JP2016097623A - パーティクルボード及びこれを用いた二重床 - Google Patents
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Abstract
Description
表1に示すように、表層用木材チップ100重量部に対し、フェノール系接着剤14重量部、ワックスエマルジョン1重量部を添加し、含水率が20%になるように水を添加して表層用マット材料を調整した。
また、表2に示すように、内層用木材チップ40重量部に対し、硫酸バリウムを60重量部添加して内層材料とし、表1に示すように、この内層材料100重量部に対し、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート(以下、ポリメリックMDIという。)8重量部、ワックス系エマルジョン0.5重量部を添加し、含水率が10%になるように水を添加して内層用マット材料を調整した。
このように調整された表層用マット材料及び内層用マット材料を、表1に示すように、設定密度1.2で表層/内層/表層の重量比が6/22/6の重量比になるようにフォーミングしてマットを形成し、このマットを、圧力20kgf/cm2、温度180℃で、10分間熱圧成型して、厚さ20mmのパーティクルボードを作成した。
表1及び表2に示すように、内層用木材チップ35重量部に対し、硫酸バリウムを65重量部添加して内層材料とした点を除いて、実施例1と同様の方法で、厚さ20mmのパーティクルボードを作成した。
表2に示すように、表層用木材チップ60重量部に対し、硫酸バリウム40重量部を添加して表層材料とし、表1に示すように、この表層材料100重量部に対し、フェノール系接着剤14重量部、ワックスエマルジョン1重量部を添加し、含水率が20%になるように水を添加して表層用マット材料を調整した。
また、表2に示すように、内層用木材チップ60重量部に対し、硫酸バリウム40重量部を添加して内層材料とし、表1に示すように、この内層材料100重量部に対し、ポリメリックMDI8重量部、ワックス系エマルジョン0.5重量部を添加し、含水率が10%になるように水を添加して内層用マット材料を調整した。
このように調整された表層用マット材料及び内層用マット材料を、表1に示すように、設定密度1.2で表層/内層/表層の重量比が5/20/5の重量比になるようにフォーミングしてマットを形成し、圧力20kgf/cm2、温度180℃で、10分間熱圧成型して厚さ20mmのパーティクルボードを作成した。
表2に示すように、表層用木材チップ30重量部に対し、硫酸バリウム70重量部を添加して表層材料とし、表1に示すように、この表層材料100重量部に対し、フェノール系接着剤14重量部、ワックスエマルジョン1重量部を添加し、含水率が20%になるように水を添加して表層用マット材料を調整した。
また、表1に示すように、内層用木材チップ100重量部に対し、ポリメリックMDI8重量部、ワックス系エマルジョン0.5重量部を添加し、含水率が5%になるように水を添加して内層用マット材料を調整した。
このように調整された表層用マット材料及び内層用マット材料を、表1に示すように、設定密度1.2で表層/内層/表層の重量比が11/13/11の重量比になるようにフォーミングしてマットを形成し、圧力20kgf/cm2、温度180℃で、10分間熱圧成型して厚さ20mmのパーティクルボードを作成した。
表1及び表2に示すように、表層用木材チップ25重量部に対し、硫酸バリウムを75重量部添加して表層材料とした点を除いて、実施例4と同様の方法で、厚さ20mmのパーティクルボードを作成した。
表1及び表2に示すように、内層用木材チップに硫酸バリウムを添加せずに、内層用木材チップ100重量部に対し、ポリメリックMDI8重量部、ワックス系エマルジョン0.5重量部を添加し、含水率が5%になるように水を添加して内層用マット材料を調整した点を除いて、実施例1と同様の方法で、厚さ20mmのパーティクルボードを作成した。
このようにして得られたパーティクルボードは、表2に示すように、加圧盤の解圧時にパンクが発生したため、放射線遮蔽性能を測定しなかった。
表1及び表2に示すように、表層用木材チップ75重量部に対し、硫酸バリウムを25重量部添加して表層材料とした点及び内層用木材チップ75重量部に対し、硫酸バリウムを25重量部添加して内層材料とした点を除いて、実施例3と同様の方法で、厚さ20mmのパーティクルボードを作成した。
このようにして得られたパーティクルボードも、比較例1と同様に、加圧盤の解圧時にパンクが発生したため、放射線遮蔽性能を測定しなかった。
表1及び表2に示すように、内層用木材チップ30重量部に対し、硫酸バリウムを70重量部添加して内層材料とした点を除いて、実施例1と同様の方法で、厚さ20mmのパーティクルボードを作成しようとしたが、内層用マット材料の散布時に硫酸バリウムと内層用木材チップとが分離し、比重の大きい硫酸バリウムがマット下部に偏在したり、硫酸バリウムの塊が偏在したりするなどして均一なマットが得られなかったため、熱圧成型を断念した。
表1及び表2に示すように、表層用木材チップ20重量部に対し、硫酸バリウムを80重量部添加して表層材料とした点を除いて、実施例4と同様の方法で、厚さ20mmのパーティクルボードを作成しようとしたが、比較例3と同様に、表層用マット材料の散布時に硫酸バリウムと内層用木材チップとが分離し、比重の大きい硫酸バリウムがマット下部に偏在したり、硫酸バリウムの塊が偏在したりするなどして均一なマットが得られなかったため、熱圧成型を断念した。
表1及び表2に示すように、表層用木材チップ100重量部に対し、フェノール系接着剤14重量部、ワックスエマルジョン1重量部を添加し、含水率が20%になるように水を添加して表層用マット材料を調整した。
また、表1及び表2に示すように、内層用木材チップ100重量部に対し、ポリメリックMDI8重量部、ワックス系エマルジョン0.5重量部を添加し、含水率が5%になるように水を添加して内層用マット材料を調整した。
このように調整された表層用マット材料及び内層用マット材料を、表1に示すように、設定密度0.8で表層/内層/表層の重量比が5/13/5の重量比になるようにフォーミングしてマットを形成し、このマットを、圧力20kgf/cm2、温度180℃で、10分間熱圧成型して、厚さ20mmのパーティクルボードを作成した。
このようして得られたパーティクルボードは、従来から使用されている一般的なパーティクルボードであり、放射線遮蔽性能を有していない。
2 床スラブ
3 支持脚
10 木質基材
11 表層部
12 内層部
20 表面仕上材
Claims (5)
- 鉛を含まない粉状の放射線遮蔽材を木材チップに添加することによって、密度を1.0〜1.3g/cm3に調整したことを特徴とするパーティクルボード。
- 前記放射線遮蔽材の添加量は、前記木材チップ及び前記放射線遮蔽材の全重量の30重量%以上である請求項1に記載のパーティクルボード。
- 前記木材チップは、表層用木材チップ及び前記表層用木材チップよりも粗い内層用木材チップから構成されており、
前記表層用木材チップに対する前記放射線遮蔽材の添加量は、前記表層用木材チップ及び前記放射線遮蔽材の全重量の80重量%未満である請求項1または2に記載のパーティクルボード。 - 前記木材チップは、表層用木材チップ及び前記表層用木材チップよりも粗い内層用木材チップから構成されており、
前記内層用木材チップに対する前記放射線遮蔽材の添加量は、前記内層用木材チップ及び前記放射線遮蔽材の全重量の70重量%未満である請求項1、2または3に記載のパーティクルボード。 - 請求項1、2、3または4に記載のパーティクルボードを木質基材として使用した床板を、床スラブの上に所定空間を空けて配設したことを特徴とする二重床。
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JP2014237622A JP6460750B2 (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | パーティクルボード及びこれを用いた二重床 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102044655B1 (ko) * | 2019-04-11 | 2019-11-13 | 충남대학교산학협력단 | 바닥용 다중접합 구조용 집성판 및 그 제조방법 |
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2014
- 2014-11-25 JP JP2014237622A patent/JP6460750B2/ja active Active
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