JP2016091215A - 電子ホワイトボードシステム、プロジェクタ、画像投影方法ならびにプログラム - Google Patents

電子ホワイトボードシステム、プロジェクタ、画像投影方法ならびにプログラム Download PDF

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【課題】 電子ホワイトボード上に描画された描画データをタイムライン上に表示し、描画データが複数に分岐した場合でも任意の描画データに戻ることができること【解決手段】本発明は、画像データを入力可能な電子ホワイトボードであって、入力された画像データを時系列に記憶し、記憶された画像データを第1のタイムライン上に時系列で表示する。また、第1のタイムライン上の画像データをユーザの指示により遡り、追加で画像データが入力された時に階層構造の分岐点を表示し、表示された分岐点から、追加で入力された画像データを前記第1のタイムライン上とは別の第2のタイムライン上に時系列に表示することを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、ホワイトボードに記載された内容を投影可能な電子ホワイトボードシステム、画像投影方法ならびにプログラムに関する。
昨今、会社や学校、研究機関等で会議や集会を行う際には、ホワイトボードを用いて会議や集会の内容をまとめることが広く行われている。これらホワイトボードの中には、プロジェクタとデジタイザを用いて電子的に記載内容を表示したり記憶したりするものが存在する。これらは、デジタル・ホワイトボード、もしくは、インタラクティブ・ホワイトボードと呼ばれ、利便性の高さから広く普及してきている。以降、本稿ではこれら電子的なホワイトボードを単に電子ホワイトボードと表記する。
この電子ホワイトボードは、コンピュータ等から出力される画像信号に基づく画像をプロジェクタ等の表示装置によってスクリーン等に表示するとともに、専用のペンを用いて投写画像に対して行ったユーザの操作を表示装置が検出し、ユーザの操作に関する情報に基づく画像を生成して表示させる電子ホワイトボードである。このペンの座標入力装置の方式としては、光学方式、超音波方式、電磁誘導方式、感圧方式等がある。
特許文献1では、タッチスクリーンディスプレイ上で手書きされた複数のストロークに関するものであって、複数のストロークが手書きされた順を示す時系列情報を記録する記録手段と、時系列情報に基づいて、複数のストロークに対応する軌跡をタッチスクリーンディスプレイの画面上に第1の表示色によって表示する表示処理手段と、検索対象を指定する指定手段と、検索対象に対応する時系列情報部分を時系列情報から検索する検索手段と、表示手段により表示された軌跡中の時系列情報部分に対して近接領域を設定し、近接領域内の前記時系列情報部分を第1の表示色と異なる第2の表示色により表示し、近接領域内の前記時系列情報部分以外を第2の表示色と異なる第3の表示色によって表示する強調表示手段とを具備する。これらの構成により、手書きにより記録された情報を容易に扱うことができるようにする事が可能になる。
特開2013−238918号公報
しかしながら、特許文献1では記録手段により手書きされた順を示す時系列情報を記録されるが、記録された複数のストローク内の1以上のストロークを削除、移動又は追加等するための編集処理を実行すると、編集処理の結果を表示中の時系列情報に反映する。すなわち、時系列情報を更新してしまうため、過去に描画した画面に戻れないと言う課題が生じる。図1を参照して、本願発明の課題を説明する。
図1は、本発明の課題を説明するために示した、画面遷移の一例を示した模式図である。
図1の100は、電子ホワイトボード上にAからFへと描画した順のイメージがタイムライン上に表示された例である。100のように、一旦Fまで電子ホワイトボードに描画した後で、タイムライン上のBまで描画を戻し、Bの画像から新たにJまで描画した場合、タイムライン上には110のように表示される。この特許文献1のような仕様では、一旦描画されてタイムライン上から消えたCからFの画面イメージには戻ることができないと言う課題がある。
本発明は、電子ホワイトボード上に描画された描画データをタイムライン上に表示し、描画データが複数に分岐した場合でも任意の描画データに戻ることができることを目的とする。
本発明は、画像データを入力可能な入力手段を有する電子ホワイトボードであって、前記入力手段により入力された画像データを時系列に記憶する記憶手段と、前記記憶手段で時系列に記憶された画像データを第1のタイムライン上に時系列で表示する表示手段と、前記表示手段により表示された第1のタイムライン上の画像データをユーザの指示により遡り、追加で画像データが入力された時に階層構造の分岐点を表示する分岐点表示手段と、前記表示手段は、前記分岐点表示手段により表示された分岐点から、前記記憶手段で時系列に追加で入力された画像データを前記第1のタイムライン上とは別の第2のタイムライン上に時系列に表示することを特徴とする。
本発明によれば、電子ホワイトボード上に描画された描画データをタイムライン上に表示し、描画データが複数に分岐した場合でも任意の描画データに戻ることが可能となる。
従来のの実施形態における電子ホワイトボードの課題を説明する模式図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のソフトウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200の画像データ(画像履歴)を管理する基本的な処理フローを示す図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のタイムライン欄を出力する処理フローチャートを示す図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のタイムライン欄を非表示とする処理フローチャートを示す図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200の画像データの取得に関する処理フローチャートを示す図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200の画像データの解析に関する処理フローチャートを示す図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のタイムラインの画像データを出力する処理フローチャートを示す図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200の画像データを保存する処理フローチャートを示す図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200で投影される画像データの一例を示した模式図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200で投影される画像データの一例を示した模式図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200で投影される画像データの一例を示した模式図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200で投影される画像データの一例を示した模式図である。 本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200で投影される画像データの一例を示した模式図である。
以下、本発明の実施形態を図2を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のハードウェア構成を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは情報記憶媒体207には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、デジタイザ209(デジタルペン、マウスなど)や撮像部からの指の動きなどの入力を受け付け、受け付けた軌跡や画像の解析結果などから画像として情報記憶媒体207に記憶する。
出力コントローラ(出力C)206は、表示部210等への表示を制御する。表示部210は、プロジェクタの様に投影するものでも良いし、CRTや液晶ディスプレイでも構わない。
情報記憶媒体207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、デジタイザ209などから受け付けた画像やその履歴、各種データ等を記憶する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。他の情報処理装置との情報通信や、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、表示部210上での表示を可能としている。
本発明を実現するためのプログラムは情報記憶媒体207に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明で生成されるプログラムやプログラムが用いる定義ファイル及び各種情報テーブルは情報記憶媒体207に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
なお、図2の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは云うまでもない。その他の構成例として、電子ホワイトボード(プロジェクタ)が、ネットワークと接続され、通信可能な不図示のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置からプログラム生成命令を受けることによって、プログラムの生成を行うことも可能である。
すなわち、本発明の機能が実現されるものであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、ネットワークを介して処理が行われるシステムであっても本発明を適用することができる。
また、情報記憶媒体207に記憶された情報は、それぞれデータベース(DB)等に格納されていても良い。
次に、図3を参照して、図2に示した電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のソフトウェア構成について説明する。
図3は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のソフトウェア構成を示す図である。
図3の電子ホワイトボード(プロジェクタ)200は、外部の情報処理装置などからの画像信号370を入力する信号入力部310と、デジタイザ/撮像部330から入力された軌跡の画像などから出力画像生成部313により生成された画像を合成する投影画像合成部311とを有しており、合成された投影画像を出力する信号出力部312を有する。
投影画像合成部311で合成される画像は、出力画像生成部313デジタイザ330などから画像入力部301で画像を入力し、その入力画像を入力画像記憶部302に記憶する。デジタイザ330からの入力は定期的でも良いし、デジタイザ330(デジタルペンなど)からの信号を受信している間の情報を入力画像記憶部302に記憶しても良い。また、デジタイザの代わりに撮像部を用いる場合は、ユーザの手の動きが所定の範囲や手続で動作した場合に記憶する形にしても良い。
次に、デジタイザ/撮像部330から定期的な情報か、信号受信時の情報、ユーザの手の動きなどの区切り毎に情報を蓄積し、履歴情報として、入力画像データを入力画像履歴記憶手段303に記憶する。
入力画像履歴記憶手段303に記憶された入力画像データの履歴情報を、画像履歴出力部304により、図1の下部のようにタイムライン上に表示する。
次に、ユーザがタイムライン上の画像を遡って修正した場合、画像履歴分岐点出力部305が修正した画像データからタイムラインを分岐させる。具体例は図14を参照して後述する。また、分岐させた画像と現在のタイムラインの最新画像以外の少なくとも一つを非表示にする画像データ省略部306を有する。具体例は図15を参照して後述する。
投影部314は、空間光変調器321と、空間光変調器321を駆動する駆動部320と、光源322と、レンズ323とを含んで構成されており、信号出力部312から受信した画像信号をスクリーン360に投影する。
駆動部320は、信号出力部312からの画像信号に基づき、空間光変調器321を駆動する。そして、投影部314は、光源322からの光を、空間光変調器321およびレンズ323を介して投影する。
なお、本実施例では、全ての処理を電子ホワイトボード(プロジェクタ)200内で実施しているが、画像信号370を送信する情報処理装置が図3の301から312までの処理の一部を行っても良いし全てを行っても良い
次に、電子ホワイトボード(プロジェクタ)200の基本的な処理フローについて、図4を参照して説明する。
図4は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200の画像データ(画像履歴)を管理する基本的な処理フローを示す図である。なお、図4のフローチャートはプロジェクタ200のCPU201により実行されるものであり、図中のS401からS406はそれぞれの処理ステップを示す。
図4のフローチャートは、電子ホワイトボード(プロジェクタ)200において、ユーザが電子ホワイトボード(プロジェクタ)200の図示しない電源ボタンを押下すると開始されるフローチャートである。
まず、図4のステップS401において、プロジェクタ200のCPU201は、外部の情報処理装置などから、投影する画像データを取得する。この画像データの取得方法は、外部の情報処理装置から送信される画像データを受信しても良いし、USBメモリなどの所定のパスにあるファイルを取得しても良い。また、複合機などの複写した画像などでも良い。本実施例では、サーバ上にあるファイルを取得する構成で説明する。ステップS401の処理の詳細を図7を参照して説明する。
図7は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200の画像データの取得に関する処理フローチャートを示す図であり、図7のフローチャートはプロジェクタ200のCPU201により実行されるものである。図中のS701、S702はそれぞれの処理ステップを示す。
図7のフローチャートは、電子ホワイトボード(プロジェクタ)200において、画像データを取得する際に開始されるフローチャートである。
まず、図7のステップS701において、プロジェクタ200のCPU201は、サーバ(外部の情報処理装置)から図示しない画像データファイル名入力画面よりファイル名を受け付けるか、もしくは予め指定されているファイル名を取得する。
次に、ステップS702において、プロジェクタ200のCPU201は、サーバ(外部の情報処理装置)の指定されたファイル名の画像データを取得する。図4のフローチャートの説明に戻る。
次に、図4のステップS402において、プロジェクタ200のCPU201は、ステップS401で取得した画像データを解析する。この解析は、画像データの時間遷移を解析するためのものであり、時間順に画像遷移情報を予め持ってる情報を対象とする。時間遷移しない画像の場合は画像データの解析は実行しなくても良い。ステップS402の処理の詳細を図8を参照して説明する。
図8は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200の画像データの解析に関する処理フローチャートを示す図であり、図8のフローチャートはプロジェクタ200のCPU201により実行されるものである。図中のS801、S802はそれぞれの処理ステップを示す。
図8のフローチャートは、電子ホワイトボード(プロジェクタ)200において、画像データを解析する際に開始されるフローチャートである。
まず、図8のステップS801において、プロジェクタ200のCPU201は、ステップS401で取得した画像データの描画順でソートする。描画順でソートした例を図11を参照して説明する。
図11は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200で投影される画像データの一例を示した模式図である。
図11の1100は、スクリーン360に投影されている画面イメージであり、1100の下部に投影されているタイムライン欄1101の画像が、画像データの描画順でソートした例である。図11の場合は、1102の投影画像を受け取り、その画像イメージに至る画像遷移をタイムライン欄1101に表示し、投影画像1102を最終形として、1103に表示している。図8のフローチャートの説明に戻る。
次に、図8のステップS802において、プロジェクタ200のCPU201は、ソートした画像データを繋ぎ合わせ、図11のタイムライン欄1101に表示するための設定を行う。図4のフローチャートの説明に戻る。
次に、図4のステップS403において、プロジェクタ200のCPU201は、ステップS404からステップS405の処理を繰り返す。
ステップS404において、プロジェクタ200のCPU201は、電子ホワイトボードでの編集が終了したかどうかを判断する。この編集終了の判断は、たとえば図11のような投影画面に不図示の終了ボタンなどを設けて、そのボタンの押下などにより判断しても良い。編集を終了しない場合は、ステップS405へと処理を移行し、編集を終了すると判断された場合は本実施形態の処理を終える。
ステップS405へと処理を移行すると、プロジェクタ200のCPU201は、ユーザがデジタイザ330などで入力した画像を逐次保存する処理を行う。ステップS405の処理の詳細を図10を参照して説明する。
図10は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200の画像データを保存する処理フローチャートを示す図であり、図10のフローチャートはプロジェクタ200のCPU201により実行されるものである。図中のS1001からS1004はそれぞれの処理ステップを示す。
図10のフローチャートは、電子ホワイトボード(プロジェクタ)200において、デジタイザ330などにより、投影された画像データに編集されると開始するフローチャートである。
まず、図10のステップS1001において、プロジェクタ200のCPU201は、不図示の編集開始のボタンなどの押下を受け付けて編集を開始する。
次に、ステップS1002において、プロジェクタ200のCPU201は、編集時間の計測を開始する。この時間の計測は、ユーザのデジタイザ330などによる編集が一定時間内に行われたかどうかを判断する為のタイマであり、一定時間内(たとえば10秒以内)に編集が行われれば、一定時間内の編集作業は1つの画像履歴データとして管理するための処理である。
次に、ステップS1003において、プロジェクタ200のCPU201は、ステップS1002で計測を開始したタイマの一定時間内に編集が行われたかを判断する。すなわち、ステップS1002の編集時間計測開始後、ユーザはデジタイザ330などを利用して、電子ホワイトボード200に画像を描画しており、描画していない時間(たとえばデジタイザから情報を受信していない時間)の間隔により、画像を記憶するかどうかを判断している。図12と図11を参照して、ユーザが電子ホワイトボード200に画像を描画している例を説明する。
図12は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200で投影される画像データの一例を示した模式図である。
図12の1200は、スクリーン360に投影されている画面イメージであり、1201には描画途中の画像が描かれている。1200の図は、図11の1104の際の画面であり、1104から1103のようにユーザが描画する際に、編集作業が一定時間内で描画された順に記憶した例が、1105,1106で示されたイメージ図である。図11のタイムライン欄1101に表示されているような画像を順に記憶する。図10のフローチャートの説明に戻る。
図10のステップS1003において、計測を開始したタイマの一定時間内に編集が行われた場合は、ステップS1002へと処理を移行し、計測を開始したタイマの一定時間内に編集が行われなかった場合は、ステップS1004へと処理を移行する。
ステップS1004へと処理を移行すると、プロジェクタ200のCPU201は、デジタイザ330などで描画された画像データを情報記憶媒体207などに保存する。保存される画像データの情報は時系列を保持して記憶される。図4のフローチャートの説明に戻る。
ステップS404からS405の処理を繰り返すことにより、時系列に記憶された描画画像データを生成することが可能となる。
次に、図11のようなタイムライン欄1101を表示する処理を図5を参照して説明する。
図5は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のタイムライン欄を出力する処理フローチャートを示す図であり、図5のフローチャートはプロジェクタ200のCPU201により実行されるものである。図中のS501からS503はそれぞれの処理ステップを示す。
図5のフローチャートは、ユーザにより、タイムライン表示ボタンが押下されると開始されるフローチャートである。
まず、図5のステップS501において、プロジェクタ200のCPU201は、図12のタイムライン表示ボタン1202の押下をデジタイザ330などによる入力で受け付ける。
次に、ステップS502において、プロジェクタ200のCPU201は、投影面(スクリーン360)に図11の1101のようなタイムライン欄(枠)を表示する。
次に、ステップS503において、プロジェクタ200のCPU201は、描画画像の遷移を示すタイムラインに関する情報を表示する処理へと移行する。タイムライン欄の画像データの出力の処理を図9のフローチャートを参照して説明する。
図9は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のタイムラインの画像データを出力する処理フローチャートを示す図であり、図9のフローチャートはプロジェクタ200のCPU201により実行されるものである。図中のS901からS907はそれぞれの処理ステップを示す。
図9のフローチャートは、処理がステップS503へと移行すると開始されるフローチャートである。
まず、図9のステップS901において、プロジェクタ200のCPU201は、情報記憶媒体207に記憶している画像データに分岐点があるかどうかを探索する。すなわち、ステップS405で保存した画像データの時系列の繋がりが複数あるかどうかを探索する。時系列の繋がりが複数ある状態を、図11〜図14を参照して説明する。
図11のタイムライン欄1101にあるような時系列データを有する画像データを持っている際に、たとえば、ユーザが1104の図(図12の1200)から画像データを変更して、図13のような画像データに変える処理を行った際の画像データの遷移が図14のタイムライン欄1401である。この場合、図14の1402(図11の1104)が分岐点となり、1402から時系列の繋がりが複数ある状態とする。図9のフローチャートの説明に戻る。
図9のステップS901において、記憶している画像データに分岐点があるかどうかを探索し、次のステップS902において、プロジェクタ200のCPU201は、分岐点が存在するかを判定する。分岐点が存在しない場合は、ステップS907へと処理を移行し、タイムライン欄1101などに時系列で画像データのサムネイルを表示する。一方、分岐点が存在する場合、ステップS903へと処理を移行し、分岐点の数だけ、タイムライン欄1401を広げて表示エリア広げる(もしくは後述するサムネイル表示のサイズを縮小する)。
次に、ステップS903において、プロジェクタ200のCPU201は、ステップS901で探索した分岐点の数だけ、ステップS904からS905の処理を繰り返す。
ステップS904において、プロジェクタ200のCPU201は、ステップS901で探索した分岐点から連続する画像データの終点(タイムライン上の最新画像)を探索する。その際、分岐点から連続する画像データに更に分岐点がある場合は、その分岐点から分岐するそれぞれの連続する画像データの終点(最新画像)を探索する。
次に、ステップS905において、プロジェクタ200のCPU201は、ステップS904で探索した分岐点の画像データと終点の画像データのみをタイムライン欄(図15の1501)に出力する処理を行う。図15を参照して、分岐点の画像データと終点の画像データのみを表示するイメージについて説明する。
図15は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200で投影される画像データの一例を示した模式図である。
図15の1500は、図11の1104の画像データから、ユーザの描画操作により、1502のような画像データに遷移した際の画面イメージである。分岐点としては図14の1402と同様に図15の場合は1503であり、そこから画像データが遷移した結果の終点として、1502や1504が出力されており、画像遷移の途中の画像データは表示されていない。この処理により、ユーザは画像遷移の最終形と分岐された元になる画像のみを確認することができ、途中経過の余分な情報を省略して画像データを確認することができる。
なお、1501のようにタイムライン欄の画像を省略し非表示とされている場合、たとえば、省略されている太破線上1505などをデジタイザなどで指定することによって、図14の1401のタイムライン欄のように画像データを再表示することができても良い。
次に、図15の1500のようなタイムライン欄1501を表示した画面イメージから、図13のようなプロジェクタ投影画像のみを表示する処理を図6のフローチャートを参照して説明する。
図6は、本発明の実施形態における電子ホワイトボード(プロジェクタ)200のタイムライン欄を非表示とする処理フローチャートを示す図であり、図6のフローチャートはプロジェクタ200のCPU201により実行されるものである。図中のS601からS602はそれぞれの処理ステップを示す。
図6のフローチャートは、ユーザにより、タイムライン非表示ボタンが押下されると開始されるフローチャートである。
まず、図6のステップS601において、プロジェクタ200のCPU201は、図15のタイムライン非表示ボタン1506の押下をデジタイザ330などによる入力で受け付ける。
次に、ステップS602において、プロジェクタ200のCPU201は、投影面(スクリーン360)に図13の1300のようにタイムライン欄を消去してプロジェクタ投影画像のみを表示する。この機能により、ユーザはタイムラインを確認したい時だけ、タイムライン表示ボタン1301を押下すればタイムライン欄1501を表示でき、タイムライン欄1501が必要なくなれば、タイムライン非表示ボタン1506を押下すれば、タイムライン欄1501を非表示とすることができる。
以上説明したように、本発明は、電子ホワイトボード上に描画された描画データをタイムライン上に表示し、描画データが複数に分岐した場合でも任意の描画データに戻ることができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
たとえば、入力手段としてタブレットコンピュータを利用し、情報処理端末またはインターネット上のサーバで実行してもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータもディレクトリなどに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態におけるフローチャートに示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
200 プロジェクタ
301 画像入力部
302 入力画像記憶部
303 入力画像履歴記憶部
304 画像履歴出力部
305 画像履歴分岐点出力部
306 画像データ省略部
310 信号入力部
311 投影画像合成部
312 信号出力部
313 出力画像生成部
314 投影部
320 駆動部
321 空間光変調部
322 光源
323 レンズ
330 デジタイザ
360 スクリーン
370 画像信号

Claims (8)

  1. 画像データを入力可能な入力手段を有する電子ホワイトボードシステムであって、
    前記入力手段により入力された画像データを時系列に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段で時系列に記憶された画像データを第1のタイムライン上に時系列で表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された第1のタイムライン上の画像データをユーザの指示により遡り、追加で画像データが入力された時に階層構造の分岐点を表示する分岐点表示手段と、
    前記表示手段は、前記分岐点表示手段により表示された分岐点から、前記記憶手段で時系列に追加で入力された画像データを前記第1のタイムライン上とは別の第2のタイムライン上に時系列に表示すること
    を特徴とする電子ホワイトボードシステム。
  2. 前記分岐点表示手段より分岐される分岐点となる画像データと、第1のタイムライン上に時系列で表示された最新の画像データと、第2のタイムライン上に時系列で表示された最新の画像データ、以外の画像データの少なくとも1つを非表示とする画像データ非表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の電子ホワイトボードシステム。
  3. 前記画像データ非表示手段により、非表示とされた画像データを、前記入力手段による指示により表示する画像データ拡大表示手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の電子ホワイトボードシステム。
  4. 前記表示手段は、前記入力手段による指示により表示するかしないかを制御することを特徴とする請求項1乃至3に記載の電子ホワイトボードシステム。
  5. 前記表示手段は、前記記憶手段により時系列に記憶される画像データのタイムライン上の最新の画像データ以外は、非表示とし、前記画像データ拡大表示手段での指示がある際に前記非表示とされた画像データを前記画像データ拡大表示手段により表示とする請求項3又は4に記載の電子ホワイトボードシステム。
  6. 画像データを入力可能な入力手段を有するプロジェクタであって、
    前記入力手段により入力された画像データを時系列に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段で時系列に記憶された画像データを第1のタイムライン上に時系列で投影する投影手段と、
    前記投影手段により投影された第1のタイムライン上の画像データをユーザの指示により遡り、追加で画像データが入力された時に階層構造の分岐点を表示する分岐点投影手段と、
    前記投影手段は、前記分岐点投影手段により投影された分岐点から、前記記憶手段で時系列に追加で入力された画像データを前記第1のタイムライン上とは別の第2のタイムライン上に時系列に投影すること
    を特徴とするプロジェクタ。
  7. 画像データを入力可能な入力手段を有する情報処理装置における出力方法であって、
    前記入力手段により入力された画像データを時系列に登録する登録手段と、
    前記登録手段により時系列に登録された画像データを第1のタイムライン上に時系列で表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された第1のタイムライン上の画像データをユーザの指示により遡り、追加で画像データが入力された時に階層構造の分岐点を表示する分岐点表示手段と、
    前記表示手段は、前記分岐点表示手段により表示された分岐点から、前記記憶手段で時系列に追加で記憶された画像データを前記第1のタイムライン上とは別の第2のタイムライン上に時系列に表示すること
    を特徴とする出力方法。
  8. 情報処理装置が、請求項7に記載された出力方法を実行するためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106548667A (zh) * 2017-01-20 2017-03-29 马鞍山状元郎电子科技有限公司 一种智能交互式电子白板

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