JP2016081847A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工時や施工後において反射部材が落下しにくい照明器具を提供する。
【解決手段】カバー32は、透光部320と、透光部320の両端から透光部320と連続するように延出する一対の延出部322とを具備する。反射部材5は、取付板6から離れるほど互いの間隔が狭くなるように傾斜する一対の反射板50と、一対の反射板50の各々における取付板6側の端縁から取付板6側に延びる一対の側板51とを具備する。一対の側板51のうち光源ユニット3と対向する少なくとも一方の側板51には、突出片511が設けられている。突出片511は、光源ユニット3が取り付けられた取付板6に反射部材5を取り付ける際には、一対の延出部322のうち対向する延出部322に接触する。また、突出片511は、取付板6に反射部材5を取り付けた状態では、取付板6と直交する方向における延出部322よりも取付板6側に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に照明器具に関し、より詳細には器具本体に対して光源及び反射部材を交互に配置した照明器具に関する。
従来、天井埋込型の照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された照明器具は、下面が開口する箱形に形成された器具本体を備え、器具本体の内部には、2本の蛍光ランプが横並びに配置されている。
また、器具本体の内部において2本の蛍光ランプの間には、蛍光ランプからの光を下方へ反射させるV字状の反射板が配置されている。この反射板は、器具本体の底面に固定されたホルダに設けたフック状の係止部を、反射板に設けたスリット状の係止孔に引っ掛けることで器具本体に取り付けられる。
特開2000−156116号公報
上述の特許文献1に示した照明器具では、係止部及び係止孔以外の保持構造が設けられていないため、例えば係止部を係止孔に引っ掛ける際にうまく引っ掛けることができず、係止部が係止孔から外れることで反射板が落下する可能性があった。また、例えば反射板を器具本体に取り付けた状態において、係止孔に対する係止部の引っ掛かりが十分でなく、係止部が係止孔から外れることで反射板が落下する可能性もあった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされており、施工時や施工後において反射部材が落下しにくい照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、光源ユニットと、反射部材と、前記光源ユニット及び前記反射部材を保持する器具本体とを備え、前記器具本体は、平板状に形成された取付部の一面に前記光源ユニット及び前記反射部材が交互に並ぶように取り付けられ、前記光源ユニットは、光源と、透光性を有する材料からなり前記光源から放射される光を透過させるカバーとを有し、前記カバーは、前記光源と対向するように配置される透光部と、前記光源ユニット及び前記反射部材が並ぶ配列方向における前記透光部の両端から前記透光部と連続するように延出する一対の延出部とを具備し、前記反射部材は、少なくとも一部が前記取付部から離れるほど互いの間隔が狭くなるように傾斜する一対の反射板と、前記一対の反射板の各々における前記取付部側の端縁から前記取付部側に延びる一対の側板とを具備し、前記一対の側板のうち前記光源ユニットと対向する少なくとも一方の側板には、前記光源ユニットが取り付けられた前記取付部に前記反射部材を取り付ける際に前記一対の延出部のうち対向する延出部に接触し、且つ前記取付部に前記反射部材を取り付けた状態で前記取付部と直交する方向における前記延出部よりも前記取付部側に配置される突出片が設けられていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、施工時や施工後において反射部材が落下しにくい照明器具を提供することができるという効果がある。
図1A〜図1Cは本発明の実施形態に係る照明器具において反射部材を取付板に取り付ける手順を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具に用いられる取付板の一部拡大図である。 本発明の実施形態に係る照明器具において反射部材を取付板に取り付けた状態の一部省略せる斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具に用いられる反射部材の断面図である。
本発明の実施形態に係る照明器具について、図面を参照しながら具体的に説明する。但し、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は下記の実施形態に限定されることなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
なお、以下の説明では特に断りがない限り、図2において前後・左右・上下の各方向を規定する。したがって、本実施形態では、光源ユニット3の長手方向が前後方向、光源ユニット3の短手方向(幅方向)が左右方向、光源ユニット3の高さ方向が上下方向となる。但し、これらの方向は照明器具の取付方向を規定するものではない。
本実施形態の照明器具は、例えば天井板に設けられた埋込孔に器具本体が埋め込まれる天井埋込型の照明器具である。この照明器具は、図2に示すように、支持ブロック1と、光源ブロック2とを備える。また、光源ブロック2は、複数(図2では3つ)の光源ユニット3と、電源装置4と、複数(図2では2つ)の反射部材5と、取付板6とを有する。
光源ユニット3は、LEDモジュール30(光源)と、取付部材31と、カバー32と、一対のカバーエンド33と、一対の反射シート34とを備える。
LEDモジュール30は、セラミックスなどの絶縁材料からなる基板300と、基板300の表面(下面)に等間隔且つ2列に並べて実装される複数個の発光ダイオード301とを有する。また、基板300の長手方向(前後方向)の一端(後端)には、レセプタクルコネクタ302が実装される。
レセプタクルコネクタ302は、基板300に形成されたプリント配線(図示せず)を介して各発光ダイオード301と電気的に接続されている。さらに、基板300は、短手方向(左右方向)における両端に、3つの貫通孔303がそれぞれ長手方向(前後方向)に沿って等間隔に設けられている。
取付部材31は、長尺且つ矩形板状に形成された底壁部310と、底壁部310の短手方向(左右方向)における両端から上向きに立ち上がる一対の側壁部311とを有する角樋状に形成されている。底壁部310は、短手方向(左右方向)における両端に、3つの切り起こし片312がそれぞれ長手方向(前後方向)に沿って等間隔に設けられている。
ここに、LEDモジュール30は、取付部材31の底壁部310と基板300とが密着した状態で、取付部材31の6つの切り起こし片312が、基板300の各貫通孔303に挿通された後にかしめられることにより、取付部材31に取り付けられる。
反射シート34は、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂材料によりシート状に形成されている。また、反射シート34は、白色に着色されることで表面(接着剤が塗布されていない面)が反射面となるように形成されている。
そして、一対の反射シート34は、発光ダイオード301を避けつつ底壁部310と基板300に被さるように、底壁部310と基板300の表面(下面)に貼り付けられる。つまり、発光ダイオード301から放射される光を反射シート34の反射面に反射させることで、より多くの光を照明空間に照射することができる。
カバー32は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する材料により、略半円筒形の透光部320と、透光部320の短手方向(左右方向)における両端部より互いに並行するように上向きに突出する一対の突壁部321とが一体に形成されている。また、各突壁部321の先端(上端)には、内向きに突出する突起部3210がそれぞれ一体に設けられている。
さらに、透光部320の短手方向における両端部には、透光部320と連続するように各突壁部321の外側まで延出する延出部322がそれぞれ一体に形成されている。そして、カバー32は、各突壁部321の突起部3210が、取付部材31の各側壁部311の先端(上端)に引っ掛かることにより、LEDモジュール30の前方(下方)を覆うように取付部材31の下面側に取り付けられる。
なお、カバー32は乳白色の拡散材が混入され、LEDモジュール30から放射される光を拡散させて照明空間へ照射するように構成されている。
カバーエンド33は、カバー32と同じ材料で半円板状に形成され、カバー32及び取付部材31の長手方向における両端にそれぞれ取り付けられる。
電源装置4は、交流の電圧・電流を直流の電圧・電流に変換する電力変換回路や入力端子台41、出力端子台(図示せず)、信号端子台42などが実装されたプリント配線板(図示せず)が金属製のケース40に収納されて構成される。なお、入力端子台41と信号端子台42は、プリント配線板の前端部に実装され、出力端子台は、プリント配線板の後端部に実装される。
ケース40は、角樋状に形成されたケース本体400と、ケース本体400の上に被せられる箱形のケース蓋401とを組み立てて構成される。但し、入力端子台41、出力端子台、信号端子台42が実装されたプリント配線板の長手方向における両端部はケース蓋401で覆われていない。
取付板6は、鋼板などの金属板により矩形(正方形)板状に形成されている。但し、取付板6は、4つの辺が同じ向き(下向き)に曲げ起こされることで強度の向上が図られている。そして、3つの光源ユニット3は、長手方向が前後方向に揃えられ、左右方向に沿って等間隔に並んだ状態で、ねじ止めなどの適宜の方法によって取付板6の下面に取り付けられる。また、電源装置4は、隣り合う2つの光源ユニット3の間において、ねじ止めなどの適宜の方法によって取付板6の下面に取り付けられる。
また、取付板6は、図4に示すように、取付板6から下向き(取付板6と交差する向き)に突出する支持片60と、支持片60の先端(下端)から側方(支持片60と交差する方向)に突出する差込片61とを有している。これらの支持片60及び差込片61は、取付板6の一部を切り起こすことにより形成される。差込片61は、前後方向に長い矩形板状であって、図4及び図5に示すように、先端角部に面取りを施すことにより先端に向かって幅寸法が小さくなるように形成されている。
さらに、取付板6は、図4に示すように、各差込片61の近傍に設けられ、反射部材5を取付板6に取り付ける際のガイドとして機能するガイド部62を有している。このガイド部62は、取付板6の一部を切り起こすことにより形成され、取付板6から下向きに突出する支持片620と、支持片620の前端且つ下端側の部位を左右方向に折り曲げることで形成される傾斜片621とを有する。
また、差込片61及び傾斜片621は、上下方向(取付板6と直交する方向)において差込片61が上側、傾斜片621が下側となるように重ねて配置され、且つ傾斜片621を差込片61に接触させている。ここに、傾斜片621の形状は、図4及び図5に示すように、支持片60と差込片61の連接部分から差込片61の先端に向けて上下方向における突出量が小さくなるように傾斜する三角形状となっている。
反射部材5は、隣り合う光源ユニット3の間に生じる2箇所のスペースにそれぞれ配置される。これらの反射部材5は同一の構成を有し、図5及び図6に示すように、一対の反射板50と、各反射板50の上端から上向きに延びる一対の側板51とが、長方形状の金属板を曲げ加工することで一体に形成されている。一対の反射板50は、短手方向における一方の端縁同士が繋がっており、長手方向(前後方向)から見てV字状に形成されている。
側板51は、長手方向(前後方向)の両端における先端(上端)近傍にそれぞれT字状に開口する差込孔510が設けられている。また、側板51の先端には、側板51の端縁部分を内向き(互いに近づく向き)に折り曲げることで側板51と対向する折り返し板52が一体に形成されている(図6参照)。
さらに、折り返し板52において側板51の差込孔510と対向する位置には、図5に示すように、前後方向における開口寸法が差込孔510よりも小さい差込溝520が設けられている。ここに、本実施形態では、前後方向における差込溝520の両側の開口端縁が、上下方向における一端側(図5中の上側)から他端側(図5中の下側)に向けて互いの間隔が狭くなるように傾斜している。なお、反射部材5を取付板6に取り付ける手順については後述する。
取付板6に取り付けられた電源装置4は、取付板6に取り付けられた一方(図2における右側)の反射部材5で覆い隠される。このように、反射部材5と取付板6で囲まれるデッドスペースに電源装置4が配置されるため、電源装置4が取付板6の背面(上面)に取り付けられる場合と比較して、光源ブロック2の低背化を図ることができる。ここに、本実施形態では、取付板6により取付部が構成されている。
支持ブロック1は、角筒状の枠体10と、矩形平板状のベース板(底板)11とが結合されることにより、下面が開放された矩形箱状に形成される。
枠体10は、左右方向に対向する一対の第1側板100と、前後方向に対向する一対の第2側板101と、フランジ102とを有する。第1側板100は、矩形板状の縦板1000と、縦板1000の下端縁から斜め下向きに突出する傾斜板1001と、縦板1000の上端縁から傾斜板1001と反対向き且つ水平に突出する取付片1002とが鋼板などの金属板で一体に形成されている。
また、第2側板101は、台形状の縦板1010と、縦板1010の上端縁から内向き且つ水平に突出する取付片1011と、縦板1010の左右方向における両端から上向きに突出する一対の接合片1012とが、鋼板などの金属板で一体に形成されている。
第1側板100は、長手方向(前後方向)における両端に第2側板101がそれぞれ接合される。すなわち、第2側板101の接合片1012が第1側板100の縦板1000に溶接されることにより、第1側板100と第2側板101とが接合される。
フランジ102は、金属板が加工されることで矩形枠状に形成され、第1側板100及び第2側板101の下端縁に接合される。
ベース板11は、鋼板などの金属板により矩形板状に形成されている。但し、ベース板11は、4つの辺が同じ向き(下向き)に曲げ起こされることで強度の向上が図られている。
また、ベース板11は、給電用の電源線が挿通される第1挿通孔110と、調光用の制御信号などを伝送する信号線が挿通される第2挿通孔111とが設けられている。第1挿通孔110に挿通される電源線(図示せず)は、ベース板11の下面に固定される第1端子台7に接続される。第1端子台7は、図示しない接続部に電線(図示せず)の一端が接続される。そして、この電線の他端が電源装置4の入力端子台41に接続される。故に、商用電源から第1端子台7を介して電源装置4に交流電力が給電される。
また、ベース板11の下面には、第2端子台8も固定される。第2端子台8は、第2挿通孔111に挿通される信号線(図示せず)と、電源装置4の信号端子台42に接続される信号線とがそれぞれ接続される。つまり、図示しない調光器から信号線を介して伝送される調光信号が第2端子台8を通して電源装置4の信号端子台42に入力される。
電源装置4は、調光信号に対応して、出力(直流電力)を定格値から減少させることで各光源ユニット3を調光するように構成されている。さらに、ベース板11は、吊りボルト(図示せず)が挿通される複数(図2では3つ)のボルト挿通孔112が左右方向に一列に並べて設けられている。
ところで、ベース板11は、左右方向における両端に、複数(図2では左右に2つずつで合計4つ)の取付部12が前後方向に間隔を空けて設けられている。すなわち、これら4つの取付部12により、ベース板11が枠体10の取付片1002に取り付けられる。
支持ブロック1は、ベース板11のボルト挿通孔112に挿通される吊りボルトにナット(図示せず)が締め付けられて吊りボルトに固定される。そして、支持ブロック1は、枠体10のフランジ102が天井板の下面側(照明空間側)に露出し、且つその他の部分が天井板の埋込孔に挿入された状態に配置される。つまり、フランジ102は、埋込孔の周縁と支持ブロック1との間に生じる隙間を塞いで隠すために設けられている。
また、枠体10の各取付片1011には、いわゆるラッチ(図示せず)が左右方向に間隔を空けて2つずつ取り付けられている。ラッチは、幅細の直方体状に形成された摘まみと、摘まみを回転可能に支持する支持部とを有する。そして、ラッチは、取付片1011に設けられる取付孔(図示せず)に支持部が挿通されて取付片1011に取り付けられる。
一方、取付板6の前後方向における両端には、ラッチの摘まみが挿通可能な寸法を有する矩形の挿通孔63(図2参照)がそれぞれ2つずつ設けられている。すなわち、埋込孔に埋め込まれた支持ブロック1内に光源ブロック2を収納する際、取付板6の各挿通孔63に挿通されたラッチの摘まみが90度回転されることにより、挿通孔63に対して摘まみが抜け止めされる。
したがって、光源ブロック2は、4つのラッチによって支持ブロック1(枠体10の一対の取付片1011)に取り付けられる。但し、上述のようなラッチは従来周知であるから、詳細な構成の図示並びに説明は省略する。ここに、本実施形態では、枠体10及びベース板11からなる支持ブロック1と、光源ブロック2の取付板6とで器具本体が構成されている。
ところで、本実施形態の照明器具では、天井板の埋込孔に埋め込まれた支持ブロック1内に光源ブロック2を収納する際、取付板6の挿通孔63にラッチの摘みを通すため、取付板6から反射部材5を一旦取り外すことになる。その後、支持ブロック1内に収納された光源ブロック2の取付板6に対して反射部材5を再度取り付けることになるが、この際、隣り合う光源ユニット3の間の狭いスペースで取付作業を行うことになる。そのため、反射部材5を取付板6に取り付けた状態で、差込孔510に対する差込片61の差し込みが不十分となる可能性があった。
そこで、本実施形態では、反射部材5の落下を抑えるための突出片511を反射部材5に設けている。以下、具体的に説明する。
反射部材5は、図5及び図6に示すように、各側板51の一部を切り起こすことにより、前後方向に長く且つ矩形状に形成された一対の突出片511を有している。各突出片511は、上側の1辺において側板51に連結されており、この1辺を支点として外向きに折り曲げることにより形成される。また、各突出片511の先端部はR形状となっており、そのため反射部材5を取付板6に取り付ける際に各突出片511がカバー32の各延出部322に接触しても、カバー32に傷が付きにくいという利点がある。
次に、反射部材5を取付板6に取り付ける手順について、図1A〜図1C、図3及び図5を参照しながら具体的に説明する。なお、図1A〜図1Cでは、反射部材5の一方の側板51のみを図示しているが、他方の側板51についても同じ手順により取り付けられるため、ここでは図示及び説明を省略し、一方の側板51についてのみ説明する。また、図1A〜図1Cでは、図示を簡略化するため、ガイド部62の図示を省略している。
支持ブロック1内に収納された光源ブロック2の取付板6に対して、施工者が下側から反射部材5を近づけていくと、側板51の上端縁(側板51と折り返し板52との折り曲げ部位)がガイド部62の傾斜片621に接触する。このとき、図1Aに示すように、側板51の突出片511がカバー32の延出部322の表面に接触する。
上述の状態から、施工者が反射部材5を取付板6側(上側)にさらに押し込むと、側板51が傾斜片621の斜辺に沿って上向きに移動するとともに内側に撓められる。このとき、図1Bに示すように、側板51の突出片511がカバー32の延出部322の表面に沿って上向きに移動するとともに内側(側板51側)に撓められる。
そして、施工者が反射部材5を取付板6側にさらに押し込み、側板51の差込孔510が取付板6の差込片61と向かい合う位置までくると、側板51の反力によって側板51が元の位置まで復帰し、差込片61及びガイド部62が差込孔510に差し込まれる。その結果、反射部材5が取付板6に取り付けられ、照明器具の施工が完了する(図3参照)。
このとき、図1Cに示すように、突出片511の反力によって突出片511が元の位置に復帰する。またこのとき、突出片511は、上下方向(取付板6と直交する方向)における延出部322よりも上側(取付板6側)に配置され、且つ延出部322に接触していない。従って、反射部材5が取付板6から外れた場合でも突出片511が延出部322に引っ掛かり、反射部材5が落下するのを抑えることができる。
ここに、反射部材5を取付板6に取り付けた状態では、図5に示すように、差込片61が折り返し板52に設けた差込溝520内に差し込まれるとともに、差込溝520の前後方向における両側の開口端縁に接触している。これにより、反射部材5が前後方向にがたつくのを抑えることができる。
本実施形態によれば、取付板6から反射部材5が外れた場合でも突出片511が延出部322に引っ掛かるので、取付板6に対する反射部材5の取り付けが不十分であったとしても、突出片511によって反射部材5が落下しにくくなる。また、本実施形態のように、各側板51に突出片511を設けた場合、反射部材5をより確実に保持することができる。
なお、本実施形態では、天井板に設けられた埋込孔に器具本体が埋め込まれる天井埋込型の照明器具を例に説明したが、本発明の技術思想が適用可能な照明器具は天井埋込型の照明器具に限らず、例えば天井板に直付けされる天井直付け型の照明器具であってもよい。また、本実施形態では、反射部材5の各側板51に突出片511を設けたが、光源ユニット3が片方にしかない場合には対向する側板51にのみ突出片511を設けてあればよく、本実施形態に限定されない。
さらに、本実施形態では、反射部材5を取付板6に取り付けた状態で突出片511が延出部322に接触していないが、反射部材5が取付板6から外れた場合に反射部材5が落下しないようになっていればよく、突出片511が延出部322に接触していてもよい。
以上説明したように、本実施形態の照明器具は、光源ユニット3と、反射部材5と、光源ユニット3及び反射部材5を保持する器具本体(支持ブロック1及び取付板6)とを備える。前記器具本体は、平板状に形成された取付板6(取付部)の一面に光源ユニット3及び反射部材5が交互に並ぶように取り付けられる。光源ユニット3は、LEDモジュール30(光源)と、透光性を有する材料からなりLEDモジュール30から放射される光を透過させるカバー32とを有する。カバー32は、LEDモジュール30と対向するように配置される透光部320と、光源ユニット3及び反射部材5が並ぶ配列方向における透光部320の両端から透光部320と連続するように延出する一対の延出部322とを具備する。反射部材5は、少なくとも一部が取付板6から離れるほど互いの間隔が狭くなるように傾斜する一対の反射板50と、一対の反射板50の各々における取付板6側の端縁から取付板6側に延びる一対の側板51とを具備する。一対の側板51のうち光源ユニット3と対向する少なくとも一方の側板51には、突出片511が設けられている。突出片511は、光源ユニット3が取り付けられた取付板6に反射部材5を取り付ける際には、一対の延出部322のうち対向する延出部322に接触する。また、突出片511は、取付板6に反射部材5を取り付けた状態では、取付板6と直交する方向における延出部322よりも取付板6側に配置される。
上記構成によれば、取付板6から反射部材5が外れた場合でも突出片511が延出部322に引っ掛かるので、取付板6に対する反射部材5の取り付けが不十分であったとしても、突出片511によって反射部材5が落下しにくくなるという利点がある。
また、本実施形態の照明器具のように、少なくとも2つの光源ユニット3が前記配列方向に沿って配置されているのが好ましい。この場合、少なくとも1つの反射部材5が2つの光源ユニット3,3間に配置される。また、一対の側板51の各々には、突出片511が設けられている。
上記構成によれば、両側板51,51にそれぞれ設けられた突出片511,511により反射部材5が保持されるので、反射部材5をより確実に保持することができる。
また、本実施形態の照明器具のように、突出片511は、延出部322に接触する先端部がR形状になっているのが好ましい。
上記構成によれば、延出部322に接触する先端部がR形状になっているので、延出部322に傷が付きにくいという利点がある。
1 支持ブロック(器具本体)
3 光源ユニット
5 反射部材
6 取付板(器具本体、取付部)
30 LEDモジュール(光源)
32 カバー
50 反射板
51 側板
320 透光部
322 延出部
511 突出片

Claims (3)

  1. 光源ユニットと、反射部材と、前記光源ユニット及び前記反射部材を保持する器具本体とを備え、
    前記器具本体は、平板状に形成された取付部の一面に前記光源ユニット及び前記反射部材が交互に並ぶように取り付けられ、
    前記光源ユニットは、光源と、透光性を有する材料からなり前記光源から放射される光を透過させるカバーとを有し、
    前記カバーは、前記光源と対向するように配置される透光部と、前記光源ユニット及び前記反射部材が並ぶ配列方向における前記透光部の両端から前記透光部と連続するように延出する一対の延出部とを具備し、
    前記反射部材は、少なくとも一部が前記取付部から離れるほど互いの間隔が狭くなるように傾斜する一対の反射板と、前記一対の反射板の各々における前記取付部側の端縁から前記取付部側に延びる一対の側板とを具備し、
    前記一対の側板のうち前記光源ユニットと対向する少なくとも一方の側板には、前記光源ユニットが取り付けられた前記取付部に前記反射部材を取り付ける際に前記一対の延出部のうち対向する延出部に接触し、且つ前記取付部に前記反射部材を取り付けた状態で前記取付部と直交する方向における前記延出部よりも前記取付部側に配置される突出片が設けられていることを特徴とする照明器具。
  2. 少なくとも2つの前記光源ユニットが前記配列方向に沿って配置され、
    少なくとも1つの前記反射部材が2つの前記光源ユニット間に配置され、
    前記一対の側板の各々に前記突出片が設けられていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記突出片は、前記延出部に接触する先端部がR形状になっていることを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
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