JP2016095914A - 組合せ端子 - Google Patents

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敬丸 天野
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Abstract

【課題】板厚の異なる複数の端子を組み付けることができ、3つ以上の端子を組み付けることができるようにする。
【解決手段】本明細書によって開示される組合せ端子10は、複数の端子20を組み合わせて構成された組合せ端子10であって、端子20は、ボディBに取り付けるための取付孔21を中心としてボルト締結部24が設けられ、かつ、ボルト締結部24の外周側に磁性体30が埋設された平板状の端子本体22と、端子本体22の外縁に設けられた電線接続部23とを備えて構成され、磁性体30により複数の端子20が積層状態で組み付けられた構成とした。
【選択図】図1

Description

本明細書によって開示される技術は、組合せ端子に関する。
従来より、一対の端子本体を互いに組み付けることで構成される組合せ端子金具として、例えば特開平11−67305号公報(下記特許文献1)に記載のものが知られている。端子本体は、導通性の金属板材を曲げ加工して成形されており、組付部と電線接続部とを備えている。組付部は、取付孔を挾むようにして互いに間隔を空けて平行に並ぶ二つの平坦な板状重ね合わせ部と、この両板状重ね合わせ部の両端部を連結するように配された板状の連結部とからなる。両連結部は、板状重ね合わせ部からほぼ板厚分の厚さだけ低くなるように、段差をもって形成されている。両端子本体を組み付けるには、双方の連結部を互いに相手側の取付孔の内側に入り込ませ、この状態から取付孔同士が整合するように板状重ね合わせ部の重ね合わせを増加させるようにスライドさせる。
特開平11−67305号公報
しかしながら、上記の組合せ端子金具では、連結部と板状重ね合わせ部がほぼ板厚分の段差を有して連結されているため、組み合わせる端子本体の一方の板厚が変更されると、これらの端子本体を組み付けることができなくなってしまう。例えば、端子本体の板厚は使用する電線の太さによって決定されるものであり、一方の端子本体に接続される電線の太さが変更になって、一方の端子本体の板厚が変更になった場合に、上記のような事態が起こりうる。また、上記の組合せ端子金具では、3枚以上の端子本体を組み合わせることができない。
本明細書によって開示される組合せ端子は、複数の端子を組み合わせて構成された組合せ端子であって、前記端子は、ボディに取り付けるための取付孔を中心としてボルト締結部が設けられ、かつ、前記ボルト締結部の外周側に磁性体が埋設された平板状の端子本体と、前記端子本体の外縁に設けられた電線接続部とを備えて構成され、前記磁性体により複数の前記端子が積層状態で組み付けられた構成とした。
このような構成によると、端子本体が平板状とされているから、板厚の異なる複数の端子であっても、端子本体同士を積層することができ、各磁性体によって端子同士を固定できるから、複数の端子を積層状態で組み付けることができる。
本明細書によって開示される組合せ端子は、以下の構成としてもよい。
前記端子本体に有底の溝状をなす凹部が板厚方向に凹んで設けられ、前記凹部に前記磁性体が埋設されている構成としてもよい。
このような構成によると、凹部が有底とされているため、磁性体が端子本体の下方に抜け落ちることを防止できる。また、磁性体を凹部に埋設するには、凹部の底面に接着剤を塗布してから磁性体を凹部に組み付ければよく、磁性体の固定作業が容易になる。
前記凹部は前記取付孔を中心として周方向に延びる形態とされている構成としてもよい。
このような構成によると、複数の端子を積層させた際に、自由な角度で各端子を配置することができる。
前記凹部は前記取付孔を中心として周方向に並んで複数配されている構成としてもよい。
このような構成によると、各凹部の間隔によって各端子を位置決めすることができる。
本明細書によって開示される組合せ端子によれば、板厚の異なる複数の端子を組み付けることができ、3つ以上の端子を組み付けることもできる。
実施形態1における組合せ端子の斜視図 組合せ端子の平面図 組合せ端子の底面図 組合せ端子の側面図 組合せ端子をボディにボルト締結した状態を示した断面図 端子の平面図 端子の底面図 治具に端子を組み付ける様子を示した斜視図 治具に複数の端子を組み付けた様子を示した斜視図 治具に複数の端子を組み付けた様子を示した断面図 実施形態2における端子の平面図
<実施形態1>
実施形態1を図1から図10の図面を参照しながら説明する。本実施形態における組合せ端子10は、図1に示すように、複数の端子20を磁性体30を用いて積層状態で組み付けたものとされている。この組合せ端子10は、図5に示すように、車両のボディBに設けられたスタッドボルトSBに対してナットNによってボルト締結されることでボディBにアース接続されるようになっている。
本実施形態における端子20はアース端子とされている。各端子20は導通可能に接続されており、いずれかの端子20は図示しない電線を介して他の組合せ端子10に接続されている。このため、複数の組合せ端子10は互いに導通可能に接続されており、各組合せ端子10がボディBにアース接続されることで複数のアースポイントが構成され、アース接続の確実性が担保されている。
また、本実施形態における端子20は、いずれも板厚が同じであって同形同大で構成されているため、以下においてはいずれか一つの端子20を代表として説明する。ただし、本実施形態の組合せ端子10は、本実施形態のように板厚が同じである複数の端子20によって構成されるものに限定されず、板厚の異なる複数の端子を組み合わせて構成することもできる。この点については後述する。
アース端子20は、図6に示すように、取付孔21が設けられた端子本体22と、端子本体22の後方に(取付孔21と反対側に)設けられた電線接続部23とを備えて構成されている。このうち端子本体22は全体として平板状をなし、取付孔21を中心としてその周囲に設けられたボルト締結部24と、ボルト締結部24の外周側に配設された一対の磁性体埋設部25とからなる。
一方、電線接続部23は一対のバレル片27を有し、これらのバレル片27が電線の芯線に圧着されることでアース端子20が電線の端末に導通可能に接続されるようになっている。また、ボルト締結部24と電線接続部23の間には連結部28が設けられており、この連結部28は、端子本体22の外縁から等幅で後方に(取付孔21の径方向外側に)延びる形態をなしている。
端子本体22は、円形をなす取付孔21と同軸で配されており、端子本体22の外縁は円形をなしている。また、端子本体22のうちボルト締結部24は、図5に示すように、ボディBとナットNの間に狭圧される箇所とされている。取付孔21の内周とスタッドボルトSBの外周との間にはクリアランスが設定されており、ナットNを締め込む前においてはクリアランスの分だけ組合せ端子10がスタッドボルトSBに対して移動可能とされている。ボルト締結部24は、前記クリアランスの分だけ組合せ端子10が移動することを見込んでボディBの座面よりも大きめとされている。
さて、磁性体埋設部25は有底の溝状をなす凹部26を有しており、この凹部26に磁性体30が埋設されている。この凹部26は、取付孔21を中心として周方向に等幅で延びる形態であって、板厚方向において磁性体埋設部25の上面から下方に凹んだ形態とされている。また、凹部26は、図5に示すように、端子本体22の板厚の半分程度の深さを有している。磁性体30は、凹部26の底面に塗布された接着剤によって固定されている。したがって、複数の端子本体22を積層させると、下段側の端子本体22の磁性体30と上段側の端子本体22の磁性体30とが磁力によって互いに引っ張り合う。これにより、各端子20が導通可能に接続される。また、例えば磁性体30として等方性磁石を使用することにより、各端子本体22を自由な角度で固定することもできる。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、複数の端子20を組み付けるための治具40について説明する。この治具40は、図8に示すように、段付き状に形成された金属棒であって、小径部41と大径部42を同軸に並べて一体に構成したものである。大径部42の上面は、端子20の端子本体22を支持する支持面とされている。小径部41は、取付孔21よりもやや小さめの径寸法を有し、各端子20の取付孔21をほぼ同軸に位置決めすることができるようになっている。
端子20を治具40にセットするには、図9に示すように、各電線接続部23が互いに干渉しないように配慮しつつ、各磁性体30が上下方向に重なるようにして、取付孔21に小径部41を挿入し、小径部41を中心として周方向にずらしながら各端子20を積層していく。これにより、各磁性体30の磁力によって各端子本体22が互いに引き寄せられ、複数の端子20が積層状態で組み付けられた組合せ端子10が構成される。
また、図示はしないものの、本実施形態のようにボルト締結部24に積層固定部を設けず、磁性体30を用いて端子本体22を平板状に構成することにより、板厚の異なる端子であっても積層することができる。さらに、本実施形態では3枚の端子20を積層しているものの、本実施形態のように平板状の端子本体22を各磁性体30の磁力によって固定するようにすれば、4枚以上の端子20を組み付けることもできる。
以上のように本実施形態では、端子本体22が平板状とされているから、板厚の異なる複数の端子20であっても、端子本体22同士を積層することができ、各磁性体30によって端子20同士を固定できるから、複数の端子20を積層状態で組み付けることができる。
端子本体22に有底の溝状をなす凹部26が板厚方向に凹んで設けられ、この凹部26に磁性体30が埋設されている構成としてもよい。
このような構成によると、凹部26が有底とされているため、磁性体30が端子本体22の下方に抜け落ちることを防止できる。また、磁性体30を凹部26に埋設するには、凹部26の底面に接着剤を塗布してから磁性体30を凹部26に組み付ければよく、磁性体30の固定作業が容易になる。
凹部26は取付孔21を中心として周方向に延びる形態とされている構成としてもよい。
このような構成によると、複数の端子20を積層させた際に、自由な角度で各端子20を配置することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図11の図面を参照しながら説明する。本実施形態の組合せ端子は、実施形態1の端子20の構成を一部変更したものである。本実施形態の端子50のうち実施形態1の端子20と同じ構成については同じ符号を用いるものとし、同じ構成、作用、および効果については説明を省略する。
本実施形態の端子50は、実施形態1の凹部26の代わりに、複数の凹部51を設けたものとされている。これらの凹部51は有底の円穴であって、取付孔21を中心として周方向に等角度間隔で並んで配されている。各凹部51に埋設された磁性体31は異方性磁石であって、N極とS極が板厚方向に並ぶ配置とされている。つまり、磁性体31の上面がN極であるとした場合、当該磁性体31の下面がS極となる。
また、周方向に並んだ一対の磁性体31は同じ磁極が同じ方向を向くように並んで配されている。つまり、ある磁性体31の上面がN極であるとした場合、その隣に配された磁性体31の上面もN極となる。このようにすれば、上下方向に積層された一対の端子50のうち上段側に位置する端子50の磁性体31のS極と下段側に位置する端子50の磁性体31のN極とが互いに引き合うため、各凹部51の間隔によって各端子50を位置決めすることができる。
以上のように本実施形態では、凹部51は取付孔21を中心として周方向に並んで複数配されている構成としたから、各凹部51の間隔によって各端子50を位置決めすることができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では同じ板厚の端子を用いているものの、端子の板厚は使用する電線によって適宜変更することができ、様々な板厚の端子を複数組み付けることで組合せ端子を構成してもよい。
(2)上記実施形態では3つの端子を組み付けることで組合せ端子を構成しているものの、2つの端子を組み付けることで組合せ端子を構成してもよい。
(3)上記実施形態では電線接続部23を電線の芯線に対して圧着によって接続しているものの、圧着以外にも抵抗溶接や半田付けによって接続してもよい。
(4)上記実施形態では組合せ端子をボディBのスタッドボルトSBにボルト締結しているものの、組合せ端子を磁性体の磁力によってボディBに貼り付けてもよい。この場合、廃車時に電線をボディBから回収する作業がしやすくなる。
(5)上記実施形態では磁性体として永久磁石を例示しているものの、磁性体として電磁石を用いてもよい。
(6)上記実施形態では組合せ端子としてボディBにアース接続される組合せアース端子を例示しているものの、電子機器やモータ等の機器に接続される機器用ケーブルに組合せ端子を用いてもよい。この場合、機器用ケーブルにノイズ除去を目的として用いられるフェライトコアの代用として磁性体を用いてもよい。
(7)上記実施形態では磁性体を接着剤によって凹部の底面に固定しているものの、磁性体を凹部に圧入することで固定してもよいし、あるいは、磁性体の元になる金属粉末を凹部で焼結することによって磁性体を凹部に固定してもよい。
10…組合せ端子
20、50…端子
21…取付孔
22…端子本体
23…電線接続部
24…ボルト締結部
26、51…凹部
30、31…磁性体

Claims (4)

  1. 複数の端子を組み合わせて構成された組合せ端子であって、
    前記端子は、ボディに取り付けるための取付孔を中心としてボルト締結部が設けられ、かつ、前記ボルト締結部の外周側に磁性体が埋設された平板状の端子本体と、前記端子本体の外縁に設けられた電線接続部とを備えて構成され、
    前記磁性体により複数の前記端子が積層状態で組み付けられた組合せ端子。
  2. 前記端子本体に有底の溝状をなす凹部が板厚方向に凹んで設けられ、前記凹部に前記磁性体が埋設されている請求項1に記載の組合せ端子。
  3. 前記凹部は前記取付孔を中心として周方向に延びる形態とされている請求項2に記載の組合せ端子。
  4. 前記凹部は前記取付孔を中心として周方向に並んで複数配されている請求項2に記載の組合せ端子。
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