JP2016094757A - 戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法 - Google Patents

戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016094757A
JP2016094757A JP2014231407A JP2014231407A JP2016094757A JP 2016094757 A JP2016094757 A JP 2016094757A JP 2014231407 A JP2014231407 A JP 2014231407A JP 2014231407 A JP2014231407 A JP 2014231407A JP 2016094757 A JP2016094757 A JP 2016094757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
cap
upper frame
attached
rail member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014231407A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6379016B2 (ja
Inventor
小野寺 慶太
Keita Onodera
慶太 小野寺
山田 智弘
Toshihiro Yamada
智弘 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Meiko Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Meiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Meiko Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2014231407A priority Critical patent/JP6379016B2/ja
Publication of JP2016094757A publication Critical patent/JP2016094757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6379016B2 publication Critical patent/JP6379016B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Abstract

【課題】表面意匠の選択自由度を向上させ得る戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法を提供する。
【解決手段】戸枠装置1は、少なくとも施工された状態で露出する見付面45,45及び見込面46が、表面仕上シート7の貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた上枠材40と、前記上枠材の長手方向両端部のそれぞれに接合され、少なくとも施工された状態で露出する見付面15,15,25及び見込面16,26が、表面仕上シート7,7の貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた両側の縦枠材10,20と、全長に亘ってガイド溝51が設けられ、前記上枠材に取り付けられるレール部材50と、前記レール部材のガイド溝の長手方向両側の開口をそれぞれに閉塞するように前記レール部材に取り付けられるキャップ部材60,60と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法に関する。
従来より、表面に樹脂シート等の化粧シートが貼着された開口枠(戸枠)が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平8−128281号公報
しかしながら、上記のようなものでは、壁紙等の色柄の種類に比べて、一般的に色柄の種類が少なく、また、製造会社が壁紙等の他の内装材や内装設備等の製造会社と異なる場合等には、これらの表面意匠と色柄等を合わせ難くなるということも考えられる。また、発注後に表面の色柄等を変え難く、例えば、内装の仕上げ段階の際や部分リフォームの際等に、他の内装部位との調和性等を見たいような場合にも対応が困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、表面意匠の選択自由度を向上させ得る戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る戸枠装置は、少なくとも施工された状態で露出する見付面及び見込面が、表面仕上シートの貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた上枠材と、前記上枠材の長手方向両端部のそれぞれに接合され、少なくとも施工された状態で露出する見付面及び見込面が、表面仕上シートの貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた両側の縦枠材と、全長に亘ってガイド溝が設けられ、前記上枠材に取り付けられるレール部材と、前記レール部材のガイド溝の長手方向両側の開口をそれぞれに閉塞するように前記レール部材に取り付けられるキャップ部材と、を備えていることを特徴とする。
また、本発明に係るキャップ部材は、本発明に係る戸枠装置のキャップ部材である。
また、本発明に係る戸枠装置の施工方法は、少なくとも施工された状態で露出する見付面及び見込面が、表面仕上シートの貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた上枠材と、少なくとも施工された状態で露出する見付面及び見込面が、表面仕上シートの貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた両側の縦枠材と、を枠下地に固定し、ガイド溝の長手方向両側の開口がキャップ部材によってそれぞれに閉塞されたレール部材を前記上枠材に取り付け、前記上枠材及び前記両側の縦枠材の下地面に表面仕上シートを貼着することを特徴とする。
本発明に係る戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法は、上述のような構成としたことで、表面意匠の選択自由度を向上させることができる。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法の一例を模式的に示し、図2(a)におけるX−X線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)、(b)は、図1(a)におけるY−Y線矢視に対応させた一部破断概略横断面図である。 (a)は、同戸枠装置が備えるレール部材及びキャップ部材の一例を模式的に示す一部破断概略分解斜視図、(b)は、(a)に対応させた一部破断概略斜視図、(c)は、同レール部材及び同キャップ部材の一例を模式的に示す概略分解側面図である。 (a)、(b)は、本発明の他の実施形態に係る戸枠装置及び戸枠装置の施工方法の一例を模式的に示し、図1(a)、(b)に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)は、同戸枠装置が備えるレール部材及びキャップ部材の一例を模式的に示す一部破断概略斜視図、(b)は、同レール部材の一例を模式的に示す概略側面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、図1、図2及び図4の断面図では、表面基材及び表面仕上シートの切断面の平行斜線(ハッチング)を省略している。
また、以下の各実施形態では、各実施形態に係る戸枠装置を施工した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1〜図3は、第1実施形態に係る戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る戸枠装置1は、図1及び図2に示すように、少なくとも施工された状態で露出する見付面45,45及び見込面46が、表面仕上シート7の貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた上枠材40を備えている。また、戸枠装置1は、上枠材40の長手方向両端部のそれぞれに接合され、少なくとも施工された状態で露出する見付面15,15,25及び見込面16,26が、表面仕上シート7,7の貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた両側の縦枠材10,20を備えている。また、戸枠装置1は、全長に亘ってガイド溝51が設けられ、上枠材40に取り付けられるレール部材50と、レール部材50のガイド溝51の長手方向両側の開口をそれぞれに閉塞するようにレール部材50に取り付けられるキャップ部材60,60と、を備えている。
この戸枠装置1は、図1及び図2に示すように、住居等の建物内の壁体2に設けられた開口部に設置され、壁体2によって間仕切られた一方側空間と他方側空間とを連通させる出入口を区画する。また、この戸枠装置1に、出入口を開閉する建具8が建て付けられる。
また、この戸枠装置1が設置される開口部は、その天面が、上枠材40が固定される上枠下地4とされ、また、その開口幅(間口)方向両側の内側面が、両側の縦枠材10,20が固定される縦枠下地3,3とされている。
本実施形態では、戸枠装置1を、建具としての一枚の引戸8が袖壁納めで建て付けられるものとし、両側の縦枠材10,20(戸先側縦枠材10及び戸尻側縦枠材20)間に配される中間縦枠材(中方立)30を備えた構成としている。つまり、この中間縦枠材30、戸先側縦枠材10及び上枠材40の間口方向戸先側部位によって引戸8に開閉される出入口が区画される。また、この中間縦枠材30は、少なくとも施工された状態で露出する見付面35,35A及び見込面36が、表面仕上シート7の貼着が可能なように易貼着性の下地面とされている。この中間縦枠材30は、開口部の間口方向戸尻側部位を覆うように壁厚方向一方側部位に設けられる袖壁5の縦枠下地6に固定される。
なお、戸枠装置1は、これら各枠材10,20,30,40に加えて、さらに建具(引戸)8の下端側をガイドする下枠材等を備えたものとしてもよく、下枠材を備えていない、いわゆる三方枠としてもよい。
表面仕上シート7は、各枠材10,20,30,40が工場出荷後に、例えば、住居等の建物等の施工現場や工務店等の施工現場外の貼着現場において、各枠材10,20,30,40の下地面に貼着される。この表面仕上シート7としては、薄シート状(フィルム状)とされたもので貼着現場において貼着可能なものであればどのようなものでもよく、例えば、合成樹脂製シートや突板等の化粧シートや、樹脂クロスや紙クロス、布クロス等の壁紙等としてもよい。また、表面仕上シート7は、各枠材10,20,30,40の下地面に接着剤等によって貼着されるものとしてもよく、裏面に粘着材及び剥離紙が設けられたものとしてもよい。
本実施形態では、図1及び図2に示すように、各枠材10,20,30,40を、固定枠としている。
戸先側縦枠材10は、壁厚方向両端部が壁体2の両壁面から突出するように配され、壁厚方向両端面となる両見付面15,15及び間口方向中央側に向く見込面16が下地面とされている。また、本実施形態では、この戸先側縦枠材10の両壁面から突出するいわゆるちり部の間口方向外方側に向く両側のちり外側面18,18も表面仕上シート7の貼着が可能な易貼着性の下地面としている。また、図例では、この戸先側縦枠材10の壁厚方向両端部の間口方向中央側の縁部をC面取り状の面取部とした例を示している。
戸尻側縦枠材20は、その見込寸法(壁厚方向に沿う寸法)が袖壁5の壁厚に応じて戸先側縦枠材10の見込寸法よりも小さい寸法とされている。
この戸尻側縦枠材20は、壁厚方向反袖壁側の端部が壁体2の壁面から突出するように配される一方、壁厚方向袖壁側の端部が袖壁5に当接して配される。また、戸尻側縦枠材20は、壁厚方向両端面となる両見付面25,25A及び間口方向中央側に向く見込面26が下地面とされている。また、本実施形態では、この戸尻側縦枠材20の壁厚方向反袖壁側の壁面から突出するいわゆるちり部の間口方向外方側に向くちり外側面28も表面仕上シート7の貼着が可能な易貼着性の下地面としている。また、図例では、この戸尻側縦枠材20の壁厚方向反袖壁側の端部の間口方向中央側の縁部をC面取り状の面取部とした例を示している。なお、この戸尻側縦枠材20の袖壁5に当接される壁厚方向袖壁側の見付面25Aを下地面としないようにしてもよい。
また、これら両側の縦枠材10,20の見込面16,26に、引戸8の戸幅方向の端部が納められる戸じゃくり溝17,27を全長に亘ってそれぞれに設けた構成としている。これら戸じゃくり溝17,27は、間口方向に見て互いに重なり合う位置となるように設けられている。図例では、戸じゃくり溝17,27の溝両側壁を間口方向中央側に向かうに従い拡開するような傾斜面とした例を示している。
これら両側の縦枠材10,20の下地面は、各戸じゃくり溝17,27及び上記した各面取部を含み、一連状の下地面とされている。
中間縦枠材30は、図2に示すように、壁厚方向両端部が袖壁5の両壁面から突出するように配され、壁厚方向両端面となる両見付面35,35A及び戸先側縦枠材10側(出入口側)に向く見込面36が下地面とされている。また、本実施形態では、この中間縦枠材30の袖壁5の両壁面から突出するいわゆるちり部の袖壁5側に向く両側のちり外側面38,38も表面仕上シート7の貼着が可能な易貼着性の下地面としている。
また、この中間縦枠材30の引戸8に対面する側の端部には、引戸8の袖壁5に対面する側の面に摺るように接する隙間遮蔽部材(モヘア部材)39が取り付けられる取付溝37が全長に亘って設けられている。この中間縦枠材30の引戸8に対面する側の端部の見付面35Aは、この取付溝37を除いた部位が下地面とされている。また、図例では、この中間縦枠材30の反引戸対面側の端部の出入口側の縁部をC面取り状の面取部とした例を示している。
この中間縦枠材30の下地面は、取付溝37を除き、面取部を含んで一連状の下地面とされている。
上枠材40は、間口方向(長手方向)戸尻側部位の見込寸法が袖壁5の壁厚に応じて間口方向戸先側部位の見込寸法よりも小さい寸法とされている。また、この上枠材40の長手方向略中央部には、中間縦枠材30の上端部が係合する切欠状の係合凹部49が設けられている。
この上枠材40は、図1に示すように、戸先側部位の壁厚方向両端部が壁体2の両壁面から突出するように配される。また、上枠材40の戸尻側部位は、壁厚方向反袖壁側の端部が壁体2の壁面から突出するように配される一方、壁厚方向袖壁側の端部が袖壁5に当接して配される。また、上枠材40は、壁厚方向両端面となる両見付面45,45及び下側に向く見込面46が下地面とされている。また、本実施形態では、上記と概ね同様、この上枠材40の壁面から突出するいわゆるちり部の上側に向くちり上側面48,48も表面仕上シート7の貼着が可能な易貼着性の下地面としている。なお、この上枠材40の戸尻側部位の袖壁5に当接される壁厚方向袖壁側の見付面を下地面としないようにしてもよい。また、この上枠材40のちり部の下縁部に、上記同様の面取部を設けた構成としてもよい。
また、この上枠材40には、後記するレール部材50を受け入れる凹溝47が設けられている。この凹溝47は、両側の各縦枠材10,20に設けられた戸じゃくり溝17,27と壁厚方向で一致する位置となるように、かつ上枠材40の全長に亘って下向きに開口するように設けられている。図例では、凹溝47の溝幅を、戸じゃくり溝17,27の溝底側の溝幅よりも小さくした例を示している。
この上枠材40の下地面は、凹溝47を除き、一連状の下地面とされている。
また、本実施形態では、この上枠材40の長手方向の各端面に、両側の縦枠材10,20の上端部の見込面16,26がそれぞれに突き合わせられて接合される構成としている。これら上枠材40と各縦枠材10,20,30とは、釘やねじ等の止具によって接合されるものとしてもよい。また、これら上枠材40及び各縦枠材10,20,30の接合部に、ダボやダボ穴等の接合補助部を設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、各枠材10,20,30,40を、芯材11,21,31,41に下地面を構成する表面基材12,22,32,42をそれぞれに貼着した構成としている。
表面基材12,22,32,42は、薄板状の木質系基材13,23,33,43の表面に、下地面を構成する下地シート14,24,34,44をそれぞれに貼着した構成とされている。また、裏面側に芯材11,21,31,41の四周の角部(図例では、面取部や戸じゃくり溝17,27の角部を含む角部)に応じた折曲溝を設けた構成とされている。また、表面基材12,22,32,42は、折曲溝の部位において残存する少なくとも下地シート14,24,34,44の部位がヒンジ部(折曲部)のように機能し、これらの部位において折り曲げ可能とされている。また、図例では、各枠材10,20,30,40の芯材11,21,31,41の壁厚方向両端部の枠下地側に、表面基材12,22,32,42を受け入れる切欠状の凹段部を設けた例を示している。なお、中間縦枠材30及び上枠材40の表面基材32,42は、上記した取付溝37や凹溝47を挟むように貼着した態様としてもよく、または、これら表面基材32,42を貼着した後に取付溝37や凹溝47が形成されたものとしてもよい。
なお、各枠材10,20,30,40の芯材11,21,31,41は、木質系材料から形成されたものとしてもよい。木質系材料としては、合板やLVL(単板積層材)等の木質積層板、パーティクルボード等の木質ボード、インシュレーションボードやMDF(中密度繊維板)等の木質繊維板などとしてもよい。または、これら芯材11,21,31,41を、合成樹脂系材料に、木粉や無機フィラー、相溶化剤、着色剤などを所定の含有割合で含有させた木粉・プラスチック複合材(WPC)から形成されたものとしてもよい。
また、各枠材10,20,30,40の表面基材12,22,32,42の裏面側層を構成する木質系基材13,23,33,43としては、上記同様の木質系材料から形成されたものとしてもよい。この木質系基材13,23,33,43は、例えば、1.0mm〜5.0mm程度の厚さ寸法とされたものとしてもよい。
また、表面基材12,22,32,42の表面側層を構成する下地シート14,24,34,44としては、その表面が、表面仕上シート7の貼着が可能で剥離し難いような易貼着性の表面物性(貼着手段による十分な貼着強度が得られる物性)を有したものとしてもよい。このような下地シート14,24,34,44としては、紙材や、紙材に貼着手段としての接着剤との親和性のある樹脂を含浸させたシート、貼着手段としての接着剤との親和性のある樹脂シート等としてもよい。また、下地シート14,24,34,44の表面が易貼着性の下地面となるように適宜の表面処理(表面研磨や、プライマー塗布、各種放電処理、光オゾン処理等)が施されたものとしてもよい。また、下地シート14,24,34,44は、例えば、50μm〜1.0mm程度の厚さ寸法とされたものとしてもよい。
また、表面基材12,22,32,42としては、木質系基材13,23,33,43と下地面を構成する下地シート14,24,34,44とからなる二層構造とされたものに限られず、木質系基材13,23,33,43の裏面側や木質系基材13,23,33,43と下地シート14,24,34,44との間に他のシート材等を更に積層した構造とされたものとしてもよい。また、各枠材10,20,30,40の下地面15,16,18,25,26,28,35,36,38,45,46,48の色柄は、表面仕上シート7の表面意匠への影響がないように、白色や淡い色等としてもよく、また、単色や無地等としてもよい。また、各枠材10,20,30,40の下地面15,16,18,25,26,28,35,36,38,45,46,48に、表面仕上シート7を貼着する際に表面仕上シート7との間に入り込む空気を排出するための複数の溝を設けた構成としてもよい。
また、当該戸枠装置1に建て付けられる建具の種類や建て付け態様等に応じて、適宜、蝶番等の回動連結部材の取付凹所、ラッチ受や錠装置等を取り付けるための収納凹所や加工孔等を適宜、設けておくようにしてもよい。
また、各枠材10,20,30,40の下地面15,16,18,25,26,28,35,36,38,45,46,48を全面に亘って覆うように、剥離可能な剥離シート等の保護シートを貼着した構成としてもよい。
レール部材50は、長手方向両端側が開口するように全長に亘ってガイド溝51を設けた構成とされている。このレール部材50は、全長に亘って一様な断面形状とされている。また、このレール部材50の長さ寸法は、図2に示すように、上枠材40の長さ寸法と概ね同長さとされている。本実施形態では、レール部材50の長さ寸法を、長手方向両端にキャップ部材60,60が取り付けられたレール部材50の両端が、上枠40の長手方向両端に突き合わせられた両側の縦枠材10,20の戸じゃくり溝17,27に納められるような寸法としている。また、本実施形態では、レール部材50を、1本のガイド溝51が形成された単レールとしている。
また、本実施形態では、このレール部材50を、図1及び図3に示すように、下向きに開口するようにガイド溝51が設けられたものとし、上枠材40の凹溝47に取り付けられる構成としている。また、このレール部材50を、その幅方向(レール幅方向)両側の下側部位に、幅方向外方側に向けて突出し上枠材40の凹溝47の両開口縁に当接される突段部56,56が形成されるように、ガイド溝51の両内側壁の下側部位に凹段部57,57を設けた構成としている。図例では、レール部材50の上下方向下側略半部に突段部56,56を形成するように、レール部材50の下側略半部の外郭の幅寸法を上側略半部の外郭の幅寸法よりも大きくした例を示している。このレール部材50の上側略半部の外郭の幅寸法は、上枠材40の凹溝47の溝幅寸法と略同寸法とされている。
また、レール部材50は、ガイド溝51の溝底を構成し上枠材40の凹溝47の溝底に当接される天壁部53と、この天壁部53の幅方向両端から垂れ下がるように連成されガイド溝51の両内側壁を構成する両側壁部55,55と、を備えている。また、レール部材50は、両側壁部55,55の下端部から幅方向中央側に向けて突出し、ガイド溝51の下方に向く開口を区画する下片部58,58を備えている。
これら天壁部53、両側壁部55,55及び両下片部58,58によって区画されたガイド溝51に、引戸8の上端部に設けられたランナー8aの転動部等が収容され、引戸8がガイド溝51に沿って案内支持される。図例では、ランナー8aを、壁厚方向に間隔を空けて設けられ、壁厚方向に沿う軸廻りに転動する転動部を設けた構成とし、これら壁厚方向両側の転動部が、レール部材50の両下片部58,58上を転動する構成としている(図1(b)参照)。
天壁部53は、本実施形態では、幅方向両側部位に、上方に向けて開口するように凹溝54,54を全長に亘って設けた構成とされている。図例では、天壁部53の幅方向中央部位の下面側に凹溝が形成されるように、その幅方向中央部位を上方側に向けて突出させ、その両側に凹溝54,54を設けた構成としている。また、天壁部53の幅方向中央部位の下面側の凹溝を幅方向に区画するように二本のリブ状の突条を下方に向けて突出させるように設けた例を示している。
また、この天壁部53の幅方向両側部位の下面側には、各側壁部55,55の上端部位とによって下方に向けて開口する凹溝を形成するように、リブ状の突条53a,53aが下方に向けて突出するように設けられている。
なお、この天壁部53の幅方向中央の下面側に、レール部材50を上枠材40に固定する釘やねじ等の止具の誘い(目印)となる細溝を全長に亘って設けるようにしてもよい。また、このような細溝に代えて、または加えて、天壁部53に、止具の挿通孔を設けた構成としてもよい。
両側壁部55,55は、上側部位及び下側部位の厚さ寸法が略同寸法とされている。つまり、これら両側壁部55,55は、下側略半部に突段部56,56及び凹段部57,57が形成されるように、上下方向略中央部において幅方向(レール幅方向)外方側に屈曲されたような形状とされている。図例では、各側壁部55,55の下側部位を、それぞれの上側部位よりも厚さ寸法程度、幅方向外方側に向けて突出させた例を示している。これら側壁部55,55の突段部56,56の突出寸法は、上枠材40の凹溝47の両開口縁を見栄え良く納める観点等から、適宜の寸法としてもよい。図例では、当該レール部材50の下側略半部の外郭の幅寸法を、戸じゃくり溝17,27の溝底側の溝幅と略同寸法とした例を示している。
両下片部58,58は、各側壁部55,55の凹段部57,57とによって、幅方向中央に向けて開口する凹溝を形成するように設けられている。また、これら下片部58,58の上面側には、各側壁部55,55の下端部位とによって上方に向けて開口する凹溝を形成するように、リブ状の突条58a,58aが上方に向けて突出するように設けられている。これら突条58a,58aは、天壁部53に設けられた突条53a,53aと上下方向に見て互いに重なり合う位置となるように、天壁部53の各突条53a,53aと対向状に設けられている。
また、図例では、これら下片部58,58の突条58a,58aよりもレール幅方向中央側部位の上面側を、ランナー8aの転動部に対応させた凹湾曲形状とした例を示している。
なお、このレール部材50の天壁部53、両側壁部55,55及び両下片部58,58は、上記した突条53a,53a,58a,58aが形成された部位を除いて互いに略同厚さとされている。また、レール部材50は、適宜の金属系材料や合成樹脂系材料から押出成形や鋳造成形または切削加工等によって一体的に成形されたものとしてもよい。
レール部材50の長手方向両端部に取り付けられるキャップ部材60,60は、互いに同寸同形状とされ、同一部材とされている。なお、以下では、一方のキャップ部材60を例にとって説明する。
このキャップ部材60は、図1に示すように、当該キャップ部材60が取り付けられたレール部材50が上枠材40に取り付けられた状態で、レール長手方向に見て、縦枠材10の見込面16のガイド溝51と重なり合う部位(溝重合部位)16aを覆うように配される。なお、図1では、戸先側縦枠材10側のキャップ部材60を図示しているが、戸尻側縦枠材20側のキャップ部材60も同様、見込面26の溝重合部位を覆うように配される(図2も参照)。
本実施形態では、キャップ部材60を、図3に示すように、ガイド溝51の長手方向の開口を閉塞するキャップ本体61の周縁部にレール部材50の長手方向端面52に当接される当接部62を設けた構成としている。また、このキャップ本体61に、レール長手方向に沿って突出するようにガイド溝51に嵌め入れられる突出部63,65,65を設けた構成としている。また、本実施形態では、キャップ部材60の突出部65,65を、少なくともガイド溝51の両内側壁に沿うように設けた構成としている。
キャップ本体61は、レール長手方向に厚さ方向を沿わせて配される薄板状とされている(図2も参照)。このキャップ本体61の厚さ寸法は、数mm程度としてもよく、例えば、0.5mm〜3mm程度としてもよい。また、このキャップ本体61の反レール部材側に向く面(突出部63,65,65が設けられていない側の面)は、平坦面とされている。
また、このキャップ本体61は、図1及び図3(c)に示すように、厚さ方向(レール長手方向)に見て、レール部材50の外郭形状に応じた形状とされている。つまり、キャップ本体61は、下側略半部のレール幅方向に沿う寸法が上側略半部のレール幅方向に沿う寸法よりも大とされ、下側略半部のレール幅方向両側部位をレール幅方向外方側に向けて突出させたような略逆T字状の形状とされている。また、キャップ本体61は、レール部材50に取り付けられた状態では、レール長手方向に見て、レール部材50の上面側の凹溝54,54の部位及び両下片部58,58間の開口の部位を除いて、レール部材50の外郭形状内に納まるような形状とされている。
このキャップ本体61の下端は、レール幅方向両側部位がレール部材50の両下片部58,58の下面に応じた形状とされ、レール幅方向中央部位がこれら両下片部58,58の下面同士を接続するように水平面状とされている。
また、本実施形態では、このキャップ本体61の上端を、レール部材50の天壁部53の幅方向両側部位の凹溝54,54間の突出部の上端に概ね一致させるようにかつ全体に亘って水平面状としている。つまり、レール部材50の天壁部53の凹溝54,54に応じた形状とせずに、キャップ本体61の上端を水平面状としている。
上記のような構成により、このキャップ本体61の周縁部の当接部62は、レール部材50の長手方向端面52を略全体に亘って覆うように長手方向端面52に当接される。
また、本実施形態では、このキャップ本体61に、レール部材50のガイド溝51の内周面に沿うようにガイド溝51に嵌め込まれる突出部として、上片部63と両側片部65,65とを設けている。
上片部63は、レール部材50のガイド溝51の溝底を構成する天壁部53に沿うように配される。この上片部63は、天壁部53の下面側の形状に概ね沿う形状とされ、天壁部53の幅方向中央部位の下面側の凹溝に嵌め入れられる係合突部をレール幅方向中央部位に設けた構成とされている。図例では、この係合突部の上面側に、天壁部53の下面に擦るように当接される小突起を設けた例を示している。
また、この上片部63は、レール幅方向両側端部に天壁部53の幅方向両側部位の突条53a,53aをそれぞれに受け入れるような凹段部を設けた構成とされている。
両側片部65,65は、レール部材50のガイド溝51の両内側壁を構成する両側壁部55,55に沿うように配される。これら両側片部65,65は、両側壁部55,55の内側面側の形状に概ね沿う形状とされ、これらの下側部位の凹段部57,57及び各下片部58,58によって形成された凹溝に係合する係合突部66,66を下側部位に設けた構成とされている。本実施形態では、これら両側片部65,65のレール幅方向外側面が両側壁部55,55の内側面に当接または近接対面される構成とされている。
また、これら両側片部65,65の上端部は、上片部63のレール幅方向両側端部に接続されるように設けられ、上記した天壁部53の各突条53a,53aと各側壁部55,55の上端部位とによって形成された凹溝に係合する。また、これら両側片部65,65の上端部間のレール幅方向に沿う寸法は、天壁部53の一方の突条53aのレール幅方向外側面から他方の突条53aのレール幅方向外側面までのレール幅方向に沿う寸法と略同寸法とされている。つまり、これら両側片部65,65の上端部が天壁部53の各突条53a,53aに当接されレール部材50に対するキャップ部材60のレール幅方向への移動が抑制される。
また、これら両側片部65,65の下端部は、上記した各下片部58,58の各突条58a,58aと各側壁部55,55の下端部位とによって形成された凹溝に係合する。また、これら両側片部65,65の下端部間のレール幅方向に沿う寸法は、一方の下片部58の突条58aのレール幅方向外側面から他方の下片部58の突条58aのレール幅方向外側面までのレール幅方向に沿う寸法と略同寸法とされている。つまり、これら両側片部65,65の下端部が各下片部58,58の各突条58a,58aに当接されレール部材50に対するキャップ部材60のレール幅方向への移動が抑制される。
また、本実施形態では、これら両側片部65,65のキャップ本体61からの突出寸法を、上片部63のキャップ本体61からの突出寸法よりも大きい寸法としている。これら上片部63及び両側片部65,65の突出寸法は、当該キャップ部材60をレール部材50に安定的に取付け可能なように、また、軽量化等を図る観点等から適宜、設定するようにしてもよい。
また、両側片部65,65の突出寸法を、後記する第2実施形態において説明するように、複数連レールとされたレール部材50Aに取り付けた状態における区画側壁部55Aとキャップ部材60との隙間を斜め下側から見て見え難くするような寸法としてもよい。例えば、両側片部65,65の突出寸法を、3mm〜20mm程度としてもよく、好ましくは、5mm〜10mm程度としてもよい。
また、本実施形態では、キャップ本体61に、レール部材50の天壁部53を突出部(上片部及び両側片部)63,65,65とによって挟むように保持する係合片部64,64を設けている。本実施形態では、キャップ本体61の上端部のレール幅方向両側部位のそれぞれに、レール長手方向に沿って突出するようにレール部材50の天壁部53の凹溝54,54に係合する係合片部64,64を設けた構成としている。
また、本実施形態では、キャップ本体61の両側片部65,65の下端部間に架け渡すように、リブ状片部67を設けた構成としている。このリブ状片部67は、レール長手方向に沿って突出するように、かつレール幅方向に延びるように設けられている。また、図例では、リブ状片部67のレール幅方向両端部がレール部材50の両下片部58,58の突条58a,58aに当接または近接される構成とした例を示している。
これら係合片部64,64及びリブ状片部67の突出寸法は、上片部63の突出寸法と同程度としてもよい。
なお、上記した例では、突出部を構成する上片部63及び両側片部65,65を、レール部材50の天壁部53及び両側壁部55,55の厚さ方向に概ね厚さ方向を沿わせたような薄板状とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、これら上片部63及び両側片部65,65並びにリブ状片部67の外周面を外郭形状として一体状に突出したような突出部としてもよく、その他、種々の変形が可能である。
また、キャップ部材60は、適宜の金属系材料や合成樹脂系材料から押出成形や鋳造成形または切削加工等によって一体的に成形されたものとしてもよい。
また、このキャップ部材60は、レール部材50に取付けられて施工された状態で目立ち難くなるよう、レール部材50と略同色または同系色とされたものとしてもよく、また、黒色等とされたものとしてもよい。
次に、本実施形態に係る戸枠装置1の施工手順(施工方法)の一例について説明する。
まず、上記のように、少なくとも施工された状態で露出する見付面45,45及び見込面46が下地面とされた上枠材40を、枠下地としての上枠下地4に固定する。また、少なくとも施工された状態で露出する見付面15,15,25(25A)及び見込面16,26が下地面とされた両側の縦枠材10,20を、枠下地としての縦枠下地3,3に固定する。また、少なくとも施工された状態で露出する見付面35,35A及び見込面36が下地面とされた中間縦枠材30を、枠下地としての縦枠下地6に固定する。これら各枠材10,20,30,40は、枠状に組み付けた状態で枠下地3,3,6,4に固定するようにしてもよく、または個別に枠下地3,3,6,4に固定するようにしてもよい。
また、ガイド溝51の長手方向両側の開口がキャップ部材60,60によってそれぞれに閉塞されたレール部材50を、上枠材40に取り付ける。これら両側のキャップ部材60,60の取付は、上記した突出部63,65,65を、レール部材50のガイド溝51に圧入するように嵌め入れるのみでレール部材50に取り付けるようにしてもよく、または接着剤等によってレール部材50に取り付けるようにしてもよい。また、キャップ部材60,60を取り付けたレール部材50を、上枠材40に取り付けた後に上枠材40を施工する態様としてもよい。また、両側の縦枠材10,20に、上記のような戸じゃくり溝17,27が設けられ、図2(a)に示すように、上枠材40の両端と戸じゃくり溝17,27との隙間が形成されるような場合には、適宜の隙間充填材を充填するようにしてもよい。
そして、上枠材40及び両側の縦枠材10,20、並びに本実施形態では、中間縦枠材30のそれぞれの施工された状態で露出する下地面に表面仕上シート7を貼着する。上枠材40には、図1(b)に示すように、レール部材50によって見込方向に分断されたそれぞれの見込面46,46、見付面45,45及びちり上側面48,48に一連状に表面仕上シート7,7を貼着するようにしてもよい。また、中間縦枠材30には、図2(b)に示すように、モヘア部材39によって分断された一方の見付面35A及び一方のちり外側面38、並びに一方の見付面35A、見込面36、他方の見付面35及び他方のちり外側面38のそれぞれに、一連状に表面仕上シート7,7を貼着するようにしてもよい。
また、戸先側縦枠材10には、図2(b)に示すように、両ちり外側面18,18、両見付面15,15及び見込面16に一連状に表面仕上シート7を貼着するようにしてもよい。この際、見込面16には、レール長手方向に見て、溝重合部位16aを含むレール部材50(キャップ部材60)と重なり合う部位を除くように表面仕上シート7を貼着するようにしてもよい。つまりは、レール部材50(キャップ部材60)の凹溝47から露出した部位(下側略半部)の外周を囲むように、戸先側縦枠材10の見込面16に表面仕上シート7を貼着するようにしてもよい。また、戸尻側縦枠材20にも概ね同様、一方のちり外側面28、一方の見付面25及び見込面26に一連状に表面仕上シート7を貼着するようにしてもよい。また、見込面26には、レール部材50(キャップ部材60)の凹溝47から露出した部位(下側略半部)の外周を囲むように表面仕上シート7を貼着するようにしてもよい。
戸枠装置1は、上記のように表面仕上シート7が貼着されて表面仕上済戸枠装置9となる。
なお、各枠材10,20,30,40の下地面への表面仕上シート7の貼着は、引戸8を建て付けた状態で行うようにしてもよく、または、引戸8が建て付けられていない状態で行うようにしてもよい。また、上記施工手順は一例に過ぎず、各部材の機能を阻害しない限りにおいて別手順で行うようにしてもよい。
本実施形態に係る戸枠装置1、これのキャップ部材60及び戸枠装置の施工方法は、上述のような構成としたことで、表面意匠の選択自由度を向上させることができる。
つまり、上枠材40及び両側の縦枠材10,20、並びに本実施形態では、中間縦枠材30のそれぞれの少なくとも施工された状態で露出する面を、表面仕上シート7の貼着が可能な易貼着性の下地面としている。従って、他の内装材や内装設備等の表面意匠と色柄等を合わせた表面仕上シート7を選択したり、内装の仕上げ段階の際や部分リフォームの際等に、他の内装部位との調和性を見るなどして表面仕上シート7を選択したりすることができる。そして、その選択した表面仕上シート7を、各枠材10,20,30,40の下地面に容易に貼着することができ、表面意匠の選択自由度を向上させることができる。
また、レール部材50のガイド溝51の長手方向両側の開口をそれぞれに閉塞するようにこのレール部材50に取り付けられるキャップ部材60,60を備えた構成としている。従って、上枠材40にレール部材50を取り付けた状態で、表面仕上シート7を各枠材10,20,30,40の下地面に見栄え良く貼着することができる。つまり、レール部材50を含む戸枠装置1の取付工程と表面仕上シート7の貼着工程とは、異なる作業者によってなされることが想定される。このような施工効率性の観点や、両側の縦枠材10,20の下地面(特に見込面16,26)に貼着された表面仕上シート7の傷付きや剥がれ等を抑制する観点からも、上枠材40にレール部材50を取り付けた状態で、表面仕上シート7を貼着することが好ましい。一方、このように上枠材40にレール部材50を取り付けた状態では、レール部材50の長手方向両端部が両側の縦枠材10,20の見込面16,26に突き合わせられることとなる。この状態では、上記した縦枠材10,20の見込面16,26の溝重合部位16aに、表面仕上シート7を貼着し難くなったり、溝重合部位16aに表面仕上シート7を貼着しない場合には、溝重合部位16aにおいて下地面が露出した状態となることが考えられる。
本実施形態によれば、上記のようなキャップ部材60,60をレール部材50の長手方向両端に取り付けることができるので、キャップ部材60,60によって縦枠材10,20の見込面16,26の溝重合部位16aを目立ち難くすることができる。換言すれば、縦枠材10,20の見込面16,26の溝重合部位16aに、表面仕上シート7を貼着せずとも溝重合部位16aにおける下地面の露出を抑制することができ、表面仕上シート7の貼着作業性及び見栄えを向上させることができる。
また、このようなキャップ部材60,60を設けることで、例えば、レール部材50自体の形状を、長手方向両端部を封止するような形状としたようなものと比べて、汎用性を向上させることができる。つまり、長尺なレール部材50の長さを、間口寸法に応じた長さに切断等によって調整することができ、汎用性を向上させることができる。
また、上記のようなキャップ部材60,60を設けたことで、本実施形態のような施工方法とすることができ、施工効率を向上させることができる。つまり、上述のように、レール部材50を上枠材40に取り付けた状態で、上枠材40及び両側の縦枠材10,20の下地面に表面仕上シート7を貼着することができる。これにより、例えば、上枠材40及び縦枠材10,20に表面仕上シート7を貼着した後に、上枠材40にレール部材50を取り付ける施工方法とした場合と比べて、施工効率を向上させることができ、また、両側の縦枠材10,20に貼着された表面仕上シート7の傷付き等を抑制することができる。
また、本実施形態では、キャップ部材60を、キャップ本体61の周縁部にレール部材50の長手方向端面52に当接される当接部62を設けた構成とし、このキャップ本体61に、ガイド溝51に嵌め入れられる突出部63,65,65を設けた構成としている。従って、キャップ部材60の突出部63,65,65をレール部材50のガイド溝51に嵌め入れ、キャップ部材60の当接部62をレール部材50の長手方向端面52に当接させることで、レール部材50に対するキャップ部材60の位置決めを容易に行うことができる。これにより、キャップ部材60をレール部材50に容易に取り付けることができる。
また、本実施形態では、レール部材50の幅方向両側の下側部位に、幅方向外方側に向けて突出し上枠材40の凹溝47の両開口縁に当接される突段部56,56を設けている。従って、上枠材40の凹溝47の両開口縁を見栄え良く納めることができ、また、上枠材40に対するレール部材50の位置決めを容易に行うこともできる。
また、レール部材50のガイド溝51の両内側壁の下側部位に凹段部57,57を設けた構成とし、キャップ部材60の突出部(両側片部)65,65を、少なくともガイド溝51の両内側壁に沿うように設けている。従って、キャップ部材60をレール部材50に安定的に取り付けることができる。
次に、本発明に係る他の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図4及び図5は、第2実施形態に係る戸枠装置及び戸枠装置の施工方法の一例を模式的に示す図である。
なお、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態に係る戸枠装置1Aは、図4に示すように、複数枚の建具としての引戸8,8が建て付けられる構成とされ、レール部材50Aに複数本のガイド溝51A,51Aを設けた点が上記第1実施形態とは主に異なる。本実施形態では、この戸枠装置1Aを、二枚の引戸8,8が引き違い状に建て付けられる構成としている。つまり、レール部材50Aを、二本のガイド溝51A,51Aが並列状に設けられた二連レールとしている。これらガイド溝51A,51Aのそれぞれの長手方向両側の開口をそれぞれに閉塞するように、上記同様のキャップ部材60,60,60,60が取り付けられる。
また、本実施形態では、戸枠装置1Aは、上記のような中間縦枠材30を備えておらず、上枠材40Aと両側の縦枠材10Aとを備えた構成とされている。なお、図示は省略しているが、上枠材40Aは、全長に亘って同幅とされている。また、図例では、一方の縦枠材10Aのみを例示しているが、他方の縦枠材も一方の縦枠材10Aと同様の構成とされている。これら両側の縦枠材10Aは、上記した戸先側縦枠材10と概ね同様の構成とされている。図例では、戸じゃくり溝17の開口側の溝幅が、レール部材50Aの下側略半部の外郭の幅寸法を1/2にした寸法よりも小さくなるように、戸じゃくり溝17の溝幅を、上記よりも小さくした例を示している。
レール部材50Aは、概ね上記第1実施形態において説明したレール部材50をレール幅方向に接合したような構成とされているが、天壁部53A及び隣り合うガイド溝51A,51Aを区画する区画側壁部55Aの構成が上記第1実施形態とは主に異なる。
天壁部53Aは、レール幅方向両側部位のそれぞれに上記同様の凹溝54,54を設け、これら凹溝54,54のレール幅方向中央側のそれぞれに上記同様の下面側に凹溝が形成されるように上方に向けて突出する突出部を設けた構成とされている。これら両側の突出部の下面側に、上記した細溝等を設けてもよい。また、これら両側の突出部の間に、図5(a)に示すように、レール部材50Aの各ガイド溝51A,51Aに取り付けられた隣り合うキャップ部材60,60の係合片部64,64が係合する単一の凹溝54Aを設けた構成としている。つまり、天壁部53Aのレール幅方向中央部位に単一の凹溝54Aを設けた構成としている。
また、このレール部材50Aの幅方向外方側の両側壁部55,55は、上記同様、突段部66,66をそれぞれに設けた構成とされている。つまり、このレール部材50Aは、その幅方向(レール幅方向)両側の下側部位に、幅方向外方側に向けて突出し上枠材40Aの凹溝47Aの両開口縁に当接される突段部56,56を設けた構成としている。上枠材40Aの凹溝47Aは、このレール部材50Aの上側部位(上側略半部)の外郭の幅寸法に応じた溝幅とされている。
また、本実施形態では、このレール部材50Aの区画側壁部55Aを、幅方向外方側の両側壁部55,55とは異なり、レール幅方向に厚さ方向を沿わせた平板状としている。つまり、区画側壁部55Aは、厚さ方向両面が平坦面状とされている。
また、本実施形態では、これら各側壁部55,55及び区画側壁部55Aによって幅方向両側が区画されるガイド溝51A,51Aの溝幅を、上記第1実施形態において説明したレール部材50のガイド溝51の溝幅よりも僅かに大きい溝幅としている。つまり、図4に示すように、キャップ部材60を取り付けた状態で、キャップ部材60の両側片部65,65とガイド溝51Aの両側の内側壁を構成する側壁部55及び区画側壁部55Aとの間に隙間が形成される構成としている。また、本実施形態では、キャップ部材60,60を、各ガイド溝51A,51Aに取り付けた状態では、図5に示すように、レール部材50Aの長手方向端面52Aの幅方向外方側の両側壁部55,55の一部が露出する構成とされている。なお、このような態様に代えて、各ガイド溝51A,51Aの少なくとも下側部位の溝幅を、上記第1実施形態と同様な溝幅としてもよい。
また、本実施形態では、このレール部材50Aの長さ寸法を、長手方向両端にキャップ部材60,60,60,60が取り付けられた状態で、上枠材40Aの長さ寸法と同長さとなるような寸法としている。
また、キャップ部材60,60を、各ガイド溝51A,51Aに取り付けた状態では、図4及び図5(a)に示すように、隣り合うキャップ部材60,60の下側部位同士が当接または近接し、隣り合うキャップ部材60,60の上側部位同士の間に隙間が形成される。つまり、キャップ部材60は、上記したレール部材50の形状に対応させて略逆T字状の形状とされているため、キャップ部材60,60を複数連レールとされたレール部材50Aの各ガイド溝51A,51Aに取り付ければ、上側部位同士の間に隙間が形成される。
また、キャップ部材60,60の上側部位同士の間において露出するレール部材50Aの長手方向端面52Aの区画側壁部55Aの上側部位の両側と各キャップ部材60,60の上側部位との間にも隙間が形成される。この区画側壁部55Aの両側の隙間が斜め下側から見て目立ち難くなるように、上記した側片部65,65を設けるようにしてもよい(図3(b)も参照)。このような構成とすれば、単レールとされたレール部材50に取り付けられるキャップ部材60を、複数連レールのレール部材50Aに取り付け可能でありながらも、区画側壁部55Aを平坦面状で薄くすることができる。また、区画側壁部55Aを薄くした場合にもその両側に形成される隙間を、キャップ部材60,60の側片部65,65によって目立ち難くすることができる。
上記構成とされた戸枠装置1Aも、上記第1実施形態と概ね同様にして施工し、上記同様にして表面仕上シート7を貼着して表面仕上済戸枠装置9Aとしてもよい。また、縦枠材10Aの見込面16には、上記同様、レール長手方向に見て、溝重合部位16Aa,16Aaを含むレール部材50Aと重なり合う部位を除くように表面仕上シート7を貼着するようにしてもよい。つまりは、レール部材50Aの凹溝47Aから露出した部位(下側略半部)の外周を囲むように、縦枠材10Aの見込面16に表面仕上シート7を貼着するようにしてもよい。また、縦枠材10Aの壁厚方向一方側に戸じゃくり溝17が設けられ、この戸じゃくり溝17に突き合わせられるキャップ部材60との間に隙間が形成される場合には、適宜の隙間充填材を充填するようにしてもよい。または、このような隙間を充填する部位をキャップ部材60に設けたり、キャップ部材60自体を戸じゃくり溝17に嵌り合うような形状としてもよい。
本実施形態に係る戸枠装置1Aにおいても、上記した第1実施形態と略同様の効果を奏する。
なお、上記のように、単レールとされたレール部材50に取り付けられるキャップ部材60を、複数連レールのレール部材50Aに取り付け可能とした態様に代えて、複数連レールのレール部材50A専用のキャップ部材を設けた構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、キャップ部材60のキャップ本体61に、上片部63、係合片部64,64、両側片部65,65及びリブ状片部67を設けた構成としているが、これらのうちのいずれかを設けないようにしてもよい。また、例えば、キャップ部材60のキャップ本体61に、両側片部65,65のみを設けた構成としてもよい。または、このようなガイド溝51,51Aに嵌め入れられる突出部を設けた態様に代えて、つまりは、キャップ本体61のみからなるキャップ部材60としてもよい。さらには、キャップ部材60のキャップ本体61の周縁部に、レール部材50,50Aの長手方向端面52,52Aに当接される当接部62を設けた構成としているが、このような態様に限られない。例えば、キャップ部材60を、その全体がガイド溝51,51Aに嵌め入れられるように取り付けられる構成としてもよい。
また、レール部材50,50Aの構成も上記した態様に限られず、種々の変形が可能であり、例えば、上側部位と下側部位とが同幅とされたものとしてもよい。この場合、上枠材40,40Aに、レール部材50,50Aの概ね全体が収容される凹溝47,47Aを設けた構成としてもよい。また、上枠材40,40Aに、レール部材50,50Aを受け入れる凹溝47,47Aを設けた態様に限られず、例えば、このような凹溝47,47Aを設けずに、上枠材40,40Aの下面に、レール部材50,50Aが固定される構成としてもよい。
また、レール部材50,50Aを、下向きに開口するガイド溝51,51Aを設けた構成とした態様に代えて、レール幅方向一方側に開口するガイド溝を設けたような構成等としてもよい。このようにレール部材50,50Aを変形した場合には、適宜、必要に応じて、キャップ部材60を変形するようにしてもよい。
また、戸枠装置1,1Aとしては、上記のような1枚の引戸8が袖壁納めで建て付けられる構成とされたものや複数枚の引戸8,8が引き違い状に建て付けられる構成とされたものに限られない。例えば、戸枠装置1,1Aとしては、1枚または複数枚の引戸が戸袋納めで建て付けられるものや、複数枚の引戸が袖壁納めや引き分け状に建て付けられるもの、さらには、折戸が建て付けられるものとしてもよい。この場合は、戸枠装置1,1Aを構成する各枠材やレール部材等を、適宜、必要に応じて変形するようにしてもよい。
1,1A 戸枠装置
10 戸先側縦枠材(縦枠材)
10A 縦枠材
15 見付面(下地面)
16 見込面(下地面)
20 戸尻側縦枠材(縦枠材)
25 見付面(下地面)
26 見込面(下地面)
40,40A 上枠材
45 見付面(下地面)
46 見込面(下地面)
47,47A 凹溝
50,50A レール部材
51,51A ガイド溝
52,52A 長手方向端面
56 突段部
57 凹段部
60 キャップ部材
61 キャップ本体
62 当接部
63 上片部(突出部)
65 側片部(突出部)
3 縦枠下地(枠下地)
4 上枠下地(枠下地)
7 表面仕上シート

Claims (5)

  1. 少なくとも施工された状態で露出する見付面及び見込面が、表面仕上シートの貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた上枠材と、
    前記上枠材の長手方向両端部のそれぞれに接合され、少なくとも施工された状態で露出する見付面及び見込面が、表面仕上シートの貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた両側の縦枠材と、
    全長に亘ってガイド溝が設けられ、前記上枠材に取り付けられるレール部材と、
    前記レール部材のガイド溝の長手方向両側の開口をそれぞれに閉塞するように前記レール部材に取り付けられるキャップ部材と、
    を備えていることを特徴とする戸枠装置。
  2. 請求項1において、
    前記キャップ部材は、前記ガイド溝の前記開口を閉塞するキャップ本体の周縁部に前記レール部材の長手方向端面に当接される当接部を設けた構成とされ、かつ該キャップ本体に、レール長手方向に沿って突出するように前記ガイド溝に嵌め入れられる突出部を設けた構成とされていることを特徴とする戸枠装置。
  3. 請求項2において、
    前記レール部材は、下向きに開口するように前記ガイド溝が設けられ、前記上枠材に設けられた凹溝に取り付けられる構成とされ、かつ、当該レール部材の幅方向両側の下側部位に、幅方向外方側に向けて突出し前記上枠材の前記凹溝の両開口縁に当接される突段部が形成されるように、前記ガイド溝の両内側壁の下側部位に凹段部を設けた構成とされており、
    前記キャップ部材の突出部は、少なくとも前記ガイド溝の両内側壁に沿うように設けられていることを特徴とする戸枠装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の戸枠装置のキャップ部材。
  5. 少なくとも施工された状態で露出する見付面及び見込面が、表面仕上シートの貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた上枠材と、少なくとも施工された状態で露出する見付面及び見込面が、表面仕上シートの貼着が可能なように易貼着性の下地面とされた両側の縦枠材と、を枠下地に固定し、ガイド溝の長手方向両側の開口がキャップ部材によってそれぞれに閉塞されたレール部材を前記上枠材に取り付け、前記上枠材及び前記両側の縦枠材の下地面に表面仕上シートを貼着することを特徴とする戸枠装置の施工方法。
JP2014231407A 2014-11-14 2014-11-14 戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法 Expired - Fee Related JP6379016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014231407A JP6379016B2 (ja) 2014-11-14 2014-11-14 戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014231407A JP6379016B2 (ja) 2014-11-14 2014-11-14 戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016094757A true JP2016094757A (ja) 2016-05-26
JP6379016B2 JP6379016B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=56070860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014231407A Expired - Fee Related JP6379016B2 (ja) 2014-11-14 2014-11-14 戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6379016B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017002438T5 (de) 2016-05-10 2019-01-24 Denso Corporation Kraftmaschinenstopp-/-startsteuerungsvorrichtung

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02118080U (ja) * 1989-03-10 1990-09-21
JPH08128281A (ja) * 1994-10-28 1996-05-21 Noda Corp 開口枠構造
JP2007526952A (ja) * 2003-06-30 2007-09-20 ドルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト スライドドア用のガイド装置
JP2012007357A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 上枠及びこれを用いた上レール固定構造
JP2014177748A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Panasonic Corp 上枠及びこれを備えた建具装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02118080U (ja) * 1989-03-10 1990-09-21
JPH08128281A (ja) * 1994-10-28 1996-05-21 Noda Corp 開口枠構造
JP2007526952A (ja) * 2003-06-30 2007-09-20 ドルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト スライドドア用のガイド装置
JP2012007357A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 上枠及びこれを用いた上レール固定構造
JP2014177748A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Panasonic Corp 上枠及びこれを備えた建具装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017002438T5 (de) 2016-05-10 2019-01-24 Denso Corporation Kraftmaschinenstopp-/-startsteuerungsvorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JP6379016B2 (ja) 2018-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2015255641B2 (en) Panel systems and methods
JP2009270341A (ja) 建築用パネル材
US20150308184A1 (en) Door facing alignment assembly
US20050028465A1 (en) Door, method of making the door and panel component formed therefrom
JP6379016B2 (ja) 戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法
JP2016169507A (ja) 窓枠接合部材と該部材を用いた窓枠
JP6241769B1 (ja) キャップ部材及びこれを備えた戸体
JP5663248B2 (ja)
JP2013245510A (ja) 建具及びその製造方法
JP2015200153A (ja) 戸枠及びこれを用いた開口構造
JP6399484B2 (ja) パネル材及びこれを用いた表面仕上シートの貼着方法
JP6910022B2 (ja) 建具施工方法
JP6273569B2 (ja) 建築用パネル材
JP6425151B2 (ja) 建具施工構造
JP2017053108A (ja) 見切及び当該見切を用いる見切枠及び建具
JP6697744B2 (ja) 戸体
JP2018184797A (ja) 戸装置
JP2015094118A (ja) 建築用パネル材
JP6713204B2 (ja) 框材
JP7325019B2 (ja) 戸枠、この戸枠の施工方法及びこの戸枠を備えた引戸装置
JP2015172310A (ja) 枠材及びこれを備えた建具装置
JP6923598B2 (ja) 見切材を備えた開口部構造及びその施工方法
JP6775122B2 (ja) 戸体
JP6384811B2 (ja) 枠カバー
JP6269786B2 (ja) 建具施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170828

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170914

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20171002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180730

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6379016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees