JP2016082809A - インバータ制御装置、制御方法、プログラム、及び給電システム - Google Patents
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Abstract
Description
前記給電システムは、分散型電源と、前記インバータと、前記分散型電源と前記インバータを接続する直流バスと、前記インバータと系統電源と負荷とを接続する交流バスと、を有する。
当該インバータ制御装置は、前記直流バスの電圧の値である直流バス電圧値を取得する直流バス電圧値取得手段と、前記インバータへ要求される交流電流の大きさである要求電流値を取得する要求電流値取得手段と、前記直流バス電圧値を用いて、前記インバータから出力可能な交流電流の大きさである出力可能電流値を算出する出力可能電流値算出手段と、前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさの絶対値が、前記出力可能電流値の絶対値及び前記要求電流値の絶対値の内の小さい方の値以下となるように、前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさを制御する出力制御手段と、を有する。
前記給電システムは、分散型電源と、前記インバータと、前記分散型電源と前記インバータを接続する直流バスと、前記インバータと系統電源と負荷とを接続する交流バスと、を有する。
当該制御方法は、前記直流バスの電圧の値である直流バス電圧値を取得する直流バス電圧値取得ステップと、前記インバータへ要求される交流電流の大きさである要求電流値を取得する要求電流値取得ステップと、前記直流バス電圧値を用いて、前記インバータから出力可能な交流電流の大きさである出力可能電流値を算出する出力可能電流値算出ステップと、前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさの絶対値が、前記出力可能電流値の絶対値及び前記要求電流値の絶対値の内の小さい方の値以下となるように、前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさを制御する出力制御ステップと、を有する。
図1は、実施形態1に係るインバータ制御装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。図1において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
給電システム3000は、分散型電源3020、インバータ3040、直流バス3060、及び交流バス3080を有する。直流バス3060は、直流電流が流れるバスである。直流バス3060は、分散型電源3020とインバータ3040との間を接続する。交流バス3080は、交流電流が流れるバスである。交流バス3080は、インバータ3040と、負荷10と、系統電源20との間を接続する。
負荷10は、交流バス3080から入力される電力を消費する種々の負荷である。負荷10には、交流バス3080を介して、インバータ3040から出力される交流電流及び系統電源20から出力される交流電流が入力される。
インバータ制御装置2000は、上述の給電システム3000が有するインバータを制御する装置である。インバータ制御装置2000は、直流バス電圧値取得部2020、要求電流値取得部2040、出力可能電流値算出部2060、及び出力制御部2080を有する。
直流バス電圧値取得部2020は、直流バス電圧値を取得する。直流バス電圧値は、直流バス3060の電圧の値を表す。
要求電流値取得部2040は、要求電流値を取得する。要求電流値は、インバータ3040へ要求される交流電流の大きさを表す。
出力可能電流値算出部2060は、直流バス電圧値を用いて、出力可能電流値を算出する。出力可能電流値は、インバータ3040から出力可能な交流電流の大きさを表す。
出力制御部2080は、出力可能電流値及び要求電流値を用いて、インバータ3040が負荷10に対して出力する交流電流の大きさを制御する。具体的には、出力制御部2080は、インバータ3040が負荷10に対して出力する交流電流の大きさの絶対値が、出力可能電流値の絶対値及び要求電流値の絶対値の内の小さい方の値以下となるように、インバータ3040を制御する。
分散型電源3020がインバータ3040を介して負荷10へ供給できる交流電流の大きさが、インバータ3040へ要求されている交流電流の大きさより小さい場合に、出力を制御せずにインバータ3040を動作させると、直流バス3060の電圧が降下してしまう。その結果、インバータ3040の動作が不安定になるため、給電システム3000の動作が不安定になってしまう。よって、給電システム3000は、負荷10に対して安定した電力供給を行えなくなる。また、給電システム3000を正常に制御できなくなり、給電システム3000がシステムとして破綻してしまう。
インバータ制御装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア構成要素の組み合わせ(例:ハードワイヤードされた電子回路など)として実現されてもよいし、ハードウエア構成要素とソフトウエア構成要素との組み合わせ(例:マイクロコントローラとそれを制御するプログラムの組み合わせなど)として実現されてもよい。
図2は、インバータ制御装置2000のハードウエア構成を例示するブロック図である。図2に示すインバータ制御装置2000は、インバータ3040を制御する種々の計算機である。図2において、インバータ制御装置2000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、周辺回路1080、入出力インタフェース1100を有する。周辺回路1080には、直流バス電圧値取得モジュール1220、要求電流値取得モジュール1240、出力可能電流値算出モジュール1260、及び出力制御モジュール1280が含まれる。
図3は、実施形態1のインバータ制御装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS102において、直流バス電圧値取得部2020は、直流バス電圧値を取得する。ステップS104において、要求電流値取得部2040は、要求電流値を取得する。ステップS106において、出力可能電流値算出部2060は、直流バス電圧値を用いて出力可能電流値を算出する。ステップS108において、出力制御部2080は、インバータ3040が出力する交流電力の大きさの絶対値が、出力可能電流値の絶対値と要求電流値の絶対値の内の小さい方の値以下となるように、インバータ3040を制御する。
例えば出力可能電流値算出部2060は、次のように出力可能電流値を算出する。ここで、インバータ制御装置2000が、図4に示すように、バス電圧下限値取得部2100をさらに有するとする。バス電圧下限値取得部2100は、バス電圧下限値を取得する。バス電圧下限値は、給電システム3000を安定して動作させるために許容される直流バス3060の電圧の下限値を表す。例えばバス電圧下限値は、給電システム3000の仕様から定まる値や予測される値である。
インバータ制御装置2000が取得する要求電流値の具体例として、以下のケース1とケース2を説明する。
例えば要求電流値は、交流バス3080から負荷10へ入力される交流電流の大きさによって表される。この場合、要求電流値取得部2040は、交流バス3080から負荷10へ入力される交流電流の大きさを、要求電流値として取得する。
また例えば、要求電流値は、系統電源20から交流バス3080へ出力される交流電流の大きさに基づいて表される。この場合、例えばインバータ制御装置2000は、図5に示す構成を有する。図5のインバータ制御装置2000は、系統電流値取得部2120及び要求電流値算出部2160をさらに有する点で、図1のインバータ制御装置2000と異なる。
図6は、実施形態2に係るインバータ制御装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。図6において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図6において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
出力指令値決定部2086の実現方法は様々である。以下、出力指令値決定部2086の実現方法として、4つのケースを例示する。
図7は、実施形態2のケース1に係るインバータ制御装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。ケース1において、出力指令値決定部2086は、第1比較部2081を用いて実現される。なお、ケース1では、前提として、インバータ3040から交流バス3080へ出力される方向に流れる交流電流の大きさが、正の値として表される。したがって、出力可能電流値は正の値で表される。また、要求電流値が交流バス3080から負荷10へ入力される交流電流の大きさを表す場合、要求電流値も正の値で表される。さらに、要求電流値算出部2160によって要求電流値が算出される場合、要求電流値算出部2160は、インバータ3040から交流バス3080へ出力される方向に流れる交流電流の大きさが正の値となるように、要求電流値を算出する。
図8は、実施形態2のケース2に係るインバータ制御装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。ケース2において、出力指令値決定部2086は、第2比較部2082を用いて実現される。なお、ケース2では、前提として、インバータ3040から交流バス3080へ出力される方向に流れる交流電流の大きさが、負の値として表される。したがって、出力可能電流値は負の値で表される。また、要求電流値が交流バス3080から負荷10へ入力される交流電流の大きさを表す場合、要求電流値も負の値で表される。さらに、要求電流値算出部2160によって要求電流値が算出される場合、要求電流値算出部2160は、インバータ3040から交流バス3080へ出力される方向に流れる交流電流の大きさが負の値となるように、要求電流値を算出する。
図9は、実施形態2のケース3に係るインバータ制御装置2000を例示するブロック図である。ケース3において、出力指令値決定部2086は、第1リミット部2083を用いて実現される。なお、ケース3では、ケース1と同様に、インバータ3040から交流バス3080へ出力される方向に流れる交流電流の大きさが、正の値として表される。そのため、ケース1と同様に、出力可能電流値及び要求電流値は正の値で表される。
図10は、実施形態2のケース4に係るインバータ制御装置2000を例示するブロック図である。ケース4において、出力指令値決定部2086は、第2リミット部2084を用いて実現される。なお、ケース4では、ケース2と同様に、インバータ3040から交流バス3080へ出力される方向に流れる交流電流の大きさが、負の値として表される。そのため、ケース2と同様に、出力可能電流値及び要求電流値は負の値で表される。
例えば制御実行部2088は、インバータ3040に対して、インバータ3040を制御する制御信号を出力することで、インバータ3040から交流バス3080へ出力される交流電流の大きさを制御する。出力制御部2080がインバータ3040に対して出力する制御信号は、パルス信号などである。なお、パルス信号によってインバータを制御する方式には、パルス幅変調(PWM: Pulse Width Modulation)方式、パルス振幅変調方式(PAM: Pulse Amplitude Modulation)方式、パルス密度変調(PDM: Pulse Density Modulation)方式など、種々の既存方式がある。出力制御部2080の実装は、これら種々の既存方式を任意に採用して行うことができる。
図11は、実施形態2のケース1に係るインバータ制御装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ここで、図11のステップS102からS106で行われる処理は、図3のステップS102からS106で行われる処理と同様であるため、これらについては説明を省略する。
図12は、実施形態2のケース3に係るインバータ制御装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ここで、図12のステップS102からステップS106で行われる処理は、図3のステップS102からS106で行われる処理と同様であるため、これらについては説明を省略する。
本実施形態によれば、インバータ3040から交流バス3080へ出力される交流電流の大きさが、出力指令値決定部2086によって決定された出力指令値に基づいて制御される。
図13は、実施形態3に係るインバータ制御装置2000をその使用環境と共に例示するブロック図である。図13において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図13において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
出力電流値取得部2087は、出力電流値を取得する。出力電流値は、インバータ3040から出力されている交流電流の大きさを表す。
制御実行部2088は、出力電流値と出力指令値との差分を算出し、その差分に比例定数を乗じた値及びその差分の積分値を用いて、出力指令値によって表される大きさ以下の交流電流を出力するようにインバータを制御する。
本実施形態のインバータ制御装置2000は、インバータ3040から負荷10に対して出力されている交流電流の大きさ(出力電流値)と、インバータ3040から負荷10に対して出力させる交流電流の大きさ(出力指令値)との差分を算出する。そして、インバータ制御装置2000は、その差分に比例定数を乗じた値及びその差分の積分値を用いて、出力指令値によって表される大きさの交流電流を出力するようにインバータ3040を制御する。この方法により、インバータ3040から出力される交流電流の大きさが出力指令値の近傍で振動することを防ぐことができるため、給電システム3000の動作をより安定したものにすることができる。
以下、実施例として、インバータ制御装置2000の実装方法及びその使用環境を、より具体的に例示する。なお、以降で示す各実施例はあくまで例示であり、インバータ制御装置2000の実施方法を限定するものではない。
図14は、実施例1のインバータ制御装置2000及びその使用環境を例示する図である。実施例1のインバータ制御装置2000は、実施形態3に係るインバータ制御装置2000と、実施形態2のケース1に係るインバータ制御装置2000(第1比較部2081を用いて出力指令値決定部2086を実現するケース)の組み合わせに相当する。また、実施例1では、実施形態2のケース1で前提としている、「インバータ3040から交流バス3080へ出力される方向に流れる交流電流の大きさが、正の値として表される」を満たすようにする。さらに、実施例1において、要求電流値は、負荷10に入力される交流電流の大きさに基づいて表される(実施形態1で説明した要求電流値のケース1)。
実施例1の給電システム3000は、分散型電源3020として、太陽光発電装置30及び蓄電池50を有する。太陽光発電装置30と蓄電池50はそれぞれ、DC/DC コンバータ40及び DC/DC コンバータ60を介して直流バス3060に接続されている。
実施例1のインバータ制御装置2000は、上述のように計測された直流バス電圧値 Vdc、出力電流値 iac_out、位相θ、及び要求電流値 iac_load_rms を用いて、インバータ3040を制御する。なお、実施例1のインバータ制御装置2000は、インバータ3040に対して PWM 信号を出力することにより、インバータ3040を制御する。
図15は、実施例2のインバータ制御装置2000及びその使用環境を例示するブロック図である。実施例2のインバータ制御装置2000は、実施形態3に係るインバータ制御装置2000と、実施形態2のケース1に係るインバータ制御装置2000(第2比較部2082を用いて出力指令値決定部2086を実現するケース)との組み合わせに相当する。また、実施例2では、実施形態2のケース2で前提としている、「インバータ3040から交流バス3080へ出力される方向に流れる交流電流の大きさが、負の値として表される」を満たすようにする。さらに、要求電流値は、実施例1と同様に、負荷10で消費される交流電流の大きさに基づいて表される。そのために、実施例2のインバータ制御装置2000及び給電システム3000は、以下の点で実施例1のインバータ制御装置2000及び給電システム3000と異なっている。
図16は、実施例3のインバータ制御装置2000及びその使用環境を例示するブロック図である。実施例3のインバータ制御装置2000は、実施形態3に係るインバータ制御装置2000と、実施形態2のケース3に係るインバータ制御装置2000(第1リミット部2083を用いて出力指令値決定部2086を実現するケース)との組み合わせに相当する。また、実施例3では、実施形態2のケース3で前提としている、「インバータ3040から交流バス3080へ出力される方向に流れる交流電流の大きさが、正の値として表される」を満たすようにする。さらに、要求電流値は、実施例1と同様に、負荷10で消費される交流電流の大きさに基づいて表される。そのため、実施例3のインバータ制御装置2000及び給電システム3000は、以下の点で実施例1のインバータ制御装置2000及び給電システム3000と異なっている。
図17は、実施例4のインバータ制御装置2000及びその使用環境を例示するブロック図である。実施例3のインバータ制御装置2000は、実施形態3に係るインバータ制御装置2000と、実施形態2のケース4に係るインバータ制御装置2000(第2リミット部2084を用いて出力指令値決定部2086を実現するケース)に相当する。また、実施例3では、実施形態2のケース4で前提としている、「インバータ3040から交流バス3080へ出力される方向に流れる交流電流の大きさが、正の値として表される」を満たすようにする。さらに、要求電流値は、実施例1と同様に、負荷10で消費される交流電流の大きさに基づいて表される。そのため、実施例4のインバータ制御装置2000及び給電システム3000は、以下の点で実施例3のインバータ制御装置2000及び給電システム3000と異なっている。
図18は、実施例5のインバータ制御装置2000及びその使用環境を例示するブロック図である。実施例5の想定環境は、「要求電流値が、系統電源20から交流バス3080へ出力される交流電流の大きさに基づいて表される(実施形態1で説明した要求電流値のケース2)」である点を除き、実施例1と同様である。そのため、実施例5のインバータ制御装置2000及び給電システム3000は、以下の点を除き、実施例1のインバータ制御装置2000及び給電システム3000と同様である。
図19のインバータ制御装置2000は、実施例5のインバータ制御装置2000及びその使用環境を例示するブロック図である。実施例5の想定環境は、「要求電流値が、系統電源20から交流バス3080へ出力される交流電流の大きさに基づいて表される(実施形態1で説明した要求電流値のケース2)」という点を除き、実施例2と同様である。そのために、実施例6のインバータ制御装置2000及び給電システム3000は、以下の点を除き、実施例2のインバータ制御装置2000及び給電システム3000と同様である。
実施例5において、実施例3と同様に、比較回路160ではなくリミット回路210を用いてもよい。また、実施例6において、実施例4と同様に、比較回路161ではなくリミット回路211を用いてもよい。
1. 給電システムが有するインバータを制御するインバータ制御装置であって、
前記給電システムは、分散型電源と、前記インバータと、前記分散型電源と前記インバータを接続する直流バスと、前記インバータと系統電源と負荷とを接続する交流バスと、を有し、
当該インバータ制御装置は、
前記直流バスの電圧の値である直流バス電圧値を取得する直流バス電圧値取得手段と、
前記インバータへ要求される交流電流の大きさである要求電流値を取得する要求電流値取得手段と、
前記直流バス電圧値を用いて、前記インバータから出力可能な交流電流の大きさである出力可能電流値を算出する出力可能電流値算出手段と、
前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさの絶対値が、前記出力可能電流値の絶対値及び前記要求電流値の絶対値の内の小さい方の値以下となるように、前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさを制御する出力制御手段と、
を有するインバータ制御装置。
2. 前記直流バスで許容される電圧の下限値であるバス電圧下限値を取得するバス電圧下限値取得手段を有し、
前記出力可能電流値算出手段は、算出する前記出力可能電流値を用いて前記インバータを制御した後の前記直流バス電圧値が前記バス電圧下限値以上となるように前記出力可能電流値を算出する1.に記載のインバータ制御装置
3. 前記出力制御手段は、
前記インバータから前記負荷に対して出力させる交流電流の大きさである出力指令値を決定する出力指令値決定手段と、
前記出力指令値以下の交流電流を出力するように前記インバータを制御する制御実行手段と、
を有する1.又は2.に記載のインバータ制御装置。
4. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を正の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定手段は、前記出力可能電流値と前記要求電流値の大きさを比較して、いずれか小さい方の値を前記出力指令値として出力する第1比較手段を有する3.に記載のインバータ制御装置。
5. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を正の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定手段は、出力の上限値が設定されており、入力値が前記上限値以下であればその入力値を前記出力指令値として出力し、入力値が前記上限値を超えている場合は前記上限値を前記出力指令値として出力する第1リミット手段を有し、
前記第1リミット手段には、前記上限値として前記出力可能電流値が設定されており、前記入力値として前記要求電流値が入力される3.に記載のインバータ制御装置。
6. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を負の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定手段は、前記出力可能電流値と前記要求電流値の大きさを比較して、いずれか大きい方の値を前記出力指令値として出力する第2比較手段を有する3.に記載のインバータ制御装置。
7. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を負の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定手段は、出力の下限値が設定されており、入力値が前記下限値以上であればその入力値を前記出力指令値として出力し、入力値が前記下限値未満であれば前記下限値を前記出力指令値として出力する第2リミット手段を有し、
前記第2リミット手段には、前記下限値として前記出力可能電流値が設定されており、前記入力値として前記要求電流値が入力される3.に記載のインバータ制御装置。
8. 前記要求電流値取得手段は、前記負荷に入力される交流電流の大きさを前記要求電流値として取得する1.乃至7.いずれか一つに記載のインバータ制御装置。
9. 前記系統電源から前記交流バスへ出力される交流電流の大きさである系統電流値を取得する系統電流値取得手段と、
前記系統電流値を用いて前記要求電流値を算出する要求電流値算出手段と、を有し、
前記要求電流値取得手段は、前記要求電流値算出手段によって算出された要求電流値を取得する1.乃至7.いずれか一つに記載のインバータ制御装置。
10. 前記出力可能電流値算出手段は、前記直流バス電圧値と前記バス電圧下限値との差分を算出し、前記差分に所定の比例定数を乗じた値及び前記差分の積分値を用いて、前記出力可能電流値を算出する2.に記載のインバータ制御装置。
11. 前記出力制御手段は、前記インバータから出力されている交流電流の大きさである出力電流値を取得する出力電流値取得手段を有し、
前記制御実行手段は、前記出力電流値と前記出力指令値との差分を算出し、その差分に比例定数を乗じた値及びその差分の積分値を用いて、前記出力指令値によって表される大きさの交流電流を出力するように前記インバータを制御する3.に記載のインバータ制御装置。
12. 給電システムが有するインバータを制御するインバータ制御装置によって実行される制御方法であって、
前記給電システムは、分散型電源と、前記インバータと、前記分散型電源と前記インバータを接続する直流バスと、前記インバータと系統電源と負荷とを接続する交流バスと、を有し、
当該制御方法は、
前記直流バスの電圧の値である直流バス電圧値を取得する直流バス電圧値取得ステップと、
前記インバータへ要求される交流電流の大きさである要求電流値を取得する要求電流値取得ステップと、
前記直流バス電圧値を用いて、前記インバータから出力可能な交流電流の大きさである出力可能電流値を算出する出力可能電流値算出ステップと、
前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさの絶対値が、前記出力可能電流値の絶対値及び前記要求電流値の絶対値の内の小さい方の値以下となるように、前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさを制御する出力制御ステップと、
を有する制御方法。
13. 前記直流バスで許容される電圧の下限値であるバス電圧下限値を取得するバス電圧下限値取得ステップを有し、
前記出力可能電流値算出ステップは、算出する前記出力可能電流値を用いて前記インバータを制御した後の前記直流バス電圧値が前記バス電圧下限値以上となるように前記出力可能電流値を算出する12.に記載の制御方法
14. 前記出力制御ステップは、
前記インバータから前記負荷に対して出力させる交流電流の大きさである出力指令値を決定する出力指令値決定ステップと、
前記出力指令値以下の交流電流を出力するように前記インバータを制御する制御実行ステップと、
を有する12.又は13.に記載の制御方法。
15. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を正の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定ステップは、前記出力可能電流値と前記要求電流値の大きさを比較して、いずれか小さい方の値を前記出力指令値として出力する第1比較ステップを有する14.に記載の制御方法。
16. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を正の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定ステップは、出力の上限値が設定されており、入力値が前記上限値以下であればその入力値を前記出力指令値として出力し、入力値が前記上限値を超えている場合は前記上限値を前記出力指令値として出力する第1リミットステップを有し、
前記第1リミットステップには、前記上限値として前記出力可能電流値が設定されており、前記入力値として前記要求電流値が入力される14.に記載の制御方法。
17. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を負の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定ステップは、前記出力可能電流値と前記要求電流値の大きさを比較して、いずれか大きい方の値を前記出力指令値として出力する第2比較ステップを有する14.に記載の制御方法。
18. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を負の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定ステップは、出力の下限値が設定されており、入力値が前記下限値以上であればその入力値を前記出力指令値として出力し、入力値が前記下限値未満であれば前記下限値を前記出力指令値として出力する第2リミットステップを有し、
前記第2リミットステップには、前記下限値として前記出力可能電流値が設定されており、前記入力値として前記要求電流値が入力される14.に記載の制御方法。
19. 前記要求電流値取得ステップは、前記負荷に入力される交流電流の大きさを前記要求電流値として取得する12.乃至18.いずれか一つに記載の制御方法。
20. 前記系統電源から前記交流バスへ出力される交流電流の大きさである系統電流値を取得する系統電流値取得ステップと、
前記系統電流値を用いて前記要求電流値を算出する要求電流値算出ステップと、を有し、
前記要求電流値取得ステップは、前記要求電流値算出ステップによって算出された要求電流値を取得する12.乃至18.いずれか一つに記載の制御方法。
21. 前記出力可能電流値算出ステップは、前記直流バス電圧値と前記バス電圧下限値との差分を算出し、前記差分に所定の比例定数を乗じた値及び前記差分の積分値を用いて、前記出力可能電流値を算出する13.に記載の制御方法。
22. 前記出力制御ステップは、前記インバータから出力されている交流電流の大きさである出力電流値を取得する出力電流値取得ステップを有し、
前記制御実行ステップは、前記出力電流値と前記出力指令値との差分を算出し、その差分に比例定数を乗じた値及びその差分の積分値を用いて、前記出力指令値によって表される大きさの交流電流を出力するように前記インバータを制御する14.に記載の制御方法。
23. コンピュータに、給電システムが有するインバータを制御する機能を持たせるプログラムであって、
前記給電システムは、分散型電源と、前記インバータと、前記分散型電源と前記インバータを接続する直流バスと、前記インバータと系統電源と負荷とを接続する交流バスと、を有し、
当該プログラムは、前記コンピュータに、
前記直流バスの電圧の値である直流バス電圧値を取得する直流バス電圧値取得機能と、
前記インバータへ要求される交流電流の大きさである要求電流値を取得する要求電流値取得機能と、
前記直流バス電圧値を用いて、前記インバータから出力可能な交流電流の大きさである出力可能電流値を算出する出力可能電流値算出機能と、
前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさの絶対値が、前記出力可能電流値の絶対値及び前記要求電流値の絶対値の内の小さい方の値以下となるように、前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさを制御する出力制御機能と、
を持たせるプログラム。
24. 前記コンピュータに、
前記直流バスで許容される電圧の下限値であるバス電圧下限値を取得するバス電圧下限値取得機能を持たせ、
前記出力可能電流値算出機能は、算出する前記出力可能電流値を用いて前記インバータを制御した後の前記直流バス電圧値が前記バス電圧下限値以上となるように前記出力可能電流値を算出する23.に記載のプログラム
25. 前記出力制御機能は、
前記インバータから前記負荷に対して出力させる交流電流の大きさである出力指令値を決定する出力指令値決定機能と、
前記出力指令値以下の交流電流を出力するように前記インバータを制御する制御実行機能と、
を有する23.又は24.に記載のプログラム。
26. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を正の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定機能は、前記出力可能電流値と前記要求電流値の大きさを比較して、いずれか小さい方の値を前記出力指令値として出力する第1比較機能を有する25.に記載のプログラム。
27. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を正の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定機能は、出力の上限値が設定されており、入力値が前記上限値以下であればその入力値を前記出力指令値として出力し、入力値が前記上限値を超えている場合は前記上限値を前記出力指令値として出力する第1リミット機能を有し、
前記第1リミット機能には、前記上限値として前記出力可能電流値が設定されており、前記入力値として前記要求電流値が入力される25.に記載のプログラム。
28. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を負の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定機能は、前記出力可能電流値と前記要求電流値の大きさを比較して、いずれか大きい方の値を前記出力指令値として出力する第2比較機能を有する25.に記載のプログラム。
29. 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を負の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定機能は、出力の下限値が設定されており、入力値が前記下限値以上であればその入力値を前記出力指令値として出力し、入力値が前記下限値未満であれば前記下限値を前記出力指令値として出力する第2リミット機能を有し、
前記第2リミット機能には、前記下限値として前記出力可能電流値が設定されており、前記入力値として前記要求電流値が入力される25.に記載のプログラム。
30. 前記要求電流値取得機能は、前記負荷に入力される交流電流の大きさを前記要求電流値として取得する23.乃至29.いずれか一つに記載のプログラム。
31. 前記系統電源から前記交流バスへ出力される交流電流の大きさである系統電流値を取得する系統電流値取得機能と、
前記系統電流値を用いて前記要求電流値を算出する要求電流値算出機能と、を有し、
前記要求電流値取得機能は、前記要求電流値算出機能によって算出された要求電流値を取得する23.乃至29.いずれか一つに記載のプログラム。
32. 前記出力可能電流値算出機能は、前記直流バス電圧値と前記バス電圧下限値との差分を算出し、前記差分に所定の比例定数を乗じた値及び前記差分の積分値を用いて、前記出力可能電流値を算出する24.に記載のプログラム。
33. 前記出力制御機能は、前記インバータから出力されている交流電流の大きさである出力電流値を取得する出力電流値取得機能を有し、
前記制御実行機能は、前記出力電流値と前記出力指令値との差分を算出し、その差分に比例定数を乗じた値及びその差分の積分値を用いて、前記出力指令値によって表される大きさの交流電流を出力するように前記インバータを制御する25.に記載のプログラム。
34. 分散型電源と、インバータと、前記分散型電源と前記インバータを接続する直流バスと、前記インバータと系統電源と負荷とを接続する交流バスと、前記インバータを制御する1.乃至11.いずれか一つに記載のインバータ制御装置と、を有する給電システム。
20 系統電源
30 太陽光発電装置
40、60 DC/DC コンバータ
50 蓄電池
70、80、90、110、240 電圧センサ
130、180 加算回路
140、190 演算回路
150、210、211 リミット回路
160、161 比較回路
170 位相適用回路
200 信号生成回路
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 周辺回路
1100 入出力インタフェース
1220 直流バス電圧値取得モジュール
1240 要求電流値取得モジュール
1260 出力可能電流値算出モジュール
1280 出力制御モジュール
2000 インバータ制御装置
2020 直流バス電圧値取得部
2040 要求電流値取得部
2060 出力可能電流値算出部
2080 出力制御部
2081 第1比較部
2082 第2比較部
2083 第1リミット部
2084 第2リミット部
2086 出力指令値決定部
2087 出力電流値取得部
2088 制御実行部
2100 バス電圧下限値取得部
2120 系統電流値取得部
2160 要求電流値算出部
3000 給電システム
3020 分散型電源
3040 インバータ
3060 直流バス
3080 交流バス
Claims (14)
- 給電システムが有するインバータを制御するインバータ制御装置であって、
前記給電システムは、分散型電源と、前記インバータと、前記分散型電源と前記インバータを接続する直流バスと、前記インバータと系統電源と負荷とを接続する交流バスと、を有し、
当該インバータ制御装置は、
前記直流バスの電圧の値である直流バス電圧値を取得する直流バス電圧値取得手段と、
前記インバータへ要求される交流電流の大きさである要求電流値を取得する要求電流値取得手段と、
前記直流バス電圧値を用いて、前記インバータから出力可能な交流電流の大きさである出力可能電流値を算出する出力可能電流値算出手段と、
前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさの絶対値が、前記出力可能電流値の絶対値及び前記要求電流値の絶対値の内の小さい方の値以下となるように、前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさを制御する出力制御手段と、
を有するインバータ制御装置。 - 前記直流バスで許容される電圧の下限値であるバス電圧下限値を取得するバス電圧下限値取得手段を有し、
前記出力可能電流値算出手段は、算出する前記出力可能電流値を用いて前記インバータを制御した後の前記直流バス電圧値が前記バス電圧下限値以上となるように前記出力可能電流値を算出する請求項1に記載のインバータ制御装置 - 前記出力制御手段は、
前記インバータから前記負荷に対して出力させる交流電流の大きさである出力指令値を決定する出力指令値決定手段と、
前記出力指令値以下の交流電流を出力するように前記インバータを制御する制御実行手段と、
を有する請求項1又は2に記載のインバータ制御装置。 - 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を正の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定手段は、前記出力可能電流値と前記要求電流値の大きさを比較して、いずれか小さい方の値を前記出力指令値として出力する第1比較手段を有する請求項3に記載のインバータ制御装置。 - 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を正の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定手段は、出力の上限値が設定されており、入力値が前記上限値以下であればその入力値を前記出力指令値として出力し、入力値が前記上限値を超えている場合は前記上限値を前記出力指令値として出力する第1リミット手段を有し、
前記第1リミット手段には、前記上限値として前記出力可能電流値が設定されており、前記入力値として前記要求電流値が入力される請求項3に記載のインバータ制御装置。 - 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を負の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定手段は、前記出力可能電流値と前記要求電流値の大きさを比較して、いずれか大きい方の値を前記出力指令値として出力する第2比較手段を有する請求項3に記載のインバータ制御装置。 - 前記交流バスを流れる交流電流の大きさは、前記インバータから前記交流バスへ出力される方向を負の方向とする値で表され、
前記出力指令値決定手段は、出力の下限値が設定されており、入力値が前記下限値以上であればその入力値を前記出力指令値として出力し、入力値が前記下限値未満であれば前記下限値を前記出力指令値として出力する第2リミット手段を有し、
前記第2リミット手段には、前記下限値として前記出力可能電流値が設定されており、前記入力値として前記要求電流値が入力される請求項3に記載のインバータ制御装置。 - 前記要求電流値取得手段は、前記負荷に入力される交流電流の大きさを前記要求電流値として取得する請求項1乃至7いずれか一項に記載のインバータ制御装置。
- 前記系統電源から前記交流バスへ出力される交流電流の大きさである系統電流値を取得する系統電流値取得手段と、
前記系統電流値を用いて前記要求電流値を算出する要求電流値算出手段と、を有し、
前記要求電流値取得手段は、前記要求電流値算出手段によって算出された要求電流値を取得する請求項1乃至7いずれか一項に記載のインバータ制御装置。 - 前記出力可能電流値算出手段は、前記直流バス電圧値と前記バス電圧下限値との差分を算出し、前記差分に所定の比例定数を乗じた値及び前記差分の積分値を用いて、前記出力可能電流値を算出する請求項2に記載のインバータ制御装置。
- 前記出力制御手段は、前記インバータから出力されている交流電流の大きさである出力電流値を取得する出力電流値取得手段を有し、
前記制御実行手段は、前記出力電流値と前記出力指令値との差分を算出し、その差分に比例定数を乗じた値及びその差分の積分値を用いて、前記出力指令値によって表される大きさの交流電流を出力するように前記インバータを制御する請求項3に記載のインバータ制御装置。 - 給電システムが有するインバータを制御するインバータ制御装置によって実行される制御方法であって、
前記給電システムは、分散型電源と、前記インバータと、前記分散型電源と前記インバータを接続する直流バスと、前記インバータと系統電源と負荷とを接続する交流バスと、を有し、
当該制御方法は、
前記直流バスの電圧の値である直流バス電圧値を取得する直流バス電圧値取得ステップと、
前記インバータへ要求される交流電流の大きさである要求電流値を取得する要求電流値取得ステップと、
前記直流バス電圧値を用いて、前記インバータから出力可能な交流電流の大きさである出力可能電流値を算出する出力可能電流値算出ステップと、
前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさの絶対値が、前記出力可能電流値の絶対値及び前記要求電流値の絶対値の内の小さい方の値以下となるように、前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさを制御する出力制御ステップと、
を有する制御方法。 - コンピュータに、給電システムが有するインバータを制御する機能を持たせるプログラムであって、
前記給電システムは、分散型電源と、前記インバータと、前記分散型電源と前記インバータを接続する直流バスと、前記インバータと系統電源と負荷とを接続する交流バスと、を有し、
当該プログラムは、前記コンピュータに、
前記直流バスの電圧の値である直流バス電圧値を取得する直流バス電圧値取得機能と、
前記インバータへ要求される交流電流の大きさである要求電流値を取得する要求電流値取得機能と、
前記直流バス電圧値を用いて、前記インバータから出力可能な交流電流の大きさである出力可能電流値を算出する出力可能電流値算出機能と、
前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさの絶対値が、前記出力可能電流値の絶対値及び前記要求電流値の絶対値の内の小さい方の値以下となるように、前記インバータが前記負荷に対して出力する交流電流の大きさを制御する出力制御機能と、
を持たせるプログラム。 - 分散型電源と、インバータと、前記分散型電源と前記インバータを接続する直流バスと、前記インバータと系統電源と負荷とを接続する交流バスと、前記インバータを制御する請求項1乃至11いずれか一項に記載のインバータ制御装置と、を有する給電システム。
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