように、タイヤ状態履歴表示を選択すると、履歴信号に基づく履歴画像が表示部153に表示される。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)トリガ装置10では、USB接続部14を介してナビゲーション装置150などの外部装置と接続することによって、外部装置からの電源電力が供給可能である。このため、トリガ装置10では、外部装置からの電源電力の供給によりトリガ信号を送信することができ、より簡便に使用することができる。
(2)トリガ装置10は、USB接続部14から供給される電源電力を蓄電する蓄電池21を備えたので、USB接続部14を介して外部装置と接続することによって、外部装置から供給される電源電力が蓄電池21に蓄電できる。そして、蓄電池21からの電源電力の供給によりトリガ信号を送信することができ、より簡便に使用することができる。
(3)従来のトリガ装置においては、携帯性を高めると、低機能化を招くおそれがある反面、高機能化を図ると、低コスト化を図ることができず、更には大型化を招くおそれがあった。その一方で、本実施形態におけるトリガ装置10は、ナビゲーション装置150における表示部153(外部表示部)よりも小型の表示部13と、ナビゲーション装置150における操作部151やタッチセンサ152(外部操作部)よりも小型で操作種別が少ない操作部12とを備えており、低コスト化と小型化とを図ることができる。
(4)また、トリガ装置10は、ナビゲーション装置150からの各種信号を受信するとともに、タイヤ状態検知装置130による検知結果に関する画像をナビゲーション装置150の表示部153に表示させる信号を送信することができる。したがって、トリガ装置10において、ナビゲーション装置150における表示部153、操作部151、タッチセンサ152を用いて機能を低下させることがなく、より簡便に使用することができる。
(5)トリガ装置10は、USB接続部14を介して外部装置と接続せずに使用する場合には、単独モードに設定され、ユーザの所望とするタイミングでタイヤセンサユニット113からの信号を要求することができ、電力の消耗を抑制することができる。その一方で、USB接続部14を介して外部装置と接続して使用する場合には、連動モードに設定され、ユーザの所望とするタイミングでなくても、所定周期毎にタイヤセンサユニット113からの信号を要求することができる。このとき、ナビゲーション装置150からの電源電力の供給により、タイヤセンサユニット113からの信号を要求することができるので、トリガ装置10における電源電力を消費させなくてもよい。したがって、外部装置と接続するか否かに対応したモードに設定することができ、より簡便に使用することができる。
なお、第2実施形態では、トリガコントローラ19は、連動モードにおいて、操作部12の操作に拘わらず、常時、LF送信回路15を休止状態に、RF通信回路17を待受状態にそれぞれ制御する。これによって、トリガ装置10は、状態要求トリガ信号を送信することなく、タイヤセンサユニット113からの状態検出結果信号を待ち受けし、状態検出結果信号を受信した場合には、USB接続部14を介して状態検出結果信号をナビゲーション装置150に送信する。
この場合、単独モードに設定されているときには、図4に示すステップS14,S15を実行し、肯定と判定されたときに、トリガコントローラ19は、図4に示すステップS18のように、LF送信回路15に状態要求トリガ信号を送信させる。その一方で、連動モードに設定されているときには、図4に示すステップS14〜S18を実行せずに、LF送信回路15に状態要求トリガ信号を送信させない。なお、本実施形態において、単独モードが第3モードに相当し、連動モードが第4モードに相当する。
以上詳述したように、第2実施形態は、第1実施形態における(1)〜(4)の効果に加えて、以下の効果を有する。
(6)トリガ装置10は、USB接続部14を介して外部装置と接続せずに使用する場合には、単独モードに設定され、ユーザの所望とするタイミングでタイヤセンサユニット113からの信号を要求することができ、電力の消耗を抑制することができる。更には、信号を要求してから所定時間が経過したときに、信号を待ち受けする待受状態から、信号を受信しない休止状態に制御することにより、電力の消耗を抑制することができる。その一方で、USB接続部14を介して外部装置と接続して使用する場合には、連動モードに設定され、休止状態に制御されずに、待受状態に制御される。このとき、ナビゲーション装置150からの電源電力の供給により、待受状態に制御する時間を長くすることができるので、トリガ装置10における電源電力を消費させなくてもよい。したがって、外部装置と接続するか否かに対応したモードに設定することができ、より簡便に使用することができる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
・第2実施形態において、連動モードにおいて、操作部12の操作やナビゲーション装置150からの送信要求信号の受信に応じて、状態要求トリガ信号を送信するように制御してもよく、その場合には、単独モードと同じように、状態要求トリガ信号の送信から所定時間が経過した後に、待受状態から休止状態に制御してもよい。
・第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせて、連動モードにおける第2モードと第4モードとを切替可能としてもよい。この場合、例えば、操作部12の操作や外部装置における操作部の操作に応じて、モードの切替が行われてもよい。また、例えば、操作部12の操作や外部装置における操作部の操作に応じて、単独モードと連動モードと切替が行われてもよい。
・蓄電池21としてリチウムを用いた蓄電池を採用したが、これに限らず、例えば、鉛蓄電池やニッケルを用いた蓄電池など、別の蓄電池を採用してもよく、蓄電池ではない一次電池や電池自体を備えない構成であってもよい。
・例えば、連動モードにおいて、トリガ装置10の操作部12が操作されても、状態要求トリガ信号が送信されないように構成してもよい。例えば、連動モードにおいて、トリガ装置10の表示部13に、タイヤ106の状態の検出結果を示す情報が表示されないように構成してもよい。
・例えば、単独モードにおいて、所定周期で状態要求トリガ信号が送信されてもよく、連動モードよりも長い周期で状態要求トリガ信号が送信されることが好ましい。
・トリガ装置10は、タイヤ106の状態の検知結果を要求する状態要求トリガ信号を送信したが、これに限らず、例えば、タイヤセンサユニット113の設定変更に関する設定変更トリガ信号を送信してもよく、これらの組み合わせであってもよい。つまり、トリガ装置10は、タイヤについての状態を検知するタイヤ状態検知装置を制御するためのトリガ信号を送信するものであればよい。
・例えば、トリガ装置10が無線通信する対象としてはタイヤセンサユニット113が採用されたが、これに限らず、例えば、受信機ユニット131が採用されてもよい。
・例えば、タイヤについての状態を検知するタイヤ状態検知装置としては、タイヤセンサユニット113を備えていれば、受信機ユニット131を備えない構成であってもよい。
・トリガ装置10が含まれるタイヤ状態検知システムとしては、ナビゲーション装置150が搭載されていないシステムであってもよく、USB接続部14にナビゲーション装置150とは別の外部装置が接続可能であればよい。
・車体に設置されるナビゲーション装置150を外部装置として採用したが、これに限らず、例えば、受信機ユニット131自体、携帯電話、携帯端末、コンピュータ、携帯型バッテリ等、USB接続部を有する他の装置を外部装置として採用してもよい。つまり、外部装置としては、USB接続部を備えていれば、車体に設置されているか否か、携帯可能であるか否か、通信可能であるか否かを問わない。具体的な一例としては、携帯電話、携帯端末、携帯型バッテリが外部装置として採用された場合には、トリガ装置10が外部装置に接続された状態で携帯可能であり、タイヤ106の近くに配置可能であり、簡便に使用することができる。また、トリガ装置10がコンピュータなどに接続することによって、コンピュータからトリガ装置10自体のプログラムを更新させたり、タイヤセンサユニット113のプログラムを更新させたりするための情報を受信することも可能であり、より簡便に使用することができる。
・トリガ装置10において、状態要求トリガ信号をRF通信回路17により通信してもよい。また、USB接続部14に外部装置が接続されていない場合に、LF送信回路15に状態要求トリガ信号を送信させ、USB接続部14に外部装置が接続されている場合に、RF通信回路17に状態要求トリガ信号を送信させてもよい。
・操作部12は、例えば、2個以上の操作ボタン及びセンサで構成されてもよい。また、操作部12は、例えば、同じ操作ボタンであっても、短い時間押圧される通常操作、長い時間押圧される長押し操作など、複数種類の操作態様が検知可能であってもよい。また、操作部12は、例えば、押圧操作を検知するものに限らず、ナビゲーション装置150などの外部装置における操作部151及びタッチセンサ152よりも操作種別が少ない簡素な表示装置であることが好ましい。
・表示部13は、例えば、1個、2個又は4個以上のランプ部材で構成されてもよく、単色点灯であっても複数色で点灯可能であってもよい。また、例えば、表示部13は、ランプ部材ではなくても、所定の画像を表示するものであってもよく、ナビゲーション装置150などの外部装置における表示部153よりも表示サイズが小さい簡素な表示装置であることが好ましい。
・タイヤ空気圧やタイヤ内温度について閾値と比較することで異常であるか否かを判定したが、これに限らず、例えば、タイヤ空気圧やタイヤ内温度の変化量を監視することで異常であるか否かを判定してもよく、これらの組み合わせであってもよい。
・タイヤ空気圧とタイヤ内温度との何れか一方を、タイヤ106についての状態として検知してもよく、タイヤ空気圧やタイヤ内温度以外を検知してもよい。例えば、タイヤ106の摩耗、異常振動、センサユニットコントローラ114自体の異常、圧力センサ115自体の異常、温度センサ116自体の異常、電池121の電圧低下などが検出され、送信信号が送信されてもよく、これらの組み合わせであってもよい。
・トリガ装置10において、タイヤ106についての状態が正常であるか異常であるかを判定してもよく、タイヤセンサユニット113において、タイヤ106についての状態が正常であるか異常であるかを判定しなくてもよい。つまり、タイヤセンサユニット113としては、タイヤ106についての状態を検知し、検知結果に関する信号が出力されればよい。
・例えば、上記のようなトリガ装置10を備えるタイヤ状態検知システムとしても同じような効果を奏し、そのような構成としてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置から前記操作信号が受信された場合、当該操作信号に応じた制御を行うことを特徴とする。
(ロ)前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置からトリガ信号の送信を要求する前記操作信号が受信された場合、トリガ信号を送信することを特徴とする。
(ハ)前記タイヤ状態検知装置により検知されたタイヤについての状態の検知結果を履歴情報として累積して記憶する履歴記憶手段を備え、前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置から履歴情報の送信を要求する前記操作信号が受信された場合、前記外部装置に履歴情報を送信することを特徴とする。
S…タイヤ状態検知システム、10…トリガ装置、12…操作部、13…表示部、14,157…ユニバーサルシリアルバス接続部、15…LF送信回路、17…RF通信回路、19…トリガコントローラ、20…充電回路、21…蓄電池、101〜104…車輪、105…ホイール部、106…タイヤ、110…車両、113…タイヤセンサユニット、114…センサユニットコントローラ、115…圧力センサ、116…温度センサ、117…LF受信回路、119…RF通信回路、120…電池、130…タイヤ状態検知装置、133…受信機ユニットコントローラ、150…ナビゲーション装置、151…操作部、152…タッチセンサ、153…表示部。

Claims (5)

  1. タイヤについての状態を検知するタイヤ状態検知装置を制御するためのトリガ信号を送信するトリガ装置において、
    外部装置と接続可能なユニバーサルシリアルバス接続部が設けられ、
    前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置からの電源電力が供給可能に構成されるトリガ装置。
  2. 前記ユニバーサルシリアルバス接続部から供給される電源電力を蓄電する蓄電池を備えた請求項1に記載のトリガ装置。
  3. 前記タイヤ状態検知装置からの検知結果に関する信号を受信し、
    前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置と通信可能なように構成され、
    前記外部装置における外部操作部の操作による操作信号を、前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置から受信可能であるとともに、前記外部装置における外部表示部に前記タイヤ状態検知装置からの検知結果を示す画像を表示させるための表示信号を、前記ユニバーサルシリアルバス接続部を介して前記外部装置に送信可能である制御部と、を備えた請求項1又は請求項2に記載のトリガ装置。
  4. ユーザにより操作可能な操作部と、
    前記ユニバーサルシリアルバス接続部に前記外部装置を接続しない場合において、前記操作部の操作に応じて前記タイヤ状態検知装置からの信号を要求する第1モードと、前記ユニバーサルシリアルバス接続部に前記外部装置を接続した場合において、所定周期毎に前記タイヤ状態検知装置からの信号を要求する第2モードとに設定可能に制御する制御部と、を備えた請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のトリガ装置。
  5. ユーザにより操作可能な操作部と、
    前記ユニバーサルシリアルバス接続部に前記外部装置を接続しない場合において、前記操作部の操作に応じて前記タイヤ状態検知装置からの信号を要求してから所定時間が経過すると、前記信号を待ち受けする待受状態から前記信号を受信しない休止状態に制御する第3モードと、前記ユニバーサルシリアルバス接続部に前記外部装置を接続した場合において、前記タイヤ状態検知装置からの信号を受信しない休止状態に制御せずに、前記信号を待ち受けする待受状態に制御する第4モードとに設定可能に制御する制御部と、を備えた請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のトリガ装置。
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