JP2016109896A - 過熱防止装置および画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇温検出部を過昇温からできるだけ速やかに回復させる過熱防止装置及び画像投射装置を提供する。【解決手段】光を放射する光源16の温度が所定範囲以上であるまたは所定範囲を超えているとの昇温検出を行うための昇温検出部20と、昇温検出部20の冷却を行う冷却部8と、昇温検出部20によって前記昇温検出が行われたことを条件として冷却部8を駆動して昇温検出部20の冷却を開始させる冷却制御部21とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、過熱防止装置および画像投射装置に関する。
光源の光を放射可能な画像投射装置の一つであるプロジェクタには、例えば、サーモスタットなどの昇温検出部材を用いて光源が過昇温により破損するのを防止する過熱防止装置を用いることが知られている。
ここでいうプロジェクタは、多人数に対するプレゼンテーションや電子看板などの広告媒体表示を対象としたサイネージに広く用いられている装置として実用化されている。
プロジェクタは、DMD(Digital Micromirror Device)や液晶パネルなどの表示デバイスを介して光源からの光を出射させることにより映像が投射されるようになっている。
プロジェクタの光源には、高圧水銀ランプなどのアーク放電を利用したランプ(アークランプ)が広く使用されている。アークランプは、点灯中の温度が極めて高くなることから、何らかの原因により過昇温した場合にランプが破損する虞があるものである。
このような事態を防止するための過熱防止装置には、ランプ温度に応じてランプの点灯に要する印加電圧を制御してランプ温度を所定範囲内に維持する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかし、昇温検出部材が過昇温することに対する技術は未だ提案されていない。特に昇温検出部材において過昇温状態から自然放熱による冷却が遅い場合は、プロジェクタを再稼働させるために次回の電源を投入することが可能となるまでの時間が長くなる虞がある。また、昇温検出部材が過昇温により故障することを極力避けることが望ましい。
よって、昇温検出部材を過昇温から早期に回復させることが望まれる。
本発明は、昇温検出部材を過昇温からできるだけ速やかに回復させる過熱防止装置の提供を目的としている。
この目的を達成するため、本発明は、光を放射する光源の温度が所定範囲以上であるまたは所定範囲を超えているとの昇温検出を行うための昇温検出部と、前記昇温検出部の冷却を行う冷却部と、前記昇温検出部によって前記昇温検出が行われたことを条件として前記冷却部を駆動して前記昇温検出部の冷却を開始させる冷却制御部と、を有する過熱防止装置にある。
本発明によれば、昇温検出部を過昇温からできるだけ速やかに回復させることができる。
本発明の一実施形態にかかる過熱防止装置を用いるプロジェクタの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示したプロジェクタの光源に用いられるランプ周辺の構成を説明するためのブロック図である。 図2に示したランプ周辺の構成の動作処理を説明するためのフローチャートである。 図2に示したプロジェクタの光源に用いられるランプ周辺に関する別の構成を説明するためのブロック図である。 プロジェクタの設置状態と図4に示した昇温検出部の選択状態との関係を説明するための表図である。 図4に示したランプ周辺の構成の動作処理を説明するためのフローチャートである。
本発明にかかる過熱防止装置(図1において符号1000で示す)は、一例としてプロジェクタ100等の画像投射装置の光源に用いられるランプ16を対象として設けられている。
過熱防止装置1000は、光を放射する光源であるランプ16の温度が所定範囲以上あるいは所定範囲を超える場合をランプ16の過昇温として昇温検出する昇温検出部20の冷却を開始させるものである。以下、ランプ16を備えたプロジェクタ100の構成について説明する。
図1においてプロジェクタ100は、画像処理やプロジェクタ100の全体の制御に用いられる、映像信号制御部1、リモコン受信部2、システム制御部3、メモリ4、入力端子5、本体操作部6を備えている。さらにプロジェクタ100は、これの内部およびランプ16の冷却を行うための冷却駆動部7および冷却駆動部7の駆動対象である冷却部8に用いられる部材の一例であるファンを備えている。冷却部8であるファンは、ランプ16を含めたプロジェクタ100の内部空間全体を対象として冷却可能な吸気ファンや排気ファン、冷却ファンのみでなく、ランプ16を対象として専用に設けられたファンを含んでいてもよい。
プロジェクタ100は、画像をスクリーン200に投射するための構成として、DMD制御部9、カラーホィール制御部10、ランプ制御部11、投射レンズ13、DMD14、カラーホィール15、ランプ16および電源ユニット18を備えている。符号17は遠隔操作手段として用いられるリモコンを示している。以下、各部について説明する。
システム制御部3は、プロジェクタ100の全体の制御を行う。システム制御部3は、入力された映像信号に対してのスケーリング処理などの画像処理を行う。システム制御部3は、冷却部8に接続されている冷却駆動部7を制御する、図2に示された冷却制御部21を有し、冷却制御部21による冷却制御等の各種制御も行う。
システム制御部3は、映像信号制御部1、リモコン受信部2、メモリ4、本体操作部6、冷却駆動部7、DMD制御部9、カラーホィール制御部10、ランプ制御部11と接続されており、これらの各機能部を制御する。
入力端子5は、映像信号を入力するインターフェースとして用いられる部分である。
具体的には、入力端子5は、D−Subコネクタ等のVGA(Video Graphics Array)入力端子や、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)端子を備えている。入力端子5は、これ以外の端子として、S−VIDEO端子、RCA端子等のビデオ入力端子等であってもよい。入力端子5は、接続されたケーブルを介してコンピュータやAV機器などの映像供給装置から映像信号を受信する。プロジェクタ100は、複数の入力端子5を備える場合もある。
映像信号制御部1は、入力端子5に入力された映像信号を処理するものであって、例えば、当該映像信号にシリアルーパラレル変換や電圧レベル変換などの種々の処理を施す。
また、映像信号の解像度や周波数などを解析する信号判定機能を有する。
メモリ4は、映像信号に対する画像処理や他各種処理において、データを記憶する部分であり、例えば、EPROMやEEPROM、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリである。
本体操作部6は、プロジェクタ100を操作するインターフェースであって、ユーザからの種々の操作要求を受け付ける。本体操作部6では、操作要求を受け付けると、当該操作要求をシステム制御部3に通知する。本体操作部6は、プロジェクタ100の外面に設けられる操作キー(操作ボタン)等によって構成される。
リモコン受信部2は、リモコン17からの操作信号を受信する。リモコン受信部2では、操作信号を受信すると、当該操作信号をシステム制御部3に通知する。
ユーザは、本体操作部6またはリモコン17を操作することにより、例えば、次に挙げる項目を対象として各種設定等を行うことができる。
メニュー画面等の表示指示、プロジェクタ100の設置状態の選択、投射画像のアスペクト比の変更要求、プロジェクタ100の電源OFF要求、ランプ16の光量を変更するランプパワー変更要求等である。また加えて、投射画像の画質(高輝度や標準、ナチュラル等)を変更する映像モード変更要求、投射画像を停止するフリーズ要求、などを実行することができる。
冷却部8に用いられるファンは、前述したように、吸気ファン、排気ファン、冷却ファン等によって構成される。吸気ファンから吸入した外気を排気ファンから排出することで、プロジェクタ100に気流を発生させてプロジェクタ100の内部が空冷される。また、ランプ16の近傍に、光源冷却手段としての冷却ファンが設けられている場合には、ランプ16の温度に基づいて冷却ファンの回転速度や回転量などの作動状態が制御される。
本形態では、冷却部8は、上述した内部冷却が可能なファン、ランプ16を対象とするファンに加えて、昇温検出部20を冷却するファンを含む。昇温検出部20を対象とするファンは、昇温検出部20のみを対象とする専用ファンとしても良いが、例えば、光源16を対象とするファンを噴気口がスイング可能な構成として兼用させることも可能である。
冷却駆動部7は、冷却制御部21において割り出されたプロジェクタ100内の温度やランプ16の温度が所定の範囲内に収まるように冷却制御部21によって冷却部8のファンの回転速度や回転時間の設定に応じた駆動信号を冷却部8に出力する。
光源としてのランプ16は、例えば、一対の電極間の放電により発光物質が発光する高圧水銀ランプである。また、ランプ制御部11は、ランプ16のオン/オフや点灯パワーなどを制御する。
ランプ16から放射された光は、円盤状のカラーホィール15により単位時間毎に各色が繰り返す光に分光される。
カラーホィール制御部10は、カラーホィール15の回転駆動を制御する。
カラーホィール15から出射した光は、ライトトンネル、照明光学系(リレーレンズ、平面ミラーおよび凹面ミラー)を介して画像表示素子としてのDMD14に集光される。
DMD14は、複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有し、映像データに基づいて各マイクロミラーが時分割駆動されることにより、所定の映像を形成するように投射光を加工して反射する画像表示素子である。DMD制御部9は、DMD14のマイクロミラーのオン/オフを制御する。
DMD14において、時分割で映像データに基づいて、複数のマイクロミラーが、使用する光を投射レンズ13に反射し、捨てる光をOFF光板へ反射する。光源16からの光のうちで使用される光は投射レンズ13へ入射し、投射レンズ13を通り拡大された映像光として投射面であるスクリーン200上へ拡大投射される。
電源ユニット18は、プロジェクタ100内の各デバイスに接続されており、コンセントなどから入力されたAC(交流)電源をDC(直流)に変換して、プロジェクタ100内の各デバイスに給電する。
電源ユニット18には、ランプ16の昇温検出を行うための昇温検出部20の一例として、例えば、サーモスタットが接続されている。昇温検出部20に用いられるサーモスタットは、図2に示すように、ランプ16に近接させて配置され、ランプ16の温度が所定範囲以上あるいは所定範囲を超えた時に作動する。
昇温検出部20に用いられるサーモスタットは、ランプ16が許容限界温度に達した時、すなわち、過昇温したときに作動することを以て昇温検出する。昇温検出が行われたか否かはシステム制御部3によって監視される。言い換えると、システム制御部3は、昇温検出部20のサーモスタットの作動状態の判断を行う。システム制御部3は、昇温検出が行われたと判断すると、電源ユニット18を制御してランプ16を含む各デバイスへの電源供給を停止し、画像の投射が停止された状態とする。
システム制御部3は、昇温検出部20によって昇温検出部20の作動状態に相当する昇温検出が行われたことを条件として冷却駆動部7への駆動信号を出力し、冷却部8に備えられている昇温検出部20用のファンを駆動して冷却を開始させる部分として機能する。つまり、システム制御部3は、冷却制御部21として機能する。
冷却部8は、昇温検出部20の専用ファンではなく、昇温検出部20の冷却とランプ16の冷却との兼用ファンを有してもよい。兼用ファンはスイング可能な構成とし、給電停止により昇温しなくなったランプ16ではなく昇温検出部20に対して指向させて用いるようにする。
何れにしても、冷却制御部21として機能するシステム制御部3は、昇温検出部20が作動状態であることを判断すると速やかに冷却部8の駆動を開始するための制御を行う。昇温検出部20が作動状態となると、冷却部8が駆動されて昇温検出部20の冷却が開始される。
昇温検出部20は、サーモスタットではなく温度センサであってもよい。昇温検出部20が温度センサである場合には、システム制御部3は、温度センサの検知温度を取り込んで監視する。システム制御部3は、温度センサの検知温度が所定範囲以上あるいは所定範囲を超えることを識別する閾値を用いて昇温検出を行い、昇温検出を行うと冷却制御部21により冷却部8の駆動開始を制御する。
冷却制御部21によるこのような制御を行うことにより、昇温検出が行われると冷却部8により昇温検出部20の冷却が開始されるので、冷却部8による初期状態への回復が自然放熱のみによる冷却を行う場合よりも早められる。よって、プロジェクタ100の電源が不意にシャットダウンされて昇温検出部20が昇温し、昇温検出が行われる状態になった場合、シャットダウンが解除されてシステム制御部3に給電が行われれば、昇温検出部20の状態、すなわち、昇温検出が確認される。昇温検出が確認されると、冷却部8によって昇温検出部20の冷却が開始される。従って、昇温検出部20のサーモスタットが復帰するまで強制冷却が行われるため、画像の投射が可能となるまでの時間を短縮できる。
また、昇温検出部20にサーモスタットとは別の機構を持つ温度センサを適用した場合には、早期の冷却により、過昇温による温度検知精度の低下から早期に復帰し、また熱的故障を防止または抑制できる。
システム制御部3は、図3に示す動作手順に基づき、昇温検出部20の過昇温からの復帰時間の短縮を行う。
プロジェクタ100の電源(AC)が投入(オン)されると、各デバイスなどを対象とする初期化処理が行われる(S100)。初期化処理では、メモリ4や入出力インターフェースの初期化、各デバイスの初期化が行われる。
初期化処理が完了すると、昇温検出部20の状態、すなわち、昇温検出部20によって昇温検出がなされているか否かがチェックされる(S101)。
ステップS101のチェックにおいて昇温検出部20によって昇温検出がなされていないと判断された場合には、通常処理として省電力モードであるスタンバイ状態に移行する。
ステップS101において昇温検出部20によって昇温検出がなされていると判断された場合は、昇温検出部20の冷却を開始する(S102)。
昇温検出部20の冷却は、サーモスタットの初期状態への復帰が確認されるまで、すなわち、昇温検出がなされなくなるまで継続され、初期状態への復帰が判断されると(S103)、冷却部8を停止させる(S104)。
昇温検出部20に用いられるサーモスタットが初期状態に復帰したことの判断は、熱電対のオン状態を判別することで可能となり、また、温度センサの場合には閾値を基準として所定範囲内に収まっていることを判別することで可能となる。
次に、本発明に係る過熱防止装置及びプロジェクタ100の変形例について説明する。
本形態では、プロジェクタ100の姿勢が複数の姿勢から選択可能であり、昇温検出部20がプロジェクタ100の複数の姿勢に対応して複数備えられた構成となっている。
プロジェクタ100の姿勢は、スクリーン200などの画像投射面に合わせて複数の姿勢から選択可能になっている。この姿勢が変化されるプロジェクタ100に設けられた昇温検出部20は、プロジェクタ100の姿勢が変化してもランプ16からの熱気の影響を受けやすい位置を避けるように、プロジェクタ100の採り得る姿勢に対応して複数設置されている。
図4に示すように、昇温検出部20は、複数の昇温検出部(第1,第2の昇温検出部20a,20b)を備えている。
第1,第2の昇温検出部20a,20bは、図2に示した構成と同様に、一例としてサーモスタットが用いられ、ランプ16の近傍で異なる位置に配置されている。
プロジェクタ100は、プロジェクタ100の設置の姿勢を検知する姿勢検知部22を備えている。システム制御部3は、第1,第2の昇温検出部20a、20bのうち、姿勢検知部22によって検知されたプロジェクタ100の姿勢に対応した方を選択する選択部19として機能する。選択部19は、本体操作部6によってプロジェクタ100の姿勢が入力されたときは、入力された姿勢に基づいて第1,第2の昇温検出部20a、20bの何れかを選択する。
第1,第2の昇温検出部20a、20bの何れかの選択には、例えば、次のような優先順位が定められる。すなわち、昇温検出部20の作動状態から初期状態への早期復帰のためであればランプ16の温度の影響を受けにくくて冷めやすいものが優先され、昇温検出部20の故障を防止するためであればランプ16の温度の影響を受けやすいものが優先される。
プロジェクタ100の設置状態による姿勢と選択される第1,第2の昇温検出部20a,20bとの関係は、メモリ4において、図5に示すようにマップ化されている。
システム制御部3では、プロジェクタ100の姿勢に応じて選択された第1の昇温検出部20aと第2の昇温検出部20bの一方により昇温検出が行われたことを条件として、選択された第1、第2の昇温検出部20a、20bのうちの当該一方の冷却が開始される。
システム制御部3では、図6に示す設置状態(姿勢)選択モードに従い冷却動作が実行される。なお、図6に示した処理では、図3に示した電源オン時の初期化に関する処理が省かれている。
図6において、本体操作部6またはリモコン17の操作により設置状態(姿勢)選択モードに移行する。設置状態(姿勢)選択モードに移行すると、現在のプロジェクタ100の設置状態がユーザの入力などに基づいて検出される(S200)。
検出された設置状態(姿勢)が前回検出された設置状態から変わっているか否かを判断し(S201)、変わっていたら選択部19の制御により第1,第2の昇温検出部20a、20bのうち、使用する方を選択する(S202)。
なお、設置状態(姿勢)が変更された場合であっても、使用する昇温検出部20が変更される場合と変更されない場合がある。
ステップS201において選択された設置状態(姿勢)が前回の設置状態と同じであった場合は、第1,第2の昇温検出部20a、20bのうち、前回選択された方が継続して選択されて使用される(S203)。これにより、設置状態(姿勢)選択モードに移行すると、使用する昇温検出部20も選択されることとなる。この設置状態(姿勢)選択モードは、プロジェクタ100の電源オン時に移行するようにしても、ユーザが設置状態を変えた時に移行するようにしてもよい。
選択された第1の昇温検出部20aまたは第2の昇温検出部20bの作動状態に応じて図3に示した場合と同様に、ステップS101〜S104で示すように、選択された第1,第2の昇温検出部20a、20bの一方について冷却部8による冷却制御が開始される。
図6に示した処理を行う場合の冷却部8は、種々の構成を採り得る。すなわち、冷却部8は、1つのファンで第1,第2の昇温検出部20a、20bの両方を冷却する構成であってもよいし、第1,第2の昇温検出部20a、20bのそれぞれに対応して設けたファンのうちで選択された方を用いて冷却する構成であってもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、冷却部はファンでなく、ゼーベック効果を利用する電子素子の一つであるペルチェ素子であってもよい。
昇温検出についての判断は、冷却制御部で行うようにしてもよい。冷却制御部は、システム制御部の一機能として実現されるのに限らない。画像投射装置が複数の設置姿勢を採るときの昇温検出部の数は、設置姿勢の数に応じて3つ以上であってもよい。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
8 冷却部
16 光源
19 選択部
20,20a,20b 昇温検出部、サーモスタット
21 冷却制御部
22 姿勢検知部
100 画像投射装置
1000 過熱防止装置
特開2006−301228号公報

Claims (4)

  1. 光を放射する光源の温度が所定範囲以上であるまたは所定範囲を超えているとの昇温検出を行うための昇温検出部と、
    前記昇温検出部の冷却を行う冷却部と、
    前記昇温検出部によって前記昇温検出が行われたことを条件として前記冷却部を駆動して前記昇温検出部の冷却を開始させる冷却制御部と、を有する過熱防止装置。
  2. 前記昇温検出部はサーモスタットであることを特徴とする請求項1記載の過熱防止装置。
  3. 請求項1または2記載の過熱防止装置を有することを特徴とする画像投射装置。
  4. 設置の姿勢を複数の姿勢から選択可能であり、
    前記昇温検出部は前記複数の姿勢に対応して複数備えられており、
    選択された前記設置の姿勢を検知する姿勢検知部と、
    前記姿勢検知部によって検知された前記設置の姿勢に応じて複数の前記昇温検出部から前記昇温検出を行うのに用いる昇温検出部を選択する選択部と、を有する請求項3記載の画像投射装置。
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