JP3124938U - 液体噴射装置 - Google Patents

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望月雄二
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株式会社モチヅキ
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Abstract

【課題】液体を噴霧する圧気のタンクだけを交換すれば長時間にわたって噴霧作業を継続することができる。
【解決手段】液体を収納する液体タンク1と、加圧気体を収納する交換圧気タンク2と、液体タンクと交換圧気タンクを搭載する背負い枠3とによって構成する。液体タンクには、排出パイプ11を介して噴射ノズル12を取り付ける。交換圧気タンクには、圧縮空気を取り入れる給気弁21を取りつける。液体タンクと交換圧気タンクとは圧気供給パイプ13の連結、解除が可能である。
【選択図】図1

Description

本考案は液体噴射装置に関するものである。
農作業で農薬を噴射するような液体噴射装置が知られている。
液体噴射装置では、人力でハンドルを上下して空気を圧縮し、その圧縮空気を利用して農薬などの液体を噴射する装置がある。
そのような人力によって空気を圧縮する液体噴射装置では、空気を圧縮する作業と、液体を噴射する作業の両方を同時に行わなければならず、労働の負担が大きい。
そこで人力によるのではなく、噴射装置の一部に圧縮空気を貯留する圧気タンクを設け、この圧気タンクにコンプレッサーで圧縮空気を供給し、この圧気を利用して液体を噴射する装置も開発されている。
上記したような液体噴射装置は、空気を圧縮するという作業を行う必要がないから、労働の負担は少ない。
しかし、液体のタンクと圧気のタンクを人が背負って運搬するのが目的であるから、大きな圧気タンクを背負うことはできない。
そのため圧気タンクの容量には限界があり、短時間の内に液体の噴射が出来なくなってしまい、その度にコンプレッサーの設置位置まで圧気タンクへの給気にもどらなければならない。
その場合にコンプレッサーの作動には電源が必要であるから、液体を噴霧している農地や果樹園の中でタンクに給気することは困難であり、給気のたびにコンプレッサーの設置してある自宅まで戻らなければならない、という不経済な状態であった。
上記のような従来の課題を解決した本考案は、液体を加圧状態で噴射するための装置であって、液体を収納する液体タンクと、加圧気体を収納する交換圧気タンクと、液体タンクと交換圧気タンクを搭載する背負い枠とによって構成し、液体タンクには、排出パイプを介して噴射ノズルを取り付け、交換圧気タンクには、圧縮空気を取り入れる給気弁を取りつけ、液体タンクと交換圧気タンクとは圧気供給パイプの連結、解除が可能であるように構成した液体噴射装置である。
本考案は上記したようになるから、液体を噴霧する圧気のタンクだけを交換すれば長時間にわたって噴霧作業を継続することができる。
したがって、例えば作業の開始前に、コンプレッサーの設置してある自宅で、複数の交換圧気タンクに圧気を供給して農地や果樹園に向かい、1基の交換圧気タンクの圧気がなくなれば、別の交換圧気タンクに交換して噴霧を続ける、という動作を繰り返すことにより、長時間にわたる噴霧作業を継続することができ、きわめて経済的である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。
<1>全体の構造。
本考案の液体噴射装置は、液体を加圧状態で噴射するための装置であって、液体タンク1と交換圧気タンク2と背負い枠3とによって構成する。
<2>液体タンク1。
液体タンク1は、液体を収納するための中空の容器であり、上板には液体を注入するために蓋付きの注入部を設ける。
液体タンク1に収納する液体としては殺虫剤の溶液、除草薬や栄養剤の溶液などが一般的である。
液体タンク1内の液体を外部に噴射するために、液体タンク1には排出パイプ11の一端を取りつけ、この排出パイプ11の他端には噴射ノズル12を取り付ける。
そして排出パイプ11のいずれかの位置にコックを取りつけ、このコックの回動によって液体タンク1内の液体を噴射ノズル12から外部へ噴射しうるように構成する。
<3>交換圧気タンク2。
液体タンク1とは別に、独立した交換圧気タンク2を用意する。
この交換圧気タンク2は加圧気体を収納するための中空の容器である。
加圧気体としては空気が一般的であるが、その他の気体を収納することもできる。
交換圧気タンク2には、コンプレッサー4から圧縮空気を取り入れる必要がある。そのために交換圧気タンク2の一部には給気弁21を取りつける。
この給気弁21はコンプレッサー4の排気弁につないだときには開放して圧気を受け入れ、解除したときには瞬時に閉塞して交換圧気タンク2内の圧気を外部へ逃すことのないような市販の弁を使用することができる。
<4>両タンクの連結。
液体タンク1と交換圧気タンク2とは圧気供給パイプ13によって連結する。
ただし交換圧気タンク2の交換の際には、圧気供給パイプ13の解除が必要であるから、圧気供給パイプ13は交換圧気タンク2との接続、解除を簡単に行えるような市販のいわゆるワンタッチ式のものを利用する。
圧気供給パイプ13の接続と解除は、液体タンク1側で行うことも、あるいは交換圧気タンク2側で行うことも可能であるが、一般には交換圧気タンク2側で行うと簡単である。
交換圧気タンク2と圧気供給パイプ13の接続位置には市販の調整弁を取りつける。
その結果、交換圧気タンク2内の高圧空気を減圧して液体タンク1内に供給することができる。
<5>背負い枠3。
背負い枠3は、重量物を人肩で運搬するためのフレームであり、一般に底部31と、鉛直部32、および背負いベルト33によって構成する。
この背負い枠3の底部31の上に、上記した液体タンク1と交換圧気タンク2を搭載する。
その際に液体が入ると重量が増加する液体タンク1を上に、軽い交換圧気タンク2を下に位置させて背負い枠3に搭載する。
液体タンク1と交換圧気タンク2とはロープ、ベルト、アングル材、あるいはボルトとナットの組み合わせのような簡単な拘束部材34で背負い枠3に取りつけることができる。
ただし、交換圧気タンク2は頻繁に取りつけ、取り外しを行うから、拘束、解除が簡単な構造の拘束部材34を採用する。
<6>使用の状態。
次に使用方法について説明する。
<7>準備。
まずコンプレッサー4を備えた自宅などにおいて,複数の交換圧気タンク2に順次圧縮空気を供給する。
これらの複数の交換圧気タンク2を自動車などに搭載して、農薬などの液体を噴霧する現地へ向かう。
<8>作業の開始。
すべての交換圧気タンク2に圧気が十分に充填してあるから、いずれかの交換圧気タンク2と液体タンク1を圧気供給パイプ13を介して接続し、交換圧気タンク2内の圧気を調圧弁を通して液体タンク1内に供給する。
供給された圧力によって液体タンク1内の液体を加圧して排出パイプ11を通して外部に排出して噴射ノズル12からの噴霧作業を開始する。
ひとつの交換圧気タンク2内の圧縮空気が消費されてしまったら、圧気供給パイプ13を交換圧気タンク2から取り外す。
そして、消費の終った交換圧気タンク2を背負い枠3から取り外す。
次に交換圧気タンク2を外した空所に、圧気を充填してある新たな交換圧気タンク2を取りつけ、圧気供給パイプ13を接続する。
圧気供給パイプ13からの圧気を液体タンク1への供給を行う。
その状態で加圧された液体タンク1内の液体を、噴射ノズル12から外部へ向けて噴射する。
以上の作業を繰り返すことによって、すべての交換圧気タンク2内の圧気を消費するまで現地に止まったままで、コンプレッサー4の設置場所までもどることなく噴霧作業を継続することができる。
本考案の実施例の斜視図。 その側面図。 交換圧気タンクの交換順序の説明図。
符号の説明
1:液体タンク
11:排出パイプ
12:噴射ノズル
13:圧気供給パイプ
2:交換圧気タンク
3:背負い枠
4:コンプレッサー

Claims (1)

  1. 液体を加圧状態で噴射するための装置であって、
    液体を収納する液体タンクと、
    加圧気体を収納する交換圧気タンクと、
    液体タンクと交換圧気タンクを搭載する背負い枠とによって構成し、
    液体タンクには、排出パイプを介して噴射ノズルを取り付け、
    交換圧気タンクには、圧縮空気を取り入れる給気弁を取りつけ、
    液体タンクと交換圧気タンクとは圧気供給パイプの連結、解除が可能であるように構成した、
    液体噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016097369A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 利兒 平井 液体吐出方法および液体吐出装置

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