JP2016085669A - Ipアドレスを使用して設置位置を検知する数値制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特別なソフトウェアやハードウェアを用いずに数値制御装置の移設を検知することを可能とした数値制御装置を提供すること。
【解決手段】本発明の数値制御装置は、機械の使用を制限するロック制御を行う機械操作ロック手段と、前記数値制御装置がインターネットに接続する際に用いられるグローバルIPアドレスを取得し、該グローバルIPアドレスのアドレス領域が割り当てられている地域に係る情報を含む現在位置情報を生成する現在位置情報取得手段と、機械の設置を許可する地域に係る情報を含む設置位置情報を記憶する設置位置情報記憶手段と、前記現在位置情報に含まれる地域に係る情報と、前記設置位置情報に含まれる地域に係る情報が一致するか否かを判定する位置情報比較手段と、前記位置情報比較手段の判定結果に基づいて、ロック制御を解除する指令を前記機械操作ロック手段に出力する機械操作ロック解除手段とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】本発明の数値制御装置は、機械の使用を制限するロック制御を行う機械操作ロック手段と、前記数値制御装置がインターネットに接続する際に用いられるグローバルIPアドレスを取得し、該グローバルIPアドレスのアドレス領域が割り当てられている地域に係る情報を含む現在位置情報を生成する現在位置情報取得手段と、機械の設置を許可する地域に係る情報を含む設置位置情報を記憶する設置位置情報記憶手段と、前記現在位置情報に含まれる地域に係る情報と、前記設置位置情報に含まれる地域に係る情報が一致するか否かを判定する位置情報比較手段と、前記位置情報比較手段の判定結果に基づいて、ロック制御を解除する指令を前記機械操作ロック手段に出力する機械操作ロック解除手段とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、数値制御装置に関し、特に数値制御装置の設置場所の移設をネットワークアドレスを用いて検知する数値制御装置に関する。
工作機械の設置場所を検出して工作機械の使用に制限をかける従来技術として、特許文献1に開示される移設検知システムがある。特許文献1の移設検知システムは、GPSアンテナ、現在位置取得手段、設置位置記憶手段、現在位置比較手段、機械起動ロック手段および機械起動ロック解除手段を備え、工作機械に接続されている。
特許文献1の移設検知システムにおいて、工作機械の使用に制限をかける際には、GPSアンテナにより受信したGPS衛星の電波により現在位置を取得し、現在位置比較手段が、設置位置記憶手段に予め記憶された機械の設置を許可する設置許可場所の情報と、現在位置の情報とを比較し、現在位置の情報と設置許可場所の情報が一致しているか否かを判断して、判断結果を機械起動ロック手段に出力する。
そして、機械起動ロック手段は、現在位置手段で現在位置の情報と設置許可場所の情報が一致していないと判断されると、工作機械が移設されたものとし、工作機械の起動を制限してパスワードの入力のみ可能とする。パスワードには入力の回数制限があり、回数制限以内に正しいパスワードを入力されると、機械起動ロック解除手段により工作機械の起動は解除される。正しくないパスワードの入力が回数制限を超えると、機械起動ロック手段は工作機械の起動を停止する。
特許文献1に開示される移設検知システムは、GPSの電波が届きにくい屋内等の場所では使用することができないため、検知可能範囲が非常に制限される。このような課題を解決する特許文献2に開示される移設検知システムがある。特許文献2の移設検知システムは、無線用の通信アンテナ、電波状態確認手段、基地局情報取得手段、基地局情報記憶手段、基地局情報比較手段、機械起動ロック手段および機械起動ロック解除手段を備え、工作機械に接続される。
特許文献2の移設検知システムにおいて、工作機械の使用に制限をかける際には、電波状態確認手段が通信アンテナの電波状態が良好か否かを判断して、その結果を機械起動ロック手段に出力すると共に、電波状態が良好である場合には通信アンテナを介して最も近い基地局と無線通信して基地局情報を取得する。基地局情報記憶手段には、予め記憶された使用することを許可される基地局である指定基地局の情報が記憶されており、基地局情報比較手段が、基地局情報取得手段から出力された情報と、基地局記憶手段から出力された情報を比較し、使用基地局の情報と指定基地局の情報が一致しているか否かを判断し、判断結果を機械起動ロック手段に出力する。
機械起動ロック手段は、通信アンテナの電波状態が良好でないと判断した場合、もしくは使用基地局と指定基地局の情報が一致していないと判断した場合に、工作機械の起動を制限してパスワードの入力のみ可能とする。パスワードの入力による工作機械の起動の制限もしくは制限の解除は、前述の特許文献1と同様なので説明は省略する。
図11は、特許文献2に記載の移設検知システムの動作を示す概略フローチャートである。
図11は、特許文献2に記載の移設検知システムの動作を示す概略フローチャートである。
●[ステップSD01]通信アンテナの電波状態を取得する。
●[ステップSD02]ステップSD01で取得した通信アンテナの電波状態が良好であるか否かを判定する。電波状態が良好である場合にはステップSD03へ進み、良好でない場合にはステップSD11へ進む。
●[ステップSD03]通信モジュールの回線状態を取得する。
●[ステップSD04]ステップSD03で取得した通信モジュールの回線状態が良好であるか否かを判定する。回線状態が良好である場合にはステップSD05へ進み、良好でない場合にはステップSD11へ進む。
●[ステップSD02]ステップSD01で取得した通信アンテナの電波状態が良好であるか否かを判定する。電波状態が良好である場合にはステップSD03へ進み、良好でない場合にはステップSD11へ進む。
●[ステップSD03]通信モジュールの回線状態を取得する。
●[ステップSD04]ステップSD03で取得した通信モジュールの回線状態が良好であるか否かを判定する。回線状態が良好である場合にはステップSD05へ進み、良好でない場合にはステップSD11へ進む。
●[ステップSD05]通信アンテナを介して最も近い無線基地局と無線通信し、該無線基地局の基地局情報を取得する。
●[ステップSD06]ステップSD05で取得された使用基地局の基地局情報と、基地局情報記憶手段に記憶された、使用することを許可される無線基地局である指定基地局の基地局情報とを比較して一致するか否かを判定する。一致する場合にはステップSD10へ進み、一致しない場合にはステップSD07へ進む。
●[ステップSD06]ステップSD05で取得された使用基地局の基地局情報と、基地局情報記憶手段に記憶された、使用することを許可される無線基地局である指定基地局の基地局情報とを比較して一致するか否かを判定する。一致する場合にはステップSD10へ進み、一致しない場合にはステップSD07へ進む。
●[ステップSD07]表示器にパスワード入力のみ可能な画面を表示し、オペレータが入力したパスワードを取得する。
●[ステップSD08]パスワードの入力回数が、あらかじめ設定されたパスワード入力回数制限値を超えていないか判定する。パスワード入力回数制限値を超えている場合にはステップSD11へ進み、超えていない場合にはステップSD09へ進む。
●[ステップSD09]ステップSD07で取得したパスワードを確認する。パスワードが正しい場合にはステップSD10へ進み、誤っている場合にはステップSD07へ戻る。
●[ステップSD08]パスワードの入力回数が、あらかじめ設定されたパスワード入力回数制限値を超えていないか判定する。パスワード入力回数制限値を超えている場合にはステップSD11へ進み、超えていない場合にはステップSD09へ進む。
●[ステップSD09]ステップSD07で取得したパスワードを確認する。パスワードが正しい場合にはステップSD10へ進み、誤っている場合にはステップSD07へ戻る。
●[ステップSD10]工作機械を起動する。
●[ステップSD11]工作機械の起動を停止する。
●[ステップSD11]工作機械の起動を停止する。
高精度な工作機械は軍事やテロなどにも転用される恐れがあるため、上記のような移設検知システムにより、制限が必要な特定の国や地域への工作機械の移設後の使用を制限することができる。しかしながら、制限が必要な特定の国や地域において、制限が不要な精度の低い工作機械を輸入して高精度な工作機械に改造する、もしくは工作機械を構成する部品を輸入して高精度な工作機械を製造する場合に、これらの工作機械の使用を制限できないという課題がある。
また、移設検知システムとしての従来技術には以下の課題がある。特許文献1に記載のGPS機能を利用した移設検知システムの場合、上でも述べた通りGPSの電波が届きにくい屋内等の場所では使用することができないため、検知可能範囲が非常に制限される。特許文献2に記載の、周辺の無線基地局の情報を利用した移設検知システムでは、特許文献1の移設検知システムの課題は解決できるが、この方法は無線の電波状態に左右されるため、電波状態が悪い場合は機械の起動ができず、仮に電波状態が良い時に機械を起動できたとしても、その途中で電波状態が悪くなると機械の起動が停止する。このため、電波状況が悪くなる度にユーザがメーカに連絡して、起動制限を解除するためのパスワードなどの取得を行う必要があり、運用コストが増大するという課題がある。
そこで本発明の目的は、特別なソフトウェアやハードウェアを用いずに数値制御装置の移設を検知することを可能とした数値制御装置を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、制御対象となる機械が設置されている設置位置を検知し、前記設置位置があらかじめ指定されている位置ではない場合に前記機械の使用または機能に制限を加える機能を有する数値制御装置において、前記機械の使用を制限するロック制御を行う機械操作ロック手段と、前記数値制御装置がインターネットに接続する際に用いられるグローバルIPアドレスを取得し、該グローバルIPアドレスのアドレス領域が割り当てられている地域に係る情報を含む現在位置情報を生成する現在位置情報取得手段と、前記機械の設置を許可する地域に係る情報を含む設置位置情報を記憶する設置位置情報記憶手段と、前記現在位置情報に含まれる地域に係る情報と、前記設置位置情報に含まれる地域に係る情報が一致するか否かを判定する位置情報比較手段と、前記位置情報比較手段の判定結果に基づいて、ロック制御を解除する指令を前記機械操作ロック手段に出力する機械操作ロック解除手段と、を備えることを特徴とする数値制御装置である。
本願の請求項2に係る発明は、前記機械で使用するオプション機能の情報を記憶する使用オプション記憶手段と、前記位置情報比較手段の判定結果と、前記使用オプション記憶手段に記憶されたオプション機能の情報に基づいて、前記機械で使用を許可できないオプション機能を制限するオプション管理手段とを更に備え、前記機械操作ロック解除手段は、前記位置情報比較手段の判定結果と、前記オプション管理手段の決定に基づいて、機能単位でロック制御を解除する指令を前記機械操作ロック手段へ出力する、ことを特徴とする請求項1に記載された数値制御装置である。
本願の請求項3に係る発明は、前記数値制御装置を制御するソフトウェアの版数を取得するソフトウェアバージョン取得手段と、前記数値制御装置で使用が許可されているソフトウェアの版数を含むバージョン情報を記憶するソフトウェアバージョン記憶手段と、前記ソフトウェアバージョン取得手段が取得した前記ソフトウェアの版数と、前記ソフトウェアバージョン記憶手段が記憶するバージョン情報に含まれるソフトウェアの版数が一致するか否かを判定するソフトウェアバージョン比較手段と、を更に備え、前記機械操作ロック解除手段は、前記位置情報比較手段の判定結果と、前記ソフトウェアバージョン比較手段による判定結果に基づいて、ロック制御を解除する指令を前記機械操作ロック手段に出力する、ことを特徴とする請求項1に記載された数値制御装置である。
本発明により、インターネットに接続可能な状態であれば移設を検知することが可能となり、数値制御装置が不適正な国や地域に持ち込まれた後に、高精度な加工を可能とする機能の追加と使用や、数値制御装置を制御するソフトウェアのバージョンアップなどのサービスに対して制限することが可能となる。
これにより、不適正な国や地域において製造もしくは改造された、高精度な工作機械の使用を制限することができる。また、数値制御装置が移設を検知することで、GPSとの通信専用もしくは無線基地局との通信専用のソフトウェアやハードウェアを不要とし、移設を検知させないための改造を防ぐことができ、更に工作機械の初期コストを削減することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。最初に、本発明における移設検知手法の基本的な概要について説明する。
本発明では、グローバルIPアドレスを位置情報として利用する数値制御装置を提供する。図1に示すように、工場内において各数値制御装置にはプライベートIPアドレスが設定されて工場内LANに接続されており、NAT機能を備えたルータなどのネットワーク変換装置によりプライベートIPアドレスがグローバルIPアドレスに変換されて、インターネットにアクセスできるように構成される。
本発明では、グローバルIPアドレスを位置情報として利用する数値制御装置を提供する。図1に示すように、工場内において各数値制御装置にはプライベートIPアドレスが設定されて工場内LANに接続されており、NAT機能を備えたルータなどのネットワーク変換装置によりプライベートIPアドレスがグローバルIPアドレスに変換されて、インターネットにアクセスできるように構成される。
一般に、グローバルIPアドレスは、国や地域によって異なる範囲のアドレス領域を利用しているため、グローバルIPアドレスがいずれのアドレス領域の範囲にあるのかを調べることにより、そのグローバルIPアドレスを利用している機器が設置されている国や地域を特定することができる。本発明では、この仕組みを利用してグローバルIPアドレスから数値制御装置が設置されている工場の国や地域を判定し、数値制御装置の移設を検出する。
<第1の実施の形態>
図2は、本発明の一実施の形態における数値制御装置の要部ブロック図である。数値制御装置10は、CPU11、ROM12、RAM13、ネットワークインターフェース14、表示コントローラ15、信号コントローラ16を備えている。
図2は、本発明の一実施の形態における数値制御装置の要部ブロック図である。数値制御装置10は、CPU11、ROM12、RAM13、ネットワークインターフェース14、表示コントローラ15、信号コントローラ16を備えている。
CPU11は数値制御装置10を全体的に制御するプロセッサである。
ROM12には、数値制御装置10全体の制御に用いられるシステムプログラムが格納されている。システムプログラムには、本実施の形態の数値制御装置10が備えるべき各機能を実現するためのプログラムが含まれており、バス17を介してCPU11が該プログラムを読み出して実行することにより、本実施の形態の数値制御装置10は各機能手段として機能する。
RAM13には一時的な計算データや表示データ及びオペレータが入力した各種データが格納され、各機能手段により利用される。
ROM12には、数値制御装置10全体の制御に用いられるシステムプログラムが格納されている。システムプログラムには、本実施の形態の数値制御装置10が備えるべき各機能を実現するためのプログラムが含まれており、バス17を介してCPU11が該プログラムを読み出して実行することにより、本実施の形態の数値制御装置10は各機能手段として機能する。
RAM13には一時的な計算データや表示データ及びオペレータが入力した各種データが格納され、各機能手段により利用される。
ネットワークインターフェース14は、ネットワークケーブルによって工場内LANと接続されており、工場内LANに設置された装置や、NAT機能を備えたルータなどを介して接続されるインターネットに接続された装置との間で通信を行うことができるようになっている。
表示コントローラ15は、ディスプレイなどの表示器40と接続され、数値制御装置10内の情報をオペレータなどに知らせる画像を生成し、表示器40へ表示する。
信号コントローラ16は、数値制御装置10と機械操作盤などの外部機器50との接続を可能とするものである。
信号コントローラ16は、数値制御装置10と機械操作盤などの外部機器50との接続を可能とするものである。
図3は、本実施の形態における数値制御装置の機能ブロック図である。本実施の形態の数値制御装置10は、ROM12に記憶されている各システムプログラムを実行することにより、IPアドレス取得手段110、接続確認手段120、現在位置情報取得手段130、設置位置情報記憶手段140、位置情報比較手段150、機械操作ロック解除手段160、機械操作ロック手段170として動作する。
IPアドレス取得手段110は、数値制御装置10に予め設定されているIPアドレスに係る情報(いわゆる、ネットワーク設定)を取得し、当該IPアドレスに係る情報によるネットワーク設定が有効であるか否かを判定し、有効でない場合はその結果を機械操作ロック手段170に出力し、IPアドレスに係る情報の再設定のみを可能とするように数値制御装置を制限させ、オペレータに対してIPアドレスに係る情報の再設定を促す。また、IPアドレスに係る情報によるネットワーク設定が有効である場合にはIPアドレスに係る情報を接続確認手段120に出力する。
IPアドレスに係る情報が有効であるか否かは、IPアドレスの仕様に沿った正しい値が設定されているか確認するだけではなく、LAN内の装置と通信できる基本的な設定がされているか、インターネットへと接続するためのゲートウェイが設定されているか、など、本発明の機能を実現するために必要な基本的な設定がされているかを判定することにより行われる。
接続確認手段120は、IPアドレス取得手段110からIPアドレスに係る情報を受けると、当該IPアドレスに係る情報に基づいて数値制御装置10がインターネットに接続されているか否かを確認し、インターネットへ接続されていない場合は、インターネットへ接続するように促すメッセージを表示器に表示し、インターネットに接続されていることが確認できた場合には、IPアドレス取得手段110より入力されたIPアドレスに係る情報を現在位置情報取得手段130に出力する。インターネットに接続されているか否かの確認は、例えば数値制御装置10のメーカなどがインターネット上に設置しているサーバなどに対してインターネットを介して接続できるかICMP(Internet Control Message Protocol)などを用いて確認することで行うことができる。
現在位置情報取得手段130は、工場内LANに設置されているネットワーク変換装置(例えば、NATサーバ、NATPサーバなど)を探索し、接続確認手段120から受け付けたIPアドレスを元にしてネットワーク変換装置からグローバルIPアドレスを取得し、取得したグローバルIPアドレスに基づいて、当該グローバルIPアドレスにより特定される国名もしくは国コードの情報を取得し、その情報を現在位置情報として位置情報比較手段150に出力する。グローバルIPアドレスから国名もしくは国コードの情報を取得する処理は、例えば予めROM12上にグローバルIPアドレスと国名もしくは国コードとの対応テーブルを用意して参照するようにしたり、インターネット上で提供されている、IPアドレスから国名を検索するサービスを利用したりすることにより行うことができる。
設置位置情報記憶手段140には、あらかじめ機械の設置を許可する国名もしくは国コードの情報が記憶されて管理されており、その情報を設置位置情報として位置情報比較手段150に出力する。
位置情報比較手段150は、現在位置情報取得手段130から入力された現在位置情報と、設置位置情報記憶手段140から入力された設置位置情報とが一致しているか否かを判定し、判定結果を機械操作ロック解除手段160に出力する。
機械操作ロック解除手段160は、現在位置情報と設置位置情報が一致したと判断した場合のみ、機械操作ロック手段に機械の操作の制限を解除するよう指令する。
機械操作ロック解除手段160は、現在位置情報と設置位置情報が一致したと判断した場合のみ、機械操作ロック手段に機械の操作の制限を解除するよう指令する。
機械操作ロック手段170は、機械と共に数値制御装置10が起動されると機械の操作に対してロックをかけ、機械操作を制限する機能を持つ。このとき、機械操作ロック手段170は、外部からの操作や信号を数値制御装置10が受け付けないように数値制御装置10を制限し、機械操作ロック解除手段160から機械操作制限解除指令を受けるまでこの状態を維持する。
図4は、本実施の形態における数値制御装置上で実行される処理の流れを示すフローチャートである。
●[ステップSA01]起動時において、機械の操作に対してロックをかけると共に、外部からの操作や信号を数値制御装置10が受け付けないように制限する。
●[ステップSA02]数値制御装置10に設定されているIPアドレスに係る情報を取得する。
●[ステップSA03]ステップSA02で取得したIPアドレスに係る情報によるネットワーク設定が有効であるか否かを判定する。有効である場合にはステップSA04へ進み、有効でない場合にはIPアドレスに係る情報を設定するように表示器40に表示してIPアドレスの設定を受け付け、ステップSA02へ戻る。
●[ステップSA01]起動時において、機械の操作に対してロックをかけると共に、外部からの操作や信号を数値制御装置10が受け付けないように制限する。
●[ステップSA02]数値制御装置10に設定されているIPアドレスに係る情報を取得する。
●[ステップSA03]ステップSA02で取得したIPアドレスに係る情報によるネットワーク設定が有効であるか否かを判定する。有効である場合にはステップSA04へ進み、有効でない場合にはIPアドレスに係る情報を設定するように表示器40に表示してIPアドレスの設定を受け付け、ステップSA02へ戻る。
●[ステップSA04]インターネットへの接続確認処理を実行する。
●[ステップSA05]ステップSA04の処理でインターネットに接続できたか判定する。接続できた場合にはステップSA06へ進み、接続できなかった場合にはインターネットへの接続に関する設定を見直すよう表示器40に表示すると共に、IPアドレスに係る情報の設定を促し、IPアドレスの設定を受け付け、ステップSA02へ戻る。
●[ステップSA06]工場内LAN上に設置されているネットワークアドレス変換装置を探索する。
●[ステップSA07]ステップSA06で探索したネットワークアドレス変換装置に問い合わせて、インターネットにアクセスする際に用いられるグローバルIPアドレスを取得する。
●[ステップSA05]ステップSA04の処理でインターネットに接続できたか判定する。接続できた場合にはステップSA06へ進み、接続できなかった場合にはインターネットへの接続に関する設定を見直すよう表示器40に表示すると共に、IPアドレスに係る情報の設定を促し、IPアドレスの設定を受け付け、ステップSA02へ戻る。
●[ステップSA06]工場内LAN上に設置されているネットワークアドレス変換装置を探索する。
●[ステップSA07]ステップSA06で探索したネットワークアドレス変換装置に問い合わせて、インターネットにアクセスする際に用いられるグローバルIPアドレスを取得する。
●[ステップSA08]ステップSA07で取得したグローバルIPアドレスに基づいて、当該グローバルIPアドレスが使用される国情報を取得する。
●[ステップSA09]ステップSA08で取得した国情報(現在位置情報)と、設置位置情報記憶手段140に記憶されている国情報(設置位置情報)とを比較して一致するか否かを判定する。一致する場合にはステップSA10へ進み、一致しない場合には、機械のロック及び数値制御装置10の制限を解除しないまま本処理を終了する。
●[ステップSA10]工作機械のロックの解除、及び数値制御装置10の制限の解除を行う。
●[ステップSA09]ステップSA08で取得した国情報(現在位置情報)と、設置位置情報記憶手段140に記憶されている国情報(設置位置情報)とを比較して一致するか否かを判定する。一致する場合にはステップSA10へ進み、一致しない場合には、機械のロック及び数値制御装置10の制限を解除しないまま本処理を終了する。
●[ステップSA10]工作機械のロックの解除、及び数値制御装置10の制限の解除を行う。
このように、本実施の形態における数値制御装置10は、グローバルIPアドレスに基づいて数値制御装置10の設置位置を検出し、指定国以外に設置されている場合には工作機械と数値制御装置10を使用することができないようにロックをかけることができるため、数値制御装置10が不適正な国や地域に持ち込まれて使用されることを防ぐことができる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態においては、指定国以外に設置された場合に使用することができなくなるロック機能を備えた数値制御装置について説明したが、本実施の形態では、工作機械や数値制御装置そのものを使用できなくするのではなく、一部の高精度機能の使用を制限する機能を備えた数値制御装置について説明する。
第1の実施の形態においては、指定国以外に設置された場合に使用することができなくなるロック機能を備えた数値制御装置について説明したが、本実施の形態では、工作機械や数値制御装置そのものを使用できなくするのではなく、一部の高精度機能の使用を制限する機能を備えた数値制御装置について説明する。
図5は、本実施の形態における数値制御装置の要部ブロック図である。本実施の形態の数値制御装置10は、ROM12に記憶されているシステムプログラムに、使用オプション記憶プログラム、オプション管理プログラムが追加されている点が第1の実施の形態の数値制御装置10と異なる。
図6は、本実施の形態における数値制御装置10の機能ブロック図である。
本実施の形態の接続確認手段120、現在位置情報取得手段130、設置位置情報記憶手段140、位置情報比較手段150については、第1の実施の形態で説明した各手段と同様であるから説明を省略する。
本実施の形態の接続確認手段120、現在位置情報取得手段130、設置位置情報記憶手段140、位置情報比較手段150については、第1の実施の形態で説明した各手段と同様であるから説明を省略する。
本実施の形態のIPアドレス取得手段110は、数値制御装置10に予め設定されているIPアドレスに係る情報を取得し、当該IPアドレスに係る情報によるネットワーク設定が有効であるか否かを判定し、有効でない場合はその結果を機械操作ロック手段170に出力し、IPアドレスに係る情報の再設定と、インターネットへの接続のスキップとの2つの操作のみを可能とするように数値制御装置を制限させる。オペレータが、インターネットへの接続をスキップした場合は、その情報をスキップ情報としてオプション管理手段190に出力する。
使用オプション記憶手段180には、機械で使用可能な個別の機能に係る情報があらかじめ記憶されており、その情報を使用オプション情報としてオプション管理手段190に出力する。前記使用オプション情報に含まれる個別の機能に係る情報には、それぞれの機能について、インターネット接続をスキップした場合、または現在位置情報と設定位置情報が一致しなかった場合に、当該機能の使用可能か否かを示す使用可否情報が関連付けられて記憶されている。
オプション管理手段190は、IPアドレス取得手段110から入力されたスキップ情報と、位置情報比較手段150から入力された比較結果の情報を元に、使用オプション記憶手段180から入力された使用オプション情報から、それぞれの機能が使用可能か否かを判定し、その判定結果に基づいて、インターネットへの接続をスキップした場合、もしくは現在位置情報と設置位置情報が一致しなかった場合に、高精度機能を使用できないように数値制御装置を制限し、その結果を機械操作ロック解除手段160に出力する。
そして機械操作ロック解除手段160は、高精度機能の使用が使用不可の場合のみ、高精度機能の使用を制限している旨のメッセージを機械の表示器40に表示して、機械操作のロックを解除する。
そして機械操作ロック解除手段160は、高精度機能の使用が使用不可の場合のみ、高精度機能の使用を制限している旨のメッセージを機械の表示器40に表示して、機械操作のロックを解除する。
図7は、本実施の形態における数値制御装置上で実行される処理の流れを示すフローチャートである。
●[ステップSB01]起動時において、機械の操作に対してロックをかけると共に、外部からの操作や信号を数値制御装置10が受け付けないように制限する。
●[ステップSB02]オペレータがインターネット接続をスキップしたか否かを判定する。インターネット接続をスキップした場合にはステップSB11へ進み、スキップしない場合にはステップSB03へ進む。
●[ステップSB03]数値制御装置10に設定されているIPアドレスに係る情報を取得する。
●[ステップSB04]ステップSB03で取得したIPアドレスに係る情報によるネットワーク設定が有効であるか否かを判定する。有効である場合にはステップSB05へ進み、有効でない場合にはIPアドレスに係る情報を設定するように表示器40に表示してIPアドレスの設定を受け付け、ステップSB03へ戻る。
●[ステップSB01]起動時において、機械の操作に対してロックをかけると共に、外部からの操作や信号を数値制御装置10が受け付けないように制限する。
●[ステップSB02]オペレータがインターネット接続をスキップしたか否かを判定する。インターネット接続をスキップした場合にはステップSB11へ進み、スキップしない場合にはステップSB03へ進む。
●[ステップSB03]数値制御装置10に設定されているIPアドレスに係る情報を取得する。
●[ステップSB04]ステップSB03で取得したIPアドレスに係る情報によるネットワーク設定が有効であるか否かを判定する。有効である場合にはステップSB05へ進み、有効でない場合にはIPアドレスに係る情報を設定するように表示器40に表示してIPアドレスの設定を受け付け、ステップSB03へ戻る。
●[ステップSB05]インターネットへの接続確認処理を実行する。
●[ステップSB06]ステップSB05の処理でインターネットに接続できたか判定する。接続できた場合にはステップSB07へ進み、接続できなかった場合にはインターネットへの接続に関する設定を見直すよう表示器40に表示すると共に、IPアドレスに係る情報の設定を促し、IPアドレスの設定を受け付け、ステップSB03へ戻る。
●[ステップSB07]工場内LAN上に設置されているネットワークアドレス変換装置を探索する。
●[ステップSB08]ステップSB07で探索したネットワークアドレス変換装置に問い合わせて、インターネットにアクセスする際に用いられるグローバルIPアドレスを取得する。
●[ステップSB06]ステップSB05の処理でインターネットに接続できたか判定する。接続できた場合にはステップSB07へ進み、接続できなかった場合にはインターネットへの接続に関する設定を見直すよう表示器40に表示すると共に、IPアドレスに係る情報の設定を促し、IPアドレスの設定を受け付け、ステップSB03へ戻る。
●[ステップSB07]工場内LAN上に設置されているネットワークアドレス変換装置を探索する。
●[ステップSB08]ステップSB07で探索したネットワークアドレス変換装置に問い合わせて、インターネットにアクセスする際に用いられるグローバルIPアドレスを取得する。
●[ステップSB09]ステップSB08で取得したグローバルIPアドレスに基づいて、当該グローバルIPアドレスが使用される国情報を取得する。
●[ステップSB10]ステップSB09で取得した国情報(現在位置情報)と、設置位置情報記憶手段140に記憶されている国情報(設置位置情報)とを比較して一致するか否かを判定する。一致する場合にはステップSB12へ進み、一致しない場合にはステップSB11へ進む。
●[ステップSB11]高精度機能などの機能について使用を制限する。
●[ステップSB12]工作機械のロックの解除、及びステップSB11で制限された機能を除いて数値制御装置10の制限の解除を行う。
●[ステップSB10]ステップSB09で取得した国情報(現在位置情報)と、設置位置情報記憶手段140に記憶されている国情報(設置位置情報)とを比較して一致するか否かを判定する。一致する場合にはステップSB12へ進み、一致しない場合にはステップSB11へ進む。
●[ステップSB11]高精度機能などの機能について使用を制限する。
●[ステップSB12]工作機械のロックの解除、及びステップSB11で制限された機能を除いて数値制御装置10の制限の解除を行う。
このように、本実施の形態における数値制御装置10では、数値制御装置10自身が加工に必要な機能を現在位置によって制限することができるため、不適正な国や地域における高精度機能の使用を制限することができる。
<第3の実施の形態>
第1の実施の形態においては、指定国以外に設置された場合に使用することができなくなるロック機能を備えた数値制御装置について説明したが、本実施の形態では、数値制御装置に導入されているソフトウェアの版数に応じた使用制限機能を備えた数値制御装置について説明する。
第1の実施の形態においては、指定国以外に設置された場合に使用することができなくなるロック機能を備えた数値制御装置について説明したが、本実施の形態では、数値制御装置に導入されているソフトウェアの版数に応じた使用制限機能を備えた数値制御装置について説明する。
図8は、本実施の形態における数値制御装置の要部ブロック図である。本実施の形態の数値制御装置10は、ROM12に記憶されているシステムプログラムに、ソフトウェアバージョン取得プログラム、ソフトウェアバージョン記憶プログラム、ソフトウェアバージョン比較プログラムが追加されている点が第1の実施の形態の数値制御装置10と異なる。
図9は、本実施の形態における数値制御装置10の機能ブロック図である。
本実施の形態のIPアドレス取得手段110、接続確認手段120、現在位置情報取得手段130、設置位置情報記憶手段140、位置情報比較手段150については、第2の実施の形態で説明した各手段と同様であるから説明を省略する。
本実施の形態のIPアドレス取得手段110、接続確認手段120、現在位置情報取得手段130、設置位置情報記憶手段140、位置情報比較手段150については、第2の実施の形態で説明した各手段と同様であるから説明を省略する。
ソフトウェアバージョン取得手段200は、数値制御装置10を制御するソフトウェアの版数を取得し、その情報を使用バージョン情報としてソフトウェアバージョン比較手段220に出力する。
ソフトウェアバージョン記憶手段210には、予め利用を許可する数値制御装置10のソフトウェアの版数が記憶されて管理されており、その情報を許可バージョン情報としてソフトウェアバージョン比較手段220に出力する。なお、インターネット経由でソフトウェアのバージョンアップを行う場合には、利用を許可するソフトウェアバージョン記憶手段210に記憶しているバージョン情報を、接続先のサーバから書き換えることができるように構成してもよい。
ソフトウェアバージョン記憶手段210には、予め利用を許可する数値制御装置10のソフトウェアの版数が記憶されて管理されており、その情報を許可バージョン情報としてソフトウェアバージョン比較手段220に出力する。なお、インターネット経由でソフトウェアのバージョンアップを行う場合には、利用を許可するソフトウェアバージョン記憶手段210に記憶しているバージョン情報を、接続先のサーバから書き換えることができるように構成してもよい。
ソフトウェアバージョン比較手段220は、現在位置情報と設置位置情報が一致しなかったと判定された場合のみ、使用バージョン情報と許可バージョン情報が一致しているか否かを判定し、判定結果を機械操作ロック解除手段160に出力する。
そして、機械操作ロック解除手段160は、現在位置情報と設置位置情報が一致したと判定した場合、もしくは使用バージョン情報と許可バージョン情報が一致したと判断した場合に、機械の操作の制限を解除する。
そして、機械操作ロック解除手段160は、現在位置情報と設置位置情報が一致したと判定した場合、もしくは使用バージョン情報と許可バージョン情報が一致したと判断した場合に、機械の操作の制限を解除する。
図10は、本実施の形態における数値制御装置上で実行される処理の流れを示すフローチャートである。
●[ステップSC01]起動時において、機械の操作に対してロックをかけると共に、外部からの操作や信号を数値制御装置10が受け付けないように制限する。
●[ステップSC02]オペレータがインターネット接続をスキップしたか否かを判定する。インターネット接続をスキップした場合にはステップSC11へ進み、スキップしない場合にはステップSC03へ進む。
●[ステップSC03]数値制御装置に設定されているIPアドレスに係る情報を取得する。
●[ステップSC04]ステップSC03で取得したIPアドレスに係る情報によるネットワーク設定が有効であるか否かを判定する。有効である場合にはステップSC05へ進み、有効でない場合にはIPアドレスに係る情報を設定するように表示器40に表示してIPアドレスの設定を受け付け、ステップSC03へ戻る。
●[ステップSC01]起動時において、機械の操作に対してロックをかけると共に、外部からの操作や信号を数値制御装置10が受け付けないように制限する。
●[ステップSC02]オペレータがインターネット接続をスキップしたか否かを判定する。インターネット接続をスキップした場合にはステップSC11へ進み、スキップしない場合にはステップSC03へ進む。
●[ステップSC03]数値制御装置に設定されているIPアドレスに係る情報を取得する。
●[ステップSC04]ステップSC03で取得したIPアドレスに係る情報によるネットワーク設定が有効であるか否かを判定する。有効である場合にはステップSC05へ進み、有効でない場合にはIPアドレスに係る情報を設定するように表示器40に表示してIPアドレスの設定を受け付け、ステップSC03へ戻る。
●[ステップSC05]インターネットへの接続確認処理を実行する。
●[ステップSC06]ステップSC05の処理でインターネットに接続できたか判定する。接続できた場合にはステップSC07へ進み、接続できなかった場合にはインターネットへの接続に関する設定を見直すよう表示器40に表示すると共に、IPアドレスに係る情報の設定を促し、IPアドレスの設定を受け付け、ステップSC03へ戻る。
●[ステップSC07]工場内LAN上に設置されているネットワークアドレス変換装置を探索する。
●[ステップSC08]ステップSC07で探索したネットワークアドレス変換装置に問い合わせて、インターネットにアクセスする際に用いられるグローバルIPアドレスを取得する。
●[ステップSC06]ステップSC05の処理でインターネットに接続できたか判定する。接続できた場合にはステップSC07へ進み、接続できなかった場合にはインターネットへの接続に関する設定を見直すよう表示器40に表示すると共に、IPアドレスに係る情報の設定を促し、IPアドレスの設定を受け付け、ステップSC03へ戻る。
●[ステップSC07]工場内LAN上に設置されているネットワークアドレス変換装置を探索する。
●[ステップSC08]ステップSC07で探索したネットワークアドレス変換装置に問い合わせて、インターネットにアクセスする際に用いられるグローバルIPアドレスを取得する。
●[ステップSC09]ステップSC08で取得したグローバルIPアドレスに基づいて、当該グローバルIPアドレスが使用される国情報を取得する。
●[ステップSC10]ステップSC09で取得した国情報(現在位置情報)と、設置位置情報記憶手段140に記憶されている国情報(設置位置情報)とを比較して一致するか否かを判定する。一致する場合にはステップSC12へ進み、一致しない場合にはステップSC11へ進む。
●[ステップSC11]数値制御装置に導入されているソフトウェアのバージョンと、ソフトウェアバージョン記憶手段210に記憶されているソフトウェアのバージョンとが一致するか否かを判定する。一致する場合にはステップSC12へ進み、一致しない場合には、機械のロック及び数値制御装置10の制限を解除しないまま本処理を終了する。
●[ステップSC12]工作機械のロックの解除、及び数値制御装置10の制限の解除を行う。
●[ステップSC10]ステップSC09で取得した国情報(現在位置情報)と、設置位置情報記憶手段140に記憶されている国情報(設置位置情報)とを比較して一致するか否かを判定する。一致する場合にはステップSC12へ進み、一致しない場合にはステップSC11へ進む。
●[ステップSC11]数値制御装置に導入されているソフトウェアのバージョンと、ソフトウェアバージョン記憶手段210に記憶されているソフトウェアのバージョンとが一致するか否かを判定する。一致する場合にはステップSC12へ進み、一致しない場合には、機械のロック及び数値制御装置10の制限を解除しないまま本処理を終了する。
●[ステップSC12]工作機械のロックの解除、及び数値制御装置10の制限の解除を行う。
このように、本実施の形態における数値制御装置10では、現在位置に合わせて数値制御装置10を制御するソフトウェアのバージョンを制限することができるため、不適正な国や地域における最新の数値制御装置10もしくは新規に追加された機能の使用を制限することができる。
10 数値制御装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 ネットワークインターフェース
15 表示コントローラ
16 信号コントローラ
17 バス
40 表示器
50 外部機器
110 IPアドレス取得手段
120 接続確認手段
130 現在位置情報取得手段
140 設置位置情報記憶手段
150 位置情報比較手段
160 機械操作ロック解除手段
170 機械操作ロック手段
180 使用オプション記憶手段
190 オプション管理手段
200 ソフトウェアバージョン取得手段
210 ソフトウェアバージョン記憶手段
220 ソフトウェアバージョン比較手段
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 ネットワークインターフェース
15 表示コントローラ
16 信号コントローラ
17 バス
40 表示器
50 外部機器
110 IPアドレス取得手段
120 接続確認手段
130 現在位置情報取得手段
140 設置位置情報記憶手段
150 位置情報比較手段
160 機械操作ロック解除手段
170 機械操作ロック手段
180 使用オプション記憶手段
190 オプション管理手段
200 ソフトウェアバージョン取得手段
210 ソフトウェアバージョン記憶手段
220 ソフトウェアバージョン比較手段
Claims (3)
- 制御対象となる機械が設置されている設置位置を検知し、前記設置位置があらかじめ指定されている位置ではない場合に前記機械の使用または機能に制限を加える機能を有する数値制御装置において、
前記機械の使用を制限するロック制御を行う機械操作ロック手段と、
前記数値制御装置がインターネットに接続する際に用いられるグローバルIPアドレスを取得し、該グローバルIPアドレスのアドレス領域が割り当てられている地域に係る情報を含む現在位置情報を生成する現在位置情報取得手段と、
前記機械の設置を許可する地域に係る情報を含む設置位置情報を記憶する設置位置情報記憶手段と、
前記現在位置情報に含まれる地域に係る情報と、前記設置位置情報に含まれる地域に係る情報が一致するか否かを判定する位置情報比較手段と、
前記位置情報比較手段の判定結果に基づいて、ロック制御を解除する指令を前記機械操作ロック手段に出力する機械操作ロック解除手段と、
を備えることを特徴とする数値制御装置。 - 前記機械で使用するオプション機能の情報を記憶する使用オプション記憶手段と、
前記位置情報比較手段の判定結果と、前記使用オプション記憶手段に記憶されたオプション機能の情報に基づいて、前記機械で使用を許可できないオプション機能を制限するオプション管理手段とを更に備え、
前記機械操作ロック解除手段は、前記位置情報比較手段の判定結果と、前記オプション管理手段の決定に基づいて、機能単位でロック制御を解除する指令を前記機械操作ロック手段へ出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載された数値制御装置。 - 前記数値制御装置を制御するソフトウェアの版数を取得するソフトウェアバージョン取得手段と、
前記数値制御装置で使用が許可されているソフトウェアの版数を含むバージョン情報を記憶するソフトウェアバージョン記憶手段と、
前記ソフトウェアバージョン取得手段が取得した前記ソフトウェアの版数と、前記ソフトウェアバージョン記憶手段が記憶するバージョン情報に含まれるソフトウェアの版数が一致するか否かを判定するソフトウェアバージョン比較手段と、を更に備え、
前記機械操作ロック解除手段は、前記位置情報比較手段の判定結果と、前記ソフトウェアバージョン比較手段による判定結果に基づいて、ロック制御を解除する指令を前記機械操作ロック手段に出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載された数値制御装置。
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- 2015-10-27 DE DE102015013834.0A patent/DE102015013834A1/de not_active Withdrawn
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