JP2016082808A - 単独運転検出用の制御装置、単独運転検出装置、分散型電源装置および、単独運転検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】系統電圧が設定値以下になっても、単独運転を検出して防止することができる単独運転検出用の制御装置、単独運転検出装置、分散型電源装置および、単独運転検出方法を得ること。
【解決手段】計測した系統電圧S2が設定値以上かどうかを判定し、系統電圧S2が設定値以上ではないと判定した場合、単独運転を検出させるためのマスク信号S3を生成し、マスク信号S3を出力する系統電圧計測部131と、マスク信号S3が入力された場合、連系リレー14をオフ制御するための単独運転検出信号S6と、インバータ11を停止させるためのゲートブロック信号S7とを生成し、単独運転検出信号S6とゲートブロック信号S7を出力する単独運転判定部134とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】計測した系統電圧S2が設定値以上かどうかを判定し、系統電圧S2が設定値以上ではないと判定した場合、単独運転を検出させるためのマスク信号S3を生成し、マスク信号S3を出力する系統電圧計測部131と、マスク信号S3が入力された場合、連系リレー14をオフ制御するための単独運転検出信号S6と、インバータ11を停止させるためのゲートブロック信号S7とを生成し、単独運転検出信号S6とゲートブロック信号S7を出力する単独運転判定部134とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、分散型電源装置が電力系統から切り離され単独運転しているか否かを検出する単独運転検出用の制御装置、単独運転検出装置、分散型電源装置および、単独運転検出方法に関する。
分散型電源装置の単独運転とは、電力系統が停止しているとき、分散型電源装置が電力系統から独立して運転しており、局所的な系統負荷に電力が供給されている状態をいう。電力系統の停止は、工事または事故といった要因によって引き起こされる。
分散型電源装置は、電力系統に接続され、太陽光発電装置、風力発電装置、エンジン発電機、電力貯蔵装置および、燃料電池が例示される。分散型電源装置では、太陽電池、蓄電池、燃料電池といった特性または性質の異なる電力供給手段を電力系統に接続させて使用するものである。
分散型電源装置は、電力供給手段と、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナとを備えており、電力系統に連系し、家電製品に電力を給電するものが実用化されている。現在、分散型電源装置は、周波数および電圧を電力系統に適合させるインバータ機能と、電力系統の異常を検出する保護装置とを内蔵したパワーコンディショナの構成が種々提案されている。
また、分散型電源装置は、電力系統の停電時および作業停電時において、電力系統における工事作業の安全を確保するため、装置内のインバータの動作を停止させる、または、開閉器を作動させて連系を解除することにより、分散型電源装置を電力系統から解列させて、分散型電源装置の単独運転を防止するための単独運転検出機能が不可欠である。
特許文献1に記載された単独運転検出装置では、単独運転を検出する方式の1つである電力系統に無効電力を注入する手法が提案されている。当該単独運転検出装置は、電力系統に無効電力を注入する手法が採用されており、注入した無効電力によって引き起こされる周波数変動を検知して、分散型電源装置の単独運転を検出している。なお、単独運転検出機能は、日本電機工業会(Japan Electrical Manufacturers′ Association:略称「JEMA」)によりJEM規格1498(方式名:ステップ注入付周波数フィードバック方式)として標準化されている(下記非特許文献1)。
一般社団法人 日本電機工業会、JEM規格1498、ステップ注入付周波数フィードバック方式(分散型電源用単相パワーコンディショナの標準形能動的単独運転検出方式)、2012年8月27日制定(2014年9月25日改正)
JEM規格1498で定められている能動的単独運転検出方式は、「系統周波数を方形波に変換しソフトウェア部への入力信号を生成できることとする」と規定されており、系統電圧を正の電圧と負の電圧で表す方形波に変換した状態で周期を計測することを要求している。
しかしながら、電力系統が停電したりまたは、不安定になって、系統電圧が設定値以下になった場合、系統周波数を方形波に変換することができない。方形波を得ることができない場合、JEM規格1498に規定されている単独運転を検出することができなくなり、分散型電源装置の運転が継続してしまうという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、系統電圧が設定値以下になっても、単独運転を検出して防止することができる単独運転検出用の制御装置、単独運転検出装置、分散型電源装置および、単独運転検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る単独運転検出用の制御装置は、電力系統に連系する分散型電源装置の単独運転を検出するように構成された単独運転検出用の制御装置であって、計測した系統電圧が設定値以上かどうかを判定し、前記系統電圧が設定値以上ではないと判定した場合、単独運転を検出させるためのマスク信号を生成し、前記マスク信号を出力する系統電圧計測部と、前記マスク信号が入力された場合、連系リレーをオフ制御するための制御信号と、インバータを停止させるためのゲートブロック信号とを生成し、前記制御信号と前記ゲートブロック信号を出力する単独運転判定部と、を備える。
本発明によれば、系統電圧が設定値以下になっても、単独運転を検出して防止することができる。
以下に、本発明の実施の形態に係る単独運転検出用の制御装置、単独運転検出装置、分散型電源装置および、単独運転検出方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る分散型電源装置1の構成図である。分散型電源装置1は、電力を供給する電力供給部5と、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナ10とを備える。
図1は、実施の形態に係る分散型電源装置1の構成図である。分散型電源装置1は、電力を供給する電力供給部5と、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナ10とを備える。
電力供給部5は、パワーコンディショナ10を介して電力系統2に接続される。電力供給部5は、直流電力を発電し、発電した直流電力をパワーコンディショナ10に供給する。電力供給部5は、太陽電池および、ガスエンジン発電機が例示される。
パワーコンディショナ10は、直流電力を交流電力に変換するインバータ11と、単独運転の検出を行う単独運転検出装置16とを備える。
インバータ11は、直流電力を交流電力に変換し、変換した交流電力を単独運転検出装置16を介して、電力系統2および負荷3に供給する。負荷3は、一般家電機器が例示される。
単独運転検出装置16は、インバータ11を制御するインバータ制御部12と、インバータ制御部12を制御する制御装置13と、電力供給部5を電力系統2に並列し、かつ電力供給部5を電力系統2から解列する連系リレー14と、インバータ11と電力系統2との間に流れる電流を検出する電流検出器15とを備える。
インバータ制御部12は、電力系統2により出力される電圧と電流検出器15によって検出された電流とに基づいて、インバータ11を制御する。
制御装置13は、電力系統2に連系する分散型電源装置1の単独運転を検出するように構成された単独運転検出用の装置であって、電力系統2により出力される電圧の周波数である系統周波数と、電力系統2により出力される電圧の電圧値である系統電圧と、電力系統2により出力される電圧に含まれる高調波成分の電圧である高調波歪電圧とを計測する。
制御装置13は、系統周波数、系統電圧および高調波歪電圧に基づいて、制御信号を生成し、制御信号により連系リレー14をオン制御またはオフ制御する。また、制御装置13は、連系リレー14をオフ制御する場合には、インバータ11を停止させる信号であるゲートブロック信号を生成し、生成したゲートブロック信号をインバータ制御部12に出力する。
制御装置13は、JEM規格1498に規定されているように、設定期間において、系統周波数偏差を演算し、演算した系統周波数偏差に基づいて電力系統に注入すべき無効電力を演算する。
制御装置13は、演算した無効電力を電力系統2に注入する。制御装置13は、系統周波数、系統電圧および高調波歪電圧に基づいて、系統周波数偏差が設定期間において、連続して一定以下となる状態が継続しているような系統周波数に実質的に変化が無く、かつ、系統電圧または高調波歪電圧が予め設定された変動範囲を超える変化によって変動したという急変条件が成立するか否かを判定する。制御装置13は、急変条件が成立する場合には、系統周波数偏差に基づいて演算された無効電力に加えて、追加注入無効電力を電力系統2に注入する制御を行う。
図2は、制御装置13の構成図である。制御装置13は、系統電圧S2の計測を行う計測部31と、無効電力の注入を制御する無効電力注入制御部32と、単独運転の判定を行う単独運転判定部134とを備える。
計測部31は、電力系統2により出力された系統電圧S2を計測する系統電圧計測部131と、高調波歪電圧S4を検出する高調波歪電圧検出部132と、系統周波数S5を計測する系統周波数計測部133とを備える。無効電力注入制御部32は、系統周波数偏差S8を演算する周波数偏差演算部135と、無効電力S9を演算する無効電力演算部136と、追加無効電力S10を注入する制御を行う無効電力注入判定部137と、加算を行う加算部138と、電流指令値S12を出力する出力電流制御部139とを備える。
系統電圧計測部131は、波形信号S1に基づいて電力系統2により出力される系統電圧S2を計測し、計測した系統電圧S2を無効電力注入判定部137に出力する。また、系統電圧計測部131は、系統電圧S2が設定値以上ではないと判定した場合、単独運転を検出させるためのマスク信号S3を生成し、生成したマスク信号S3を単独運転判定部134に出力する。マスク信号S3は、系統周波数S5に基づく単独運転の判定を実行させず、単独運転判定部134に強制的に単独運転を検出させるための信号である。
高調波歪電圧検出部132は、波形信号S1に基づいて電力系統2により出力される電圧に含まれる高調波成分である高調波歪電圧S4を検出し、検出した高調波歪電圧S4を無効電力注入判定部137に出力する。
系統周波数計測部133は、電力系統2から出力された電圧の波形信号S1を方形波信号に変換し、方形波信号に基づいて電力系統2により出力される電圧の周波数である系統周波数S5を計測し、計測した系統周波数S5を単独運転判定部134、周波数偏差演算部135および無効電力注入判定部137に出力する。
単独運転判定部134は、系統周波数計測部133から入力された系統周波数S5に基づいて単独運転の判定を行い、連系リレー14をオン制御またはオフ制御するための制御信号である単独運転検出信号S6を生成し、単独運転検出信号S6を連系リレー14に出力する。なお、連系リレー14をオフ制御するとは、電力供給部5を電力系統2から解列することを意味する。また、単独運転判定部134は、連系リレー14をオフ制御する場合には、ゲートブロック信号S7を生成し、生成したゲートブロック信号S7をインバータ制御部12に出力する。連系リレー14は、オフ制御するための単独運転検出信号S6に基づいて、電力供給部5を電力系統2から解列する。インバータ制御部12は、ゲートブロック信号S7に基づいて、インバータ11をゲートブロックする。
また、単独運転判定部134は、系統電圧計測部131からマスク信号S3が入力された場合には、連系リレー14をオフ制御するための制御信号である単独運転検出信号S6と、インバータ11を停止させるためのゲートブロック信号S7とを生成する。単独運転判定部134は、連系リレー14をオフ制御するための単独運転検出信号S6を連系リレー14に出力し、ゲートブロック信号S7をインバータ制御部12に出力する。連系リレー14は、オフ制御するための単独運転検出信号S6に基づいて、電力供給部5を電力系統2から解列する。インバータ制御部12は、ゲートブロック信号S7に基づいて、インバータ11をゲートブロックする。
周波数偏差演算部135は、系統周波数計測部133から入力された系統周波数S5に基づいて、現在の系統周波数の移動平均値と、過去の系統周波数の移動平均値とを算出し、算出結果から系統周波数偏差S8を演算し、系統周波数偏差S8を無効電力演算部136に出力する。
無効電力演算部136は、周波数偏差演算部135から入力された系統周波数偏差S8に基づいて、電力系統2に注入する無効電力S9を演算し、演算した無効電力S9を加算部138に出力する。
無効電力注入判定部137は、系統周波数偏差S8が設定期間、連続して一定以下となる状態が継続し、系統周波数S5に実質変化が無く、かつ、高調波歪電圧S4または系統電圧S2が予め設定された変動範囲を超える変化をしたときに、高調波歪電圧S4または系統電圧S2が単独運転発生に起因して急変したと判定し、電力系統2に注入する追加無効電力S10を生成し、生成した追加無効電力S10を加算部138に出力する。
加算部138は、無効電力演算部136により演算された無効電力S9と、無効電力注入判定部137により生成された追加無効電力S10とを加算し、加算値S11を出力電流制御部139に出力する。
出力電流制御部139は、加算値S11に基づいて電流指令値S12を生成し、電流指令値S12をインバータ制御部12に出力する。
ここで、系統周波数偏差S8に基づいて演算した無効電力S9を電力系統2に注入し、電力系統2が停電して単独運転状態になった場合には、電力系統2に注入されている無効電力S9によって系統周波数が変動する。具体的には、予め定めた変化が系統周波数に生じた場合、パワーコンディショナ10は、単独運転状態であると判定し、インバータ11をゲートブロックし、かつ連系リレー14を解列させることにより単独運転を防止する。なお、予め定めた変化とは、2.5サイクルの間に8Hzの変化が考えられるが、他の変化であってもよい。
しかし、電力系統2が停電し、電力系統2の電圧が設定値以下になると、系統周波数計測部133が正常に動作しなくなり、電力系統2の電圧の波形信号S1を方形波信号に変換できず、短時間に周波数が上昇および下降を繰り返し、または、方形波が出力されない場合がある。なお、電力系統2の電圧が設定値以下になるとは、200Vの標準系統電圧において15パーセント以下になる場合が考えられるが、標準系統電圧は200Vに限られず、また、15パーセント以下に限られない。また、電力系統2が停電し、電力系統2の電圧が設定値以下になると、周波数偏差を正常に計算することができないため、単独運転判定部134も正常に動作せずに誤動作する場合がある。
そこで、系統電圧計測部131は、上述したように、系統電圧S2が設定値以下となった場合には、単独運転検出をマスクするためのマスク信号S3を生成し、生成したマスク信号S3を単独運転判定部134に出力する。
また、単独運転判定部134は、マスク信号S3が設定時間継続して入力され続けた場合には、系統周波数計測部133が正常に動作しなくなったと判定して、連系リレー14をオフ制御するための単独運転検出信号S6と、ゲートブロック信号S7とを生成し、単独運転検出信号S6を連系リレー14に出力し、ゲートブロック信号S7をインバータ制御部12に出力する。なお、設定時間は、200msecが考えられるが、200msecに限られない。
ここで、制御装置13の動作について説明する。図3は、制御装置13の動作の流れについての説明に供するフローチャートである。
ステップST1において、系統電圧計測部131は、系統電圧S2が設定値以上であるかどうかを判定する。系統電圧S2が設定値以上である場合(Yes)には、ステップST2に進み、系統電圧S2が設定値以上でない場合(No)には、ステップST5に進む。
ステップST2において、系統周波数計測部133は、波形信号S1を方形波信号に変換し、方形波信号に基づいて系統周波数S5を計測し、計測した系統周波数S5を単独運転判定部134に出力する。
ステップST3において、単独運転判定部134は、系統周波数S5の変化率が設定値以上であるかどうかを判定する。系統周波数S5の変化率が設定値以上である場合(Yes)には、単独運転状態であると判定し、ステップST4に進み、系統周波数S5の変化率が設定値以上でない場合(No)には、ステップST1に戻る。
ステップST4において、単独運転判定部134は、連系リレー14をオフ制御するための単独運転検出信号S6と、インバータ11を停止させる信号であるゲートブロック信号S7とを生成し、連系リレー14をオフ制御するための単独運転検出信号S6を連系リレー14に出力し、ゲートブロック信号S7をインバータ制御部12に出力する。連系リレー14は、オフ制御するための単独運転検出信号S6に基づいて、電力供給部5を電力系統2から解列する。インバータ制御部12は、ゲートブロック信号S7に基づいて、インバータ11をゲートブロックする。
ステップST5において、系統電圧計測部131は、単独運転検出をマスクするためのマスク信号S3を生成し、生成したマスク信号S3を単独運転判定部134に出力する。
ステップST6において、単独運転判定部134は、マスク信号S3が設定時間継続して入力され続けたかどうかを判定する。マスク信号S3が設定時間継続して入力され続けたと判定した場合(Yes)には、ステップST4に進み、マスク信号S3が設定時間継続して入力され続けていないと判定した場合(No)には、ステップST1に戻る。
上述のようにして、分散型電源装置1は、電力系統2が停電し、系統電圧S2が設定値以下になって、系統周波数計測部133が正常に動作しなくなっても、系統電圧計測部131から入力されるマスク信号S3が設定時間継続して入力され続けた場合には、系統周波数計測部133が正常に動作しなくなったと判定して、連系リレー14をオフ制御するための単独運転検出信号S6と、ゲートブロック信号S7とを生成し、単独運転検出信号S6を連系リレー14に出力し、ゲートブロック信号S7をインバータ制御部12に出力する。よって、分散型電源装置1は、系統電圧S2が設定値以下になっても、単独運転を検出して防止することができる。
なお、系統電圧計測部131によって系統電圧S2が設定値以上ではないと判定された場合、周波数偏差演算部135も正常に動作できなくなり、無効電力演算部136は、無効電力S9を正常に演算できなくなる場合がある。
上述のような場合には、分散型電源装置1は、系統電圧計測部131からマスク信号S3が出力されている場合には、標準周波数から変化していないと判定し、無効電力演算部136から無効電力S9が電力系統2に出力されないようにする構成でもよい。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 分散型電源装置、2 電力系統、3 負荷、5 電力供給部、10 パワーコンディショナ、11 インバータ、12 インバータ制御部、13 制御装置、14 連系リレー、15 電流検出器、16 単独運転検出装置、31 計測部、32 無効電力注入制御部、131 系統電圧計測部、132 高調波歪電圧検出部、133 系統周波数計測部、134 単独運転判定部、135 周波数偏差演算部、136 無効電力演算部、137 無効電力注入判定部、138 加算部、139 出力電流制御部。
Claims (5)
- 電力系統に連系する分散型電源装置の単独運転を検出するように構成された単独運転検出用の制御装置であって、
計測した系統電圧が設定値以上かどうかを判定し、前記系統電圧が設定値以上ではないと判定した場合、単独運転を検出させるためのマスク信号を生成し、前記マスク信号を出力する系統電圧計測部と、
前記マスク信号が入力された場合、連系リレーをオフ制御するための制御信号と、インバータを停止させるためのゲートブロック信号とを生成し、前記制御信号と前記ゲートブロック信号を出力する単独運転判定部と、
を備えたことを特徴とする制御装置。 - 前記単独運転判定部は、前記マスク信号が設定時間継続して入力され続けたかどうかを判定し、前記マスク信号が設定時間継続して入力され続けたと判定した場合、前記制御信号と前記ゲートブロック信号を生成し、前記制御信号と前記ゲートブロック信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
- 分散型電源装置が電力系統から切り離されて単独運転しているか否かを検出する単独運転検出装置であって、請求項1または2に記載の制御装置を備えたことを特徴とする単独運転検出装置。
- 請求項3に記載の単独運転検出装置を備えたことを特徴とする分散型電源装置。
- 電力系統に連系する分散型電源装置の単独運転を検出するための単独運転検出方法であって、
計測した系統電圧が設定値以上かどうかを判定し、前記系統電圧が設定値以上ではないと判定した場合、単独運転を検出させるためのマスク信号を生成し、前記マスク信号を出力する系統電圧計測工程と、
前記マスク信号が入力された場合、連系リレーをオフ制御するための制御信号と、インバータを停止させるためのゲートブロック信号とを生成し、前記制御信号と前記ゲートブロック信号を出力する単独運転判定工程と、
を含むことを特徴とする単独運転検出方法。
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