JP2016078931A - 容器のキャップと該キャップを含む水素含有飲料生成システム - Google Patents

容器のキャップと該キャップを含む水素含有飲料生成システム Download PDF

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Abstract

【課題】口部を閉じた密閉状態のままで、簡易な構成により外部から容易に気体または液体を容器内に追加で注入することができるキャップと、該キャップを含む水素含有飲料生成システムを提供する。【解決手段】キャップ本体21と、該キャップ本体21に一体に設けられ、該キャップ本体21で容器10の口部11を閉じた密閉状態で外部から水素ガスを容器10内に注入可能な導入部30とを備え、導入部30は、水素ガス供給源50から延びる注入ノズル40に接続され、該接続に伴ない水素ガスを受け入れる連通状態となる一方、接続が解除されると容器10内の内容物を外部に漏らさない閉鎖状態となる。【選択図】図1

Description

本発明は、内容物を密閉可能な容器の口部を塞ぐための開閉可能なキャップと、該キャップを含む水素含有飲料生成システムに関する。
従来より、飲料が充填された市販のペットボトルは再利用可能な容器であり、購入時の飲料のみならず、キャップを開閉することにより、その内部に新たに液体ないし気体等の内容物を充填して密閉することができる。ペットボトルの内部に新たに水等の液体を充填する時は、キャップを外してペットボトルの口部を開けた状態にして、該口部より注入することになる。
このように、ペットボトルからキャップを外した開放状態で内容物を充填することは容易だが、ペットボトルからキャップを外すことなく密閉した状態で、目的とする液体ないし気体のみを新たに充填することは困難であった。例えば、ペットボトルに既に水等の液体飲料が入っている状態で、その内部にさらに水素ガス等を充填したいような場合、口部の隙間から外部の空気も混入したり、キャップを締め切るまでの間に充填した水素ガスが外部に漏れてしまっていた。
ここで例にした水素ガスは、最近では医療分野における利用の研究が進んでおり、様々な病気や老化の原因と考えられている活性酸素を除去するための抗酸化物質として脚光を浴びている。このような水素ガスを生体内に摂取する方法としては、水素ガスを直接吸引したり、点滴液に含有させて注射したり、飲料に含有させて飲むこと等が代表的なものとして既に実施されている。かかる方法の中でも、飲料に含有させて飲むことが、直接吸引したり注射する場合に比べて、取り扱い上の危険性もなく安全管理も容易であり、最も手軽な方法として普及しつつある。
水素ガスを飲料に含有させる方法としては、具体的には例えば、特許文献1,2にそれぞれ記載されているように、水素発生剤を必須成分とする水素発生系を、気液分離部を有するカートリッジ式の水素気泡形成体に収容し、該水素気泡形成体内において前記水素発生系と発生用水を反応させることを通じて、該水素気泡形成体内に発生した水素ガスを、前記気液分離部を介して、生体適用液に送り込むことで水素含有生体適用液を得る方法が知られている。
特開2013−163135号公報 特開2013−22484号公報
しかしながら、前述した特許文献1,2に記載の方法では、生体適用液はペットボトル等の簡易な容器に収納することはできるが、カートリッジ式の水素気泡形成体は特別な構成で比較的高価なものであり、また繰り返し使用することはできなかった。よって、気軽に水素ガスを飲料に含有させて摂取することはコスト的に困難であった。
また、特別な水素気泡形成体を用いることなく、水素ボンベ等の汎用の水素発生源から供給される水素ガスを予め水等の飲料を充填した容器内に充填することも考えられる。しかしながら、前述したように、ペットボトル等の容器からキャップを外すことなく密閉した状態で、目的とする水素ガスのみを新たに充填することは困難であった。
かかる事情に鑑みて、容器を密閉状態に維持したまま、外部から水素ガス等の気体や液体を容器内に注入できるとすれば、例えば、水素を豊富に含んだ飲料も容易に生成することが可能となり、他にも様々な用途に広く活用することが可能となる。よって、このような技術的課題を解決するための工夫が希求されていた。
本発明は、以上のような従来の技術の有する改善点に着目してなされたものであり、ペットボトル等の容器の口部を閉じた密閉状態のままで、簡易な構成により外部から容易に気体または液体を容器内に追加で注入することができるキャップと、該キャップを含む水素含有飲料生成システムを提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項の発明に存する。
[1]内容物を密閉可能な容器(10)の口部(11)を塞ぐための開閉可能なキャップ(20,20A〜20E)において、
キャップ本体(21,21A〜20E)と、該キャップ本体(21,21A〜20E)に一体に設けられ、該キャップ本体(21,21A〜20E)で前記口部(11)を閉じた密閉状態で外部から気体または液体を容器(10)内に注入可能な導入部(30,30A〜30E)とを備え、
前記導入部(30,30A〜30E)は、気体または液体の供給源から延びる注入ノズル(40)に接続され、該接続に伴ない気体または液体を受け入れる連通状態となる一方、接続が解除されると容器(10)内の内容物を外部に漏らさない閉鎖状態となることを特徴とするキャップ(20,20A〜20E)。
[2]前記キャップ本体(21,21A〜21C)は、前記容器(10)の口部(11)開口面に重なる天部(23)に、該天部(23)に開設された連通口(24)を塞ぐ状態で、前記導入部(30,30A〜30C)を成す弾性体(31,31A〜31C)を取り付けて成り、
前記弾性体(31,31A〜31C)は、前記注入ノズル(40)で穿刺可能であり、該注入ノズル(40)を穿刺した接続時はその外周に圧着する一方、該注入ノズル(40)を取り外した時は穿刺孔を塞ぐ弾性力を持つことを特徴とする前述の[1]に記載のキャップ(20,20A〜20C)。
[3]前記キャップ本体(21D)は、前記容器(10)の口部(11)開口面に重なる天部(23)の外面側に、そのままシート状の弾性体(31D)を貼り付けて前記導入部(30D)とし、
前記弾性体(31D)は、その下の前記天部(23)と共に前記注入ノズル(40)で穿刺可能であり、該注入ノズル(40)を穿刺した接続時はその外周に圧着する一方、該注入ノズル(40)を取り外した時は穿刺孔を塞ぐ弾性力を持つことを特徴とする前述の[1]に記載のキャップ(20D)。
[4]前記キャップ本体(21,21A〜21D)に対して軸心が一致する状態で外側から装着可能な別体のアタッチメント(60)を備え、
前記アタッチメント(60)は、その内側に前記キャップ本体(21,21A〜21D)に装着する時に前記弾性体(31,31A〜31D)を臨むように先端側が突出した管部(62)を有し、該管部(62)の基端側は外側に突出して前記注入ノズル(40)を接続可能であり、
前記アタッチメント(60)を前記キャップ本体(21,21A〜21D)に装着する動作に伴って、前記管部(62)が前記注入ノズル(40)の代わりに前記弾性体(31,31A〜31D)に穿刺されることを特徴とする前述の[2]または[3]に記載のキャップ(20,20A〜20D)。
[5]前記キャップ本体(21E)は、前記容器(10)の口部(11)開口面に重なる天部(23)に、その外面側と内面側に連通する前記導入部(30E)を成す逆止弁(70)を有し、
前記逆止弁(70)は、前記天部(23)の外面側の部位に前記注入ノズル(40)を接続可能であり、該注入ノズル(40)を接続した時は前記供給源からの気体または液体を受け入れる一方、該注入ノズル(40)を取り外した時は容器(10)内の内容物を外部に漏らさないことを特徴とする前述の[1]に記載のキャップ(20E)。
[6]前述した[1]〜[5]のいずれかに記載のキャップ(20,20A〜20E)を含む水素含有飲料生成システムにおいて、
前記容器(10)は、ペットボトルを代用したものであり、
前記キャップ(20,20A〜20E)は、前記ペットボトルの口部(11)に適用可能であり、
前記供給源は、水素ガスを供給する水素ガス供給源(50)であり、
前記容器(10)内に充填してある飲料に対して、前記キャップ(20,20A〜20E)を介して前記水素ガス供給源(50)からの水素ガスを注入して溶解させることにより、水素含有飲料を生成することを特徴とする水素含有飲料生成システム。
次に、前記本発明の作用について説明する。
前記[1]に記載のキャップ(20,20A〜20E)は、内容物を密閉可能な容器(10)の口部(11)を開閉するものであり、ここでの容器(10)は、例えば一般的なペットボトル等が該当する。
キャップ(20,20A〜20E)は、キャップ本体(21,21A〜20E)と、これに一体に設けられた導入部(30,30A〜30E)とから成り、導入部(30,30A〜30E)によって、キャップ本体(21,21A〜20E)で容器(10)の口部(11)を閉じた密閉状態でも、外部から気体または液体を容器(10)内に注入することができる。
すなわち、導入部(30,30A〜30E)は、気体または液体の供給源から延びる注入ノズル(40)に接続され、該接続に伴ない気体や液体を受け入れる連通状態となる一方、接続が解除されると容器(10)内の内容物を外部に漏らさない閉鎖状態となる。これにより、一般の容器(10)のキャップを導入部(30,30A〜30E)を備えたものに交換して、あとは供給源と注入ノズル(40)を用意すれば、容器(10)内に予め液体または気体等の所定の内容物を充填して密閉した状態にて、他の気体や液体を追加で注入することが可能となる。
前記導入部(30,30A〜30E)としては、具体的には例えば前記[2]に記載したように、キャップ本体(21,21A〜21C)において容器(10)の口部(11)開口面に重なる天部(23)に、該天部(23)に開設された連通口(24)を塞ぐ状態で、前記導入部(30,30A〜30C)を成す弾性体(31,31A〜31C)を取り付ける。弾性体(31,31A〜31C)を取り付けるために、前記天部(23)に保持部(25,28)を設けると良い。
ここで保持部(25,28)は、天部(23)の連通口(24)を塞ぐ状態に弾性体(31,31A〜31C)を取り付けることができる構造であれば何でも良い。例えば、天部(23)の内面側より凹むように形成したり、逆に天部(23)の外面側に出っ張るように形成したり、あるいは天部(23)の裏側で単に連通口(24)の周囲全体としても良い。
弾性体(31,31A〜31C)は、前記連通口(24)を塞ぐ状態に取り付けて固定できる形状とし、可撓性のある弾性材料で成形する。すなわち、弾性体(31,31A〜31C)は、前記注入ノズル(40)で穿刺可能であり、該注入ノズル(40)を穿刺した接続時はその外周に圧着する一方、該注入ノズル(40)を取り外した時は穿刺孔を塞ぐように復元する強さの弾性力を持つものとする。
弾性体(31,31A〜31C)に注入ノズル(40)を穿刺すると、該注入ノズル(40)の内部でのみ容器(10)内に通じた連通状態となり、弾性体(31,31A〜31C)から注入ノズル(40)を取り外すと、穿刺孔は弾性体(31,31A〜31C)自体の弾性力でそのまま塞がれて、所定の内部圧にも抗して容器(10)内の内容物を外部に漏らさない閉鎖状態となる。このような簡易な構成によって、密閉状態のままで外部からの注入を実現することができる。
また、前記[3]に記載したキャップ(20D)によれば、例えば市販のペットボトルの元々のキャップを、そのままキャップ本体(21D)として利用することができる。このキャップ本体(21D)における天部(23)の外面側に、シート状の弾性体(31D)を貼り付けて導入部(30D)とする。ここでの弾性体(31D)の貼り付け作業は、利用者自身で行っても良い。
そして、供給源から延びる注入ノズル(40)を、弾性体(31D)に対して、その下のキャップ本体(21D)の天部(23)ともども穿刺すれば、該注入ノズル(40)を介して外部から容器(10)内に気体や液体を注入することができる。一方、注入ノズル(40)をキャップ本体(21D)側から引き抜くと、たとえ天部(23)に貫通した穿刺孔が残っても、弾性体(31D)における穿刺孔は弾性体(31D)自体の弾性力でそのまま塞がれるため、容器(10)は元の密閉状態に保たれる。
また、前記[4]に記載したキャップ(20,20A〜20D)によれば、キャップ本体(21,21A〜21D)に対して軸心が一致する状態で外側から装着可能な別体のアタッチメント(60)を備える。このアタッチメント(60)は、内側にキャップ本体(21,21A〜21D)に装着する時に、前記弾性体(31,31A〜31D)を臨むように先端側が突出した管部(62)を有し、該管部(62)の基端側は外側に突出して前記注入ノズル(40)を接続可能となる。
よって、アタッチメント(60)をキャップ本体(21,21A〜21D)に装着すると、その動作に伴って、アタッチメント(60)の予め位置決めされた管部(62)が弾性体(31,31A〜31D)に穿刺される。これにより、注入ノズル(40)をキャップ本体(21,21A〜21D)の例えば連通口(24)より覗く弾性体(31,31A〜31D)を狙って穿刺する作業は不要となり、また力を入れて押し込む作業も容易となる。よって、アタッチメント(60)をそのままキャップ本体(21,21A〜21D)に装着するだけで、自然と管部(62)が注入ノズル(40)の代わりに弾性体(31,31A)に穿刺され、後から注入する作業を極めて容易に行うことができる。
また、前記導入部(30,30A〜30E)は、弾性体(31,31A〜31D)で構成することに限られることなく、他に例えば前記[5]に記載したように、キャップ本体(21E)の天部(23)に、その外面側と内面側に連通する逆止弁(70)を設けて導入部(30E)としても良い。かかる逆止弁(70)は、天部(23)の外面側の部位に注入ノズル(40)を接続可能であり、該注入ノズル(40)を接続した時は供給源からの気体または液体を受け入れる一方、該注入ノズル(40)を取り外した時は容器(10)内の内容物を外部に漏らさないことになる。このように導入部(30E)は、弾性体(31,31A〜31D)以外の構成でも代用することができる。
以上のようなキャップ(20,20A〜20E)は、前記[6]に記載したように、水素含有飲料生成システムの構成要素として活用することができる。すなわち、先ず容器(10)は、市販飲料のペットボトルを代用したものとし、キャップ(20,20A〜20E)は、ペットボトルの口部(11)に適用可能なものとする。そして、ペットボトル内に充填してある飲料に対して、前記キャップ(20,20A〜20E)を介して水素ガス供給源(50)から延びる注入ノズル(40)より水素ガスを注入して溶解させれば、容易に水素含有飲料を生成することができる。
ここで水素ガス供給源(50)は、特別な専用器具ないし機器を用いることなく、既に一般的な水電解装置を用いたり、あるいは水素ガスを高圧封入してある水素ボンベ等を用いると良い。また、キャップ(20,20A〜20E)や注入ノズル(40)を、水素ガス供給源(50)の付属品としてセットで提供しても良い。なお、容器(10)は、市販飲料のペットボトルを代用することで、コストを抑えることができる。
また、前記[4]のキャップ(20D)は、ペットボトルの元々のキャップにシート状の弾性体(31D)を貼り付けるだけの構成であるため、キャップ本体(21D)もペットボトルの元々のキャップをそのまま利用するものとし、これに貼り付ける弾性体(31D)を、水素ガス供給源(50)の付属品としてセットで提供しても良い。
さらに、水素ガス供給源(50)を小型で比較的安価なものとすれば、一般家庭用としても広く普及させることができる。これにより、酸化ストレスの抑制等の優れた効果を奏する水素含有飲料を容易に生成することが可能となる。かかる水素含有飲料を摂取することで、体内における活性酸素を中和することができ、様々な病気を予防することが可能となる。
本発明に係るキャップによれば、ペットボトル等の容器の口部を閉じた密閉状態のままで、簡易な構成により外部から容易に気体または液体を容器内に注入することができる。このようなキャップは、例えば、水素ガスを容器内に後から注入して水素ガス含有飲料を容易に生成可能な水素含有飲料生成システムに適用することができる。
また、本発明に係る水素含有飲料生成システムによれば、取り扱い上の危険性もなく安全管理も容易であり、しかも低コストにて、水素含有飲料を容易に提供することができ、様々な病気を予防することが可能となる。
本発明の第1実施の形態に係るキャップを示す縦断面図である。 本発明の第1実施の形態に係るキャップを示す底面図である。 本発明の第1実施の形態に係るキャップに含まれる弾性体を示す(a)平面図と(b)正面図である。 本発明の第1実施の形態に係るキャップに含まれる弾性体の変形例を示す(a)平面図と(b)正面図である。 本発明の第1実施の形態に係るキャップに含まれる弾性体の別の変形例を示す(a)平面図と(b)正面図である。 本発明の第1実施の形態に係るキャップを含む水素含有飲料生成システムを模式的に示す説明図である。 本発明の第1実施の形態に係るキャップの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の第2実施の形態に係るキャップを示す縦断面図である。 本発明の第2実施の形態に係るキャップを示す底面図である。 本発明の第3実施の形態に係るキャップを示す縦断面図である。 本発明の第3実施の形態に係るキャップを示す底面図である。 本発明の第4実施の形態に係るキャップを示す縦断面図である。 本発明の第4実施の形態に係るキャップに含まれる弾性体を示す(a)平面図と(b)正面図である。 本発明の第5実施の形態に係るキャップを示す縦断面図である。 本発明の第5実施の形態に係るキャップの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の第5実施の形態に係るキャップの弾性体の元となる弾性体シートを示す平面図である。 本発明の第6実施の形態に係るアタッチメントを示す正面図である。 本発明の第6実施の形態に係るアタッチメントを示す縦断面図である。 本発明の第6実施の形態に係るアタッチメントの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の第7実施の形態に係るキャップを示す縦断面図である。 本発明の第7実施の形態に係るキャップを示す底面図である。 本発明の各種実施の形態に係るキャップを含む水素含有飲料生成システムの水電解装置の構成要素を模式的に示す説明図である。 本発明の各種実施の形態に係るキャップを含む水素含有飲料生成システムの水電解装置のケース体を概略的に示す斜視図である。
以下、図面に基づき本発明を代表する各種実施の形態を説明する。
図1〜図7は、本発明の第1実施の形態を示している。
第1実施の形態に係るキャップ20は、内容物を密閉可能な容器10の口部11を開閉するものである。以下、容器10として、一般的なペットボトルを適用した例について説明する。
容器10であるペットボトルは、例えば500mlの容量サイズで広く利用されているものであり、キャップ20は、ペットボトルに元々付属していたキャップの代用として用いられる。ここでペットボトルは、合成樹脂として例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリマー樹脂で成形され、基本的には一定の外径の筒状であり、所定の内圧に対する耐圧性と気密性を備えている。このように容器10は、市販飲料のペットボトルをそのまま代用している。
図1に示すように、容器10の上端側は直径が漸次減少して、その先端が口部11として開口している。口部11は円筒状であり、その外周面には、キャップ20が螺合する雄ねじ部12が形成されている。一般的なペットボトルは、このように構成されており、口部11の雄ねじ部12に対して、キャップの内周面に形成された雌ねじ部22が螺合することにより、水や各種ジュース類を含む飲料を充填した状態で密閉状態が保たれる。本実施の形態に係るキャップ20も、口部11に着脱する形態は同様に構成されており、一般のペットボトルの口部11に適用可能なものである。
キャップ20は、合成樹脂として例えばポリプロピレン(PP)等のポリマー樹脂で成形され、キャップ本体21と、該キャップ本体21に一体に設けられ、該キャップ本体21で前記口部11を閉じた密閉状態で外部から気体または液体を容器10内に注入可能な導入部30を備えている。ここでキャップ本体21の内周面に、前記雄ねじ部12に螺合する雌ねじ部22が形成されている。
図6、図7に示すように、導入部30は、気体または液体の供給源から延びる注入ノズル40に接続され、該接続に伴ない気体または液体を受け入れる連通状態となる一方、接続が解除されると容器10内の内容物を外部に漏らさない閉鎖状態となる構造である。ここで容器10内の内容物は、水等の飲料が該当するが、飲料に限定されることなく様々な液体、あるいは気体も含み得る概念である。また、注入ノズル40を介して注入されるものは、気体または液体が該当するが、例えば水素含有飲料生成システムに適用した場合には、水素ガス供給源50から供給される水素ガスである。この水素含有飲料生成システムについて詳しくは後述する。
本実施の形態に係る導入部30は、主として弾性体31から成る。詳しくは図1に示すように、キャップ本体21において、容器10の口部11の開口面に重なる天部23には、その中央に円孔状の連通口24が開設されている。この天部23の内面側に、連通口24を塞ぐ状態で導入部30を成す弾性体31を取り付けるための保持部25が形成されている。
保持部25は、天部23の内面側で連通口24の周囲より垂下する円筒部26と、この円筒部26に弾性体31を嵌め込んだ状態で下側から被せるように固定する受け部27とを組み合わせて成る。受け部27は、円筒部26の外周に外嵌する内径のキャップ状の部材であり、その中央には、弾性体31を間にして前記連通口24に連通する孔部27aが開設されている。
弾性体31は、円筒部26にちょうど収まる大きさの2段の円柱形であって円筒部26内に接着され、さらに円筒部26に接着して組み合わせる受け部27の孔部27aの周囲底面が、弾性体31の下端面に当接する。これにより、弾性体31は、受け部27によって下方より支持され、強固に取り付けることができる。弾性体31は、注入ノズル40で穿刺可能であり、該注入ノズル40を穿刺した接続時はその外周に圧着する一方、該注入ノズル40を取り外した時は穿刺孔を塞ぐ程の強さの弾性力を持つものである。
より具体的には弾性体31は、円筒部26の内径と等しいか僅かに大きい外径の円柱形である下段部と、この下段部の中央より上方に突出して連通口24の内径と等しいか僅かに大きい外径の円柱形である上段部とに成形され、その材質としては、例えばシリコンゴム、合成ゴム、天然ゴム等が使用される。特に合成ゴムとしては、イソプレンゴム(IR)が適している。これはイソプレンを重合させて得られる合成ゴムであり、天然ゴムとほぼ同様の構造・組成であるが、天然ゴムに比べて品質が一定している。ただし、これらの材質に限定されるものではない。
キャップ本体21の連通口24には、弾性体31の上段部が嵌合しており、この上段部の端面は、キャップ本体21の天部23の外面と同一平面上に連なるように外部に表出している。よって、連通口24がそのまま凹んでゴミが溜まる虞はなく、連通口24を通して弾性体31の略中央に、注入ノズル40を突き刺すことができる。弾性体31に生じた穿刺孔は注入ノズル40の外周に圧着し、該注入ノズル40の内部でのみ容器10内に通じた連通状態となる。一方、注入ノズル40を取り外すと、抜去された注入ノズル40を追うように穿刺孔は弾性体31自体の弾性力でそのまま塞がれて元の密閉状態に復元する。
図3に示すように、弾性体31は、前述したように大径の下段部と小径の上段部から成る2段の円柱形であるが、その変形例として、弾性体31の下段部と上段部に亘る略中央に厚さ方向に部分的に切り込んだスリットを予め設けても良い。図4に示す例では、弾性体31にマイナス形「−」のスリット32を設けており、図5に示す例では、弾性体31にプラス形「+」のスリット33を設けている。このようなスリット32,33により、弾性体31に局所的に弱い部分を形成することができる。すなわち、スリット32,33に対して、注入ノズル40を容易に穿刺することができる。
ここで注入ノズル40を穿刺しやすくなる程度は、弾性体31のスリットの形状や寸法に依存する。例えば、図4に示すスリット32よりも、図5に示すスリット33の方が、スリットの交差箇所で変形しやすく、いっそう注入ノズル40を穿刺しやすい。スリットの具体的な形状や寸法は、図示したものに限られることなく、注入ノズル40を取り外した際に内容物の漏れを生じない密閉状態に復元して閉鎖するものであれば足りる。なお、弾性体31にスリットを設ける代わりに、例えば弾性体31の略中央など局所的に厚みを薄く成形して、注入ノズル40を厚さ的に穿刺しやすいように成形しても良い。また、弾性体31は、単なる円柱形に形成しても良く、この場合、キャップ本体21の天部23の外面は連通口24の箇所だけ凹むことになる。
以上のようなキャップ20の導入部30に穿刺する注入ノズル40は、基本的には弾性体31に穿刺することができる材質および形状であれば足りる。具体的には例えば、金属製の中空針状あるいは細管状の先端部を有するものが該当する。ただし、先端が鋭角なテーパー形状の針ないし管の場合には、針等のヒール部(開口先端の反対側である開口基端の縁)によって弾性体31の一部が削り取られるコアリングが生じないように、弾性体31に対して垂直となる向きで回転させないようにゆっくりと穿刺することになる。
あるいは、注入ノズル40(の先端)として、予めコアリングを生じないように工夫した、図7に示すようなコアリング防止針を用いても良い。これは一般にペンシルポイント針と称され、尖った針先より基端側に多少ずれた箇所に内部に連通する先端口を開設したものであり、弾性体31に穿刺した時に、弾性体31の一部が削り取られる虞がない。なお、注入ノズル40における「ノズル」の語義は、管・ホースに付ける先の細まった管であるが、これに限らず前述した針状のものも含む概念で本明細書では使用している。
次に、キャップ20を含む水素含有飲料生成システムについて説明する。
図6に示すように、本システムは、気体または液体の供給源を、水素ガスを供給する水素ガス供給源50から構成している。本システムは、容器10であるペットボトル内に充填してある飲料に対して、キャップ20を介して前記水素ガス供給源50から供給された水素ガスを注入して加圧し溶解させることにより、水素含有飲料を生成するものである。ここで、前記キャップ20と前記注入ノズル40は、それぞれ水素ガス供給源50の付属品として構成され、それぞれ一式のセットで製造・販売しても良い。
水素ガス供給源50は、可撓性のチューブ41を介して注入ノズル40に接続されている。水素ガス供給源50は、具体的には例えば水電解装置が該当する。この水電解装置は、水を電気分解することにより、陽極側に酸素ガス、陰極側に水素ガスを発生させる装置であり、水素ガスを発生する陰極側にチューブ41の基端側を接続している。そして、チューブ41の先端側に前記注入ノズル40を接続している。ただし、水素ガス供給源50は水電解装置に限られることなく、他に例えば、水素ガスを高圧で予め封入した水素ボンベや、水素を吸蔵し可逆的に水素を放出することができる水素吸蔵合金を備える装置等を用いても良い。
本実施の形態では、前記キャップ20の導入部30に注入ノズル40を穿刺し、この注入ノズル40を介して容器10内に注入された水素ガスは、容器10内の気相内圧が高まると共に飲料に溶け込むため、高濃度の水素を含有した水素含有飲料が生成される。また、容器10を傾けたり逆さにして、口部11の周囲が液相で満たされた状態で、飲料中に水素ガスを直接的にバブリングすることで、より効率良く水素ガスを溶解させて溶存水素濃度を高めるように構成しても良い。あるいは、注入ノズル40を導入部30に穿刺した時に、注入ノズル40の先端口が液相まで届く長さに設定しても良い。
次に、キャップ20を含む水素含有飲料生成システムの作用を説明する。
キャップ20は、一般的なペットボトルである容器10の口部11に対応しており、ペットボトルに元々付属していたキャップと交換しておく。容器10内に水や各種ジュース等の飲料が充填された状態で、口部11をキャップ20で塞いで密閉することができる。キャップ20は導入部30を備えており、導入部30を介して、口部11を密閉状態に保ったままで、外部の供給源から気体または液体を容器10内に追加で注入することができる。
このようなキャップ20は、水素含有飲料生成システムの構成要素として活用することができる。すなわち、容器10内に充填してある飲料に対して、前記キャップ20の導入部30を介して水素ガス供給源50から延びる注入ノズル40より水素ガスを注入して加圧し溶解させれば、容易に水素含有飲料を生成することができる。
図6に示すように、注入ノズル40は、可撓性のチューブ41を介して水素ガス供給源50に接続されており、水素ガス供給源50の操作によって、注入ノズル40より水素ガスを放出することができる。この注入ノズル40を、前述した容器10を塞いでいるキャップ20の導入部30に接続する。導入部30の主要部をなす弾性体31は、注入ノズル40で穿刺可能な弾性的な材料で成形されており、図7に示すように、弾性体31に対して注入ノズル40をそのまま穿刺して接続する。
弾性体31に注入ノズル40を穿刺した接続時には、その穿刺孔は注入ノズル40の外周に弾発的に圧着するため、該注入ノズル40の内部でのみ容器10内に通じた連通状態となる。かかる状態で、水素ガス供給源50より水素ガスを注入ノズル40を介して容器10内に注入すると、水素ガスは、容器10内の気相内圧が高まると共に飲料に溶け込み、高濃度の水素を含有した水素含有飲料が生成される。前述したように、飲料中に水素ガスを直接的にバブリングしても良い。
ここで注入ノズル40は、図7に示すようなコアリング防止針の形状のタイプであるが、先端が鋭角なテーパー形状の針ないし管のタイプの場合には、弾性体31の一部が削り取られるコアリングが生じないように、注入ノズル40を弾性体31に対して垂直となる向きで回転させないようにゆっくりと穿刺すれば良い。弾性体31に対しては注入ノズル40を繰り返し穿刺することができるが、劣化した場合には新しいキャップ20を用意すればよい。あるいは、弾性体31の部分だけを交換できるようにしても良い。
水素ガスを容器10内に充填し終えたら、弾性体31より注入ノズル40を取り外すが、単に引き抜くだけで良い。注入ノズル40を完全に取り外すと、穿刺孔は弾性体31自体の弾性力でそのまま塞がれて、所定の内部圧にも抗して容器10内の内容物を外部に漏らさない元の密閉状態となる。なお、水素ガスの注入量は、水素ガス供給源50の操作によって適宜調整できるものとする。よって、従来のカートリッジ式の水素気泡形成体のように、予め定められた規定量のみしか水素を発生し得ないタイプとは異なり、水素ガスの注入量が多すぎたり、少なすぎたりすることもなく、最適な量に調整することができる。
このような簡易な構成のキャップ20によって、容器10内に予め液体または気体等の所定の内容物を充填して密閉した状態のままで、他の気体や液体を後から追加で注入することが可能となる。かかるキャップ20は、前述の水素含有飲料生成システムの構成要素として活用することができ、少なくともキャップ20や注入ノズル40を、水素ガス供給源50の付属品としてセットで提供しても良い。
特に、水素ガス供給源50を小型で比較的安価なものとすれば、一般家庭用としても広く普及させることができる。これにより、酸化ストレスの抑制等の優れた効果を奏する水素含有飲料を容易に利用することが可能となる。ただし、水素含有飲料生成システムとしての利用はあくまで一例であり、容器10内に予め充填しておくものは、前述の飲料水に限定されることはなく、また、容器10内に後から注入するものは、前述の水素ガスに限定されることもない。
図8および図9は、本発明の第2実施の形態を示している。
図8は、第2実施の形態に係るキャップ20Aを示す縦断面図であり、図9は、同キャップ20Aを示す底面図である。
本実施の形態に係るキャップ20Aは、その導入部30Aの形状を、前記第1実施の形態の導入部30と異ならせたものである。なお、第1実施の形態と同種の部位には、同一符号を付して重複した説明を省略する。
キャップ20Aの構成は、前述のキャップ20と基本的には共通するが、導入部30Aを成す弾性体31Aを取り付ける保持部28は、キャップ本体21Aの天部23の内面側ではなく、天部23の外面側に出っ張るように形成されている。かかる保持部28は、天部23の外面側で連通口24の周囲より突出する円筒状であり、その先端口には、弾性体31Aの抜け止め用のフランジ28aが内側に延出している。このような保持部28の筒状内部に、弾性体31を挿入した状態で接着剤等により固定する。
導入部30Aには、弾性体31Aをその下方より支える受け部はなく、比較的簡単に弾性体31を交換することができる。また、保持部28の下端側の開口を囲むように、例えば中央に弾性体31Aの直径よりも小径の孔がある円盤状の受け部を取り付けても良い。また、前述の第1実施の形態の導入部30において、弾性体31の取り付け強度は弱まるが、受け部27を省略して構成しても良い。なお、弾性体31Aは、第1実施の形態の弾性体31とほぼ同一であるが、上段部の外径が若干大きい等、多少の形状の違いがある。
図10および図11は、本発明の第3実施の形態を示している。
図10は、第3実施の形態に係るキャップ20Bを示す縦断面図であり、図11は、同キャップ20Bを示す底面図である。
本実施の形態に係るキャップ20Bは、その導入部30Bの形状が、前記第1、第2実施の形態と異なっている。なお、前記第1、第2実施の形態と同種の部位には同一符号を付して重複した説明を省略する。
キャップ本体21Bは、天部23の中央に連通口24が開設されているが、前記保持部25,28に相当する構成はない。導入部30Bを成す弾性体31Bは、前記連通口24に嵌合する軸部の上端に、連通口24の内径より大きく広がる円板状の鍔部が設けられ、軸部の下端には、連通口24に嵌入する円錐台状の傘部が設けられている。なお、弾性体31Bの具体的な材質は、前述の弾性体31,31Aと同様に、例えばシリコンゴム、合成ゴム、天然ゴム等が使用される。
弾性体31Bを連通口24に留める際、弾性体31Bの傘部は弾性変形して連通口24内を通過可能であり、連通口24を抜けると元の円錐台状に復元する。また、弾性体31Bの鍔部が連通口24を通過することはなく、鍔部と傘部の間の軸部がちょうど連通口24に貫通した状態に保持される。よって、弾性体31Bは連通口24を塞ぐ状態で、簡単には抜けないように取り付けることができる。なお、弾性体31Bに対して前述の注入ノズル40を穿刺する際に、弾性体31Bが連通口24から抜けない程度の力で固定できれば足りる。
本実施の形態では、キャップ本体21Bにおける連通口24の周囲が、そのまま弾性体31Bを取り付ける保持部の代わりとなっている。このようなキャップ20Bによれば、弾性体31Bを含めたキャップ20Bの構成を、より簡易化することができ、いっそうコストを低減することが可能となる。
図12および図13は、本発明の第4実施の形態を示している。
図12は、第4実施の形態に係るキャップ20Cを示す縦断面図であり、図13は、弾性体31Cを示す平面図と正面図である。
本実施の形態に係るキャップ20Cは、その導入部30Cの形状が、前記第1〜第3実施の形態と異ならせたものである。なお、第1〜第3実施の形態と同種の部位には同一符号を付して重複した説明を省略する。
キャップ本体21Cは、第3実施の形態のキャップ本体21Bと共通するが、導入部30Cの構成が異なっている。すなわち、導入部30Cを成す弾性体31Cは、キャップ本体21Cの天部23の内面側に対応する外形の薄い円板状に成形され、その上面側の中央に、前記連通口24に合致するように嵌合する上段部が突設されている。本実施の形態では、キャップ本体21Cの天部23の内面側が、そのまま弾性体31Cを取り付ける保持部の代わりとなっている。
図13(a)は、弾性体31Cの平面図であり、同図(b)は、弾性体31Cの正面図である。弾性体31Cの直径は、天部23の内面側の内径に合致する大きさであり、弾性体31Cの上段部を除く厚さは、容器10の口部11にキャップ20Cを締め付けられる範囲で適宜定めれば良い。具体的には例えば、前記注入ノズル40を穿刺して抜いた際に、穿刺孔が弾性体31C自体の弾性力で塞がれて、所定の内部圧にも抗して容器10内の内容物を外部に漏らさない程度の厚さに設定する。
このような弾性体31Cは、天部23の中央にある連通口24に上段部が下側から嵌合して塞ぐ状態で、天部23の内面側に直接貼り付けられている。弾性体31Cの周縁は、容器10の口部11をキャップ20Cで閉じた時は、天部23の内面側と口部11の端縁とに挟まれ押圧された状態となり強固に保持される。このような導入部30Cも簡単な構成であり、前記キャップ本体21Bの場合と同様に、ペットボトルの元々のキャップに連通口24を開設するだけで容易に加工することができる。なお、前述の第1〜第3実施の形態と同種の部位については、同一符号を付して重複した説明は省略する。
図14から図16は、本発明の第5実施の形態を示している。
図14は、第5実施の形態に係るキャップ20Dを示す縦断面図であり、図15は、同キャップ20Dの使用状態を示す縦断面図である。図16は、本実施例における弾性体31Dの元となる弾性体シート34を示す平面図である。
本実施の形態に係るキャップ20Dは、ペットボトルの元々のキャップを、そのままキャップ本体21Dとして利用している。このキャップ本体21Dにおける天部23の外面側に、シート状の弾性体31Dを貼り付けて導入部30Dとして構成している。ここで、弾性体31Dは、弾性体シート34として提供されるものであり、前述した水素ガス供給源50の付属品としてセットで製造・販売すると良い。
弾性体シート34は、薄板状に成形した弾性体の裏面に、予めキャップ本体21Dに貼着可能な接着剤から成る接着層を積層させたものであり、簡単に剥離可能な台紙上に貼り合わされている。このような弾性体シート34において、予め円形に象られた個々の弾性体31Dは多数並べて配置されており、それぞれ台紙から剥がしてからキャップ本体21Dの天部23に容易に貼り付けることができる。なお、弾性体31Dの具体的な材質は、前述の弾性体31〜31Cと同様に、例えばシリコンゴム、合成ゴム、天然ゴム等が使用される。
前記水素ガス供給源50等の供給源から延びる注入ノズル40を、弾性体31Dに対して、その下のキャップ本体21Dの天部23ともども穿刺すれば、該注入ノズル40を介して外部から容器10内に水素ガス等の気体や液体を注入することができる。一方、注入ノズル40をキャップ本体21D側から引き抜くと、天部23に貫通した穿刺孔が残っても、弾性体31Dにおける穿刺孔は弾性体31D自体の弾性力でそのまま塞がれるため、容器10は元の密閉状態に保たれる。なお、変形例として、シート状の弾性体31Dをキャップ本体21Dにおける天部23の内面側に貼り付けて導入部30Dとしても良い。
図17から図19は、本発明の第6実施の形態を示している。
図17は、第6実施の形態に係るアタッチメント60を示す正面図であり、図18は、同アタッチメント60を示す縦断面図である。図19は、アタッチメント60をキャップ20に組み合わせた状態を示す縦断面図である。
アタッチメント60は、キャップ本体21とは別体であり、キャップ本体21に対して軸心が一致する状態で外側から装着可能なものである。もちろん、アタッチメント60は、第1実施の形態に係るキャップ20に限らず、第2〜第5実施の形態に係るキャップ20A〜20Dと組み合わせても良い。
アタッチメント60は、合成樹脂として例えばポリプロピレン(PP)等のポリマー材によって、キャップ20にちょうど外嵌するキャップ形状に成形されている。アタッチメント60の内径は、キャップ20の外径とほぼ一致するが、アタッチメント60の内周面には、雌ねじ部22のような凹凸はなく滑面となっている。アタッチメント60の開口反対側の天部61には、その中央に管部62が貫通する状態で固定されている。ここで天部61は、貫通させた管部62がガタつかない程度の所定の厚さに形成されている。
管部62は、基本的には前記注入ノズル40とほぼ同様の構成であり、その先端は前述のペンシルポイント針と同様に構成すれば良いが、これに限定されるものではない。このような管部62は、弾性体31に穿刺する時の力に耐え得る強度を備えると共に、前述したように天部61に固定されている。なお、前述した第5実施の形態に係るキャップ20Dに適用する場合には、キャップ本体21Dの天部23にも貫通させる関係上、より強固な管部62自体の剛性と、天部61に対する取付強度が必要となる。
管部62の先端側は、アタッチメント60の開口端面より内側に収まる程度の長さに突出している。このように、管部62の先端側がアタッチメント60の内部に収まるものであれば、管部62の先端側が操作時に指に接触し難いものとなり、安全面でも優れる。アタッチメント60をキャップ本体21に装着した時に、管部62の先端側は、キャップ本体21の天部23の略中央に対向し、連通口24より弾性体31を臨むように設定されている。
また、管部62の基端側は、天部23より外面側に突出しており、前記注入ノズル40が接続可能となっている。ここで、管部62と注入ノズル40との接続は、図示省略したが別体のチューブ等の管部材を介して互いに接続しても良い。あるいは、管部62の基端または注入ノズル40の先端を、他方に連通接続できる形状に予め設けておき、互いに軸方向に接続できる形態としても良い。
このようなアタッチメント60は、キャップ本体21に被せるように装着すると、その動作に伴って、アタッチメント60の管部62がそのまま弾性体31に穿刺される。従って、注入ノズル40をキャップ本体21の連通口24より覗く弾性体31を狙って穿刺する作業は不要となり、また力を入れて押し込む作業も容易となる。すなわち、アタッチメント60をキャップ本体21に装着するだけで、自然と管部62が注入ノズル40の代わりに弾性体31に穿刺されることになり、後から注入する作業を極めて容易に行うことができる。
図20および図21は、本発明の第7実施の形態を示している。
図20は、第7実施の形態に係るキャップ20Eを示す縦断面図であり、図21は、同キャップ20Eを示す底面図である。
本実施の形態に係るキャップ20Eは、その導入部30Eの形状を、前記第1〜第5実施の形態の導入部30等と異ならせたものである。なお、前記各種実施の形態と同種の部位には同一符号を付して重複した説明を省略する。
キャップ20Eのキャップ本体21Eの構成は、前述した第1実施の形態のキャップ20と基本的には共通するが、天部23の中央にある連通口24や受け部27にある孔部27aの内径が若干小さい等、多少の形状の違いはある。そして、天部23には、その外面側と内面側に連通する導入部30Eを成す逆止弁70が設けられている。
逆止弁70は、天部23の外面側の部位である基端口71に前記注入ノズル40を接続可能であり、天部23の内面側には先端口72が延び出ている。逆止弁70の基端口71と注入ノズル40との接続は、別体のチューブ等の管部材を介しても良く、あるいは、逆止弁70の基端口71または注入ノズル40の先端を、他方に連通接続できる形状に予め設けても良い。
このように、導入部30Eの構成は、前述の弾性体31等を含むものに限られることはない。逆止弁70を備えたキャップ20Eでは、逆止弁70の基端口71に注入ノズル40を接続して供給源からの気体または液体を供給すると、逆止弁70を通って受け入れる。一方、注入ノズル40を逆止弁70から取り外した時は、容器10内の内容物が外部に漏れることはない。なお、逆止弁70自体の具体的な構成としては、様々な種類のものが知られているが、その構成は一般的であるので詳細な説明は省略する。本実施の形態における逆止弁70は、その性能のみならず大きさや形状等を基準とし適宜選択すれば良い。
次に、前述した水素含有飲料生成システムの水素ガス供給源50を構成する水電解装置の一例について詳しく説明する。
一般的な水電解装置では、水酸化カリウム水溶液が電解質として用いられるが、本実施の形態に係る水電解装置51は、水酸化カリウム水溶液に代えて、SPE(固体高分子電解質solid polyelectrolyteの略称)を使用する水電解を行うものである。ここでSPEとしては、電解質と隔膜の働きをするフッ素樹脂系の陽イオン交換膜が用いられ、この膜の両側面にそれぞれ陰極と陽極の触媒電極を直接接合して構成され、電解水ではなく精製水(純粋)を電気分解することができる。具体的な触媒電極としては、陽極には白金、陰極にはイリジウムが用いられている。
このようなSPEを用いた水電解装置51によれば、陰極に精製水が供給されて電解されると、酸素と水素イオンが生成される。水素イオンは、陽イオン交換膜を透過した後、陰極側に拡散して水素ガスとなる。ここで水素と酸素は、2:1の比率で発生する。このような水電解装置51は、図22に示すように、SPEを含む電解セル52と、電解セル52に精製水を供給するタンク53と、電解セル52に給電する電源部54の他、水素ガスの発生量を調整するための制御部55を備えている。
電解セル52の陰極52aと陽極52bは、それぞれ電線を介して電源部54に接続されている。また、タンク53の底部は、給水管56を介して電解セル52に接続されており、タンク53内の精製水は随時、電解セル52に供給される。また、電解セル52には、陰極52a側から発生する水素ガスを外部に導く水素配管57の基端が接続されており、この水素配管57の先端は外部に延ばされ、前記注入ノズル40に直接的または間接的に接続される。さらに、電解セル52には、陽極52b側から発生する酸素を外部に導く酸素配管58の基端が接続されており、この酸素配管58の先端は、前記タンク53の適所に固定され、酸素はそのまま外部に放出される。
水電解装置51の主要部を成す電解セル52は、比較的小型化することができるため、水電解装置51は、全体的にコンパクトに製造することができる。例えば、図23に示すように、独自のデザインに成形されたケース体510に各構成部品を全て収めることができる。かかるケース体510の大きさは、具体的には例えば、高さ180〜200mm、直径100〜120mmの外形寸法に収めることができる。
このように大きさのケース体510に収まる仕様であれば、電源部54としては、具体的には例えば、DC(直流)で1.7〜2.5Vの電圧をかけて10〜15Aの電流を電解セル52に給電するものを用いると良い。この場合、電解セル52には20数Wの電力が付加されて精製水が電解され、1分間に50〜60mlの水素ガスが発生する。このように、電解セル52は、電力から水素へのエネルギー変換効率が高いものである。
電解セル52より水素ガスが供給される圧力は、理論上は例えば5〜10kg/cm(0.5〜1メガパスカル(MPa))となるが、実際には制御部55の制御により、1〜2kg/cmに調整された上で、前記注入ノズル40に供給される。かかる制御方法としては、水素配管57の基端に、図示省略したが圧力センサを設けておき、この圧力センサが基準値として例えば2kg/cmを検知すると、自動的に電源がOFFとなるように設定すると良い。なお、水素ガスの供給圧力は、例えば1〜3の3段階として、0.5kg/cm、1kg/cm、2kg/cmにそれぞれスイッチ操作で適宜調整できるようにしても良い。
図23に示すように、ケース体510は、独自のカップ状のデザインであり、その内部に前述した電解セル52、タンク53、電源部54、制御部55等が収納されている。ケース体510の上面部511は、緩やかに湾曲した円形であり、この上面部511には、前記水素配管57を通す導出部512と、前記タンク53を開閉する蓋部513と、各種操作を行うための操作部514が配設されている。ここで導出部512は、水素配管57と共に上面部511から取り外すことができる。
蓋部513も上面部511から取り外すことができ、前記タンク53の上面開口が内部に連通した状態で配置されている。タンク53の容量は、例えば50〜100mlとする。なお、タンク53に注ぐ精製水は、専用品に限らず、市販のものを代用することができる。また、操作部514は、例えば接触によりON/OFFと切り替え可能なタッチスイッチから成り、作動させる電源スイッチ515の他、作動時間を任意に設定可能なタイマースイッチ516を設けると良い。
水電解装置51によれば、電源スイッチ515をオンにして、タイマースイッチ516で例えば5分に設定すると、5分間だけ電源部54から電解セル52に給電されて精製水の電解が行われる。すると、約300mlほど水素ガスが発生し、水素配管57の先端にある注入ノズル40を接続した前述の各種キャップ20等を介して容器10内に水素ガスが加圧下で注入される。容器10が通常の容量(例えば500ml)のペットボトルであれば、必要な量の水素ガスの注入は数十秒足らずで済む。水素配管57からの水素ガスの供給が所定の圧力を超えると、前述の圧力センサの検知に基づき、制御部55は自動的に電源部54をOFFにする。
以上のような水電解装置51は、通常の温度条件の使用における寿命が、例えば2000時間である場合には、1分間に50mlの水素ガスを発生させるとして、2000時間でトータル6000リットルの水素ガスを発生させることができる。よって、通常の使用状況であれば、1回あたり数十mlの水素ガスを発生させるとして、およそ5年ほど使用することができ、非常に低コストで多量の水素ガスを生成することができる。
もちろん、水素含有飲料生成システムには、前述の水電解装置51以外の他の水電解装置を用いても良く、その大きさを含めて様々な形態のものでも良い。さらに、前述したが水素ガス供給源50は水電解装置に限られることなく、水素ガスを高圧で予め封入した水素ボンベや、水素を吸蔵し可逆的に水素を放出することができる水素吸蔵合金を備える装置等を用いても良い。
水素含有飲料生成システムは、前記水電解装置51と注入ノズル40、それに各種キャップ20等、あるいは弾性体シート34、さらには市販のペットボトルではない専用の容器10等を適宜組み合わせて、家庭用として販売することができる。市販のペットボトルを容器10として利用する場合には、各種キャップ20等を組み合わせ、市販のペットボトルとそのキャップをそのまま利用する場合には、各種キャップ20等ではなく弾性体シート34を組み合わせると良い。
このように、水素含有飲料生成システムのうち、特に水電解装置51を小型で比較的安価なものとすれば、一般家庭用としても広く普及させることができる。これにより、酸化ストレスの抑制等の優れた効果を奏する水素含有飲料を容易に生成することが可能となる。かかる水素含有飲料を摂取することで、体内における活性酸素を中和することができ、様々な病気を予防することが可能となる。なお、水素ガス供給源50が大型だったり高価な場合には、ペットボトルを販売しているコンビニエンスストア等の店舗やスポーツクラブ等に設置して、様々な形態で利用できるようにしても良い。
水素含有飲料生成システムの利用者は、生成された水素含有飲料を直ぐ飲む場合には、水素が漏れることなく豊富に含む飲料を体内に取り込むことができる。ただし、水素含有飲料を直ぐに消費せず所定期間保存する場合には、容器10を立てた状態ではなく、横に寝かせた状態で保存すると良い。このような容器10を寝かせた姿勢では、容器10内の気相が口部11に貯まって導入部30の弾性体31等に接することがなく、口部11や導入部30等は、内容物である例えば飲料によって満たされる。よって、弾性体31等の穿刺孔がたとえ閉じられているとしても、その僅かな隙間から外部への水素が徐々に漏れ出ることも極力防止することができる。
また、容器10としてのペットボトルは、水素を透過させることが知られており、内部に充填してある飲料に溶存した水素も経時的に抜けることが想定される。しかしながら、本発明によれば、ペットボトル内の飲料中には加圧した状態で充分な量の水素を溶存させているため、ペットボトル内のガスが経時的に多少抜けたとしても、飲料中に溶存している水素濃度そのものは、数日間に亘り維持することができ、特に問題はないと言える。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は前述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、前記キャップ本体21等において弾性体31等の一部が外部に表出する部分に覆い被さり、当該部位を無防備に露出させることなく、塵埃等との接触による汚染を防ぐカバーを開閉可能に付加しても良い。また、容器10はペットボトル以外にも、例えば、金属缶やアルミパウチ等を採用しても良い。さらに、容器10内の内容物も飲料に限られることなく、後から容器10内に充填するものも水素ガスに限られることはない。
本発明は、内容物を密閉可能な様々なタイプの容器に適用することができる。
10…容器
11…口部
12…雄ねじ部
20…キャップ
20A…キャップ
20B…キャップ
20C…キャップ
20D…キャップ
20E…キャップ
21…キャップ本体
21A…キャップ本体
21B…キャップ本体
21C…キャップ本体
21D…キャップ本体
21E…キャップ本体
22…雌ねじ部
23…天部
24…連通口
25…保持部
26…円筒部
27…受け部
28…保持部
30…導入部
30A…導入部
30B…導入部
30C…導入部
30D…導入部
30E…導入部
31…弾性体
31A…弾性体
31B…弾性体
31C…弾性体
31D…弾性体
32,33…スリット
34…弾性体シート
40…注入ノズル
41…チューブ
50…水素ガス供給源
51…水電解装置
52…電解セル
53…タンク
54…電源部
55…制御部
60…アタッチメント
61…天部
62…管部
70…逆止弁

Claims (6)

  1. 内容物を密閉可能な容器の口部を塞ぐための開閉可能なキャップにおいて、
    キャップ本体と、該キャップ本体に一体に設けられ、該キャップ本体で前記口部を閉じた密閉状態で外部から気体または液体を容器内に注入可能な導入部とを備え、
    前記導入部は、気体または液体の供給源から延びる注入ノズルに接続され、該接続に伴ない気体または液体を受け入れる連通状態となる一方、接続が解除されると容器内の内容物を外部に漏らさない閉鎖状態となることを特徴とするキャップ。
  2. 前記キャップ本体は、前記容器の口部開口面に重なる天部に、該天部に開設された連通口を塞ぐ状態で、前記導入部を成す弾性体を取り付けて成り、
    前記弾性体は、前記注入ノズルで穿刺可能であり、該注入ノズルを穿刺した接続時はその外周に圧着する一方、該注入ノズルを取り外した時は穿刺孔を塞ぐ弾性力を持つことを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記キャップ本体は、前記容器の口部開口面に重なる天部の外面側に、そのままシート状の弾性体を貼り付けて前記導入部とし、
    前記弾性体は、その下の前記天部と共に前記注入ノズルで穿刺可能であり、該注入ノズルを穿刺した接続時はその外周に圧着する一方、該注入ノズルを取り外した時は穿刺孔を塞ぐ弾性力を持つことを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  4. 前記キャップ本体に対して軸心が一致する状態で外側から装着可能な別体のアタッチメントを備え、
    前記アタッチメントは、その内側に前記キャップ本体に装着する時に弾性体を臨むように先端側が突出した管部を有し、該管部の基端側は外側に突出して前記注入ノズルを接続可能であり、
    前記アタッチメントを前記キャップ本体に装着する動作に伴って、前記管部が前記注入ノズルの代わりに前記弾性体に穿刺されることを特徴とする請求項2または3に記載のキャップ。
  5. 前記キャップ本体は、前記容器の口部開口面に重なる天部に、その外面側と内面側に連通する前記導入部を成す逆止弁を有し、
    前記逆止弁は、前記天部の外面側の部位に前記注入ノズルを接続可能であり、該注入ノズルを接続した時は前記供給源からの気体または液体を受け入れる一方、該注入ノズルを取り外した時は容器内の内容物を外部に漏らさないことを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のキャップを含む水素含有飲料生成システムにおいて、
    前記容器は、ペットボトルを代用したものであり、
    前記キャップは、前記ペットボトルの口部に適用可能であり、
    前記供給源は、水素ガスを供給する水素ガス供給源であり、
    前記容器内に充填してある飲料に対して、前記キャップを介して前記水素ガス供給源からの水素ガスを注入して溶解させることにより、水素含有飲料を生成することを特徴とする水素含有飲料生成システム。
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