JP2016087495A - Pcbを内包する機器の処理方法 - Google Patents

Pcbを内包する機器の処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016087495A
JP2016087495A JP2014221346A JP2014221346A JP2016087495A JP 2016087495 A JP2016087495 A JP 2016087495A JP 2014221346 A JP2014221346 A JP 2014221346A JP 2014221346 A JP2014221346 A JP 2014221346A JP 2016087495 A JP2016087495 A JP 2016087495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pcb
cleaning liquid
liquid
device containing
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014221346A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6498910B2 (ja
Inventor
裕治 原嶋
Yuji Harashima
裕治 原嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tukumo Co Ltd
Original Assignee
Tukumo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tukumo Co Ltd filed Critical Tukumo Co Ltd
Priority to JP2014221346A priority Critical patent/JP6498910B2/ja
Publication of JP2016087495A publication Critical patent/JP2016087495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6498910B2 publication Critical patent/JP6498910B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

【課題】安全かつ効率的に、PCBを内包する機器からPCBを抜き出し、同機器を洗浄して清浄化できる処理方法を提供する。【解決手段】PCBを内包する機器の処理方法は、PCB又はPCBを含む液体を包含した機器の内部から、同液体を吸引回収する第1ステップと、ファインバブル水を加熱加圧して成された亜臨界水を第1の洗浄液として、前記機器内部へ高圧で噴霧して同被処理物内を洗浄し、使用された第1の洗浄液を回収する第2ステップと、ファインバブル水へ、洗浄・付着物除去・乳化分散・浸透作用を付加する化学薬品を混合撹拌して成る第1液に、ケロシンと界面活性剤を更に混合すると共に加熱加圧して成された亜臨界水を第2の洗浄液として、前記機器内部へ高圧で噴霧し、第2の洗浄液を一定時間浸透させた後に超音波洗浄を行って機器内を洗浄し、使用された第2の洗浄液を回収する第3ステップとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、PCBを内包する機器の処理方法に関する。
更に詳しくは、安全かつ効率的に、PCBを内包する機器からPCBを抜き出し、同機器を洗浄して清浄化できる処理方法に関する。
なお、本明細書および本特許請求の範囲において、用語「PCB」はPoly Chlorinated Biphenylの略であり、また、一部記載を除き、「PCB」は、PCBを含んだ液体も含む意味で使用している。
PCBは、1968年のカネミ油症事件が起こる前までは、熱安定性、電気絶縁性、耐薬品性等の化学的特性から、加熱用/冷却用熱媒体、コンデンサ等の電気機器の絶縁油、可塑剤、塗料、ノンカーボン紙の溶剤等、非常に幅広い分野に用いられていたが、発癌性、催奇性といった毒性が認められたため、1975年施行の「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」によって製造および使用が禁止されている。しかしながら、禁止前に製造販売された電気機器については、その使用が規制されていなかった。
また、2001年には「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(以下「PCB特別措置法」という。)」が制定され、2016年までにPCBを内包する機器等の処理を図ることとしていた。
一方、PCBの使用等が禁止されてから40年近い歳月が経過しており、PCBを包含する機器の老朽化、保管されたPCBを含む廃棄物を収めた容器の腐食等が問題となっている。PCBの処理においては、PCBを包含した機器のみならず、最終的には、抜き出したPCBを保管する容器についても洗浄等して清浄化する必要がある。
このような処理方法として、下記非特許文献1に、高圧トランス等のPCBを包含する電気機器の処理方法が開示されており、溶剤洗浄法や、真空加熱分離装置による分離法が記載されている。
日本環境安全事業株式会社 処理技術についてインターネット<URL:http://www.jesconet.co.jp/business/pcb_technology/>
しかしながら、上記非特許文献1に開示されている現在の処理方法では、PCBを包含する機器を持ち込んで処理するまでに14日程かかっており、全量処理を行うにあたって設定された目標時期の2016年には間に合わず、2027年まで先送りされるほど処理が遅れており、大きな社会問題となっている。このため、安全かつ効率的に行うことができる処理方法の確立が望まれている。
本発明は、以上の点を鑑みて創案されたものであり、安全かつ効率的に、PCBを内包する機器からPCBを抜き出し、同機器を洗浄して清浄化できる処理方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するためにPCBを内包する機器の処理方法は、PCBまたはPCBを含む液体を包含した被処理物の内部から、同液体を吸引して回収する第1のステップと、ファインバブル水を加熱および加圧して成された亜臨界水を第1の洗浄液として、前記被処理物の内部へ高圧で噴霧して同被処理物内を洗浄し、使用された同第1の洗浄液を回収する第2のステップと、ファインバブル水へ、洗浄作用、付着物除去作用、乳化分散作用、浸透作用、を付加する化学薬品を混合および撹拌して成る第1液に、ケロシンと界面活性剤を更に混合すると共に加熱および加圧して成された亜臨界水を第2の洗浄液として、前記被処理物の内部へ高圧で噴霧し、同第2の洗浄液を一定時間浸透させた後に超音波洗浄を行って同被処理物内を洗浄し、使用された同第2の洗浄液を回収する第3のステップとを備える。
前記発明は、回収した前記第1の洗浄液および前記第2の洗浄液を油水分離し、凝集沈降させる第4のステップを備えるものであってもよい。
前記発明は、前記第4のステップにおいて分離した水を濾過し、濾過した水を前記第1の洗浄液および前記第2の洗浄液の原料として再利用するものであってもよい。
前記発明は、前記第4のステップにおいて分離したPCB、油あるいは化学薬品を回収して容器に保管するものであってもよい。
前記発明は、前記第2ステップおよび前記第3ステップ、または、前記第2ステップあるいは前記第3ステップのいずれか、における前記亜臨界水を得るための工程が、材料を加圧容器へ入れ、140〜200℃での加熱および15〜20Mpaでの加圧を30分〜2時間行うものであってもよい。
前記発明は、前記第2の洗浄液に係る洗浄作用を付加する化学薬品が、1,4-ジオキサンであってもよい。
前記発明は、前記第2の洗浄液に係る付着物除去作用を付加する化学薬品が、1.3-ジメキル-2-イミダゾリジノンであってもよい。
前記発明は、前記第2の洗浄液に係る乳化分散作用を付加する化学薬品が、アルキルナフタレンスルホン酸塩であってもよい。
前記発明は、前記第2の洗浄液に係る浸透作用を付加する化学薬品が、アルキルスルホン酢酸塩であってもよい。
前記発明は、前記第2の洗浄液に、特殊溶剤としてメチルヘキシルケトンを更に加えたものであってもよい。
前記発明は、前記第2の洗浄液に係る界面活性剤がノニルフェノールエーテルであってもよい。
前記発明は、前記第1液が、ファインバブル水80%と、1,4-ジオキサン5%と、1.3-ジメキル-2-イミダゾリジノン5%と、アルキルナフタレンスルホン酸塩2.5%と、アルキルスルホン酢酸塩2.5%と、メチルヘキシルケトン5%の比率で混合されたものであってもよい。
前記発明は、前記第2の洗浄液が、第1液74%と、ケロシン25%と、ノニルフェノールエーテル1%の比率で混合されたものであってもよい。
本発明によれば、安全かつ効率的に、PCBを内包する機器からPCBを抜き出し、同機器を洗浄して清浄化できる、PCBを内包する機器の処理方法を提供できる。
本発明に係るPCBを内包する機器の処理方法を示す概略図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態について更に詳細に説明する。
実施例1において使用する被処理物、洗浄液に使用する薬剤等は以下の通りである。
(被処理物)
実施例1において、被処理物はコンデンサであり、PCBと油を含む液体(電気絶縁油)を包含している。なお、これに限定するものではなく、例えばトランスその他の、PCBのみ、または、PCBを含む液体を包含した被処理物が処理対象物となりうる。
(ファインバブル水)
実施例1において、ファインバブル水は、平均粒子径が100nm程度の気泡が、
1mL中の数密度で約1億個/mLが含まれる水であり、ファインバブル製造装置により生成される。なお、これに限定するものではなく、例えば、平均粒子径が100〜300nm程度であってもよいし、1mL中の数密度は5000万個〜1億個/mLであってもよい。
(第1の洗浄液)
第1の洗浄液は、ファインバブル水を加圧容器へ入れ、200℃での加熱および20Mpaでの加圧を2時間行うことによって亜臨界水としたものである。なお、これに限定するものではなく、例えば、加熱温度は140〜200℃であってもよいし、加圧する圧力は15〜20Mpaであってもよいし、時間は30分〜2時間であってもよい。
(第2の洗浄液)
第2の洗浄液に係る第1液は、「洗浄作用を付加する化学薬品」が1,4-ジオキサンであり、「付着物除去作用を付加する化学薬品」が1.3-ジメキル-2-イミダゾリジノンであり、「乳化分散作用を付加する化学薬品」がアルキルナフタレンスルホン酸塩であり、「浸透作用を付加する化学薬品」がアルキルスルホン酢酸塩である。加えて、特殊溶剤としてメチルヘキシルケトンを更に加えている。
なお、ここで、1.3-ジメキル-2-イミダゾリジノンは、表面洗浄作用を付加する化学薬品でもある。また、ここで、アルキルナフタレンスルホン酸塩は、浸透作用を付加する化学薬品でもある。更に、ここで、アルキルスルホン酢酸塩は、洗浄作用および乳化作用を付加する化学薬品でもある。
第1液は、ファインバブル水80%と、1,4-ジオキサン5%と、1.3-ジメキル-2-イミダゾリジノン5%と、アルキルナフタレンスルホン酸塩2.5%と、アルキルスルホン酢酸塩2.5%と、メチルヘキシルケトン5%の比率で混合されたものである。
第2の洗浄液に係る第2液は、「界面活性剤」がノニルフェノールエーテルである。
第2の洗浄液は、第1液74%と、ケロシン25%と、ノニルフェノールエーテル1%の比率で混合されたものである。
なお、第2の洗浄液に係る第1液の化学薬品名とその使用目的(作用)、CAS No、各薬品の添加量(配合比率)、および、第1液とその他の薬品との配合比率について、表1にまとめている。
Figure 2016087495
第2の洗浄液は、上記表1に記載された各要素を加圧容器へ入れ、200℃での加熱および20Mpaでの加圧を2時間行うことによって亜臨界水としたものである。なお、これに限定するものではなく、例えば、加熱温度は140〜200℃であってもよいし、加圧する圧力は15〜20Mpaであってもよいし、時間は30分〜2時間であってもよい。
〔PCBを内包する機器の処理方法〕
図1を参照して、本実施例におけるPCBを内包する機器(コンデンサ)の処理方法を説明する。
本実施例におけるPCBを内包する機器の処理方法は、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップと、第4ステップからなり、以下詳述する。
(第1ステップ)
コンデンサの容器内部から、吸引ポンプによりPCBを可能な限り吸引し、一時タンクに保管する。そして、一時タンクから、安定して保管できる保管容器に移し替えて、最終処分まで保管する。
この作業により、まずは粗方のPCBを吸引回収されるので、コンデンサの容器内の表面や隙間に僅かなPCBが残った状態となる。
(第2ステップ)
ファインバブル製造装置により、ファインバブル水を生成する。なお、このファインバブル製造装置は、第3ステップで使用するファインバブル水の製造にも利用される。
ファインバブル水を加圧容器へ入れて加熱加圧して亜臨界水とし、第1の洗浄液として精製する。
第1の洗浄液を、コンデンサの容器内へ高圧で噴霧して内部を洗浄する。そして、使用された第1の洗浄液は、回収され、洗浄水回収タンク内に一時保管される。
ファインバブルの液体を洗浄に使用した場合、気泡表面の活性化が高く、汚れ成分を界面に吸着させることができる効果があることは、一般的に知られている。本実施例では、このファインバブルの効果を更に高めるべく、ファインバブル水を加熱加圧して亜臨界水としている。
通常の水の誘電率の値が80程度であるのに対し、亜臨界水は誘電率の値が20〜30程度であって、油を溶かすことに用いられるエタノールに近づくので、油を溶かす性質を有するようになる。つまり、第1の洗浄液は、ファインバブル水を亜臨界水とすることで、互いの相乗効果を得たものであり、単なる水に溶剤効果を持たせることができる。
この結果、PCBを内包する機器(コンデンサ)の洗浄作業における化学薬品の使用量を抑制することができる。
(第3ステップ)
第2ステップで生成したファインバブル水と、表1に記載した各化学薬品を混合し、60分間撹拌して第1液を生成する。
第1液にケロシン、ノニルフェノールエーテルを混合したものを加圧容器へ入れて加熱加圧して亜臨界水とし、第2の洗浄液として精製する。なお、ノニルフェノールエーテルは、低気泡性のものを選定する。
第2の洗浄液を、コンデンサの容器内へ高圧で噴霧して、一定時間、内部に浸透させる。浸透させた後、超音波洗浄を行う。この超音波洗浄は、低い周波数によりキャビテーションを発生させることにより行われ、超音波の作用により真空の泡が発生し、汚れを直接分解して洗浄する。
そして、使用された第2の洗浄液は、回収され、洗浄水回収タンク内に一時保管される。
なお、第2の洗浄液は、先に述べた亜臨界水としたファインバブル水の効果を有していると共に、混合された各化学薬品が表1に示す使用目的に記載された各々の作用を奏することで、より洗浄効果が高められており、先に述べた超音波洗浄の効果と相まって、コンデンサ内に残存するPCBを洗浄除去することができる。
(第4ステップ)
洗浄水回収タンク内に保管された第1の洗浄液と第2の洗浄液をひとまとめにし、シックナー等の油水分離と凝集沈降が可能な装置を用いて、油水分離と、凝集沈降がなされる。
このとき、PCBは化合物の状態では水に溶けないので、水とPCBは分離し、分離された水は逆浸透膜等のフィルターを通過させることで、化学薬品と分離される。
この結果、水は、清浄化されているので、還流させてファインバブル水の原料として再利用する。また、分離されたPCB、油あるいは化学薬品は、回収して容器に保管する。
このように、本実施例の処理方法によれば、PCBを内包するコンデンサからPCBを抜き出した後、僅かに残るコンデンサ内のPCBについても、安全かつ効率的に、ほぼ完全に洗浄化することができる。
また、この処理方法によれば、作業液に使用する水に加える化学薬品の使用量を抑えることができ、更に、洗浄液の主原料たる水が再利用できることから大規模水処理施設が不要であるため、従来の処理方法と比較して、建設コストおよび運用コストを抑制することができる。
本明細書および本特許請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書および本特許請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。

Claims (13)

  1. PCBまたはPCBを含む液体を包含した被処理物の内部から、同液体を吸引して回収する第1のステップと、
    ファインバブル水を加熱および加圧して成された亜臨界水を第1の洗浄液として、前記被処理物の内部へ高圧で噴霧して同被処理物内を洗浄し、使用された同第1の洗浄液を回収する第2のステップと、
    ファインバブル水へ、洗浄作用、付着物除去作用、乳化分散作用、浸透作用、を付加する化学薬品を混合および撹拌して成る第1液に、ケロシンと界面活性剤を更に混合すると共に加熱および加圧して成された亜臨界水を第2の洗浄液として、前記被処理物の内部へ高圧で噴霧し、同第2の洗浄液を一定時間浸透させた後に超音波洗浄を行って同被処理物内を洗浄し、使用された同第2の洗浄液を回収する第3のステップとを備える
    PCBを内包する機器の処理方法。
  2. 回収した前記第1の洗浄液および前記第2の洗浄液を油水分離し、凝集沈降させる第4のステップを備える
    請求項1記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  3. 前記第4のステップにおいて分離した水を濾過し、濾過した水を前記第1の洗浄液および前記第2の洗浄液の原料として再利用する
    請求項2記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  4. 前記第4のステップにおいて分離したPCB、油あるいは化学薬品を回収して容器に保管する
    請求項2または請求項3記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  5. 前記第2ステップおよび前記第3ステップ、または、前記第2ステップあるいは前記第3ステップのいずれか、における前記亜臨界水を得るための工程が、材料を加圧容器へ入れ、140〜200℃での加熱および15〜20Mpaでの加圧を30分〜2時間行うものである
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  6. 前記第2の洗浄液に係る洗浄作用を付加する化学薬品が、1,4-ジオキサンである
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  7. 前記第2の洗浄液に係る付着物除去作用を付加する化学薬品が、1.3-ジメキル-2-イミダゾリジノンである
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  8. 前記第2の洗浄液に係る乳化分散作用を付加する化学薬品が、アルキルナフタレンスルホン酸塩である
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  9. 前記第2の洗浄液に係る浸透作用を付加する化学薬品が、アルキルスルホン酢酸塩である
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  10. 前記第2の洗浄液に、特殊溶剤としてメチルヘキシルケトンを更に加えた
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8または請求項9記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  11. 前記第2の洗浄液に係る界面活性剤がノニルフェノールエーテルである
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9または請求項10記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  12. 前記第1液が、ファインバブル水80%と、1,4-ジオキサン5%と、1.3-ジメキル-2-イミダゾリジノン5%と、アルキルナフタレンスルホン酸塩2.5%と、アルキルスルホン酢酸塩2.5%と、メチルヘキシルケトン5%の比率で混合されたものである
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11記載のPCBを内包する機器の処理方法。
  13. 前記第2の洗浄液は、第1液74%と、ケロシン25%と、ノニルフェノールエーテル1%の比率で混合されたものである
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11または請求項12記載のPCBを内包する機器の処理方法。
JP2014221346A 2014-10-30 2014-10-30 Pcbを内包する機器の処理方法 Active JP6498910B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014221346A JP6498910B2 (ja) 2014-10-30 2014-10-30 Pcbを内包する機器の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014221346A JP6498910B2 (ja) 2014-10-30 2014-10-30 Pcbを内包する機器の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016087495A true JP2016087495A (ja) 2016-05-23
JP6498910B2 JP6498910B2 (ja) 2019-04-10

Family

ID=56015745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014221346A Active JP6498910B2 (ja) 2014-10-30 2014-10-30 Pcbを内包する機器の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6498910B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6373438B1 (ja) * 2017-03-30 2018-08-15 株式会社神鋼環境ソリューション Pcb汚染電気機器の洗浄無害化処理方法
CN110918534A (zh) * 2019-11-27 2020-03-27 江苏本川智能电路科技股份有限公司 一种微孔孔内超声波清洗装置
CN113909208A (zh) * 2021-09-29 2022-01-11 江苏徐工工程机械研究院有限公司 往复搅拌与超声复合熔盐清洗装置及其设计、使用方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001219153A (ja) * 2000-02-14 2001-08-14 Nippon Clean Oil Kk 電気機器からのpcb回収方法と装置
JP2002172365A (ja) * 2000-12-05 2002-06-18 Nuclear Fuel Ind Ltd 非含浸性物質の過熱水蒸気噴射洗浄法
JP2002336801A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd グローブボックス及びこれを使用する処理方法
JP2008124203A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Kurita Water Ind Ltd 洗浄装置
JP2010165825A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Shibaura Mechatronics Corp 基板処理装置および基板処理方法
JP2014014741A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Rasco Co Ltd 低環境負荷対応の洗浄方法及び洗浄装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001219153A (ja) * 2000-02-14 2001-08-14 Nippon Clean Oil Kk 電気機器からのpcb回収方法と装置
JP2002172365A (ja) * 2000-12-05 2002-06-18 Nuclear Fuel Ind Ltd 非含浸性物質の過熱水蒸気噴射洗浄法
JP2002336801A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd グローブボックス及びこれを使用する処理方法
JP2008124203A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Kurita Water Ind Ltd 洗浄装置
JP2010165825A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Shibaura Mechatronics Corp 基板処理装置および基板処理方法
JP2014014741A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Rasco Co Ltd 低環境負荷対応の洗浄方法及び洗浄装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6373438B1 (ja) * 2017-03-30 2018-08-15 株式会社神鋼環境ソリューション Pcb汚染電気機器の洗浄無害化処理方法
CN110918534A (zh) * 2019-11-27 2020-03-27 江苏本川智能电路科技股份有限公司 一种微孔孔内超声波清洗装置
CN110918534B (zh) * 2019-11-27 2020-11-27 江苏本川智能电路科技股份有限公司 一种微孔孔内超声波清洗装置
CN113909208A (zh) * 2021-09-29 2022-01-11 江苏徐工工程机械研究院有限公司 往复搅拌与超声复合熔盐清洗装置及其设计、使用方法
CN113909208B (zh) * 2021-09-29 2022-08-12 江苏徐工工程机械研究院有限公司 往复搅拌与超声复合熔盐清洗装置及其设计、使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6498910B2 (ja) 2019-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6498910B2 (ja) Pcbを内包する機器の処理方法
CN102161941A (zh) 一种环保碳氢清洗剂
KR20160004019A (ko) 폐절삭유 처리 장치 및 방법
TWI639460B (zh) Oil/water separation method for o/w type emulsion and oil water separating agent for o/w type emulsion
JP2016168532A (ja) Pcbで汚染された電気機器の浄化方法
CN104961909A (zh) 一种从废旧膜片中提取pvdf生成再生膜片的方法
CN108191179A (zh) 一种化工含油污泥土壤的洗涤处理方法
JP5145706B2 (ja) 電気機器絶縁油中のpcb無害化方法
CN110430947B (zh) 使用w/o乳液清洗液的清洗方法
JP7112428B2 (ja) 汚染された産業用機器を清浄化するための溶剤組成物およびプロセス
JP5425718B2 (ja) スラッジ除去方法
TWI717363B (zh) 使化學工廠除脂之方法
JP2010137191A (ja) 油洗浄装置及び絶縁油洗浄システム
WO2010073062A1 (en) Method of oil residue utilisation and chemical agent thereof
Solaiappan Future perspectives for green solvents in environmental remediation
JP7082598B2 (ja) Pcb汚染機器をクリーニングする方法
JP5377414B2 (ja) 油浄化装置及びpcb混入絶縁油の無害化処理設備
JP5383582B2 (ja) Pcb混入絶縁油の無害化処理方法
US20040079394A1 (en) Grease removing method and device
CN106753543B (zh) 基于溶剂萃取与电脱盐耦合的原油脱盐方法
JP7140729B2 (ja) Tcbの蒸留分離装置及び方法
CN111842326A (zh) 一种瓷介电容器的清洗工艺
JP5377419B2 (ja) Pcb混入絶縁油の無害化処理方法
JP2004174375A (ja) 洗浄方法およびその装置
JP2013056066A (ja) ハロゲン化合物含有油の無害化処理方法及び無害化処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190115

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6498910

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250