JP2016081938A - 太陽電池モジュール - Google Patents
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Abstract
Description
この問題を解決するために、例えば、特許文献1では、太陽電池セルのn型電極とp型電極の両電極を受光面と反対側の裏面に設置したバックコンタクト方式の太陽電池セルが提案されている。バックコンタクト方式の太陽電池セルは、受光面と反対側の裏面で接続されるため、インターコネクタが受光面を覆い隠さず、発電効率の低下を防止できる。
図1は、バックコンタクト方式の太陽電池モジュール1の構成を表す断面図である。図1において、20は太陽電池セル、50は太陽電池セル20の受光面20bと反対側の裏面20cと対向配置され、裏面保護材と配線回路53とが一体化した配線基板(バックコンタクトシート)、30は配線基板50と太陽電池セル20との上に積層されて太陽電池セル20を封止する封止材、40は太陽電池セル20の接続電極20aと配線回路53とを電気的に接続する導電接合材、60は封止材30上に積層された透光性基板である。
本発明は、上記のような点に着目し、太陽電池モジュールの収率を向上でき、生産コストを抑制することが可能な太陽電池モジュールを提供することを課題とする。
(構成)
図1に示すように、太陽電池モジュール1は、太陽電池セル20と、太陽電池セル20の受光面20bと反対側の面(以下、「裏面20c」とも呼ぶ)と対向配置された配線基板50と、配線基板50と太陽電池セル20との上に積層されて太陽電池セル20を封止する封止材30と、太陽電池セル20と配線基板50とを電気的に接続する導電接合材40と、封止材30上に積層された透光性基板60と、を備える。これにより、太陽電池モジュール1は、バックコンタクト方式の太陽電池モジュール1を形成する。
また、太陽電池セル20の平面視形状は、図4に二点鎖線で示すように、例えば、平面視矩形状等の適宜形状を採用することができる。
配線回路53は、接続電極20aを配線するための配線パターンを形成する。配線回路53の平面視形状は、太陽電池セル20の接続電極20aそれぞれの配置に応じて設計された、適宜の平面視形状を採用することができる。配線回路53は、絶縁性接着剤層52を介して基材51に積層され、基材51と一体に接着されている。
また、配線回路53の材質及び厚みとしては、例えば、配線回路53のポアソン比をν、裏面側封止材32の貫通孔32aの半径をre[mm]、配線回路53のヤング率をE[N/mm2]、配線回路53の厚みをhf[mm]、裏面側封止材32の厚みをhe[mm]とした場合に、下記(1)式を満たすものとするのが望ましい。
また、比率D/heに定数を乗じたパラメータFI1が小さければ小さいほど短絡は起きづらいが、パラメータFI1を小さくする手段としては、配線回路53の材料及び封止材30の厚みが固定された場合には、配線回路53の厚みを増すしかない。しかしながら、配線回路53の凹みの深さDは配線回路53の厚みhfの1/3乗に比例するため、hfが一定の値以上になるとほぼ同じになる。そのため、配線回路53の厚みを増すことによる費用対効果の観点から、パラメータFI1は5以上とすることが望ましい。
導電接合材40は、接続電極20aと配線回路53とを電気的に接続する。導電接合材40の材質としては、例えば、導電性ペーストを採用することができる。導電性ペーストとしては、一般的には、銀、銅、スズ、鉛等の金属粉末を熱硬化性のバインダ樹脂に分散させたものであり、ペーストを目的とする適宜の形に成形してから加熱することでバインダが硬化し、目的とする形状のペースト硬化物とすることができる。ラミネート後の太陽電池モジュール1においては、導電接合材40が、接続電極20aと配線回路53の両方に接触し、電気的に接続している形態をとっている。
また、接続電極20aと導電接合材40との間の電気的接続、配線回路53と導電接合材40との間の電気的接続は、耐候性を持つことが望ましい。この場合の耐候性とは高温高湿度環境、温度の上下を繰り返す環境、紫外線を含む光に暴露される環境、及びそれらの複合した環境において、腐食等が起こらず長時間電気的接続性を保つことをさす。これは、太陽電池モジュール1が屋外で暴露されて使用されることが主であることによる。
特に配線回路53にアルミニウムまたはアルミニウム合金を用いた場合、表面に酸化皮膜が存在すること、及び銀等の金属と高温高湿度環境で接触すると腐食がおきやすいことから、配線回路53の表面に上記のような表面処理を施すことが望ましい。表面処理の方法としてとくに望ましいものは、めっき処理や金属蒸着処理、あるいはコールドスプレー処理により、表面にニッケルや銅の薄膜を設けることである。このようにして、配線回路53の線状部53a1〜53a4、53b1〜53b4に電極部10を形成することができる。これにより、電気的接続性と耐候性を良化することができる。
耐候性樹脂層54は、配線基板50の積層方向における一方の外表面を構成して、基材51、絶縁性接着剤層52、及び配線回路53を保護する役割を果たす。耐候性樹脂層54の材質としては、耐湿熱性や紫外線遮断性に優れた適宜の樹脂材料が望ましい。具体的には、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂が挙げられる。これらの樹脂は、単独で用いてもよく、また酸化チタン・シリカ等のフィラーを添加して用いてもよい。耐候性樹脂層54は、耐候性樹脂のフィルムを基材51にラミネートして設けてもよく、またコーティングにより基材51に直接設けてもよい。
基材51が太陽電池モジュール1の外表面として必要な強度や耐候性を有する場合には、耐候性樹脂層54を削除し、基材51が耐候性樹脂層54を兼ねる構成としてもよい。
封止材30の材質としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン・メタアクリル酸共重合体(EMAA)等からなるフィルム材を採用できる。この中でも、ポリオレフィン系樹脂が特に好ましい。ポリオレフィン系樹脂としては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン等のα−オレフィンや、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、無水マレイン酸等の不飽和モノマーのうち1種類または2種類以上を共重合したものを採用できる。柔軟性等の機械特性、また、融点やメルトフローレート等、加工適性等の観点からエチレン/α−オレフィン共重合体が好ましく、特に直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)が好ましい。
封止材30は、図1に示すように、上記のような熱可塑性樹脂フィルムで構成される裏面側封止材32、表面側封止材31によって、太陽電池セル20を挟み込んでラミネート加工することにより形成されている。
また、裏面側封止材32には、接続電極20aに対向する位置、つまり、導電接合材40が設けられている位置に導電接合材40が貫通する貫通孔32aが設けられている。
透光性基板60は、入射光を太陽電池セル20の受光面20bに導くとともに、耐候性樹脂層54と反対側の外表面を形成する部材である。透光性基板60の材質としては、例えば、光線透過性、耐候性、強度の観点から強化ガラス板が望ましい。また、例えば、フッ素系樹脂やアクリル系樹脂等のプラスチック板やシートを用いることができる。
次に、太陽電池モジュール1の製造方法について説明する。
配線基板50上に、導電性ペーストを、導電接合材40(配線パターン)の形状に塗布する。導電性ペーストの塗布方法としては、例えば、スクリーン印刷やステンシル印刷等、任意のパターンを形成可能な印刷方法を採用することができる。
続いて、導電性ペーストの塗布が終了すると、導電性ペーストが塗布された配線基板50、裏面側封止材32、太陽電池セル20、表面側封止材31、及び透光性基板60を、この順に重ねて配置する。その際、接続電極20aと導電性ペースト(導電接合材40)とが接触するように、裏面側封止材32には、導電接合材40が位置する箇所に導電接合材40が少なくとも貫通できる大きさの貫通孔32aをあけておく。
そして、ラミネート工程が終了すると、各層、各部材20、30、40、50、60間が接着された状態で固化する。これにより、太陽電池モジュール1が形成される。
<ラミネート条件による短絡の発生の有無検討>
以下、太陽電池モジュール1の配線回路53を同一の条件とし、ラミネート条件・封止材種を変更して太陽電池モジュール1を作成し、ラミネート条件・封止材種の違いが短絡に及ぼす影響を評価した結果を記す。
実施例1では、図1の太陽電池モジュール1を3個作成した。太陽電池セル20の裏面20c側の裏面側封止材32としては厚さ200μmのLLDPEフィルム(凸版印刷(株)製、商品名EFBC−SL02)を採用した。貫通孔32aの直径は5mmとした。
配線回路53としては、厚さ35μmの高純度銅からなる銅板を採用した。基材51及び耐候性樹脂層54としては、250μm厚みのポリエチレンテレフタレートシートの片面に、ポリフッ化ビニル層を25μmとなるように塗工したもの(凸版印刷(株)製、商品名BS−TX)を採用した。また、耐候性樹脂層54には、絶縁性接着剤層52、配線回路53、をこの順に積層してドライラミネータにより圧着させた。さらに、配線回路53と絶縁性接着剤層52とをハーフカット打ち抜きで櫛形パターンに加工した。
真空ラミネート工程では、太陽電池用真空ラミネータを用い、加温150℃で、まず脱気を3分間行った。脱気は、封止材30の溶融に対して早く進むように、ラミネータのピンを使用し、真空チャンバー内が0.2kPaに到達するまで1分かかるようにしたのに対し、太陽電池モジュール1の温度は100℃に達するまで3分かかるようにした。ここで、ピンは、ラミネータの熱板と太陽電池モジュール1が直接接するのを防ぐための、3mm高さのスペーサーである。これを使用することで、脱気を封止材30の溶融に対して早く進めることができる。続いて、ピンを下げ、加温150℃、大気圧の環境下で、15分間、積層方向に加圧した。
このような手順で、太陽電池モジュール1の作成と評価とを行った。
その結果、太陽電池モジュール1の変換効率は、太陽電池セル20そのものの変換効率に対して97〜100%の間であり良好に維持されていた。太陽電池モジュール1のEL(エレクトロ・ルミネッセンス)検査を行ったところ、4個の太陽電池セル20はすべて発光しており、短絡の発生は確認できなかった。
実施例2では、真空ラミネート工程で、脱気が封止材30の溶融に対して遅く進むように、ラミネータのピンを使用せず、真空チャンバー内が0.2kPaに到達するまで1分かかるようにしたのに対し、太陽電池モジュール1の温度は100℃に達するまで10秒以内となるようにした以外は、実施例1と同様に太陽電池モジュール1を作成し、評価した。
その結果、太陽電池モジュール1の変換効率は、太陽電池セル20そのものの変換効率に対して75%未満まで低下していた。太陽電池モジュール1のEL検査を行ったところ、4個の太陽電池セル20のうち1個の太陽電池セル20が発光せず、短絡の発生が確認された。
実施例3では、真空ラミネート工程で、脱気が封止材30の溶融に対して遅く進むように、ラミネータのピンを使用せず、真空チャンバー内が0.2kPaに到達するまで1.5分かかるようにしたのに対し、太陽電池モジュール1の温度は100℃に達するまで10秒以内となるようにした以外、実施例1と同様に太陽電池モジュール1を作成し、評価した。
その結果、太陽電池モジュール1の変換効率は、太陽電池セル20そのものの変換効率に対して75%未満まで低下していた。太陽電池モジュール1のEL検査を行ったところ、4個の太陽電池セル20のうち3個の太陽電池セル20が発光せず、短絡の発生が確認された。
実施例4では、太陽電池モジュール1の材料として、表面側封止材31と裏面側封止材32とに、厚さ200μmの透明なEVAフィルム(STR社製、商品名PHOTOCAP)を使用した以外は、実施例1と同様に太陽電池モジュール1を作成し、評価した。
その結果、太陽電池モジュール1の変換効率は、太陽電池セル20そのものの変換効率に対して97〜100%の間であり良好に維持されていた。太陽電池モジュール1のEL検査を行ったところ、太陽電池セル20の4個はすべて発光しており、短絡の発生は確認できなかった。
実施例5では、太陽電池モジュール1の材料として、表面側封止材31と裏面側封止材32とに厚さ200μmの透明なEVAフィルム(STR社製、商品名PHOTOCAP)を使用した点と、真空ラミネート工程で、脱気が封止材30の溶融に対して遅く進むように、ラミネータのピンを使用せず、チャンバー内が0.2kPaに到達するまで1.5分かかるようにしたのに対し、太陽電池モジュール1の温度は100℃に達するまで10秒以内となるようにした以外は、実施例1と同様に太陽電池モジュール1を作成し、評価した。
実施例1〜5の結果をもとに、ラミネート条件及び封止材種と、太陽電池モジュール1の短絡評価の結果とをまとめたものを図5に表す。ここで、EL(Electro Luminescence)検査にて太陽電池セル20が4個とも発光したものはOK、短絡により発光しなかった太陽電池セル20があるものはNGと表記した。実施例1〜5から、真空ラミネート工程で、脱気を太陽電池モジュール1の温度上昇に対し早く進めることで、太陽電池モジュール1の短絡を防止できることがわかった。また、脱気を太陽電池モジュール1の温度上昇に対し遅く進めた場合には、太陽電池モジュール1の短絡が発生する可能性があることがわかった。これは、表面側封止材31、裏面側封止材32の材質が異なる場合でも共通した挙動だった。
以下、短絡が発生した実施例2と同じラミネート条件にて、配線回路53の材料を変更して太陽電池モジュール1を作製し、短絡の発生を評価した結果を記す。
[実施例6]
実施例6では、配線回路53の素材として、厚さ66μmの高純度アルミニウム(純度99%以上)からなるアルミニウム板を用いた以外は、実施例2と同様に太陽電池モジュール1を作成し、評価した。
その結果、太陽電池モジュール1の変換効率は、太陽電池セル20そのものの変換効率に対して97〜100%の間であり良好に維持されていた。太陽電池モジュール1のEL検査を行ったところ、太陽電池セル20の4個はすべて発光しており、短絡の発生は確認できなかった。
実施例7では、配線回路53の素材として、厚さ50μmの高純度アルミニウム(純度99%以上)からなるアルミニウム板を用いた以外は、実施例2と同様に太陽電池モジュール1を作成し、評価した。
その結果、太陽電池モジュール1の変換効率は、太陽電池セル20そのものの変換効率に対して97〜100%の間であり良好に維持されていた。太陽電池モジュール1のEL検査を行ったところ、太陽電池セル20の4個はすべて発光しており、短絡の発生は確認できなかった。
実施例8では、配線回路53の素材として、厚さ70μmの高純度銅からなる銅板を用いた以外は、実施例2と同様に太陽電池モジュール1を作成し、評価した。
その結果、太陽電池モジュール1の変換効率は、太陽電池セル20そのものの変換効率に対して97〜100%の間であり良好に維持されていた。太陽電池モジュール1のEL検査を行ったところ、太陽電池セル20は4個すべて発光しており、短絡の発生は確認できなかった。
実施例9では、配線回路53の素材として、厚さ25μmの高純度銅からなる銅板を用いた以外は、実施例2と同様に太陽電池モジュール1を作成し、評価した。
その結果、太陽電池モジュール1の変換効率は、太陽電池モジュール1の3個中3個において、太陽電池セル20そのものの変換効率に対して75%未満まで低下していた。太陽電池モジュール1のEL検査を行ったところ、4個の太陽電池セル20のうち1〜2個の太陽電池セル20が発光せず、短絡の発生が確認された。
本実施形態に係る太陽電池モジュール1は、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態に係る太陽電池モジュール1によれば、裏面側封止材32の貫通孔32aの半径をre[mm]、裏面側封止材32の厚みをhe[mm]とした場合に、配線回路(53)のポアソン比ν、配線回路(53)のヤング率E[N/mm2]、配線回路(53)の厚みhf[mm]は、下記(1)式を満たすものとする。
このような構成によれば、配線回路53の電気導電性や耐食性を向上できる。
(5)本実施形態に係る太陽電池モジュール1によれば、配線回路53は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる。
このような構成によれば、配線回路53の生産コストを抑制できる。
このような構成によれば、配線回路53の導電接合材40との電気的接続性や、配線回路53の耐候性を向上できる。
(7)本実施形態に係る太陽電池モジュール1によれば、配線回路53の表面は、金属蒸着処理されている。
このような構成によれば、配線回路53の導電接合材40との電気的接続性や、配線回路53の耐候性を向上できる。
このような構成によれば、配線回路53の導電接合材40との電気的接続性や、配線回路53の耐候性を向上できる。
(9)本実施形態に係る太陽電池モジュール1によれば、配線回路53の表面は、粗化処理されている。
このような構成によれば、配線回路53の導電接合材40との電気的接続性や、配線回路53の耐候性を向上できる。
このような構成によれば、湿熱環境下での加水分解によるカルボン酸の発生を抑制できる。それゆえ、接続電極20aの電解腐食の進行を抑制できる。
(11)本実施形態に係る太陽電池モジュール1によれば、ポリオレフィン系樹脂は、直鎖状低密度ポリエチレンである。
このような構成によれば、融点やメルトフローレート等の加工適正を向上できる。
10 配線回路上の電極部
20 太陽電池セル
20a 接続電極
20b 受光面
20c 裏面
30 封止材
31 表面側封止材
32 裏面側封止材
32a 貫通孔
40 導電接合材
50 配線基板
51 基材
52 絶縁性接着剤層
53、53A、53B 配線回路
54 耐候性樹脂層
60 透光性基板
Claims (11)
- 前記配線回路は、銅からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記配線回路は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記配線回路の表面は、めっき処理されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記配線回路の表面は、金属蒸着処理されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記配線回路の表面は、コールドスプレー処理されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記配線回路の表面は、粗化処理されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記封止材は、ポリオレフィン系樹脂からなることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記ポリオレフィン系樹脂は、直鎖状低密度ポリエチレンであることを特徴とする請求項10に記載の太陽電池モジュール。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190108 |