JP2016090605A - 画像投射装置および画像投射装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランプの点灯時にファンが駆動せず、ランプが過昇温状態となることを防止する。【解決手段】光を出射するランプ120と、ランプ120を駆動制御する光源制御手段(電源供給ユニット107、ランプバラスト回路121)と、ランプ120を冷却するファン110と、ファン110を駆動制御するファン駆動電源回路112と、光源制御手段を動作させるための動作ON信号Aと、ファン駆動電源回路112を動作させるための動作ON信号Bを、それぞれに対して出力する主制御部103と、主制御部103からファン駆動電源回路112への伝送路に設けられ、動作ON信号Bとともに動作ON信号Aが入力され、動作ON信号Aと動作ON信号Bの少なくともいずれかの信号が入力される場合は、ファン駆動電源回路112を動作させるための動作ON信号Cをファン駆動電源回路112へ出力するOR回路108と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、画像投射装置および画像投射装置の制御方法に関する。
画像投射装置として広く知られたプロジェクタは、多人数に対するプレゼンテーション、会議、講演会、教育現場や、サイネージなどに広く用いられているとともに、液晶パネルの高解像化、ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。
また、DMD(Digital Micro-mirror Device)を利用したDLP(Digital Light Processing)方式の画像投射装置が普及し、オフィスや学校のみならず家庭においても広くこれら画像投射装置が利用されるようになってきている。また、スクリーンまでの投射距離を短くした、短焦点型の画像投射装置の開発が盛んである。
画像投射装置の光源として、高圧水銀ランプ、キセノンランプなどのアーク放電を利用したアークランプ(放電ランプ)が広く用いられている。点灯中のランプは極めて高温となるため、ランプの温度は定格温度範囲内となるように冷却用のファンなどの冷却装置を用いて冷却されている。また、画像投射装置の光源としては、LEDやレーザなども用いられる。
一般に、画像投射装置のファンの制御は、画像投射装置の主制御部(メインマイコン)とファン制御部(ファン制御用のコントローラ)によりなされており、ファン制御部にエラーなどが発生した場合は、ファンが停止することがあるため、ファン制御部のエラーを検知した主制御部からランプを停止させることで、ランプが過昇温状態となることを防止することができる。
ファンの異常状態を検出する技術として、例えば、特許文献1には、ファン駆動装置が、ファン駆動電流が過電流になった時に電流遮断して、一定時間だけ待機し、その後再び再起動させるファン異常検出装置が開示されている。この技術では、ファン駆動装置に流入するファン電源電流をシャント抵抗によって検出し、その検出値をコントローラに入力し、コントローラにおいて、ファン電源電流の大きさ及びその継続時間に基づいてファンの異常状態の原因につき判定している。
しかしながら、主制御部のファン制御に係る部分でエラーなどが発生した場合は、ファンの駆動制御とランプの制御の双方ができなくなることが生じうるため、ランプが点灯しているにも関わらず、ファンの回転は止まっているという状態が起こりうる。特許文献1において、コントローラに異常が生じた場合も同様である。
このような状態では、本来ファンにより冷却されるランプは過昇温状態となり、ランプ自体の短寿命化につながってしまうとともに、ランプの周囲に設けられる光学系、樹脂部材などに損傷を与えてしまうという問題がある。
そこで本発明は、主制御部の冷却装置の制御に係る部分でエラーなどが発生し、冷却装置を駆動させる信号が出力されない場合であっても、光源を駆動させるための信号が出力されている場合は、冷却装置を駆動させて、光源を冷却することができる画像投射装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る画像投射装置は、光を出射する光源と、該光源を駆動制御する光源制御手段と、前記光源を冷却する冷却手段と、該冷却手段を駆動制御する冷却制御手段と、前記光源制御手段を動作させるための第一動作信号と、前記冷却制御手段を動作させるための第二動作信号を、それぞれの手段に対して出力する主制御手段と、前記主制御手段から前記冷却制御手段への伝送路に設けられ、前記第二動作信号とともに前記第一動作信号が入力され、前記第一動作信号と前記第二動作信号の少なくともいずれかの信号が入力される場合は、前記冷却制御手段を動作させるための第三動作信号を前記冷却制御手段へ出力する冷却停止防止手段と、を備えるものである。
本発明によれば、主制御部から冷却装置を駆動させる信号が出力されない場合であっても、光源を駆動させるための信号が出力されている場合は、冷却装置を駆動させるようにすることで、光源が過昇温状態となることを防止することができる。
本発明に係る画像投射装置の一実施形態を示す外観斜視図である。 画像投射装置の側面図であって、被投射面への投射状態を示した図である。 (A)画像投射装置の外装カバーを外した状態を示す斜視図、(B)(A)の丸囲み部分の拡大構成図である。 照明ユニット、投射ユニット、および光源ユニットの断面図である。 画像投射装置の基本構成を示すブロック図である。 画像投射装置におけるファンエラー発生時の状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態である画像投射装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図7に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、画像投射装置100の一実施形態を示す外観斜視図である。また、図2は、画像投射装置100の側面図であって、被投射面であるスクリーン15への投射状態を示した図である。
画像投射装置100は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置やビデオカメラなどの撮像装置等から入力される映像データを基に映像を生成し、その映像をスクリーン15に投影表示する装置(プロジェクタ)である。
画像投射装置100は、装置内部に光源としてのランプや多数の電子基板を備えており、起動時には、装置の内部温度が上昇する。このため、画像投射装置100には、内部の構成部品が耐熱温度を超えないように、吸気口11および排気口12が設けられている。
図3(A)は、画像投射装置100の外装カバー2を外した状態を示す斜視図である。また、図3(B)は図3(A)の丸囲み部分で示す光学エンジン3と光源ユニット4の拡大構成図である。図3に示すように、画像投射装置100は、光学エンジン3および光源ユニット4を備えている。また、図4は、光学エンジン3を構成する照明ユニット3a、投射ユニット3b、および光源ユニット4の上面から見た断面図である。
図3に示すように、吸気口11、排気口12の内側には、それぞれ吸気ファン13、排気ファン14が設けられており、吸気ファン13から吸入した外気を排気ファン14から排出することで、装置内の強制気流による空冷がなされる。
画像投射装置100においては、光源ユニット4の光源からの光(白色光)が光学エンジン3の照明ユニット3aに照射される。照明ユニット3a内では、照射された白色光をRGBに分光して、画像表示素子ユニット10へ導き、変調信号に応じて画像形成する画像表示素子ユニット10とその画像を投射ユニット3bによりスクリーン15へ拡大投射する構成となっている。
光源ユニット4の光源としては、例えば、高圧水銀ランプ、キセノンランプなどのアークランプ(放電ランプ)を用いることができる。例えば、高圧水銀ランプを用いることが好ましい。
また、光源ユニット4の側面の一方向側には冷却手段(冷却装置)としてのファン16が設けられている。ファン16は、光源ユニット4の各部が設定された定格温度範囲内の温度となるように、その回転数が制御される。また、光源ユニット4からの光の出射方向と投射ユニット3bからの映像光の出射方向は、図4に示すように、略90°の関係となっている。
また、光学エンジン3の照明ユニット3aは、光源から照射された光を分光するカラーホイール5と、カラーホイール5から出射した光を導くライトトンネル6と、ライトトンネル6から出射した光を画像表示素子に導くリレーレンズ7、平面ミラー8および凹面ミラー9と、を備えている。また、照明ユニット3a内には、画像表示素子ユニット10が設けられる。
照明ユニット3aでは、先ず、光源からの白色光が、円盤状のカラーホイール5で単位時間毎にRGBの各色が繰り返す光に変換され出射される。次いで、板ガラスを張り合わせて筒状に構成されたライトトンネル6に、カラーホイール5から出射された光が導かれ伝送される。ライトトンネル6では、入射された光がその内壁で複数回反射され合成されることで均一化する。
次いで、ライトトンネル6から出射された光は、2枚のレンズを組み合わせてなるリレーレンズ7により、光の軸上色収差を補正しつつ集光される。また、リレーレンズ7から出射される光は、平面ミラー8および凹面ミラー9によって反射されて、複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有し、映像データに基づいて各マイクロミラーが時分割駆動されることにより、所定の映像を形成するように投射光を加工して反射する画像表示素子(光変調素子)としてのDMD素子10aを備えた画像表示素子ユニット10に集光される。
画像表示素子ユニット10は、入力信号に応じてマイクロミラーのオンオフを切り替えることで投射ユニット3bへ光を出力する光を選別する。すなわち、DMD素子10aにより、時分割で映像データに基づいて、複数のマイクロミラーが使用する光は投射レンズへ反射され、捨てる光はOFF光板へ反射される。画像表示素子ユニット10で使用する光は投射ユニット3bへ反射し、投射ユニット3b内の複数の投射レンズを通り拡大された映像光はスクリーン15上へ拡大投影される。
図5は、本実施形態に係る画像投射装置100の前提となる構成を示すブロック図である。画像投射装置100は、図5に示すように、入力インタフェース101と、画像処理回路102と、主制御部103と、操作部104と、照明光学系駆動回路105と、照明光学系106と、電源供給ユニット107(PSU)と、ファン110と、ファン制御回路111(ファン制御用IC)と、ファン駆動電源回路112(ファン駆動用電源IC)と、ランプ120と、ランプバラスト回路121(ランプ駆動用バラスト)と、を備えている。
入力インタフェース101は、映像信号を入力するインタフェースであって、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子、DisplayPort端子、Thunderbolt端子、VGA(Video Graphics Array)入力端子、S−VIDEO端子、RCA端子等のビデオ入力端子等である。入力インタフェース101に接続されたケーブルを介してコンピュータやAV機器などの映像供給装置から映像信号を受信する。また、複数の入力端子を備える場合もある。
画像処理回路102は、入力された映像信号などを所定の映像データ(例えば、RGBのデジタル映像データ)に変換し、主制御部103に転送する。
ここで、主制御部103は、上記各部との制御信号の送受信を行うものであり、少なくともメインプロセッサであるメインCPU(Central Processing Unit)を備えている。また、メインCPUと、各種の制御プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)と、各処理におけるデータを一時的に格納しておくメモリデバイス(例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等)と、電源OFF時にも設定情報等を記録しておくNVRAM(Non Volatile RAM)等がバスで接続されて構成される。
操作部104は、ユーザからの種々の操作要求を受け付けるものであり、画像投射装置100の外面に設けられるキーボタン(本体キー)等によって構成される。操作部104は、操作要求を受け付けると、当該操作要求を主制御部103に通知する。また、操作部104は、遠隔操作装置であるリモコンからの操作信号を受信して、当該操作信号を主制御部103に通知する。
本体およびリモコンには、画像投射装置100の電源をオンオフする電源キー、各種設定を行うメニューキー、十字キー、決定キー、入力信号の切り替え、音量調節などを行うインプットキー等が設けられている。なお、各種設定、入力切り替え時の映像データは、主制御部103によるOSD処理(オンスクリーンディスプレイ)により形成される。
また、主制御部103は、画像処理回路102より転送される映像データを表示すべく、照明光学系駆動回路105を制御する。
照明光学系駆動回路105は、主制御部103からの制御に基づいて、照明光学系106を制御して、映像200を投射する。照明光学系106は、照明ユニット3a、画像表示素子ユニット10、投射ユニット3bである。
電源供給ユニット107は、少なくともランプバラスト回路121へ電源を供給する。また、画像投射装置100内のその他のデバイスにも接続されており、コンセントなどから入力されたAC(交流)電源をDC(直流)に変換して、画像投射装置100内の各デバイスに電源を供給する。
光源としてのランプ120は、例えば、一対の電極間の放電により発光物質が発光する高圧水銀ランプである。また、ランプバラスト回路121は、ランプ120のオン/オフや点灯パワーなどを制御する。
ランプ120の駆動は、主制御部103から、電源供給ユニット107に動作ON信号A(第一動作信号)を出力し、電源供給ユニット107から380Vをランプバラスト回路121に供給することによりなされている。
ファン110は、ランプ120の近傍に設けられ、その回転量が制御されることで、ランプ温度が所定の温度となるようにしている。ファン110の駆動は、主制御部103からファン駆動電源回路112に動作ON信号B(第二動作信号)を出力し、ファン駆動電源回路112から駆動制御されることによりなされている。
また、ファン110の回転数は、主制御部103から制御信号をファン制御回路111(ファン回転制御部)に入力し、ファン制御回路111からファン駆動電源回路112にファン制御信号を入力することで調整されている。なお、ファン110は、ファン制御回路111からのファン制御信号が入力されない場合、所定の基準回転数にて駆動するものとなっている。
図6は、図5に示した画像投射装置100におけるファンエラー発生時の状態を示す説明図である。
画像投射装置100の使用態様、使用環境は様々であり、通常想定されていない使用態様、使用環境で使用される場合もある。このように画像投射装置100の安全使用環境を逸脱した異常環境にて画像投射装置100を使用した場合に、各部品系統に異常が発生し、作動しなくなる場合も考えられる。
ここで、図6に示すように、主制御部103のメインCPUに何らかのエラーが発生した場合において、ランプ120を駆動させる電源供給ユニット107に対しての動作ON信号Aは出力されているが、ファン110を駆動させるファン駆動電源回路112に対して動作ON信号Bが出力されないケースも発生する。以下、主制御部103に起因するファン制御のエラーをファンエラーと呼ぶ。
また、図6では、ファン制御回路111への制御信号の出力もされていない例を示しているが、動作ON信号Bが出力されず、ファン制御回路111への制御信号は出力される場合もあり得る。なお、ファン駆動電源回路112に対して動作ON信号Bが出力されない場合は、ファン制御回路111への制御信号の出力有無に関わらず、ファン110は駆動されないため、動作には影響しない。
このように、主制御部103から動作ON信号Aは出力されるが、動作ON信号Bがエラー等により出力されない場合、ランプバラスト回路121は駆動されてランプ120の点灯制御がされているにもかかわらず、ファン駆動電源回路112はファン110を駆動制御できないため、ファン110が駆動しない状態となってしまう。この状態では、ランプ120が過昇温状態となってしまい、ランプ120の故障や、ランプ120の周囲に設けられる部材、光学系などに損傷を与えるおそれがある。
そこで、本実施形態に係る画像投射装置100は、光を出射する光源(ランプ120)と、該光源を駆動制御する光源制御手段(電源供給ユニット107、ランプバラスト回路121)と、光源を冷却する冷却手段(ファン110)と、該冷却手段を駆動制御する冷却制御手段(ファン駆動電源回路112)と、光源制御手段を動作させるための第一動作信号(動作ON信号A)と、冷却制御手段を動作させるための第二動作信号(動作ON信号B)を、それぞれの手段に対して出力する主制御手段(主制御部103、メインCPU)と、主制御手段から冷却制御手段への伝送路に設けられ、第二動作信号とともに第一動作信号が入力され、第一動作信号と第二動作信号の少なくともいずれかの信号が入力される場合は、冷却制御手段を動作させるための第三動作信号(動作ON信号C)を冷却制御手段へ出力する冷却停止防止手段(OR回路108)と、を備えるものである(図7)。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
図7は、本実施形態に係る画像投射装置100の構成を示すブロック図である。画像投射装置100は、図7に示すように、入力インタフェース101と、画像処理回路102と、主制御部103と、操作部104と、照明光学系駆動回路105と、照明光学系106と、電源供給ユニット107(PSU)と、OR回路108と、ファン110と、ファン制御回路111(ファン制御用IC)と、ファン駆動電源回路112(ファン駆動用電源IC)と、ランプ120と、ランプバラスト回路121(ランプ駆動用バラスト)と、を備えている。図5と同一の構成についての説明は省略する。
図7に示す画像投射装置100は、冷却停止防止手段としてのOR回路108を備えることで、ファンエラー発生時においても、ファン110の駆動がされるようにしたものである。
図7に示す画像投射装置100においては、主制御部103からの動作ON信号Aは、電源供給ユニット107およびOR回路108へ入力される。また、主制御部103からの動作ON信号Bは、OR回路108へ入力される。
OR回路108は、動作ON信号Aと動作ON信号Bが入力され、いずれか一方でも入力される場合は、動作ON信号C(第三動作信号)を出力するものである。この動作ON信号Cは、ファン駆動電源回路112を駆動するための信号であって、特に限られるものではないが、動作ON信号Bと同一のものでよい。
したがって、主制御部103から動作ON信号Aと動作ON信号Bのどちらかが出力されている限り、ファン駆動電源回路112は駆動し、ファン110を回転駆動させることが可能となっている。
ファンエラー時において、主制御部103からファン制御回路111への制御信号も出力されない場合は、ファン制御回路111からファン駆動電源回路112にファン制御信号が入力されず、ファン110は所定の基準回転数にて回転駆動する。一方、主制御部103からファン制御回路111への制御信号が出力される場合は、ファンの回転数制御も可能となる。
また、主制御部103から動作ON信号Aと動作ON信号Bの双方が出力されない場合は、ランプ120の点灯、およびファン110の駆動はされない。また、主制御部103から動作ON信号Aが出力されず、動作ON信号Bのみが出力されるエラーも発生し得るが、この場合は、ランプ120が点灯しない状態でファン110が回転することとなる。よって、この場合も、ランプ120の過昇温は発生しない。
以上説明した本実施形態に係る画像投射装置100では、ファン110の動作をオンさせる信号とランプ120を駆動する電力を供給する電源供給ユニット107を駆動させてランプバラスト回路121の出力をオンする信号(バラスト信号)にOR回路108を設けることで、ランプ120が点灯している限り、ファン110を回転させてランプ120を冷却可能とするものである。
すなわち、ファンエラーが発生し、主制御部103からファン駆動電源回路112への動作ON信号Bが出力されない場合であっても、主制御部103から電源供給ユニット107への動作ON信号Aが出力されている場合は、OR回路108からファン駆動電源回路112を駆動させる動作ON信号Cが出力される。このため、ファン駆動電源回路112が起動し、ファン110は駆動することになるので、ランプ120が冷却されない状態で点灯することを防止することができ、ランプ120が過昇温状態となることを防止することができる。
よって、ランプ120の短寿命化を防止することができるとともに、ランプの周囲に設けられる照明光学系106、樹脂部材などに損傷を与えることを防止することができる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
冷却停止防止手段がOR回路である例を説明したが、動作ON信号Aと、動作ON信号Bが、それぞれの手段に対して出力されるとともに、動作ON信号Bが出力されておらず、動作ON信号Aが出力されている場合は、動作ON信号Cがファン駆動電源回路112へ入力されるものであれば、これに限られるものではない。
また、上記実施形態では、画像投射装置100は、DLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクタを例に説明したが、これに限られるものではなく、LCD(Liquid Crystal Display)方式、LCOS(Liquid crystal on silicon)方式等であってもよい。また、光源は、アークランプを用いる例について説明したが、これに限られるものではなく、レーザ、LED等を用いてもよい。また、冷却装置は、ファンを用いる例について説明したが、これに限られるものではなく、液冷方式等を用いてもよい。
2 外装カバー
3 光学エンジン
3a 照明ユニット
3b 投射ユニット
4 光源ユニット
5 カラーホイール
6 ライトトンネル
7 リレーレンズ
8 平面ミラー
9 凹面ミラー
10 画像表示素子ユニット
10a DMD素子
11 吸気口
12 排気口
13 吸気ファン
14 排気ファン
15 スクリーン
16 ファン
100 画像投射装置
101 入力インタフェース
102 画像処理回路
103 主制御部
104 操作部
105 照明光学系駆動回路
106 照明光学系
107 電源供給ユニット
108 OR回路
110 ファン
111 ファン制御回路
112 ファン駆動電源回路
120 ランプ
121 ランプバラスト回路
特開2007−255269号公報

Claims (5)

  1. 光を出射する光源と、
    該光源を駆動制御する光源制御手段と、
    前記光源を冷却する冷却手段と、
    該冷却手段を駆動制御する冷却制御手段と、
    前記光源制御手段を動作させるための第一動作信号と、前記冷却制御手段を動作させるための第二動作信号を、それぞれの手段に対して出力する主制御手段と、
    前記主制御手段から前記冷却制御手段への伝送路に設けられ、前記第二動作信号とともに前記第一動作信号が入力され、前記第一動作信号と前記第二動作信号の少なくともいずれかの信号が入力される場合は、前記冷却制御手段を動作させるための第三動作信号を前記冷却制御手段へ出力する冷却停止防止手段と、
    を備えることを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記冷却停止防止手段は、OR回路であることを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 前記光源は、放電ランプであって、
    前記冷却手段は、前記放電ランプの近傍に設けられるファンであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像投射装置。
  4. 前記ファンの回転数を制御するためのファン制御信号を前記冷却制御手段に入力するファン回転制御部を有し、
    前記冷却制御手段は、前記ファン回転制御部から前記ファン制御信号が入力されない場合は、所定の基準回転数で前記ファンを回転駆動させることを特徴とする請求項3に記載の画像投射装置。
  5. 光を出射する光源と、
    該光源を駆動制御する光源制御手段と、
    前記光源を冷却する冷却手段と、
    該冷却手段を駆動制御する冷却制御手段と、を備えた画像投射装置の制御方法であって、
    前記光源制御手段を動作させるための第一動作信号と、前記冷却制御手段を動作させるための第二動作信号を、それぞれの手段に対して出力する処理と、
    前記第二動作信号が出力されておらず、前記第一動作信号が出力されている場合は、前記冷却制御手段を動作させるための第三動作信号を前記冷却制御手段へ出力する処理と、を行うようにしたことを特徴とする画像投射装置の制御方法。
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