JP2016083197A - 消火用ヘッド - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の消火用ヘッドの実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る消火用ヘッドを示す外観図、図2は図1の消火用ヘッドのII−II断面を示す断面図であり、図1及び図2を参照して消火用ヘッドについて説明する。なお、図1(a)は消火用ヘッドを正面から見た外観図であり、図1(b)は消火用ヘッドを底面側から見た外観図である。なお、本実施形態の説明において、「上」「下」とは、消火用ヘッドを設置した状態における「上」「下」に対応しており、また、図1(a)、(b)の「上」「下」とも対応している。
ヘッド本体10は、消火水が供給される配管に接続されるものであって、上下方向に延びる中空部10Aが形成されている。中空部10Aには、上端に流入口11が形成され、下端に放水口12が形成されている。火災時には、配管から流入口11へ消火水が流入し、放水口12から消火水がデフレクタ40へ向かって放水される。ヘッド本体10の外周部にはフランジ13が形成されており、フランジ13の上側のヘッド本体10の外周部には給水管に接続されるねじ部14が形成されている。また、ヘッド本体10の中空部10A内には、高さ方向における中間部分にノズル部材18が設けられている。
弁体30は、消火用ヘッド100の平常時においてヘッド本体10の弁座17に圧接されて設けられている。弁体30は、その下面が弁体支持機構50によって保持されている。ヘッド本体10には、たとえばバネなどの弾性部材(図示省略)が取り付けられており、消火用ヘッド100の平常時において、弁体30は、この弾性体によって下側に押し付けられている。また、消火用ヘッド100の平常時において、弁体30は、その下面部が弁体支持機構50によって支持されている。
フレーム20A及びフレーム20Bは、上部側がヘッド本体10に接続されて固定され、下端側にデフレクタ40が取り付けられている。フレーム20A及びフレーム20Bは、フレーム20Aの内周側とフレーム20Bの内周側との間に、弁体30の開閉を制御する弁体支持機構50が位置するように上下に延び、いわゆる馬蹄形に形成されている。フレーム20A及びフレーム20Bは、上端側がヘッド本体10に接続され、当該接続部分から下側に延びるように形成されている。また、フレーム20A及びフレーム20Bの下端側には、後述するボス部21が接続されている。
ボス部21は、フレーム20A及びフレーム20Bの下端側に位置しており、フレーム20A及びフレーム20Bと一体的に形成されている。ボス部21には上下に延びるねじ穴が形成されており、その開口部の内周面に雌ねじが形成されている。ボス部21には、雄ねじであるネジ22が締結されている。このネジ22をねじ込むことで、ネジ22は上側に移動し、ボス部21に締結されたネジ22の先端は、ボス部21の上面よりも上側に突出して突出部22Aを形成している。このため、弁体支持機構50は、上端側が弁体30に当接し、下端側がネジ22に当接し、両者に挟み込まれて固定され、ネジ22と弁体30とは、弁体支持機構50の上下を挟み込んでいる。突出部22Aは、たとえば、先端側に向かうに従って先細るように円錐状に形成されている。突出部22Aは、放水口12の下側に配置されている。
デフレクタ40は、円板形状を有し、フレーム20A及びフレーム20Bの下端側に設けられたボス部21にかしめられて取り付けられている。デフレクタ40は、ヘッド本体10の放水口12から放出された消火水を例えば円状に均一に分散させ散水するものであり、放射状に複数のスリットSが形成されている。この際、放水口12から放水された水等の一部は突出部22Aにあたり円錐状に広がった状態でデフレクタ40側に放射されるようになっている。
弁体支持機構(感熱分解部)50は、上方に弁体の下面が接しており、弁体を支持している。弁体支持機構50には、溶融部53C(半田)を有する感熱部53が設けられており、感熱部53が火災の熱により熱せられると、溶融部53Cが溶融し、弁体支持機構50はバランスを崩して分解され、消火用ヘッド100から落下する。
上述のように、ノズル部材18は、ヘッド本体10の中空部10A内に収容され、流入口11の径よりも小さい絞り穴18yが形成されたものである。具体的には、ノズル部材18は、例えば真鍮からなっており、絞り穴18yが形成された平板状の絞り部18aと、絞り部18aの外周からヘッド本体10の流入口11へ向かって延びる円筒部18bを有する。絞り部18aは、中空部10Aの内壁面に対し略直交するように中空部10A内に固定されたものであって、中空部10A内において消火水が流れるときの抵抗部となる段部を形成している。
図4は本発明の消火用ヘッドの実施形態2を示す断面図であり、図4を参照して消火用ヘッド200について説明する。なお、図4の消火用ヘッド200において図2の消火用ヘッド100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。図4の消火用ヘッド200が図2の消火用ヘッド100と異なる点は、ノズル部材218の固定方法である。
図5は、本発明の消火用ヘッドに係る変形例を示す外観図である。図1〜図4においては、弁体支持機構50を備えた消火用ヘッド100、200(いわゆる閉鎖型)について一例を説明したが、それに限定されるものではない。図5に示す消火用ヘッド300は、弁体30及び弁体支持機構50に対応する構成を有していない開放型の消火用ヘッドである。なお、この開放型の消火用ヘッド300を建物に設置する場合には、たとえば、給水管に弁体30に対応する構成及び弁体支持機構50に対応する構成(たとえば、グラスバルブなど)を備えた感熱開放継手(図示省略)、一斉開放弁等を設置する。感熱開放継手等は、消火用ヘッド300よりも給水管の上流側に設置される。感熱開放継手は、熱によって弁体支持機構50に対応する構成が作動すると、弁体に対応する構成が給水管の流路を開放し、消火用ヘッド300に消火水が流れる。ヘッド本体10の放水口12は開放されているので、消火用ヘッド300に供給された消火水は、そのまま突出部22Aに流れ落ち、デフレクタ40を流れて散水される。
Claims (4)
- 消火剤を流通させる中空部が形成され、前記中空部の一端側に設けられた消火剤が流入する流入口と、前記中空部の他端側に設けられ消火剤を放出する放水口とを有するヘッド本体を有し、
前記ヘッド本体の前記中空部内に、前記流入口の径よりも小さい絞り穴が形成されていることを特徴とする消火用ヘッド。 - 前記中空部内に固定され、平板状の絞り部により前記絞り穴が形成されたノズル部材をさらに有し、
前記ノズル部材は、前記絞り部が、前記中空部の内壁面に対し略直交するように固定され、前記中空部内において段部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の消火用ヘッド。 - 前記ノズル部材は、前記絞り部の外周から前記ヘッド本体の前記流入口へ向かって延びる円筒部を有し、前記円筒部が前記中空部の内壁に接触した状態で固定されていることを特徴とする請求項2に記載の消火用ヘッド。
- 前記絞り穴は、前記流入口から前記放水口までの長さに対し前記放水口から25%以上50%未満の間に位置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の消火用ヘッド。
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Family Applications (1)
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Citations (3)
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JP2008073410A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Hochiki Corp | 泡消火ヘッド |
US20130292141A1 (en) * | 2010-12-30 | 2013-11-07 | Utc Fire & Security Corporation | Sprinkler nozzle for fire suppression systems |
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2014
- 2014-10-27 JP JP2014218115A patent/JP6425966B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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