JP2016087431A - 吊り下げ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯ばさみのない洗濯物干しで、洗濯物を枠で挟む物があるが、可動の枠部を跳ね上げる時にきちんと留めておく手間や、開いた枠が手で滑って落ち指を挟む危険があった。その両方を同時に解消できる吊り下げ具を本発明で提供する。【解決手段】第1ライン及び第2ラインの少なくてもどちらか一方をスライドして、一方に被吊り下げ物を干せる第1状態と、第1ライン及び第2ラインで被吊り下げ物を挟む第2状態とを切り換えることで、一挙に被吊り下げ物を挟んだりはずしたりでき、手間なく指を挟むなどの危険のない吊り下げ具を提供する。【選択図】 図2

Description

本発明は物を吊り下げたり取りはずしたりできる吊り下げ具に関する。
従来の洗濯物干し具は、洗濯ばさみを一つずつつまんで洗濯物を挟んだりはずしたりする必要があった。時間がかかり面倒で、日常必要な作業だけに忙しい人や手指の機能障害の人には負担であった。収納の時に洗濯ばさみが絡んだり、洗濯ばさみでかさが増えて邪魔であった。
また、洗濯物に洗濯ばさみで挟んだ押し型が残ったり、洗濯ばさみが劣化で傷んだりはずれたりする事があった。(特許文献1)
洗濯ばさみのない洗濯物干し具として、洗濯物を枠で挟む方法の物があるが、可動の枠部を跳ね上げる時にきちんと留めておく手間や、開いた枠が落ちて指を挟む危険があった。(特許文献2)
特開平7−255995号公報 特開2002−306896号公報
洗濯ばさみのない洗濯物干し具で、洗濯物を枠で挟む物があるが、可動の枠部を跳ね上げる時にきちんと留めておく手間や、開いた枠が手が滑って落ち指を挟む危険があった。その両方を同時に解消できる吊り下げ具を本発明で提供する。
本発明に係る吊り下げ具は、第1ライン及び第2ラインの一方に被吊り下げ物を吊り下げれる第1状態と、第1ライン及び第2ラインで被吊り下げ物を挟む第2状態とを、第1ライン及び第2ラインの少なくとも一方をスライドして切り換えることができる。
本発明は、第1ライン及び第2ラインの少なくとも一方に滑り止めを備える吊り下げ具である。
本発明は、ラインの両端にこのラインの延在方向と交差する方向に延在するレールが設けられ、第2状態を維持するために、レールと第1ライン及び第2ライン、又は第1ライン及び第2ライン同士とをロックする機構を備える吊り下げ具である。
本発明は、第2状態の時に、第1ライン及び第2ラインに隙間を設ける吊り下げ具である。
本発明の吊り下げ具の形態が円形状で、第1ライン及び第2ラインは、その径方向に配置され、第1ライン及び第2ラインの少なくとも一方を、回転軸を中心にスライド回転させる吊り下げ具である。
第1ライン及び第2ラインの少なくとも一方をスライドして、第1ライン及び第2ラインで被吊り下げ物を一挙に挟んだりはずしたりするので、洗濯ばさみを一つずつつまんで被吊り下げ物を挟んだりはずしたりする手間がなく、時間短縮でき作業量を減らせる。また、手指の負担も軽減することができる。
第1ライン及び第2ラインの少なくとも一方をスライドして、第1ライン及び第2ラインで被吊り下げ物を挟んだりはずしたりするので、指を挟んで怪我をする心配や可動枠を跳ね上げてきちんと留めておく手間がない。
洗濯ばさみがないので、収納の際に洗濯ばさみが絡む事もなく、薄く収納できコンパクトである。又、洗濯ばさみが劣化によってはずれてしまう心配がない。
第2状態の時に、第1ライン及び第2ラインで線状に被吊り下げ物を挟むので、洗濯ばさみで挟んだ時の様に部分的に圧力を集中しない。よって挟み跡が残るのが軽減される。
第1ライン及び第2ラインの少なくとも一方をスライドすると、被吊り下げ物を第1ライン及び第2ラインで一挙に挟んだりはずしたりできる。被吊り下げ物を吊り下げるのもはずすのも簡単である。
第1ライン及び第2ラインの少なくとも一方に滑り止めを備えることで、吊るし終わって挟むまでに被吊り下げ物が落ちたり、吊るしている際のずれを防ぐ事が出来る。また、滑り止めを通気性を配慮した形状にすると、挟んでいる部分も乾きやすい。
被吊り下げ物を挟んだ後に少なくとも一方のラインをスライドさせて、レールと第1ライン及び第2ライン、又は第1ライン及び第2ライン同士とにロックをかける事で、被吊り下げ物を挟んでいたラインの隙間が緩んだり、きっちり挟みそこねて被吊り下げ物がずり落ちるのを防ぐ事が出来る。
第2状態の時に、第1ラインと第2ラインの間に隙間を設けておく事で、被吊り下げ物の挟み跡を軽減したり、被吊り下げ物の厚みに対応したりすることが出来る。
本発明の形態を円形状にすることで、角がなくより安全である。また、円形状の形態は、円形状内で回転軸を中心にラインがスライドするので、省スペースで被吊り下げ物を挟んだりはずしたりできる。
第1実施形態の、被吊り下げ物を吊り下げれる状態の図(第1状態) 第1実施形態の、被吊り下げ物を挟んだ状態にある使用図(第2状態) フレームを表した図(a)第1フレーム、(b)第2フレーム レールの構成図(a)2段構成斜視図(b)1段構成斜視図 第1フレーム又は第2フレームの横枠をレール代わりに中空にした簡略断面図 第2実施形態の構成図で、被吊り下げ物を吊り下げれる状態の図(第1状態) 第1ライン及び第2ラインの滑り止めの例 (a)長手方向に筋状で凸凹のある滑り止め (b)輪の形状のものを隙間をあけてはめ込んだ滑り止め (c)長手方向に波状の形状を間をあけて配置した滑り止め (d)ランダムに突起を備えた滑り止め ロック機構の例 (a)レールと第1ライン及び第2ラインのロック (b)第1ライン及び第2ライン同士のロック 変形例 (a)第1ライン及び第2ラインが曲線を含む変形例 (b)第1ライン及び第2ラインの間隔が、等間隔でない変形例 (c)フレームが半円形状の変形例 (d)レールや横枠が直線でなく、弧を描くような曲線造りにした変形例
以下の実施例は被吊り下げ物8としての洗濯物を含みます。
第1ライン21及び第2ライン31を開き、どちらか一方に被吊り下げ物8を干したりはずしたりできる第1状態と、第1ライン21及び第2ライン31を閉じ被吊り下げ物8を挟んだまま保持できる第2状態を一挙に切り換えれる構成になっている。
〈第1実施形態〉
第1実施形態は本発明の吊り下げ具1が四角い形状の場合である。
第1実施形態のレール4が2段構成の本発明の吊り下げ具1を、図1〜図4(a)に示す。
四角いフレームに配置した第1ライン21を有する第1フレーム2と、第1フレーム2とほぼ同形状の第2ライン31を有する第2フレーム3と、フレームの横枠22及び32の少なくとも一方をスライドするための2本の直線のレール4と、鎖や紐等でできている吊り部5とから構成される吊り下げ具1である。
図3(a)で示すように、第1フレーム2は四角いフレームに複数本平行でほぼ等間隔に配置した第1ライン21と横枠22を備え、図3(b)の第2フレーム3は第1フレーム2とほぼ同形状で、第2ライン31と横枠32を備える。第1ライン21と第2ライン31の長さやライン同士の間隔は、被吊り下げ物8に適したものであればよい。第1フレーム2と第2フレーム3を第1ライン21と第2ライン31も重なるような方向で重ね、レール4をラインと垂直のフレームの横枠22及び横枠32に両側からはめ込み、第1フレーム2及び第2フレーム3の少なくとも一方をレール4に沿ってスライドできる。
第1フレーム2及び第2フレーム3の少なくとも一方を、レール4に沿ってスライドし、第1ライン21と第2ライン31を開いた第1状態の時(図1)に被吊り下げ物8を一方のラインに吊るしたりはずしたり、第1ライン21と第2ライン31を閉じた第2状態の時(図2)に被吊り下げ物8を挟んだりを一挙に切り換えれる機構となっている。
図4(a)は、レール4の2段構成の斜視図である。
2段構成は、コの字型のレール4の真ん中に分離板があり、断面をE字型にしたものである。第1フレーム2の横枠22をE字型のレール4の上段に、第2フレーム3の横枠32をレール4の下段にセットし少なくとも一方がスライドできる。第1ライン21及び第2ライン31のどちらか一方に被吊り下げ物8を吊り下げ、第1ライン21及び第2ライン31で挟むと、第1ライン21と第2ライン31はほぼ上下の関係で位置し、被吊り下げ物8をその間で挟むことになる。レール4の長さは、第1ライン21と第2ライン31を開いた第1状態の時にレール4からラインがはずれず、ストッパー12がレール4の両端につけれる長さにする。
第1実施形態のレール4が1段構成の本発明の吊り下げ具1を、図1、図2、図4(b)に示す。
レール4が1段構成の場合は、図4(a)における第2フレーム3の横枠32をなくし、レール4に第2ライン31の両端を固定するため、レール4と複数の第2ライン31で四角形状になり、第2フレーム3の用途を果たす。
レール4が1段構成の斜視図を図4(b)に示す。
レール4の長手方向の端から端まで、レール4に垂直に一定間隔で、第2ライン31の両端をレール4のコの字型の内側に固定する。また、レール4の長手方向にスライドできるように、第2ライン31と同間隔で同数の第1ライン21を備える四角形状の第1フレーム2を設置する。この場合レール4の端から、第2ライン31、第1ライン21と交互になるように設置する。
レール4に幅を持たせると、第2ライン31を固定しやすく、第1ライン21をコの字型のレール4の内側に固定された第2ライン31より奥の空間を使って、レール4に沿ってスライドできやすくなる。レール4の奥でスライドさせる分、第1ライン21が第2ライン31より長くなる。
レール4に固定した第2ライン31同士の間を、横枠22がレール4に沿って可動して行き来しすることによって、第1ライン21が第2ライン31と共に被吊り下げ物8を挟んだりはずしたりできる。
第1実施形態で、一方の中空にしたフレームの横枠22又は横枠32が、レール4の働きをする本発明の吊り下げ具1を、図5に示す。
図5は、第1フレーム2の横枠22又は第2フレーム3の横枠32の両側の横枠を中空にし、中空にした横枠同士が対面する面にラインをほぼ等間隔に設置し、もう一方のフレームを、中空の横枠に内蔵してスライドさせる機構の簡略断面図である。よって、この場合は中空にした横枠がレール4の役目をするので、レール4を設ける必要がない。また、中空の横枠32の長手方向の端から第2ライン31、第1ライン21と交互になるように設置する。
例えば第2フレーム3の両側の横枠32を中空にし、横枠32同士が対面する面に端から端まで複数の第2ライン31を等間隔に固定する。また、中空にした横枠32の第2ライン31間に、第1ライン21がスライドできる程度の大きさの横溝14を設ける。四角い形状で、複数の第2ライン31と同間隔の第1ライン21を備える第1フレーム2の横枠22を、中空にした横枠32にはめ込み、第1ライン21を第2フレーム3の横溝14から出してスライドできるように設置した構造である(図5)。これで横枠32の中空内を横枠22がスライドし、同時に第2フレーム3の横溝14の長さ分、第1ライン21が横溝14に沿って可動する。第1ライン21が可動して行き来しすることによって、第1ライン21が第2ライン31と共に被吊り下げ物8を挟んだりはずしたりできる。
少なくとも一方のラインが、一方方向に行くと第1ライン21と第2ライン31が閉じてその間で被吊り下げ物8を挟み、もう一方の方向に行くと開いて被吊り下げ物8を干したりはずしたりすることができる。
レール4が2段でも、1段でも、レール4をなくした構造(図5)でも、またその他の機構でも、第1ライン21及び第2ライン31の少なくても一方がスライドし被吊り下げ物8を挟んだりはずしたりでき、屋外での耐久性のある構造であればよい。
図4(a)と(b)は、フレームがレール4からはずれることの無いように、ストッパー12を二本のレール4の両末端に備える。またレール4が2段構成の図4(a)の時、第1フレーム2及び第2フレーム3のスライドの固定、可動が逆でもいいし、両方可動させてもよい。
第1フレーム2、第2フレーム3、レール4、鎖や紐等でできている吊り部5、取っ手7、ロック11、ストッパー12は、例えばスチールまたはステンレス(ポリエチレンコーティングした物)や樹脂など、屋外使用に耐えれる素材であればよい。
第1ライン21及び第2ライン31で被吊り下げ物8を線状に挟み、ライン間に隙間9もあるので、挟み跡を軽減したり、被吊り下げ物8の厚みに対応することができる。
第1ライン21及び第2ライン31のどちらか一方をスライドして被吊り下げ物8を挟むので、指を挟んで怪我をする心配や可動枠を跳ね上げてきっちりと留める手間がない。
洗濯ばさみがないので絡みあう事もなく、薄くコンパクトに収納できる。又、洗濯ばさみが劣化によってはずれてしまう心配がない。
第1ライン21及び第2ライン31の一方に被吊り下げ物8を掛け、第1フレーム2及び第2フレーム3の少なくとも一方をスライドすると一挙に被吊り下げ物8を挟んだりはずしたりでき、吊り下げが簡単にできる。
洗濯ばさみを一つずつつまむ手間がなく、時間短縮でき作業量を減らせる。手指の負担も軽減できる。
スライドするラインのレール4に近い所に、取っ手7を備えると更にスライドしやすい。
〈第2実施形態〉
図2実施形態は図6で示すように、本発明の吊り下げ具1が円形状の場合である。
第1フレーム2の外枠13aと第2フレーム3の外枠13b及びレール4が円形状である。
円形状の第1フレーム2の第1ライン21と円形状の第2フレーム3の第2ライン31を、径方向に回転軸10を中心に同角度に複数本ずつ、円形状の第1フレーム2と第2フレーム3がほぼ同形状になるよう配置する。ラインの長さや回転軸からの角度は被吊り下げ物8に適したものにする。
第1フレーム2と第2フレーム3を重ね合わせ、外枠13a 及び13bを円形状のレール4にはめ込む。第1ライン21及び第2ライン31の少なくても一方が回転軸10を中心にスライド回転(=相対変位)させる事以外は、第1実施形態記載の吊り下げ具1と、ラインをスライドして被吊り下げ物8を挟んだりはずしたりするという構成は同じである。
ただし、円形状のレール4を円形状の第1フレーム2及び第2フレーム3に外側からはめ込み、レール4に沿って少なくとも一方のフレームをスライドするため、フレームが外れる心配がなくレール4のストッパー12は必要ない。
回転軸10も当然に屋外の使用に耐えうる素材が良い。
第2実施形態は、回転軸を中心に第1ライン21及び第2ライン31の少なくとも一方のラインをスライド回転させ被吊り下げ物8を挟んだりはずしたりするため、回転スペースは円形状内で収まり省スペースで吊り下げ具1を使用できる。角がなくより安全である。
少なくとも一本のスライドするラインの、円形状レール4に近いところに取っ手7を備えるとさらにスライドしやすい。
〈第1実施形態及び第2実施形態の共通例〉
図7で、第1ライン21及び第2ライン31の表面の滑り止め6の例を示す。
ラインの滑り止め6は、弾力体で防水性、耐久性のある素材を第1ライン21及び第2ライン31の少なくとも一方の表面に備え、凸凹を設けて被吊り下げ物8が滑らず、通気が良く乾きやすい状態になるように配慮されたものがよい。
(a)は、長手方向に筋状に凸凹のある滑り止め6。
(b)は、輪の形状のものを隙間を開けながらはめ込んだ滑り止め6。
(c)は、長手方向に波状の形状のものを間をあけて配置した滑り止め6。
(d)は、ランダムに突起を備えた滑り止め6。
滑り止め6に凸凹を設け通気性を持たせることで,挟んでいる部分も乾きやすくできる。被吊り下げ物8に応じて滑り止め6の凹凸の量を減らしたり、形状を工夫することで被吊り下げ物8に挟み跡などの負担を軽減できる。
図8は、第2状態の時に第1ライン21と第2ライン31の隙間9が開かないようにするロック機構を示す。
第2状態を維持するために、レール4に第1ライン21と第2ライン31を同時にロック、又は第1ライン21及び第2ライン31同士をロックなど、第1ライン21と第2ライン31が閉じたまま緩まなければ他の方法でも、ロックする機構を少なくとも1か所備えるとよい。
図8(a)及び(b)でロック11の機構の二つの例を示す。
(a)は、第2状態の時に閉じている第1ライン21と第2ライン31の外側のレール4に取りつけたロック11で、第1ライン21及び第2ライン31が閉じたまま開かないようにする機構である。ロック11の先が二股に分かれて軽く湾曲している。二股から先は第1ライン21と第2ライン31を重ねた厚み程度の長さがあり、根元で回転して、第2状態で閉じられた第1ライン21及び第2ライン31を二股の内側で挟みこんでロックする。
(b)は、第1ライン21及び第2ライン31同士をロック11で留めて、閉じたまま開かないようにする機構である。一方のラインに取り付けた軽く湾曲したロック11を根元から回転させ、もう一方のラインを湾曲の形状を活かしロックする機構である。この場合、スライドするラインにロック11の頭をリング状にして取り付けロックできるようにしておくと、ロックをはずした時に取っ手7として、スライドする際にリングに指を入れて引っ張ることもできる。
(a)又は(b)の様にロックすることで、第1ライン21と第2ライン31が緩んで隙間9が開き、被吊り下げ物8がずれたり落ちたりしないようにすることができる。
〈変形例〉
図9では本発明の変形例を示す。
図9(a)は、ラインが直線でなく曲線を含んでいる第2状態の図である。
ラインが曲線でも折れ曲がっていても、ほぼ同じ形状をしている第1ライン21と第2ライン31の組み合わせで、被吊り下げ物8を吊り下げるのに最適な形状で、少なくとも一方のフレームをスライド(=相対変位)させ、被吊り下げ物8を挟んだりはずしたりできる様にできるものであればよい。
例えば、帽子など中が空洞の物を挟む時には、ライン同士を帽子の耳辺り→頭頂→もう一方の耳辺りの形状に合わせた曲線にして帽子を挟むと、形状を損ねることなく吊り下げる事が出来る。
このように必要であれば、ラインの形状を変えることも可能である。
図9(b)は、フレームに備えた複数本のライン間が等間隔でない場合の第2状態の図である。
被吊り下げ物8に合わせてラインの間隔を変えてもよい。
図9(c)は、フレームが半円形状の第1状態の図を示す。
本発明の形態が四角や円形状以外に、半円形状や台形など他の形状に、用途や設置場所に合わせ変形することもできる。
図9(d)は、レールとフレームの横枠を直線にせず、曲線で弧を描くような造りにしている第2状態の図を示す。
被吊り下げ物8や用途に応じて、レールとフレームの形状を変えることもできる。
ラインを一本ずつの構成でも、スライドして被吊り下げ物8を挟んだりはずしたりすることができる。
ラインの断面を円柱、多角柱、角柱など他の形にし、被吊り下げ物8に応じて挟みやすくしたり、第1ライン21及び第2ライン31で挟む部分の接触面積を小さくして乾きやすくしてもよい。また、第1ライン21と第2ライン31の太さを変えてもよい。
ストッパー12は図4で、レール4の両端の断面を覆うものを示したが、第1フレーム2及び第2フレーム3が抜け落ちない程度の突起物を設けたり、レール4からフレームが抜け落ちなければ他の方法でもよい。
ロック11は、位置決めして固定せず、第1ライン21と第2ライン31が緩まないように、内側に力が入るクリップ等で、被吊り下げ物8に邪魔にならない適切な場所で挟むこともできる。また、ライン同士が緩まない構造であれば他の構造にしても、ロック11の位置を変えてもよい。
本発明の吊り下げ具1は、二本のラインで線状に挟むので、フレームの長さや幅にバリエーションを増やすと、洗濯物や布巾などの小物の他、シーツや毛布などの大きな布類をはじめ、干物や野菜などの生鮮食品を干したり、絵具や塗料を塗った紙やその他の材質の物を挟んで乾かしたり、家庭雑貨、美容用品、アクセサリー、ネクタイなど服飾関係の収納など、他の用途にも使用することができる。
1 本発明品の吊り下げ具
2 第1フレーム
21 第1ライン
22 横枠
3 第2フレーム
31 第2ライン
32 横枠
4 レール
5 鎖や紐等でできている吊り部
6 滑り止め
7 取っ手
8 被吊り下げ物
9 隙間
10 回転軸
11 ロック
12 ストッパー
13a 円形状の第1フレームの外枠
13b 円形状の第2フレームの外枠
14 横溝


Claims (5)

  1. 第1ライン及び第2ラインのどちらか一方に被吊り下げ物を吊り下げれる第1状態と、前記第1ライン及び前記第2ラインで被吊り下げ物を挟む第2状態とを、前記第1ライン及び前記第2ラインの少なくとも一方をスライドして切り換えることができる吊り下げ具。
  2. 前記第1ライン及び前記第2ラインの少なくとも一方に滑り止めを備えた請求項1記載の吊り下げ具。
  3. 前記第1ライン及び第2ラインの両端にこのラインの延在方向と交差する方向に延在するレールが設けられ、前記第2状態を維持するために、レールと前記第1ライン及び前記第2ライン、又は前記第1ライン及び前記第2ライン同士をロックする機構を備える請求項1又は請求項2記載の吊り下げ具。
  4. 前記第2状態の時に、前記第1ライン及び前記第2ラインに隙間を設けておく請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吊り下げ具。
  5. 前記第1ライン及び前記第2ラインの少なくとも一方を、回転軸を中心にスライド回転させる請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の吊り下げ具。

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