JP2016087993A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Ayumi Yoshida
鮎美 吉田
塚田 憲児
Kenji Tsukada
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Abstract

【課題】液体噴射部に液体を供給する際の圧力損失の増大を抑制しつつ、その液体に含まれる気泡を捕捉することができる液体噴射装置を提供する。【解決手段】液体噴射装置は、液体を噴射する液体噴射部と、液体噴射部に液体を供給する液体供給流路40と、液体供給流路40の途中に設けられる気泡捕捉部60と、を備える。ここで、気泡捕捉部60には、液体が流通する捕捉室63と、捕捉室63に液体を導入する導入口64と、捕捉室63から液体を導出する導出口65とが設けられる。また、捕捉室63は、導出口65よりも鉛直上方において、気泡Buを捕捉するための捕捉空間Trを有する。そして、導入口64から導出口65までの鉛直距離をLv、導入口64から導出口65までの水平距離をLh、気泡Buの鉛直速度をVv、気泡Buの水平速度をVhとしたとき、Lv<(Lh/Vh)・Vvを満たす。【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェット式プリンター等の液体噴射装置に関する。
従来から、液体噴射装置の一例として、液体噴射部から用紙等の媒体に液体の一例としてのインクを噴射することで、同媒体に印刷を行うインクジェット式プリンターが知られている。こうしたプリンターには、インクカートリッジ(液体供給源)に収容されたインクを液体噴射部に供給するインク供給チューブ(液体供給流路)の途中に、インクに含まれる気泡を捕捉するフィルターを備えるものがある(例えば、特許文献1)。
特開平5−50610号公報
ところが、上記のプリンターのように、インク供給チューブの途中にフィルターを設ける場合には、フィルターを設けない場合に比較して、インクカートリッジから液体噴射部にインクを供給する際の圧力損失が増大するという課題がある。
なお、上記課題は、インクジェット式のプリンターに限らず、供給された液体を噴射する液体噴射部を備えた液体噴射装置においては、概ね共通するものとなっている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものである。その目的は、液体噴射部に液体を供給する際の圧力損失の増大を抑制しつつ、その液体に含まれる気泡を捕捉することができる液体噴射装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液体噴射装置は、液体を噴射する液体噴射部と、液体供給源から前記液体噴射部に液体を供給する液体供給流路と、前記液体供給流路の途中に設けられる気泡捕捉部と、を備える。また、前記気泡捕捉部には、液体が流通する捕捉室と、液体を前記捕捉室に導入する導入口と、液体を前記捕捉室から導出する導出口とが設けられ、前記捕捉室は、前記導出口よりも鉛直上方において、気泡を捕捉するための捕捉空間を有する。そして、前記導入口から前記導出口までの鉛直方向における距離をLv、前記導入口から前記導出口までの水平方向における距離をLh、前記捕捉室に導入された気泡の前記鉛直方向における移動速度をVv、前記捕捉室に導入された気泡の前記水平方向における移動速度をVhとしたとき、Lv<(Lh/Vh)・Vvを満たす。
上記構成によれば、Lv<(Lh/Vh)・Vvを満たすように、導入口から導出口までの鉛直方向における距離(Lv)及び導入口から導出口までの水平方向における距離(Lh)が決定される。このため、捕捉室内において、導入口から導入された気泡は、水平方向において距離(Lh)を移動するまでの間に、鉛直方向において距離(Lv)よりも長い距離を移動する。すなわち、導入口から導入された気泡は、導出口から導出されずに、導出口よりも鉛直上方に設けられた捕捉空間に捕捉されることとなる。
したがって、液体供給流路を流通する液体に気泡が含まれている場合であっても、同気泡を気泡捕捉部で捕捉することで、気泡を含む液体が液体噴射部に供給されることを抑制することができる。したがって、液体噴射部に気泡が供給されることによる液体の噴射不良の発生を抑制することができる。
また、上記構成によれば、気泡捕捉部にフィルターを設けることなく、液体噴射部への気泡を含んだ液体の供給を抑制することができる点で、液体の供給に伴う圧力損失の低下を抑制することができる。こうして、液体噴射部に液体を供給する際の圧力損失の増大を抑制しつつ、その液体に含まれる気泡を捕捉することができる。
なお、上記構成において、鉛直方向における距離(Lv)及び移動速度(Vv)は導入口を基準に鉛直上方に向かう方向を正の方向とし、水平方向における距離(Lh)及び移動速度(Vh)は導入口から導出口に向かう方向を正の方向とした。
上記液体噴射装置において、前記導出口は、前記導入口よりも鉛直上方に設けられていることが望ましい。
通常、液体中の気泡は鉛直上方に移動(浮上)するため、導出口を導入口よりも鉛直下方に設けることで、捕捉室に導入された気泡が捕捉室から導出されることを抑制することができる。これに対し、上記構成によれば、気泡の速度(Vv,Vh)に応じて、導入口から導出口までの距離(Lv,Lh)を決定するので、導出口を導入口よりも鉛直上方に設けたとしても、気泡が捕捉室から導出されることを抑制することができる。したがって、導入口よりも鉛直上方に導出口を設けなくてもよくなる点で、液体供給流路や気泡捕捉部の設計自由度を高くすることができる。
上記液体噴射装置において、前記捕捉室の壁部の少なくとも一部は、気体を透過可能な気体透過部であることが望ましい。
上記構成によれば、捕捉室(捕捉空間)内に捕捉した気泡を、気体透過部を介して、捕捉室外に排出(脱泡)させることができる。したがって、捕捉室に捕捉される気泡の量が次第に増大することを抑制することができる。
上記液体噴射装置は、前記捕捉室の内部と前記捕捉室の外部との圧力差を変更する圧力変更部をさらに備えることが望ましい。
上記構成によれば、捕捉室の内部と捕捉室の外部との圧力差を変更することで、捕捉室の内部を加圧したり捕捉室の外部を減圧したりすることができる。これにより、捕捉室(捕捉空間)内に捕捉した気泡を、気体透過部を介して、捕捉室外に排出(脱泡)し易くすることができる。
上記液体噴射装置において、前記圧力変更部は、前記捕捉室の内部の圧力を前記捕捉室の外部の圧力よりも大きくすることが望ましい。
上記構成によれば、捕捉室の内部の圧力を捕捉室の外部の圧力よりも大きくすることで、捕捉室(捕捉空間)内に捕捉した気泡を、気体透過部を介して、捕捉室外により排出(脱泡)し易くすることができる。
上記液体噴射装置において、前記捕捉室の液体の流通方向に沿う壁部の少なくとも一部は、弾性変形可能な弾性部とされ、前記弾性部は、前記捕捉室の内部と前記捕捉室の外部との圧力差に応じて変位することが望ましい。
上記構成によれば、液体供給源から液体噴射部に液体を供給する際には、圧力変更部の駆動により、捕捉室の液体の流通方向と交差する断面積(流路断面積)が大きくなるように弾性部を変位させることができる。このため、捕捉室に導入された気泡の水平方向における速度(Vh)が小さくなり、同気泡を捕捉空間に捕捉し易くすることができる。
上記液体噴射装置において、前記圧力変更部は、前記捕捉室の内部を加圧することが望ましい。
上記構成によれば、液体噴射装置において、液体供給源から液体噴射部に液体を加圧供給するための加圧部を備えている場合等には、その加圧部を圧力変更部として機能させることができる。すなわち、圧力変更部を別途に設ける必要がなくなる。
上記液体噴射装置において、前記圧力変更部は、前記捕捉室の外部を減圧することが望ましい。
上記構成によれば、圧力変更部は、捕捉室の外部を減圧するため、捕捉室の内部を加圧するよりも、圧力差を変更するための構成を簡素化することができる。
第1実施形態の液体噴射装置の概略構成を示す模式図。 第1実施形態の気泡捕捉部を模式的に示す図であって、(a)は側断面図、(b)は2b−2b線矢視断面図。 第1実施形態の気泡捕捉部の作用を模式的に示す図であって、(a)は側断面図、(b)は3b−3b線矢視断面図。 第2実施形態の気泡捕捉部を模式的に示す側断面図であって、(a)は液体が流通していない状態を示し、(b)は液体が流通している状態を示す。 変形例の気泡捕捉部を模式的に示す正断面図。
(第1実施形態)
以下、液体噴射装置を、用紙等の媒体に液体の一例としてのインクを噴射することで印刷を行うインクジェット式プリンターに具体化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、液体噴射装置10は、液体の供給源となる液体供給源20と、媒体Mに向かって液体を噴射する液体噴射部30と、液体供給源20から液体噴射部30に液体を供給する液体供給流路40と、媒体Mを支持する媒体支持部50と、を備えている。また、液体噴射装置10は、液体供給流路40の途中において、気泡Bu(図2参照)を捕捉する気泡捕捉部60と、液体の流通を許容したり規制したりする差圧弁70と、を備えている。なお、以降の説明では、液体供給源20から液体噴射部30に向かう液体の流通方向にならって「上流及び下流」を言うものとする。
液体供給源20は、液体を収容する袋状をなす液体収容体21と、液体収容体21を格納する格納部22と、格納部22の内部を加圧する加圧部23と、格納部22と加圧部23とを接続する加圧流路24とを備えている。そして、液体供給源20は、加圧部23に格納部22の内部を加圧させて、液体収容体21を押し潰すことで、液体収容体21の内部に収容されている液体を液体供給流路40(第1の供給流路41)に加圧供給する。
液体噴射部30は、液体供給流路40(第3の供給流路43)を介して供給された液体を貯留する共通液室31と、共通液室31に連通する複数のノズル32と、を備えている。そして、液体噴射部30は、共通液室31から供給された液体を、複数のノズル32から媒体支持部50に支持された媒体Mに向かって噴射する。すなわち、液体噴射装置10の一例としてのインクジェット式のプリンターにおいては、媒体Mにインクが噴射されることで同媒体Mに印刷が行われることとなる。
液体供給流路40は、液体供給源20と気泡捕捉部60とを接続する第1の供給流路41と、気泡捕捉部60と差圧弁70とを接続する第2の供給流路42と、差圧弁70と液体噴射部30とを接続する第3の供給流路43とを備えている。液体供給流路40は、例えばゴムチューブ等で構成してもよいし、樹脂等で形成された流路形成部材の組み合わせによって形成してもよい。
差圧弁70は、差圧弁70よりも下流側における第3の供給流路43内の圧力が「0(零)Pa」よりも小さな規定圧力未満である場合に開弁し、同圧力が規定圧力以上である場合に閉弁する。すなわち、ノズル32から液体が噴射されることで共通液室31の液体が消費されると、共通液室31と連通する第3の供給流路43内の圧力が規定圧力未満となることで差圧弁70が開弁し、第3の供給流路43から共通液室31に液体が供給される。このため、加圧部23の駆動によって第2の供給流路42内の圧力が高くなっても、第3の供給流路43内の圧力が規定圧力以上である場合には、差圧弁70が開弁されず、第3の供給流路43から共通液室31に液体が供給されない。
次に、図2(a),(b)を参照して、気泡捕捉部60について説明する。
図2(a),(b)に示すように、気泡捕捉部60は、凹状をなすケース部材61と、ケース部材61の開口を封止するフィルム部材62とを有している。そして、本実施形態では、ケース部材61とフィルム部材62とで、液体を流通する捕捉室63が形成されている。なお、ケース部材61とフィルム部材62とは、隙間なく接合されていることが望ましく、例えば、ケース部材61にフィルム部材62が溶着されていることが望ましい。
ケース部材61には、その底部(図2(a)では左側)に、液体を捕捉室63に導入する導入口64と、液体を捕捉室63から導出する導出口65とが貫通形成されている。導入口64には、第1の供給流路41の下流端が接続され、導出口65には、第2の供給流路42の上流端が接続されている。また、捕捉室63において、導出口65は、導入口64よりも鉛直上方に設けられている。なお、図2(a)は、水平方向Hと交差(直交)するとともに導入口64を通る断面を図示している。
フィルム部材62は、弾性を有する材料であるとともに、気体透過性を有する材料で形成されている。また、フィルム部材62は、捕捉室63において液体の流通方向に沿う壁部を構成している。こうした点で、本実施形態では、フィルム部材62が、気体を透過可能な「気体透過部」の一例に相当するとともに、弾性変形可能な「弾性部」の一例に相当する。なお、捕捉室63における液体の流通方向は、図2(a)では奥行方向、図2(b)では右方向である。
また、フィルム部材62は、捕捉室63の内部と外気(外部)とを区画し、捕捉室63の内部と外部との圧力差に応じて変位する。詳しくは、フィルム部材62は、捕捉室63の内部の圧力が高くなる場合及び捕捉室63の外部の圧力が低くなる場合には捕捉室63の容積を増大させる方向に変位する。また、フィルム部材62は、捕捉室63の内部の圧力が低くなる場合及び捕捉室63の外部の圧力が高くなる場合には捕捉室63の容積を減少させる方向に変位する。
ここで、本実施形態では、捕捉室63の内部が導入口64及び第1の供給流路41を介して液体収容体21の内部と連通しているため、加圧部23の駆動により液体収容体21の内部の圧力が高くなると、捕捉室63の内部の圧力も高くなる。この点で、本実施形態では、加圧部23は、捕捉室63の内部を加圧することで、同捕捉室63の内部と外部との圧力差を変更する「圧力変更部」の一例に相当する。
また、捕捉室63には、導出口65よりも鉛直上方に気泡Buを捕捉するための捕捉空間Trが形成されている。捕捉室63の液体の流通方向と交差(直交)する流路断面積は、導入口64及び導出口65の流路断面積よりも大きくなっている。なお、捕捉室63の流路断面積は図2(a)においてケース部材61とフィルム部材62とで囲われた面積に相当し、導入口64及び導出口65の流路断面積は図2(b)における導入口64及び導出口65の開口面積に相当する。
さて、図2(b)に示すように、導入口64から導出口65までの鉛直方向Vにおける距離をLv(以下「鉛直距離Lv」ともいう。)とし、導入口64から導出口65までの水平方向Hにおける距離をLh(以下「水平距離Lh」ともいう。)としたとする。詳しくは、鉛直距離Lvは導入口64の鉛直下面と導出口65の鉛直上面との間をなす距離であり、水平距離Lhは水平方向Hにおいて導入口64の導出口65側の側面と導出口65の導入口64側の側面との間をなす距離である。また、鉛直距離Lvは、導入口64の形成位置を基準として、導出口65の形成位置が鉛直上方に位置している場合には正の値となり、導出口65の形成位置が鉛直下方に位置している場合には負の値となる。
また、図2(b)に示すように、捕捉室63に導入された気泡Buの鉛直方向Vにおける移動速度をVv(以下「鉛直速度Vv」ともいう。)、捕捉室63に導入された気泡Buの水平方向Hにおける移動速度をVh(以下「水平速度Vh」ともいう。)としたとする。ここで、鉛直速度Vvは、気泡Buが鉛直上方に浮上する場合には正の値となる一方、気泡Buが鉛直下方に沈降する場合には負の値となる。
そして、導入口64から導入された液体が気泡Buを含んでいる場合に、同気泡Buを導出口65から導出させないようにするためには、導入口64に導入された気泡Buが水平方向Hに水平距離Lhを移動する間に、鉛直上方に鉛直距離Lvよりも長い距離を移動させて、同気泡Buを捕捉空間Trに捕捉することが必要である。言い換えれば、気泡Buが水平距離Lhを移動するために要する時間(Lh/Vh)よりも、気泡Buが鉛直距離Lvを移動するために要する時間(Lv/Vv)の方が短くなればよいので、次の関係式を得ることができる。
Lv<(Lh/Vh)・Vv…(式1)
ここで、気泡Buの半径を「r(m)」、液体の密度を「ρ(kg/m)」、液体の粘度を「η(Pa・s)」、重力加速度を「g(m/s)」とし、気泡Buの密度は液体の密度に比べて十分に小さいことから無視すると、気泡Buの浮上速度uは次のストークスの式から求めることができる。
u=(2/9)・(r・ρ・g)/η…(式2)
さらに、捕捉室63を流通する液体の流量を「Q(m/s)」、捕捉室63の流路断面積を「A(m)」、捕捉室63を流通する液体の流速を「v(m/s)」とすると、次の関係式を得ることができる。
v=Q/A…(式3)
ここで、捕捉室63を流通する液体の流量(Q)は、液体噴射装置10の使用時において、捕捉室63を流通する液体の流量が最大となるときの流量とすることが望ましい。一例として、液体噴射部30のノズル32の開口を含む空間を減圧することで、同ノズル32から液体を排出させる吸引クリーニングの際の捕捉室63における流量とすればよい。
そして、捕捉室63に導入された液体に含まれる気泡Buの鉛直速度Vvが気泡Buの浮上速度(u)である一方、捕捉室63に導入された液体に含まれる気泡Buの水平速度Vhが液体の流速(v)と等しいとすれば、(式1)を次の関係式で表すことができる。
Lv<(Lh/v)・u…(式4)
こうして、(式1)を満たすことで、具体的には(式4)を満たすことで、気泡捕捉部60に導入された気泡Buは捕捉空間Trに捕捉されるようになる。
次に、図3(a),(b)を参照して、本実施形態の液体噴射装置10の作用について説明する。
さて、液体噴射装置10において、液体噴射部30が媒体支持部50に支持された媒体Mに液体を噴射する場合には、液体噴射部30で噴射(消費)した分の液体を同液体噴射部30に供給するために、液体供給源20から液体が供給される。ここで、液体供給源20から供給される液体には、液体収容体21を交換する際に液体収容体21と第1の供給流路41との接続部位等に混入した気泡Buが含まれている場合がある。そして、こうした気泡Buが、液体噴射部30のノズル32に入り込むと、ノズル32から正常に液体が噴射されなくなり、液体の噴射不良が生じることとなる。
図3(a),(b)に示すように、第1の供給流路41を流通する液体とともに気泡Buが気泡捕捉部60に導入される場合には、同気泡Buは、鉛直速度Vv及び水平速度Vhを合成した速度で捕捉室63内を移動する。なお、図3(a),(b)では、液体の流れを実線矢印で示し、気泡Buの動きを破線矢印で示している。
ここで、本実施形態の気泡捕捉部60は、(式1)の関係を満たすように、導入口64及び導出口65の鉛直距離Lv及び水平距離Lhが決定されている。このため、導入口64から導入された気泡Buは、水平方向Hにおいて導出口65に達するまでに、鉛直方向Vにおいて導出口65よりも鉛直上方に浮上して、捕捉空間Trに捕捉される。すなわち、気泡Buが導出口65から導出されることが抑制される。
また、本実施形態では、加圧部23による格納部22に対する加圧態様を変更して、液体収容体21からより高い圧力で液体を圧送することにより、液体収容体21と第1の供給流路41を介して連通する捕捉室63の内部の圧力を高くする。すなわち、捕捉室63の内部の圧力を捕捉室63の外部の圧力よりも高くして、フィルム部材62を捕捉室63の容積を拡大する方向に変位させる。
その結果、捕捉室63の流路断面積(A)が大きくなることで、同捕捉室63を流通する液体の流速(v)が遅くなり、(式4)がより成立し易くなる。言い換えれば、導入口64から導入された気泡Buが捕捉空間Trに捕捉され易くなる。なお、捕捉室63の流路断面積(A)を大きくすることは、液体噴射部30に供給する液体に気泡Buが混入している可能性が高い場合、例えば、液体収容体21を新たな液体収容体21に交換した直後などに限ってもよい。
また、気泡Buを捕捉する捕捉空間Trが気体透過性を有するフィルム部材62と接している一方、捕捉室63の内部が外部よりも高圧とされているため、フィルム部材62を介して、捕捉室63内の気泡Buを捕捉室63外に排出(脱泡)し易くなる。このため、捕捉空間Trに捕捉される気泡Buが次第に増大していくことが抑制される。
上記実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)(式1)及び(式4)を満たすように、導入口64から導出口65までの鉛直距離Lv及び水平距離Lhを決定するようにした。このため、捕捉室63内において、導入口64から導入された気泡Buが、導出口65から導出されずに、導出口65よりも鉛直上方に設けられた捕捉空間Trに捕捉されるようになる。
したがって、液体供給流路40を流通する液体に気泡Buが含まれている場合であっても、同気泡Buを気泡捕捉部60で捕捉することで、気泡Buを含む液体が液体噴射部30に供給されることを抑制することができる。このため、液体噴射部30に気泡Buが供給されることによる液体の噴射不良の発生を抑制することができる。
また、上記実施形態によれば、気泡捕捉部60にフィルターを設けることなく、液体噴射部30への気泡Buを含んだ液体の供給を抑制することができる点で、液体の供給に伴う圧力損失の低下を抑制することができる。こうして、液体噴射部30に液体を供給する際の圧力損失の増大を抑制しつつ、その液体に含まれる気泡Buを捕捉することができる。
(2)通常、液体中の気泡Buは鉛直上方に移動(浮上)するため、導出口65を導入口64よりも鉛直下方に設けることで、気泡Buが導出口65から導出されることを抑制することができる。これに対し、上記実施形態によれば、(式1)を満たすように、鉛直距離Lv及び水平距離Lhを決定するため、導出口65を導入口64よりも鉛直上方に設けたとしても、気泡Buが導出口65から導出されることを抑制することができる。したがって、導入口64よりも鉛直上方に導出口65を設けなくてもよくなる点で、液体供給流路40や気泡捕捉部60の設計自由度を高くすることができる。
(3)捕捉室63の壁部の一部が気体透過性を有するフィルム部材62で形成されているため、捕捉室63(捕捉空間Tr)内に捕捉した気泡Buを、フィルム部材62を介して、捕捉室63外に排出(脱泡)させることができる。したがって、捕捉室63に捕捉される気泡Buの量が次第に増大することを抑制することができる。
(4)捕捉室63の内部を加圧することで、捕捉室63(捕捉空間Tr)内に捕捉した気泡Buを、フィルム部材62を介して、捕捉室63外に排出(脱泡)し易くすることができる。
(5)捕捉室63の内部の圧力を捕捉室63の外部の圧力よりも大きくすることで、捕捉室63(捕捉空間Tr)内に捕捉した気泡Buを、フィルム部材62を介して、捕捉室63外により排出(脱泡)し易くすることができる。
(6)液体供給源20から液体噴射部30に液体を供給する際には、加圧部23の駆動により、捕捉室63の流路断面積(A)が大きくなるようにフィルム部材62を変位させることができる。このため、捕捉室63に導入された気泡Buの水平速度Vhを小さくすることで、気泡Buを捕捉空間Trに捕捉し易くすることができる。
(7)液体供給源20から液体噴射部30に液体を加圧供給するための加圧部23によって、捕捉室63の内部を加圧するため、別途、捕捉室63の内部の圧力を変更するための構成を設ける必要がない。
(第2実施形態)
次に、液体噴射装置の第2実施形態について説明する。第2実施形態における液体噴射装置は、気泡捕捉部60の構成が第1実施形態と異なる。したがって、以降の説明では、第1実施形態と共通の部材構成については、同一の符号を付すなどして、その説明を省略又は簡略する。
図4(a)に示すように、気泡捕捉部60Aは、ケース部材61と、フィルム部材62と、フィルム部材62とで圧力室82を形成する第2のケース部材81と、圧力室82の内部を減圧する減圧部83と、圧力室82と減圧部83とを連通させる連通流路84とを備えている。第2のケース部材81は凹状をなしており、同第2のケース部材81には連通流路84の端部が接続される連通孔85が貫通形成されている。
圧力室82は、フィルム部材62を介して捕捉室63と区画されている。このため、減圧部83の駆動により圧力室82の内部の圧力が低くなる場合には、フィルム部材62が圧力室82側に変位して、捕捉室63の容積が大きくなるとともに圧力室82の容積が小さくなる。一方、減圧された圧力室82を大気開放する等して、圧力室82の内部の圧力が高くなる場合には、フィルム部材62が捕捉室63側に変位して、捕捉室63の容積が小さくなるとともに圧力室82の容積が大きくなる。
こうした点で、圧力室82は、捕捉室63の外部の一例に相当し、減圧部83は、捕捉室63の外部(圧力室82)を減圧することで、捕捉室63の内部と外部との圧力差を変更する「圧力変更部」の一例に相当する。
次に、図4(b)を参照して、本実施形態の液体噴射装置の作用について説明する。
第2実施形態においても、気泡捕捉部60Aは、(式1)の関係を満たすように、導入口64及び導出口65の鉛直距離Lv及び水平距離Lhが決定されている。このため、図4(b)に示すように、導入口64から導入された気泡Buは、捕捉室63内を破線矢印に沿って移動することで捕捉空間Trに捕捉され、導出口65から導出されることが抑制される。
また、本実施形態では、減圧部83によって圧力室82を減圧することで、捕捉室63の内部の圧力を圧力室82の内部の圧力よりも高くして、フィルム部材62を捕捉室63の容積を拡大する方向に変位させる。
その結果、捕捉室63の流路断面積(A)が大きくなることで、同捕捉室63を流通する液体の流速(v)が遅くなり、(式4)がより成立し易くなる。言い換えれば、導入口64から導入された気泡Buが捕捉空間Trに捕捉され易くなる。
また、気泡Buを捕捉する捕捉空間Trが気体透過性を有するフィルム部材62と接している一方、捕捉室63の内部が外部よりも高圧とされているため、フィルム部材62を介して、捕捉室63内の気泡Buを捕捉室63外に脱泡し易くなる。
また、本実施形態によれば、加圧部23の駆動に伴い捕捉室63の内部を加圧する一方、減圧部83の駆動に伴い圧力室82の内部を減圧することで、捕捉室63の内部と圧力室82の内部との圧力差を増大させて、気泡Buの脱泡効果をさらに高めることもできる。
第2実施形態によれば、第1実施形態の効果(1)〜(6)に加え、以下に示す効果を得ることができる。
(8)減圧部83が捕捉室63の外部(圧力室82)を減圧することで、捕捉室63の内部と圧力室82の内部との圧力差を変更させるため、捕捉室63の内部を加圧する構成を設ける場合に比較して、圧力差を変更するための構成を簡素化することができる。
なお、上記実施形態は、以下に示すように変更してもよい。
・図5に示す気泡捕捉部60Bのように、ケース部材61Aにおいて、導出口65は、導入口64よりも鉛直下方に設けてもよい。この場合、鉛直距離Lvが負の値になる点で、鉛直速度Vvが負の値にならない限り、ほぼ(式1)が成立することとなる。なお、気泡捕捉部60Bにおいて、導出口65は、導入口64と同じ高さに設けてもよい。
・図5に示す気泡捕捉部60Bのように、導入口64と導出口65とを直線で結んだときに、その直線を遮るような障害部67を設けてもよい。これによれば、導入口64から捕捉室63に導入された液体は、障害部67を迂回して導出口65から導出されることとなり、気泡Buの水平速度Vhを小さくすることができる。なお、気泡捕捉部60Bに障害部67を設ける場合においては、導出口65を導入口64よりも鉛直上方に設けてもよい。
・気泡Buは捕捉空間Trの鉛直上方に溜まりやすいため、捕捉空間Trの鉛直上方に気体透過性を有する気体透過部(例えば、フィルム部材62)を設けてもよい。
・捕捉室63における液体の流量(Q)は、液体噴射装置10の使用時の最大流量でなくてもよい。例えば、液体噴射装置10の使用時の平均流量としてもよい。
・上記実施形態の気泡捕捉部60,60A,60Bにおいては、導入口64における液体の流通方向と、捕捉室63における液体の流通方向と、導出口65における液体の流通方向とが全て異なる方向としたが、そうでなくてもよい。例えば、これらの流通方向は全て同一方向であってもよい。
・フィルム部材62は、気体透過性を有しない、ガスバリア性を有する材料で形成してもよい。
・フィルム部材62をばね等の付勢部材によって付勢し、捕捉室63の容積を縮小する方向に変位させることで、捕捉室63の内部の圧力を高くしてもよい。
・フィルム部材62は、捕捉室63における圧力変化によっては、変位しない弾性係数を有する材料であってもよい。例えば、樹脂材料であってもよいし、金属材料であってもよい。
・捕捉室63において、液体の流通方向に沿う壁部(フィルム部材62)は、捕捉室63の流路断面積(A)を変更できればよいので、液体の流通方向と直交する壁部でなければよい。
・捕捉室63において、液体の流通方向に沿う壁部は、捕捉室63の流路断面積(A)を変更できるように、液体の流通方向と交差する方向に移動可能であってもよい。すなわち、フィルム部材62の弾性変形させることで捕捉室63の流路断面積(A)を変更するのではなく、捕捉室63の壁部を可動させることで捕捉室63の流路断面積(A)を変更してもよい。
・捕捉空間Trに捕捉した気泡Buが、導入口64及び導出口65が形成される内底部側よりもフィルム部材62側に移動するように、ケース部材61の鉛直上面に傾きを設けてもよい。これによれば、捕捉空間Trにおいて、フィルム部材62に接する位置に気泡Buを捕捉することで、同気泡Buがフィルム部材62を介して脱泡し易くすることができる。
・気泡Buの鉛直速度Vv及び水平速度Vhは他の計算式に基づいて演算してもよい。例えば、捕捉室63内における液体の流速(v)が気泡の浮上速度(u)に影響を与える場合には、(式2)に液体の流速(v)の影響を考慮する項を追加してもよい。
・気泡Buは、液面からの深さに応じてその大きさが変化するため、その大きさの変化(半径の変化)を考慮して、気泡Buの浮上速度(鉛直速度Vv)を演算してもよい。
・気泡Buの鉛直速度Vv及び水平速度Vhは、捕捉室63内の気泡Buの様子を実測することで求めてもよい。例えば、捕捉室63の壁部を透明の壁部で構成し、捕捉室63内を移動する気泡Buを時間毎に撮像した画像を解析することで求めてもよい。
・(式2)において気泡Buの浮上速度(鉛直速度Vv)を演算する際に用いられる気泡Buの半径等の変数は、浮上速度が最も遅くなると想定される場合の値を用いてもよいし、そうでなくてもよい。因みに、気泡捕捉部60における気泡Buの捕捉精度を高めるために安全率を考慮する場合、式(1)に示すように、鉛直速度Vvは遅く(小さく)見積もることが望ましい。
・(式3)において液体の流速(水平速度Vh)を演算する際に用いられる液体の流量(Q)等の変数は、液体の流速が最も速くなると想定される場合の値を用いてもよいし、そうでなくてもよい。因みに、気泡捕捉部60における気泡Buの捕捉精度を高めるために安全率を考慮する場合、(式1)に示すように、水平速度Vhは速く(大きく)見積もることが望ましい。
・液体噴射装置10は、液体噴射部30が媒体Mの幅方向に往復移動しつつインクを噴射するシリアルプリンターであってもよいし、液体噴射部30が媒体Mの幅全体と対応した長さを有し固定配置された状態でインクを噴射するラインプリンターとしてもよい。
・液体噴射部30が噴射する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などであってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う構成にしてもよい。
・媒体Mは用紙に限らず、プラスチックフィルムや薄い板材などでもよいし、捺染装置などに用いられる布帛であってもよい。
10…液体噴射装置、20…液体供給源、23…加圧部(圧力変更部の一例)、30…液体噴射部、40…液体供給流路、41…第1の供給流路、42…第2の供給流路、43…第3の供給流路、60,60A,60B…気泡捕捉部、62…フィルム部材(気体透過部及び弾性部の一例)、63…捕捉室、64…導入口、65…導出口、83…減圧部(圧力変更部の一例)、Bu…気泡、Tr…捕捉空間Lh…水平距離、Lv…鉛直距離、Vh…水平速度、Vv…鉛直速度、H…水平方向、V…鉛直方向。

Claims (8)

  1. 液体を噴射する液体噴射部と、
    液体供給源から前記液体噴射部に液体を供給する液体供給流路と、
    前記液体供給流路の途中に設けられる気泡捕捉部と、を備え、
    前記気泡捕捉部には、液体が流通する捕捉室と、液体を前記捕捉室に導入する導入口と、液体を前記捕捉室から導出する導出口とが設けられ、
    前記捕捉室は、前記導出口よりも鉛直上方において、気泡を捕捉するための捕捉空間を有し、
    前記導入口から前記導出口までの鉛直方向における距離をLv、前記導入口から前記導出口までの水平方向における距離をLh、前記捕捉室に導入された気泡の前記鉛直方向における移動速度をVv、前記捕捉室に導入された気泡の前記水平方向における移動速度をVhとしたとき、Lv<(Lh/Vh)・Vvを満たす
    液体噴射装置。
  2. 前記導出口は、前記導入口よりも鉛直上方に設けられている
    請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記捕捉室の壁部の少なくとも一部は、気体を透過可能な気体透過部である
    請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記捕捉室の内部と前記捕捉室の外部との圧力差を変更する圧力変更部をさらに備える
    請求項3に記載の液体噴射装置。
  5. 前記圧力変更部は、前記捕捉室の内部の圧力を前記捕捉室の外部の圧力よりも大きくする
    請求項4に記載の液体噴射装置。
  6. 前記捕捉室において、液体の流通方向に沿う壁部の少なくとも一部は、弾性変形可能な弾性部とされ、
    前記弾性部は、前記捕捉室の内部と前記捕捉室の外部との圧力差に応じて変位する
    請求項4又は請求項5に記載の液体噴射装置。
  7. 前記圧力変更部は、前記捕捉室の内部を加圧する
    請求項4〜請求項6のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
  8. 前記圧力変更部は、前記捕捉室の外部を減圧する
    請求項4〜請求項7のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
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