JP2016089439A - ラッチ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッチ操作用のレバーを施錠状態にすることができるラッチ組立体の提供。【解決手段】ラッチ組立体10が、ラッチ13を操作するためのレバー14と、レバー14が回転可能に取り付けられている基板15とを有する。レバー14には、レバー14と基板15との間に介在するように回転子30が取り付けられている。回転子30はばね35によって付勢されていて、上端部32がラッチ組立体10の後方に向かって回転してレバー14の所要部位に係合すると、回転子30の回転が止まり、下端部33が基板15の所要部位に下方から係合してレバー14が操作することのできない施錠状態になる。レバー14の後端部14bと基板15の後端部15bとの間に形成されている間隙28に押圧部材50を挿入して回転子30の上端部32を後方から押圧すると、回転子30が付勢に抗して回転し、下端部33が基板15の所要部位から離脱し、レバー14がそれを操作することのできる解錠状態になる。【選択図】図3

Description

本発明は、操作レバーを使用してラッチとキーパーとを係合・離脱させることのできるラッチ組立体に関する。
レバーを操作してラッチとキーパーとを係合・離脱させることのできるラッチ組立体は、従来公知である。
例えば、実公平4−39599号公報(特許文献1)に記載の筺体用蓋止金具は、この種のラッチ組立体であって、筺本体に取り付けられる取り付け座と、蓋に取り付けられる受け金とを有する。取り付け座には、操作レバーと掛け金が附属している。掛け金はラッチに相当し、受け金はキーパーに相当する。この筺体用蓋止金具では、取り付け座における連結片と操作レバーとに形成されている透孔に南京錠の掛け金を挿通して、筺本体と蓋とを施錠状態にすることができる。
特許第4152407号(特許文献2)に記載のキャッチクリップ装置もまた、ラッチ組立体と呼ぶことのできるもので、ラッチ受け部とベースとを有し、ラッチ受け部はキーパーに相当する。ベースには、操作レバーと、ラッチ部材とが取り付けられている。操作レバーのスリットに挿入された鍵によってラッチ部材を押圧すると、ラッチ受け部に係合していたラッチ部材がスライドして、ラッチ受け部から外れる。
実公平4−39599号公報 特許第4152407号
前記従来の技術では、キーパーに係合しているラッチが第三者によってキーパーから外されることを防止するために操作レバーを施錠状態にすることができる。その施錠状態を解くには、使用されている南京錠に専用の鍵を使用するか、操作レバーのスリットに挿入することのできる操作レバーに専用の鍵を使用する。しかし、ラッチ組立体の用途によっては、操作レバーを施錠状態にしたいが、その状態はごく簡単な操作やごく簡単な道具によって解くことができればよいという場合がある。そのような場合には、ラッチ組立体が専用の鍵を必要とするものであるということがデメリットになる。
本発明が課題とするところは、そのようなデメリットを解消することができるように改良されたラッチ組立体の提供である。
前記課題を解決するための本発明が対象とするのは、互いに直交する前後方向と幅方向と高さ方向とを有するラッチと前記ラッチを操作するためのレバーと前記レバーを取り付けるための基板とを有するとともに、前記ラッチが係合・離脱するキーパーを有していて、前記レバーを操作することができないように施錠状態にすることのできるラッチ組立体である。
本発明が特徴とするところは、次のとおりである。前記ラッチは、前端部が前記キーパーに係合・離脱する一方、後端部が前記レバーの前端部と後端部との間に回転可能に取り付けられ、前記レバーと前記基板とは前記高さ方向において対向していて、前記レバーの前記前端部が前記基板の前端部に回転可能に取り付けられており、前記レバーには、前記高さ方向において前記レバーと前記基板との間に介在して前記レバーを前記施錠状態にすることが可能な回転子が取り付けられ、前記回転子は、前記レバーの前記後端部において前記幅方向に延びるシャフトを中心に回転可能なものであって、前記レバーの所要部位にばねの付勢下に前方から係合して後方への回転が阻止されている上端部と、前記付勢下に前記基板の後端部における所要部位に前記高さ方向の下方から係合して前記レバーの前記回転を阻止することにより前記レバーを前記施錠状態にする下端部とを有し、前記高さ方向における前記レバーの前記後端部と前記基板の前記後端部との間には所要寸法の間隙が形成され、前記間隙には、前記回転子の前記上端部を前記後方から前記前方に向かって押圧して、前記付勢に抗して回転させることにより、前記回転子の前記下端部を前記基板の前記所要部位から離脱させて前記施錠状態を解くことのできる前記回転子に対しての押圧手段の挿入が可能である。
本発明に係るラッチ組立体では、操作アームを施錠状態にすることのできる回転子が操作アームの後端部と基板の後端部との間に挿入可能な押圧手段によって上端部を押圧されると回転し、操作アームを解錠状態にすることができる。押圧手段は、そのように挿入可能であればよいもので、それ以上に形状を特定することがないから、操作アームに対する解錠操作が簡単になる。
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
ラッチ組立体の平面図。 図1のラッチ組立体の側面図。 図1のIII−III線断面図。 図1のラッチ組立体の斜視図。 押圧部材が挿入されているラッチ組立体の断面図。 レバーが回転した状態にあるラッチ組立体の断面図。 図6のラッチ組立体の斜視図。
添付の図面を参照して、本発明に係る施錠可能なラッチ組立体の詳細を説明すると、以下のとおりである。
図1,2,3は、使用状態にある施錠可能なラッチ組立体10の平面図と側面図と図1のIII−III線断面図とである。組立体10は、使用対象物を限定するものではなく、例えば図示の如く箱9と箱9に対して開閉する蓋8とに使用される。組立体10は、箱9に取り付けられている本体11と、蓋8に取り付けられているキーパー12とを有する。本体11は、ラッチ13と、ラッチ13を操作するためのレバー14と、レバー14が取り付けられている基板15とを有する。基板15とキーパー12とは、固定用ネジ16を介して箱9と蓋8とに固定されている。キーパー12は、本体11の前方に位置し、ラッチ13はレバー14の前方に位置していて、前端部13aがキーパー12に対して離脱可能に係合している。ラッチ13はまた、後端部13bが第1シャフト18を介してレバー14の後記側壁26に対して回転可能に取り付けられている。図1,2,3において、双頭矢印A,B,Cは、ラッチ組立体10における前後方向と幅方向と高さ方向とを示している。本発明において、前後方向Aの前方とは、本体11からキーパー12に向かう方向である。幅方向Bとは、前後方向Aに直交し、本体11が取り付けられている箱9の取り付け面9aに平行して延びる方向であって、ラッチ組立体10の横方向と呼ばれることもある。高さ方向Cとは、前後方向Aと幅方向Bとに直交して延びる方向であり、取り付け面9aから本体11に向かう方向は高さ方向Cにおける上方である。
図3において特に明らかなように、レバー14は頂部17と頂部17の両側それぞれから基板15に向かって垂下する側壁26とを有し、側壁26における前端部14aが第2シャフト22を介して基板15の前端部15aに形成された側壁23に対して回転可能に取り付けられている。基板15は、箱9の取り付け面9aに当接する底部25と、底部25の両側それぞれからレバー14に向かって立ち上がる側壁23と、基板15の後端部15bにおいて底部25からレバー14に向かって立ち上がる後端壁27とを有する。後端壁27は、その高さHを適宜の寸法に設定することができる。ただし、その高さHはレバー14に届くことがなく、後端壁27とレバー14の頂部17との間には高さ方向Cに寸法Fを有する間隙28が形成される。一方、レバー14の側壁26には、切り欠き溝29が形成されている。溝29は、頂部17に沿う上縁17aと、上縁17aに平行する下縁17bと、高さ方向Cへ延びる前端縁17cとを有し、後方に向かって開口し、前後方向Aに寸法Gを有する。高さ方向Cにおいて、前端縁17cの位置は、回転子30の後記後方部分39に符合し、上縁17aと下縁17bとは寸法Jだけ離間していて、間隙28を通って挿入された押圧部材50を回転子30に向かって案内することができる。間隙28と溝29とは、このように押圧部材50を挿入することができるようにつながっている。図には、矢印Sで示す前方に向かって間隙28と溝29とに挿入される押圧部材50が仮想線で示されている。押圧部材50の一例は、後記するように10円硬貨等の硬貨51である。
図3においてはまた、回転子30が第3シャフト31を介してレバー14の側壁26に回転可能に取り付けられている。高さ方向Cにおいて、回転子30は、上端部32と下端部33と、これら両端部32,33の間に位置する中央部34とを有する。上端部32は、第3シャフト31に巻回されているコイル状のばね35の一端部36aが前方から後方に向かって、すなわち図3においては時計方向Eから圧接している前方部分37と、レバー14に当接して、回転子30が時計方向Eへ回転することを阻止している中間部分38と、間隙28の前方に位置する後方部分39とを有している。下端部33は、高さ方向Cの上方に向かってV字状に折曲された状態にあって、フック41を形成している。フック41は、基板15に形成されたフック受け部42の下方に位置していて、レバー14が第2シャフト22を中心に矢印Pで示す上方に向かって回転しようとすると、フック受け部42に当接してその回転を阻止する。中央部34は、レバー14の側壁26に並行する壁部43を有し、壁部43を貫通している第3シャフト31の周面を周方向へ摺動可能に形成されている。第3シャフト31に巻回されているばね35の一端部36aに対する対向端部36bは、第1シャフト18に対して上方から当接し、回転子30を付勢することができるようにばね35が蓄勢状態にある。なお、回転子30は、図示例以外に、上端部32における適宜の部位をその部位に対応するレバー14の所要の部位に前方から係合させることによって回転子30の回転を止めることができる。また、下端部33を基板15に係合させるときの基板15における部位も、図示例のフック受け部42に限らない。回転子30は、下端部33の形状等に対応する基板15の所要の部位に下方から係合させることができる。
図4は、図1のラッチ組立体10を後方から見たときの斜視図であるが、蓋8と箱9との図示が省略されている。図4において、レバー14の後端部14bには溝29が形成されている。基板15の後端部15bには後端壁27が形成されている。レバー14の後端部14bと基板15の後端壁27との間には、間隙28が形成されている。
図5は、図3のラッチ組立体10において、押圧部材50として10円硬貨等の硬貨51を使用し、その硬貨51を間隙28と溝29とに挿入したときの状態を示す図である。硬貨51は、溝29の前端縁17cに当接するまでの過程において、硬貨51の最先端部53が回転子30における後方部分39を押圧して、回転子30をばね35の付勢に抗して矢印E(図3参照)とは反対の前方に向かって、すなわち図3においての反時計方向へ回転させる。それと同時に回転子30におけるフック41を後方に向かって、すなわち反時計方向へ旋回させて、基板15のフック受け部42から離脱させる。その状態でレバー14を矢印P方向へ僅かに回転させれば、フック41はフック受け部42の上方に移動してフック受け部42に係合することのない位置に来る。したがって、レバー14は解錠状態になり、もはや硬貨51によって回転子30を押圧する必要がない。そのときの硬貨51は、溝29から抜き取ってもよいし、溝29に挿入したままにしておいてレバー14を矢印P方向へ回転させるときのレバー14の摘みしろとして使用してもよい。
図6,7は、解錠状態にある図5のレバー14を矢印P方向へ旋回させたときのラッチ組立体10の状態を示している。ただし、蓋8と箱9との図示が省略されている。レバー14の後端部14bに下方から指を当てて矢印P方向へ力を加えると、レバー14は、第2シャフト22を中心に回転し、第1シャフト18は第2シャフト22を中心に旋回する。その第1シャフト18を介してレバー14に取り付けられているラッチ13は、前方へ移動してキーパー12から離脱して、キーパー12との係合が解ける。そのときのラッチ13は、指先で摘めば、第1シャフト18を中心に回転し、図6,7の状態になる。ラッチ13とキーパー12との係合が解けた箱9では、蓋8を自由に開けることができる。
図7において明らかなように、レバー14の側壁26には溝29が形成され、側壁26と26との間には回転子30がある。基板15には後端壁27が形成され、後端壁27の前方にはフック受け部42が形成されている。
蓋8によって箱9を閉じるときには、図6の状態にあるラッチ13を摘んでキーパー12に係合させ、しかる後にレバー14を矢印Pとは反対の方向に回転させる。そのときの回転子30では、フック41の傾斜面41a(図3,6参照)がフック受け部42の後端に上方から衝接し、ばね35の付勢に抗しながら矢印E(図3参照)とは反対の方向へ回転することによって、フック41がフック受け部42を通過する。その後、回転子30がばね35の付勢下に矢印Eの方向へ回転することにより、フック41がフック受け部42の下方に位置する図3の状態となり、レバー14がそれを操作することのできない施錠状態になる。
このように形成されているラッチ組立体10において、押圧部材50として使用する硬貨51は、10円硬貨に限定されるわけではない。硬貨51には、500円硬貨、100円硬貨、50円硬貨等を使用することもできる。硬貨51として主として10円硬貨の使用を予定している場合の寸法Fは、少なくとも1.6mmであることが好ましい。硬貨51の種類を問わない場合の寸法Fは、2−3mmであることが好ましい。また、溝29の寸法Gは、間隙28に挿入された硬貨51が溝29の前端縁17cに当接したときに、硬貨51の最先端部53(図1,5参照)が回転子30を図5の状態にまで、すなわちフック41がフック受け部42から離脱するまで回転させることができるように設定されていることが好ましい。換言すると、溝29の前端縁17cは、硬貨51が回転子30を適度なところにまで回転させることができるように硬貨51を案内するときのストッパーとして作用する。ただし、本発明において、押圧部材50として使用するものは硬貨51に限られるわけではない。押圧部材50は間隙28または間隙28と溝29とに挿入できるものであればよく、それ以上に形状を特定する必要のないものである。例えば、マイナスのドライバを押圧部材50として使用して、ドライバの先端部分を間隙28に挿入して回転子30を付勢に抗して回転させることができる。この場合、溝29は使用することがなく、間隙28がそこに挿入された押圧部材50を回転子30の後方部分39に向かって案内する。間隙28を形成している後端壁27は、指等がラッチ組立体10の後方から回転子30に触れることを防ぐようにも作用している。
これまでに説明した本発明は、少なくとも以下のようにまとめることができる。
互いに直交する前後方向と幅方向と高さ方向とを有するラッチと前記ラッチを操作するためのレバーと前記レバーを取り付けるための基板とを有するとともに、前記ラッチが係合・離脱するキーパーを有していて、前記レバーを操作することができないように施錠状態にすることのできるラッチ組立体であって、
前記ラッチは、前端部が前記キーパーに係合・離脱する一方、後端部が前記レバーの前端部と後端部との間に回転可能に取り付けられ、前記レバーと前記基板とは前記高さ方向において対向していて、前記レバーの前記前端部が前記基板の前端部に回転可能に取り付けられており、
前記レバーには、前記高さ方向において前記レバーと前記基板との間に介在して前記レバーを前記施錠状態にすることが可能な回転子が取り付けられ、
前記回転子は、前記レバーの前記後端部において前記幅方向に延びるシャフトを中心に回転可能なものであって、前記レバーの所要部位にばねの付勢下に前方から係合して後方への回転が阻止されている上端部と、前記付勢下に前記基板の後端部における所要部位に前記高さ方向の下方から係合して前記レバーの前記回転を阻止することにより前記レバーを前記施錠状態にする下端部とを有し、
前記高さ方向における前記レバーの前記後端部と前記基板の前記後端部との間には所要寸法の間隙が形成され、前記間隙には、前記回転子の前記上端部を前記後方から前記前方に向かって押圧して、前記付勢に抗して回転させることにより、前記回転子の前記下端部を前記基板の前記所要部位から離脱させて前記施錠状態を解くことのできる前記回転子に対しての押圧手段の挿入が可能である。
本発明には、少なくとも以下の実施態様がある。
(1)前記高さ方向において、前記基板の前記後端部には前記レバーの前記後端部に向かって立ち上がる後端壁が形成され、前記レバーの前記後端部と前記基板の前記後端壁との間には少なくとも1.6mmの前記間隙が形成され、前記押圧手段として10円硬貨を前記間隙に挿入することができる。
(2)前記レバーは、前記高さ方向において、前記基板と対向する頂部と、前記頂部における前記横方向の両側から前記基板に向かって垂下する側壁部とを有し、前記側壁部の後端には、前記間隙につながっていて、前記頂部に沿って前記前方向延び、前記押圧手段の一部分を挿入可能な切り欠き溝が形成されている。
(3)前記前後方向において、前記回転子の前記上端部は、前記切り欠き溝の前端よりも前方に位置している。
10 ラッチ組立体
12 キーパー
13 ラッチ
13a 前端部
13b 後端部
14a 前端部
14b 後端部
15 基板
15a 前端部
15b 後端部
17 頂部
26 側壁部
27 後端壁
28 間隙
29 溝
30 回転子
31 シャフト
32 上端部
33 下端部
50 押圧手段
51 硬貨
52 前端

Claims (4)

  1. 互いに直交する前後方向と幅方向と高さ方向とを有するラッチと前記ラッチを操作するためのレバーと前記レバーを取り付けるための基板とを有するとともに、前記ラッチが係合・離脱するキーパーを有していて、前記レバーを操作することができないように施錠状態にすることのできるラッチ組立体であって、
    前記ラッチは、前端部が前記キーパーに係合・離脱する一方、後端部が前記レバーの前端部と後端部との間に回転可能に取り付けられ、前記レバーと前記基板とは前記高さ方向において対向していて、前記レバーの前記前端部が前記基板の前端部に回転可能に取り付けられており、
    前記レバーには、前記高さ方向において前記レバーと前記基板との間に介在して前記レバーを前記施錠状態にすることが可能な回転子が取り付けられ、
    前記回転子は、前記レバーの前記後端部において前記幅方向に延びるシャフトを中心に回転可能なものであって、前記レバーの所要部位にばねの付勢下に前方から係合して後方への回転が阻止されている上端部と、前記付勢下に前記基板の後端部における所要部位に前記高さ方向の下方から係合して前記レバーの前記回転を阻止することにより前記レバーを前記施錠状態にする下端部とを有し、
    前記高さ方向における前記レバーの前記後端部と前記基板の前記後端部との間には所要寸法の間隙が形成され、前記間隙には、前記回転子の前記上端部を前記後方から前記前方に向かって押圧して、前記付勢に抗して回転させることにより、前記回転子の前記下端部を前記基板の前記所要部位から離脱させて前記施錠状態を解くことのできる前記回転子に対しての押圧手段の挿入が可能であることを特徴とする前記ラッチ組立体。
  2. 前記高さ方向において、前記基板の前記後端部には前記レバーの前記後端部に向かって立ち上がる後端壁が形成され、前記レバーの前記後端部と前記基板の前記後端壁との間には少なくとも1.6mmの前記間隙が形成され、前記押圧手段として10円硬貨を前記間隙に挿入することができる請求項1記載のラッチ組立体。
  3. 前記レバーは、前記高さ方向において、前記基板と対向する頂部と、前記頂部における前記横方向の両側から前記基板に向かって垂下する側壁部とを有し、前記側壁部の後端には、前記間隙につながっていて、前記頂部に沿って前記前方向延び、前記押圧手段の一部分を挿入可能な切り欠き溝が形成されている請求項2記載のラッチ組立体。
  4. 前記前後方向において、前記回転子の前記上端部は、前記切り欠き溝の前端よりも前方に位置している請求項3記載のラッチ組立体。
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