JP2016087949A - 紙器およびその製造方法 - Google Patents

紙器およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016087949A
JP2016087949A JP2014225574A JP2014225574A JP2016087949A JP 2016087949 A JP2016087949 A JP 2016087949A JP 2014225574 A JP2014225574 A JP 2014225574A JP 2014225574 A JP2014225574 A JP 2014225574A JP 2016087949 A JP2016087949 A JP 2016087949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper container
belt
variable information
printing
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014225574A
Other languages
English (en)
Inventor
新悟 片山
Shingo Katayama
新悟 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2014225574A priority Critical patent/JP2016087949A/ja
Priority to PCT/JP2015/052662 priority patent/WO2016072097A1/ja
Publication of JP2016087949A publication Critical patent/JP2016087949A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】印刷後に貼り付くことを防止する。【解決手段】固定情報を印刷する固定情報印刷工程により固定情報Dが印刷された枚葉の材料用紙を所定の輪郭形状に型抜きした紙器Bに対して可変情報Rを印刷する可変情報印刷工程を有し、固定情報印刷工程と前記可変情報印刷工程とにおける印刷方法が異なる。【選択図】図1

Description

本発明は紙器およびその製造方法に関し、特に小ロット多品種に対応する紙器を製造する際に用いて好適な技術に関する。
自動車部品パッケージなど、多くの種類が存在する部品を収納する紙器(紙箱)には、収納された部品を認識するための品番、バーコード、ロットナンバーなどが、収納される種類・ロットごとに異なる情報としてバーコード等によって表現され、このバーコード等が可変情報として紙箱外側表面に印刷されている。また、紙器外側表面には、可変情報以外の部分に、パッケージデザイン、企業名、商品名、内容物へのイメージ、使用上の注意や、これらを数字化あるいは図柄化したものなどの目視確認が可能な文字や図柄が当該商品の固定情報として印刷されている。
紙器の製造においては、パッケージデザインや企業情報等の固定情報は、紙器を作製するための材料用紙の製造段階で印刷することができる。一方、出荷日、使用期限、ロットナンバー等の日々変化しうる可変情報は、材料用紙の製造段階で印刷することができないため、紙器に内容物を収納する直前にサーマルプリンタ、インクジェットプリンタ、およびレーザ印刷機等を用いて紙器の表面に直接印刷している。
このような部品の品番、バーコード、ロットナンバーなどの組み合わせは多数に及び、小ロット多品種に対応する紙器を製造する際には、可変情報ごとに対応可能な印刷を可能とする必要があるため、版の管理や異品種の混同防止などが問題となる。
この問題の解決手段として、特許文献1に示すように、紙器となる材料用紙に固定情報を印刷する工程の後に、可変情報を印刷する工程を順におこなうという紙器セットの製造方法が記載されている。
特開2005−41116号公報
しかし、小ロット多品種の紙器を製造する場合、紙器に可変情報を鮮明に印刷した後、重ね合わさった状態で保管される場合があり、このとき紙器に貼りつきが発生し、紙器同士を仕分けしにくくなるという不具合があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、紙器が重ね合わさった状態で保管されても、部品を認識するための品番、バーコード、ロット番号などの可変情報を鮮明に印刷された状態を維持することを可能とするという目的を達成しようとするものである。
本願発明の紙器の製造方法は、固定情報を印刷する固定情報印刷工程により固定情報が印刷された枚葉の材料用紙に対して可変情報を印刷する可変情報印刷工程を有し、
前記固定情報印刷工程と前記可変情報印刷工程とにおける印刷方法が異なり、
前記可変情報の少なくとも一部が、前記固定情報よりも凸状に盛り上がった凸可変情報部として形成されることにより上記課題を解決した。
本発明は、前記可変情報印刷工程が、インクジェット印刷とされることができる。
本発明の前記凸可変情報部がバーコードとされることが好ましい。
本発明の紙器は、上記のいずれかに記載された製造方法により製造されたことができる。
本願発明の紙器の製造方法は、固定情報を印刷する固定情報印刷工程により固定情報が印刷された枚葉の材料用紙に対して可変情報を印刷する可変情報印刷工程を有し、
前記固定情報印刷工程と前記可変情報印刷工程とにおける印刷方法が異なり、
前記可変情報の少なくとも一部が、前記固定情報よりも凸状に盛り上がった凸可変情報部として形成されることにより、可変情報部を印刷した後、重ね合わさった状態で材料用紙とされる紙器を保管した場合であっても、盛り上がった部分以外の可変情報部は重なった紙器と貼り付くことがないため、可変情報部が貼りついて擦れて印刷不良となることを防止できる。
本発明は、前記可変情報印刷工程が、インクジェット印刷とされることにより、前記可変情報の少なくとも一部が凸状に盛り上がった凸可変情報部として形成されることにより、可変情報部を印刷した後、重ね合わさった状態で紙器を保管した場合であっても、盛り上がった部分以外の可変情報部は重なった紙器と貼り付くことがないため、可変情報部が貼りついて擦れて印刷不良となることを防止できる。
本発明は、前記可変情報の少なくとも一部が、前記固定情報よりも凸状に盛り上がった凸可変情報部として形成され、前記凸可変情報部がバーコードとされることにより、凸状に盛り上がって形成されるバーコードが貼り付くことがないため、バーコードのデータが読み取り不良となることを防止できる。
本発明の前記可変情報部が、インクジェット印刷により形成されることにより、可変情報部の少なくとも一部を凸状に盛り上がって形成することが容易となる。
また、紙器がブランクスとされた材料用紙とされて前記可変情報印刷工程において可変情報が印刷されるか、または、紙器がブランクスとされた枚葉の材料用紙を所定の輪郭形状に型抜きし所定の折り曲げ線から折り曲げて筒状にサック貼りしたものとされ、この紙器に対して可変情報を印刷してもよい。
本発明の紙器は、上記のいずれかに記載された製造方法により製造されたことにより、可変情報部を印刷した後、重ね合わさった状態で紙器を保管した場合であっても、可変情報部の少なくとも一部が凸状に盛り上がって形成されているので、盛り上がった部分以外の可変情報部は重なった紙器と貼り付くことがなく、可変情報部が貼りついて擦れて印刷不良となることを防止できる。
本発明によれば、可変情報を鮮明に印刷した後、重ね合わさった状態で紙器を保管した場合でも、可変情報部が貼りついてかすれて不良となるという不具合を防止することができるという効果を奏することが可能となる。
本発明に係る紙器の第1実施形態における製造装置を示す模式平面図である。 本発明に係る紙器の第1実施形態における製造装置を示す模式側面図である。 本発明に係る紙器の製造方法の第1実施形態における製造装置の押圧手段における押圧工程を示す模式側面図である。 本発明に係る紙器の製造方法の第1実施形態におけるブランクスの紙器を示す平面図である。 本発明に係る紙器の製造方法の第1実施形態における紙器を示す模式斜視図である。 本発明に係る紙器の製造方法の第2実施形態における紙器のサック貼りを示す平面図である。 本発明に係る紙器の製造方法の第2実施形態における紙器を示す平面図である。
以下、本発明に係る紙器およびその製造方法の第1実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態における紙器の製造装置を示す模式平面図であり、図2は、本実施形態における紙器の製造装置を示す模式側面図であり、図4は、本実施形態における紙器を示す平面図であり、図5は、本実施形態における紙器を示す模式斜視図であり、図において、符号10は、紙器の製造装置である。
本実施形態に係る紙器Bは、図5に示すように、完成状態で矩形の6面を有する紙箱とされ、各面に、固定情報を印刷したデザイン領域D、および、一部が凸状に盛り上がって形成される可変情報を印刷した可変情報領域Rを有する。
紙器Bは、カートン、紙箱、紙容器などであり、多くの種類が存在する部品などを収納するものとされており、例えば、コートボール 270g/mといったコシのある紙基材を材料用紙とすることができる。
デザイン領域(固定情報領域)Dは、パッケージデザイン、企業名、商品名、内容物へのイメージ、使用上の注意や、これらを数字化あるいは図柄化したものなどの目視確認が可能な文字や図柄が当該商品の固定情報として、予めオフセット印刷機等で印刷されている。固定情報領域Dは、なるべく平滑な状態になるように印刷される。
可変情報領域Rは、図4に示すように、紙器に収納する内容物を認識するための情報(品番、ロット番号、バーコードなど)が、少なくともその一部がデザイン領域(固定情報領域)Dよりも凸状に盛り上がって形成される凸可変情報R1を有する可変情報として、レーザ印刷やインクジェット印刷により印刷されている。可変情報としては、注番、型式、品番箱表示等、1項目以上として設定されることができる。可変情報としては、バーコードリーダーや、CCDカメラ等の撮像装置により、自動読み取りおよび画像判定が可能な程度に高精細な状態で印刷されることが必要である。凸可変情報R1としては、図4に示すように、バーコードの部分として設けられることができる。
紙器Bとしては、上述したコシのあるといった条件を満たした所定の材料用紙にデザイン領域(固定情報領域)Dを印刷するとともに、必要な折り曲げ線B1,B2を刻設した後に、所定の形状に打ち抜いてブランクスとされる。ブランクスとされた紙器Bには、図6に示すように、幅広部Baと、幅狭部Bbとを有する。
本実施形態における紙器の製造装置10は、図1,図2に示すように、ブランクスとした紙器Bを、幅広部Ba側が先端B1側となるように供給する紙器供給手段11と、この紙器供給手段11から供給された紙器Bに必要な可変情報を印刷する可変情報印刷手段12と、を有する。
紙器供給手段11は、図示しないストッカから、紙器Bを幅広部Ba側の端部である先端B1が移動方向Mの前側位置となるように、可変情報印刷手段12に供給するものとされる。例えば、ストッカは、カセット式になっており、必要なサック貼りした紙器Bを種類別にストックしておくことが可能なものとされることができる。
本実施形態における可変情報印刷手段12は、図1,図2に示すように、ブランクスとされた紙器Bを進行方向Mに移動しつつ所定の姿勢となるように調整する姿勢調整手段20と、所定の姿勢とされた紙器Bを押圧しながら可変情報を印刷可能とする押圧手段30と、押圧した前記紙器Bに可変情報を印刷する印刷手段40と、を備えるものとされる。
姿勢調整手段20は、ブランクスとされた紙器Bを幅広部Ba側の端部である先端B1が移動方向Mに対して前側となるように移動させる移動手段21と、折り曲げ線B1の複数箇所において紙器Bに当接して、紙器を印刷位置に対して所定の角度となるように姿勢を調整する調整爪22,22と、調整爪22を紙器Bへの当接状態から当接を解除した非当接状態に切り替え可能な解除手段23と、を具備してなる。
移動手段21は、具体的には、図1,図2に示すように、紙器Bを上側から吸着して移動するための真空吸着式ベルトコンベアとされ、移動方向Mに離間するようにかつ回転軸線が水平かつ移動方向Mと直交する一対のプーリ21a,21bと、一対のプーリ21a,21bに巻回されたベルト(無端ベルト)21cとを有するとともに、このベルト21cに多数のバキューム孔21vを開け、ベルト面が水平とされたベルト21cの上方に真空チャンバ21dを配置し、この真空チャンバ21dでバキューム孔21vを介してベルト21c下方の紙器Bをベルト21a下面に吸着するとともに、プーリ21a,21bの回転によって紙器Bを水平に移動する形式の真空吸着式ベルトコンベア(吸着ベルト)とされる。
ベルト21cは、不図示の駆動機構に連結する一方側の駆動プーリ21aによってベルト面を水平にして巡回走行するとともに、ベルト幅の中央に所定間隔置きに多数のバキューム孔31vを備えている。また、このベルト21cの下方走行面の裏側には、真空チャンバ21dが設けられている。
この真空チャンバ21dは、ベルト21cの走行方向Mに沿って一方側のプーリ21aから他方側のプーリ21bに近接する位置まで延出する長いボックス形状にされるとともに、上面の所定箇所にエア吸引部としての吸引パイプ21eの接続部を備えている。そして、かかる吸引パイプ21eは真空ポンプ21fに接続されるが、この吸引パイプ21eおよび真空ポンプ21fは走行方向Mに複数箇所に設けるようにしてもよい。
なお、移動手段21では、移動方向Mにおいて、ベルト21cにバキューム孔21vを設ける領域と、バキューム孔21vを設けない領域を交互に設けることで、移動搬送する紙器Bの間隔を調整したり、ベルト21cに設けるバキューム孔21vの配置密度あるいは開口の大きさを設定することで、所定の紙器Bに対応する移動手段21とすることができる。さらに、後述する調整爪22の配置された部分においては、真空チャンバ21dの減圧状態を弱くなるように設定し、調整爪22の配置領域では紙器Bが姿勢制御のために回転し易くする等の調節が可能となっている。
調整爪22は、図1,図2に示すように、移動手段21におけるベルト21cの下面に対して、
ベルト21c下面に吸着された紙器Bに当接可能な状態に直立する棒状とされて、この直立位置から移動方向Mに向かって傾斜して倒れるように回動可能とされている。
具体的には、調整爪22の下端が、図2に示すように、水平かつ移動方向Mと直交する回転駆動軸22aに接続され、この回転駆動軸22aが図示しないモータ等の駆動手段および制御手段からなる解除手段23によって駆動されて、調整爪22を紙器Bへの当接状態である直立状態から当接を解除した非当接状態である傾斜状態に切り替え可能にするものである。
図2に示すように、調整爪22が直立状態であると、調整爪22の上端22bがベルト21cのベルト面に当接する程度に接近しているため、ベルト21cの下面に吸着された紙器Bは調整爪22に当接することになる。また、調整爪22が回動して傾倒した傾斜状態であると、調整爪22の上端22bとベルト21cのベルト面とが離間して、調整爪22の上端22bとベルト21cのベルト面との間の距離が大きくなるため、ベルト21cの下面に吸着された紙器Bは調整爪22に当接することなくベルト21c下面に吸着されて移動搬送されることになる。
調整爪22は、図1に示すように、移動方向Mと直交する位置に少なくとも2つ以上設けられている。折り曲げ線B1を前側として移動搬送してきた紙器Bは、これら直立状態の調整爪22,22に当接するとともに、吸着ベルト21によって移動方向Mに押圧されることによって、折り曲げ線B1が調整爪22と調整爪22とを結ぶ線と一致するように回転する。このように、調整爪22と調整爪22とを結ぶ線によって、紙器Bの姿勢を設定することができる。次いで、解除手段23によって調整爪22を傾斜状態とすることで、このように姿勢調整された紙器Bを、吸着ベルト21cの駆動により、移動方向Mに搬送することができるようになっている。
押圧手段30は、紙器Bを折り曲げ線B1が前側となるように移動させる移動手段31と、所定幅を有して紙器の移動方向に延在し、紙器Bを移動手段31に押圧する押圧板33,33と、押圧板33,33を幅方向Vの両側端部位置で紙器Bを押圧する位置に調整可能とするとともに、幅方向Vにおいて紙器Bに対する押圧状態を調整可能とする押圧板調整手段34と、を具備する。
移動手段31は、図1,図2に示すように、紙器Bを下側から吸着して移動するための真空吸着式ベルトコンベアとされ、移動方向Mに離間するようにかつ回転軸線が水平かつ移動方向Mと直交する一対のプーリ31a,31bと、一対のプーリ31a,31bに巻回されたベルト(無端ベルト)31cとを有するとともに、このベルト31cに多数のバキューム孔31vを開け、ベルト面が水平とされたベルト31cの下方に真空チャンバ31dを配置し、この真空チャンバ31dでバキューム孔31vを介してベルト31c上方の紙器Bをベルト31a上面に吸着するとともに、プーリ31a,31bの回転によってベルト31cとともに紙器Bを水平に移動する形式の真空吸着式ベルトコンベア(吸着ベルト)とされる。
移動手段31の始端となるプーリ31aは、移動手段21の終端となるプーリ21bに対して平面視して重なるように配置され、移動手段21によって移動搬送されてきた紙器Bが、ベルト21cの下面での吸着が弱まって落下するとともに、ベルト31cの上面において吸着され、姿勢を変えることなく、押圧手段30側に移動搬送されるようになっている。
ベルト31cは、不図示の駆動機構に連結する一方側の駆動プーリ31aによってベルト面を水平にして巡回走行するとともに、ベルト幅の中央に所定間隔置きに多数のバキューム孔31vを備えている。また、このベルト31cの上方走行面の裏側には、真空チャンバ31dが設けられている。
この真空チャンバ31dは、ベルト31cの走行方向Mに沿って一方側のプーリ31aから他方側のプーリ31bに近接する位置まで延出する長いボックス形状にされるとともに、上面の所定箇所にエア吸引部としての吸引パイプ31eの接続部を備えている。そして、かかる吸引パイプ31eは真空ポンプ31fに接続されるが、この吸引パイプ31eおよび真空ポンプ31fは走行方向Mに複数箇所に設けるようにしてもよい。
なお、移動手段31では、移動方向Mにおいて、ベルト31cにバキューム孔31vを設ける領域と、バキューム孔31vを設けない領域を交互に設けることで、移動搬送する紙器Bの間隔を調整したり、ベルト31cに設けるバキューム孔31vの配置密度あるいは開口の大きさを設定することで、所定の紙器Bに対応する移動手段31とすることができる。さらに、後述するインキ硬化手段42の配置された部分においては、真空チャンバ31dの減圧状態を弱くなるように設定可能となっている。
押圧板33,33は、図1,図2,図3に示すように、移動方向Mと交差する幅方向Vに所定幅を有する金属等の弾性を有する板とされて、移動方向Mと交差する幅方向Vに複数設けられる。押圧板33は、例えば、厚さ0.8〜1.0mmのステンレス板からなることができる。複数の押圧板33としては、本実施形態では3枚の押圧板33を設ける構成としたが、紙器Bの幅方向V寸法や可変情報領域Rの配置に対応して任意の本数を配置することが可能である。これら複数の押圧板33は、いずれも同等の構成とすることや、幅方向V両側位置の押圧板33を幅広とし中央位置の押圧板33を幅狭とする構成や、可変情報領域Rにかからない位置として、1本のみ配置する構成とすることなどが可能である。
押圧板33,33は、図1,図2,図3に示すように、その基端33aが、プーリ31a側のベルト31c上側位置に、ベルト31cと離間する高さ位置に設けられた固定軸34aに固定されている。押圧板33,33は、固定軸34aに固定されたその基端33aから移動方向Mに下降するとともに、固定軸34aよりも下流位置となる中間部33bにおいてベルト31c上面と接触する。そして、押圧板33,33は、中間部33bより移動方向M下流側がベルト31c上面と接触した状態で延在するとともに、下流側端部33cまでベルト31c上面と接触する状態を維持している。
押圧板33,33は、基端33aから中間部33b側に対して、下向きに付勢されており、ベルト31c上面側に付勢されて、このベルト31c上面を押圧するように配置されている。
固定軸34aは、移動方向Mと直交する幅方向Vに延在し、その延在する方向に複数の押圧板33,33が離間して取り付けられる。
固定軸34aには、C環状のセットカラー34bが巻回されて、セットカラー34bは固定軸34a周りに回動可能とされる。
セットカラー34bの下側位置には押圧板33の基端33aが固定され、セットカラー34bは押圧板33と一体として、固定軸34a周りに回動可能とされる。セットカラー34bのC環両端部には、締結軸34cが一方に摺動回動可能として他方に固定された状態で接続され、この締結軸34cには、その動作によりセットカラー34bの締め付け状態を制御するクランプレバー34dが設けられる。クランプレバー34dの回動によりセットカラー34bの両端部の間隔を調整して締結状態と開放状態とを切り替え可能となっている。
これら固定軸34a、セットカラー34b、締結軸34c、クランプレバー34dは、押圧板調整手段34を構成している。
なお、固定軸34aの移動方向Mにおける固定位置および上下方向(垂直方向)における固定位置は、図示しない調整手段によって、調節可能とされている。
押圧板調整手段34においては、クランプレバー34dを回動することでセットカラー34bの両端が離間して、固定軸34aに対するセットカラー34bの締め付けが緩んで締結が解除され、固定軸34aに対してセットカラー34bが回転可能になる。この状態で、押圧板33における基端33aから移動方向Mに下降する角度、つまり基端33aからベルト31c上面と接触する中間部33bまでの距離を所定の値となるように設定する。
これにより、自身の弾性により固定軸34a周りで下向きに付勢された押圧板33は、ベルト31c上面に対する押圧状態が調整可能となっている。この押圧板33における基端33aから移動方向Mに下降する角度を設定した状態を維持して、クランプレバー34dを回動することでセットカラー34bの両端が接近して、固定軸34aに対してセットカラー34bを締め付けて締結し、降圧板33の押圧状態を所定の状態に設定する。なお、複数の押圧板33,33で、それぞれ異なる押圧状態に設定することもできる。
押圧板調整手段34では、押圧板33,33を幅方向Vの両側端部位置で紙器Bを押圧するように位置調整可能であるとともに、複数の押圧板33の押圧状態をそれぞれ設定することで、幅方向Vにおける紙器Bに対する押圧状態を調整可能である。
なお、押圧板33の押圧状態が強すぎると、印字中に紙器Bの姿勢に曲がりが発生するため好ましくなく、押圧板33の押圧状態が弱すぎると、押圧が足りずに膨らんだ状態の紙器と、後述する印刷手段40の印字ヘッドとが接触し、ヘッドの詰まりが発生するため好ましくない。また、紙器Bの厚さ、弾性等に応じて、押圧板33の押圧状態は設定することができる。
印刷手段40は、例えば、インクジェット印刷により可変情報を、一部がデザイン領域Dよりも凸状に盛り上がって形成される可変情報領域Rとして印刷するものとされる。印刷手段40が印字ヘッド41による印刷とおこなう領域は、移動方向Mにおいて、押圧板33のベルト31c上面と接触する中間部33bから下流側端部33cまでとされて、押圧板33がベルト31c上面と接触する状態の範囲に収まるような範囲に位置するよう設定される。印刷手段40が印字ヘッド41による印刷とおこなう領域は、幅方向Vにおいて両端位置にある押圧板33の間に収まる範囲に位置するように設定される。
印刷手段40は、印字ヘッド41の下流位置に、紙器Bに印刷されたインキを硬化するインキ硬化手段42を有する。インキ硬化手段42は、移動方向Mにおいて、押圧板33の下流側端部33cより下流側で、ベルト31c上面の終端位置よりも上流側になるよう設けられている。
本実施形態における紙器の製造方法は、固定情報印刷工程と、型抜き工程と、可変情報印刷工程と、を有する。
固定情報印刷工程においては、まず、枚葉とされる所定の材料用紙を用意し、この材料用紙にデザイン領域(固定情報領域)Dを印刷するとともに、必要な折り曲げ線B1,B2等を刻設する。
型抜き工程においては、固定情報印刷工程の後に、所定の輪郭形状に打ち抜いて型抜きし、図4に示すように、ブランクスB0(B)とする。
可変情報印刷工程においては、ブランクスとされた紙器Bに一部がデザイン領域Dよりも凸状に盛り上がって形成される可変情報領域Rを印刷するが、可変情報印刷工程においては、姿勢調整工程と、押圧工程と、印刷工程と、を有する。
姿勢調整工程においては、紙器Bを移動供給させつつ所定の姿勢となるように調整する。
まず、姿勢調整手段20において、紙器供給手段11から供給された紙器Bを、移動手段21によって幅広部Ba側の端部である先端B1が移動方向Mの前側位置となるように、バキューム孔21vを介してベルト21c下方の紙器Bをベルト21a下面に吸着するとともに、プーリ21a,21bの回転によって紙器Bを移動方向Mに水平に移動する。このとき、調整爪22は、直立状態とされて、調整爪22の上端22bがベルト21cのベルト面に当接する程度に接近している。
次いで、ベルト21cの移動に伴い、移動方向Mに移動した紙器Bは、移動方向Mの前側位置となっている幅広部Ba側の端部である先端B1が調整爪22に当接する。このとき、紙器Bは傾いて、幅方向Vと平行ではなく、幅広部Ba側の端部である先端B1が幅方向Vから移動方向Mに傾いた状態で搬送されてくる。そして、傾いた紙器Bのうち、前側位置となっている幅広部Ba側の端部である先端B1が、調整爪22と先に当接する。このとき、調整爪22は直立状態とされて、調整爪22の上端22bがベルト21cのベルト面に当接する程度に接近している。
さらに、ベルト21cの移動に伴い、移動方向Mに押圧されている紙器Bは、調整爪22と当接しているため、それ以上移動方向M前側に移動できずに、先に当接している調整爪22を中心として反時計回りに回動する。そして、紙器Bは、移動方向Mの後側位置となっていた幅広部Ba側の端部である先端B1でも、調整爪22に当接する。これにより、紙器Bは傾いておらず、幅広部Ba側の端部である先端B1が幅方向Vと平行な状態に姿勢が調整される。このとき、調整爪22は直立状態とされて、調整爪22の上端22bがベルト21cのベルト面に当接する程度に接近している。
そして、解除手段23によって回転駆動軸22aを駆動して、調整爪22を非当接状態である傾斜状態に切り替えて、調整爪22の紙器Bへの当接を解除する。調整爪22が回動して紙器Bへの当接が解除されると、調整爪22の上端22bとベルト21cのベルト面とが離間して、調整爪22の上端22bとベルト21cのベルト面との間の距離が大きくなるため、ベルト21cの下面に吸着された紙器Bは、調整爪22に当接することなく、吸着されたベルト21cの移動に伴って、移動方向Mに移動搬送されることになる。
押圧工程においては、姿勢調整工程により所定の姿勢とされた紙器Bを押圧しながら、一部が凸状に盛り上がって形成される可変情報領域Rを印刷可能とする。
姿勢調整手段20によって、正しい姿勢に調整された紙器Bは、移動手段21の終端となるプーリ21bに近づくと、ベルト21cの下面での吸着が弱まって落下するとともに、ベルト31cの上面において吸着され、姿勢を変えることなく、押圧手段30側に移動搬送される。
押圧工程において、ベルト31cの移動に伴い移動方向Mに移動した紙器Bは、図3に示すように、ベルト31cの上面において吸着されてベルト31c側は平坦になっているが、移動方向M中央が盛り上がった状態となっている。
さらに、ベルト31cの移動に伴って、押圧板33,33の下側位置に達した紙器Bは、中間部33bより移動方向M下流側で、押圧板33とベルト31c上面とに挟まれた状態となる。
押圧板33とベルト31c上面とに挟まれた紙器Bは、ベルト31c上面側に付勢された押圧板33,33によって、ベルト31c上面に向かって押圧され、移動方向M中央の盛り上がりがなくなり、ベルト31c上面で平坦な状態となる。
このとき、幅方向Vの両側端部位置にある押圧板33,33によって、紙器Bを幅方向Vの両側端部位置で押圧するとともに、幅方向V中央位置にある押圧板33によって、紙器Bを幅方向V中央位置で押圧する。
印刷工程においては、押圧工程によって、平坦な状態となった紙器Bに対して、印刷手段40の印字ヘッド41により、一部が凸状に盛り上がって形成される凸可変情報R1を有する可変情報領域Rを印刷する。凸可変情報R1は、固定情報領域Dに比べて凸状態となるようにインクジェット印刷によりインキが盛り上がって印刷されるよう印刷する。
可変情報領域Rの印刷は、移動方向Mにおいて、押圧板33のベルト31c上面と接触する中間部33bから下流側端部33cまでの範囲でおこなわれる。この範囲で印刷することにより、紙器Bであっても、平坦な状態として紙器Bに印刷することが可能となる。
これにより、印刷手段40の印字ヘッド41と紙器Bとが接触してしまい印字ヘッド41で詰まりが発生することを防止できる。
さらに、ベルト31cの移動に伴い移動方向Mに移動した紙器Bは、印字ヘッド41の下流位置で、インキ硬化手段42によって、紫外線を照射させて、印刷された可変情報領域Rのインキを硬化する。
ベルト31cの移動に伴い移動方向Mに移動して、可変情報印刷工程を終了し、その後、紙器Bを組み立てて、図5に示すように、小ロット他品種に対応した紙容器Bを得た。
本実施形態の紙器の製造方法によれば、印刷工程において、一部が凸状に盛り上がって形成される可変情報領域Rを印刷することがきる。したがって、小ロット多品種に対応する可変情報領域Rが表面に印刷された紙器Bにおいても、これらが貼り付いて、可変情報領域Rのすべてが判別できなくなってしまうことがない。これにより、従来はできなかった小ロット多品種に対応して、可変情報領域Rにおける可変情報が明確な紙器Bを供給することが可能となる。また、後工程において紙器Bをサック貼りする場合、紙器Bが互いに貼り付いた状態でサック貼り装置に搬送されることがなく、サック貼りの不良を防止することができる。
本実施形態の紙器の製造方法によれば、紙器に対して、必要なときに後から共通版に必要な品番の追い刷りを行うことにより短納期が図れるとともに、共通版で要最小限の在庫ですむという効果を奏することができる。これにより、従来はできなかった小ロット多品種に対応して、可変情報領域Rにおける可変情報が明確な紙器Bを供給することが可能となる。
以下、本発明に係る紙器の製造方法の第2実施形態を、図面に基づいて説明する。
図6は、本実施形態における紙器を示す平面図であり、図7は、本実施形態における紙器を示す平面図である。
本実施形態において上述した第1実施形態と異なるのは紙器Bがサック貼りされた点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の紙器の製造方法においては、紙器Bとしては、図6(a)〜(c)に示すように、このブランクスB0からそれぞれの折り曲げ線B1,B2にしたがって折り曲げてサック貼りをおこない、糊しろ部B3と側面板端部B4とを貼着して紙器(サック貼りした紙器)Bとし、可変情報が確定して最終段階である可変情報印刷工程に供給されるまでストックされる。
可変情報領域Rは、図6、図7に示すように、紙器に収納する内容物を認識するための情報(品番、ロット番号、バーコードなど)が、少なくともその一部がデザイン領域(固定情報領域)Dよりも凸状に盛り上がって形成される凸可変情報R1を有する可変情報として、インクジェット印刷により印刷されている。可変情報としては、注番、型式、品番箱表示等、1項目以上として設定されることができる。可変情報としては、バーコードリーダーや、CCDカメラ等の撮像装置により、自動読み取りおよび画像判定が可能な程度に高精細な状態で印刷されることが必要である。凸可変情報R1としては、図7に示すように、バーコードの部分として設けられることができる。
本実施形態における紙器の製造装置10において、紙器供給手段11は、図示しないストッカから、サック貼りした紙器Bを折り曲げ線B1が移動方向Mの前側位置となるように、可変情報印刷手段12に供給するものとされる。
本実施形態における紙器の製造方法では、固定情報印刷工程と、型抜き工程と、サック貼り工程と、可変情報印刷工程と、を有する。
固定情報印刷工程において、まず、枚葉とされる所定の材料用紙を用意し、この材料用紙にデザイン領域(固定情報領域)Dを印刷するとともに、必要な折り曲げ線B1,B2等を刻設する。
型抜き工程においては、固定情報印刷工程の後に、所定の輪郭形状に打ち抜いて型抜きし、図6(a)に示すように、ブランクスB0とする。
サック貼り工程においては、ブランクスB0から、図6(b)に示すように、折り曲げ線B1にしたがって折り曲げ、次いで、糊代部B3に接着剤を塗布し、図6(c)に示すように、折り曲げ線B2にしたがって折り曲げてサック貼りをおこない、糊代部B3と側面板端部B4とを貼着して筒状に貼り着け、紙器(サック貼りした紙器)Bとする。
紙器の製造装置10において、紙器供給手段11に、サック貼りした紙器Bをストックしておく。
可変情報印刷工程においては、サック貼りした紙器Bに一部がデザイン領域Dよりも凸状に盛り上がって形成される可変情報領域Rを印刷するが、可変情報印刷工程においては、姿勢調整工程と、押圧工程と、印刷工程と、を有する。
姿勢調整工程においては、サック貼りした紙器Bを移動供給させつつ所定の姿勢となるように調整する。
まず、姿勢調整手段20において、紙器供給手段11から供給された紙器Bを、移動手段21によって折り曲げ線B1が移動方向Mの前側位置となるように、バキューム孔21vを介してベルト21c下方の紙器Bをベルト21a下面に吸着するとともに、プーリ21a,21bの回転によって紙器Bを移動方向Mに水平に移動する。このとき、調整爪22は、直立状態とされて、調整爪22の上端22bがベルト21cのベルト面に当接する程度に接近している。
次いで、ベルト21cの移動に伴い、移動方向Mに移動した紙器Bは、移動方向Mの前側位置となっている折り曲げ線B1が調整爪22に当接する。このとき、紙器Bは傾いて、幅方向Vと平行ではなく、折り曲げ線B1が幅方向Vから移動方向Mに傾いた状態で搬送されてくる。そして、傾いた紙器Bのうち、前側位置となっている図の上側の折り曲げ線B1が、調整爪22と先に当接する。このとき、調整爪22は直立状態とされて、調整爪22の上端22bがベルト21cのベルト面に当接する程度に接近している。
さらに、ベルト21cの移動に伴い、移動方向Mに押圧されている紙器Bは、調整爪22と当接しているため、それ以上移動方向M前側に移動できずに、先に当接している調整爪22を中心として反時計回りに回動する。そして、紙器Bは、移動方向Mの後側位置となっていた折り曲げ線B1でも、調整爪22に当接する。これにより、紙器Bは傾いておらず、折り曲げ線B1が幅方向Vと平行な状態に姿勢が調整される。このとき、調整爪22は直立状態とされて、調整爪22の上端22bがベルト21cのベルト面に当接する程度に接近している。
そして、解除手段23によって回転駆動軸22aを駆動して、調整爪22を非当接状態である傾斜状態に切り替えて、調整爪22の紙器Bへの当接を解除する。調整爪22が回動して紙器Bへの当接が解除されると、調整爪22の上端22bとベルト21cのベルト面とが離間して、調整爪22の上端22bとベルト21cのベルト面との間の距離が大きくなるため、ベルト21cの下面に吸着された紙器Bは、調整爪22に当接することなく、吸着されたベルト21cの移動に伴って、移動方向Mに移動搬送されることになる。
本実施形態の紙器の製造方法によれば、レーザ印刷では印字できないサック貼りした紙器Bの厚みに対応が可能であり、印刷工程において紙器Bが多少浮いていても印字可であり、サック貼りした状態の紙器に対して、必要なときに後から共通版に必要な品番の追い刷りを行うことにより短納期が図れるとともに、共通版で要最小限の在庫ですむという効果を奏することができる。これにより、従来はできなかった小ロット多品種に対応して、可変情報領域Rにおける可変情報が明確な紙器Bを供給することが可能となる。
本実施形態においては、サック貼りした紙器Bに対しても、ブランクスの紙器Bに対しても可変情報を印刷することも可能である。
B…紙器
B0…ブランクス
B1,B2…折り曲げ線
B3…糊しろ部
B4…側面板端部
M…移動方向
R…可変情報領域
R1…凸可変情報
V…幅方向
10…紙器の製造装置
11…紙器供給手段
12…可変情報印刷手段
20…姿勢調整手段
21…移動手段(吸着ベルト)
21a,21b…プーリ
21c…ベルト
21d…真空チャンバ
21e…吸引パイプ
21f…真空ポンプ
21v…バキューム孔
22…調整爪
22a…回転駆動軸
22b…上端
23…解除手段
30…押圧手段
31…移動手段(吸着ベルト)
31a,21b…プーリ
31c…ベルト
31d…真空チャンバ
31e…吸引パイプ
31f…真空ポンプ
31v…バキューム孔
33…押圧板
33a…基端
33b…中間部
33c…下流側端部
34…押圧板調整手段
34a…固定軸
34b…セットカラー
34c…締結軸
34d…クランプレバー
40…印刷手段
41…印字ヘッド
42…インキ硬化手段

Claims (4)

  1. 固定情報を印刷する固定情報印刷工程により固定情報が印刷された枚葉の材料用紙に対して可変情報を印刷する可変情報印刷工程を有し、
    前記固定情報印刷工程と前記可変情報印刷工程とにおける印刷方法が異なり、
    前記可変情報の少なくとも一部が、前記固定情報よりも凸状に盛り上がった凸可変情報部として形成されることを特徴とする紙器の製造方法。
  2. 前記可変情報印刷工程が、インクジェット印刷とされることを特徴とする請求項1記載の紙器の製造方法。
  3. 前記凸可変情報部がバーコードとされることを特徴とする請求項1または2記載された紙器の製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載された製造方法により製造されたことを特徴とする紙器。
JP2014225574A 2014-11-05 2014-11-05 紙器およびその製造方法 Pending JP2016087949A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014225574A JP2016087949A (ja) 2014-11-05 2014-11-05 紙器およびその製造方法
PCT/JP2015/052662 WO2016072097A1 (ja) 2014-11-05 2015-01-30 紙器、紙器の製造方法、および紙器の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014225574A JP2016087949A (ja) 2014-11-05 2014-11-05 紙器およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016087949A true JP2016087949A (ja) 2016-05-23

Family

ID=56017006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014225574A Pending JP2016087949A (ja) 2014-11-05 2014-11-05 紙器およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016087949A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1905693B1 (en) Packaging method and apparatus
KR100247368B1 (ko) 접혀진 판재물품 및 관련된 다른적용
US20030089444A1 (en) Method and apparatus for producing data carriers equipped with an integrated transponder
JP5015492B2 (ja) たばこ製品を処理するための自動生産装置におけるブランド変更方法
US10597249B2 (en) Method and apparatus for stacker module for automated composite-based additive manufacturing machine
JP4951719B2 (ja) 冊子状印刷物製造装置及び、製造方法
US20060091671A1 (en) System and method for applying documents to substrates
JP7264702B2 (ja) 寸法可変の箱ブランク製造装置、寸法可変の箱ブランク製造方法、箱ブランクの組み立て方法、および寸法可変の自動包装ライン
US20130276986A1 (en) Fold-Under Pressure Sensitive Shipping Labels And Print And Apply Machines For Labeling Packages Using Same
KR101054295B1 (ko) 박스 제조장치 및 이를 이용한 싸바리 상자의 자동 제조장치
WO2016072097A1 (ja) 紙器、紙器の製造方法、および紙器の製造装置
CN114450142A (zh) 用于制备用于圆筒的板材以处理纸张加工工业的物品的工艺和设备
JP3798804B1 (ja) シートへのicタグ付テープ貼着方法
WO2015145796A1 (ja) マーキング装置およびマーキング方法
JP2016087949A (ja) 紙器およびその製造方法
US20190152185A1 (en) Process and device for preparing plates for cylinders to crease items of the paper processing industry
JP2016087946A (ja) 紙器の製造方法および製造装置
WO2016072098A1 (ja) 紙基材の印刷方法及び紙基材の製造装置
US20160325562A1 (en) Method of forming substrate alignment tabs on a print surface
US20030144853A1 (en) Carton labeling system and process
DE102005032014A1 (de) Verfahren zum Herstellen einer Verpackung aus Pappe
EP3269558B1 (en) A manufacturing process for a laminated paper product
JP6492550B2 (ja) 紙器の製造装置
WO2020203978A1 (ja) 寸法可変の蓋製造方法および寸法可変の蓋製造装置
JP2003072738A (ja) バーコード情報印刷箱体