JP2016097396A - 洗浄処理装置 - Google Patents
洗浄処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016097396A JP2016097396A JP2014248384A JP2014248384A JP2016097396A JP 2016097396 A JP2016097396 A JP 2016097396A JP 2014248384 A JP2014248384 A JP 2014248384A JP 2014248384 A JP2014248384 A JP 2014248384A JP 2016097396 A JP2016097396 A JP 2016097396A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- tank
- levitation
- sand
- flotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
Abstract
【解決手段】装置本体である処理槽7は、浮上用パイプ57と、浮上用パイプ57内にエアーを供給する上部上昇流発生手段と、多数個の分離促進ピース99と、浮上用パイプ57にその下端開口の下方に離間して対向する関係で水平状に配置された制御スクリーン110と、制御スクリーン110に設けた通孔に対し縦筒状に通され上端開口が浮上用パイプ57の拡開した下端開口内に臨むように浮上促進用パイプ100と、浮上促進用パイプ100内にエアーを供給する下部上昇流発生手段とを備える洗浄処理装置で、浮上促進用パイプ100は、その上端開口が浮上用パイプの拡開した下部に対し高さ調節可能である洗浄処理装置。
【選択図】図4
Description
そうした洗浄処理装置の好ましい先行技術として特許文献1に示すものがある。
ところで、前記浮上促進用パイプは、制御材の中央を通じて浮上用パイプの下部内に臨むようにされるとともに内部にエアー噴き上げ力を発生させるようにしてあり、そのことにより、浮上促進用パイプの下方域に下降してくる汚砂を前記噴き上げ力により浮上用パイプ内に噴き上げると共に循環により制御材上に下降してくる汚砂や分離促進ピースを再び浮上用パイプ内に噴き上げることでさらなる撹拌洗浄を行うようになっているが、この浮上促進用パイプの上端開口は浮上用パイプの下部に形成された拡開部分の内部に一定の位置関係をもって臨むように組み入れ関係が固定的なものとされてきた。当該装置が設置される施設によっては対象となる汚砂の性状にはかなり差異があるのが現状であり、それに対して前記のように浮上促進用パイプと浮上用パイプとの組み入れ関係が一定の固定化された装置では、分離促進ピースと汚砂の噴き上げによる撹拌洗浄作用が一定化するためいずれの施設においても常に好ましい洗浄結果を得るまでには至らなかった。従って、従来は前記固定的なものであるので、ある施設において試運転を行って洗浄結果が求める好ましいレベルのものとして得られなくとも前記両パイプの位置関係を修正することができないことから危険性等のおそれは全くないがそのままの状態を正規のものとして運転を続けるしかなかったのが実状である。
これらの図において1は架台で、基台2から立ち上がる少なくとも4本の支柱3を備えるとともに上回りには複数本の梁4を構築しさらに梁4上を介して図2の平面図のようにL字路形に曲がる歩廊5を備えたものになっている。図2の歩廊5の右下部分には図示しない旋回階段を通じて登り降り可能になっている。
尚、排水スクリーン88の排水パイプ87に対する通水面積比は約10倍とされている。
図5の105は給水・洗浄(排砂)用パイプで、下部槽体9の排砂口9a内に水平に臨み、中間排水後に前記給水電動弁81が開かれることで浄水を噴射して下部槽体9内に沈降した汚砂を破砕しながら撹拌して浮上促進用パイプ100内に吸引させるようにするとともに、洗浄が設定回数行われたあとにも開かれることで洗浄後に沈降した砂泥分を破砕とともに排砂口9aを通じて排出するようにする。107は排砂弁(自動弁)(MV4)で、排砂口9aに連通して開閉自在とする。
浮上促進用パイプ100は、下部槽体9を槽本体8から取り外すことで槽本体8側から抜き去ることができる。この場合、関連して接続されている配管やバルブ類との連結関係を取り外すものとする。
この制御スクリーン110は、図7および図8のように、左右対称型に合わさるようにされた左・右の一対の本体114を有してこれらの合体により中央部分が低く外周部分が傾斜状に高くなった四角凹状の本体が形成されている。これらの本体114は、図7に示すように、水平に伸びる縦板部とその前後端部から30度前後をもって上向き傾斜状に伸びる縦板部とを一体に有する凹形(弓形)の中央桟板115の複数枚を左右並列状に並べて左右間の目幅Sを分離促進ピース99の通過しない18mmとしてあり、それら中央桟板115の複数枚は底つなぎロッド116で連結して各1枚ずつの桟体としてなる。さらにこれら左・右の本体114の左右に対向する部分には、図11に示すように半環状をした通し凹環117を一体に備えて両凹環117,117間で形成される通孔118に浮上促進用パイプ100が縦筒状をなして通されるようになっている。前記中央桟板115の長手板面方向は、図7の転回部bの作る面に直交する角度関係になっていると、沈降してくる分離促進ピース9が中央桟板115に何度か当たって下端開口60に戻るのに抵抗となるが、転回部bの作る面に平行になっていると、分離促進ピース99が縦桟上を長手方向に流れるようになって円滑に下端開口60内に戻されるようになる。さらに、浮上用パイプ57の再導入部cおよび窄まり部dが図7および図8のように浮上促進用パイプ100を基準にして前側に広い流れ空間があるように偏心してあると分離促進ピース99が抵抗少なく流れ込んで上昇してゆくことになる。
上部・下部エアー弁65,103の開放とともに撹拌ブロア66が駆動されることにより浮上促進用パイプ100内に矢印Aのようにエアーを噴出して下端から矢印Bの吸引力を発生しかつ上端から矢印Cのように浮上作用を発生するとともに浮上用パイプ57内においても上部エアー供給パイプ63からの矢印Dのエアーの噴出と前記浮上促進用パイプ100からの浮上作用Cが相乗的に作用することから矢印Eの浮上撹拌作用が発生する。
Claims (1)
- 装置本体である処理槽は、該槽に導入された汚砂を槽内下部に導く導入路と、槽内の汚水を排出する手段と、洗浄水供給手段と、浮遊物除去装置と、洗浄済みの砂泥を下部より排出する手段とを備えるとともに、処理槽内には、上下開放型で縦筒状をなし内部に接触浮上路を有する一方外部には沈降路が形成される浮上用パイプと、浮上用パイプ内にエアーを供給する上部上昇流発生手段と、多数個の分離促進ピースと、分離促進ピースの通過を規制する一方砂泥の通過は許す開口として上下貫通状の通口を多数有する部材であって処理槽の下部内で横断状をなすとともに浮上用パイプに対してはその下端開口の下方に離間して対向する関係で水平状に配置された制御スクリーンと、制御スクリーンに設けられた通孔に対し縦筒状に通されてその下端開口が処理槽の窄まった下部内に臨み上端開口が浮上用パイプの拡開した下端開口内に臨むようにされた浮上促進用パイプと、浮上促進用パイプ内にエアーを供給する下部上昇流発生手段とを備えている洗浄処理装置において、前記浮上促進用パイプは、その上端開口が浮上用パイプの拡開した下部に対し高さ調節可能とされていることを特徴とする洗浄処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014248384A JP5712460B1 (ja) | 2014-11-19 | 2014-11-19 | 洗浄処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014248384A JP5712460B1 (ja) | 2014-11-19 | 2014-11-19 | 洗浄処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5712460B1 JP5712460B1 (ja) | 2015-05-07 |
JP2016097396A true JP2016097396A (ja) | 2016-05-30 |
Family
ID=53277255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014248384A Active JP5712460B1 (ja) | 2014-11-19 | 2014-11-19 | 洗浄処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5712460B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018153792A (ja) * | 2017-03-15 | 2018-10-04 | 株式会社サンエイ | 沈砂洗浄設備 |
JP7525941B1 (ja) | 2023-03-17 | 2024-07-31 | 株式会社サンエイ | 沈降物洗浄装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6094003B1 (ja) * | 2015-09-30 | 2017-03-15 | 株式会社サンエイ | 分離洗浄処理装置 |
JP6127316B2 (ja) * | 2015-09-30 | 2017-05-17 | 株式会社サンエイ | 分離洗浄処理装置 |
-
2014
- 2014-11-19 JP JP2014248384A patent/JP5712460B1/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018153792A (ja) * | 2017-03-15 | 2018-10-04 | 株式会社サンエイ | 沈砂洗浄設備 |
JP7525941B1 (ja) | 2023-03-17 | 2024-07-31 | 株式会社サンエイ | 沈降物洗浄装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5712460B1 (ja) | 2015-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5712459B1 (ja) | 洗浄処理装置 | |
JP5712458B1 (ja) | 洗浄処理装置 | |
KR101770412B1 (ko) | 하수처리용 수조 장치 | |
JP5712460B1 (ja) | 洗浄処理装置 | |
JP6127316B2 (ja) | 分離洗浄処理装置 | |
JP4678627B2 (ja) | 洗浄処理方法ならびに洗浄処理装置 | |
KR102081851B1 (ko) | 스컴제거부를 구비한 선회류식 협잡물처리기 | |
JP4716204B2 (ja) | 汚砂・し渣洗浄処理方法ならびに汚砂・し渣洗浄処理装置 | |
JP3811887B2 (ja) | 洗浄処理装置 | |
JP5753992B2 (ja) | 分離洗浄処理装置 | |
JP5020202B2 (ja) | 焼却灰の水洗処理装置 | |
JP4074927B2 (ja) | 洗浄処理装置 | |
JP6127317B2 (ja) | 分離洗浄処理装置 | |
KR102102920B1 (ko) | 미세 버블을 이용한 일체형 정수 장치 및 방법 | |
CN210013198U (zh) | 一种新型污水处理系统水上漂排污装置 | |
JP6283892B1 (ja) | 洗浄処理装置 | |
JP6858320B2 (ja) | 汚水浄化処理装置 | |
JP6390029B1 (ja) | 沈砂洗浄設備 | |
KR101183533B1 (ko) | 조립식 오탁수 처리시설 | |
JP2006095401A (ja) | し渣処理装置 | |
CN217264930U (zh) | 一种水处理用微气泡气浮机 | |
JP2006095413A (ja) | 砂分離洗浄装置 | |
CN218435337U (zh) | 一种一体化污水处理设备 | |
JP4059992B2 (ja) | 土砂浄化装置 | |
JP4230366B2 (ja) | 油分回収装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20150127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5712460 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |