JP2016096846A - 中空針、針付器具及び医療器具 - Google Patents

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【課題】十分な強度を有するとともに穿刺性能の高い中空針、針付器具及び医療器具を提供する。【解決手段】中空の針管11の先端部に針先12が形成され、針先12の最先端部に刃先14が形成された中空針1であって、針先12は、互いに交差することで刃先14を形成する2つ以上の刃面13と、流体の出入口となる2つ以上の流通口15とを備え、それぞれの流通口15は、互いに異なる刃面13に設けられ、針管11の中空部と連通するように形成されており、刃先14が針管11の外縁よりも内側に形成されることで、中空針1の強度及び穿刺性能が向上する。【選択図】図1

Description

本発明は、流体の注入や採取等を行う際に用いられる中空針、針付器具及び医療器具に関する。
体内への薬液の注入や血液の採取等に用いられる中空の医療用針において、穿刺時の痛みを軽減すべく、針管の細径化や、穿刺抵抗を低減させるような刃面加工が施されている。また医療用針は、通常、金属材料で製造されるが、製造コストを低減すべく、金属材料に代えて、合成樹脂材料を用いて射出成形により一体的に形成された合成樹脂製針もある。合成樹脂製針において、金属製針と同等の穿刺性能を実現することは容易ではないが、種々の試みがなされている。
例えば、刃面の外縁部に角部を形成することで刃先を鋭利な形状とし、穿刺抵抗を低減した合成樹脂製針が提案されている(例えば特許文献1参照)。また刃面に錐体を形成することで、刃先を鋭利にするとともに、刃先部分の強度(剛性)を金属製針と同等程度まで向上させた合成樹脂製針も提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2002−165881号公報 特開2003−250888号公報
特許文献1に記載の合成樹脂製針のように、刃面の外縁部に角部を設け刃先を鋭利にすることで穿刺抵抗を低減させ、穿刺時の痛みを軽減することは可能であるが、刃先が外縁に設けられているので穿刺時に針管に対して加わる力が偏り、針管が撓んでしまう恐れがある。
特許文献2に記載の合成樹脂製針のように、刃面に錐体を設けることで刃先を鋭利にするとともに、刃先部分の強度を向上させることで穿刺抵抗を低減することも可能であるが、刃面に錐体を設けるための面積が必要となり、針管の細径化の妨げとなってしまう。
このように射出成形により製造される中空針において、針管を細径化しつつ、金属製の中空針と同等の穿刺性能を確保することは実現されていない。
本発明の目的は、十分な強度を有するとともに穿刺性能の高い中空針、針付器具及び医療器具を提供することである。
本発明は、中空の針管の先端部に針先が形成され、前記針先の最先端部に刃先が形成された中空針であって、前記針先は、互いに交差することで前記刃先を形成する2つ以上の刃面と、流体の出入口となる2つ以上の流通口とを備え、それぞれの前記流通口は、互いに異なる前記刃面に設けられ、前記針管の中空部と連通するように形成されていることを特徴とする中空針である。
また本発明において、前記刃先は、前記針管の中心軸上に形成されていることを特徴とする。
また本発明において、前記刃面は、前記針管の中心軸に向かって凹むように湾曲して形成された曲面であることを特徴とする。
また本発明の中空針は、合成樹脂で形成されていることを特徴とする。
また本発明の中空針は、さらに被取付体に連結可能な針基を備え、前記針基は、前記針管に一体的に形成されていることを特徴とする。
また本発明は、前記中空針と筒体とを備え、前記中空針と前記筒体とが一体的に形成されていることを特徴とする針付器具である。
また本発明は、前記中空針を備える医療器具である。
本発明の中空針は、針先に互いに交差することで刃先を形成する2つ以上の刃面を備えていることで、刃先が針管の外縁よりも内側に形成される。これにより穿刺時に針先及び針管に加わる力の偏りが軽減され、針管の撓み等を抑制することができ、中空針の強度及び穿刺性能を向上させることができる。また本発明の中空針は、2つ以上の流通口を備えているので、万が一、一方の流通口が閉塞したとしても、流体の注出又は吸引を継続して行うことができる。さらに本発明の中空針は、形状が単純であり低コストで製造可能である。
本発明の第1実施形態の中空針1の斜視図である。 図1の中空針1の正面図である。 図1の中空針1の側面図である。 図1の中空針1の平面図である。 図1の中空針1の底面図である。 図4の中空針1の切断線A−Aの断面図である。 図6のB部の部分拡大図である。 図6のC部の部分拡大図である。 本発明の第2実施形態の中空針2の軸方向に切断した断面図である。 本発明の第3実施形態の中空針3の斜視図である。 図10の中空針3の正面図である。 図10の中空針3の側面図である。 図10の中空針3の平面図である。 図10の中空針3の底面図である。 本発明の第4実施形態の中空針4の斜視図である。 図15の中空針4の正面図である。 図15の中空針4の側面図である。 図15の中空針4の平面図である。 図15の中空針4の底面図である。 本発明の第5実施形態の中空針5の斜視図である。 本発明の第6実施形態の中空針6の斜視図である。 本発明の第7実施形態の針付器具7の斜視図である。 本発明の第8実施形態の針付器具8の軸方向に切断した断面図である。
図1は、本発明の第1実施形態の中空針1の斜視図である。図2は、図1の中空針1の正面図である。図3は、図1の中空針1の側面図である。図4は、図1の中空針1の平面図である。図5は、図1の中空針1の底面図である。図6は、図2の中空針1の切断線A−Aの断面図である。図7(a)は、図6のB部の部分拡大図である。図7(b)、図7(c)は、図7(a)の中空針1の変形例を示す部分拡大図である。図8(a)は、図6のC部の部分拡大図である。図8(b)は、図8(a)の中空針1の変形例を示す部分拡大図である。
本実施形態の中空針1は、円筒体の針管11の先端部に針先12を有し、針先12の最先端部に刃先14を有する中空針であって、針先12が正面視において逆V字状となるように2つの刃面13が形成されており、針管11の中空部16と連通するように各刃面13に2つの流通口15が形成されている。
中空針1の用途は、特定の用途に限定されるものではなく、例えば、人又は動物の体内へ薬液を注入する際の注射針や、採血を行う際の採血針又は留置針の内針、薬液が充填された容器のゴム栓を穿刺するびん針、薬液混合用の吸引針、その他、物体に穿刺し流体の注出又は吸引を行う用途に幅広く用いることができる。また中空針1の材料は、特定の材料に限定されるものではなく、例えば、金属や合成樹脂、繊維状の充填材を含む合成樹脂等を用途に応じて選択することができる。
針管11は、先端部に針先12を有する円筒管であり、針先12の最先端部に形成された鋭利な刃先14を突き当てて押し込むことで被穿刺物(図示省略)を穿刺し、中空部16から流通口15を介して流体の注出又は吸引を行う。針管11は、例えば、針基(図示省略)などに支持され、針基を介して薬液注入用のシリンジ(図示省略)や採血用の採血管ホルダ等に連結される。
針管11の長さ、外径及び内径の大きさは、用途によって適宜決めることができる。なお針管11は、外径が小さい程、穿刺した際に人体が痛みを感じる痛点を避けることができる。一例を挙げると、外径が0.18〜0.30mm、内径が0.07〜0.17mmのものが人体に穿刺する医療用針として特に好ましく用いられている。ただし、これに限定されるものではない。また針管11は、穿刺時に針管11にかかる力を分散すべく、外周面が先細のテーパ状に形成されていてもよい。さらに針管11は、薬液等の注入抵抗を低減すべく、内周面が先細のテーパ状に形成されていてもよい。
また針管11の中空部16の縁は、図7(a)に示すように刃面13と一体に外側に傾斜して形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、図7(b)に示すように水平に形成されていてもよく、図7(c)に示すように内側に傾斜して形成されていてもよい。
針先12は、半円球体に2つの刃面13が平面状に形成された形状をしており、2つの刃面13が交差して形成された刃先14と、針管11の中空部16と連通するように各刃面13に形成された2つの流通口15とを有する。
なお本実施形態において、針先12の天井面18は、図8(a)に示すように水平に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、図8(b)に示すように上に凸の円弧状に形成されていてもよい。
2つの刃面13は、針先12が正面視(図2)において逆V字状になるように、針管11の中心軸Oを挟んで対称に、針管11の中心軸Oに対して傾斜するように平面状に形成されており、針管11の中心軸O上で互いに交差し、鋭利な刃先14を形成している。
なお本実施形態において、2つの刃面13は、正面視における針管11の中心軸Oに対する刃先14と刃面13の基端とを結んだ直線の角度である刃先角度が同一となるように形成されているが、本発明の中空針において、各刃面における刃先角度は、特定の角度に限定されるものではなく、少なくとも刃先が針管の外縁よりも内側に形成されるように決められていればよい。
また本実施形態において、2つの刃面13は、刃面13を正面から見たときにリング状に形成されており、各刃面13の内周が流通口15の輪郭に一致しているが、これに限定されるものではなく、例えば、後述する第5実施形態の中空針5のように刃面53の内周と流通口55の輪郭とが必ずしも一致していなくてもよい。
次に本実施形態の中空針1の作用について説明する。中空針1は、刃先14を被穿刺物に突き当てて押し込むことで穿刺される。また中空針1からの流体の注出又は吸引は、2つの流通口15を介して中空部16から行われる。
本実施形態の中空針1では、針管11の中心軸O上に刃先14が形成されているので、穿刺時に針管11に加わる力の偏りが軽減され、針管11の撓み等を抑制することができ、強度及び穿刺性能を向上させることができる。これにより、例えば、樹脂製の中空針において、強度を確保しつつ細径化することが可能となる。また形状が単純なので低コストで製造可能である。
さらに流通口15を2つ備えているので、万が一、一方が閉塞してしまった場合でも、流体の注出又は吸引を継続して行うことができる。このとき注出時又は吸引時の流体の抵抗の増大を防止すべく、1つの流通口15の面積が中空部16の断面積以上になるように流通口15が形成されていると、より好ましい。
図9は、本発明の第2実施形態の中空針2の軸方向に切断した断面図である。図1から図8に示す第1実施形態の中空針1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。第2実施形態の中空針2は、第1実施形態の中空針1と基本的構成は同じであるが、刃面23の形状が異なる。
本実施形態の中空針2は、2つの刃面23が針管21の中心軸Oに向かって凹むように湾曲した曲面状に針先22に形成されている。なお針管21の胴部は、第1実施形態の中空針1の針管11の胴部と同一形状である。
このような刃面形状とすることで、中空針2の穿刺抵抗を低減させることができる。本発明の中空針において、刃面の形状は、特定の形状に限定されるものではなく、穿刺性能や製造コスト等を考慮し、適宜最適な形状を採用することができる。
図10は、本発明の第3実施形態の中空針3の斜視図である。図11は、図10の中空針3の正面図である。図12は、図10の中空針3の側面図である。図13は、図10の中空針3の平面図である。図14は、図10の中空針3の底面図である。図1から図8に示す第1実施形態の中空針1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。第3実施形態の中空針3は、第1実施形態の中空針1と基本的構成は同じであるが、針先32の形状が異なる。
本実施形態の中空針3は、針先32の形状が半紡錘体に平面状の2つの刃面13が形成された形状になっている。このような針先形状とすることで、刃先14がより鋭利になるとともに、穿刺時に針管31に加わる力の偏りをより軽減させることができる。なお針管31の胴部は、第1実施形態の中空針1の針管11の胴部と同一形状である。
本発明の中空針において、針先形状は、特定の形状に限定されるものではなく、穿刺性能や製造コスト等を考慮し、適宜最適な形状を採用することができる。
図15は、本発明の第4実施形態の中空針4の斜視図である。図16は、図15の中空針4の正面図である。図17は、図10の中空針4の側面図である。図18は、図10の中空針4の平面図である。図19は、図10の中空針4の底面図である。図1から図8に示す第1実施形態の中空針1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。第4実施形態の中空針4は、第1実施形態の中空針1と基本的構成は同じであるが、刃面43の数が異なる。
本実施形態の中空針4は、針先42に刃面43が3つ形成されている。3つの刃面43は、刃先角度が同一であり、平面視(図18)において、120度の間隔で形成されている。3つの刃面43は、一点で交差しており、該一点において刃先14を形成している。また流通口15は、針管41の中空部16と連通するように各刃面43に形成されている。なお針管41の胴部は、第1実施形態の中空針1の針管11の胴部と同一形状である。
本実施形態の中空針4のように、本発明の中空針において、刃面の数は、特定の数に限定されるものではなく、4つ以上であってもよい。また各刃面同士の間隔は、特定の角度に限定されるものではない。また本発明の中空針において、流通口は、少なくとも2つ以上形成されていればよく、刃面が3つ以上形成されている場合には流通口が形成されていない刃面があってもよい。
図20は、本発明の第5実施形態の中空針5の斜視図である。図1から図8に示す第1実施形態の中空針1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。第5実施形態の中空針5は、第1実施形態の中空針1と基本的構成は同じであるが、流通口55が針先52から針管51の胴部にかけて形成されている。
本実施形態の中空針5は、流通口55が正面視において長円形に形成されている。流通口55は、各刃面53から針管51の胴部にかけて針管51の中空部16に貫通するように形成されている。このように流通口55を形成することで流通口55の面積を大きくすることができる。
図21は、本発明の第6実施形態の中空針6の斜視図である。図1から図8に示す第1実施形態の中空針1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。第6実施形態の中空針6は、第1実施形態の中空針1に針基61が一体的に形成された中空針である。
中空針6は、針管11の基端部に一体的に形成された円筒キャップ様の針基61を備える。針基61は、例えば、注射器や採血管ホルダ等に連結可能な公知の針基と同様の構成、形状で形成することができる。
本実施形態の中空針6は、針管11と針基61とを射出成形等により一体的に形成することができるので、低コストで製造することができる。なお針基61は、針管11の基端部ではなく、針管11の途中から形成されていてもよい。
図22は、本発明の第7実施形態の針付器具7の斜視図である。図1から図8に示す第1実施形態の中空針1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。第7実施形態の針付器具7は、第1実施形態の中空針1にシリンジ71が一体的に形成された針付医療器具である。
本実施形態の針付器具7は、針管11の基端部に一体的に形成された円筒状のシリンジ71を備える。シリンジ71は、例えば、注射器等に用いられる公知のシリンジと同様の構成、形状で形成することができる。
本実施形態の針付器具7は、針管11とシリンジ71とを射出成形等により一体的に形成することができるので、低コストで製造することができる。なおシリンジ71は、針管11の基端部ではなく、針管11の途中から形成されていてもよい。また第6実施形態の中空針6の針基61からシリンジ71を一体的に形成してもよい。
図23は、本発明の第8実施形態の針付器具8の軸方向に切断した断面図である。なお図23において、針先12の構成要素の符号は省略している。図1から図8に示す第1実施形態の中空針1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。第8実施形態の針付器具8は、中空針81と採血管ホルダ82とが一体的に形成された針付医療器具である。
本実施形態の針付器具8では、中空針81の針管83の両端部に第1実施形態の中空針1と同一の針先12が形成されている。なお針管83の胴部は、第1実施形態の中空針1の針管11の胴部と同一形状である。
採血管ホルダ82は、針管83の中間部分の外周面から一体的に形成されている。採血管ホルダ82は、採血時に用いられる公知の採血管ホルダであり、採血管を挿入可能に円筒状に形成されており、端部に持ち手となるフランジ85を備える。
なお採血管ホルダ82の内側に位置する針先12は、例えば、公知の採血管の栓を穿刺する用途に用いるものであり、人体に穿刺する用途に用いるものではないので、採血管ホルダ82の外側の針先12ほどの強度や穿刺性能が求められていない。このため採血管ホルダ82の内側の針先に要求される強度、穿刺性能、外径の大きさ等によっては、採血管ホルダ82の内側の針先は、他の公知のものを採用してもよい。
本実施形態の針付器具8は、中空針81と採血管ホルダ82とを射出成形等により一体的に形成することができるので、低コストで製造することができる。
以上、第1から第8実施形態の中空針1、2、3、4、5、6、針付器具7、8を用いて、本発明の中空針、針付器具及び医療器具を説明したが、本発明の中空針、針付器具及び医療器具は、上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲で変形して使用することができる。例えば、針管は、円筒体に限定されるものではなく、用途によっては角筒体等でもよい。
本発明の中空針、針付器具及び医療器具において、各実施形態の特徴を組合せたものを使用してもよいことは言うまでもない。例えば、第3から第6実施形態の中空針3、4、5、6においても、第2実施形態の中空針2のように、刃面が曲面状に形成されていてもよい。
また針管は、流通口とは別に筒部に薬液注入や採血用の孔が設けられていてもよく、公知の硬膜外針のように先端部が曲がっていてもよい。さらに針管は、直管に限定されるものではなく、3方向以上に分岐していてもよい。
また本発明の中空針及び針付器具は、医療用途に限定されるものではなく、工業用途等、広く産業用途に用いることができる。さらに産業用途において、特に、細径な中空針及び針付器具として好適に用いることができる。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲内で種々の変更及び修正を容易に想定するであろう。従って、そのような変更及び修正は、請求の範囲から定まる発明の範囲内のものと解釈される。
1、2、3、4、5、6 中空針
7、8 針付器具
11、21、31、41、51、83 針管
12、22、32、42、52 針先
13、23、43、53 刃面
14 刃先
15、55 流通口
16 中空部
61 針基
71 シリンジ
82 採血管ホルダ

Claims (7)

  1. 中空の針管の先端部に針先が形成され、前記針先の最先端部に刃先が形成された中空針であって、
    前記針先は、互いに交差することで前記刃先を形成する2つ以上の刃面と、流体の出入口となる2つ以上の流通口とを備え、
    それぞれの前記流通口は、互いに異なる前記刃面に設けられ、前記針管の中空部と連通するように形成されていることを特徴とする中空針。
  2. 前記刃先は、前記針管の中心軸上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の中空針。
  3. 前記刃面は、前記針管の中心軸に向かって凹むように湾曲して形成された曲面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の中空針。
  4. 合成樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の中空針。
  5. さらに被取付体に連結可能な針基を備え、
    前記針基は、前記針管に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の中空針。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の中空針と筒体とを備え、
    前記中空針と前記筒体とが一体的に形成されていることを特徴とする針付器具。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の中空針を備える医療器具。
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