JP2016090049A - ねじり振動ダンパ - Google Patents

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Abstract

【課題】制振特性の調節が容易なねじり振動ダンパを提供すること。【解決手段】本発明のねじり振動ダンパ10は、外側ハウジング11と、同心に配置された内側部品12と、これらの間に形成され、制振媒体が充填された複数のチャンバ13と、ねじりに対して可撓性を有するよう外側ハウジングと内側部品とを接合する複数の板ばねアセンブリ17であり、それぞれがチャンバ13に配置されて少なくとも2つのサブチャンバ13.1,13.2に仕切る板ばねアセンブリと、外側ハウジングに独立して形成された複数のピストンチャンバ31であり、それぞれがチャンバの1つのサブチャンバと接続されているピストンチャンバと、サブチャンバ間の制振媒体の流れを制御するために、複数のピストンチャンバにそれぞれ配置された複数のピストン32とを備える。このねじり振動ダンパの制振特性は容易に調節することができる。【選択図】図2a

Description

本発明は、外側ハウジングと、この外側ハウジングに対して同心となっている内側部品と、外側ハウジングと内側部品との間に形成され制振媒体が充填された複数のチャンバと、ねじりに対して可撓性を有する態様で外側ハウジングと内側部品とを接合する複数の板ばねアセンブリとを備えるねじり振動ダンパであって、板ばねアセンブリの各々が前記チャンバの1つに配置され、対応のチャンバを第1のサブチャンバと第2のサブチャンバとに仕切る、ねじり振動ダンパに関する。
内側部品と外側ハウジングとの間のトルクは、板ばねアセンブリによって、可撓性を有する態様で伝えられる。共通の回転軸線を中心とした内側部品と外側ハウジングとの間の相対的な回転が生じた時、板ばねアセンブリは周方向において前後に湾曲し、それによって第1のサブチャンバと第2のサブチャンバの容積が一時的に増減する。その結果、異なるチャンバ間における溢流チャネル、及び1つのチャンバにおける第1のサブチャンバと第2のサブチャンバを接続するバイパスを通して制振媒体が移動する。この溢流チャネルとバイパスを通して制振媒体が流れることによって、液圧制振効果が発揮される。
このようなねじり振動ダンパは、例えば、動力伝達系(パワートレイン)におけるねじり振動を抑制するために大型の2ストロークや4ストロークのディーゼルエンジンやガス機関において用いられ得る。このねじり振動ダンパは、最大で4mの直径を有する場合があるが、例えばエンジンのクランクシャフトにフランジで接続される。また、上述したタイプのねじり振動ダンパは、カムシャフトや中間シャフト、車軸駆動シャフトのような他の回転部品、及び歯車装置に用いられ得る。
このタイプのねじり振動ダンパは、例えば、独国特許出願公開第102009004252B1号明細書に対応する欧州特許出願公開第2206933A1号明細書から知られている。このダンパにおいては、液圧制振効果は、外側ハウジングと内側部品との間に形成され隣合うチャンバ同士を接続する径方向の間隙によって影響が及ぼされる。
このタイプの大型のねじり振動ダンパにおいては、付加的なバイパスが外側ハウジングの内壁面に1つの環状チャネルによって形成される。このバイパスの周方向の長さは、板ばねアセンブリの厚さによって制限される。図4は、バイパス4の軸線方向の幅を調節して制振特性を調節するために環状チャネル3に配置されたリング2を有する従来のねじり振動ダンパ1を示している。この単一のリング2は、外側ハウジング5及び内側部品6の共通の回転軸線に対して同心であり、複数のねじ7によって調節可能となっている。この調節は、例えば、大きな直径において、また他の理由から殆ど避けることができない機械加工公差を補償するために必要とされる。付加的なバイパス4によって生ずる液圧制振効果は通常、上述の溢流チャネルによる液圧制振効果よりも大きい。
このようなダンパの調節は、特にモータケーシングの内側のクランクシャフトに接続されている場合、調節ねじ7にアクセスするためにモータケーシングの蓋を開け、ねじによってクランクシャフトねじを回転させることを必要とする。各ねじは数回操作されなければならず、通常、リング2の過度の大きな変形を避けるために1回のステップで各ねじを最終位置へと回転させることはできないので、リングの過度の歪みやねじりを防止するためには、各ねじでの所望の調節量そして対応の軸線方向の間隙を得るためにクランクシャフトを数回回転させる必要がある。
他のねじり振動ダンパは、仏国特許文献FR1375156から知られており、このダンパにおいては、制振力はばね付勢式ピストン機構による遠心力に応じて制御される。このばね付勢式ピストン機構はねじプラグによって適所に保持されるが、調節についての付加的に機能は有していない。したがって、この機構は、組付け後、ダンパの上述の調整には適していない。さらに、仏国特許文献FR1375156は、1つの同じチャンバにおけるサブチャンバ間ではなく、隣合うチャンバ間の制振媒体の流れを制御するためのピストンを教示している。
本発明の目的は、上述した従来技術に固有である問題点を解決することにある。特に、本発明は、より容易に調節できるねじり振動ダンパを提供することを目的としている。
この技術的な課題は、特許請求の範囲の請求項1に規定されるねじり振動ダンパによって解決される。より詳細には、本発明は、外側ハウジングと、外側ハウジングに対して同心である内側部品と、外側ハウジングと内側部品との間に形成され、制振媒体が充填された複数のチャンバと、ねじりに対して可撓性を有する様に外側ハウジングと内側部品とを接合する複数の板ばねアセンブリであって、それぞれが複数のチャンバの1つに配置され、当該チャンバを複数のサブチャンバに仕切る複数の板ばねアセンブリと、外側ハウジングに独立して形成された複数のピストンチャンバであって、それぞれが複数のチャンバの1つにおけるサブチャンバと接続されている複数のピストンチャンバと、1つのチャンバにおけるサブチャンバ間の制振媒体の流れを制御するために、複数のピストンチャンバにそれぞれ調節可能に配置された複数のピストンとを備えるねじり振動ダンパを提供する。
複数の独立した調節ヘッド、すなわち調節ピストンの使用を通して、本発明のねじり振動ダンパの制振特性を、上述したリングを有する従来のダンパおけるよりも迅速に調節することができる。このことは、船舶の海上試運転中に動力伝達系を調節するために要する時間を相当に減じることができる。
さらに、バイパスの長さは、より容易に且つより正確に調節をすることができるように、板ばねアセンブリの位置にて環状チャネルの軸線方向の幅と無関係であり、また周方向における板ばねアセンブリの厚さと無関係である。
また、ダンパの液圧制振効果は、板ばねアセンブリ、環状チャネル及び対応のリングの機械加工公差と実質的に無関係である。実際に、本発明は、高い寸法精度と高い形状精度を有する薄い大径のリングを不要とする。このようなリングと比較して、相当に小さなピストンの製造は非常に容易であり、少なくとも同様な調節ヘッドが様々なダンパで使用され得るので、調節ヘッドを連続して製造することができる。これは製造コストを低減する。
さらに、ねじり振動ダンパ全体の分解や追加的な検査ホールの必要がなく、板ばねアセンブリの内視鏡検査のためにモータケーシングの蓋を通して調節ヘッドを取り外すことができる。
本発明のさらなる実施形態は特許請求の範囲に示されている。
本発明の好適な実施形態によれば、ピストンは、板ばねアセンブリを受け入れるチャンバの反対側からピストンチャンバ内に取り付けられ、これはダンパの組立てを容易化する。
本発明の他の好適な実施形態によれば、ピストンチャンバは、外側ハウジングの側壁と一体的に形成された仕切り壁によって、チャンバから離隔される。これによって、バイパスの長さが延び、制振特性のより正確な調節が可能となる。さらに、これによって、板ばねアセンブリと側壁の内面との間の機械加工公差が変動するおそれを軽減する。動作中にチャンバ内でばねを前後に湾曲させるために必要とされる、残っている軸線方向の間隙が非常に小さいため、この間隙を通しての制振媒体の漏れが制振特性に実質的な影響を与えない。
好ましくは、ピストンと、このピストンに対応するピストンチャンバ内で、ピストンと外側ハウジングの一部分との間にコントロールギャップが形成され、このコントロールギャップは前記チャンバから離れて配置され、ピストンにより調節可能である。これによって、バイパスの長さをさらに延ばすことができ、それによって制振特性の調節をより正確なものとする。
このコントロールギャップは、側壁に形成されチャンバからピストンチャンバに側壁を軸線方向に貫通して延びる開口を通して、チャンバと流体的に接続されてもよい。このような開口は、大径のサイドプレートにも容易に形成すことができる。
しかしながら、一般に、各ピストンチャンバはサブチャンバに流体チャネルを介して接続されることができ、この流体チャネルはそれぞれ外側ハウジングの1つ以上の開口によって形成される。
別の実施形態によれば、チャンバは、複数の内周部分(inner circumferential sections)により周方向において仕切られている。少なくとも1つのチャンバは、板ばねアセンブリにより2つのサブチャンバ、すなわち第1のサブチャンバと第2のサブチャンバとに分割され、これらのサブチャンバは、最も外側のばねの外側面と、それぞれ隣合う内周部分の対向する壁面との間に形成される。これは、板ばねアセンブリのばねに交互に負荷をかけることを想定した用途に特に有用である。
さらに他の実施形態において、少なくとも1つのチャンバは、板ばねアセンブリにより3つのサブチャンバ、すなわち、第1のサブチャンバと第2のサブチャンバと第3のサブチャンバとに分割され、第1のサブチャンバと第2のサブチャンバとは、最も外側のばねの外側面と、それぞれ隣合う内周部分の対向する壁面との間に形成されており、第3のサブチャンバは板ばねアセンブリの少なくとも2つのばねの間に形成される。これは、板ばねアセンブリのばねにパルス的に負荷をかける場合に好適である。
本発明の他の好適な実施形態によれば、本ねじり振動ダンパは、ピストンチャンバ内のピストンの位置を個別に固定するための複数のロック手段をさらに備える。このロック手段は周知のタイプのものでよい。ロック手段は、必要とされる場合にダンパの制振特性を容易に変更できるようダンパの外側からアクセスできることが好ましい。
本発明のさらに別の好適な実施形態によれば、各ピストンチャンバは、中央凸部の周りに環状部として形成されており、対応のピストンが中央凸部に固定されている。この構成は、容易な製造と、適切な調節を伴う組立てとを結合させる。中央凸部はバイパスを長くする。
好ましくは、ピストンは中央凸部に螺合される。ピストンを回すことによって、ピストンチャンバ内の間隙を調節することができ、ひいては第1と第2のサブチャンバ間の流れを絞ることができる。中央凸部はおねじ部を有してもよく、ピストンは中央凸部のおねじ部に螺合される。なお、めねじ接続も考えられる。
さらに、調節後にピストンの位置を固定し、したがって制振特性を維持するために、ピストンはねじにより停留されてもよい。
ねじはピストンを貫通して延び、中央凸部のねじ穴に螺合されてもよい。
本発明のさらに別の好適な実施形態によれば、封止用リングが、ピストンの外周壁とピストンチャンバの内周壁との間に配置され、これによって調節ヘッドでの漏洩が防止される。
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明する。
本発明によるねじり振動ダンパの一実施形態を示す縦断面図である。 図1によるタイプのねじり振動ダンパの一実施形態を示す断面図であり、板ばねアセンブリの第1の例を示す図である。 図1によるタイプのねじり振動ダンパの一実施形態を示す断面図であり、板ばねアセンブリの第2の例を示す図である。 図1によるねじり振動ダンパの調節ヘッドを示す詳細断面図である。 従来のねじり振動ダンパを示す縦断面図である。
図1は、回転軸線A周りのねじり振動を減衰するためにクランクシャフトのような回転構成要素に接続できるねじり振動ダンパ10を示している。ねじり振動ダンパ10は、外側ハウジング11と、回転軸線Aの周りに同心に配置された内側部品12とを備えている。外側ハウジング11と内側部品12とは、加圧油のような液状の制振媒体が充填された複数の分離したチャンバ13を画定する。
チャンバ13は、周方向に沿って連続的に配置され、溢流チャネル14を介して互いに接続されている。溢流チャネル14は、外側ハウジング11の内周部分15と内側部品12の外周部分(outer circumferential portions)12aとの間の径方向の間隙によって形成されている。外側ハウジング11の内周部分15は、軸線Aを中心とした周方向においてチャンバ13を区切っている。外側ハウジング11の側壁11a,11bが軸線方向においてチャンバ13を画定している。
外側ハウジング11が内側部品12に対して所定の角度範囲内で前後に回転できるように、複数トルク伝動用の板ばねアセンブリ17が外側ハウジング11と内側部品12とをねじりに関して可撓性を有する態様で接合している。各板ばねアセンブリ17は前記チャンバ13の1つに配置され、そのチャンバ13を2つのサブチャンバに仕切っている。
少なくとも幾つかのチャンバ13におけるサブチャンバはバイパス16によって接続されており、制振媒体が関連のチャンバ13の板ばねアセンブリ17の周りで軸線方向に流通することを可能としている。
外側ハウジング11と内側部品12との相対的な回転によって、板ばねアセンブリ17が変形し、バイパス16及び溢流チャネル14を通して制振媒体が移動して液圧制振効果が得られる。板ばねアセンブリ17は周方向において前後に湾曲し、それによってサブチャンバの容積が一時的に増減する。
板ばねアセンブリ17の例が図2a及び図2bに詳細に示されている。両方の例において、各板ばねアセンブ17は、ばね鋼から作られた1つ以上、例えば2つの板ばね17a,17bから構成されている。板ばね17a,17bは、その径方向外側の端部で外側ハウジング11に固定されている。図2a及び図2bに示される実施形態において、板ばね17a,17bは外側ハウジング11の前記内周部分15同士の間で周方向において挟持され、クランプリング19によって固定されている。内周部分15は外側ハウジング11の側壁11a又は11bと一体的なものであってもよく、又は側壁11a及び11bに固定された中間部材によって形成されてもよい。
図2aに示す第1の例において、2つのサブチャンバ、すなわち第1のサブチャンバ13.1と第2のサブチャンバ13.2はそれぞれ、最も外側のばね17a,17bの外側面と、隣接の中間内周部分15の対向する壁面15a,15bとの間に形成されている。板ばね17a,17bの各々は、その自由端が内側部品12の外周に形成された溝20内へと延びている。各溝20は、周方向において2つの互いに対向する側面(flank)を形成してもよい。図2aに示す負荷がかかっていない状態において、板ばね17a,17bの各々は、溝20の側面の一方に押し付けられた状態で保持されてもよい。中間プレート22が板ばね17a,17bの間で挟まれており、板ばね17a,17bの自由端が小さな自由空間21により互いから離隔されるように板ばね17a,17bの長さの約1/2〜2/3にわたって延びている。板ばね17a,17bは制振動作中に互いに接することなく湾曲することができる。小さな自由空間21は、板ばねアセンブリ17が実際にチャンバ13を第1のサブチャンバ13.1と第2のサブチャンバ13.2とに分割するよう、第1のサブチャンバ13.1と第2のサブチャンバ13.2の容積に比して比較的小さい。外側ハウジング11と内側部品12との相対的な回転が生じた時、板ばね17a,17bの両方が変形する。なお、板ばねアセンブリ17における板ばねの数は2つに限定されず、図2aに示すものよりも大きく又は小さくてもよいことに留意すべきである。例えば、各板ばね17a,17bは、複数の板ばねからなるばね群に置き換えられてもよい。さらに、板ばねアセンブリ17を単一の板ばねに減じることもできるであろう。図2aの例は、特に、板ばねアセンブリ17に交互に負荷をかけるために有用である。
図2bは第2の例を示しており、この例は、板ばねアセンブリ17´の板ばね17a´,17b´に実質的に振動的に負荷をかける必要がある用途に特に有用である。隣合う板ばね17a´,17b´の固定端間のスペーサ23´が両者間の距離を大きくしている。この第2の例におけるスペーサ23´は、板ばね´,17b´間に実質的な自由空間が残るように、内周部分15´間で板ばね17a´,17b´が挟持される領域に限定されている。この自由空間は、最も外側のばね17a´,17b´の外面と隣合う中間内周部分15´の対向する壁面15a´,15b´との間にそれぞれ形成された第1のサブチャンバ13.1´と第2のサブチャンバ13.2´に加えて、第3のサブチャンバ13.3´を形成する。
板ばね17a´,17b´の各々は、内側部品12´の外周に形成された溝20´内へとその自由端が延びている。各溝20´は周方向において互いに対向する2つの側面を有している。図2bに示される無負荷状態において、板ばね17a´,17b´の各々は溝20´の側面の一方に押し付けられた状態で保持され得る。内側部品12´に対して外側ハウジング11´が第1の回転方向に角変位すると、一方の板ばね17a´が変形し、他方の板ばね17b´は非変形状態を維持する。例えば、図2bにおいて、内側部品12´がハウジング11´に対してわずかな角度だけ時計方向に回転すると、左側の板ばね17a´は湾曲するが、右側の板ばね17b´は少なくともわずかな角度については非変形状態を維持する。したがって、第1のサブチャンバ13.1´の容積は増加する一方、第3のサブチャンバ13.3´の容積は減少し、第2のサブチャンバ13.2´の容積はほぼ変化しない。
第1の例と同様に、板ばねアセンブリ17´における板ばねの数は2つに制限されず、図2bに示すものよりも大きくてもよい。例えば、各板ばね17a´,17b´は、複数の板ばねからなるばね群に置き換えられてもよい。
さらに、第1と第2の例において、板ばね17a,17b,17a´,17b´の各々はその径方向内側の端部に向かってテーパが付けられているが、その代わりとして又は追加として、テーパなしのばねが用いられてもよい。
本発明によれば、ねじり振動ダンパ10には、ダンパ10の制振特性を調節するために複数の調節ヘッド30が設けられている。1つの調節ヘッド30の例が図3に詳細に示されている。
各調節ヘッド30は、外側ハウジング11に形成されたピストンチャンバ31と、ピストンチャンバ31に調節可能に配置されたピストン32とを有している。ピストンチャンバ31はチャンバ13の1つのサブチャンバに接続され、ピストン32は、板ばねアセンブリ17の湾曲により制振媒体が対応のチャンバ13内で移動したときにサブチャンバ間での制振媒体の流れを制御するよう構成されている。ピストン32がピストンチャンバ31内に深く移動すると、バイパス16の液圧抵抗が増加し、その逆に、ピストン32が外方に移動すると、バイパス16の液圧抵抗は減少する。
本実施形態において、バイパス16によって得られる液圧制振効果は溢流チャネル14によるものよりも大きい。制振効果はバイパス16によって支配されてもよい。
ダンパの制振特性の調節が完了した後にピストンチャンバ31内にピストン32の位置を個々に固定するために、ロック手段が設けられている。
図3から容易に理解されるとおり、バイパス16の調節部16aは板ばねアセンブリ17を受けるチャンバ13から離れている。したがって、調節部16aは、チャンバ13の内側の構成要素と面の機械加工公差から独立している。加えて、サブチャンバ間の流路の長さは非常に長く、それはバイパス16を通る流量の正確な調節に有効である。
ねじり振動ダンパ10に本発明の概念を具現化する手段は複数ある。1つの非制限的な例を以下に図3を参照して説明する。
図3において、チャンバ13は、外側ハウジング11の側壁11a,11bの内面によって、軸線方向において画定されている。ピストンチャンバ31は、側壁11a,11bの一方に、板ばねアセンブリ17の近傍に一体的に設けられている。
より詳細には、ピストンチャンバ31は、側壁11aと一体的に形成された仕切り壁33により、板ばねアセンブリ17を受け入れるチャンバ13から離隔されている。ピストンチャンバ31は、外側から、すなわちチャンバ13の反対側から側壁11a内に軸線方向にドリル加工又はフライス加工されてもよい。したがって、ピストン32は、ダンパ10を開放することなく外部から、ピストンチャンバ31内に取り付けることができ、またピストンチャンバ31から取り出すことができる。
ピストンチャンバ31は流体チャネル34を介して対応の1つのチャンバ13に接続されている。特に、ピストンチャンバ31は各サブチャンバに1つの流体チャネルを介して接続されている。各流体チャネルは外側ハウジング11の1つ以上の開口によって形成されてもよい。好ましくは、これらの開口は製造を容易にするために軸線方向に延びている。
図2aに示す第1の例においては、ピストンチャンバ31は、第1の流体チャネル34.1を介して第1のサブチャンバ13.1に接続され、第2の流体チャネル34.2を介して第2のサブチャンバ13.2に接続されている。
図2bに示す第2の例においては、ピストンチャンバ31´は、第1の流体チャネル34.1´を介して第1のサブチャンバ13.1´に接続され、第2の流体チャネル34.2´を介して第2のサブチャンバ13.2´に接続され、第3の流体チャネル34.3´を介して第3のサブチャンバ13.3´に接続されている。第1及び第2の流体チャネル34.1´,34.2´の各々は外側ハウジング11の1つ以上の開口61.1´,61.2´によって形成されてもよい。本実施形態において、2つの開口61.3´,61.4´が第3の流体チャネル34.3´に関して示されている。第1の変形態様においては、開口61.1´〜61.4´の全ては共通のピストンチャンバ31´内で開き、液圧的に接続される。あるいは、第1と第3のサブチャンバ13.1´,13.3´間と、第2と第3のサブチャンバ13.2´,13.3´間に個々独立のバイパスを、例えばピストンチャンバ31´の側面に対応の区画室を設けることで形成することができる。
外側ハウジング11,11´と内側部品12,12´との間の角変位が生じたとき、少なくとも1つのサブチャンバの容積が増加し、少なくとも1つの他のサブチャンバの容積が減少する。これによって、制振媒体が、容積が減少したサブチャンバから容積が増加したサブチャンバへと対応の流体チャネルとバイパスを経て流され、液圧的な制振が行われる。
図3に示すように、各ピストンチャンバ31内で、ピストン32と外側ハウジング11の一部分との間にコントロールギャップ35が形成される。コントロールギャップ35は、バイパス16の調節部16aの少なくとも一部分を画定し、又はバイパス16の調節部16aを構成する。コントロールギャップ35はチャンバ13から離れて配置され、ピストン32によって調節可能となっている。図3の実施形態において、コントロールギャップ35は仕切り壁33とピストン32の前面との間に形成される。コントロールギャップ35は、側壁11aに形成されチャンバ13からピストンチャンバ31に側壁11aを貫通して軸線方向に延びる複数の開口を通して、流体的にチャンバ13と接続されている。これらの調節不能型の開口は前述した流体チャネルを画定する。
各ピストンチャンバ31は、中央凸部37の周囲に環状部36として形成され得る。この中央凸部37は仕切り壁33の一部であるものとすることができ、外側ハウジング11の側壁11aと一体的に形成され得る。ピストン32は中央凸部37と螺合され、ピストン32を回すことによってギャップ35を調節することができる。レンチ等のための対応の凸部38がピストン32の外側に設けられている。
中央凸部は、ピストン32のめねじ部と係合するためのおねじ部39を有しているとよい。しかし、ピストンは、外側ハウジング11のねじ穴と係合するためのねじ部分を有してもよい。
本実施形態において、ピストン32は、その調節が完了した後、ピストン32をロックするためのねじ40により留められるとよい。図3において、ねじ40はピストン32を貫通して延び、中央凸部37のねじ穴41と螺合されている。ねじ40はピストン32の凸部38を貫通して延びてもよい。付加的な固定装置42がロック手段の緩み止めのために用いられてもよい。
漏れを防止するために、ピストン32の外周壁44とピストンチャンバ31の内周壁45との間に封止用リング43が配置される。
以上、本発明について特定の実施形態及び変形態様に基づいて詳細に説明した。特に、明確に述べていない場合であっても、実現可能である限りは、他の技術的特徴と関連して説明した個々独立の技術的特徴を他の技術的特徴と組み合わせることができる。したがって、本発明は、上記実施形態や変形態様には限定されず、特許請求の範囲により特定される全ての形態を包含するものである。
10…振動ダンパ、11…外側ハウジング、12…内側部品、13…チャンバ、13.1,13.2;13.1´,13.2´,13.3´…サブチャンバ、14…溢流チャネル、15…内周部分、15a,15b…壁面、16…バイパス、17…板ばねアセンブリ、17a,17b…ばね、20…溝、30…調節ヘッド、31…ピストンチャンバ、32…ピストン、33…仕切り壁、34…流体チャネル、35…コントロールギャップ、36…環状部、37…中央凸部、39…おねじ部、41…ねじ穴、42…固定装置、43…封止用リング、44…外周壁、45…内周壁。

Claims (16)

  1. 外側ハウジング(11)と、
    前記外側ハウジング(11)に対して同心である内側部品(12)と、
    前記外側ハウジング(11)と前記内側部品(12)との間に形成され、制振媒体が充填された複数のチャンバ(13)と、
    ねじりに対して可撓性を有する態様で前記外側ハウジング(11)と前記内側部品(12)とを接合する複数の板ばねアセンブリ(17)であって、それぞれが前記複数のチャンバ(13)の1つに配置され、当該チャンバ(13)を少なくとも2つのサブチャンバ(13.1,13.2;13.1´,13.2´,13.3´)に仕切る複数の板ばねアセンブリ(17)と、
    前記外側ハウジング(11)に独立して形成された複数のピストンチャンバ(31)であって、それぞれが前記複数のチャンバ(13)の1つの前記サブチャンバ(13.1,13.2;13.1´,13.2´,13.3´)と接続されている複数のピストンチャンバ(31)と、
    対応の前記チャンバにおける前記サブチャンバ(13.1,13.2;13.1´,13.2´,13.3´)間の前記制振媒体の流れを制御するために、前記複数のピストンチャンバ(31)にそれぞれ調節可能に配置された複数のピストン(32)と、
    を備えるねじり振動ダンパ。
  2. 前記ピストン(32)が、前記板ばねアセンブリ(17)を受け入れる前記チャンバ(13)の反対側から前記ピストンチャンバ(31)内に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のねじり振動ダンパ。
  3. 前記ピストンチャンバ(31)が、前記外側ハウジング(11)の側壁(11a)と一体的に形成された仕切り壁(33)によって、前記チャンバ(13)から離隔されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のねじり振動ダンパ。
  4. 対応の前記ピストンチャンバ(31)内で、前記ピストン(32)と前記外側ハウジング(11)の一部分との間にコントロールギャップ(35)が形成されており、該コントロールギャップ(35)は前記チャンバから離れて配置され、前記ピストン(32)により調節可能となっていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のねじり振動ダンパ。
  5. 前記チャンバ(13)の各々が、前記外側ハウジング(11)の側壁(11a)の内面によって軸線方向に画定され、前記コントロールギャップ(35)が、前記側壁(11a)に形成され前記チャンバ(13)から前記ピストンチャンバ(31)に前記側壁(11a)を軸線方向に貫通する開口を介して、前記チャンバ(13)に流体的に接続されていることを特徴とする、請求項4に記載のねじり振動ダンパ。
  6. 前記ピストンチャンバ(31)が、前記外側ハウジング(11)の側壁(11a)に一体的に形成された仕切り壁(33)によって、前記チャンバ(13)から離隔されていることを特徴とする、請求項5に記載のねじり振動ダンパ。
  7. 前記ピストンチャンバ(31)の各々が、対応の前記チャンバ(13)のサブチャンバ(13.1,13.2;13.1´,13.2´,13.3´)に流体チャネル(34.1,34.2;34.1´,34.2´,34.3´)を介して接続されており、前記流体チャネル(34.1,34.2;34.1´,34.2´,34.3´)の各々が前記外側ハウジング(11)の1つ以上の開口によって形成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のねじり振動ダンパ。
  8. 前記チャンバ(13)が、内周部分(15)により周方向において仕切られおり、少なくとも1つの前記チャンバ(13)が、板ばねアセンブリ(17)により2つのサブチャンバ、すなわち第1のサブチャンバ(13.1)と第2のサブチャンバ(13.2)とに分割され、前記第1のサブチャンバ(13.1)と前記第2のサブチャンバ(13.2)とが、最も外側のばね(17a,17b)の外側面と、それぞれ隣合う内周部分(15)の対向する壁面(15a,15b)との間に形成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のねじり振動ダンパ。
  9. 前記チャンバ(13´)が、内周部分(15´)により周方向において仕切られおり、少なくとも1つの前記チャンバ(13´)が、板ばねアセンブリ(17´)により3つのサブチャンバ、すなわち、第1のサブチャンバ(13.1´)と第2のサブチャンバ(13.2´)と第3のサブチャンバ(13.3´)とに分割され、前記第1のサブチャンバ(13.1)と前記第2のサブチャンバ(13.2)とが、最も外側のばね(17a´,17b´)の外側面と、それぞれ隣合う内周部分(15)´の対向する壁面(15a´,15b´)との間に形成されており、前記第3のサブチャンバ(13.3´)が前記板ばねアセンブリ(17´)の少なくとも2つのばね(17a´,17b´)の間に形成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のねじり振動ダンパ。
  10. 前記ピストンチャンバ(31)内の前記ピストン(32)の位置を個別に固定するための複数のロック手段(40,42)をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のねじり振動ダンパ。
  11. 前記ピストンチャンバ(31)の各々が、中央凸部(37)の周りに環状部(36)として形成されており、対応の前記ピストン(32)が前記中央凸部(37)に固定されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のねじり振動ダンパ。
  12. 前記ピストン(32)が前記中央凸部(37)に螺合されていることを特徴とする、請求項11に記載のねじり振動ダンパ。
  13. 前記中央凸部(37)がおねじ部(39)を有し、前記ピストン(32)が前記中央凸部(37)の前記おねじ部(39)に螺合されていることを特徴とする、請求項12に記載のねじり振動ダンパ。
  14. 前記ピストン(32)がねじ(40)により留められていることを特徴とする、請求項11〜13のいずれか一項に記載のねじり振動ダンパ。
  15. 前記ねじ(40)が前記ピストン(32)を貫通して延び、前記中央凸部(37)のねじ穴(41)に螺合されていることを特徴とする、請求項14に記載のねじり振動ダンパ。
  16. 封止用リング(43)が、前記ピストン(32)の外周壁(44)と前記ピストンチャンバ(31)の内周壁(45)との間に配置されていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載のねじり振動ダンパ。
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