以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1を用いて第1の実施形態の内視鏡システムの構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の内視鏡システムの構成を示す図である。
図1に示すように本発明の第1の実施形態の内視鏡システム1は、撮像素子25を有す内視鏡2と、内視鏡2が着脱自在に接続され、所定の信号処理を行うビデオプロセッサ3と、内視鏡2が着脱自在に接続され、内視鏡2に対して照明光を供給する光源装置4と、ビデオプロセッサ3により生成された画像信号を内視鏡画像として表示する表示装置としてのモニタ5と、を備える。
内視鏡2は、体腔内に挿入される細長の挿入部6と、この挿入部6の後端に設けられた操作部7と、この操作部7から延出されたユニバーサルコード8とを有する。ユニバーサルコード8は、その基端付近または途中でライトガイドコード9と、信号コード(信号ケーブル)10に分岐する。
ライトガイドコード9の端部の光源用コネクタ11は、光源装置4に着脱自在に接続され、信号コード10の端部の信号用コネクタ12は、ビデオプロセッサ3に着脱自在に接続される。
また、この信号用コネクタ12には、内視鏡2ごとの個別の情報を記憶する記憶部であるIDメモリ20が配設されている。
挿入部6、操作部7およびユニバーサルコード8内には照明光を伝送するライトガイド13が挿通されている。そして、光源用コネクタ11を光源装置4に接続することにより、光源装置4からの照明光をライトガイド13により伝送し、挿入部6の先端部14に設けられた照明窓に取り付けられたライトガイド先端面13aから、伝送した照明光を出射する。
先端部14には照明窓に隣接して観察窓(撮像窓)が設けられ、観察窓には照明された患部等の被写体の光学像を入光する対物レンズ21が配設されている。また、前記対物レンズ21の後方には所定の対物光学系23が配設され、この対物光学系23を経て前記対物レンズ21の結像位置には撮像素子25が配設されている。
撮像素子25は、たとえばCCDイメージセンサにより構成され、挿入部6およびユニバーサルコード8内に挿通されたケーブルを経たのち信号用コネクタ12を介してビデオプロセッサ3に接続される。
前記ビデオプロセッサ3は、各種回路の制御を行う制御部31と、撮像素子等の動作に必要な複数の電源電圧の電源を発生する図示しない電源回路と、撮像素子から出力される撮像信号に対する所定の信号処理を行う信号処理回路(画像処理部32および前処理部33等)と、内視鏡2における前記撮像素子25の駆動するCCD駆動回路34と、前記画像処理部32に接続され、当該画像処理部32からの出力された画像信号と所定の画像とを合成してモニタ5に向けて出力する画像合成部35と、制御部31の制御下に当該ビデオプロセッサ3に接続される各種周辺機器に係る所定の情報を記憶する記憶部36と、当該ビデオプロセッサ3に接続されるキーボード55を制御するためのキーボード制御部37と、当該ビデオプロセッサ3における各種操作を行うためのスイッチ等が配設されたフロントパネル38と、を備える。
制御部31は、上述したようにビデオプロセッサ3内における各種回路を制御するとともに、内視鏡2が当該ビデオプロセッサ3に接続された際、信号用コネクタ12における前記IDメモリ20に記憶された当該内視鏡2個別の情報を入手するようになっている。
前処理部33は、撮像素子25からの撮像信号を入力して所定の前信号処理を施すものであり、公知の信号増幅部、プロセス回路、A/Dコンバータ、ホワイトバランス回路等により構成され、制御部31により制御される。
画像処理部32は、制御部31の制御下に、前処理部33からの出力信号に対して所定の画像処理を施し、モニタ5に表示するための画像信号として出力するようになっている。
またビデオプロセッサ3は、制御部31の制御下に、当該ビデオプロセッサ3に接続可能な所定の周辺機器51〜53の制御を行うとともに、接続されたこれら周辺機器のID情報(識別情報)を入手する周辺機器制御部41、42、43と、制御部31の制御下に、当該ビデオプロセッサ3に接続可能な所定のネットワーク機器54の制御を行うとともに、接続された当該ネットワーク機器54のID情報(識別情報)を入手するネットワーク制御部44と、を備える。
なお、ビデオプロセッサ3は、前記周辺機器51〜53を接続するための接続端子41a、42a、43aを備えており、これら接続端子41a、42a、43aはそれぞれ前記周辺機器制御部41、42、43の入出力端子として機能するようになっている。
同様に、ビデオプロセッサ3は、前記ネットワーク機器54を接続するための接続端子44aを備えており、この接続端子44aは前記ネットワーク制御部44の入出力端子として機能するようになっている。
ここで本実施形態においては、周辺機器51〜53としては、例えば、周辺機器51はVTR(Video Tape Recorder)、周辺機器52はプリンタ、周辺機器53は磁気カードリーダをそれぞれ想定する。
なお、上述したように本実施形態においては周辺機器として上記3種類を想定したが、周辺機器としてはこれに限らず、ビデオプロセッサ3に接続され得るその他の機器であってもよい。さらに、本実施形態においては、周辺機器制御部および接続端子は3つ設けるとしたが、これに限らず、いずれも1以上複数個を設けるものであってよい。
図1に戻って記憶部36は、ビデオプロセッサ3における前記接続端子41a、42a、43aに接続され得る複数の周辺機器の種別情報を格納するとともに、当該周辺機器を使用する際に必要な各種設定項目であって初期状態の設定項目に係る情報を当該周辺機器毎に格納している。
そして、記憶部36に格納されている前記情報は、制御部31によって読みだされるようになっている。
また、画像合成部35は、制御部31の制御下に、前記周辺機器を使用する際に必要な各種設定項目の一覧に係る画像(以下、設定項目画像と記す)を生成する機能を有するとともに、当該画像処理部32からの出力された画像信号と前記設定項目画像とを合成した画像信号を、または、当該設定項目画像単独の画像信号をモニタ5に向けて出力するようになっている。
<周辺機器の判別>
ここで、前記制御部31は、ビデオプロセッサ3における前記接続端子41a、42a、43aのいずれかに任意の周辺機器が接続されると、対応する前記周辺機器制御部41、42、43を制御して、接続された当該周辺機器のID情報(識別情報)を入手する。
そして制御部31は、前記周辺機器制御部41、42、43が当該周辺機器におけるID情報を入手するとその情報を受け取り、前記記憶部36に予め格納されているテーブル情報等を参照して、当該周辺機器の種別を自動的に判別するようになっている。
<周辺機器に係る設定項目の掲示および変更設定>
図2は、本実施形態の内視鏡システムにおいて、上述した周辺機器を使用する際に必要な各種設定項目の一表示例を示した図である。
前記制御部31は、ビデオプロセッサ3に接続された当該周辺機器の種別を自動的に判別すると、次に、種別を判別した当該周辺機器に対応した各種設定項目の一覧(すなわち、当該周辺機器を使用する際に必要な初期状態における各種設定項目の一覧)を記憶部36から読み出す。
そして、制御部31は、記憶部36から読みだした前記「初期状態における設定項目の一覧」をモニタ5に掲示するため、画像合成部35を制御して前記設定項目画像を生成させるよう指示する。
さらに画像合成部35は、生成した設定項目画像を前記画像処理部32からの出力された画像信号と合成して、または、当該画像信号に代えて出力するようになっている。これにより、図2に示すように本実施形態においては制御部31の制御下に、モニタ5において当該「初期状態における設定項目の一覧に係る画像」を掲示して使用者に報知することとなる。
具体的には、本実施形態においては、ビデオプロセッサ3に接続された周辺機器が、例えばプリンタAという種別の機器である場合、各種設定項目の一覧としては図2に示すように、当該プリンタA使用時に必要な設定項目の一覧がモニタ5に表示されるようになっている。
一方で本実施形態においては、モニタ5の表示画面には、前記「初期状態における設定項目の一覧」と共に、“確定”ボタン61が表示されるようになっている。
そして使用者は、モニタ5に掲示された前記「初期状態における設定項目の一覧」を参照して、当該プリンタAにおいて必要な設定が了承できる状態であるならばモニタ5に併せて表示されている“確定”ボタン61を操作することによりその状態を確定することができる。
この確定操作を受けて制御部31は、周辺機器制御部42(今、周辺機器52であるプリンタAが接続端子42aに接続されたとする)を介してプリンタAに対して当該設定項目の情報を通知する。
これにより、周辺機器52であるプリンタAは、記憶部36に格納された予め記憶された前記「初期状態における設定項目」に基づいて所定の設定がなされることとなる。
一方で、使用者が、モニタ5に掲示された前記「初期状態における設定項目」を参照して、当該プリンタAにおいて必要な設定を変更したいと欲する場合、本実施形態においては、前記キーボード55またはフロントパネル38に設けた操作手段により、当該プリンタAに係る設定を任意に変更することができる。
そして、当該プリンタAに係る設定を変更した後、上記同様に “確定”ボタン61を操作することによりその状態を確定することができる。
この変更後の確定操作を受けて制御部31は、周辺機器制御部42を介してプリンタAに対して当該設定項目が変更された旨の情報を通知し、これにより、周辺機器52であるプリンタAは、上記変更された設定項目に基づいて所定の設定がなされることとなる。
<第1の実施形態の作用>
次に、本第1の実施形態の作用について説明する。
図3は、当該各種設定項目を表示する際の作用を示したフローチャートである。
図3に示すように、今、周辺機器52が前記接続端子41a、42a、43aのうちの1つである、たとえば接続端子42aを介してビデオプロセッサ3に接続されたとする(ステップS1)。
ここで周辺機器52が接続端子42aに接続されると、周辺機器制御部42が制御部31の制御下に、接続された当該周辺機器52のID情報を入手する(ステップS2)。
次に、前記周辺機器制御部42が当該周辺機器52におけるID情報を入手すると制御部31はその情報を受け取り(ステップS3)、記憶部36に格納された予め記憶されているテーブル情報に照らし合わせて、当該周辺機器52の種別を自動的に判別する(ステップS4)。
このステップS4において、制御部31が、接続端子42aに接続された周辺機器52の種別が、例えばプリンタAであると判別すると、制御部31は当該プリンタAに対応した前記「初期状態における設定項目の一覧」を記憶部36から読み出す(ステップS5)。
そして、制御部31は、記憶部36から読みだした前記「初期状態における設定項目の一覧」をモニタ5に掲示するため、画像合成部35を制御して、図2に示す如き、プリンタAを使用する際に必要な各種設定項目の一覧に係る画像を生成させる(ステップS6)。
前記画像合成部35は、上記各種設定項目の一覧に係る画像を生成すると、前記画像処理部32からの出力された画像信号に代えて当該各種設定項目の一覧に係る画像信号をモニタ5に向けて出力し、モニタ5は図2に示すように、制御部31の制御下にプリンタAに係る前記「初期状態における設定項目の一覧」を表示する(ステップS7)。
この後制御部31は、使用者によるモニタ5に表示された確定ボタン61のオン操作、および、使用者によるキーボード55もしくはフロントパネル38における所定の操作の有無を監視する(ステップS8)。
このステップS8において、使用者によるモニタ5に表示された確定ボタン61がオン操作されると、制御部31は、現在掲示されている「初期状態における設定項目」を確定し(ステップS9)、周辺機器制御部42を介してプリンタAに対して当該設定項目の情報を通知する(ステップS10)。
これにより、周辺機器52であるプリンタAは、上記設定項目に基づいて所定の設定がなされる(ステップS11)。
一方、使用者によるキーボード55もしくはフロントパネル38における所定の操作手段の操作により、使用者が、モニタ5に掲示された当該プリンタAにおいて必要な設定が変更されると、制御部31は、モニタ5に変更後の設定を表示するよう、画像合成部35を制御して、設定項目の一覧に係る新たな画像を生成させる(ステップS12)。
前記画像合成部35は、上記各種設定項目の一覧に係る新たな画像を生成すると、それまで掲示した設定項目に係る画像信号に代えて新たな画像信号をモニタ5に向けて出力し(ステップS13)、モニタ5はプリンタAに係る「新たな設定項目」を掲示する(ステップS14)。
このステップS14においてプリンタAに係る「新たな設定項目」が掲示された後、使用者によるモニタ5に表示された確定ボタン61がオン操作されると、制御部31は、現在掲示されている「新たな設定項目」を確定し(ステップS15)、周辺機器制御部42を介してプリンタAに対して当該「新たな設定項目」の情報を通知する(ステップS16)。
これにより、周辺機器52であるプリンタAは、制御部31の制御下に、変更された「新たな設定項目」に基づいて所定の設定がなされる(ステップS17)。
以上説明したように、本第1の実施形態の内視鏡システムによると、ビデオプロセッサに接続された周辺機器を識別して当該機器の種別を自動的に判別するとともに、判別結果に応じて当該接続された周辺機器に必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示して使用者の便に供するようにしたので、使用者にとって使い勝手のよいビデオプロセッサを有する内視鏡システムを提供することができる。
また、本第1の実施形態によると、判別結果に応じて当該接続された周辺機器に必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示した後、当該各種設定項目を任意に変更し、この変更した設定にて当該周辺機器を制御することができるという効果を奏する。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述したように上記第1の実施形態の内視鏡システムは、ビデオプロセッサ3に接続された周辺機器を判別した後、当該周辺機器に係る各種設定項目の一覧のみを掲示し、また、設定項目の変更も当該周辺機器のみを可能とした。
これに対して本第2の実施形態は、上記の場合、当該周辺機器に係る設定項目のみならず、接続されたビデオプロセッサ3自体の設定項目についても一覧として表示され、なおかつ、ビデオプロセッサ3自体の設定について変更可能としたことを特徴とする。
図4は、本発明の第2の実施形態の内視鏡システムにおける、設定項目の一覧の一表示例を示したものである。なお、本第2の実施形態の内視鏡システム1は、その基本的な構成は第1の実施形態と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略する。
図4に示すように、本第2の実施形態においては、ビデオプロセッサ3に接続された周辺機器が、例えばプリンタAという種別の機器である場合、各種設定項目の一覧としては当該プリンタAに係る設定項目のみならず、接続されたビデオプロセッサ3自体の設定項目についても一覧として掲示されるようになっている。
そして、本第2の実施形態において制御部31は、上記同様に、例えば周辺機器52としてプリンタAが接続端子42aに接続され、かつ、当該周辺機器52の種別が判別された後、図4に示す如く、ビデオプロセッサ3およびプリンタAを使用する際に必要な初期状態の各種設定項目の一覧を掲示するよう、画像合成部35およびモニタ5等を制御する。
そして、使用者が、モニタ5に掲示されたこれらビデオプロセッサ3およびプリンタAに係る「初期状態における設定項目」を参照して、当該プリンタAまたはビデオプロセッサ3において必要な設定を変更したいと欲する場合、第1の実施形態と同様に、前記キーボード55またはフロントパネル38に設けた操作手段により、当該プリンタAまたはビデオプロセッサ3に係る設定を任意に変更することができる。
そして、当該プリンタAまたはビデオプロセッサ3に係る設定を変更した後、上記同様に “確定”ボタン61を操作することによりその状態を確定することができる。
本第2の実施形態においても第1の実施形態と同様に、この変更後の確定操作を受けて制御部31は、周辺機器制御部42を介してプリンタAに対して当該設定項目が変更された旨の情報を通知し、これにより、周辺機器52であるプリンタAは、上記変更された設定項目に基づいて所定の設定がなされる一方で、ビデオプロセッサ3自らの設定についても変更し、この変更設定に基づいて対応する制御を行うこととなる。
なお、その他の構成、作用については第1の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本第2の実施形態の内視鏡システムによっても、第1の実施形態と同様に、ビデオプロセッサに接続された周辺機器を識別して当該機器の種別を自動的に判別するとともに、判別結果に応じて当該接続された周辺機器およびビデオプロセッサに必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示して使用者の便に供するようにしたので、使用者にとって使い勝手のよいビデオプロセッサを有する内視鏡システムを提供することができる。
また、本第2の実施形態によると、判別結果に応じて当該接続された周辺機器およびビデオプロセッサに必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示した後、当該各種設定項目を任意に変更し、この変更した設定にて当該周辺機器およびビデオプロセッサ自らを制御することができるという効果を奏する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
上述したように上記第2の実施形態の内視鏡システムは、ビデオプロセッサ3に接続された周辺機器を判別した後、当該周辺機器およびビデオプロセッサ3に係る初期状態の各種設定項目の一覧を掲示し、その後、使用者がこれら設定項目の変更を任意に変更できるものとした。
これに対して本第3の実施形態は、周辺機器およびビデオプロセッサに係る各種設定項目の一覧を、予め定められた複数の推奨設定値のいずれかに一括して変更可能とすることを特徴とする。
図5は、本発明の第3の実施形態の内視鏡システムにおける、設定項目の一覧の一表示例を示したものである。なお、本第3の実施形態の内視鏡システム1は、その基本的な構成は第1の実施形態と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略する。
図5に示すように、本第3の実施形態においては、第2の実施形態と同様に、ビデオプロセッサ3に接続された周辺機器が、例えばプリンタAという種別の機器である場合、各種設定項目の一覧としては当該プリンタAに係る設定項目のみならず、接続されたビデオプロセッサ3自体の設定項目についても一覧として掲示されるようになっている。
さらに第3の実施形態においては、モニタ5の表示画面に、周辺機器およびビデオプロセッサ等の各種設定項目の一覧を、予め定められた複数の推奨設定値のいずれかに一括して変更可能とする“一括推奨設定変更”ボタン62が設けられている。
そして、本第3の実施形態において制御部31は、まず上記同様に、例えば周辺機器52としてプリンタAが接続端子42aに接続され、かつ、当該周辺機器52の種別が判別された後、図5に示す如く、ビデオプロセッサ3およびプリンタAを使用する際に必要な初期状態の各種設定項目の一覧を掲示するよう、画像合成部35およびモニタ5等を制御する。
そして、使用者が、モニタ5に掲示されたこれらビデオプロセッサ3およびプリンタAに係る「初期状態における設定項目」を、予め定められた複数の推奨設定値のいずれかに一括して変更したいと欲する場合、前記“一括推奨設定変更”ボタン62を適宜操作することで、各種設定項目が前記推奨設定値に一括して変更して表示されるようになっている。
そして、前記一括推奨設定変更”ボタン62の操作により、ビデオプロセッサ3およびプリンタAに係る設定項目を一括して変更した後、上記同様に “確定”ボタン61を操作することによりその状態を確定することができる。
本第3の実施形態においても第2の実施形態と同様に、この変更後の確定操作を受けて制御部31は、周辺機器制御部42を介してプリンタAに対して当該設定項目が変更された旨の情報を通知し、これにより、周辺機器52であるプリンタAは、上記変更された設定項目に基づいて所定の設定がなされる一方で、ビデオプロセッサ3自らの設定についても変更し、この変更設定に基づいて対応する制御を行うこととなる。
なお、その他の構成、作用については第1および第2の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本第3の実施形態の内視鏡システムによっても、第1および第2の実施形態と同様に、ビデオプロセッサに接続された周辺機器を識別して当該機器の種別を自動的に判別するとともに、判別結果に応じて当該接続された周辺機器およびビデオプロセッサに必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示して使用者の便に供するようにしたので、使用者にとって使い勝手のよいビデオプロセッサを有する内視鏡システムを提供することができる。
また、本第3の実施形態によると、判別結果に応じて当該接続された周辺機器およびビデオプロセッサに必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示した後、当該各種設定項目を推奨設定値に一括して変更し、この一括変更した設定にて当該周辺機器およびビデオプロセッサ自らを制御することができるという効果を奏する。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
上述したように上記第2の実施形態の内視鏡システムは、ビデオプロセッサ3に接続された周辺機器を判別した後、当該判別された周辺機器およびビデオプロセッサ3に係る各種設定項目の一覧を掲示し、かつ、ビデオプロセッサ3の他は当該接続され判別された周辺機器に係る各種設定項目設定項目のみを変更可能とした。
これに対して本第4の実施形態は、上記の場合、ビデオプロセッサ3にすでに接続された周辺機器(第1の周辺機器)が存在する場合、ビデオプロセッサ3に新たに他の周辺機器(第2の周辺機器)が接続された場合、すでに掲示されたビデオプロセッサ3および第1の周辺機器に係る設定項目の一覧に加えて第2の周辺機器に係る初期状態の設定項目を一覧として掲示し、かつ、これらビデオプロセッサ3、第1の周辺機器および第2の周辺機器すべての設定について変更可能としたことを特徴とする。
図6は、本発明の第4の実施形態の内視鏡システムにおける、設定項目の一覧の一表示例を示したものである。なお、本第4の実施形態の内視鏡システム1は、その基本的な構成は第1の実施形態と同様であるので、ここでの詳しい説明は省略する。
図6に示すように、本第4の実施形態においては、ビデオプロセッサ3にすでに第1の周辺機器としてプリンタAが接続された状態で、新たに第2の周辺機器として磁気カードBが接続された場合、各種設定項目の一覧としては、すでに掲示されているビデオプロセッサ3および当該プリンタAに係る設定項目に加えて磁気カードBに係る初期状態の設定項目についても一覧として掲示されるようになっている。
そして、使用者は、モニタ5に掲示されたこれらビデオプロセッサ3およびプリンタAに係る設定項目に加え、新たに掲示された磁気カードBに係る初期状態の設定項目についても、上記同様の手段により任意に変更することができる。
本第4の実施形態においても第1の実施形態と同様に、この変更後の確定操作を受けて制御部31は、周辺機器制御部42、43を介してプリンタAおよび磁気カードBに対して当該設定項目が変更された旨の情報を通知し、これにより、プリンタAおよび磁気カードBは、上記変更された設定項目に基づいて所定の設定がなされる一方で、ビデオプロセッサ3自らの設定についても変更し、この変更設定に基づいて対応する制御を行うこととなる。
なお、その他の構成、作用については第1の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本第4の実施形態の内視鏡システムによっても、第1の実施形態と同様に、ビデオプロセッサに接続された周辺機器を識別して当該機器の種別を自動的に判別するとともに、判別結果に応じて当該接続された周辺機器およびビデオプロセッサに必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示して使用者の便に供するようにしたので、使用者にとって使い勝手のよいビデオプロセッサを有する内視鏡システムを提供することができる。
また、本第4の実施形態によると、ビデオプロセッサにある周辺機器が接続され、すでにこれら周辺機器等の各種設定項目の一覧が掲示されている状態で、ビデオプロセッサに新たに他の周辺機器が接続された場合であっても、接続されたすべての周辺機器に係る各種設定項目を任意に変更し、この変更した設定にて当該新旧周辺機器およびビデオプロセッサを制御することができるという効果を奏する。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
上述したように上記第1の実施形態の内視鏡システムは、ビデオプロセッサ3に設けた記憶部36に格納した予め記憶されたテーブル情報等に基づいて、ビデオプロセッサ3に接続された周辺機器の種別を判別し、かつ、判別された機種ごとの「初期状態における設定項目の一覧」を選定するものとした。
これに対して本第5の実施形態は、ビデオプロセッサ3に接続された周辺機器のID情報に一致する情報が前記記憶部36に存在しない、または、当該記憶部36が設けられていない場合、接続された周辺機器自体から前記所定の設定情報等を入手することを特徴とする。
図7は、本発明の第5の実施形態の内視鏡システムの構成を示した図である。
図7に示すように、本第5の実施形態の内視鏡システム101は、第1の実施形態と同様の内視鏡2、ビデオプロセッサ3、光源部4およびモニタ5等を備えるが、ビデオプロセッサ3に接続される周辺機器151、152、153は、いずれも内部に自らの設定項目に係る情報を有しているものとする。
具体的に前記周辺機器151、152、153は、図7に示すように、それぞれ、内部に自らの設定項目、すなわち当該周辺機器を使用する際に必要な設定項目に係る情報を記憶した記憶部151a、152a、153aを搭載する。
そして、いま、ビデオプロセッサ3に前記周辺機器151が接続されたものとすると、本第5の実施形態において制御部31は、ビデオプロセッサ3に接続された当該周辺機器151のID情報(識別情報)を取得して、まずは、ビデオプロセッサ3における記憶部36に格納したテーブル情報に照らし合わせて、当該接続された周辺機器151の種別の判別を試みる。
ここで、接続された周辺機器151のID情報(識別情報)と一致する情報が前記記憶部36に格納されている場合は、上記第1、第2の実施形態と同様の手法にて、周辺機器151の種別を判別し、当該周辺機器151の各種設定項目、またはデオプロセッサ3を加えての各種設定項目の一覧を掲示し、その後、使用者がこれら設定項目の変更を任意に変更できるものとする。
一方、接続された周辺機器151のID情報(識別情報)と一致する情報が前記記憶部36に格納されていない場合、制御部31は次に、接続された当の周辺機器151における記憶部151aに記憶された当該周辺機器151に係る設定項目に係る情報を取得する。
そして制御部31は、前記周辺機器151取得した情報に基づいて、当該周辺機器151の種別を認識し、当該周辺機器151の各種設定項目、またはデオプロセッサ3を加えての各種設定項目の一覧を掲示し、その後、使用者がこれら設定項目の変更を任意に変更できるものとする。
なお、その他の構成、作用については第1、第2の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本第5の実施形態の内視鏡システムによっても、第1の実施形態と同様に、ビデオプロセッサに接続された周辺機器の種別を自動的に判別または認識するとともに、判別または認識結果に応じて当該接続された周辺機器およびビデオプロセッサに必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示して使用者の便に供するようにしたので、使用者にとって使い勝手のよいビデオプロセッサを有する内視鏡システムを提供することができる。
また、本第5の実施形態によると、周辺機器自体にみずからの設定項目に係る情報を有する場合、ビデオプロセッサ3における記憶部36に当該周辺機器に係る情報が格納されていない場合でも、または、当該記憶部36が存在しない場合でも、接続された当該周辺機器に必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示し、当該各種設定項目を任意に変更し、この変更した設定にて当該周辺機器を制御することができるという効果を奏する。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
上述したように上記第1の実施形態の内視鏡システムは、制御部31の制御下に画像合成部35において生成した設定項目画像をモニタ5に表示するものとしたが、本第6の実施形態は、当該設定項目画像を、フロントパネル38に配設された表示部にも表示することを特徴とする。
図8は、本発明の第6の実施形態の内視鏡システムの構成を示した図である。
図8に示すように、本第6の実施形態の内視鏡システム201におけるビデオプロセッサ203は、装置本体の前面に配設されたフロントパネル38に所定の情報を表示する表示部38aを設けたことを特徴とする。
前記表示部38aは、いわゆるタッチパネルにより構成された操作パネルであって、ビデオプロセッサ3に接続された被制御機器のパラメータ等の設定または変更を行うことが可能となっている。
本第6の実施形態は、このタッチパネル機能を有する表示部38aに、上記第1〜第5実施形態においてはモニタ5に掲示される、周辺機器を使用する際に必要な各種設定項目の一覧を表示するように構成されている。
また、表示部38aは、タッチパネル機能を有するため、たとえば、第1〜第5の実施形態における前記確定ボタン61または一括推奨設定変更ボタン62に係る操作を、当該表示部38a上のタッチ操作で行うことができる。
その他の構成、作用については第1、第2の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本第6の実施形態の内視鏡システムによっても、第1の実施形態と同様に、ビデオプロセッサに接続された周辺機器の種別を自動的に判別するとともに、判別結果に応じて当該接続された周辺機器に必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示して使用者の便に供するようにしたので、使用者にとって使い勝手のよいビデオプロセッサを有する内視鏡システムを提供することができる。
また、本第6の実施形態によると、上記各種設定項目の一覧を掲示する表示部38aがタッチパネル機能を有することから、第1〜第5の実施形態においてはキーボード55等における外部ポインティングデバイスにより操作していた、設定項目の変更操作および前記確定ボタン61もしくは前記一括推奨設定変更ボタン62に係る操作を、当該表示部38a上のタッチ操作で実施することができるという効果を奏する。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。
上述したように上記第1の実施形態の内視鏡システムは、制御部31の制御下に画像合成部35において生成した設定項目画像をモニタ5に表示するものとしたが、本第7の実施形態は、当該設定項目画像を、キーボード55に配設された表示部にも表示することを特徴とする。
図9は、本発明の第7の実施形態の内視鏡システムの構成を示した図である。
図9に示すように、本第7の実施形態の内視鏡システム301におけるビデオプロセッサ303は、ビデオプロセッサ303に接続されたキーボード55本体に所定の情報を表示する表示部55aを設けたことを特徴とする。
前記表示部55aは、第6の実施形態と同様に、いわゆるタッチパネルにより構成された操作パネルであって、ビデオプロセッサ303に接続された被制御機器のパラメータ等の設定または変更を行うことが可能となっている。
本第7の実施形態は、このタッチパネル機能を有する表示部55aに、上記第1〜第5実施形態においてはモニタ5に掲示される、周辺機器を使用する際に必要な各種設定項目の一覧を表示するように構成されている。
本第7の実施形態においても、表示部55aは、タッチパネル機能を有するため、たとえば、第6の実施形態と同様に、第1〜第5の実施形態における前記確定ボタン61または前記一括推奨設定変更ボタン62に係る操作を、当該表示部55a上のタッチ操作で行うことができる。
その他の構成、作用については第1、第2の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本第7の実施形態の内視鏡システムによっても、第1の実施形態と同様に、ビデオプロセッサに接続された周辺機器の種別を自動的に判別するとともに、判別結果に応じて当該接続された周辺機器に必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示して使用者の便に供するようにしたので、使用者にとって使い勝手のよいビデオプロセッサを有する内視鏡システムを提供することができる。
また、本第7の実施形態によると、上記各種設定項目の一覧を掲示する表示部55aがタッチパネル機能を有することから、第6の実施形態と同様により使い勝手の良い操作を実現することができる。
(第8の実施形態)
次に、本発明の第8の実施形態について説明する。
上述したように上記第1の実施形態の内視鏡システムは、制御部31の制御下に画像合成部35において生成した設定項目画像をモニタ5に表示するものとした。これに対して本第8の実施形態の内視鏡システムは、当該内視鏡システムと通信可能なタブレット型端末機器において、前記設定項目画像に係る画像信号を生成するとともに、当該タブレット型端末機器において当該設定項目画像を表示することを特徴とする。
図10は、本発明の第8の実施形態の内視鏡システムの構成を示した図であり、図11は、第8の実施形態の内視鏡システムにおけるタブレット型端末機器の構成を示した図である。
図10に示すように、本第8の実施形態の内視鏡システム401におけるビデオプロセッサ403は、第1の実施形態におけるビデオプロセッサ3に対して、新たに、所定のタブレット型端末機器56と無線による通信処理を行う無線通信部39を備えることを特徴とする。
タブレット型端末機器56は、ビデオプロセッサ403とは別体の、いわゆるタブレット型端末機能を備えており、図11に示すように、タブレット型端末機器56における各種回路の制御を司る制御部71と、制御部71の制御下に前記ビデオプロセッサ403との無線による通信を司る無線通信部72と、いわゆるタッチパネルにより構成された操作パネル73と、制御部71の制御下に、前記設定項目画像に係る画像信号を生成する映像信号生成部74と、を主に備える。
図10に戻って、本第8の実施形態においても、ビデオプロセッサ403における記憶部36は、ビデオプロセッサ403における前記接続端子41a、42a、43aに接続され得る複数の周辺機器の種別情報を格納するとともに、当該周辺機器を使用する際に必要な各種設定項目であって初期状態の設定項目に係る情報を当該周辺機器毎に格納している。
そして、本第8の実施形態においては、記憶部36に格納されている前記情報は、ビデオプロセッサ403における制御部31によって読みだされたのち、制御部31の制御下に無線通信部39からタブレット型端末機器56における無線通信部72に向けて伝送されるようになっている。
一方、タブレット型端末機器56における映像信号生成部74は、無線通信部72を介してビデオプロセッサ403側から前記記憶部36に格納されている前記情報を受け取った際には、制御部71の制御下に、前記周辺機器を使用する際に必要な各種設定項目の一覧に係る画像(設定項目画像)に係る画像信号を生成する機能を有するとともに、当該画像信号を操作パネル73に向けて出力するようになっている。
<第8の実施形態における周辺機器に係る設定項目の掲示および変更設定>
ビデオプロセッサ403における制御部31が、当該ビデオプロセッサ403に接続された当該周辺機器の種別を自動的に判別すると、次に、種別を判別した当該周辺機器に対応した各種設定項目の一覧(すなわち、当該周辺機器を使用する際に必要な初期状態における各種設定項目の一覧)を記憶部36から読み出す。
そして制御部31は、無線通信部39を制御して記憶部36から読みだした前記「初期状態における設定項目の一覧」に係る情報をタブレット型端末機器56における無線通信部72に向けて伝送する。
タブレット型端末機器56における映像信号生成部74は、無線通信部72を介して受け取った前記設定項目の一覧に係る情報に基づいて、設定項目画像に係る画像信号を生成して操作パネル73に向けて出力する。
具体的には、本第8の実施形態においては、ビデオプロセッサ403に接続された周辺機器が、例えばプリンタAという種別の機器である場合、各種設定項目の一覧として図2に示すように、当該プリンタA使用時に必要な設定項目の一覧がタッチパネルである操作パネル73に表示されるようになっている。
一方で本第8の実施形態においては、操作パネル73の表示画面には、前記「初期状態における設定項目の一覧」と共に、第1の実施形態と同様の“確定”ボタンが表示されるようになっている。
そして使用者は、操作パネル73に掲示された前記「初期状態における設定項目の一覧」を参照して、当該プリンタAにおいて必要な設定が了承できる状態であるならば操作パネル73に併せて表示されている“確定”ボタンを操作することにより、第1の実施形態と同様に、その状態を確定することができる。
この確定操作を受けてタブレット型端末機器56における制御部71は、無線通信部72を介して当該確定操作に係る情報をビデオプロセッサ403側に向けて伝送し、当該確定操作に係る情報を受けたビデオプロセッサ403側の制御部31は、周辺機器制御部42(今、周辺機器52であるプリンタAが接続端子42aに接続されたとする)を介してプリンタAに対して当該設定項目の情報を通知する。
これにより、周辺機器52であるプリンタAは、第1の実施形態と同様に、記憶部36に格納された予め記憶された前記「初期状態における設定項目」に基づいて所定の設定がなされることとなる。
一方で、使用者が、操作パネル73に掲示された前記「初期状態における設定項目」を参照して、当該プリンタAにおいて必要な設定を変更したいと欲する場合、本第8の実施形態においては、当該操作パネル73に設けた操作手段により、当該プリンタAに係る設定を任意に変更することができる。
そして、当該プリンタAに係る設定を変更した後、上記同様に “確定”ボタンを操作することによりその状態を確定することができる。
この変更後の確定操作を受けてタブレット型端末機器56における制御部71は上記同様に、無線通信部72を介して当該確定操作に係る情報をビデオプロセッサ403側に向けて伝送し、当該確定操作に係る情報を受けたビデオプロセッサ403側の制御部31は、周辺機器制御部42を介してプリンタAに対して当該設定項目が変更された旨の情報を通知し、これにより、周辺機器52であるプリンタAは、上記変更された設定項目に基づいて所定の設定がなされることとなる。
以上説明したように、本第8の実施形態の内視鏡システムによると、第1の実施形態と同様に、ビデオプロセッサに接続された周辺機器を識別して当該機器の種別を自動的に判別するとともに、判別結果に応じて当該接続された周辺機器に必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示して使用者の便に供するようにしたので、使用者にとって使い勝手のよいビデオプロセッサを有する内視鏡システムを提供することができる。
また、本第8の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、判別結果に応じて当該接続された周辺機器に必要な各種設定項目の一覧をモニタに掲示した後、当該各種設定項目を任意に変更し、この変更した設定にて当該周辺機器を制御することができるという効果を奏する。
さらに本第8の実施形態によると、上記各種設定項目の一覧の表示および変更操作を外部のタブレット型端末機器56により行うことができるので、より利便性に優れるという効果を奏する。
さらに本第8の実施形態によると、上記各種設定項目の一覧を掲示する操作パネル73がタッチパネル機能を有することから、第1〜第5の実施形態においてはキーボード55等における外部ポインティングデバイスにより操作していた、設定項目の変更操作および前記確定ボタン61もしくは前記一括推奨設定変更ボタン62に係る操作を、当該操作パネル73上のタッチ操作で実施することができるという効果を奏する。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。