JP2016097369A - 液体吐出方法および液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出方法および液体吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】幅広い被対象物に対して液体を吐出できるとともに液体の粘性が高い場合でも円滑に液体を液体吐出器に導いて吐出不良を抑制することができる液体吐出方法および液体吐出装置を提供する。【解決手段】液体吐出装置100は、コンプレッサ110、スプレーガン120および液体貯留容器130を備えている。コンプレッサ110は、スプレーガン120に対して圧縮空気を供給する。スプレーガン120は、コンプレッサ110から供給される圧縮空気を用いて液体貯留容器130内から供給される液体Lを噴射させる。液体貯留容器130は、スプレーガン120に連結された状態で液体Lを貯留するペットボトルで構成されている。作業者Uは、スプレーガン120を操作することによりコンプレッサ110からの圧縮空気を液体貯留容器130に逆流させて液体貯留容器130内の圧力を上昇させることによって液体貯留容器130から液体Lを圧送させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、塗料、洗浄液、消火液、消毒液または農薬などの液体を吐出させる液体吐出方法および液体吐出装置に関する。
従来から、塗装、洗浄、消火、消毒、殺虫、殺菌または除草を目的として塗料、洗浄液、消火液、消毒液または農薬などの各種液体を被対象物に向けて吐出する液体の吐出作業が行なわれている。例えば、下記特許文献1には、圧縮空気を用いて塗料を噴射するスプレーガンよりも上方の位置に塗料を貯留する塗料供給容器を吊り下げて塗装作業を行う所謂重力式スプレーガンを用いた塗装手法が開示されている。
特開平06−328014号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載した塗装手法においては、塗料供給容器をスプレーガンよりも高所に配置する必要があるため塗装可能な塗装対象物や塗装箇所が制限されることがあるとともに、塗料の粘性が高い場合にはスプレーガンに対して円滑に塗料が導かれずに塗装不良を生じ易いという問題があった。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、幅広い被対象物に対して液体を吐出できるとともに液体の粘性が高い場合でも円滑に液体を液体吐出器に導いて吐出不良を抑制することができる液体吐出方法および液体吐出装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、人が把持可能な大きさに形成されて液体を密閉空間で貯留するとともに同貯留した液体を排出するための排出口を有した液体貯留容器と、液体貯留容器に配管を介して連結されて同液体貯留容器内に空気を圧送するコンプレッサと、液体貯留容器内へのコンプレッサからの空気の供給または遮断を選択的に行うエア圧送切替器と、液体貯留容器に対して配管を介して連結されて液体を導入する液体導入口および液体の吐出または遮断を選択的に行う液体吐出切替器をそれぞれ有して液体を吐出する液体吐出器とを用いて液体貯留容器内の液体を被対象物に向けて吐出する液体吐出方法であって、エア圧送切替器を操作することによりコンプレッサから空気を液体貯留容器内に導いて同液体貯留容器内の圧力を上昇させる容器内圧上昇工程と、液体吐出切替器を操作することにより液体貯留容器内から液体を導いて液体吐出器から液体を吐出する液体吐出工程とを含むことにある。
この場合、エア圧送切替器としてはボールバルブやスプレーガンなどを用いることができる。また、液体吐出器としては圧送ローラやスプレーガンなどを用いることができる。また、液体としては、塗料、洗浄液、消火液、消毒液または農薬などを用いることができる。
このように構成した本発明の特徴によれば、液体吐出方法は、液体を貯留する液体貯留容器内の圧力を高めた状態で液体吐出切替器を操作して液体貯留容器内の液体を液体吐出器に導くようにしているため、液体貯留容器が液体吐出器よりも低い位置に位置している場合や液体の粘性が高い場合、さらには、液体貯留容器内の液体の残量が少なくなった場合であっても円滑に液体を液体吐出器に導くことができる。これにより、液体吐出方法は、幅広い被対象物に対して液体を吐出できるとともに液体の粘性が高い場合でも円滑に液体を液体吐出器に導いて吐出不良を抑制することができる。この場合、液体吐出方法は、液体貯留容器内の圧力を任意の高さに高めることができるため、液体を噴射させる勢いや噴射量を調整して所望する液体の噴射状態を作り出すことができる。また、液体吐出方法は、液体貯留容器が人が把持できる大きさに形成されているため、液体貯留容器を作業者自身または作業者の近傍に配置することができ、幅広い被対象物に対して液体を吐出できる。
また、本発明の他の特徴は、前記液体吐出方法において、液体貯留容器は、内部の圧力変化によって外周部が膨らんだり凹んだり変形可能であることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、液体吐出方法は、液体貯留容器が内部の圧力変化によって外周部が膨らんだり凹んだり変形可能に形成されているため、液体の吐出作業を行う作業者は液体貯留容器の外表面を目視または触れることで液体貯留容器の内部圧力を把握することができる。これにより、液体吐出方法は、液体の吐出作業を円滑に行うことができる。
また、本発明の他の特徴は、前記液体吐出方法において、液体貯留容器は、容量が2リットル以下のペットボトルであることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、液体吐出方法は、液体貯留容器の容量が2リットル以下のペットボトルで構成されているため、液体貯留容器を作業者自身または作業者の近傍に配置することができ、幅広い被対象物に対して液体を吐出できる。
また、本発明の他の特徴は、前記液体吐出方法において、液体貯留容器は、作業者の肩、腕または腰に液体貯留容器を掛けるための留め具を備えていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、液体吐出方法は、作業者の肩、腕または腰に液体貯留容器を掛けるための留め具を備えているため、容器内圧上昇工程や液体吐出工程において作業者は液体貯留容器を身体の一部に保持させることができ、被対象物に対する液体の吐出作業性が向上する。
また、本発明の他の特徴は、前記液体吐出方法において、液体は、塗料であることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、液体吐出方法は、液体が塗料であるため、幅広い被対象物に対して塗装作業を行うことができるとともに液体の粘性が高い場合でも円滑に液体を液体吐出器に導いて塗装不良を抑制することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記液体吐出方法において、エア圧送切替器および液体吐出器は、コンプレッサからの空気を導入するエア導入口およびエア導入口から導入した空気を噴射することにより液体導入口から導入した液体を霧状にして噴射する噴射ノズルを備えたスプレーガンであり、容器内圧上昇工程は、噴射ノズルを覆って同噴射ノズルから噴射する空気の噴射を妨げることによって噴射された空気の少なくとも一部を液体導入口を介して液体貯留容器内に導いて同液体貯留容器内の圧力を上昇させ、液体吐出工程は、液体貯留容器内から液体の供給を受けて同液体を噴射ノズルから霧状に噴射することにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、エア圧送切替器および液体吐出器がスプレーガンで構成されているため、容器内圧上昇工程および液体吐出工程を作業者はスプレーガンの操作のみで行うことができ、液体の吐出作業を効率的に行うことができる。
また、本発明は液体吐出方法の発明として実施できるばかりではなく、液体吐出装置の発明としても実施できるものである。
具体的には、液体吐出装置は、人が把持可能な大きさに形成されて液体を密閉空間で貯留するとともに同貯留した液体を排出するための排出口を有した液体貯留容器と、液体貯留容器に配管を介して連結されて同液体貯留容器内に空気を圧送するコンプレッサと、液体貯留容器内へのコンプレッサからの空気の供給または遮断を選択的に行うエア圧送切替器と、液体貯留容器に対して配管を介して連結されて液体を導入する液体導入口および液体の吐出または遮断を選択的に行う吐出切替器をそれぞれ有して液体を吐出する液体吐出器とを備えるようにすればよい。これによれば、液体吐出装置は、上記液体吐出方法と同様の作用効果を期待することができる。
この場合、液体吐出装置において、さらに、液体貯留容器を人の身体の一部に対して着脱自在に装着するための留め具を備えるとよい。これによれば、液体吐出装置は、液体貯留容器を作業者の身体に装着することができるため、液体貯留容器と一体的に移動することができるとともに液体の残量が確認し易くなるため、作業性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る液体吐出方法に用いる液体吐出装置のシステム構成の概略を模式的に示す説明図である。 図1に示した液体吐出装置の外観構成を使用状態で示す斜視図である。 図1に示した液体吐出装置におけるスプレーガンの先端部の内部構成を示す断面図である。 図1に示した液体吐出装置における液体貯留容器の内部構成を液体Lを貯留した状態で示す断面図である。 図1に示した液体吐出装置における液体貯留容器の内部構成を液体Lおよび圧縮空気を充填した状態で示す断面図である。 図1に示した液体吐出装置における容器連結具を構成する各部品の外観構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る液体吐出方法としての塗装作業の工程を示す流れ図である。 本発明の変形例に係る液体吐出装置における液体貯留容器の外観構成を示す斜視図である。 本発明の他の変形例に係る液体吐出装置のシステム構成の概略を模式的に示す説明図である。 図9に示した液体吐出装置における圧送ローラの外観構成を使用状態で示す平面図である。 本発明の他の変形例に係る液体吐出装置のシステム構成の概略を模式的に示す説明図である。
以下、本発明に係る液体吐出方法および液体吐出装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る液体吐出方法に用いる液体吐出装置100のシステム構成の概略を模式的に示す説明図である。また、図2は、図1に示した液体吐出装置100の外観構成を使用状態で示す斜視図である。なお、本明細書において参照する図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。この液体吐出装置100は、作業者Uが壁や工業製品の外表面などの被対象物に塗料を塗布する塗装作業に用いられる機具である。
(液体吐出装置100の構成)
液体吐出装置100は、主として、コンプレッサ110、スプレーガン120および液体貯留容器130をそれぞれ備えて構成されている。コンプレッサ110は、大気を圧縮してスプレーガン120に送る機械装置である。この場合、コンプレッサ110は、スプレーガン120で使用する空気量(スプレーガン120が単位時間(例えば、1分間)当たりに吐出する空気量)よりも多い空気供給量で構成されている。このコンプレッサ110には、人手によって自由に屈曲させることができる樹脂製のエアホース111を介してスプレーガン120が接続されている。
スプレーガン120は、コンプレッサ110から圧送される圧縮空気を用いて液体貯留容器130内から供給される液体L(本実施形態においては、塗料)を霧状に噴射する機具である。このスプレーガン120は、公知のものであるが、念のため簡単に説明しておく。
スプレーガン120は、詳しくは図3に示すように、筒状に形成された銃身121に空気キャップ126、把持部127および引き金128をそれぞれ備えている。銃身121は、コンプレッサ110から供給される圧縮空気が流通する空気流路121aが形成されるとともに軸方向に噴射スリーブ123を備えている。この場合、空気流路121aには、後述する空気キャップ126における空気副室126bへの圧縮空気の流量を規制するための空気用ニードル122aが設けられている。この空気用ニードル122aは、銃身121の後端部に設けられたパターン空量調節ノブ122bによって空気流路121a内を変位することにより空気副室126bへの圧縮空気の流量を規制する。
噴射スリーブ123は、銃身121の側面に開口して設けられた液体導入口124から導入した液体Lを液体噴射ノズル123aに導いて同液体噴射ノズル123aから噴射させるための筒状の部品である。この噴射スリーブ123内には、液体噴射ノズル123aからの液体Lの流量を規制するための液体用ニードル125aが設けられている。この液体用ニードル125aは、銃身121の後端部に設けられた液量調節ノブ125bによって噴射スリーブ123内を変位することにより液体噴射ノズル123aからの液体の流量を規制する。
空気キャップ126は、銃身121および噴射スリーブ123とともに空気主室126aおよび空気副室126bをそれぞれ形成するとともに圧縮空気を噴射する空気噴射メインノズル126cおよび空気噴射サブノズル126dをそれぞれ備えた略カップ状の部品であり、銃身121の先端部にネジ嵌合している。空気噴射メインノズル126cは、空気主室126aを介して空気流路121aから供給される圧縮空気の全部または一部を噴射する孔であり、噴射スリーブ123の液体噴射ノズル123aの外側にリング状に形成されている。
空気噴射サブノズル126dは、空気副室126bを介して空気流路121aから供給される圧縮空気の他の一部を噴射する孔であり、噴射スリーブ123の液体噴射ノズル123aに対して前方に張り出した2つの空気噴射サブノズル126dが互いに対向配置されている。これらの空気噴射ノズル126dは、液体噴射ノズル123aから噴射される液体Lの噴射形状パターンを変化させる際に圧縮空気が噴射される。したがって、スプレーガン120から液体Lを噴射させるために直接的に機能する液体噴射ノズル123および空気噴射メインノズル126cが、本発明に係る噴射ノズルに相当する。
把持部127は、スプレーガン120を使用する作業者Uが把持する部分であり、銃身121の後端部から屈曲して下方に延びて形成されている。この把持部127には、下端部にコンプレッサ110から延びるエアホース111が連結されるエア導入口127aが設けられるとともに、把持部127の内部にエアホース111から供給される圧縮空気を空気流路121aに導く図示しない流路が形成されている。また、把持部127の下端部には、空気流路121aに導く圧縮空気量を調節するためのメイン空量調節ノブ127bが設けられている。
引き金128は、液体噴射ノズル123a、空気噴射メインノズル126cおよび空気噴射サブノズル126dからそれぞれ液体Lおよび圧縮空気を噴射させるための操作子であり、銃身121の中央部分から下垂した状態で設けられている。この引き金128は、空気流路121aに対して圧縮空気を流通または遮断する図示しない開閉弁に連結されているとともに、液体噴射ノズル123aからの液体Lの流量を規制する液体用ニードル125aに連結されている。この場合、引き金128は、作業者Uの操作によりまず圧縮空気を流通させる開閉弁を開いた後、液体用ニードル125aを作動させて液体噴射ノズル123aを開く。
液体貯留容器130は、図4に示すように、スプレーガン120から噴射させる液体Lを貯留する容器であり、液体Lを貯留する空間が密閉されるように構成されている。具体的には、液体貯留容器130は、液体Lを貯留する空間を形成する容器本体131が図示上方に向かって延びるとともにこの容器本体131の底部側が絞られて排出口132によってのみ開口する瓶型に形成されている。
この容器本体131は、図5に示すように、人が把持可能な大きさに形成されるとともに、内部の圧力変化によって外周部が膨らんだり凹んだりして変形可能な厚さの樹脂材料で構成されている。また、容器本体131における図示上端部側の外周面には、外形が拡大する段部131aが周方向に沿って形成されており、この段部131aに掛かる状態で留め具133が設けられている。また、容器本体131における排出口132には、容器連結具134をネジ嵌合させるための雄ネジが形成されている。本実施形態においては、液体貯留容器130は、容量が2リットルの透明な飲料用ペットボトルで構成されている。
留め具133は、容器本体131を作業者Uの身体の一部に保持させるための器具であり、容器本体131および作業者Uの身体の一部にそれぞれ取り付けられるように構成されている。具体的には、留め具133は、樹脂製の紐で構成されており、一方の端部が容器本体131の外周部に巻き回されて段部131aに掛けるとともに、他方の端部が作業者Uの肩に掛けることができる大きさのループ状に形成されている。
容器連結具134は、図6に示すように、液体貯留容器130と連絡ホース135とを互いに連結するための樹脂製または金属製の管部材であり、主として、キャップジョイント134a、ストレーナホルダ134bおよびストレーナ134cをそれぞれ備えて構成されている。これらのうち、キャップジョイント134aは、連絡ホース135をストレーナホルダ134bとともに挟んで保持する筒状の部品であり、一方の端部が容器本体131における排出口132に着脱自在にネジ嵌合するとともに他方の端部に連絡ホース135が挿通されている。
ストレーナホルダ134bは、キャップジョイント134a内に挿入される筒状の部品であり、一方の端部にストレーナ134cを着脱自在に保持するとともに、他方端部側がキャップジョイント134aの内周部にネジ嵌合することにより連絡ホース135をキャップジョイント134aとともに挟む。ストレーナ134cは、容器本体131内に貯留される液体Lを濾しつつ連絡ホース135に導く筒状の部品であり、容器本体131の内部側の端部が板状の網で覆われているとともに、反対側の端部がストレーナホルダ134bにネジ嵌合している。
連絡ホース135は、液体貯留容器130内の液体Lをスプレーガン120に導くとともにスプレーガン120から圧縮空気を液体貯留容器130内に導くための樹脂製の管であり、人手によって自由に屈曲させることができる可撓性を有して構成されている。この連絡ホース135は、一方の端部が容器連結具134に連結されるとともに、他方の端部がスプレーガン120における液体導入口124に連結されている。また、この連絡ホース135は、作業者Uの身体の一部に配置される液体貯留容器130に対して作業者Uがスプレーガン120を把持して自由に移動させることができる長さに形成されている。
(液体吐出装置100の作動)
次に、このように構成した液体吐出装置100の作動、すなわち、液体吐出装置100を用いた液体吐出方法について図7を参照しながら説明する。まず、作業者Uは、液体吐出作業の前提として、液体吐出装置100を構成するコンプレッサ110、エアホース111、スプレーガン120、液体貯留容器130および連絡ホース135をそれぞれ用意する。次いで、作業者Uは、コンプレッサ110とスプレーガン120とをエアホース111で連結するとともに、液体貯留容器130内に液体Lを充填する。
この場合、作業者Uは、エアホース111における一方の端部をスプレーガン120におけるエア導入口127aに接続する。また、作業者Uは、液体貯留容器130における容器本体131から容器連結具134を取り外して容器連結具134に連絡ホース135の一端を接続するとともに、容器本体131内に液体Lとしての塗料を図示しない漏斗などを用いて注入する。
次いで、作業者Uは、容器連結具134を容器本体131に接続するとともに、連絡ホース135の他端をスプレーガン120における液体導入口124aに接続する。これにより、スプレーガン120と液体貯留容器130とが連絡ホース135を介して連結される。そして、作業者Uは、留め具133を用意して留め具133の一端側を液体貯留容器130における容器本体131に巻き付けて液体吐出装置100を完成させた後、留め具133の他端側を脇に掛けて液体貯留容器130を身体に装着する。この場合、作業者Uは、液体貯留容器130の容器本体131を排出口132が液体Lの収容空間の底部となる姿勢で装着する。これにより、作業者Uは、液体Lの吐出作業、すなわち、塗装作業を行える状態となる。なお、本実施形態においては、作業者Uは、容器本体131をスプレーガン120よりも上方に配置したが、容器本体131をスプレーガン120よりも下方に配置することができる。
次に、被対象物(図示せず)に対して塗装作業を行う場合、作業者Uは、まず、第1工程として、液体貯留容器130の内部の圧力を上昇させる容器内圧上昇工程を実行する。具体的には、作業者Uは、コンプレッサ110の作動を開始させてスプレーガン120に圧縮空気を供給する状態でスプレーガン120の引き金128を軽く引いて空気噴射メインノズル126cから圧縮空気を噴射させる。
この場合、作業者Uは、スプレーガン120における空気噴射メインノズル126cおよび液体噴射ノズル123aの各前方を布などを用いて塞ぐとともに、スプレーガン120の引き金128を更に引いて液体噴射ノズル123aを開口状態とする。これにより、空気噴射メインノズル126cから噴射された圧縮空気は、液体噴射ノズル123aを介して噴射スリーブ123内に進入した後、液体導入口124、連絡ホース135および容器連結具134を逆流して容器本体131内に導かれて容器本体131内の圧力を上昇させる(図5における破線矢印参照)。すなわち、スプレーガン120が本発明に係るエア圧送切換器に相当する。
したがって、作業者Uは、容器本体131内の圧力上昇を確認した後、スプレーガン120の引き金128を戻して液体噴射ノズル123aを閉じるとともに空気噴射メインノズル126cからの圧縮空気の噴射を停止させる。この場合、作業者Uは、容器本体131が容器内の圧力変化によって外表面が膨らんだり凹んだりして変形可能に構成されているため、目視によりまたは容器本体131を把持することによって容器本体131内の圧力の変化を把握することができる(図5参照)。また、容器本体131内の圧力が高まることによって容器本体131内の液体Lが容器連結具134、連絡ホース135、液体導入口124をそれぞれ介して噴射スリーブ123内に導かれる。
次に、作業者Uは、第2工程として、スプレーガン120から液体Lを吐出させて塗装作業を行う液体吐出工程を実行する。具体的には、作業者Uは、スプレーガン120の引き金128を引いて空気噴射メインノズル126cから圧縮空気を噴射させるとともに液体噴射ノズル123aを開口させる。これにより、スプレーガン120は、液体噴射ノズル123aが開口した状態で空気噴射メインノズル126cから圧縮空気を噴射させるとともに噴射スリーブ123内の液体Lが液体貯留容器130の容器本体131内の圧力に押されて押し出されて噴射される。すなわち、スプレーガン120が本発明に係る液体吐出切換器に相当する。したがって、作業者Uは、スプレーガン120を被対象物に向けて変位させることによって液体Lを被対象物に付着、すなわち、塗装作業を行うことができる。
この場合、液体吐出装置100は、液体貯留容器130における容器本体131内の圧力が高められているため、スプレーガン120に対して積極的に液体Lを供給、すなわち、液体Lがスプレーガン120に対して圧送させることができる。そして、この場合、作業者Uは、メイン空量調節ノブ127bを操作して圧縮空気の噴射量と液体Lの噴射量とを調整しながら塗装作業を行うことができる。特に、狭い箇所や入角(いりずみ)など圧縮空気の噴射量を抑えて塗装作業を行いたい場合であっても液体Lが容器本体131内の圧力によって圧送されるため、精度良く塗装作業を行うことができる。
また、液体Lを吐出し続けることによって容器本体131内の圧力が低下した場合には、作業者Uは、再度、前記第1工程における容器内圧上昇工程を実行することによって容器本体131内の圧力を即時に回復することができる。この場合、作業者Uは、スプレーガン120からの液体Lの吐出状態や容器本体131の外表面の変形状態によって容器本体131内の圧力状態を把握することができる。なお、この液体Lの吐出工程においては、作業者Uはパターン空量調節ノブ122bを操作することで空気噴射サブノズル126dから圧縮空気を噴射させて液体Lの噴射形状パターンを適宜変更することができる。
この液体Lの吐出工程において作業者は、液体貯留容器130における容器本体131を視認したり手で持ち上げてみたりして容器本体131内の液体Lの残量を確認することができる。そして、容器本体131内の液体Lの残量が少なくった場合には、容器本体131から容器連結具134を外して液体Lを補充することができる。なお、作業者は、液体貯留容器130を身に着けているため、容器本体131を直接視認または把持しなくても身に着けた重量感でも容器本体131内の液体Lの残量を認識することができる。
次に、液体Lの吐出作業を終える場合には、液体吐出装置100の洗浄を行う。具体的には、作業者Uは、液体貯留容器130における容器本体131内の圧力を大気圧に近い圧力まで低下させた後、容器本体131から容器連結具134を外す。この場合、作業者Uは、容器本体131を容器連結具134が上向きになるように反転させて液体Lを容器連結具134のストレーナ134cから離した状態でスプレーガン120の引き金128を操作することにより、スプレーガン120から容器本体131内の圧縮空気を排出して容器本体131内の圧力を低下させることができる。
次いで、作業者Uは、容器連結具134に対してシンナーなどの洗浄液が入れられた容器本体131(図示しない)を取り付けて前記第1工程における容器内圧上昇工程と前記第2工程における液体吐出工程とを実行することによって液体貯留容器130とスプレーガン120との間の液体Lの流通経路を洗浄することができる。この場合、作業者Uは、スプレーガン120からシンナーなどの洗浄液を噴射させてもよいが、洗浄液を噴射させる直前で引き金128を戻して噴射を中断させることによって洗浄液を噴射させることなく容器連結具134とスプレーガン120との間の液体Lの流通経路を洗浄することができる。また、作業者Uは、容器内圧上昇工程および液体吐出工程を繰り返し行うことによって洗浄効果を高めることができる。この場合、作業者Uは、容器本体131内の圧力が高まった場合には、前記と同様の手順で容器本体131内の圧力を下げることができる。
なお、作業者Uは、シンナーなどの洗浄液が入れられた容器本体131との付替えに代えて、液体Lが入れられた容器本体131から液体Lを取り出してシンナーなどの洗浄液と入れ替えることによって液体貯留容器130とスプレーガン120との間の液体Lの流通経路を洗浄することもできる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、この液体吐出方法は、液体Lを貯留する液体貯留容器130内の圧力を高めた状態で引き金128を操作して液体貯留容器130内の液体Lをスプレーガン120内に導くようにしているため、液体貯留容器130がスプレーガン120よりも低い位置に位置している場合や液体Lの粘性が高い場合、さらには、容器本体131内の液体Lの残量が少なくなった場合であっても円滑に液体Lをスプレーガン120に導くことができる。これにより、液体吐出方法は、幅広い被対象物に対して液体Lを吐出できるとともに液体Lの粘性が高い場合でも円滑に液体Lをスプレーガン120に導いて吐出不良を抑制することができる。この場合、液体吐出方法は、液体貯留容器130内の圧力を任意の高さに高めることができるため、液体Lを噴射させる勢いや噴射量を調整して所望する液体Lの噴射状態を作り出すことができる。また、液体吐出方法は、液体貯留容器130が人が把持できる大きさに形成されているため、液体貯留容器130を作業者U自身または作業者Uの近傍に配置することができ、幅広い被対象物に対して液体を吐出できる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、下記各変形例において、上記実施形態と同様の構成部分については同じ符号を付して、その説明を省略する。
例えば、上記実施形態においては、液体貯留容器130における容器本体131を容積が2リットルのペットボトルで構成した。これにより、液体吐出装置100は、使用済みペットボトルを有効活用することができる。しかし、液体貯留容器130は、ペットボトル以外で容器本体131を構成することもできる。具体的には、液体貯留容器130は、金属材料を用いて容器本体131を構成することができる。
また、液体貯留容器130における容器本体131は、2リットル以上の容積で構成できるとともに2リットル未満(例えば、1リットルや0.5リットル)の容積で構成することもできる。この場合、容器本体131は、作業者Uに装着することを考慮すれば、2リットル以下の容積が好適である。
また、液体貯留容器130における容器本体131は、瓶型以外の形状、例えば、図8に示すように、排出口132を備えた袋状で構成することもできる。この場合、容器本体131は、樹脂製シート材や金属箔を単体でまたはこれらを積層して袋状に形成して構成することができる。これによれば、作業者Uは、液体貯留容器130における容器本体131の圧力状態がより顕著に認識することができるとともに、容器本体131の保管スペースを小さくすることができる。また、液体貯留容器130における容器本体131の外縁部の一部に紐状やフック状の留め具133を掛けるための掛け孔136を設けることによって液体貯留容器130を作業者Uの身体に装着することもできる。なお、図8においては、袋状の液体貯留容器130の排出口132に栓をした状態で示している。
また、液体貯留容器130における容器本体131は、内部の圧力状態によって外表面が変形するように構成した。しかし、液体貯留容器130における容器本体131は、内部の圧力状態に拘らず外表面が一定の形状に構成することもできる。これによれば、液体貯留容器130は、容器本体131の剛性が高いため、容器本体131に外力が加わった場合における液体Lの吐出への影響を抑えることができるとともに、容器内部の圧力をより高めることによって液体Lの吐出力を向上させたり吐出可能時間を延長させたりすることができる。
また、上記実施形態においては、液体吐出装置100は、作業者Uの脇から肩に掛ける留め具133によって液体貯留容器130を作業者Uの身体に装着するように構成した。しかし、留め具133は、作業者Uの脇や肩以外の箇所、例えば、腕や腰に掛けることができる紐、ロープまたはフックなどで構成することもできる。また、液体吐出装置100は、液体貯留容器130を作業者Uに装着する必要がない場合、例えば、作業者Uが液体貯留容器130を把持しながら作業を行う場合や、液体貯留容器130を保持する器具や床面などに配置して作業を行う場合などには不要である。
また、上記実施形態においては、液体吐出装置100は、スプレーガン120によって液体Lを吐出するとともにコンプレッサ110からの圧縮空気を液体貯留容器130に供給するように構成した。すなわち、スプレーガン120が本発明に係る液体吐出器およびエア圧送切換器にそれぞれ相当する。しかし、液体吐出器およびエア圧送切換器は、スプレーガン120に限定されるものではなく、作業者Uの操作によって液体Lを吐出可能な器具を広く液体吐出器として採用することができるとともに、作業者Uの操作によってコンプレッサ110からの圧縮空気を液体貯留容器130に供給可能な器具を広くエア圧送切換器として採用することができる。
したがって、液体吐出装置100は、例えば、図9に示すように、液体吐出器を圧送ローラ140で構成することができる。この場合、圧送ローラ140は、塗料からなる液体Lが流通可能に延びる管141の一方の端部に作業者Uが把持する柄142が設けられるとともに管141の他方の端部にローラ143が回転自在に取り付けられており、管141内に供給される液体Lがローラ143の内部から染み出るように構成された塗装器具である。この圧送ローラ140には、管141内を流通する液体Lの流量を規制する液体吐出切換器としてのボールバルブ144が管141に設けられている。
また、柄142は、作業者Uが把持した状態で作業者Uの肘まで届く長さに形成されており、被対象物に押し付けられた圧送ローラ140を肘や腕で支えることができるように構成されている。また、柄142の先端部における管141には、管141から外側に張り出した後、屈曲して管141と平行に延びる棒状の2つの補助棒145が設けられている。これら2つの補助棒145は、図10に示すように、作業者Uの指でそれぞれ押さえることによってローラ143を被対象物に押し付けた際におけるローラ143の長手方向の押し付け力のバランスを調整してローラ143の長手方向の全体を被対象物に均等に押し付けるための部分である。
また、液体吐出装置100には、液体貯留容器130に対して圧送ローラ140およびコンプレッサ110をそれぞれ液体Lおよび圧縮空気を流通可能に連結するための三又の連結管150が設けられているとともに、連結管150とエアホース111との間には、作業者Uの押下操作によって圧縮空気を供給または遮断するエア圧送切換器としてのボタン式バルブ151が設けられている。
このように構成した液体吐出装置100の使用に際しては、作業者Uは、ボタン式バルブ151を操作することにより液体貯留容器130内に圧縮空気を送り込んで内圧を上昇させた後、ボールバルブ144を操作することにより液体貯留容器130内から液体L(塗料)の供給を受けて塗装作業を行うことができる。
また、液体吐出装置100は、図11に示すように、スプレーガン120とともに圧送ローラ140を備えて構成することもできる。この場合、液体吐出装置100は、スプレーガン120から延びる連絡ホース135aと圧送ローラ140から延びる連絡ホース135bとを前記三又の連結管150を介して液体貯留容器130にそれぞれ連結して構成することができる。
このように構成した液体吐出装置100の使用に際しては、作業者Uは、スプレーガン120の空気噴射メインノズル126cの前方空間を覆って引き金128を操作することにより液体貯留容器130内に圧縮空気を送り込んで内圧を上昇させることができる。そして、作業者Uは、スプレーガン120の引き金128または圧送ローラ140のボールバルブ144を操作することにより液体貯留容器130内から液体L(塗料)の供給を受けてスプレーガン120または圧送ローラ140を用いて塗装作業を行うことができる。
また、上記実施形態においては、容器連結具134は、ストレーナ134cがストレーナホルダ134bに直接取り付けられる構成となっている。しかし、容器連結具134は、ストレーナホルダ134bに対してストレーナ134cを自由に屈曲するチューブを介して連結して構成してもよい。これによれば、液体吐出装置100は、液体貯留容器130における容器本体131の姿勢に応じてストレーナ134cが容器本体131内の底部に移動するため容器本体131の姿勢に拘らず液体Lを連絡ホース135に導くことができる。
また、上記実施形態においては、液体吐出装置100は、液体Lとして塗料を吐出するように構成した。しかし、液体吐出装置100は、液体Lとして塗料以外の液体、例えば、洗浄液、消火液、消毒液または農薬などを採用することができる。
L…液体、U…使用者
100…液体吐出装置、
110…コンプレッサ、111…エアホース、
120…スプレーガン、121…銃身、121a…空気流路、122a…空気用ニードル、122b…パターン空量調節ノブ、123…噴射スリーブ、123a…液体噴射ノズル、124…液体導入口、125a…液体用ニードル、125b…液量調節ノブ、126…空気キャップ、126a…空気主室、126b…空気副室、126c…空気噴射メインノズル、126d…空気噴射サブノズル、127…把持部、127a…エア導入口、127b…メイン空量調節ノブ、128…引き金、
130…液体貯留容器、131…容器本体、131a…段部、132…排出口、133…留め具、134…容器連結具、134a…キャップジョイント、134b…ストレーナホルダ、134c…ストレーナ、135,135a,135b…連絡ホース、136…掛け孔、
140…圧送ローラ、141…管、142…柄、143…ローラ、144…ボールバルブ、145…補助棒、
150…連絡管、151…ボタン式バルブ。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、人が把持可能な大きさに形成されて液体を密閉空間で貯留するとともに同貯留した前記液体を排出するための排出口を有した液体貯留容器と、圧縮した空気を送るコンプレッサと、液体貯留容器内から供給される液体を噴射させるための液体噴射ノズルおよびコンプレッサから供給される空気を噴射させる空気噴射メインノズルからなる噴射ノズルを有して液体を霧状に噴射するスプレーガンとを用いて液体貯留容器内の液体を被対象物に向けて吐出する液体吐出方法であって、噴射ノズルの前方空間を覆うことにより空気噴射メインノズルから噴射させた空気の少なくとも一部を液体噴射ノズルを介して液体貯留容器内に導いて同液体貯留容器内の圧力を上昇させる容器内圧上昇工程と、液体貯留容器内の圧力が上昇した状態でスプレーガンを操作することにより液体貯留容器内から液体の供給を受けて同液体を噴射ノズルから霧状に噴射する液体吐出工程とを含むことにある。
また、上記目的を達成するため、本発明の特徴は、人が把持可能な大きさに形成されて液体を密閉空間で貯留するとともに同貯留した液体を排出するための排出口を有した液体貯留容器と、液体貯留容器に配管を介して連結されて同液体貯留容器内に空気を圧送するコンプレッサと、液体貯留容器内へのコンプレッサからの空気の供給または遮断を選択的に行うエア圧送切替器と、液体貯留容器に対して配管を介して連結されて液体を導入する液体導入口および液体の吐出または遮断を選択的に行う液体吐出切替器をそれぞれ有して液体を吐出する液体吐出器とを用いて液体貯留容器内の液体を被対象物に向けて吐出する液体吐出方法であって、エア圧送切替器を操作することによりコンプレッサから空気を液体貯留容器内に導いて同液体貯留容器内の圧力を上昇させる容器内圧上昇工程と、液体吐出切替器を操作することにより液体貯留容器内から液体を導いて液体吐出器から液体を吐出する液体吐出工程とを含むことにある。
この場合、エア圧送切替器としてはボールバルブなどを用いることができる。また、液体吐出器としては圧送ローラやスプレーガンなどを用いることができる。また、液体としては、塗料、洗浄液、消火液、消毒液または農薬などを用いることができる。
このように構成した本発明の特徴によれば、液体吐出方法は、液体を貯留する液体貯留容器内の圧力を高めた状態で引き金や液体吐出切替器を操作して液体貯留容器内の液体をスプレーガンや液体吐出器に導くようにしているため、液体貯留容器が液体吐出器よりも低い位置に位置している場合や液体の粘性が高い場合、さらには、液体貯留容器内の液体の残量が少なくなった場合であっても円滑に液体を液体吐出器に導くことができる。これにより、液体吐出方法は、幅広い被対象物に対して液体を吐出できるとともに液体の粘性が高い場合でも円滑に液体を液体吐出器に導いて吐出不良を抑制することができる。この場合、液体吐出方法は、液体貯留容器内の圧力を任意の高さに高めることができるため、液体を噴射させる勢いや噴射量を調整して所望する液体の噴射状態を作り出すことができる。また、液体吐出方法は、液体貯留容器が人が把持できる大きさに形成されているため、液体貯留容器を作業者自身または作業者の近傍に配置することができ、幅広い被対象物に対して液体を吐出できる。
また、本発明の他の特徴は、前記液体吐出方法において、液体貯留容器は、内部の圧力変化によって外周部が膨らんだり凹んだり変形可能であることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、液体吐出方法は、液体貯留容器が内部の圧力変化によって外周部が膨らんだり凹んだり変形可能に形成されているため、液体の吐出作業を行う作業者は液体貯留容器の外表面を目視または触れることで液体貯留容器の内部圧力を把握することができる。これにより、液体吐出方法は、液体の吐出作業を円滑に行うことができる。
また、本発明の他の特徴は、前記液体吐出方法において、液体貯留容器は、容量が2リットル以下のペットボトルであることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、液体吐出方法は、液体貯留容器の容量が2リットル以下のペットボトルで構成されているため、液体貯留容器を作業者自身または作業者の近傍に配置することができ、幅広い被対象物に対して液体を吐出できる。
また、本発明の他の特徴は、前記液体吐出方法において、液体貯留容器は、作業者の肩、腕または腰に液体貯留容器を掛けるための留め具を備えていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、液体吐出方法は、作業者の肩、腕または腰に液体貯留容器を掛けるための留め具を備えているため、容器内圧上昇工程や液体吐出工程において作業者は液体貯留容器を身体の一部に保持させることができ、被対象物に対する液体の吐出作業性が向上する。
また、本発明の他の特徴は、前記液体吐出方法において、液体は、塗料であることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、液体吐出方法は、液体が塗料であるため、幅広い被対象物に対して塗装作業を行うことができるとともに液体の粘性が高い場合でも円滑に液体を液体吐出器に導いて塗装不良を抑制することができる。
削除
具体的には、液体吐出装置は、人が把持可能な大きさに形成されて液体を密閉空間で貯留するとともに同貯留した液体を排出するための排出口を有した液体貯留容器と、液体貯留容器に配管を介して連結されて同液体貯留容器内に空気を圧送するコンプレッサと、液体貯留容器内へのコンプレッサからの空気の供給または遮断を選択的に行うエア圧送切替器と、液体貯留容器に対して配管を介して連結されて液体を導入する液体導入口および液体の吐出または遮断を選択的に行う液体吐出切替器をそれぞれ有して液体を吐出する液体吐出器とを備えるようにすればよい。これによれば、液体吐出装置は、上記液体吐出方法と同様の作用効果を期待することができる。
以下、本発明に係る液体吐出方法の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る液体吐出方法に用いる液体吐出装置100のシステム構成の概略を模式的に示す説明図である。また、図2は、図1に示した液体吐出装置100の外観構成を使用状態で示す斜視図である。なお、本明細書において参照する図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。この液体吐出装置100は、作業者Uが壁や工業製品の外表面などの被対象物に塗料を塗布する塗装作業に用いられる機具である。
この場合、作業者Uは、スプレーガン120における空気噴射メインノズル126cおよび液体噴射ノズル123aの各前方を布などを用いて塞ぐとともに、スプレーガン120の引き金128を更に引いて液体噴射ノズル123aを開口状態とする。これにより、空気噴射メインノズル126cから噴射された圧縮空気は、液体噴射ノズル123aを介して噴射スリーブ123内に進入した後、液体導入口124、連絡ホース135および容器連結具134を逆流して容器本体131内に導かれて容器本体131内の圧力を上昇させる(図5における破線矢印参照)。
次に、作業者Uは、第2工程として、スプレーガン120から液体Lを吐出させて塗装作業を行う液体吐出工程を実行する。具体的には、作業者Uは、スプレーガン120の引き金128を引いて空気噴射メインノズル126cから圧縮空気を噴射させるとともに液体噴射ノズル123aを開口させる。これにより、スプレーガン120は、液体噴射ノズル123aが開口した状態で空気噴射メインノズル126cから圧縮空気を噴射させるとともに噴射スリーブ123内の液体Lが液体貯留容器130の容器本体131内の圧力に押されて押し出されて噴射される。したがって、作業者Uは、スプレーガン120を被対象物に向けて変位させることによって液体Lを被対象物に付着、すなわち、塗装作業を行うことができる。
また、上記実施形態においては、液体吐出装置100は、スプレーガン120によって液体Lを吐出するとともにコンプレッサ110からの圧縮空気を液体貯留容器130に供給するように構成した。しかし、スプレーガン120に限定されるものではなく、作業者Uの操作によって液体Lを吐出可能な器具を広く液体吐出器として採用することができるとともに、作業者Uの操作によってコンプレッサ110からの圧縮空気を液体貯留容器130に供給可能な器具を広くエア圧送切器として採用することができる。
したがって、液体吐出装置100は、例えば、図9に示すように、液体吐出器を圧送ローラ140で構成することができる。この場合、圧送ローラ140は、塗料からなる液体Lが流通可能に延びる管141の一方の端部に作業者Uが把持する柄142が設けられるとともに管141の他方の端部にローラ143が回転自在に取り付けられており、管141内に供給される液体Lがローラ143の内部から染み出るように構成された塗装器具である。この圧送ローラ140には、管141内を流通する液体Lの流量を規制する液体吐出切器としてのボールバルブ144が管141に設けられている。
また、液体吐出装置100には、液体貯留容器130に対して圧送ローラ140およびコンプレッサ110をそれぞれ液体Lおよび圧縮空気を流通可能に連結するための三又の連結管150が設けられているとともに、連結管150とエアホース111との間には、作業者Uの押下操作によって圧縮空気を供給または遮断するエア圧送切器としてのボタン式バルブ151が設けられている。

Claims (8)

  1. 人が把持可能な大きさに形成されて液体を密閉空間で貯留するとともに同貯留した前記液体を排出するための排出口を有した液体貯留容器と、
    前記液体貯留容器に配管を介して連結されて同液体貯留容器内に空気を圧送するコンプレッサと、
    前記液体貯留容器内への前記コンプレッサからの前記空気の供給または遮断を選択的に行うエア圧送切替器と、
    前記液体貯留容器に対して配管を介して連結されて前記液体を導入する液体導入口および前記液体の吐出または遮断を選択的に行う液体吐出切替器をそれぞれ有して前記液体を吐出する液体吐出器とを用いて前記液体貯留容器内の前記液体を被対象物に向けて吐出する液体吐出方法であって、
    前記エア圧送切替器を操作することにより前記コンプレッサから前記空気を前記液体貯留容器内に導いて同液体貯留容器内の圧力を上昇させる容器内圧上昇工程と、
    前記液体吐出切替器を操作することにより前記液体貯留容器内から前記液体を導いて前記液体吐出器から前記液体を吐出する液体吐出工程とを含むことを特徴とする液体吐出方法。
  2. 請求項1に記載した液体吐出方法において、
    前記液体貯留容器は、
    内部の圧力変化によって外周部が膨らんだり凹んだり変形可能であることを特徴とする液体吐出方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載した液体吐出方法において、
    前記液体貯留容器は、
    容量が2リットル以下のペットボトルであることを特徴とする液体吐出方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載した液体吐出方法において、
    前記液体貯留容器は、
    作業者の肩、腕または腰に前記液体貯留容器を掛けるための留め具を備えていることを特徴とする液体吐出方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載した液体吐出方法において、
    前記液体は、塗料であることを特徴とする液体吐出方法。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載した液体吐出方法において、
    前記エア圧送切替器および前記液体吐出器は、
    前記コンプレッサからの前記空気を導入するエア導入口および前記エア導入口から導入した空気を噴射することにより前記液体導入口から導入した前記液体を霧状にして噴射する噴射ノズルを備えたスプレーガンであり、
    前記容器内圧上昇工程は、
    前記噴射ノズルを覆って同噴射ノズルから噴射する前記空気の噴射を妨げることによって前記噴射された空気の少なくとも一部を前記液体導入口を介して前記液体貯留容器内に導いて同液体貯留容器内の圧力を上昇させ、
    前記液体吐出工程は、
    前記液体貯留容器内から前記液体の供給を受けて同液体を前記噴射ノズルから霧状に噴射することを特徴とする液体吐出方法。
  7. 人が把持可能な大きさに形成されて液体を密閉空間で貯留するとともに同貯留した前記液体を排出するための排出口を有した液体貯留容器と、
    前記液体貯留容器に配管を介して連結されて同液体貯留容器内に空気を圧送するコンプレッサと、
    前記液体貯留容器内への前記コンプレッサからの前記空気の供給または遮断を選択的に行うエア圧送切替器と、
    前記液体貯留容器に対して配管を介して連結されて前記液体を導入する液体導入口および前記液体の吐出または遮断を選択的に行う吐出切替器をそれぞれ有して前記液体を吐出する液体吐出器とを備えることを特徴とする液体吐出装置。
  8. 請求項7に記載した液体吐出装置において、さらに、
    前記液体貯留容器を人の身体の一部に対して着脱自在に装着するための留め具を備えることを特徴とする液体吐出装置。
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