JP2016084043A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤサイド部の凹凸を目立たなくさせるとともに、タイヤサイド部のサイド装飾帯を容易に形成することを課題とする。
【解決手段】隣り合う第1方向リッジパターン50と第2方向リッジパターン60の、メインリッジ同士は、互いに連結されている。これにより、メインリッジは、装飾凹部48の一端から他端まで1本に連結され、連続メインリッジ51が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤサイド部に複数のリッジが形成された空気入りタイヤに関する。
従来、タイヤのサイド部に複数の直線若しくは曲線のリッジを並列に配列してなるサイド装飾帯を設けることが広く行われている。タイヤの軽量化を図るためにタイヤサイドの厚みを薄くすることが行われるが、タイヤサイドの厚みを薄くするとタイヤサイドの表面にベルトなどの部材端部に起因する凹凸が出る場合がある。このような凹凸を目立たなくするために、前述のサイド装飾帯は有効である。
例えば特許文献1には、装飾要素A1、装飾要素B1、及び装飾要素C1で構成されたサイド装飾帯が開示されている。このサイド装飾帯をタイヤサイド部に形成することにより、タイヤのサイド部の凹凸を目立たなくさせる効果が得られる。
特開2011−126335号公報
ところで、タイヤサイド部にサイド装飾帯を形成する場合、タイヤを加硫する際に用いるモールドにサイド装飾帯に対応させた凹凸加工を行う必要がある。この凹凸加工を行う際に、リッジが途切れていると、リッジが途切れる毎に加工用の刃の上下動を行う必要が生じ、加工に時間と手間がかかる。
本発明は、上記事実を考慮して、タイヤサイド部の凹凸を目立たなくさせるとともに、タイヤサイド部のサイド装飾領域を容易に形成することができる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
請求項1に係る空気入りタイヤは、タイヤサイド部に形成されたサイド装飾領域の底面から突出され第1方向に並列して延出する複数本の第1メインリッジと、前記第1方向と交差する方向に延出し隣接する前記第1メインリッジの端部同士を互いに連結する第1連結リッジと、を有する第1リッジ部と、前記サイド装飾領域の底面から突出され前記第1方向と異なる第2方向に並列して延出する複数本の第2メインリッジと、前記第2方向と交差する方向に延出し隣接する前記第2メインリッジの端部同士を互いに連結する第2連結リッジと、を有する第2リッジ部と、を有し、前記第1メインリッジと前記第2メインリッジとを交互に配置して連結し、前記サイド装飾領域の一端から他端まで連続する連続メインリッジが複数形成されている。
請求項1に記載の発明は、タイヤサイド部のサイド装飾領域に、第1メインリッジが形成された第1リッジ部と第2メインリッジが形成された第2リッジ部が配置されている。第1メインリッジは、第1方向に延出され複数本が並列に配置され、隣接する第1メインリッジ同士は第1連結リッジによって互いに連結され1本のリッジとなっている。第2メインリッジは、第2方向に延出され複数本が並列に配置され、隣接する第2メインリッジ同士は第2連結リッジによって互いに連結され1本のリッジとなっている。そして、第1メインリッジと第2メインリッジとを交互に配置して連結し、サイド装飾領域の一端から他端まで連続する連続メインリッジが複数形成されている。
本発明によれば、各々異なる方向に延出される第1メインリッジと第2メインリッジによって、タイヤサイド部への入射光を多方向へ反射させることができる。したがって、タイヤサイド部において、光(太陽光、環境光など)の反射の違いによる陰影の差を効果的に演出することができる。
また、第1メインリッジと第2メインリッジが連結されてサイド装飾帯の一端から他端まで連続する連続メインリッジが構成されている。したがって、モールド加工用の刃の上下動が不要となり、第1メインリッジ及び第2メインリッジ用の溝を容易に加工することができる。
請求項2に係る空気入りタイヤは、前記サイド装飾領域の底面から突出され、前記第1メインリッジと前記第2メインリッジの間に配置され、前記第1方向または前記第2方向に延出され、互いに並列に配置された複数のサブリッジ、を更に備えている。
請求項2に係る空気入りタイヤによれば、第1方向または第2方向に延出されたサブリッジによって、光の反射の違いによる陰影の差をより効果的に演出することができる。
請求項3に係る空気入りタイヤは、前記第1リッジ部及び前記第2リッジ部は、格子状に交互に配置されていること、を特徴とする。
請求項3に係る空気入りタイヤによれば、リッジの延出方向が異なる第1リッジ部と第2リッジ部とを格子状に交互に配置するので、光の反射の違いによる陰影の差をより効果的に演出することができる。
請求項4に係る空気入りタイヤは、隣り合う前記第1メインリッジ同士の間隔、及び隣り合う前記第2メインリッジ同士の間隔は、隣り合う前記サブリッジ同士の間隔よりも広いこと、を特徴とする。
請求項4に係る空気入りタイヤによれば、第1メインリッジ同士の間隔、及び第2メインリッジ同士の間隔をサブリッジ同士の間隔よりも広くすることにより、間隔の差による光の反射の違いを利用して、当該部分を立体的に見せることができる。
請求項5に係る空気入りタイヤは、前記第1メインリッジ及び前記第2メインリッジは、前記サブリッジよりも前記底面からの突出高さが高いこと、を特徴とする。
請求項5に係る空気入りタイヤによれば、第1メインリッジ及び第2メインリッジは、サブリッジよりも底面からの突出高さが高いので、高低差による光の反射の違いを利用して、当該部分を立体的に見せることができる。
請求項6に係る空気入りタイヤは、前記サブリッジは、前記第1リッジ部に配置された第1サブリッジと、前記第2リッジ部に配置された第2サブリッジと、を含み、前記第1サブリッジは前記第1リッジ部内で連続形成され、前記第2サブリッジは前記第2リッジ部内で連続形成されていること、を特徴とする。
請求項6に係る空気入りタイヤによれば、サブリッジについても、第1リッジ部内、第2リッジ部内で1本に連続形成されているので、連続形成されている範囲内でモールド加工用の刃の上下動が不要となり、第1サブリッジ及び第2サブリッジ用の溝を容易に加工することができる。
請求項7に係る空気入りタイヤは、前記第1方向と前記第2方向は、直交していること、を特徴とする。
請求項7に係る空気入りタイヤによれば、第1方向と第2方向の角度が90度になるので、各リッジにより反射される光の反射の違いによる陰影の差をより効果的に演出することができる。
本発明によれば、タイヤサイド部の凹凸を目立たなくさせるとともに、タイヤサイド部のサイド装飾帯を容易に形成することができる。
本実施形態に係る空気入りタイヤの側面図である。 本実施形態に係る空気入りタイヤのサイド装飾部の一部である。 本実施形態に係る空気入りタイヤのサイド装飾部の一部拡大図である。 図3の4−4線の断面図である。 本実施形態のタイヤのサイド装飾部の変形例の断面図である。 本1実施形態のタイヤのサイド装飾部の変形例の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1には、本実施形態に係る空気入りタイヤ10の側面図が示されている。本実施形態では、タイヤ周方向をU、タイヤ径方向をRで示す 。
空気入りタイヤ10のタイヤサイド部12には、標章部14及びサイド装飾帯46が形成されている。
標章部14は、帯状の円弧状とされ、タイヤ中心軸CE(図1参照)を挟んで対称位置の2カ所に形成されている。標章部14には、標章14Aが配置されている。標章14Aは、平滑面で表示された例えば「ABCDEFGH」の文字で表示されている。
サイド装飾帯46は、タイヤ周方向Uに沿った円弧状とされ、標章部14の両端部のそれぞれに隣接するように4つ形成されている。
図2に示されるように、サイド装飾帯46には、装飾凹部48が形成されている。装飾凹部48は、タイヤサイド部12の外面から凹んだ形状であり、サイド装飾帯46の外形を構成している。装飾凹部48の底面48Aには、第1リッジ部としての第1方向リッジパターン50、及び、第2リッジ部としての第2方向リッジパターン60が交互に配置されている。第1方向リッジパターン50及び第2方向リッジパターン60は、同一形状で配置角度のみ異なるものである。
第1方向リッジパターン50は、略正方形状とされ、図3に示すように、略長方形状のメインリッジ領域54とサブリッジ領域58とで構成されている。
メインリッジ領域54には、3本の第1メインリッジ62E、52A、52Bが互いに平行になるように並列に配置されている。第1メインリッジ62E、52A、52Bは、タイヤ周方向Uに対して傾斜する第1方向Xに延出されている。第1メインリッジ52A、52Bは、第1方向リッジパターン50の正方形の一端辺から他端辺まで延出されている。第1メインリッジ62Eは、第1方向リッジパターン50の正方形の一端辺から延出され隣接する第2方向リッジパターン60の第1メインリッジ62Bの一端と連結されている。図4に示すように、第1メインリッジ52A、52B、62Eは、底面48Aから高さH3で突出されている。高さH3は、0.08〜3.0mmの範囲内に設定されている。
第1メインリッジ52Aの一端側と、第1メインリッジ52Bの一端側は、端部リッジ52Cで連結されている。端部リッジ52Cは、第1メインリッジ52A、52Bと同様に、底面48Aから高さH3で突出されている。端部リッジ52Cは、第1方向Xと直交する方向に、第1メインリッジ52Aの一端側から第1メインリッジ52Bの一端側まで延出されている。第1メインリッジ52A、52B、及び端部リッジ52Cにより、第1方向リッジパターン50の他端辺から一端辺まで延び、一端辺で折り返して他端辺まで戻る、略コ字状のリッジが形成されている。
第1メインリッジ52Aの他端側には、短連結リッジ52Dが形成されている。短連結リッジ52Dは、隣接する第2方向リッジパターン60の一部であり、第1メインリッジ52Aの他端から第1メインリッジ52Bと逆側に略直角に屈曲されて、第1方向リッジパターン50の角部まで形成されている。第1メインリッジ52Bの他端側には、第2メインリッジ52Eが形成されている。第2メインリッジ52Eも、隣接する第2方向リッジパターン60の一部であり、第1メインリッジ52Bの他端から第1メインリッジ52Aと逆側に略直角に屈曲されて、第1方向リッジパターン50の角部まで形成されている。
第1メインリッジ62E、52A、52B、端部リッジ52C、短連結リッジ52D、第2メインリッジ52Eの断面形状は、底面48Aから徐々に先細りとなる台形状とされ、底面は幅W3とされている。幅W3は、0.08〜3.0mmの範囲内に設定されている。
サブリッジ領域58には、4本の第1サブリッジ56A、56B、56C、56Dが互いに平行になるように並列形成されている。第1サブリッジ56A、56B、56C、56Dは、底面48Aから高さH3よりも低い高さH4で突出され、第1方向Xに延出されている。また、他端が第2メインリッジ52Eと連結されると共に、一端が第1方向リッジパターン50の正方形の他端辺まで延出されている。高さH4は、0.05〜2.0mmの範囲内に設定されている。
第1サブリッジ56Aの一端側と、第1サブリッジ56Bの一端側は、端部リッジ56Eで連結され、第1サブリッジ56Cの一端側と、第1サブリッジ56Dの一端側は、端部リッジ56Fで連結されている。端部リッジ56E、56Fは、第1方向Xと直交する方向に配置されている。第1サブリッジ56A、56B及び端部リッジ56E、第1サブリッジ56C、56D及び端部リッジ56F、の各々により、第2方向リッジパターン50の第2メインリッジ52Eから一端辺まで延び、一端辺で折り返して第2メインリッジ52Eまで戻る、略コ字状のリッジが形成されている。また、他端側において、第1サブリッジ56A、56Bは、第2メインリッジ52Eを介して連結されており、第1サブリッジ56C、56Dは、第2メインリッジ52Eを介して連結されている。これにより、第1方向リッジパターン50内において、第1サブリッジ56Aの第2メインリッジ52E側の端部から、第1サブリッジ56Dの第2メインリッジ52E側の端部までが、1本の連続した連続サブリッジ56Rとなっている。
図4に示すように、第1サブリッジ56A、56B、56C、56Dは、底面48Aから徐々に先細りとなる台形状とされ、底面は幅W4とされている。幅W4は、0.05〜2.0mmの範囲内に設定されている。また、端部リッジ56E、56Fについても、底面48Aから徐々に先細りとなる台形状とされ、底面は幅W4とされている。
第1メインリッジ62Eと第1メインリッジ52Aの間には、溝幅M8の溝部53Fが形成され、第1メインリッジ52Aと第1メインリッジ52Bの間には、溝幅M10の溝部53Aが構成され、第1メインリッジ52Bと第1サブリッジ56Aの間には、溝幅M12の溝部53Bが形成されている。第1サブリッジ56Aと第1サブリッジ56Bの間には、溝幅M14の溝部53Cが形成され、第1サブリッジ56Bと第1サブリッジ56Cの間には、溝幅M16の溝部53Dが形成され、第1サブリッジ56Cと第1サブリッジ56Dの間には、溝幅M18の溝部53Eが形成されている。これら溝部の溝幅は、溝部53Fが最も広く、第1サブリッジ56D側へ向かうにつれて順に狭くなり、M8>M10>M12>M14>M16>M18、となっている。
第2方向リッジパターン60は、第1方向リッジパターン50と同様の形状であるが、第1方向リッジパターン50を90度回転させて配置されたものである。第2方向リッジパターン60のメインリッジ領域64、サブリッジ領域68は、第1方向リッジパターン50のメインリッジ領域54、サブリッジ領域58に各々対応している。第2方向リッジパターン60の第2メインリッジ52E、62A、62B、端部リッジ62C、短連結リッジ52Dは、第1方向リッジパターン50の第1メインリッジ62E、52A、52B、端部リッジ52C、短連結リッジ62D、に対応している。また、第2方向リッジパターン60の第2サブリッジ66A、66B、66C、66D、端部リッジ66E、66Fは、第1方向リッジパターン50の第1サブリッジ56A、56B、56C、56D、端部リッジ56E、56Fに対応している。第2メインリッジ52E、62A、62B、及び第2サブリッジ66A、66B、66C、66Dは、タイヤ径方向Rに対して傾斜する第2方向Yに延出されている。第2方向リッジパターン60の溝部63F、溝部63A、溝部63B、溝部63C、溝部63D、溝部63Eは、第1方向リッジパターン50の溝部53F、溝部53A、溝部53B、溝部53C、溝部53D、溝部53E、に対応している。
第1方向リッジパターン50と第2方向リッジパターン60は、装飾凹部48の底面48Aに交互に並ぶように配置され、装飾凹部48の全体が第1方向リッジパターン50と第2方向リッジパターン60で装飾されている。隣り合う第1方向リッジパターン50と第2方向リッジパターン60の、短連結リッジ52Dと第1メインリッジ62E、及び、第2メインリッジ52Eと短連結リッジ62Dは、互いに連結されている。これにより、高さH3、H4のリッジが、装飾凹部48の一端から他端まで1本に連結され、連続メインリッジ51が形成されている。連続メインリッジ51は、タイヤ周方向に対して交差する方向に延出されている。
また、隣り合う第1方向リッジパターン50と第2方向リッジパターン60の第1サブリッジ56A、56Bと第2サブリッジ66A、66Bは、90度の角度を成して隣接し、ジグザグ形状のジグザグサブリッジライン61を形成している。ジグザグサブリッジライン61は、連続メインリッジ51と同方向に延出されている。
連続メインリッジ51とジグザグサブリッジライン61は、タイヤ周方向に交互に配置されている。
上記のように、サイド装飾帯46は、リッジの突出高さが異なる、メインリッジ領域54、サブリッジ領域58を含む第1方向リッジパターン50と、メインリッジ領域64、サブリッジ領域68を含む第2方向リッジパターン60を、リッジの延出方向を変えて交互に並べることにより形成されている。これにより、入射光を多方向へ反射させることができると共に、サイド装飾帯46を立体的に見せることができ、タイヤサイド部において、光(太陽光、環境光など)の反射の違いによる陰影の差を効果的に演出することができる。
また、サイド装飾帯46は、メインリッジ領域54、64で構成されるジグザグ状の連続メインリッジ51と、サブリッジ領域58、68で構成されるジグザグ状のジグザグサブリッジライン61を有している。したがって、入射光をより多方向へ効果的に反射させることができ、タイヤサイド部において、光の反射の違いによる陰影の差を効果的に演出することができる。
また、連続メインリッジ51は、装飾凹部48の一端から他端まで1本に連結されている。第1メインリッジ52A、52B、62E、第2メインリッジ62A、62B、52Eを形成するための型を加工する際に、第1メインリッジ52A、52B、62E、第2メインリッジ62A、62B、52Eがリッジパターン毎に途切れていると、リッジが途切れる毎に加工用の刃の上下動を行う必要が生じる。本実施形態では、第1メインリッジ52A、52B、62E、第2メインリッジ62A、62B、52Eが連結されて装飾凹部の一端から他端まで連続する連続メインリッジ51が形成されている。したがって、前述の刃の上下動が不要となり、メインリッジ用の溝を容易に加工することができる。
また、サイド装飾帯46において、連続メインリッジ51及びジグザグサブリッジライン61は、タイヤ周方向Uと交差する方向に延出されている。したがって、タイヤ周方向Uに沿って生じやすいクラックの伝搬を抑制することができる。さらに、連続メインリッジ51とジグザグサブリッジライン61は、タイヤ周方向に交互に配置されているので、高低差を利用して、当該部分をより効果的に立体的に見せることができる。
また、第1方向リッジパターン50、第2方向リッジパターン60において、隣り合うリッジ間の溝幅は、第1メインリッジ52A、第2メインリッジ62Aの側から第1サブリッジ56D、第2サブリッジ66D側へ向かって徐々に狭くなっている。これにより、メインリッジ領域54、64内及びサブリッジ領域58、68内の各々におけるリッジの高さが変化しているように演出することができる。
なお、本実施形態では、第1方向リッジパターン50において、第1メインリッジ52A〜第1サブリッジ56Dの間に形成されている溝部53A〜53Fの溝幅を変化させたが、溝幅M8〜M18は、図5Aに示すように、メインリッジ領域54内における溝部53A、53B、53Fの溝幅を同幅M19とし、サブリッジ領域58内における溝部53C、53D、53Eの溝幅を同幅M20としてもよい。この場合には、メインリッジ領域54内における溝部の溝幅53A、53B、53Fの溝幅M19を、サブリッジ領域58内の溝部53C〜53Eの溝幅M20よりも広くする。なお、第2方向リッジパターン60における、第2メインリッジ62A〜第2サブリッジ66Dの間に形成されている溝部の溝幅についても同様に変化させることができる。
また、溝幅M8〜M18は、図5Bに示すように、すべて同幅M22としてもよい。
また、本実施形態では、第1方向リッジパターン50、第2方向リッジパターン50において、リッジの突出高さを2段としたが、第1メインリッジ52A、第2メインリッジ62Aの側から第1サブリッジ56D、第1サブリッジ66C側へ向かって徐々に突出高さを低くしてもよい。
さらに、第1方向リッジパターン50、第2方向リッジパターン50において、リッジの突出高さをすべて同一にしてもよい。
10 空気入りタイヤ
12 タイヤサイド部
14A 標章
14 標章部
46 サイド装飾帯
48 装飾凹部
48A 底面
50 第1方向リッジパターン(第1リッジ部)
51 連続メインリッジ
52A、52B、62E 第1メインリッジ
52D 短連結リッジ(第1連結リッジ)
52C 端部リッジ(第1連結リッジ)
56A、56B、56C、56D 第1サブリッジ
56R 連続サブリッジ
60 第2方向リッジパターン(第2リッジ部)
62A、62B、52E 第2メインリッジ
62D 短連結リッジ(第2連結リッジ)
62C 端部リッジ(第2連結リッジ)
66A、66B、66C、66D 第2サブリッジ
X 第1方向
Y 第2方向

Claims (7)

  1. タイヤサイド部に形成されたサイド装飾領域の底面から突出され第1方向に並列して延出する複数本の第1メインリッジと、前記第1方向と交差する方向に延出し隣接する前記第1メインリッジの端部同士を互いに連結する第1連結リッジと、を有する第1リッジ部と、
    前記サイド装飾領域の底面から突出され前記第1方向と異なる第2方向に並列して延出する複数本の第2メインリッジと、前記第2方向と交差する方向に延出し隣接する前記第2メインリッジの端部同士を互いに連結する第2連結リッジと、を有する第2リッジ部と、を有し、
    前記第1メインリッジと前記第2メインリッジとを交互に配置して連結し、前記サイド装飾領域の一端から他端まで連続する連続メインリッジが複数形成されている、
    空気入りタイヤ。
  2. 前記サイド装飾領域の底面から突出され、前記第1メインリッジと前記第2メインリッジの間に配置され、前記第1方向または前記第2方向に延出され、互いに並列に配置された複数のサブリッジ、を更に備えた請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第1リッジ部及び前記第2リッジ部は、格子状に交互に配置されていること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 隣り合う前記第1メインリッジ同士の間隔、及び隣り合う前記第2メインリッジ同士の間隔は、隣り合う前記サブリッジ同士の間隔よりも広いこと、を特徴とする請求項2または請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第1メインリッジ及び前記第2メインリッジは、前記サブリッジよりも前記底面からの突出高さが高いこと、を特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記サブリッジは、前記第1リッジ部に配置された第1サブリッジと、前記第2リッジ部に配置された第2サブリッジと、を含み、
    前記第1サブリッジは前記第1リッジ部内で連続形成され、前記第2サブリッジは前記第2リッジ部内で連続形成されていること、を特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記第1方向と前記第2方向は、直交していること、を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤに記載の空気入りタイヤ。
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