JP2016079535A - 繭の製糸方法及びそれによる製品 - Google Patents

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昌利 一田
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尚 園部
孝次 高橋
Koji Takahashi
孝次 高橋
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Shiro Kanai
史郎 金井
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Abstract

【課題】生糸中のフィブロインタンパク質、セリシンタンパク質が熱変性を受けずに、カイコの繭を生糸とする方法、その方法によって得られる生糸ならびにその生糸から得られる編み物及び織物を提供する。
【解決手段】
(a) 10℃〜50℃の温度範囲にある飽和食塩水を調製する工程、(b) 工程(a)の飽和食塩水にカイコが吐糸した繭を浸漬する工程、(c) 工程(b)後の飽和食塩水を10℃〜50℃に保ちながら前記繭とともに密閉容器内で2週間以上保存する工程、(d) 工程(c)後の飽和食塩水を加温して前記繭を浸漬したまま60℃〜70℃で30分〜2時間保つ工程、(e) 工程(d)後の繭について10℃〜50℃で繰糸する工程、(f) 工程(e)により繰糸された生糸を揚げ返し後、水で洗浄する工程、及び(g) 工程(f)後の生糸を遠心分離後、風乾する工程、から成る。
【選択図】なし

Description

本発明は、カイコ繭の製糸方法及び当該方法により得られる製品に関する。より具体的には本発明は、生糸を構成するタンパク質の特性を失わせることなく繭を繰糸する技術に関する。
繭から生糸を生産する方法として「乾繭の繰糸方法」や「生繰り法」が一般に用いられるが、いずれの方法においても繭を高温の熱水で長時間処理する必要があり、絹タンパクの変性が懸念される。また、生繭を固体の塩と混ぜ、密閉貯蔵し、殺踊した後繰糸する「塩蔵法」が報告されているが、繰糸するには約50℃の温湯が必要となる。
繭から生糸を繰り取るためには、生繭の中の蛹が蛾に変態する前に、殺踊を行う必要がある。通常は繭を115℃以上で乾燥し、その後徐々に温度を下げるなどの方法が行われている。
煮繭は通常、蒸気及び沸点に近い高温水と低温水を組み合わせた処理により、繭腔内を蒸気や湯にさらす。これにより、繭層セリシン(繭糸の周りを覆っている水溶性タンパク質)が膨潤柔和され、繭からの繭糸の解れが良くなる。
従来の繰糸法では、約90℃の熱水の中で繰糸を行うが、絹タンパクは高温により熱変性を受ける(例えば特許文献1、非特許文献2参照)。自動化された製糸工場では高速でこの工程を行うため、生糸は伸縮性を失い、絹本来の染色性や織物の風合いが損なわれることが多い。
特許5292548号公報
一田(高濱)昌利、高橋重三、:塩溶液法による繭の貯蔵と繰糸に関する研究.蚕糸・昆虫バイオテック80(3)、237-242(2011)
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、生糸中のフィブロインタンパク質、セリシンタンパク質が熱変性を受けずに、カイコの繭を生糸とする方法、その方法によって得られる生糸ならびにその生糸から得られる編み物及び織物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するに当たり、通常繭を生糸とする際に行われているような100℃を越える条件下での繭の乾燥ではなく、室温〜50℃において飽和食塩溶液中に1ヶ月程度浸漬保存し、続いて、従来の100℃以上の高温蒸気処理や沸点近くの高温水処理ではなく、セリシンやフィブロインを変性しない60℃〜70℃で短時間前処理を行うことにより、室温〜50℃で繰糸ができることを見出した。
本発明はこのような知見に基づくものであり、次の〔1〕〜〔7〕を提供する。
〔1〕 カイコが吐糸した繭を10℃〜50℃の飽和食塩水中に2週間以上浸漬し、次に60℃〜70℃の飽和食塩水に30分〜2時間浸漬した後、繰糸を行うことを特徴とする、繭を繭タンパク質の性質を損なうことなく生糸とする方法。
カイコが吐糸した繭は、5℃前後の冷蔵庫に保存しておくことが好ましい。繰糸の温度は、10℃〜50℃が好ましく、室温で行ってもよい。
〔1〕の方法では、60℃〜70℃の、従来にない低温前処理により繰糸することができる。60℃より低い温度または30分より短時間の浸漬では繰糸が困難であり、70℃より高い温度または2時間を超える浸漬では生糸中のセリシンやフィブロインが熱変性する問題がある。繭の10℃〜50℃の飽和食塩水中での浸漬が2週間より短時間の場合、その後で60℃〜70℃の飽和食塩水に浸漬しても、繰糸は不能である。繰糸に用いる繰糸機としては巻き取りトルクを調節できる機能を備えていることが好ましく、従来の手動座繰り機のほか機械的トルク調節機能を備えた自動糸繰機を用いることができる。繰糸は、繭内部に水が浸透して繭が液面より低い状態の半沈繰りで行うことが好ましい。
〔1〕の方法によれば、5℃程度の低温保存繭や乾燥保存繭のほか生繭にも適用することができ、また、生繭繰糸(生繭を高温乾燥しないで生の状態のまま繰糸すること)を、春嶺鐘月や錦秋鐘和のような通常使われる普通品種繭のほか、繊度が小さな小石丸にも適用することができる。
〔2〕 下記(a)から(g)の工程を含む〔1〕に記載の方法;
(a) 10℃〜50℃の温度範囲にある飽和食塩水を調製する工程、
(b) 工程(a)の飽和食塩水にカイコが吐糸した繭を浸漬する工程、
(c) 工程(b)後の飽和食塩水を10℃〜50℃に保ちながら前記繭とともに密閉容器内で2週間以上保存する工程、
(d) 工程(c)後の飽和食塩水を加温して前記繭を浸漬したまま60℃〜70℃で30分〜2時間保つ工程、
(e) 工程(d)後の繭を10℃〜50℃で繰糸する工程、
(f) 工程(e)により繰糸された生糸を揚げ返し後、水で洗浄する工程、及び
(g) 工程(f)後の生糸を遠心分離後、風乾する工程。
遠心分離は、3000rpmで30分程度行うことが好ましい。
〔3〕 前記カイコの種が春嶺鐘月である〔1〕または〔2〕に記載の方法。
〔4〕 前記カイコの種が錦秋鐘和である〔1〕または〔2〕に記載の方法。
〔5〕 前記カイコの種が小石丸である〔1〕または〔2〕に記載の方法。
小石丸は独立行政法人農業生物資源研究所に動物遺伝資源として登録されているカイコガの品種名で、例えば、その一系統である小石丸(亘理)の情報は、以下のとおりである。
Figure 2016079535
〔6〕 〔1〕乃至〔5〕のいずれか1項に記載の方法によって得られる生糸。
〔7〕 〔6〕に記載の生糸から得られる編み物及び織物。
カイコの繭を従来の方法で製糸すると、大量の熱量を消費する上にフィブロインタンパク質、セリシンタンパク質が変性してしまうという問題があった。本発明によれば、生糸中のフィブロインタンパク質、セリシンタンパク質が熱変性を受けずに、カイコの繭を生糸とする方法、その方法によって得られる生糸ならびにその生糸から得られる編み物及び織物を提供することができる。本発明によれば、省エネルギーでかつ環境を汚染せずに、繭の特徴がそのまま生かされた生糸を得ることが可能である。
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
〔実施例A〕カイコ(小石丸(亘理))の繭の製糸
A1.方法
A1.1 飽和食塩水の調製工程
内容量が8Lの広口ガラスビンに食塩2.4Kgを投入し、続いて30℃に加温した水を加えてよく撹拌、溶解させ、総量を約6Lとした。
A1.2 飽和食塩水中に繭を浸漬保存する工程
カイコが吐糸した繭を収繭後、約5℃の冷蔵庫に保管した。その冷蔵庫保管の生繭(小石丸(亘理))約250gをプラスチック製の網袋に入れ、工程1.1の広口ガラスビンに投入し飽和食塩水中に浸漬した。ガラスビンの上部空間に発砲スチロ−ルを詰め、繭を入れた網袋が完全に飽和食塩水中に浸漬されていることを確認後、広口ガラスビンを密栓した。
A1.3 繭を浸漬したまま飽和食塩水を保存する工程
工程1.2で準備した、密栓した広口ガラスビンを30℃に温度制御された恒温室内に一昼夜静置した。白色の液底体(食塩の結晶)があることを確認した後、引き続き30℃で1ヶ月間保存した。
A1.4 前処理加温工程
工程1.3後、広口ガラスビン内の網袋をはずし、内容物の繭と飽和食塩水をウォーター・バスに移した後、温度を上げ70℃で1時間加温した。
A1.5 繰糸工程
工程1.4の前処理の終わったウォーター・バス内の繭について、50℃で巻取りトルク調節機能を有する糸繰機を用いて、3粒繰りを行った。繰糸は、繭内部に水が浸透して繭が液面より低い状態の半沈繰りで行った。
A1.6 揚げ返しと乾燥工程
工程1.5により繰糸された生糸を揚げ返し後、水で洗浄し、3000rpmで30分間、遠心分離後、風乾した。
A2. 結果
従来、室温〜65℃以下の低温では繰糸は不能であったが、本発明の方法を使用することにより繰糸を行うことができた。得られた生糸は、細くしなやかであった。
本実施例に示すとおり、本発明の方法は、日本古来の蚕である小石丸に適用することができる。小石丸は、奈良時代から続く日本古来の蚕の種類で、繭色は白色で俵形をしている。現代の改良された品種と比較すると繭が小粒で生糸の収量は少ないが、品質に関する高い評価を受けている。中でも小石丸(亘理)は、かつて宮城県亘理郡にあった亘理簡易養蚕学校がはぐくんだ蚕種で、その卵は独立行政法人農業生物資源研究所に遺伝資源として保存されている貴重種(No.117)である。繭層が薄く、通常の方法では繰糸が困難であるが、本発明の方法によれば、繰糸を行うことができ、細くしなやかな生糸を得ることができる。
〔実施例B〕カイコ(一般種 錦秋鐘和)の繭の製糸
B1.方法
B1.1 飽和食塩水の調製工程
内容量が8Lの広口ガラスビンに食塩2.4Kgを投入し、続いて30℃に加温した水を加えてよく撹拌し、総量を約6Lとした。
B1.2 飽和食塩水中に繭を浸漬保存する工程
カイコが吐糸した繭を収繭後、約5℃の冷蔵庫に保管した。その冷蔵庫保管の生繭(錦秋鐘和)約250gをプラスチック製の網袋に入れ、工程1.1の広口ガラスビンに投入し飽和食塩水中に浸漬した。ガラスビンの上部空間に発砲スチロ−ルを詰め、繭を入れた網袋が完全に飽和食塩水中に浸漬されていることを確認後、広口ガラスビンを密栓した。
B1.3 繭を浸漬したまま飽和食塩水を保存する工程
工程1.2で準備した、密栓した広口ガラスビンを30℃に温度制御された恒温室内に一昼夜静置した。白色の液底体(食塩の結晶)があることを確認した後、引き続き30℃で1ヶ月間保存した。
B1.4 前処理加温工程
工程1.3後、広口ガラスビン内の網袋をはずし、内容物の繭と飽和食塩水をウォーター・バスに移した後、温度を上げ60℃で1時間加温した。
B1.5 繰糸工程
工程1.4の前処理の終わったウォーター・バス内の繭について、30℃で通常の座繰り機を用いて、10粒繰りを行った。
B1.6 揚げ返しと乾燥工程
工程1.5により繰糸された生糸を揚げ返し後、水で洗浄し、3000rpmで30分間、遠心分離後、風乾した。
B2. 結果
従来、室温〜65℃以下の低温では繰糸は不能であったが、本発明の方法を使用することにより繰糸を行うことができた。
本実施例の方法は、錦秋鐘和のほか、春嶺鐘月など、当業者が用いる通常の交雑種から得られる繭に適用可能である。
以下実験例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明は以下の実験例に限定されるものではない。
下記(a)〜(g)の工程と、下記(a)〜(g)から(d)を除いた工程により、それぞれ繰糸を行った。
(a) 10℃〜50℃の温度範囲にある飽和食塩水を調製する工程、
(b) 工程(a)の飽和食塩水にカイコが吐糸した繭を浸漬する工程、
(c) 工程(b)後の飽和食塩水を10℃〜50℃に保ちながら前記繭とともに密閉容器内で2週間以上保存する工程、
(d) 工程(c)後の飽和食塩水を加温して前記繭を浸漬したまま60℃〜70℃で30分〜2時間保つ工程、
(e) 工程(d)後の繭を10℃〜50℃で繰糸する工程、
(f) 工程(e)により繰糸された生糸を揚げ返し後、水で洗浄する工程、及び
(g) 工程(f)後の生糸を遠心分離後、風乾する工程。
表2に、小石丸(亘理)について前処理工程(工程(d))なしの条件下で行った糸繰り実験の結果を示す。
表3には、小石丸(亘理)について前処理工程(工程(d))を加えた場合の実験結果を示す。
Figure 2016079535
Figure 2016079535
表2および表3において、*1「保存期間」には、工程(c)で、繭を浸漬した飽和食塩水を30℃の恒温室に保存した期間を示す。*2「前処理」には、工程(d)で、飽和食塩水を加温して1時間保った温度を示す。*3「浴温」には、工程(e)で、繰糸した際の飽和食塩水の温度を示す。「回転数」には、工程(e)で、繭を巻き取る際の座繰り機の回転数をrpmで示す。「総糸長」には、工程(g)後の生糸の長さをm単位で示す。「生糸重」には、工程(g)後の生糸の質量をcg単位で示す。「繊度」には、工程(g)後の生糸の繊度をd単位で示す。*4「備考」において、「1粒繰」は工程(e)で1個の繭を繰糸したことを示す。「2,3粒繰」は工程(e)で2個あるいは3個の繭から糸を取り、より合わせたことを示す。
表2に示すとおり、前処理工程(工程(d))なしの条件では、浴温40℃の場合、3粒繰りでも繰糸不能であった(1、2、5)。浴温を60℃に上げた場合には、1,2粒繰では繰糸が不能であり(3)、3粒繰りで繰糸可能となったものの、途中糸の切断が見られた(4)。さらに浴温を65℃に上げると、1,2粒繰では繰糸が不能であり(6、8)、(4)と同様に3粒繰りで繰糸可能となったものの、途中糸の切断があった(7)。
表3に示すとおり、前処理工程(工程d)を加えた条件では、保存期間は57〜63日で、前処理温度は50〜80℃、浴温は40〜80℃に変化させた。その結果、1粒繰りはいずれの条件下でも困難であった(9、11、12、13、14、15、16)。
前処理80℃の高温下では、1粒繰り、2粒繰り、3粒繰りいずれの場合にもズル繭がみられた(12,13、14、17)。ズル繭は繭を構成する糸相互の膠着によっておこるもので、高温によるセリシンの溶融が示唆された。浴温65℃では、3粒繰りで繰糸可能となったものの、途中糸の切断が見られた(10)。
以上の実験結果をふまえ、前処理温度を80℃以下の70℃、浴温を50℃に定め、3粒繰りを行ったところ、自動繰糸機を回転数1044rpmで操作することによって、総糸長428m、生糸重86cg、繊度1.81dの生糸が得られた(18)。

Claims (7)

  1. カイコが吐糸した繭を10℃〜50℃の飽和食塩水中に2週間以上浸漬し、次に60℃〜70℃の飽和食塩水に30分〜2時間浸漬した後、繰糸を行うことを特徴とする、繭を繭タンパク質の性質を損なうことなく生糸とする方法。
  2. 下記(a)から(g)の工程を含む請求項1に記載の方法;
    (a) 10℃〜50℃の温度範囲にある飽和食塩水を調製する工程、
    (b) 工程(a)の飽和食塩水にカイコが吐糸した繭を浸漬する工程、
    (c) 工程(b)後の飽和食塩水を10℃〜50℃に保ちながら前記繭とともに密閉容器内で2週間以上保存する工程、
    (d) 工程(c)後の飽和食塩水を加温して前記繭を浸漬したまま60℃〜70℃で30分〜2時間保つ工程、
    (e) 工程(d)後の繭について10℃〜50℃で繰糸する工程、
    (f) 工程(e)により繰糸された生糸を揚げ返し後、水で洗浄する工程、及び
    (g) 工程(f)後の生糸を遠心分離後、風乾する工程。
  3. 前記カイコの種が春嶺鐘月である請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記カイコの種が錦秋鐘和である請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記カイコの種が小石丸である請求項1または2に記載の方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法によって得られる生糸。
  7. 請求項6に記載の生糸から得られる編み物及び織物。

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