JP2016089218A - 熱処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降ロッドの軸ブレによるワークの振れを防止できる安価な熱処理装置を提供すること。【解決手段】炉10と、高周波誘導加熱コイル14と、テーブル38に固定され、炉10の下面10aに挿通される昇降ロッド32と、昇降ロッド32を昇降させる昇降機構40と、昇降ロッド32を回転させる回転機構50を備える熱処理装置1において、回転機構50が、昇降ロッド32の下部32bに配置され、昇降ロッド32と一体的に昇降するものであり、炉10の下面10aに設けられ、昇降ロッド32を回転自在及び軸線方向にスライド自在に保持するロッド保持機構31と、ロッド保持機構31に取り付けられ、昇降ロッド32とロッド保持機構31の間をシールするシーリング機構36,37と、昇降ロッド32の下部32bをロッド保持機構31に対してフローティング状態で支持する軸心ズレ吸収機構60とを有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、炉と、炉に内設される高周波誘導加熱コイルと、ワークを支持するテーブルと、テーブルに固定され、炉の下面に挿通される昇降ロッドと、炉の外部に設けられ、昇降ロッドを昇降させる昇降機構と、炉の外部に設けられ、昇降ロッドを回転させる回転機構を備える熱処理設備に関する。
図5は、従来の熱処理装置101を示す図である。熱処理装置101は、例えば、鋼材にて構成されるワークWの焼き入れや浸炭処理等に用いられる。熱処理装置101は、テーブル104に支持されたワークWを炉102に内設した高周波誘導加熱コイル103で加熱する場合に、昇降機構105が、昇降シリンダ106により昇降ロッド107を所定のストローク昇降させ、ワークWを高周波誘導加熱コイル103内で往復運動させる。またこの時、熱処理装置101は、回転機構108がモータ109の回転力をプーリ110,111を介して昇降ロッド107に伝達し、ワークWを回転させる。これにより、ワークWが均一に加熱され、焼き入れや浸炭処理が良好に行われる。尚、昇降ロッド107と炉102との間は、軸シール112によりシールされている(例えば、特許文献1参照)。
また、ワーク検査装置には、ワークを支持するワーク押上げヘッドが昇降用アクチュエータにより上昇してワークの軸部を軸径測定器のワーク挿入穴に挿入させた後、回転駆動機構により回転されることにより、ワークの寸法を測定するものがある。このワーク検査装置は、ワーク押上げヘッドがフローティング機構により変位可能に支持され、ワークの中心とワーク押上げヘッドの中心との位置ズレや傾きを解消する(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−52297号公報 特開平8−252747号公報
しかしながら、図5に示す熱処理装置101は、昇降ロッド107の下部を昇降シリンダ106に片持ちされていた。そのため、昇降ロッド107は、回転機構108により回転される場合に、上部と下部に軸心のずれが生じ、振れが発生していた。昇降ロッド107が振れると、ワークWと高周波誘導加熱コイル103との間の円周方向のコイルギャップが一定でなくなる。その結果、ワークWに加熱ムラが発生し、ワークWの品質にムラが生じていた。また、昇降ロッド107に振れが生じると、軸シール112や昇降シリンダ106、昇降ロッド107等に偏った力が作用するため、設備ダメージが増え、定期保全周期が早まる問題があった。
上記問題を解決するには、昇降ロッド107の上部と下部の軸心を合わせて熱処理装置101を製作することが考えられる。しかし、この場合、装置製作時の加工精度が必要となり、熱処理装置101が高価になってしまう。
一方、上記ワーク検査装置は、高周波誘導加熱コイルでワークを加熱するものでなく、加熱ムラによって、ワークの品質が低下する問題が生じ得ない。また、上記ワーク検査装置は、ワーク押上げヘッドが他の部品に固定されていないため、ワーク押上げヘッドの軸ブレによって設備ダメージが増える問題が生じ得ない。よって、当業者が、昇降ロッド107の軸ブレを解消するために、このワーク検査装置のフローティング機構を熱処理装置101に適用することは、困難である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、昇降ロッドの軸ブレによるワークの振れを防止できる安価な熱処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、炉と、前記炉に内設される円筒状の高周波誘導加熱コイルと、ワークを支持するテーブルと、前記テーブルに固定され、前記炉の下面に挿通される昇降ロッドと、前記炉の外部に設けられ、前記昇降ロッドを昇降させる昇降機構と、前記炉の外部に設けられ、前記昇降ロッドを回転させる回転機構を備える熱処理装置において、前記回転機構が、前記昇降ロッドの下部に配置され、前記昇降ロッドと一体的に昇降すること、前記炉の前記下面に設けられ、前記昇降ロッドを回転自在及び軸線方向にスライド自在に保持するロッド保持機構と、前記ロッド保持機構に取り付けられ、前記昇降ロッドと前記ロッド保持機構との間に形成される隙間をシールするシーリング機構と、前記昇降ロッドの下部を前記ロッド保持機構に対してフローティング状態で支持する軸心ズレ吸収機構とを有することを特徴とする。
上記構成では、高周波誘導加熱コイルがワークを加熱する場合に、回転機構が昇降ロッドを回転させることにより、ワークを回転させると共に、昇降機構が昇降ロッドを昇降させることにより、ワークを昇降させる。昇降ロッドとロッド保持機構の間は、シーリング機構によりシールされているため、ワーク加熱時の炉内の真空状態や雰囲気は保持される。昇降ロッドは、上部がロッド保持機構により炉の下面付近の定位置で支持されているが、下部が軸心ズレ吸収機構によりロッド保持機構に対してフローティング状態で支持されているため、下部が、高周波誘導加熱コイルがワークを均一に加熱することができる許容範囲内で上部に対して動く。これにより、ワーク加熱時に、昇降ロッドは、ワークの品質を低下させないように、上部と下部の軸心ズレが解消され、ワークが振れない。その結果、ワークと高周波誘導加熱コイルとの間の円周方向のコイルギャップが、ワークの品質を低下させない範囲で安定する。つまり、ワークの品質が安定する。また、ロッド保持機構や昇降機構、回転機構等に偏った力が作用しないので、設備ダメージを低減し、定期保全周期を長くできる。更に、装置製作時に昇降ロッドの上部と下部の軸心を合わせる加工精度が要求されず、熱処理装置を安価できる。
従って、上記構成によれば、昇降ロッドの軸ブレによるワークの振れを防止できる熱処理装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る熱処理装置の概観斜視図である。 図1のA−A断面図である。 ワーク可動ユニットの概観斜視図である。 軸ズレ吸収機構の構造を示す図である。 従来の熱処理装置を示す図である。
以下に、本発明に係る熱処理装置の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る熱処理装置1の概観斜視図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、ワーク可動ユニット30の概観斜視図である。図4は、軸ズレ吸収機構60の構造を示す図である。
図1及び図2に示すように、熱処理装置1は、炉10とワーク可動ユニット30を備える。本実施形態では、ワークWに浸炭処理を施すのに熱処理装置1を用いる。
図2に示すように、炉10は、上室11aと下室11bが隔壁12を介して上下に設けられている。隔壁12には、開口部13が、ワークWが通過できる大きさで開設されている。上室11aには、開口部13と同軸上に、高周波誘導加熱コイル(以下、「加熱コイル」と略記する。)14が内設されている。また、上室11aには、真空ポート15が連通している。下室11bには、冷却ガス供給ポート16、作用ガス供給ポート17,18が連通している。図1に示すように、炉10は、開閉扉19により気密に閉じられるワーク出入部20が設けられている。
図2に示すように、ワーク可動ユニット30は、炉10の下面部材10aに加熱コイル14と同軸上に開設された取付穴10bにボールスプライン31が取り付けられ、オイレススプライン軸(昇降ロッドの一例)32が回転自在及び軸線方向にスライド自在に保持されている。ボールスプライン31は、外筒本体33が下面部材10aに溶接され、リテーナ34が取付穴10bに回転可能に配置されており、外筒本体33とリテーナ34の間にはOリング36(シーリング機構の一例)が配置され、リテーナ34とオイレススプライン軸32の間にはXリング(シーリング機構の一例)37が配置されている。
オイレススプライン軸32は、上端部を炉10内に配置するように、炉10の下面部材10aに挿通されている。オイレススプライン軸32の上端部には、ワークWを支持するテーブル38が固定されている。ワーク可動ユニット30は、炉10の外部に、オイレススプライン軸32を昇降させる昇降機構40と、オイレススプライン軸32を回転させる回転機構50を設けている。
図1及び図3に示すように、昇降機構40は、送り機構本体41が炉10に固定されている。送り機構本体41には、ガイド棒42とボールねじ44が平行に取り付けられている。スライダ43は、ガイド棒42と摺動可能に嵌合され、ボールねじ44とねじ結合されている。送り機構本体41の下部には、昇降用モータ45が取り付けられている。昇降用モータ45の出力軸とボールねじ44の下端部は、プーリ機構46を介して連結され、昇降用モータ45の回転力がプーリ機構46を介してボールねじ44に伝達されるようになっている。スライダ43には、ベースプレート47が取り付けられ、そのベースプレート47に回転機構50が取り付けられている。
図1〜図3に示すように、回転機構50は、ベースプレート47に回転用モータ51が取り付けられ、回転用モータ51の出力軸に第1ギヤ52が連結されている。第1ギヤ52は、オイレススプライン軸32の下部32bに連結された第2ギヤ53に噛合し、回転用モータ51の回転力をオイレススプライン軸32に伝達するようにしている。図4に示すように、オイレススプライン軸32の下部32bは、回転ホルダ55に軸受56を介して回転可能に保持される回転体54に連結されている。回転ホルダ55は、複数のボルト57を介してベースプレート47に取り付けられている。
図2に示すように、オイレススプライン軸32は、ボールスプライン31の外筒本体33及びリテーナ34に上部32aを支持され、回転機構50に下部32bを支持されている。図4に示すように、回転機構50は、オイレススプライン軸32の下部32bをボールスプライン31に対してフローティング状態で支持する軸心ズレ吸収機構60を備える。
図4に示すように、本実施形態の軸心ズレ吸収機構60は、カラー61がボルト57の軸部に外装され、ボルト57の頭部とベースプレート47との間で挟み込まれて保持されている。カラー61は、回転ホルダ55に形成された貫通孔62に遊嵌され、カラー61とベースプレート47との間に環状の隙間S1を形成している。カラー61の全長は、回転ホルダ55の鍔部の軸線方向の肉厚より長く、回転ホルダ55の鍔部とベースプレート47との間には、隙間S2が設けられている。また、軸心ズレ吸収機構60は、回転ホルダ55をベースプレート47に形成された貫通孔63に遊嵌し、回転ホルダ55とベースプレート47との間に環状の隙間S3を形成している。よって、回転ホルダ55は、ベースプレート47に対して水平方向(図中左右方向)と垂直方向(図中上下方向)に移動できる。オイレススプライン軸32の下部32bは、回転体54を介して回転ホルダ55に支持されているため、回転ホルダ55と一体的に水平方向及び垂直方向に動くことができ、ボールスプライン31に対してフローティング状態で支持される。オイレススプライン軸32の下部32bがフローティングする量は、隙間S1〜S3により管理される。隙間S1、S3の径方向幅寸法と、隙間S2の図中上下方向の寸法は、ワークWと加熱コイル14との間のコイルギャップがワークW1を均一に加熱できる範囲で変動することを許容する範囲で、設定されている。
次に、本実施形態の熱処理装置1の動作を説明する。
図2に示すように、熱処理装置1は、昇降機構40がオイレススプライン軸32を下限位置まで下降させている場合には、テーブル38が下室11bに配置されている。この状態で、熱処理装置1は、開閉扉19を開いてワーク出入部20から下室11bにワークWが搬入され、テーブル38に支持される。つまり、ワークWは、加熱コイル14に加熱されない退避位置に配置される。ワークWがテーブル38に支持されると、開閉扉19が気密に閉じられる。炉10は、真空ポート15から所定圧まで真空引きされた後、作用ガス供給ポート17,18から作用ガスを供給され、浸炭処理に必要な雰囲気を形成する。熱処理装置1は、Oリング36とXリング37により、ボールスプライン31の外筒本体33とリテーナ34の間、及び、リテーナ34とオイレススプライン軸32の間をシールされ、流体漏れを防止されているため、所望の真空状態や雰囲気を形成し、保持できる。
その後、昇降用モータ45が正方向に回転してボールねじ44を回転させると、スライダ43が上昇する。すると、回転機構50が上昇し、オイレススプライン軸32を押し上げる。これにより、ワークWが下室11bから開口部13を介して上室11aへ移動し、加熱コイル14に囲まれる加熱位置へ移動する。
その後、回転用モータ51が回転し、第1及び第2ギヤ52,53を介してオイレススプライン軸32を回転させる。この間も、昇降用モータ45が正方向と逆方向に回転することにより、ワークWが加熱コイル14内で上下動する。これにより、加熱コイル14による形成磁場がワークWに均一に当たる。この加熱により、作用ガスがワークWの表面に浸透し、ワークWの内部へ拡散する。
オイレススプライン軸32の上部32aは、外筒本体33とリテーナ34を介して炉10の下面部材10aに軸心が動かないように定位置に支持される。一方、オイレススプライン軸32の下部32bは、軸心ズレ吸収機構60によりボールスプライン31に対してフローティング状態で支持されている。そのため、熱処理装置1は、軸心ズレ吸収機構60が、回転機構50の回転ホルダ55と回転体54とオイレススプライン軸32の下部32bの軸心をボールスプライン31に対して一致させるように移動させる。この場合、カラー61が貫通孔62の内周面やベースプレート47に当たることにより、オイレススプライン軸32の下部32bの移動が制限されるので、オイレススプライン軸32が、ワーク加熱時に、ワークW2を均一に加熱できないほど振れない。その結果、ワークWと加熱コイル14との間の円周方向のコイルギャップが、ワークの品質を低下させない範囲で安定する。つまり、ワークWの品質が安定する。また、オイレススプライン軸32が必要以上に振れないので、ボールスプライン31や昇降機構40、回転機構50等に偏った力が作用せず、設備ダメージを低減し、定期保全周期を長くできる。更に、装置製作時に、昇降機構40や回転機構50の構成部品を高精度で製造して公差を小さくしたり、送り機構本体41を軸線に沿って精度良く取り付けたり、昇降機構40や回転機構50を高精度で組み立てたりするなどの高度な加工精度が要求されず、熱処理装置1を安価にできる。
ワークWの加熱が終了したら、真空引きと作用ガスの供給を停止する。そして、回転用モータ51を停止し、昇降用モータ45を逆方向に回転させてオイレススプライン軸32を下降させ、ワークWを退避位置に配置する。そして、冷却ガス供給ポート16から冷却ガスを供給し、ワークWを冷却する。ワークWの冷却が完了したら、開閉扉19を開いてワーク出入部20からワークWを取り出し、開閉扉19を閉じる。これにより、一連の浸炭処理が終了する。
以上の通り、本実施形態によれば、炉10と、炉10に内設される高周波誘導加熱コイル14と、ワークWを支持するテーブル38と、テーブル38に固定され、炉10の下面に挿通されるオイレススプライン軸(昇降ロッドの一例)32と、炉10の外部に設けられ、オイレススプライン軸32を昇降させる昇降機構40と、炉10の外部に設けられ、オイレススプライン軸32を回転させる回転機構50を備える熱処理装置1において、回転機構50が、オイレススプライン軸32の下部32bに配置され、オイレススプライン軸32と一体的に昇降するものであること、炉10の下面部材10aに設けられ、オイレススプライン軸32を回転自在及び軸線方向にスライド自在に保持するボールスプライン(ロッド保持機構の一例)31と、ボールスプライン31とオイレススプライン軸32の間をシールするOリング36及びXリング37(シーリング機構の一例)と、オイレススプライン軸32の下部32bを回転機構に対して移動可能に支持する軸心ズレ吸収機構60とを有することを特徴とするので、オイレススプライン軸32の軸ブレによるワークWの振れを防止でき、熱処理装置1を安価にできる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
(1)例えば、Oリング36及びXリング37に代えて或いは加えて、蛇腹体でオイレススプライン軸32を覆うことにより、シーリング機構を構成しても良い。
(2)例えば、エアや油圧で駆動するシリンダをオイレススプライン軸32に直結し、オイレススプライン軸32を昇降させるようにしても良い。
(3)例えば、オイレススプライン軸32をボールブッシュやLMガイドにより支持するようにしても良い。
(4)例えば、プーリ機構46に代えて、ギヤやチェーンにより昇降用モータ45の回転力をボールねじ44に伝達するようにしても良い。
(5)例えば、第1及び第2ギヤ52,53に代えて、プーリやチェーンにより回転用モータ51の回転力をオイレススプライン軸32に伝達するようにしても良い。
(6)例えば、カラーに代えて、ボールジョイントを軸心ズレ吸収機構60としても良い。
(7)例えば、外筒本体33と下面部材10aをボルト等で機械結合しても良い。
1 熱処理装置
10 炉
10a 下面部材(下面の一例)
14 高周波誘導加熱コイル
31 ボールスプライン(ロッド保持機構の一例)
32 オイレススプライン軸(昇降ロッドの一例)
32b 下部
36 Oリング(シーリング機構の一例)
37 Xリング(シーリング機構の一例)
40 昇降機構
50 回転機構
60 軸心ズレ吸収機構
38 テーブル
W ワーク

Claims (1)

  1. 炉と、前記炉に内設される高周波誘導加熱コイルと、ワークを支持するテーブルと、前記テーブルに固定され、前記炉の下面に挿通される昇降ロッドと、前記炉の外部に設けられ、前記昇降ロッドを昇降させる昇降機構と、前記炉の外部に設けられ、前記昇降ロッドを回転させる回転機構を備える熱処理装置において、
    前記回転機構が、前記昇降ロッドの下部に配置され、前記昇降ロッドと一体的に昇降すること、
    前記炉の前記下面に設けられ、前記昇降ロッドを回転自在及び軸線方向にスライド自在に保持するロッド保持機構と、
    前記ロッド保持機構に取り付けられ、前記昇降ロッドと前記ロッド保持機構との間に形成される隙間をシールするシーリング機構と、
    前記昇降ロッドの下部を前記ロッド保持機構に対してフローティング状態で支持する軸心ズレ吸収機構とを有すること
    を特徴とする熱処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109762972A (zh) * 2019-03-28 2019-05-17 吉林工程技术师范学院 一种机械配件热处理生产用淬火装置
CN112501420A (zh) * 2020-12-02 2021-03-16 汇通胜(广州)科技有限公司 一种利用涡流感应直齿轮用热处理高端装置

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