JP2016088498A - シフト装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シフト装置1は、ベース部材30に回動可能に軸支され、シフトレバー10のシフト方向の揺動に追従して回動するロータ部材80と、ベース部材30に回動可能に軸支され、シフトレバー10のセレクト方向の揺動に追従して回動するレバー部材90とを備え、検出部材として、回路基板70に搭載され、かつ、ロータ部材80の被検出部に対向するホールセンサ71と、ホールセンサ71が搭載されている回路基板70の同一面に搭載され、かつ、レバー部材90の被検出部に対向するホールセンサ72を有する。
【選択図】図6
Description
また、本発明の他の課題は、構造が簡単であって小型化が容易であり、温度変化の影響を受けにくく、かつ、異物の侵入を防ぐことができるシフト装置を提供することである。
さらに、本発明の他の課題は、シフト機構のシフトロックとマニュアルモードへの復帰機構をまとめて、シフトロック状態か否かを検出する検出手段を、シフト位置を検出する検出手段が設けられている同一基板上に配置し、より小型のシフト装置を提供することである。
請求項1の発明は、操作可能なシフトレバー(10,210,310)と、前記シフトレバー(10,210,310)を複数の操作ポジションにガイドするガイド溝(21,52,252,352c)を有するガイド部材(20,50,250,352)と、前記シフトレバー(10,210,310)の揺動方向を検出する検出部材(71,72,271,272,371,372)が配置された回路基板(70,270,370)と、前記回路基板(70,270,370)を保持する収容部(33,233,333)を有するベース部材(30,230,330)と、前記回路基板(70,270,370)及び前記ベース部材(30,230,330)を収容するケース(40,240,340)と、を備え、前記ベース部材(30,230,330)に回動可能に軸支され、前記シフトレバー(10,210,310)の第1揺動方向の揺動に追従して回動する第1被検出部材(80,280,380)と、前記ベース部材(30,230,330)に回動可能に軸支され、前記シフトレバー(10,210,310)の第2揺動方向の揺動に追従して回動する第2被検出部材(90,290,390)と、をさらに備え、前記検出部材(71,72,271,272,371,372)は、前記回路基板(70,270,370)に搭載され、かつ、前記第1被検出部材(80,280,380)の被検出部(82,282,382)に対向する第1検出部材(71,271,371)と、前記第1検出部材(71,271,371)が搭載されている前記回路基板(70,270,370)の同一面に搭載され、かつ、前記第2被検出部材(90,290,390)の被検出部(92,292,392)に対向する第2検出部材(72,272,372)と、を有すること、を特徴とするシフト装置(1,2,3)である。
また、本発明のシフト装置は、構造が簡単であって小型化が容易であり、温度変化の影響を受けにくく、かつ、異物の侵入を防ぐことができる。
さらに、本発明のシフト装置は、シフト機構のシフトロックとマニュアルモードへの復帰機構をまとめて、シフトロック状態か否かを検出する検出手段を、シフト位置を検出する検出手段が設けられている同一基板上に配置し、より小型化を図ることができる。
図1は、本発明によるシフト装置1の実施形態を示す上面図である。なお、図1では、一部の部材を透視して示している。
図2は、シフト装置1を図1中の矢印A−Aにおいて切断して示した断面図である。
図3は、シフト装置1を図1中の矢印C−Cにおいて切断して示した断面図である。
図4は、シフト装置1を図1中の矢印D−Dにおいて切断して示した断面図である。
図5は、シフト装置1を図3中の矢印B−Bにおいて切断して示した断面図である。
図6は、シフト装置1を構成する部材の一部について示した斜視図である。
なお、図1から図6を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
さらに、以下に示す各図には、説明と理解を容易にするために、図中にXYZ直交座標系を設けたが、これらは単に図中の向きを統一して説明するために設定したものであり、絶対的な座標を示すものではない。
ボール部11は、シフトレバー10が挿入されることによりシフトレバー10と一体化されており、外形形状が略球形状に形成されている。ボール部11には、Xマイナス側とYプラス側とにそれぞれスリット状に開口した係合溝11a,11bが設けられている。
係合溝11aには、後述の係合片81が摺動可能な状態で係合している。また、係合溝11bには、後述の係合片91が摺動可能な状態で係合している。
さらに、ボール部11には、節度部材12が取り付けられている。この節度部材12には、不図示の付勢部材及び小球体が設けられており、ガイドケース50の節度溝51に対して節度部材12の先端に設けられた小球体が付勢された状態で当接している。シフトレバー10を操作すると、この節度部材12が隣の節度溝51へと移動するときに、操作時に適度な抵抗感(節度感、クリック感)を得ることができ、操作感を向上させることができる。また、節度部材12と節度溝51との係合によって、シフトレバー10の操作位置が保持される。
ガイド溝21は、シフトレバー10を複数の操作ポジションにガイドする。具体的には、ガイド溝21は、Rポジション(後退),Dポジション(走行),Nポジション(中立),センターポジション(図1の位置),Bポジション(慣性ブレーキ)のシフト位置にシフトレバー10の揺動範囲を規制するようにガイドする。なお、Bポジションについては、Lポジション(ロー),Mポジション(マニュアル)等としてもよい。ここで、シフトレバー10の先端がY方向に沿って移動する揺動方向をシフト方向(第1揺動方向)と呼び、シフトレバー10の先端がX方向に沿って移動する揺動方向をセレクト方向(第2揺動方向)と呼ぶこととする。
図7は、ベース部材30を示す上面図である。
図8は、ベース部材30を図7中の矢印E−Eにおいて切断して示した断面図である。
図9は、ベース部材30を図7中の矢印G側から見た図である。
ベース部材30は、その略中央部分にボール部11を保持することによりシフトレバー10を揺動可能に保持する凹部31を有している。図8に示すように、凹部31は、上側(Zプラス側)と、図8における右側(Xプラス側)に開口して形成されている。
ベース部材30の図8における左側(Xマイナス側)の面には、左側(Xマイナス側)に開口して形成された収容開口部32を有する収容部33が設けられている。この収容部33には、回路基板70が保持されて収容される。この収容開口部32は、凹部31が開口する方向とは異なる方向に開口しているので、凹部31と収容開口部32とを1つのベース部材30によって構成することが可能である。また、後述のケース40によって、これら凹部31及び収容開口部32を完全に覆う構成が容易になる。
第1軸支部34は、ロータ部材80の軸部80aを、シフトレバー10のシフト方向の揺動に追従して回動可能となるように軸支持している。
第2軸支部35は、レバー部材90の軸部90aを、シフトレバー10のセレクト方向の揺動に追従して回動可能となるように軸支持している。
第1軸支部34及び第2軸支部35は、それぞれ図9及び図8に示したように、いずれも円形状の開口部の周囲外側に向かって開口形状が凸となる切欠き開口部34a,35aが繋がった形状に形成されている。この切欠き開口部34a,35aに、ロータ部材80,レバー部材90の対応する抜け止め部の位置を合わせて挿入することにより、ロータ部材80,レバー部材90が取り付けられる。
さらに、ベース部材30は、ケース40の後述する貫通孔43に挿通される保持板36を凹部31の周囲に有している。
図11は、ケース40を図10中の矢印F−Fにおいて切断して示した断面図である。
ケース40は、ボール部11が収容される位置に、ボール部11よりも大きな略円筒状に形成されたボール収容部41を有している。ボール収容部41の内周側には、弾性爪部42と、貫通孔43とが形成されている。
弾性爪部42は、ボール部11に対してシフトレバー10の軸線方向(Z方向)に係合する引掛部42aを備えており、本実施形態では、4箇所設けられている。
貫通孔43は、弾性爪部42の背面側、すなわち引掛部42aが突出してボール部11を収容する側とは反対側において上下方向(Z方向)に貫通して形成されている。
ベース部材30をケース40に取り付けていない状態では、ケース40に設けられた弾性爪部42は、ボール部11が引掛部42aを通過してシフトレバー10の軸線方向(Z方向)から挿入可能なように貫通孔43側へ弾性変形可能である。
ケース40へは、先ずボール部11がシフトレバー10の軸線方向(Z方向)から引掛部42aを通過させられて挿入され、その後に、ベース部材30がケース40に取り付けられる。保持板36は、ベース部材30をケース40に取り付けた状態では、保持板36が貫通孔43に挿入されて弾性爪部42の背面とボール収容部との間に位置するようになる。この状態では、ケース40に設けられた弾性爪部42は、貫通孔43に挿通された保持板36によって弾性変形を阻止されている。よって、引掛部42aがボール部11に対して係合した状態で、弾性爪部42は、弾性変形不能な状態となっている。このように、ボール部11は、ベース部材30及びケース40によってシフトレバー10の揺動が可能な状態で、確実に保持される。
ガイド溝52もガイド溝21と同様に、シフトレバー10を複数の操作ポジションにガイドする。なお、シフトレバー10が接触してガイドされるのは、ガイド溝52であり、ガイドケース50には、シフトレバー10からの負荷が掛かる。よって、ガイドケース50は、シャフト53を用いてケース40に対して強固に固定されている。
ホールセンサ71がマグネット82の回転角度を検出することにより、シフトレバー10がシフト方向におけるYプラス側に移動したのか、又は、Yマイナス側に移動したのかを判断可能である。
ホールセンサ72がマグネット92の位置を検出することにより、シフトレバー10がセレクト方向におけるXプラス側(R,N,Dのいずれか)に移動したのか、又は、Xマイナス側(中立位置:図1の状態、又はB位置)にあるのかを判断可能である。
また、本実施形態では、ホールセンサ72を2つ設けて、一方のセンサが故障しても検出が可能としているが、これは1つとしてもよい。
ロータ部材80の他端部(Xプラス側の端部)には、係合片81が固定されている。この係合片81は、シフトレバー10の操作軸方向に形成された係合溝11aに係合しており、シフトレバー10のシフト方向の動作に追従して回転する。
本実施形態のマグネット92は、先端側(ホールセンサ72に近い側)をN極としており、極性方向の見分けが容易なように、N極側(先端側)がS極側よりも細く形成されている。なお、ホールセンサ72がS極用の場合には、マグネット92の先端側をS極とするとよい。
図15は、非線形出力のホールセンサ71の出力波形を示す図である。
先に説明したように、ホールセンサ71には、回転角度を検出することのできるホールICを用いており、ホールセンサ71は、マグネット82の回転による磁束角度の変化を検出し、検出した磁束角度の変化に比例した電圧を検出信号として出力している。例えば、図14のように直線の波形(線形出力)となるリニアホールICを用いてもよく、図15のように非線形の波形(非線形出力)を有するホールICを用いてもよい。後者によれば、出力側の図示しない上位ECUの仕様を変更することなくホールICの出力を自由に設定することができる。本実施形態では、ホールセンサ71の出力波形は、ロータ部材80の回転位置(回転角度)に応じて、R位置、N位置又はセンター位置、D位置又はB位置の順に、出力電圧が線形に変化する。よって、ホールセンサ71から出力される電圧を監視することにより、シフトレバー10のシフト方向の揺動位置を判定できる。
先に説明したように、ホールセンサ72は、マグネット92の存否を判定するだけでよいので、アナログホールICを用いている。そして、ホールセンサ72の出力波形は、レバー部材90の回転位置(回転角度)に応じて、B位置又はセンター位置ではローとなり、R位置、D位置、N位置ではハイとなり、シフトレバー10のセレクト方向の揺動位置を判定できる。
図17は、本発明によるシフト装置2の実施形態を示す斜視図である。
図18は、図17からノブ214及びベゼル220を取り外したシフト装置2の斜視図である。
図19は、シフト装置2の分解斜視図である。
図20は、シフト装置2を別の角度から見た斜視図である。
図21は、図20からノブ214及びベゼル220を取り外したシフト装置2の斜視図である。
図22は、ノブ214を取り外したシフト装置2の上面図である。
図23は、シフト装置2を図22中の矢印H−Hにおいて切断して示した断面図である。
図24は、シフト装置2を図22中の矢印I−Iにおいて切断して示した断面図である。
図25は、シフト装置2を図22中の矢印J−Jにおいて切断して示した断面図である。
図26は、図22からさらにベゼル220を取り外したシフト装置2の上面図である。
図27は、シフト装置2を図26中の矢印K−Kにおいて切断して示した断面図である。
なお、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分は、重複する説明を適宜省略する。
ボール部211は、シフトレバー210が挿入されることによりシフトレバー210と一体化されており、外形形状が略球形状に形成されている。ボール部211には、Xマイナス側とYプラス側とにそれぞれスリット状に開口した係合溝211a,211bが設けられている。
係合溝211aには、後述の係合片281が摺動可能な状態で係合している。また、係合溝211bには、後述の係合片291が摺動可能な状態で係合している。
ベース部材230のXマイナス側の面には、Xマイナス側に開口して形成された収容開口部232を有する収容部233が設けられている。この収容部233には、回路基板270が保持されて収容される。この収容開口部232は、凹部231が開口する方向とは異なる方向に開口しているので、凹部231と収容開口部232とを1つのベース部材230によって構成することが可能である。また、後述のケース240によって、これら凹部231及び収容開口部232を完全に覆う構成が容易になる。
第1軸支部234は、ロータ部材280の軸部280aを、シフトレバー210のシフト方向の揺動に追従して回動可能となるように軸支持している。
第2軸支部235は、レバー部材290の軸部290aを、シフトレバー210のセレクト方向の揺動に追従して回動可能となるように軸支持している。
第1軸支部234及び第2軸支部235は、第1実施形態と同様に、いずれも円形状の開口部の周囲外側に向かって開口形状が凸となる切欠き開口部が繋がった形状に形成されている。この切欠き開口部に、ロータ部材280,レバー部材290の対応する抜け止め部の位置を合わせて挿入することにより、ロータ部材280,レバー部材290が取り付けられる。
壁部238は、ガイドカバー213により導かれた異物がベース部材230の外に移動しないように遮るために設けられており、ベース部材230の上面(Zプラス側面)の全周を囲むようにZプラス側へ突出して設けられている。
排出部239は、ガイドカバー213によりベース部材230の上面へ導かれた異物をベース部材230の外に排出するように設けられた異物用の排出口である。本実施形態では、排出部239は、異物を下方へ排出するように開口されており、その先の排出経路は、ケース240により完全に囲まれた形態で形成されており、異物が回路基板270等へ進むことはない。
本実施形態では、ガイドカバー213によりベース部材230の開口部(貫通孔237)を覆い、ベース部材230内への水や塵等の異物の侵入を防止し、さらに壁部238及び排出部239により異物をベース部材230の外へ誘導するようにした。よって、異物がシフト装置2の内部に侵入することを確実に防止できる。
ガイド溝252は、シフトレバー210を複数の操作ポジションにガイドする。具体的には、ガイド溝252は、第1実施形態と同様に、Rポジション(後退),Dポジション(走行),Nポジション(中立),センターポジション(図1の位置),Bポジション(慣性ブレーキ)のシフト位置にシフトレバー210の揺動範囲を規制するようにガイドする。なお、Bポジションについては、Lポジション(ロー),Mポジション(マニュアル)等としてもよい。ここで、シフトレバー210の先端がY方向に沿って移動する揺動方向をシフト方向(第1揺動方向)と呼び、シフトレバー210の先端がX方向に沿って移動する揺動方向をセレクト方向(第2揺動方向)と呼ぶこととする。
ホールセンサ271がマグネット282の回転角度を検出することにより、シフトレバー210がシフト方向におけるYプラス側に移動したのか、又は、Yマイナス側に移動したのかを判断可能である。
ホールセンサ272がマグネット292の位置を検出することにより、シフトレバー210がセレクト方向におけるXプラス側(R,N,Dのいずれか)に移動したのか、又は、Xマイナス側(中立位置又はB位置)にあるのかを判断可能である。
また、本実施形態では、ホールセンサ272を2つ設けて、一方のセンサが故障しても検出が可能としているが、これは1つとしてもよい。
ロータ部材280の他端部(Xプラス側の端部)には、係合片281が固定されている。この係合片281は、シフトレバー210の操作軸方向に形成された係合溝211aに係合しており、シフトレバー210のシフト方向の動作に追従して回転する。
本実施形態のマグネット292は、先端側(ホールセンサ272に近い側)をN極としており、極性方向の見分けが容易なように、N極側(先端側)がS極側よりも細く形成されている。なお、ホールセンサ272がS極用の場合には、マグネット292の先端側をS極とするとよい。
図28は、本発明によるシフト装置3の実施形態を示す斜視図である。
なお、図28は、ベゼル320を省略して示している。
また、図28を含み以下に示す各図には、説明と理解を容易にするために、図中にXYZ直交座標系を設けたが、これらは単に図中の向きを統一して説明するために設定したものであり、絶対的な座標を示すものではない。
図29は、シフト装置3にベゼル320を取り付けた状態を示す図である。
図30は、シフト装置3の要部を示す斜視図である。
図31は、シフト装置3の要部を示す斜視図である。
図32は、シフト装置3の要部を示す斜視図である。
図33は、規制部材356を示す斜視図である。
図34は、図33に示す規制部材356から規制部ギヤ357を取り除いた状態を示す斜視図である。
図35は、シフト装置3の要部をYマイナス側から見た側面図である。
図36は、シフト装置3の要部をXプラス側から見た側面図である。
図37は、シフト装置3の要部を図36中に示した矢印L−Lの位置で切断した断面図である。
図38は、シフトレバー310がホーム位置にある状態において、シフトレバー保持機構を図36中に示した矢印N−Nの位置で切断した断面図である。
図39は、シフトレバー310が手動操作位置にある状態において、シフトレバー保持機構を図36中に示した矢印N−Nの位置で切断した断面図である。
なお、これら各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
なお、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同様の機能を果たす部分は、重複する説明を適宜省略する。
ボール部311は、シフトレバー310が挿入されることによりシフトレバー310と一体化されており、外形形状が肉抜き形状が設けられているものの全体としては略球形状に形成されている。ボール部311には、Xマイナス側とYプラス側とにそれぞれスリット状に開口した係合溝311a,311bが設けられている。
係合溝311aには、後述の係合片381が摺動可能な状態で係合している。また、係合溝311bには、後述の係合片391が摺動可能な状態で係合している。
さらに、ボール部311には、シフトレバー保持機構を構成する節度部材312が取り付けられている。この節度部材312には、図38及び図39に示すように、付勢部材312a及び当接ピン312bが設けられている。ギヤベース部材351に取り付けられたディテント部材352には、シフトレバー310の揺動位置に対応した位置に節度溝352a,352bが設けられている。これら節度溝352a,352bに対して節度部材312の先端に設けられた当接ピン312bが付勢された状態で当接している。シフトレバー310をホーム位置から手動操作位置へと操作すると、節度部材312が図38の位置から図39の位置へと移動して、当接ピン312bの位置も節度溝352aから節度溝352bへと移動し、操作時に適度な抵抗感(節度感、クリック感)を得ることができ、操作感を向上させることができる。また、当接ピン312bと節度溝352a,352bとの係合によって、シフトレバー310の操作位置が保持され、シフトレバー保持機構として機能する。
また、ベース部材330は、回路基板370を保持する収容部333を有している。この収容部333は、ベース部材330のXマイナス側の面に、Xマイナス側に向けて開口して形成されている。この収容部333は、上述のボール部311を保持する部分が開口する方向とは異なる方向に開口しているので、ボール部311を保持する部分と収容部333とを1つのベース部材330によって構成することが可能である。また、後述のケース340によって、これらを完全に覆う構成が容易になる。
また、ベース部材330は、ロータ部材380及びレバー部材390のそれぞれを回動可能に軸支持している。
上述した様に、ウォームホイール354aは、ウォーム353と噛み合っており、ギヤ部354bは、規制部ギヤ357と噛み合っている。
ギヤシャフト354cは、ホーム位置にあるシフトレバー310が延在する方向と平行な方向(Z軸方向)に延在している。
以上の構成により、シフトレバー規制機構350は、所定の条件下でシフトレバー310のMポジションへの移動を規制する。
ホールセンサ371がマグネット382の回転角度を検出することにより、シフトレバー310がシフト方向におけるYプラス側に移動したのか、又は、Yマイナス側に移動したのかを判断可能である。
ホールセンサ372がマグネット392の位置を検出することにより、シフトレバー310がセレクト方向におけるXマイナス側(Rポジション,Dポジションのいずれか)に移動したのか、Hポジションにあるのか、又は、Xプラス側(Mポジション)にあるのかを判断可能である。
ホールセンサ(第3検出部材)373は、N極、S極のどちらにも反応し、かつ、検出した磁極に応じて異なる信号を出力するホールICにより構成されており、規制部材356の回転位置を検出する。
ロータ部材380の他端部(Xプラス側の端部)には、係合片381が固定されている。この係合片381は、シフトレバー310の操作軸方向に形成された係合溝311aに係合しており、シフトレバー310のシフト方向の動作に追従して回転する。
シフトレバー310がHポジションからMポジションに移動すると、シフトレバー保持機構を構成する節度部材312及びディテント部材352により、Mポジションにシフトレバー310が保持される。
その状態でシフトレバー310は、シフト方向に操作可能であり、+でシフトアップ、−でシフトダウンの操作が可能となる。
これにより、再度エンジンが始動し、さらにシフトレバー310がドライブ位置(D)かバック位置(R)にされない限り、Mポジションへの移動が規制部材356の当接部356bによって規制される。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
2 シフト装置、210 シフトレバー、211 ボール部、211a 係合溝、211b 係合溝、212 節度部材、212a 付勢部材、212b 当接ピン、213 ガイドカバー、214 ノブ、220 ベゼル、221 貫通孔、222 フック部、230 ベース部材、231 凹部、232 収容開口部、233 収容部、234 第1軸支部、235 第2軸支部、236 凸部、237 貫通孔、238 壁部、239 排出部、240 ケース、250 ガイドケース、251 節度溝、252 ガイド溝、253 シャフト、254 プッシュナット、260 ホルダ、270 回路基板、271 ホールセンサ、272 ホールセンサ、280 ロータ部材、280a 軸部、281 係合片、282 マグネット、290 レバー部材、290a 軸部、290b アーム部、291 係合片、292 マグネット、
3 シフト装置、310 シフトレバー、311 ボール部、311a 係合溝、311b 係合溝、311c レバー側当接部、312 節度部材、312a 付勢部材、312b 当接ピン、320 ベゼル、321 貫通孔、330 ベース部材、333 収容部、340 ケース、350 シフトレバー規制機構、351 ギヤベース部材、352 ディテント部材、352a 節度溝、352b 節度溝、352c ガイド溝、353 ウォーム、354 伝達ギヤ、354a ウォームホイール、354b ギヤ部、354c ギヤシャフト、355 シャフト、356 規制部材、356a カム部、356b 当接部、356c マグネット、356d マグネット、357 規制部ギヤ、358 制御部、370 回路基板、371 ホールセンサ、372(372a,372b) ホールセンサ、373 ホールセンサ、380 ロータ部材、381 係合片、382 マグネット、390 レバー部材、390b アーム部、391 係合片、392 マグネット、M モータ
Claims (9)
- 操作可能なシフトレバーと、
前記シフトレバーを複数の操作ポジションにガイドするガイド溝を有するガイド部材と、
前記シフトレバーの揺動方向を検出する検出部材が配置された回路基板と、
前記回路基板を保持する収容部を有するベース部材と、
前記回路基板及び前記ベース部材を収容するケースと、
を備え、
前記ベース部材に回動可能に軸支され、前記シフトレバーの第1揺動方向に追従して回動する第1被検出部材と、
前記ベース部材に回動可能に軸支され、前記シフトレバーの第2揺動方向に追従して回動する第2被検出部材と、
をさらに備え、
前記検出部材は、
前記回路基板に搭載され、かつ、前記第1被検出部材の被検出部に対向する第1検出部材と、
前記第1検出部材が搭載されている前記回路基板の同一面に搭載され、かつ、前記第2被検出部材の被検出部に対向する第2検出部材と、
を有すること、
を特徴とするシフト装置。 - 請求項1に記載のシフト装置において、
前記シフトレバーの一端部に一体に設けられたボール部と、
前記ベース部材に設けられ、前記ボール部を揺動可能に保持する凹部と、
を備え、
前記第1被検出部材は、前記ベース部材に回動可能に軸支され、一端部に前記第1揺動方向の回転軸線に対して垂直な平面上で回転可能に前記被検出部を保持するロータ部材により構成され、
前記第2被検出部材は、前記ベース部材に回動可能に軸支され、前記第2揺動方向の回転軸線に対して垂直方向に延設されたアーム部の一端部に前記被検出部を保持するレバー部材により構成され、
前記ロータ部材及び前記レバー部材のそれぞれの他端部には、前記ボール部の前記シフトレバーの操作軸方向に形成された係合溝に係合し、前記シフトレバーの前記第1揺動方向又は前記第2揺動方向の動作に追従させる係合片を設けたこと、
を特徴とするシフト装置。 - 請求項2に記載のシフト装置において、
前記第1被検出部材の被検出部は、N極とS極がいずれも前記第1検出部材に対向するように前記ロータ部材に配置されたマグネットであり、
前記第1検出部材は、前記ロータ部材が前記シフトレバーの前記第1揺動方向に従って前記第1被検出部材の被検出部としての前記マグネットを前記第1検出部材に対向させた状態で回転したときの、前記マグネットの回転角度を検出するホールセンサであること、
特徴とするシフト装置。 - 請求項2又は請求項3に記載のシフト装置において、
前記第2被検出部材の被検出部は、前記シフトレバーがニュートラル位置にあるときに前記第2検出部材に対向するように前記レバー部材に配置されたマグネットであり、
前記第2検出部材は、前記レバー部材が前記シフトレバーの前記第2揺動方向に従って前記第2被検出部材の被検出部としての前記マグネットを当該第2検出部材から離間又は接近させたとき、前記マグネットが対向する位置に存在するか否かを検出するホールセンサであること、
を特徴とするシフト装置。 - 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載のシフト装置において、
前記ベース部材の前記凹部とは反対側には、前記凹部と対応する凸部が形成されており、
前記凸部に開口された貫通孔を貫通して前記シフトレバーが配置されており、
前記シフトレバーに嵌合し、かつ、前記凸部を覆うようにして配置されて前記凸部の前記貫通孔への外部からの異物の侵入を阻止して異物を前記凸部の周辺部へ導くガイドカバーをさらに備え、
前記ベース部材には、
前記ガイドカバーにより導かれた異物が前記ベース部材外に移動しないように遮る壁部と、
前記ガイドカバーにより導かれた異物を前記ベース部材外に排出する排出部と、
がさらに設けられていること、
を特徴とするシフト装置。 - 中立位置から複数の操作ポジションに操作可能なシフトレバーと、
前記シフトレバーを前記複数の操作ポジションにガイドするガイド溝を有するガイド部材と、
前記シフトレバーの揺動方向を検出する検出部材が配置された回路基板と、
所定の条件下で前記シフトレバーの所定の操作ポジションへの移動を規制するシフトレバー規制機構と、
を備え、
前記シフトレバーの第1揺動方向の揺動に追従して位置変化する第1被検出部材と、
前記シフトレバーの第2揺動方向の揺動に追従して位置変化する第2被検出部材と、
前記シフトレバー規制機構に設けられ、シフト規制位置と解除位置とに位置が変化する規制部材と、
前記規制部材の作動に追従して位置変化する第3被検出部材と、
をさらに備え、
前記検出部材は、
前記回路基板に搭載され、かつ、前記第1被検出部材の被検出部に対向する第1検出部材と、
前記第1検出部材が搭載されている前記回路基板の同一面に搭載され、かつ、前記第2被検出部材の被検出部に対向する第2検出部材と、
を有し、
さらに、前記第1検出部材が搭載されている前記回路基板の同一面に搭載され、かつ、前記第3被検出部材の被検出部に対向する第3検出部材を有すること、
を特徴とするシフト装置。 - 請求項6に記載のシフト装置において、
前記シフトレバー規制機構を駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータを制御する制御部と、
前記シフトレバーが中立位置から手動操作位置に操作されると、前記シフトレバーの位置を前記手動操作位置に保持するシフトレバー保持機構と、
を有し、
前記シフトレバーが前記手動操作位置にあるときに所定の条件となったことを条件に前記制御部が前記アクチュエータを作動させて前記規制部材の位置を変化させることにより前記シフトレバーに当接し、前記シフトレバー保持機構による前記シフトレバーの保持状態を解除する当接部を前記規制部材に設けたこと、
を特徴とするシフト装置。 - 請求項7に記載のシフト装置において、
前記規制部材は、前記シフトレバーが中立位置にあるときに前記シフトレバーと平行となる回転軸と一体となって回転可能に設けられており、前記回転軸に対して偏心した円弧状のカム部を有し、当該カム部に前記当接部が形成されていること、
を特徴とするシフト装置。 - 請求項8に記載のシフト装置において、
前記制御部は、前記シフトレバーが前記手動操作位置にあるときに車両が所定のシフト規制条件を充たしたと判定したとき、前記アクチュエータを作動させて前記規制部材を駆動して、前記シフトレバーに前記カム部を当接させることにより前記シフトレバー保持機構による前記シフトレバーの保持状態を解除し、かつ、前記シフトレバーの中立位置から手動操作位置への移動を阻止するシフト規制位置に前記規制部材を停止させるように前記アクチュエータを制御すること、
を特徴とするシフト装置。
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