JP2016092664A - デジタルカメラ、画像出力プログラムおよび画像記録プログラム - Google Patents

デジタルカメラ、画像出力プログラムおよび画像記録プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016092664A
JP2016092664A JP2014226792A JP2014226792A JP2016092664A JP 2016092664 A JP2016092664 A JP 2016092664A JP 2014226792 A JP2014226792 A JP 2014226792A JP 2014226792 A JP2014226792 A JP 2014226792A JP 2016092664 A JP2016092664 A JP 2016092664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
pixels
pixel
low
resolution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014226792A
Other languages
English (en)
Inventor
佐野 央
Hiroshi Sano
央 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2014226792A priority Critical patent/JP2016092664A/ja
Publication of JP2016092664A publication Critical patent/JP2016092664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

【課題】低解像度用画像データにおいてモアレや偽色を低減すること。【解決手段】デジタルカメラ100は、被写体を撮影して撮像画像データを生成する撮像手段と、撮像画像データを、所定数の画素を含む複数の画素の組に分割する分割手段と、画素の組に含まれる画素値の平均値を、画素の組ごとに算出して、低解像度用画像データを作成する低解像度用画像データ作成手段と、画素の組に含まれる画素のうちの1画素を除いた残りの画素の画素値を、画素の組ごとに抽出して、残余画像データを作成する残余画像データ抽出手段と、低解像度用画像データと残余画像データとを関連付けて記録媒体に記録する記録制御手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ、画像出力プログラムおよび画像記録プログラムに関する。
撮像時のRAWデータよりも画素数の少ない低解像度用RAWデータと、撮像時のRAWデータから低解像度用RAWデータを除いた残余画像データとを作成して記録するカメラが知られている(特許文献1参照)。このように記録することで、比較的低解像度の出力装置に画像を出力する場合には、低解像度用RAWデータを用いることで、画像処理の負荷を低減することができる。一方、比較的高解像度の出力装置に画像を出力する場合には、低解像度用RAWデータと残余画像データとを用いて撮像時のRAWデータを作成することで、高精細の画像を出力することができる。
特開2013−211720号公報
上述した従来技術では、撮像時のRAWデータにおいて4つの画素の組ごとに画素値の平均値を算出し、4つの画素の画素値の中から当該平均値に最も近い画素値を代表値として抽出し、この代表値を低解像度用RAWデータの画素値とすることで、モアレや偽色などの発生を防止している。しかしながら、このようにして作成した低解像度用RAWデータにおいても、モアレや偽色が発生する場合があった。
(1)請求項1に記載のデジタルカメラは、被写体を撮影して撮像画像データを生成する撮像手段と、撮像画像データを、所定数の画素を含む複数の画素の組に分割する分割手段と、画素の組に含まれる画素値の平均値を、画素の組ごとに算出して、低解像度用画像データを作成する低解像度用画像データ作成手段と、画素の組に含まれる画素のうちの1画素を除いた残りの画素の画素値を、画素の組ごとに抽出して、残余画像データを作成する残余画像データ抽出手段と、低解像度用画像データと残余画像データとを関連付けて記録媒体に記録する記録制御手段と、を備えることを特徴とする。
(2)請求項5に記載の画像出力プログラムは、撮像画像データが所定数の画素を含む複数の画素の組に分割され、画素の組に含まれる画素値の平均値が画素の組ごとに算出されることにより作成される低解像度用画像データと、画素の組に含まれる画素のうちの1画素を除いた残りの画素の画素値が画素の組ごとに抽出されることにより作成される残余画像データとを入力する画像データ入力手順と、出力装置において画像出力に使用される画素数に基づいて、低解像度用画像データ、または低解像度用画像データおよび残余画像データを選択する選択手順と、選択手順により低解像度用画像データが選択された場合には、低解像度用画像データを用いて出力装置へ出力するための出力画像データを作成し、選択手順により低解像度用画像データおよび残余画像データが選択された場合には、低解像度用画像データおよび残余画像データから復元される撮像画像データを用いて出力装置へ出力するための出力画像データを作成する出力画像データ作成手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
(3)請求項8に記載の画像記録プログラムは、撮像手段により被写体を撮影して生成された撮像画像データを取得する取得手順と、撮像画像データを、所定数の画素を含む複数の画素の組に分割する分割手順と、画素の組に含まれる画素値の平均値を、画素の組ごとに算出して、低解像度用画像データを作成する低解像度用画像データ作成手順と、画素の組に含まれる画素のうちの1画素を除いた残りの画素の画素値を、画素の組ごとに抽出して、残余画像データを作成する残余画像データ抽出手順と、低解像度用画像データと残余画像データとを関連付けて記録媒体に記録する記録手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、低解像度用画像データにおいてモアレや偽色を低減することができる。
デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 画像記録処理の流れを示すフローチャートである。 撮像素子の画素配列を示す図である。 ベイヤー配列の4×4画素から低解像度用RAWデータを作成する場合の具体例を模式的に示した図である。 ベイヤー配列の4×4画素から低解像度用RAWデータを作成する場合の具体例をR、G、Bの各チャンネルごとに示した図である。 4つの画素の画素値における平均値の算出を説明する図である。 Gチャンネルにおいて、ベイヤー配列の4×4画素から低解像度用RAWデータを作成する場合の別の具体例を示した図である。 残余画像データの具体例を示す図である。 画像表示処理の流れを示すフローチャートである。 撮像RAWデータを復元する方法の説明に用いる図である。 プログラムの提供の様子を示す図である。
図1は、本発明の一実施の形態におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、操作部材101と、レンズ102と、撮像素子103と、制御装置104と、メモリカードスロット105と、モニタ106とを備えている。操作部材101は、使用者によって操作される種々の入力部材、例えば電源ボタン、レリーズボタン、ズームボタン、十字キー、決定ボタン、再生ボタン、削除ボタンなどを含んでいる。
レンズ102は、複数の光学レンズから構成されるが、図1では代表して1枚のレンズで表している。撮像素子103は、例えばCCDやCMOSなどのイメージセンサーであり、レンズ102により結像した被写体像を撮像する。そして、撮像によって得られた画像信号を制御装置104へ出力する。
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、デジタルカメラ100を制御する。なお、制御装置104を構成するメモリには、SDRAMやフラッシュメモリが含まれる。SDRAMは、揮発性のメモリであって、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用されたりする。また、フラッシュメモリは、不揮発性のメモリであって、制御装置104が実行するプログラムのデータや、プログラム実行時に読み込まれる種々のパラメータなどが記録されている。
メモリカードスロット105は、記憶媒体としてのメモリカードを挿入するためのスロットであり、制御装置104から出力された画像ファイルをメモリカードに書き込んで記録する。また、メモリカードスロット105は、制御装置104からの指示に基づいて、メモリカード内に記憶されている画像ファイルを読み込む。
モニタ106は、デジタルカメラ100の背面に搭載された液晶モニタ(背面モニタ)であり、当該モニタ106には、メモリカードに記憶されている画像やデジタルカメラ100を設定するための設定メニューなどが表示される。
本実施の形態におけるデジタルカメラ100では、制御装置104は、使用者による撮影指示に基づいて撮影を行う。このとき、制御装置104は、撮像素子103から入力される画像信号に対して画像処理を施さないRAWデータを格納した画像ファイル(RAWファイル)と、撮像素子103から入力される画像信号に対して所定の画像処理を施して生成されるJPEGデータを格納した画像ファイル(JPEGファイル)とを生成することができる。そして、制御装置104は、生成した画像ファイルをメモリカードスロット105へ出力して、メモリカードに記録する。なお、撮影時にRAWファイルを記録するか(RAW記録)、JPEGファイルを記録するか(JPEG記録)は、使用者が任意に設定することが可能である。
JPEGデータは、光電変換して得られたRGB3色画像信号に対し、ベイヤー補間、ホワイトバランス変換、マトリックス変換、γ変換などの変換を施した後に、データ圧縮された画像データであり、Bit精度は8bitである。一方、RAWデータは、光電変換して得られたRGB3色画像信号に対して上記のような処理を行わず記録する。RAW形式で記録した場合には、アプリケーションソフトウェアなどにより、ベイヤー補間、ホワイトバランス変換、マトリックス変換、γ変換などの変換を行なう。Bit精度は12〜14bitである。
JPEGファイルとRAWファイルとを比較してみると、JPEGファイルは、データ圧縮して記録すること、Bit精度が8Bitであることなどから、ファイルサイズがRAWファイルに比べて小さい。RAWファイルは撮像素子103により撮像されたデータをすべて記録するものであり、JPEGファイルに対してファイルサイズが大きくなるものの、アプリケーションソフトウェアによる高精度な画像調整が可能である。
RAWデータの利用は、一般に処理負荷が大きく、この処理負荷は、画像処理の内容や撮像素子103の画素数に依存する。撮像素子103の画素数については、近年高画素のデジタルカメラが開発され、2400万画素(6048×4032)程度のデジタルカメラが市販されている。
デジタルカメラの高画素化に対し、パーソナルコンピュータなどと共に使用されるディスプレイの画素数について見てみると、比較的高解像のもので1920×1200画素程度であり、一般にはさらに低い解像度のものとなる。アプリケーションソフトウェアで画像を表示する場合は全画面表示以外では、ディスプレイの表示領域の一部を使用することになり、画像表示の画素数はさらに少なくなる。
そのため、上記のような高画素のデジタルカメラでRAW形式で記録した画像を、アプリケーションソフトウェアで表示する場合は、全画像データを一度メモリ上に読み込み縮小処理を施した上で表示することになる。デジタルカメラの画素数が多くなるほど処理負荷が大きくなり、コンピュータの使用可能メモリ量を超えるとスワップ処理を行うことになり、処理時間の増大を招くことになる。
そこで、本実施の形態のデジタルカメラ100では、撮像素子103の画素数を有するRAWデータ、すなわち撮像時のRAWデータ(以下、撮像RAWデータと表記する)から、これよりも画素数の少ない低解像度用RAWデータを作成する。さらに、制御装置104は、撮像RAWデータから所定の画素位置の画素値を除いた残余画像データを抽出する。そして、制御装置104は、撮像RAWデータをメモリカードに記録するのではなく、低解像度用RAWデータと残余画像データとを関連付けてメモリカードに記録する。
このように記録することにより、画像を出力装置(例えばモニタやプリンタなど)に出力する際に、出力装置の解像度に応じた処理を行うことができる。比較的低解像度の出力装置に画像を出力する場合には、低解像度用RAWデータを用いて画像を出力することで、画像データの読み込み負荷、画像処理の負荷、およびメモリ消費量を低減でき、高速な処理を行うことができる。一方、比較的高解像度の出力装置に画像を出力する場合には、低解像度用RAWデータと残余画像データとを用いて撮像RAWデータを復元して画像を出力することで、出力装置において微細な情報を有した高精細の画像を扱うことができる。
図2は、本実施の形態における画像記録処理の流れを示すフローチャートである。図2に示す処理は、使用者によって操作部材101に含まれるレリーズボタンが操作されることにより、撮影が行われると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。
ステップS1において、制御装置104は、撮像素子103から入力される画像信号を取得して撮影処理を行う。その後、ステップS2へ進み、制御装置104は、撮影処理により得られた撮像RAWデータを取得して、バッファメモリに記憶する。ここでは、制御装置104は、メモリカードなどの記録媒体へのファイル記録は行わず、一時的な記憶領域に撮像RAWデータを保持する。図3は、撮像素子103の画素配列を示すものである。これはベイヤー配列と呼ばれるものであり、2×2の4画素のうちRとBが1画素、Gが2画素から構成される。撮像素子103の画素数は、例えば6000×4000であるとする。RAW記録の場合は通常、この画素数分の画像データを連続して記録する。またbit精度は14bitとする。
その後、ステップS3へ進み、制御装置104は、撮像RAWデータから低解像度用RAWデータを作成する。ここでは、制御装置104は、ベイヤー配列で構成された撮像RAWデータを4行4列(4×4)の画素ブロックに分割して処理を行う。すなわち、撮像RAWデータの画素数が6000×4000である場合には、撮像RAWデータは1500×1000個の画素ブロックに分割される。そして、制御装置104は、図4(a)に示すように4×4画素のベイヤー配列の画像データから、図4(b)に示す2×2画素のベイヤー配列の画像データを低解像度用RAWデータとして作成する。したがって低解像度用RAWデータは、撮像RAWデータの画素数(6000×4000)の4分の1の画素数(3000×2000)をもつことになる。なお、以下の説明では、4×4の画素ブロック内の画素位置を水平方向x(1〜4の整数)および垂直方向y(1〜4の整数)を用いて(x,y)の形で示す。
図5は、図4をR、G、Bの各チャンネルごとに見た図である。制御装置104は、図5(a)、(c)、(e)、(g)に示す各チャンネルごとの撮像RAWデータから、図5(i)に示す低解像度用RAWデータを作成する。具体的には、制御装置104は、図5(a)に示す2×2のR画素(1,1)、(1,3)、(3,1)、(3,3)の画素値の平均値を算出し、当該平均値を図5(b)に示す低解像度用RAWデータのR画素の画素値とする。また、図5(c)に示す2×2のB画素(2,2)、(2,4)、(4,2)、(4,4)の画素値の平均値を算出し、当該平均値を図5(d)に示す低解像度用RAWデータのB画素の画素値とする。また、図5(e)に示す2×2のG画素(2,1)、(2,3)、(4,1)、(4,3)の画素値の平均値を算出し、当該平均値を図5(f)に示す低解像度用RAWデータのG画素の画素値とする。また、図5(g)に示す2×2のG画素(1,2)、(1,4)、(3,2)、(3,4)の画素値の平均値を算出し、当該平均値を図5(h)に示す低解像度用RAWデータのG画素の画素値とする。図5(i)に示す低解像度用RAWデータは、図5(b)、(d)、(f)、(h)に示すR画素、B画素、および2つのG画素の画素値から構成される。
例えば、図6(a)に示すように、2×2の画素(1,1)、(1,3)、(3,1)、(3,3)の画素値が1200、1300、1400、1600であるとする。この場合、制御装置104は、図6(b)に示すように、これらの画素値の平均値である1375を低解像度用RAWデータの画素値として用いる。このように、制御装置104は、ベイヤー配列で構成された撮像RAWデータを4×4の画素ブロックに分割する。そして、制御装置104は、各画素ブロックにおけるそれぞれの色成分(RGB)において、2×2の4つの画素を1つの組とし、各組ごとに画素値の平均値を算出し、算出した平均値を低解像度用RAWデータにおける1画素の画素値とする。制御装置104は、以上の処理を画像全領域分の画素ブロックについて行うことにより、低解像度用RAWデータを作成する。
なお、Gチャンネルにおいては、図7(a)に示すように、2×2の4つのG画素(1,1)、(1,3)、(3,1)、(3,3)と、これらの中央に位置するG画素(2,2)を合わせた5つのG画素において、画素値の平均値を算出し、図7(b)に示すように、低解像度用RAWデータにおけるG画素の画素値としてもよい。
その後ステップS4へ進み、制御装置104は、撮像RAWデータから残余画像データを抽出する。残余画像データは、撮像RAWデータ全てを抽出するのではなく、撮像RAWデータが復元可能で、なるべく記録容量が小さくなるように抽出される。ここでは、残余画像データは、撮像RAWデータから、所定の画素サイト(画素位置)の画素値を除いて配列したデータとして抽出される。
図8を用いて、残余画像データの抽出例を説明する。図8(a)は、撮像RAWデータにおけるRチャンネルの画素を示し、図8(b)は残余画像データにおけるRチャンネルの画素を示す。ステップS4において制御装置104は、撮像RAWデータを、ステップS3と同様の4×4の画素ブロックに分割して処理を行う。制御装置104は、各画素ブロックにおいて、2×2の4つのR画素を1つの組とし、この4つのR画素のうち、相対的に左上に位置するR画素を除いた残り3つのR画素の画素値を残余画像データとして抽出する。たとえば、図8に示す画素ブロックK1では、4つのR画素、R00、R01、R10、R11のうち、相対的に左上に位置するR00の画素が除かれている。同様に、画素ブロックK2では、4つのR画素、R02、R03、R12、R13のうち、相対的に左上に位置するR02の画素が除かれる。制御装置104は、残余画像データの記録については、R01、R03、・・・、R10、R11、R12、R13、・・・R21、R23、・・・、R30、R31、R32、R33、・・・のように、抽出されたデータを敷き詰めて記録する。制御装置104は、このような処理を、GチャンネルおよびBチャンネルについても同様に行う。したがって、残余画像データは、撮像RAWデータの画素数(6000×4000=2400万画素)の4分の3の画素数(すなわち1800万画素)分のデータ量となる。
このように、制御装置104は、各画素ブロックにおけるそれぞれの色成分において、2×2の4つの画素を1つの組とし、各組ごとに、その組に含まれる4つの画素のうち、相対的に左上に位置する1画素を除いた残りの3画素の画素値を、残余画像データとして抽出する。また、制御装置104は、残余画像データを抽出する際、全ての2×2の画素の組において、相対的に同一(共通)の位置(本実施の形態では左上)にある1画素の画素値を除く。制御装置104は、以上の処理を画像全領域分の画素ブロックについて行うことにより、残余画像データを抽出する。
その後、ステップS5へ進み、制御装置104は、ステップS3で作成した低解像度用RAWデータとステップS4で抽出した残余画像データとを関連付けて、メモリカードに画像ファイルとして記録する。このとき、制御装置104は、低解像度用RAWデータを一続きのデータとして連続して記録する。また制御装置104は、残余画像データも一続きのデータとして連続して記録する。さらに、制御装置104は、撮像RAWデータの画素数、例えば6000×4000画素と、低解像度用RAWデータの画素数、例えば3000×2000画素も、低解像度用RAWデータおよび残余画像データに関連付けてメモリカードに記録する。そして、制御装置104は、図2に示す画像記録処理を終了する。
次に、上述したデジタルカメラ100で撮影され記録された画像ファイルを開き、画像の全領域をディスプレイに表示する画像表示処理について説明する。図9は、この画像表示処理の流れを示すフローチャートである。使用者によって、メモリカードに記録されているいずれかの画像ファイルの表示が指示されると、制御装置104は、図9の画像表示処理を実行するプログラムを起動して、画像表示処理を開始する。なお、画像表示先の表示機器は、デジタルカメラ100の背面に搭載されたモニタ106であってもよいし、外部のディスプレイであってもよい。
ステップS11において、制御装置104は、画像表示先の表示機器における表示領域情報の取得を行う。具体的には、制御装置104は、表示領域情報として、表示機器において画像表示に使用される表示領域の画素数(表示機器画素数)を取得する。その後、ステップS12へ進む。
ステップS12において、制御装置104は、表示対象の画像ファイルに記録された低解像度用RAWデータの画素数を読み込む。ここでは上述したように、低解像度用RAWデータの画素数として3000×2000画素が読み込まれる。
その後、ステップS13へ進み、制御装置104は、ステップS11で取得した表示機器画素数と、ステップS12で読み出した低解像度用RAWデータの画素数とを比較する。そして、制御装置104は、低解像度用RAWデータの画素数が表示機器画素数よりも多いか(すなわち高精細であるか)否かを判定する。低解像度用RAWデータの画素数が表示機器画素数よりも高精細である、すなわち表示機器が比較的低解像度である場合には、制御装置104は、ステップS13を肯定判定してステップS14へ進む。一例として、ステップS11で取得された表示機器画素数が900×600画素であるとすると、低解像度用RAWデータの画素数は3000×2000画素であるため、ステップS14へ進むことになる。
ステップS14において、制御装置104は、出力対象画像データとして低解像度用RAWデータを選択し、表示対象の画像ファイルから低解像度用RAWデータを読み込んで、ステップS15へ進む。ステップS15において、制御装置104は、読み込んだ低解像度用RAWデータに対して、ベイヤー補間、ホワイトバランス処理、マトリックス処理、γ処理などの画像処理を行い、ディスプレイ表示に最適な表示用画像データを作成する。その後、ステップS16へ進み、制御装置104は、ステップS15で作成した表示用画像データを表示機器へ出力して、画像を表示した後、処理を終了する。
一方、表示機器画素数の方が低解像度用RAWデータの画素数よりも多い、すなわち表示機器が比較的高解像度である場合の処理について説明する。たとえば表示機器画素数が3840×2160画素である場合、低解像度用RAWデータの画素数は3000×2000画素であるため、この場合には、制御装置104は、ステップS13を否定判定してステップS17へ進む。ステップS17において、制御装置104は、出力対象画像データとして低解像度用RAWデータおよび残余画像データの両方を選択し、表示対象の画像ファイルから低解像度用RAWデータおよび残余画像データを読み込んで、ステップS18へ進む。
ステップS18において、制御装置104は、ステップS17で読み込んだ低解像度用RAWデータおよび残余画像データに基づいて、撮像RAWデータを復元する。撮像RAWデータの復元方法について、図10を用いて説明する。撮像RAWデータの復元は、低解像度用RAWデータと残余画像データとの関係を考慮して行う。図10(a)は、撮像RAWデータの4×4の画素ブロックにおけるRチャンネルの画素を示す。図10(b)に示す低解像度用RAWデータのR画素Rcの画素値は、図10(a)に示す4つのR画素、R00、R01、R10、R11の画素値の平均値である。また、残余画像データでは、図10(c)に示すように4つのR画素、R00、R01、R10、R11において、相対的に最も左上に位置するR00の画素が除かれている。
したがって、残余画像データに含まれるR画素、R01、R10、R11の画素値をsR01、sR10、sR11とし、低解像度用RAWデータに含まれるR画素Rcの画素値をsRcとし、残余画像データを抽出する際に除かれたR00の画素値sR00とすると、これらの画素値の関係は、次式(1)で示される。
(sR00+sR01+sR10+sR11)/4=sRc ・・・(1)
ゆえに、残余画像データを抽出する際に除かれたR画素R00の画素値sR00は、次式(2)により算出することができる。
sR00=4×sRc−(sR01+sR02+sR03) ・・・(2)
制御装置104は、式(2)により算出した画素値sR00を、R00の画素位置に配置し、残余画像データの画素値sR01、sR10、sR11を、R01、R10、R11の画素位置に配置することで、Rチャンネルの撮像RAWデータを復元することができる。なお、本実施の形態では、上述したように、残余画像データを抽出する際、全ての2×2の画素の組において、相対的に同一(共通)の位置(本実施の形態では左上)にある1画素の画素値が除かれる。そのため、どの画素位置の画素値が除かれたかが予めわかっているので、どの画素位置の画素値が除かれたかを示す位置情報がなくても、撮像RAWデータを復元することができる。
このように、制御装置104は、低解像度用RAWデータおよび残余画像データから上記式(2)を用いて残余画像データを抽出する際に除かれたR画素の画素値を算出する。そして、制御装置104は、算出した画素値と残余画像データとからRチャンネルの撮像RAWデータを復元する。制御装置104は、Gチャンネル、Bチャンネルについても同様の処理で撮像RAWデータを復元する。制御装置104は、以上の処理を画像全領域分の画素ブロックについて行い、撮像RAWデータを復元する。
その後、ステップS19へ進み、制御装置104は、ステップS18で復元した撮像RAWデータに対して、ベイヤー補間、ホワイトバランス処理、マトリックス処理、γ処理などの画像処理を行って、ディスプレイ表示に最適な表示用画像データを作成する。その後、ステップS20へ進み、制御装置104は、ステップS19で作成した表示用画像データを表示機器へ出力して、画像を表示した後、処理を終了する。
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)デジタルカメラ100において、制御装置104は、撮像RAWデータを、所定数の画素(本実施形態では2×2の4つ)を含む複数の画素の組に分割し、当該画素の組に含まれる画素値の平均値を、当該画素の組ごとに算出して、低解像度用RAWデータを作成する。また、制御装置104は、撮像RAWデータにおいて、上記画素の組に含まれる画素のうちの1画素を除いた残りの3画素の画素値を、上記画素の組ごとに抽出して残余画像データを作成する。制御装置104は、低解像度用画像データと残余画像データとを関連付けて記録媒体に記録する。このような構成により、比較的低解像度の出力装置に画像を出力する場合には、低解像度用RAWデータを用いることで、画像処理の負荷を低減することができる。一方、比較的高解像度の出力装置に画像を出力する場合には、低解像度用RAWデータと残余画像データとを用いて撮像RAWデータを復元して、高精細の画像を出力することができる。また、上述した従来技術(特許文献1参照)では、撮像RAWデータにおいて4つの画素の組ごとに画素値の平均値を算出し、4つの画素の画素値の中から当該平均値に最も近い画素値を代表値として抽出して、これを低解像度用RAWデータの画素値としていた。しかしながら、このようにして作成した場合、必ずしも抽出した代表値と上記平均値との差分が小さいわけではなく、当該差分が大きい場合もあり、モアレや偽色が発生する場合があった。これに対して、本実施の形態では、撮像RAWデータにおいて4つの画素の組ごとに画素値の平均値を算出し、当該平均値を低解像度用RAWデータの画素値とするようにしたので、上述した従来技術に比べて、モアレや偽色を低減することができる。
(2)また、上述した従来技術(特許文献1参照)では、撮像RAWデータから低解像度用画像データを除いて残余画像データを抽出していたため、残余画像データにおいてどの画素位置が除かれたかを示す位置情報も記録しておかなければ、撮像RAWデータを復元することができなかった。これに対して、本実施の形態のデジタルカメラ100では、制御装置104は、残余画像データを抽出する際、全ての2×2の画素の組において、相対的に同一(共通)の位置(本実施の形態では左上)にある1画素の画素値を除くようにした。そのため、どの画素位置の画素値が除かれたかが予めわかっているので、どの画素位置の画素値が除かれたかを示す位置情報がなくても、撮像RAWデータを復元することができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
上述した実施の形態では、デジタルカメラ100の制御装置104が画像表示処理(図9)を行う例について説明した。しかしながら、上述した画像表示処理(図9)をパーソナルコンピュータ(パソコン)などの画像処理装置が行ってもよい。この場合は、パソコンは、デジタルカメラ100から低解像度用RAWデータおよび残余画像データが記録された画像ファイルを入力し、入力した画像ファイルを用いて上記画像表示処理(図9)を行う。なお、この画像表示処理(図9)は、アプリケーションソフトウェアによって実行されるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、デジタルカメラ100の制御装置104が画像記録処理(図2)を行う例について説明した。しかしながら、上述した画像記録処理(図2)をパソコンなどの画像処理装置が行ってもよい。この場合は、パソコンは、デジタルカメラ100から撮像RAWデータを入力し、入力した撮像RAWデータから上述した画像記録処理(図2)によって低解像度用RAWデータと残余画像データとを作成して記録媒体に記録する。なお、この画像記録処理(図2)は、アプリケーションソフトウェアによって実行されるようにしてもよい。
さらに、上述した画像記録処理(図2)および画像表示処理(図9)を実行するためのプログラムは、CD−ROMなどの記録媒体やインターネットなどのデータ信号を通じて提供することができる。図11はその様子を示す図である。パソコン200は、CD−ROM204を介してプログラムの提供を受ける。また、パソコン200は通信回線201との接続機能を有する。コンピュータ202は上記プログラムを提供するサーバーコンピュータであり、ハードディスク203などの記録媒体にプログラムを格納する。通信回線201は、インターネット、パソコン通信などの通信回線、あるいは専用通信回線などである。コンピュータ202はハードディスク203を使用してプログラムを読み出し、通信回線201を介してプログラムをパソコン200に送信する。すなわち、プログラムをデータ信号として搬送波を介して、通信回線201を介して送信する。このように、プログラムは、記録媒体やデータ信号(搬送波)などの種々の形態のコンピュータ読み込み可能なコンピュータプログラム製品として供給できる。
(変形例2)
上述した実施の形態では、デジタルカメラ100により撮影されて記録された画像を表示機器に表示する場合に本発明を適用する例について説明したが、他の出力機器、例えばプリンタ用の画像データを作成する場合に本発明を適用するようにしてもよい。
(変形例3)
上述した実施の形態では、画像表示処理(図9)のステップS13において、低解像度用RAWデータを用いて表示を行うか撮像RAWデータを復元して表示を行うかを、低解像度用RAWデータの画素数と表示機器画素数とを比較して判定する例について説明した。しかしながら、ステップS13の判定に用いる判定基準を、実験や主観評価などを行った結果に基づいて予め決定しておくようにしてもよい。たとえば、低解像度用RAWデータの画素数が表示機器画素数よりも多くても、これらの差分が予め定められた閾値以下である場合には、ステップS13を否定判定して撮像RAWデータを復元して表示するという判定基準であってもよい。また、ステップS13の判定に用いる判定基準を画像によって変えるようにしてもよい。たとえば、変化に富んだ画像、すなわち比較的高周波成分が多い画像である場合には、低解像度用RAWデータの画素数が表示機器画素数よりも多くても、撮像RAWデータを復元して表示するようにする。これに対して、変化が乏しい画像、すなわち比較的低周波成分が多い画像である場合には、低解像度用RAWデータの画素数が表示機器画素数よりも少なくても、低解像度用RAWデータを表示するようにする。
(変形例4)
上述した実施の形態では、撮像RAWデータにおいて4つの同色画素の画素値の平均値を算出して低解像度用RAWデータにおける1つの画素の画素値とし、低解像度用RAWデータの画素数を撮像RAWデータの画素数の4分の1とする例について説明した。しかしながら、撮像RAWデータに対する低解像度用RAWデータの縮小率は4分の1に限らなくてもよく、この他の縮小率であってもよい。たとえば、撮像RAWデータにおいて3×3の9つの同色画素の画素値の平均値を算出して低解像度用RAWデータにおける1つの画素の画素値とし、低解像度用RAWデータの画素数を撮像RAWデータの画素数の9分の1としてもよい。この場合、撮像RAWデータにおいて3×3の9つの同色画素の組から1画素を除いて残り8画素を残余画像データとして抽出するようにして、残余画像データの画素数を撮像RAWデータの画素数の9分の8とする。
(変形例5)
制御装置104は、上述した画像記録処理(図2)において、撮像RAWデータから残余画像データを抽出する際に除いた画素に対応する画素位置を示す位置情報を、低解像度用RAWデータおよび残余画像データに関連付けてメモリカードに記録するようにしてもよい。この場合、制御装置104は、画像表示処理(図9)において、上記位置情報を用いて、上述したように低解像度用RAWデータと残余画像データとから撮像RAWデータを復元する。具体的には、制御装置104は、低解像度用RAWデータおよび残余画像データを用いて、残余画像データを抽出する際に除かれた画素の画素値を算出する。そして、制御装置104は、算出した画素値が撮像RAWデータにおいてどの位置にあったかを、上記位置情報を用いて特定し、特定した位置に画素値を配置し、残りの位置に残余画像データを配置することで、撮像RAWデータを復元する。
上述したように、残余画像データにおいてどの画素位置の画素値が除かれているかが予めわかっている場合には、上記位置情報を用いなくても撮像RAWデータを復元できる。しかしながら、たとえばメーカーの違いなどにより各デジタルカメラにおいてどの画素位置の画素値を除いて残余画像データを抽出するかが異なり、パソコンなどで画像表示処理を行う際に、どの画素位置の画素値が除かれたかがわからない場合も想定される。このような場合には、画像表示処理において、上記位置情報を用いることで、低解像度用RAWデータと残余画像データとから撮像RAWデータを復元することができる。
(変形例6)
上述した実施の形態では、制御装置104は、ベイヤー配列の撮像RAWデータを低解像度用データと残余画像データとに分けて記録する例について説明したが、本発明は、一般のRGB3色画像データにも適用するようにしてもよい。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
100…デジタルカメラ、102…レンズ、103…撮像素子、104…制御装置、106…モニタ、200…パソコン

Claims (8)

  1. 被写体を撮影して撮像画像データを生成する撮像手段と、
    前記撮像画像データを、所定数の画素を含む複数の画素の組に分割する分割手段と、
    前記画素の組に含まれる画素値の平均値を、前記画素の組ごとに算出して、低解像度用画像データを作成する低解像度用画像データ作成手段と、
    前記画素の組に含まれる画素のうちの1画素を除いた残りの画素の画素値を、前記画素の組ごとに抽出して、残余画像データを作成する残余画像データ抽出手段と、
    前記低解像度用画像データと前記残余画像データとを関連付けて記録媒体に記録する記録制御手段と、
    を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記残余画像データ抽出手段は、前記複数の画素の組において相対的に同一の位置にある1画素を除いた残りの画素の画素値を、前記残余画像データとして抽出することを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項1または2に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記撮像画像データはベイヤー配列で構成され、
    前記分割手段は、前記撮像画像データを、色成分ごとに、前記所定数の画素を含む複数の画素の組に分割し、
    前記低解像度用画像データ作成手段は、前記画素の組に含まれる画素値の平均値を前記画素の組ごとに算出してベイヤー配列の前記低解像度用画像データを作成することを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記記録制御手段は、前記残余画像データ抽出手段によって除かれた画素に対応する画素位置を示す位置情報を、前記低解像度用画像データおよび前記残余画像データに関連付けて記録媒体に記録することを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 撮像画像データが所定数の画素を含む複数の画素の組に分割され、前記画素の組に含まれる画素値の平均値が前記画素の組ごとに算出されることにより作成される低解像度用画像データと、前記画素の組に含まれる画素のうちの1画素を除いた残りの画素の画素値が前記画素の組ごとに抽出されることにより作成される残余画像データとを入力する画像データ入力手順と、
    出力装置において画像出力に使用される画素数に基づいて、前記低解像度用画像データ、または前記低解像度用画像データおよび前記残余画像データを選択する選択手順と、
    前記選択手順により前記低解像度用画像データが選択された場合には、前記低解像度用画像データを用いて前記出力装置へ出力するための出力画像データを作成し、前記選択手順により前記低解像度用画像データおよび前記残余画像データが選択された場合には、前記低解像度用画像データおよび前記残余画像データから復元される前記撮像画像データを用いて前記出力装置へ出力するための出力画像データを作成する出力画像データ作成手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする画像出力プログラム。
  6. 請求項5に記載の画像出力プログラムにおいて、
    前記出力画像データ作成手順では、前記低解像度用画像データと前記残余画像データとを用いて、前記残余画像データが抽出される際に除かれた画素の画素値を算出し、当該算出した画素値と前記残余画像データとから前記撮像画像データを復元することを特徴とする画像出力プログラム。
  7. 請求項5または6に記載の画像出力プログラムにおいて、
    前記残余画像データが抽出される際に除かれた画素に対応する画素位置を示す位置情報が前記低解像度用画像データおよび前記残余画像データに関連付けられて記録媒体に記録されており、
    前記出力画像データ作成手順では、前記位置情報を用いて、前記低解像度用画像データおよび前記残余画像データから前記撮像画像データを復元することを特徴とする画像出力プログラム。
  8. 撮像手段により被写体を撮影して生成された撮像画像データを入力する画像データ入力手順と、
    前記撮像画像データを、所定数の画素を含む複数の画素の組に分割する分割手順と、
    前記画素の組に含まれる画素値の平均値を、前記画素の組ごとに算出して、低解像度用画像データを作成する低解像度用画像データ作成手順と、
    前記画素の組に含まれる画素のうちの1画素を除いた残りの画素の画素値を、前記画素の組ごとに抽出して、残余画像データを作成する残余画像データ抽出手順と、
    前記低解像度用画像データと前記残余画像データとを関連付けて記録媒体に記録する記録手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする画像記録プログラム。
JP2014226792A 2014-11-07 2014-11-07 デジタルカメラ、画像出力プログラムおよび画像記録プログラム Pending JP2016092664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014226792A JP2016092664A (ja) 2014-11-07 2014-11-07 デジタルカメラ、画像出力プログラムおよび画像記録プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014226792A JP2016092664A (ja) 2014-11-07 2014-11-07 デジタルカメラ、画像出力プログラムおよび画像記録プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016092664A true JP2016092664A (ja) 2016-05-23

Family

ID=56019907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014226792A Pending JP2016092664A (ja) 2014-11-07 2014-11-07 デジタルカメラ、画像出力プログラムおよび画像記録プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016092664A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06153175A (ja) * 1992-11-05 1994-05-31 Sony Corp ディジタルビデオ信号の高能率符号化装置
JPH0775114A (ja) * 1993-06-30 1995-03-17 Eastman Kodak Co 解像度の異なる画像を処理可能な電子カメラ
JP2002526999A (ja) * 1998-09-29 2002-08-20 インテル・コーポレーション ビデオにおける効率的なカラー表現/回復のための新しいスケーリング・アルゴリズム
JP2005175975A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Canon Inc 画像処理装置
JP2013211720A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Nikon Corp 画像記録装置、画像記録プログラム、および画像表示プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06153175A (ja) * 1992-11-05 1994-05-31 Sony Corp ディジタルビデオ信号の高能率符号化装置
JPH0775114A (ja) * 1993-06-30 1995-03-17 Eastman Kodak Co 解像度の異なる画像を処理可能な電子カメラ
JP2002526999A (ja) * 1998-09-29 2002-08-20 インテル・コーポレーション ビデオにおける効率的なカラー表現/回復のための新しいスケーリング・アルゴリズム
JP2005175975A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Canon Inc 画像処理装置
JP2013211720A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Nikon Corp 画像記録装置、画像記録プログラム、および画像表示プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9538085B2 (en) Method of providing panoramic image and imaging device thereof
JP5853166B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法並びにデジタルカメラ
US10033931B2 (en) Image processing apparatus and image processing method for processing still image data
JP6515455B2 (ja) 撮像装置及び撮像表示装置
KR101889932B1 (ko) 촬영 장치 및 이에 적용되는 촬영 방법
JP6304293B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
US9137506B2 (en) User interface (UI) providing method and photographing apparatus using the same
KR20160044945A (ko) 이미지 촬영 장치
JP5463973B2 (ja) 表示制御装置、表示制御プログラム、および表示制御システム
JP2017224939A (ja) 撮像装置
JP5884604B2 (ja) 画像記録装置、撮像装置、画像記録プログラム、および画像表示プログラム
JP6702792B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法
JP5161939B2 (ja) 画像処理装置、撮像システム、及び画像処理装置の制御方法
JP2016092664A (ja) デジタルカメラ、画像出力プログラムおよび画像記録プログラム
JP6557451B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法ならびにプログラム
JP2005236496A (ja) 画像記録表示システム
JP5321108B2 (ja) カメラ、レンズ収差補正プログラム、およびレンズ収差補正プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4379334B2 (ja) 画像合成装置および電子カメラ
JP4687619B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
US10147016B2 (en) Image processing apparatus to encode image data by image processing parameters
JP6424620B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
JP4438357B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP6525533B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP6335064B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法およびコンピュータプログラム
JP5855485B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法、撮像装置、および撮像方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181127

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190528