JP2016085312A - 看板吊り具 - Google Patents

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Abstract

【課題】看板が強風を受けた場合に、この強風を受け流すことができる看板吊り具を提供する。【解決手段】看板吊り具1は、ヘッド部20及び軸部21を備える2つのボールスタッド2と、開口30が形成された一対の端面部31を有し、開口30から軸部21を突出させた状態でヘッド部20を回転可能に保持するソケット3と、ソケット3内にスライド可能に設けられる一対の可動部材4と、可動部材4をソケット3の開口30に向けて付勢して可動部材4を介してヘッド部20をソケット3の端面部31に押し当てる少なくとも1つのバネ5とを備える。一方のボールスタッド2の軸部21に看板10が固定され、他方のボールスタッド2の軸部21に看板10が懸架される支持具11が固定される。【選択図】図6

Description

本発明は、看板を支持具に懸架する際に用いられる看板吊り具に関する。
一般道路や高速道路などには、道路標識が設置されている。この道路標識を設置する方法としては種々の方法があるが、例えば、道路脇に逆L字型の支柱を立設し、支柱の上端の水平バー部分に道路標識を懸架する方法がある。この方法では、図26〜図28に示すように、支柱100の水平バー部分101に溶接などにより固定された取付金具102と、道路標識103の裏面に道路標識の補強も兼ねて設けられた細長い取付金具104とを、連結具107を介してボルト105及びナット106により固定することで、道路標識103が支柱100に垂直に吊り下げられる(例えば特許文献1を参照)。
特開平11−71725号公報
しかし、上述した道路標識の設置方法では、支柱100に対して道路標識103が揺動しないよう完全に固定されている。そのため、台風や突風などの強風が道路標識103に当たると、道路標識103は強風を受け流すようには設置されていないことから、道路標識103には強風による外圧が作用する。道路標識103が強風による外圧を受け続けると、負荷の蓄積により道路標識103が破損する、破損により道路標識103の一部が飛散する、あるいは道路標識103を懸架するために用いられる取付金具102,104や連結具107が破損して道路標識103が落下するなどの危険性を有している。
このような問題は、道路標識板のみならず、道路標識板以外の交通標識板やその他の用途の標識板、さらには、案内表示板や広告表示板など、支柱などの支持具に懸架されることで設置される看板において起こりうる問題である。
本発明は、上記した課題に着目してなされたもので、看板が強風を受けた場合に、この強風を受け流すことができる看板吊り具を提供することを目的とする。
本発明の前記目的は、看板を懸架するための看板吊り具であって、外周面の少なくとも一部が球面状のヘッド部及び前記ヘッド部から突き出るように設けられる軸部を備える2つのボールスタッドと、開口が形成された一対の端面部を有し、前記開口から前記軸部を突出させた状態で前記ヘッド部を回転可能に保持する筒状のソケットと、前記ソケット内にスライド可能に設けられる一対の可動部材と、前記可動部材を前記ソケットの前記開口に向けて付勢して前記可動部材を介して前記ヘッド部を前記ソケットの前記端面部に押し当てる少なくとも1つのバネとを備え、一方の前記ボールスタッドの前記軸部に看板が固定され、他方の前記ボールスタッドの前記軸部に看板が懸架される支持具が固定される看板吊り具により達成される。
上記構成の看板吊り具において、前記ヘッド部の前記軸部と反対側の頭頂部が平坦面に形成されていることが好ましい。
また、前記ヘッド部は、前記軸部が一体に設けられる球状部と、前記球状部に一体に設けられ、上面が前記平坦面の円錐台状部とからなることが好ましい。
また、前記ソケットは軸方向中央部に仕切部材を有し、前記仕切部材と前記各可動部材との間に前記バネが介装されていることが好ましい。
また、前記仕切部材は中央部に貫通孔が形成され、前記各可動部材には、一部が前記貫通孔にスライド可能に挿通されるガイド軸が一体に設けられ、前記バネは、前記各ガイド軸の外周に配備されたコイルバネよりなることが好ましい。
本発明の看板吊り具によれば、看板が強風を受けても、強風を受け流すように看板を支持具に吊り下げることができるので、強風により、看板が破損する、破損により看板の一部が飛散する、あるいは看板を懸架するために用いられる取付金具や連結具が破損して看板が落下することなどを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る看板吊り具の側面図である。 図1の平面図である。 図1の底面図である。 図1の断面図である。 ヘッド部が回転した状態の看板吊り具の側面図である。 図5の断面図である。 図6の要部の拡大図である。 ボールスタッドの側面図である。 図9の平面図である。 図8の底面図である。 ソケットを構成する円筒体の側面図である。 図11の平面図である。 図11の底面図である。 図11の断面図である。 座金部材の側面図である。 図15の平面図である。 図15の断面図である。 可動部材の側面図である。 図18の平面図である。 図18の底面図である。 看板吊り具を用いて看板を支持具に懸架した状態の背面図である。 図21の右側面図である。 看板吊り具を用いて看板を支持具に懸架した状態において、看板が風を受けたときの右側面である。 本発明の他の実施形態に係る看板吊り具の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る看板吊り具の側面図である。 従来技術の看板吊り具を用いて看板を支持具に懸架した状態の背面図である。 図26の要部の拡大図である。 図27の右側面図である。
以下、本発明の実態形態について添付図面を参照して説明する。図1〜図3は、本発明の一実施形態に係る看板吊り具1の外観構成を示し、図4は、看板吊り具1の内部構成を示している。
この看板吊り具1は、一般道路や高速道路などに設置される各種の道路標識板、道路標識板以外の交通標識板やその他の用途の標識板、さらには、街中に設置される各種の案内表示板や広告表示板などの看板を懸架するためのものである。例えば道路標識は、道路脇に逆L字型の支柱が支持具として立設され、支柱の上端の水平バー部分に吊り下げるようにして設置される。
取付金具1は、2つのボールスタッド2と、筒状のソケット3と、ソケット3内に軸方向にスライド可能に設けられる一対の可動部材4と、ソケット3内に設けられる少なくとも1つのバネ5とを備えている。
ボールスタッド2は、図1〜図7に示すように、鉄や鋼鉄の他、非鉄金属などの金属材料により形成されており、略球形状のヘッド部20と、ヘッド部20から突き出るように設けられる軸部21とを備えている。軸部21は、看板吊り具1を看板及び看板を懸架するための支持具に固定する部分であり、本実施形態では丸棒状に形成され、先端部分(ヘッド部20とは反対側の部分)が外周面に雄ネジが形成されたボルト部22となっている。また、軸部21のボルト部22及びヘッド部20の間にはフランジ23が一体に設けられている。
ヘッド部20は、外周面の少なくとも一部が断面視で円弧状に湾曲する球面状に形成されており、この球面状の部分がソケット3内で滑らかに転動することで、回転可能となっている。また、ヘッド部20は、軸部21が接続される側と反対側の頭頂部が平坦面20Aに形成されている。本実施形態では、ヘッド部20は、軸部21が一体に設けられる外周面が球面20Bの球状部24と、球状部24に一体に設けられる円錐台状部25とからなる。球状部24は、球体の両側の一部が互いに平行な平面で切り落とされたような形状をしており、一方の平坦な切断面に軸部21が接続され、他方の平坦な切断面に円錐台状部25が連なっている。円錐台状部25は、円錐の一部を底面に平行な平面で切り落とした形状であり、外周面が断面視で直線状に傾斜する傾斜面20Cであり、上面が平坦面20Aとなっている。このように、本実施形態のヘッド部20は、頭頂部に向けて、球面20B、傾斜面20C、平坦面20Aが順に連なった形状を有している。
ソケット3は、図1〜図4に示すように、軸方向両端の一対の端面部31に開口30が形成された筒状の部材であり、鉄や鋼鉄の他、非鉄金属などの金属材料により形成されている。ソケット3の端面部31は、ソケット3の軸方向両端から内側に向かって突き出ている。ソケット3の開口30の径は、ボールスタッド2のヘッド部20の径よりも小さく、端面部31によりヘッド部20がソケット3の外部に抜け出るのが防止されている。ボールスタッド2のヘッド部20は、ソケット3内に回転可能に保持されており、図5及び図6に示すように、端面部31と可動部材4とで挟まれた状態で転動するように構成されている。また、ボールスタッド2の軸部21は、ソケット3の端面部31の開口30から外部に突出している。
ソケット3の端面部31の内側に突き出た先端面は、ヘッド部20の球状部24の外周面の球面20Bに沿った湾曲面31Aに形成されている。これにより、ヘッド部20の球状部24がソケット3の端面部31において滑らかに回転可能となっている。
また、図7に示すように、ヘッド部20の回転により、円錐台状部25の外周面の傾斜面20Cが可動部材4の表面に突き当たって面接触することで、ヘッド部20のこれ以上の回転が規制されている。本実施形態では、ボールスタッド2の軸部21のソケット3の軸方向に対する揺動角度が最大で45度となるまで、ヘッド部20はソケット3内で回転可能となっている。なお、上記したボールスタッド2の軸部21のソケット3の軸方向に対する最大揺動角度は、ヘッド部20の円錐台状部25の傾斜面20Cの傾斜角度を変更することにより適宜設定することができる。
ソケット3は、本実施形態では、2つの中空の円筒体32(図11〜図14に示す)と、両円筒体32に挟まれる仕切部材33(図15〜図17に示す)とから構成されている。円筒体32は、一端にフランジ34が、他端に端面部31が一体に設けられている。フランジ34には、複数(図示例では4つ)のボルト挿通孔35が等間隔(図示例では90度等間隔)で形成されている。
仕切部材33は、所定の厚みを有する板状の部材よりなり、本実施形態では円盤状である。仕切部材33は、鉄や鋼鉄の他、非鉄金属などの金属材料により形成されている。仕切部材33の中央部には貫通孔36が形成されている。また、仕切部材33の外周縁部には、複数(図示例では4つ)のボルト挿通孔37が等間隔(図示例では90度等間隔)で形成されている。仕切部材33の外周縁部を両円筒体32のフランジ34で挟持し、ボルト38を両フランジ34のボルト挿通孔35及び仕切部材33のボルト挿通孔35に挿通して、ナット39により締め付けて固定することで、ソケット3が組み立てられる。
一対の可動部材4は、図4及び図18〜図20に示すように、ソケット3内の仕切部材33により仕切られた2つの内部空間にそれぞれ収容されている。可動部材4は、所定の厚みを有する板状の部材よりなり、本実施形態では円盤状である。可動部材4は、鉄や鋼鉄の他、非鉄金属などの金属材料により形成されている。可動部材4には、丸棒状のガイド軸40が可動部材4の一方の板面に直立した姿勢で一体に設けられている。ガイド軸40は、その一部が仕切部材33の貫通孔36に挿通されている。ガイド軸40が仕切部材33の貫通孔36に沿って往復移動することで、可動部材4がぶれることなくソケット3内を軸方向にスライド可能となっている。
バネ5は、図4に示すように、仕切部材33と各可動部材4との間にそれぞれ1つずつ(計2つ)配備されている。本実施形態では、バネ5はコイルバネにより構成されており、ガイド軸40の周囲に配備されている。バネ5は、圧縮された状態で仕切部材33と可動部材4との間に配備されており、バネ5の復帰しようとするバネ圧が可動部材4に作用することにより、可動部材4はソケット3の開口30に向けて付勢される。これにより、可動部材4を介して、ボールスタッド2のヘッド部20がソケット3の端面部31に押し当てられている。
上記構成の看板吊り具1を用いて看板10を吊り下げるには、図21及び図22に示すように、一方(図示例では下方)のボールスタッド2の軸部21に看板10を固定し、他方(図示例)のボールスタッド2の軸部21に看板10が懸架される支持具11を固定する。ここで、一方(図示例では下方)のボールスタッド2の軸部21と看板10との固定は、本実施形態では、連結具12を介して行われている。具体的には、看板10の裏面に補強も兼ねて固定された細長い取付金具13と連結具12とがボルト14及びナット15により固定されており、この連結具12にボールスタッド2の軸部21のボルト部22がナット16による締め付けによって固定されている。また、他方(図示例では上方)のボールスタッド2の軸部21と支持具11との固定も、本実施形態では、連結具17を介して行われている。具体的には、支持具11に固定された取付金具18と連結具17とがボルト14及びナット15により固定されており、この連結具18にボールスタッド2の軸部21のボルト部22がナット16による締め付けによって固定されている。
本実施形態の看板吊り具1によると、常時は、バネ5のバネ圧により、各可動部材4を介して各ボールスタッド2のヘッド部20がソケット3の各端面部31に押し当てられているので、各ヘッド部20はソケット3内で回転することが抑制されている。よって、看板吊り具1は、各ボールスタッド2の軸部21が直線状に並ぶ直立姿勢で保持されるので、看板10を支持具11に垂直に吊り下げることができる。
また、この看板10を支持具11に垂直に吊り下げた状態では、ボールスタッド2のヘッド部20の頭頂部の平坦面20Aが可動部材4の平坦な表面と面接触している。よって、ボールスタッド2のヘッド部20が可動部材4にがたつくことなく突き当たっているので、ボールスタッド2の軸部21を揺動することなく安定的に直立姿勢で保持することができる。よって、看板10も揺動することなく安定した状態で支持具11に垂直に吊り下げることができる。
また、バネ5のバネ圧により、各ボールスタッド2のヘッド部20がソケット3の各端面部31に押し当てられて回転が抑制されていることで、さほど風速の速くない風を看板10が受けてもヘッド部20が回転しないため、看板10は揺動せずに支持具11に垂直に吊り下げられた状態が保持される。よって、看板10は、所定の風速以上の強風を受けるまでは初期の姿勢が維持されるので、看板10の見やすさを十分に確保することができる。
一方で、所定の風速以上の強風が看板10に当たると、図23に示すように、各ボールスタッド2のヘッド部20は、バネ5のバネ圧によりソケット3の各端面部31に押し当てられながらも、バネ圧に抗してソケット3内で回転する。これにより、看板10がソケット3に対して風が吹く方向に揺動するとともにソケット3が支持具11(連結具17)に対して風が吹く方向に揺動する結果、看板10は強風を受けても、揺動により看板10に作用する風圧を緩和できる。その結果、看板10や看板10を懸架するために用いられる取付金具13,18及び連結具12,17が、強風により受ける負荷を軽減することができる。
そして、風が弱まる又は風がなくなると、看板10の自重及びバネ5のバネ圧によって各ボールスタッド2のヘッド部20は上記とは逆方向へ回転し、看板10は初期の支持具11に垂直に吊り下げられた状態に戻ることが可能となる。
なお、看板10を揺動させるのに必要な風の風速は、可動部材4を介してボールスタッド2のヘッド部20に作用させるバネ5のバネ圧を変更することにより、適宜設定することができる。
以上のように、本実施形態の看板吊り具1は、看板10が強風を受けても、強風を受け流すように看板10を支持具11に吊り下げることができるので、強風により、看板10が破損する、破損により看板10の一部が飛散する、あるいは看板10を懸架するために用いられる取付金具13,18や連結具12,17が破損して看板10が落下することなどを防止することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、ソケット3は、2つの円筒体32の間に仕切部材33が挟まれた構成であるが、仕切部材33は必ずしも不可欠なものではなく、この仕切部材33をなくし、2つのバネ5を1つのバネ5に代えて、1つのバネ5を2つの可動部材4の間に介装するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、可動部材4はガイド軸40が一体に設けられた構成であるが、ガイド軸40は必ずしも不可欠なものではなく、図24に示すように、このガイド軸40をなくしてもよい。なお、図24に示す看板吊り具1の基本的な構成は、上記実施形態と同様であり、ここでは対応する構成に同一の符号を付することで詳細な説明を省略する。図24の実施形態では、ソケット3内のバネ5の周囲に円筒状のガイド筒50が設けられている。また、可動部材4は、バネ5と当接する側の表面に凹状の溝41が形成されており、バネ5の先端部が溝41内に嵌まり込んでいる。この図24の実施形態においても、一対の可動部材4は、ソケット3内の仕切部材33により仕切られた2つの内部空間を軸方向にスライド可能であり、バネ5のバネ圧が可動部材4に作用することにより、可動部材4はソケット3の開口30に向けて付勢され、ボールスタッド2のヘッド部20をソケット3の端面部31に押し当てることが可能である。この図24の実施形態においても、仕切部材33は必ずしも不可欠なものではなく、この仕切部材33をなくし、2つのバネ5を1つのバネ5に代えて、1つのバネ5を2つの可動部材4の間に介装するようにしてもよい。この場合には、ガイド筒50も1つでよい。
また、上記実施形態では、ソケット3は、2つの円筒体32及び仕切部材33、又は、2つの円筒体32で構成されるが、必ずしもこの構成に限られるものではなく、種々の部材で構成することができる。例えば図25に示すように、両端が開口した円筒状の外筒42と、外筒42の両端にネジ結合により連結される2つの円筒状の保持筒43とで構成することもできる。保持筒43は一端が開口し、他端に開口30を有する端面部31を備えており、保持筒43内に開口30からボールスタッド2の軸部21を突出させた状態でヘッド部20が回転可能に保持されている。外筒42内には、図示は省略するが、上記実施形態と同様に、ガイド軸を有する一対の可動部材が軸方向にスライド可能に設けられている。また、外筒42内には、コイルバネからなるバネが各ガイド軸の周囲に配置されるとともに、両可動部材の間に配置されており、各可動部材を保持筒43(ソケット3)の開口30に向けて付勢して可動部材を介してヘッド部20を保持筒43(ソケット3)の端面部31に押し当てている。この図25の実施形態の看板吊り具1によっても、上記実施形態の看板吊り具1と同様の作用・効果を奏する。
また、上記実施形態では、バネ5としてコイルバネを用いているが、板バネなどを用いることも可能である。
また、ボールスタッド2及びソケット3には、ソケット3の上部及びソケット3内に収容されるボールスタッド2のヘッド部20を覆うように、ソケット3内への防塵、防水を目的として、ダストカバーを設けるようにしてもよい。ダストカバーは、例えば、弾性変形可能なゴム材又は軟質の合成樹脂材などによって構成される。
1 看板吊り具
2 ボールスタッド
3 ソケット
4 可動部材
5 バネ
10 看板
11 支持具
20 ヘッド部
20A 平坦面
21 軸部
24 球状部
25 円錐台状部
30 開口
31 端面部
33 仕切部材
36 貫通孔
40 ガイド軸

Claims (5)

  1. 看板を懸架するための看板吊り具であって、
    外周面の少なくとも一部が球面状のヘッド部及び前記ヘッド部から突き出るように設けられる軸部を備える2つのボールスタッドと、
    開口が形成された一対の端面部を有し、前記開口から前記軸部を突出させた状態で前記ヘッド部を回転可能に保持する筒状のソケットと、
    前記ソケット内にスライド可能に設けられる一対の可動部材と、
    前記可動部材を前記ソケットの前記開口に向けて付勢して前記可動部材を介して前記ヘッド部を前記ソケットの前記端面部に押し当てる少なくとも1つのバネとを備え、
    一方の前記ボールスタッドの前記軸部に看板が固定され、他方の前記ボールスタッドの前記軸部に看板が懸架される支持具が固定される看板吊り具。
  2. 前記ヘッド部の前記軸部と反対側の頭頂部が平坦面に形成されている請求項1に記載の看板吊り具。
  3. 前記ヘッド部は、
    前記軸部が一体に設けられる球状部と、
    前記球状部に一体に設けられ、上面が前記平坦面の円錐台状部とからなる請求項2に記載の看板吊り具。
  4. 前記ソケットは軸方向中央部に仕切部材を有し、
    前記仕切部材と前記各可動部材との間に前記バネが介装されている請求項1〜3のいずれかに記載の看板吊り具。
  5. 前記仕切部材は中央部に貫通孔が形成され、
    前記各可動部材には、一部が前記貫通孔にスライド可能に挿通されるガイド軸が一体に設けられ、
    前記バネは、前記各ガイド軸の周囲に配備されたコイルバネよりなる請求項4に記載の看板吊り具。
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