JP2016077744A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
また、このようなボーナス遊技状態は、所定の終了条件が充足された場合に、終了させるようになっている。例えば、従来の遊技機においては、ボーナス遊技状態中に、メダルの払出枚数が「464」枚に達した場合に、終了させるようになっている(特許文献1参照)。
前記停止制御手段は、前記当選役決定手段により特別遊技当選役が決定されたことを条件に、前記停止操作検出手段により所定のタイミングで停止操作が検出された場合、前記特別遊技当選役に対応する特別図柄の組み合わせが表示される図柄の停止制御を行い、前記遊技状態移行手段は、前記判定手段により前記特別図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合に、前記遊技状態設定手段が設定する遊技状態を前記特別遊技状態に移行させ、また、前記高確率遊技状態移行抽選手段により前記高確率遊技状態への移行に当選した場合に、前記特別遊技状態の終了後に、前記遊技状態設定手段が設定する遊技状態を前記高確率遊技状態に移行させ、前記当選役決定手段は、前記特別遊技状態中に、前記高確率遊技状態移行抽選手段による抽選に当選している場合、前記高確率遊技状態への移行当選を報知する高確率遊技状態移行報知役を、前記当選役として決定可能とし、前記停止制御手段は、前記当選役決定手段により前記高確率遊技状態移行報知役が決定されたことに基づいて、前記高確率遊技状態移行報知役に係る図柄の組み合わせを前記図柄表示手段に表示可能に停止制御を行うことを特徴とする。
前記停止制御手段は、前記当選役決定手段により前記高確率遊技状態移行報知役が決定された際、前記停止操作検出手段により前記高確率遊技状態移行報知役の成立用の操作順序で前記停止操作が検出された場合、前記高確率遊技状態移行報知役に係る図柄の組み合わせを前記図柄表示手段に表示されるように前記停止制御を行うことを特徴とする。
なお、本実施の形態においては、入賞により、当該遊技(一遊技)に要したメダル枚数と、同一のメダル枚数が払い出される当選役を、「等倍役」という。また、この等倍役の当選確率が、通常の遊技状態(後述する一般遊技状態)よりも高確率で当選する状態を、「等倍役高確率状態」、あるいは、「TK」という。
まず、図1〜図3を用いて、本発明における遊技機1の構成について具体的に説明する。図1は、遊技機の正面図の一例を示す図であり、図2は、キャビネット2の内部構造の一例を示す図である。また、図3は、前面扉の裏面の一例を示す図である。
本実施の形態における遊技機1は、後述のキャビネット2と、前面扉3等から構成されている。
キャビネット2は、略矩形状の箱体であって、正面側に開口を有する。また、キャビネット2の正面左側に設けられた蝶番機構2aにより、前面扉3を開閉可能に軸支する。
鍵穴4は、前面扉3の中央右側に設けられ、図示しない施錠装置により前面扉3を開錠するために設けられている。ここで、遊技店の店員等がメンテナンス作業や、設定値の変更等を行う場合に、前面扉3に設けられている図示しない施錠装置の開錠が行われる。まず、前面扉3の鍵穴4に図示しない専用の鍵を挿入して時計回り方向に所定角度回動することにより開錠する。次に、前面扉3を開放し、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業を行う。そして、メンテナンス作業や、設定値の変更等が終了すると、前面扉3を閉じることにより施錠される。
サイドランプ5は、前面扉3の正面視左右両端に設けられるとともに、高輝度発光ダイオードを内蔵している。また、サイドランプ5は、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、サイドランプ5は、後述の演出制御基板410により、演出制御基板410、ランプ制御部430を介して点灯又は点滅する制御が行われる。なお、サイドランプ5は、前面扉3の正面視左側にサイドランプ5aを有し、前面扉3の正面視右側にサイドランプ5bを有している。
メダル投入口6は、後述の十字キー19の正面視右側に設けられ、遊技者がメダルを投入するために設けられている。
1BETボタン7は、後述のスタートランプ23の下方に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、「1」枚のメダルを遊技に使用するために設けられている。
MAX−BETボタン8は、1BETボタン7の正面視右側に設けられ、貯留(クレジット)されたメダルのうち、一遊技(1ゲーム)において使用可能な最大枚数のメダルを遊技に使用するために設けられている。ここで、本実施の形態において、一遊技において、使用可能なメダルの最大値は「3」枚である。
精算ボタン9は、1BETボタン7の下方に設けられ、遊技者が獲得したメダルのうち、貯留されているメダルの精算を行うために設けられている。なお、本実施の形態において、貯留可能なメダルの最大枚数は「50」枚である。
スタートレバー10は、精算ボタン9の正面視右側に設けられている。また、スタートレバー10は、後述の左リール17a,中リール17b,右リール17cの回転を開始する契機となる開始操作を検出するために設けられている。ここで、遊技者による開始操作が検出されたことに基づいて、後述のメイン制御基板300は、ハード乱数を取得する処理や、後述の左リール17a,中リール17b,右リール17cの回転を開始する処理等を行う。また、スタートレバー10の握り玉の部分は、透光性を有する樹脂により形成されており、握り玉部には、後述のスタートレバー演出用ランプ42が内蔵されている。そして、後述の演出制御基板410は、所定の条件が充足されたことに基づいて、スタートレバー演出用ランプ42の点灯・点滅制御を行う。これにより、遊技者の視覚に訴える演出が行われる。
左停止ボタン11は、スタートレバー10の正面視右側に設けられている。また、左停止ボタン11は、遊技者により後述の左リール17aの回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
中停止ボタン12は、左停止ボタン11の正面視右側に設けられている。また、中停止ボタン12は、遊技者により後述の中リール17bの回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
右停止ボタン13は、中停止ボタン12の正面視右側に設けられている。また、右停止ボタン13は、遊技者により後述の右リール17cの回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
なお、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13は、停止ボタンユニット14によりユニット化されている。
返却ボタン15は、停止ボタンユニット14の正面視右側に設けられている。また、返却ボタン15は、メダル投入口6に投入されたメダルが後述のセレクター16に詰まった場合に、詰まったメダルを返却するために設けられている。
セレクター16は、メダル投入口6の内部に設けられ、メダル投入口6に投入されたメダルの材質や形状等が適正であるか否かを判別するために設けられている。また、セレクター16には、適正なメダルの通過を検出するためのメダルセンサ16sが設けられている。そして、このメダルセンサ16sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルであると判別された場合には、当該適正なメダルを後述のホッパーガイド部材522により、後述のホッパー520へ案内する。一方で、メダルセンサ16sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルでないと判別された場合には、後述のガイド部材523により後述のメダル払出口33から排出する。
左リール17aは、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、左リール17aの円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、左リール17aは、後述の左ステッピングモータ101を励磁することにより回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
中リール17bは、キャビネット2の内部に設けられており、左リール17aと同様に、円筒状の構造を有している。また、中リール17bの円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、中リール17bは、後述の中ステッピングモータ102を励磁することにより回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
右リール17cは、キャビネット2の内部に設けられており、左リール17a,中リール17bと同様に、円筒状の構造を有している。また、右リール17cの円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、右リール17cは、後述の右ステッピングモータ103を励磁することにより回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
演出ボタン18は、MAX−BETボタン8の正面視右側に設けられており、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。また、演出ボタン18は、演出ボタン検出スイッチ18swが接続されており、後述のサブ制御基板400は、演出ボタン検出スイッチ18swが演出ボタン18の操作を検出した場合に、後述の演出制御基板410を介して、後述の液晶表示装置46の制御を行う。なお、演出ボタン18を設けずに、1BETボタン7や、MAX−BETボタン8を演出ボタン18と共用とすることもできる。この場合において、後述のメイン制御基板300は、(a)1BETスイッチ7swにより1BETボタン7の操作が検出された場合、(b)MAX−BETスイッチ8swによりMAX−BETボタン8の操作が検出された場合に、後述のサブ制御基板400に対して所定のコマンドを送信する制御を行う。そして、後述のサブ制御基板400は、所定のコマンドを受信したことに基づいて、後述の液晶表示装置46の制御等を行う。これにより、別途演出ボタン18を設ける必要が無いため、部品点数を削減することができる。
十字キー19は、演出ボタン18の正面視右側に設けられており、少なくとも二方向(通常四方向)へ押圧操作が可能であり、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。また、十字キー19は、十字キー検出スイッチ19swが接続されており、後述のサブ制御基板400は、十字キー検出スイッチ19swが十字キー19の操作を検出した場合に、後述の演出制御基板410を介して、後述の液晶表示装置46の制御を行う。
パネル20は、表示窓21と、演出用ランプ22、スタートランプ23、BETランプ24、貯留枚数表示器25、遊技状態表示ランプ26、払出枚数表示器27、投入可能表示ランプ28、等倍役表示ランプ29及び停止操作順序表示ランプ30の発光等を視認可能とする透過領域から構成されている。
表示窓21は、パネル20の中央部に設けられ、リール17を視認可能とするために設けられている。具体的には、パネル20のうち、表示窓21に該当する領域を透過させることにより、リール17の周面に描かれた図柄を視認可能としている。
演出用ランプ22は、パネル20の左右両端の透過部分の背面側に設けられており、所定の条件下で発光することにより、現在の状態(例えば、後述のBB状態)を報知するために設けられている。より具体的には、演出用ランプ22は、第1演出用ランプ22a、第2演出用ランプ22b、第3演出用ランプ22c、第4演出用ランプ22d、第5演出用ランプ22e、第6演出用ランプ22f、第7演出用ランプ22g、第8演出用ランプ22h、第9演出用ランプ22i、第10演出用ランプ22jを有している。第1演出用ランプ22a〜第5演出用ランプ22eは、表示窓21の正面視左側に設けられており、第6演出用ランプ22f〜第10演出用ランプ22jは、表示窓21の正面視右側に設けられている。
スタートランプ23は、1BETボタン7の上部に設けられており、スタートレバー10の開始操作を受け付けることが可能であるか否かを報知するために設けられている。具体的には、後述のメイン制御基板300は、「3」枚BET遊技中であれば、(a)メダル投入口6にメダルが「3」枚投入された場合、(b)貯留されているメダルの枚数が「3」枚以上の状態で、1BETボタン7,MAX−BETボタン8の操作がなされたことにより、投入枚数が「3」枚となった場合、(c)等倍役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されている場合に、スタートランプ23を点灯することにより、スタートレバー10による開始操作を受け付けることが可能である旨を報知する制御を行う。
BETランプ24は、スタートランプ23の正面視右側に設けられており、遊技に使用するメダルの投入枚数を報知するために設けられている。また、BETランプ24は、第1BETランプ24a、第2BETランプ24b、第3BETランプ24cを有しており、スタートランプ23の正面視右側に、下からそれぞれ第1BETランプ24a、第2BETランプ24b、第3BETランプ24cが設けられている。
貯留枚数表示器25は、BETランプ24の正面視右側に設けられている。また、貯留枚数表示器25は、遊技者のメダルであって、遊技機1に貯留されているメダルの貯留枚数を表示するために設けられている。
遊技状態表示ランプ26は、貯留枚数表示器25の正面視右側に設けられている。また、遊技状態表示ランプ26は、第1遊技状態表示ランプ26a、第2遊技状態表示ランプ26b、第3遊技状態表示ランプ26cを有し、メイン制御基板300による発光制御がなされることにより、現在の遊技状態が報知される。なお、第3遊技状態表示ランプ26cは、特に確変遊技状態に関する情報を報知する確変表示ランプとして使用される。
払出枚数表示器27は、遊技状態表示ランプ26の正面視右側に設けられている。また、払出枚数表示器27は、メダル投入口6に投入したメダル枚数又は1BETボタン7,MAX−BETボタン8を操作することにより有効化された有効ライン上に揃った図柄の組み合わせに応じて払い出されるメダルの払出枚数を表示するために設けられている。また、払出枚数表示器27は、遊技機1がエラー状態となった場合に、エラー状態になったことを表示するために設けられている。
投入可能表示ランプ28は、払出枚数表示器27の正面視右側に設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に投入されたメダルを貯留することが可能である場合には、投入可能表示ランプ28を点灯させる制御を行う。一方、後述のメイン制御基板300は、メダル投入口6に投入されたメダルを貯留することが不可能である場合には、投入可能表示ランプ28を消灯させる制御を行う。
等倍役表示ランプ29は、投入可能表示ランプ28の下方に設けられている。また、等倍役表示ランプ29は、有効ライン上に後述の等倍役に係る図柄の組み合わせが表示された場合に点灯する。これにより、遊技者に対して、有効ライン上に「等倍役」に係る図柄の組み合わせが表示されたことと、遊技者に対して、メダルを投入することなく、次の遊技を行うことが可能である旨を報知している。
停止操作順序表示ランプ30は、表示窓21の下部に設けられている。また、停止操作順序表示ランプ30は、左リール17aの下方に設けられた左停止操作順序表示ランプ30aと、中リール17bの下方に設けられた中停止操作順序表示ランプ30bと、右リール17cの下方に設けられた右停止操作順序表示ランプ30cと、を有している。また、停止操作順序表示ランプ30は、後述のメイン制御基板300により決定された当選エリアに基づいて、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13の最適な停止操作順序を遊技者に対して報知するために設けられている。具体的には、左停止ボタン11を停止操作することが最適なタイミングである場合には、左停止操作順序表示ランプ30aを点灯又は点滅させ、中停止ボタン12を停止操作することが最適なタイミングである場合には、中停止操作順序表示ランプ30bを点灯又は点滅させ、右停止ボタン13を停止操作することが最適なタイミングである場合には、右停止操作順序表示ランプ30cを点灯又は点滅させることにより最適な停止操作順序の報知を行う。
腰部パネル31は、停止ボタンユニット14の下方に設けられ、機種名やモチーフ等を遊技者へ認識させるために設けられている。具体的には、登場キャラクタの絵などが描かれている。また、腰部パネル31の背面には図示しないライトが設けられており、当該図示しないライトを発光させることにより、遊技機1の機種名やモチーフ等を遊技者へ認識し易くしている。
受皿ユニット32は、腰部パネル31の下方に設けられており、後述のメダル払出口33から排出されたメダルを受け入れて貯留するために設けられている。
メダル払出口33は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、メダルの払出を行う場合において、後述のホッパー520を駆動した際に、ホッパー520により払い出されるメダルを排出するために設けられている。また、メダルセンサ16sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルでないと判別された場合や、メダルの投入受付禁止時において、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、メダル投入口6に投入されたメダルを、メダル払出口33を介して受皿ユニット32に排出するために設けられている。
下部スピーカ34は、前面扉3の背面側にメダル払出口33の左右両側となるように設けられており、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。また、下部スピーカ34は、メダル払出口33の正面視左側に、左下部スピーカ34aを有し、メダル払出口33の正面視右側に、右下部スピーカ34bを有している。
上部スピーカ35は、前面扉3の背面側に後述の液晶表示装置46の左右両側となるように設けられており、下部スピーカ34と同様に、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。また、上部スピーカ35は、液晶表示装置46の正面視左側に、左上部スピーカ35aを有し、液晶表示装置46の正面視右側に、右上部スピーカ35bを有している。
設定表示部36は、現在の設定値を表示するために設けられている。具体的には、図示しない設定変更用の鍵を図示しない鍵穴に挿入した状態で所定角度回動させると、メイン制御基板300は、現在設定されている設定値を設定表示部36に表示する制御を行う。
設定変更ボタン37は、設定値を変更するために設けられている。ここで、設定値を変更する方法は、まず、上述した通り、図示しない設定変更用の鍵を鍵穴に挿入した状態で所定角度回動させることにより、現在設定されている設定値が設定表示部36に表示される。次に、設定変更ボタン37を操作することにより、設定表示部36に表示されている設定値が切替表示されるので、決定したい設定値が設定表示部36に表示されるまで設定変更ボタン37を繰り返し操作する。そして、決定したい設定値が設定表示部36に表示されている状態で、スタートレバー10を操作する。次に、回動されている設定変更用の鍵を抜差可能な角度に戻す操作を行う。これらの操作を行うことにより、設定値が変更される。
液晶表示装置46は、リール17の上方に設けられ、動画像・静止画像等を表示する演出を行うために設けられている。また、液晶表示装置46は、後述の内部抽選処理の結果に係る情報を報知したり、入賞に係る図柄の組み合わせを有効ライン上に停止表示させるために必要な情報を報知したりするために設けられている。具体的には、液晶表示装置46は、停止操作順序表示ランプ30と同様に、後述のメイン制御基板300により決定された当選エリアに基づいて、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13の最適な停止操作順序を遊技者に対して報知する。
逆押し報知ランプ51は、投入可能表示ランプ28の正面視右側に設けられている。また、逆押し報知ランプ51は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13による停止操作を、特定の順序で行うことが遊技者に有利である特定操作順有利状態であることを報知するものである。具体的には、逆押し報知ランプ51は、後述する内部抽選処理により、右停止ボタン13をはじめの操作すること(以下、逆押しともいう)が遊技者に有利な当選役が決定された場合に、点灯又は点滅させることにより逆押しが遊技者に有利であることの報知を行う。
メイン制御基板300は、キャビネット2の内部であって、リール17の上方に設けられており、遊技機1の制御を行うために設けられている。なお、メイン制御基板300についての詳細は後述する。
サブ制御基板400は、前面扉3の裏面上方に設けられており、液晶表示装置46や、下部スピーカ34,上部スピーカ35の制御を行うために設けられている。なお、サブ制御基板400についての詳細は後述する。
電源装置510は、キャビネット2の内部であって、正面視左側の下部に設けられており、遊技機1に電力を供給するために設けられている。
ホッパー520は、キャビネット2の内部であって、電源装置510の正面視右側に設けられており、遊技者に対してメダルを払い出すために設けられている。また、ホッパー520は、後述のメイン制御基板300からの所定の信号に基づいて、駆動制御が行われる。また、後述の電源基板500は、ホッパーに設けられたメダルセンサ(図示せず)により、所定枚数のメダルが排出されたか否かを判断し、所定枚数のメダルが排出されたと判断された場合に、メイン制御基板300に対して、所定枚数のメダルの払出が完了した旨の信号を送信する。これにより、後述のメイン制御基板300は、所定枚数のメダルの払出が完了したことを認識することができる。
排出スリット521は、ホッパー520に設けられており、ホッパー520からメダルを排出するために設けられている。
ホッパーガイド部材522は、メダルセンサ16sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルであると判別された場合に、当該判別されたメダルをホッパー520へ案内するために設けられている。
ガイド部材523は、メダル投入口6に異物が投入された場合や、メダルセンサ16sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルでないと判別された場合に、異物や、適正なメダルでないと判別されたメダルをメダル払出口33へ案内するために設けられている。
払出ガイド部材524は、ホッパー520の排出スリット521から排出されたメダルを受皿ユニット32のメダル払出口33側に案内するために設けられている。
補助貯留部530は、ホッパー520に貯留されているメダルが溢れた場合に、溢れたメダルを収納するために設けられている。
次に、図4を用いて、本発明における遊技機1の構成について具体的に説明する。
メイン制御基板300は、メインCPU301、メインROM302、メインRAM303、メイン乱数発生器304、メインI/F回路305を有している。また、メイン制御基板300には、設定表示部36、設定変更スイッチ37sw、外部集中端子板38が接続されている。なお、「I/F」とは、「インタフェース」の略称である。
メインCPU301は、メインROM302に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、リール制御基板100、中継基板200、サブ制御基板400、電源基板500に対して所定の信号を送信する。
メインROM302は、メインCPU301により実行される制御プログラム、当選エリア決定テーブル等のデータテーブル、サブ制御基板400に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶している。具体的には、メインROM302は、後述の図柄配置テーブル(図5参照)、後述の図柄コードテーブル(図6参照)、後述の図柄組み合わせテーブル(図7参照)、後述の一般遊技状態用当選エリア決定テーブル(図9参照)、後述の第一確変遊技状態用当選エリア決定テーブル(図10参照)、後述の第二確変遊技状態用当選エリア決定テーブル(図11参照)、後述の第三確変遊技状態用当選エリア決定テーブル(図12参照)、後述の超高確変遊技状態用当選エリア決定テーブル(図13参照)、後述の通常RB遊技状態用当選エリア決定テーブル(図14(a)参照)、後述の確変RB遊技状態用当選エリア決定テーブル(図14(b)参照)、後述の通常第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブル(図15(a)参照)、後述の確変第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブル(図15(b)参照)、後述の通常第二BB遊技状態用当選エリア決定テーブル(図16(a)参照)、後述の確変第二BB遊技状態用当選エリア決定テーブル(図16(b)参照)、後述の優先順位テーブル(図17参照)等を記憶している。
メインRAM303は、メインCPU301によるプログラムの実行により決定された各種データを格納する格納領域が設けられている。具体的には、メインRAM303には、(a)後述のサブ制御基板400に対してコマンドを送信するための演出用伝送データ格納領域、(b)等倍役が入賞した旨を記憶するための等倍役入賞フラグ格納領域、(c)後述の内部抽選処理を行う際に、後述のメイン乱数発生器304により抽出した乱数値を記憶するための当選エリア決定用乱数値格納領域、(d)遊技状態を格納するための遊技状態格納領域、(e)後述の内部抽選処理を行う際に、当選番号を記憶するための当選番号格納領域、(f)左ステッピングモータ101,中ステッピングモータ102,右ステッピングモータ103により、リール17が回転している状態において、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13が操作された際に取得する押圧基準位置を記憶する押圧基準位置格納領域、(g)メダル投入口6に投入されたメダルの枚数を記憶するメダル投入枚数格納領域、(h)後述の内部抽選処理により決定された当選エリアに係る情報を記憶する当選エリア格納領域等の格納領域が設けられている。
内部当選役格納領域は、ビット「0」からビット「7」からなる「8」ビットの記憶領域を有している。そして、ビット「0」からビット「7」は、それぞれ第一BB、第二BB、RB、ベル、スイカ、プラム、チェリー、スターの当選役を示し、ビットの値が「1」となっている箇所の当選役に当選していることを示すものである。
メイン乱数発生器304は、当選エリア等を決定するための乱数を生成するために設けられている。ここで、本実施の形態において、メイン乱数発生器304は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
メインI/F回路305は、メイン制御基板300と、リール制御基板100、中継基板200、サブ制御基板400、電源基板500間での信号(コマンド)の送受信を行うための回路である。
設定変更スイッチ37swは、設定変更ボタン37が操作されたことを検出するためのスイッチである。また、図示しない設定変更用の鍵を鍵穴に挿入した状態で所定角度回動させた状態において、設定変更スイッチ37swにより、設定変更ボタン37の操作が検出された場合に、メインCPU301は、設定表示部36に設定値を切替表示する制御を行う。
外部集中端子板38は、遊技機1の内部に設けられ、図示しないホールコンピュータ等の遊技機1の外部に対して、(a)遊技に使用したメダルの枚数を特定可能なメダル投入信号、(b)遊技者に対して払い出したメダルの枚数を特定可能なメダル払出信号、(c)リール17の回転が開始したことを特定可能なリール回転開始信号、あるいは、遊技の開始を許可したゲーム開始信号、(d)後述のボーナス遊技状態に移行した旨を特定可能なボーナス状態信号、(e)後述のTK中か、または、ボーナス遊技状態中である旨を特定可能なボーナスまたはTK中信号、(f)後述の確変遊技状態中か、または、ボーナス遊技状態中である旨を特定可能なボーナスまたは確変中信号、(g)不正行為が行われたことが特定可能なセキュリティ信号等を出力するために設けられている。
中継基板200には、1BETスイッチ7sw、MAX−BETスイッチ8sw、精算スイッチ9sw、スタートスイッチ10sw、左停止スイッチ11sw、中停止スイッチ12sw、右停止スイッチ13sw、メダルセンサ16s、スタートランプ23、BETランプ24、貯留枚数表示器25、遊技状態表示ランプ26、払出枚数表示器27、投入可能表示ランプ28、等倍役表示ランプ29、逆押し報知ランプ51、セレクターセンサ39s、リセットキーセンサ40s、ドア開放センサ41sが接続されている。
1BETスイッチ7swは、遊技者による1BETボタン7の操作を検出するためのスイッチである。また、1BETスイッチ7swにより、遊技者による1BETボタン7の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、遊技者が貯留しているメダルから「1」枚のメダルを使用する制御を行う。
MAX−BETスイッチ8swは、遊技者によるMAX−BETボタン8の操作を検出するためのスイッチである。また、MAX−BETスイッチ8swにより、MAX−BETボタン8の遊技者による操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、遊技者が貯留しているメダルから「3」枚のメダルを使用する制御を行う。なお、1BETスイッチ7swと、MAX−BETスイッチ8swを総称して「BETスイッチ7sw,8sw」と記載する場合がある。
精算スイッチ9swは、遊技者による精算ボタン9の操作を検出するためのスイッチである。また、精算スイッチ9swにより、遊技者による精算ボタン9の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、電源基板500に対して、貯留しているメダルの返却を行う旨の信号を出力する。そして、電源基板500は、ホッパー520により、貯留しているメダルを返却する制御を行う。
スタートスイッチ10swは、遊技者によるスタートレバー10の操作を検出するためのスイッチである。また、スタートスイッチ10swにより、遊技者によるスタートレバー10の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、リール17の回転を開始する制御等を行う。
左停止スイッチ11swは、遊技者による左停止ボタン11の操作を検出するためのスイッチである。また、左停止スイッチ11swにより、遊技者による左停止ボタン11の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、回転中の左リール17aを停止する制御を行う。
中停止スイッチ12swは、遊技者による中停止ボタン12の操作を検出するためのスイッチである。また、中停止スイッチ12swにより、遊技者による中停止ボタン12の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、回転中の中リール17bを停止する制御を行う。
右停止スイッチ13swは、遊技者による右停止ボタン13の操作を検出するためのスイッチである。また、右停止スイッチ13swにより、遊技者による右停止ボタン13の操作が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、回転中の右リール17cを停止する制御を行う。
メダルセンサ16sは、メダル投入口6に適正なメダルが投入されたことを検出するためのセンサである。また、メダルセンサ16sにより、正常なメダルの通過が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、メダルが投入された時に行われる処理を行う。
セレクターセンサ39sは、不正行為を検出するためのセンサである。また、セレクターセンサ39sにより、不正行為が検出された場合に、中継基板200は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、不正行為を検出した時に行われる処理を行う。
リセットキーセンサ40sは、鍵穴4に図示しない専用の鍵が挿入され、反時計回り方向に所定角度回動されたことを検出するためのセンサである。また、リセットキーセンサ40sにより、鍵穴4に図示しない専用の鍵が挿入され、反時計回り方向に所定角度回動されたことが検出された場合において、中継基板200は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して所定の信号を送信する。そして、メインCPU301は、中継基板200から所定の信号を受信したことに基づいて、エラー状態から復帰する制御を行う。
ドア開放センサ41sは、鍵穴4の裏面側に設けられ、前面扉3の開放を検知するためのセンサである。なお、本実施の形態において、ドア開放センサ41sは、発光部と受光部からなり、鍵穴4に図示しない専用の鍵を挿入し、当該専用の鍵を時計回り方向に所定角度回動させると、図示しない施錠部が回動することとなる。そして、当該施錠部が回動することにより、発光部から発光された光が受光部に届かなくなる。これにより、ドア開放センサ41sは、前面扉3の開放を検知することとなる。
電源基板500には、電源装置510、ホッパー520、補助貯留部満タンセンサ530sが接続されている。
電源装置510は、電源ボタン511、及び電源スイッチ511swを有している。
電源ボタン511は、遊技店の店員等が遊技機1に電力を供給する操作を行うために設けられている。また、電源ボタン511は、電源スイッチ511swが接続されている。
電源スイッチ511swは、電源ボタン511が操作されたことを検出するためのスイッチである。また、電源スイッチ511swにより、電源ボタン511の操作が検出されたことに基づいて、遊技機1全体に電力を供給する。
補助貯留部満タンセンサ530sは、補助貯留部530に所定数を超えるメダルが貯留されたことを検出するためのセンサである。また、補助貯留部満タンセンサ530sにより補助貯留部530に所定数を超えるメダルが貯留されたことが検出された場合に、電源基板500は、メイン制御基板300のメインI/F回路305に対して、所定の信号を出力する。そして、メイン制御基板300が所定の信号を入力した場合には、エラー状態とする制御を行う。
リール制御基板100には、左ステッピングモータ101,中ステッピングモータ102,右ステッピングモータ103、左リールセンサ111s,中リールセンサ112s,右リールセンサ113sが接続されている。
左ステッピングモータ101は、左リール17aを回転駆動するために設けられる。また、左ステッピングモータ101は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。そして、左ステッピングモータ101の駆動力は、所定の減速比をもったギヤを介して左リール17aに伝達される。これにより、左リール17aは、左ステッピングモータ101に対して1回のパルスが出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メインCPU301は、リールインデックスを検出してから左ステッピングモータ101に対してパルスを出力した回数をカウントすることによって、左リール17aの回転角度を管理する。
中ステッピングモータ102は、中リール17bを回転駆動するために設けられる。また、中ステッピングモータ102は、左ステッピングモータ101と同様に、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。そして、中ステッピングモータ102の駆動力は、所定の減速比をもったギヤを介して中リール17bに伝達される。これにより、中リール17bは、中ステッピングモータ102に対して1回のパルスが出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メインCPU301は、リールインデックスを検出してから中ステッピングモータ102に対してパルスを出力した回数をカウントすることによって、中リール17bの回転角度を管理する。
右ステッピングモータ103は、右リール17cを回転駆動するために設けられる。また、右ステッピングモータ103は、左ステッピングモータ101,中ステッピングモータ102と同様に、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。そして、右ステッピングモータ103の駆動力は、所定の減速比をもったギヤを介して右リール17cに伝達される。これにより、右リール17cは、右ステッピングモータ103に対して1回のパルスが出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メインCPU301は、リールインデックスを検出してから右ステッピングモータ103に対してパルスを出力した回数をカウントすることによって、右リール17cの回転角度を管理する。
左リールセンサ111sは、発光部と受光部とを有する光センサにより、左リール17aが一回転したことを示すリールインデックスを検出するためのセンサである。
中リールセンサ112sは、発光部と受光部とを有する光センサにより、中リール17bが一回転したことを示すリールインデックスを検出するためのセンサである。
右リールセンサ113sは、発光部と受光部とを有する光センサにより、右リール17cが一回転したことを示すリールインデックスを検出するためのセンサである。
サブ制御基板400は、主として演出を制御するための基板である。また、サブ制御基板400は、サブI/F回路401、サブCPU402、サブ乱数発生器403、サブROM404、サブRAM405、RTC装置406を有している。また、サブ制御基板400には、演出ボタン検出スイッチ18sw、十字キー検出スイッチ19sw、演出制御基板410、及びアンプ制御基板440が接続されている。なお、「RTC」とは、「Real Time Clock」の略称である。また、「I/F」とは、メインI/F回路305でも用いたように、「インタフェース」の略称である。
演出ボタン検出スイッチ18swは、遊技者による演出ボタン18の操作を検出するためのスイッチである。また、演出ボタン検出スイッチ18swにより、遊技者による演出ボタン18の操作が検出された場合に、サブ制御基板400は、遊技者による演出ボタン18の操作に基づいた制御を行う。
十字キー検出スイッチ19swは、遊技者による十字キー19の操作を検出するためのスイッチである。また、十字キー検出スイッチ19swにより、遊技者による十字キー19の操作が検出された場合に、サブ制御基板400は、遊技者による十字キー19の操作に基づいた制御を行う。
サブI/F回路401は、メイン制御基板300のメインI/F回路305からの信号等を受信するために設けられている。
サブCPU402は、サブROM404に記憶されている演出用のプログラムを読み込み、メイン制御基板300からのコマンドや、演出ボタン検出スイッチ18swや、十字キー検出スイッチ19swの入力信号に基づいて所定の演算を行い、当該演算の結果を演出制御基板410やアンプ制御基板440に供給するために設けられている。
サブ乱数発生器403は、液晶表示装置46や、下部スピーカ34,上部スピーカ35等により行われる演出等を決定する際に用いられる乱数を発生させるために設けられている。
サブROM404は、演出を実行するためのプログラム、後述の演出決定テーブル(図23参照)等を記憶するために設けられている。また、サブROM404は、主に、プログラム記憶領域とテーブル記憶領域によって構成される。
サブRAM405は、サブCPU402の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。具体的には、メイン制御基板300から送信された当選エリア等の各種データを格納する格納領域や、決定された演出内容及び演出データを格納する格納領域が設けられている。具体的には、サブRAM405には、(a)サブ制御基板400により管理している状態を格納する状態番号格納領域、(b)停止しているリール17の数を記憶するための停止リール数格納領域、(c)決定した演出(演出No.)に関する情報を記憶するための演出情報格納領域等が設けられている。
RTC装置406は、後述のフレームカウンタ425により計数される計数値とは異なる計数間隔で所定のカウンタ値を計数するために設けられている。また、RTC装置406は、現在の日付や時刻を取得するために設けられている。
演出制御基板410は、主として演出を実行するための基板である。また、演出制御基板410は、画像制御部420と、ランプ制御部430により構成されている。
画像制御部420は、主として演出を行う時に、液晶表示装置46の表示を制御するために設けられている。また、画像制御部420は、VDP421、液晶制御CPU422、液晶制御ROM423、液晶制御RAM424、フレームカウンタ425、CGROM426、VRAM427、音源IC428、音源ROM429を有している。また、画像制御部420には、汎用基板45、ランプ制御部430が接続されている。なお、「VDP」とは、「Video Display Processor」の略称である。また、「CGROM」とは、「Character Generator Read Only Memory」の略称である。
汎用基板45は、画像制御部420と、液晶表示装置46との間に設けられており、画像データを表示させる際に所定の画像形式に変換して出力するブリッジ機能を有している。また、汎用基板45は、画像データを表示する液晶表示装置46の性能に対応する画像形式に変換するブリッジ機能を有している。例えば、SXGA(1280ドット×1080ドット)の19インチの液晶表示装置46を接続したときと、XGA(1024ドット×768ドット)の17インチの液晶表示装置46を接続したときとの解像度の違い等を吸収する。
VDP421は、いわゆる画像プロセッサであり、液晶制御CPU422からの指示に基づいて、第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域のうち「表示用フレームバッファ領域」から画像データを読み出す制御を行う。そして、読み出した画像データに基づいて、映像信号(例えば、LVDS信号やRGB信号)を生成して、汎用基板45に出力することにより、液晶表示装置46に画像を表示する制御が行われる。なお、VDP421は、図示しない制御レジスタ、CGバス I/F、CPU I/F、クロック生成回路、伸長回路、描画回路、表示回路、メモリコントローラ等を備えており、これらはバスによって接続されている。
液晶制御CPU422は、サブ制御基板400から受信したコマンドに基づいてディスプレイリストを作成し、このディスプレイリストをVDP421に対して送信するために設けられている。また、液晶制御CPU422は、CGROM426に記憶されている画像データを液晶表示装置46に表示させる制御を行う。
液晶制御ROM423は、マスクROM等で構成されており、液晶制御CPU422の制御処理のプログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、演出パターンのアニメーションを表示するためのアニメパターン、アニメシーン情報等が記憶されている。ここでいうアニメパターンは、演出パターンのアニメーションを表示するにあたり参照され、演出パターンに含まれるアニメシーン情報の組み合わせや各アニメシーン情報の表示順序等を記憶している。また、アニメシーン情報には、ウェイトフレーム(表示時間)、対象データ(スプライトの識別番号、転送元アドレス等)、パラメータ(スプライトの表示位置、転送先アドレス等)、描画方法、演出画像を表示する表示装置を指定した情報等の情報を記憶している。
液晶制御RAM424は、液晶制御CPU422に内蔵されている。また、液晶制御RAM424は、液晶制御CPU422の演算処理時におけるデータのワークエリアとしても機能し、液晶制御ROM423から読み出されたデータを一時的に記憶するために設けられている。
フレームカウンタ425は、電源基板500からの電力供給を受けてフレームカウンタ値を計数するために設けられている。また、フレームカウンタ425は、電源基板500からの電力の供給が停止されると、フレームカウンタ値の計数を停止する。そして、フレームカウンタ425は、電源基板500による電力の供給が再開されると、レジスタに登録しているフレームカウンタ値を初期化して計数を再開する。
CGROM426は、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、マスクROM等から構成されている。また、CGROM426は、所定範囲の画素(例えば、32ピクセル×32ピクセル)における画素情報の集合からなる画像データ(例えば、スプライト、ムービー)等を圧縮して記憶している。そして、この画素情報は、それぞれの画素毎に色番号を指定する色番号情報と、画像の透明度を示すα値とから構成されている。また、CGROM426は、VDP421によって画像データ単位で読み出しが行われ、フレームの画像データ単位で画像処理が行われる。さらに、CGROM426には、色番号を指定する色番号情報と実際に色を表示するための表示色情報とが対応づけられたパレットデータを圧縮せずに記憶している。
VRAM427は、SRAM(Static Random Access Memory)により構成されている。ここで、SRAMとは、読み込み、書き込みが可能なメモリであって、一時的にデータを保持するための揮発性メモリの一種である。そして、VRAM427をSRAMで構成することにより、画像データの書込や読出を高速で処理することができる。また、VRAM427は、任意領域、第一ディスプレイリスト領域、第二ディスプレイリスト領域、第一フレームバッファ領域及び第二フレームバッファ領域からなるメモリマップによって構成されている。
音源IC428は、音源ROM429から音声に関するプログラムやデータを読み込み、下部スピーカ34,上部スピーカ35を駆動するための音声信号を生成するために設けられている。
音源ROM429は、演出を実行するためのプログラムやデータを記憶するために設けられている。具体的には、音声に関するプログラムやデータ等を記憶している。
ランプ制御部430は、主として演出を行う時に、サイドランプ5、演出用ランプ22、停止操作順序表示ランプ30、スタートレバー演出用ランプ42を制御するための基板である。また、ランプ制御部430は、ランプ制御CPU431、ランプ制御ROM432、及びランプ制御RAM433を有している。また、ランプ制御部430には、サイドランプ5、演出用ランプ22、停止操作順序表示ランプ30、スタートレバー演出用ランプ42、ドライブ基板43が接続されている。
スタートレバー演出用ランプ42は、高輝度発光ダイオードからなり、所定の条件が充足されたことに基づいて、遊技者に対して視覚に訴える演出を行うために設けられている。ここで、ランプ制御部430は、後述の内部抽選処理において、所定の当選エリアが当選された場合等の所定の条件が充足されたことに基づいて、スタートレバー演出用ランプ42の点灯・点滅制御を行う。
ドライブ基板43は、演出装置44を可動する制御を行うための基板である。また、ドライブ基板43は、ランプ制御部430からの所定の信号を受信したことに基づいて、演出装置44を可動させる制御を行う。
演出装置44は、液晶表示装置46の背面側に設けられている。ここで、ランプ制御部430は、サブ制御基板400から所定の信号を受信したことに基づいて、ドライブ基板43を介して、演出装置44を液晶表示装置46の前面側に可動させる制御を行うことにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。また、演出装置44は、液晶表示装置46の前方で、上下動可能となっている。
ランプ制御CPU431は、ランプ制御ROM432に記憶されているランプやLEDの発光に関するプログラムやデータを読み込み、サイドランプ5、演出用ランプ22、停止操作順序表示ランプ30及びスタートレバー演出用ランプ42を発光するための信号を生成するために設けられている。また、ランプ制御CPU431は、ランプ制御ROM432に記憶されているプログラムやデータを読み込み、演出装置44や液晶表示装置46を可動する制御を行うための信号を生成し、ドライブ基板43に送信するために設けられている。
ランプ制御ROM432は、演出を実行するためのプログラムやデータを記憶するために設けられている。具体的には、ランプ制御ROM432は、サイドランプ5、演出用ランプ22、停止操作順序表示ランプ30及びスタートレバー演出用ランプ42の発光に関するプログラムやデータ等を記憶している。また、ランプ制御ROM432は、ドライブ基板43を介して演出装置44や、液晶表示装置46を可動するためのプログラムやデータ等を記憶している。
ランプ制御RAM433は、サイドランプ5、演出用ランプ22、停止操作順序表示ランプ30及びスタートレバー演出用ランプ42を発光制御する際の一時的な記憶領域として設けられている。また、ランプ制御RAM433は、ドライブ基板43を介して演出装置44や、液晶表示装置46を可動する際の一時的な記憶領域として設けられている。
アンプ制御基板440は、主として下部スピーカ34,上部スピーカ35から音声データを出力するための基板である。また、アンプ制御基板は、下部スピーカ用アンプ441、及び上部スピーカ用アンプ442が接続されている。
下部スピーカ用アンプ441は、音源IC428からの音声信号を増幅して下部スピーカ34に出力するために設けられている。
上部スピーカ用アンプ442は、音源IC428からの音声信号を増幅して上部スピーカ35に出力するために設けられている。
次に、図5に基づいて、図柄配置テーブルの説明を行う。
次に、図6に基づいて、図柄コードテーブルについて説明を行う。
次に、図7に基づいて、図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
また、本実施の形態において、「確変成立役」とは、当該「確変成立役」に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたことにより、後述する確変遊技状態への移行が成立する当選役である。すなわち、「確変成立役」の成立により、確変遊技状態への移行が発生する当選役である。
次に、図8に基づいて、当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係について説明を行う。
次に、図9〜図16に基づいて、当選エリア決定テーブルについて説明を行う。なお、本実施の形態において、メインCPU301は、遊技状態として、一般遊技状態、第一確変遊技状態、第二確変遊技状態、第三確変遊技状態、超高確変遊技状態、RB遊技状態、第一BB遊技状態、第二BB遊技状態等に、設定可能である。また、メインCPU301は、RB遊技状態を、通常RB遊技状態と、確変RB遊技状態と、に設定可能である。また、メインCPU301は、第一BB遊技状態を、通常第一BB遊技状態と、確変第一BB遊技状態と、に設定可能である。また、メインCPU301は、第二BB遊技状態を、通常第二BB遊技状態と、確変第二BB遊技状態と、に設定可能である。
一般遊技状態用当選エリア決定テーブルは、一般遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、一般遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図9に示す通り、当選エリア「ハズレ」、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、及び「チェリー」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、一般遊技状態においては、「スター」、「確変報知役」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」が当選エリアとして決定されることは無い。
なお、複数の当選役に当選している場合には、後述する優先順位テーブルと停止操作位置とに基づいて、図柄の停止位置が決定される。また、本実施の形態においては、「確変成立役」を、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、「チェリー」との重複役として、それぞれ「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」としたが、「確変成立役」を持ち越し役として、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」を設けずに、それぞれの抽選値を「ベル」、「スイカ」、「プラム」、「チェリー」の単独役に含めるようにしてもよい。
第一確変遊技状態用当選エリア決定テーブルは、第一確変遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、第一確変遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図10に示す通り、当選エリア「ハズレ」、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、及び「チェリー」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第一確変遊技状態においては、「スター」、「確変報知役」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」が当選エリアとして決定されることは無い。
これにより、第一確変遊技状態においては、一般遊技状態に比べ、「第一BB」、「第二BB」、および、「プラム」の当選役(単独役および重複役を含む)に高確率で当選するようになっている。
第二確変遊技状態用当選エリア決定テーブルは、第二確変遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、第二確変遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図11に示す通り、当選エリア「ハズレ」、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、及び「チェリー」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第二確変遊技状態においては、「スター」、「確変報知役」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」が当選エリアとして決定されることは無い。
これにより、第二確変遊技状態においては、一般遊技状態に比べ、「プラム」の当選役(単独役および重複役を含む)に高確率で当選するようになっている。
第三確変遊技状態用当選エリア決定テーブルは、第三確変遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、第三確変遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図12に示す通り、当選エリア「ハズレ」、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、及び「チェリー」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、第三確変遊技状態においては、「スター」、「確変報知役」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」が当選エリアとして決定されることは無い。
これにより、第三確変遊技状態においては、一般遊技状態に比べ、「第一BB」、および、「第二BB」の当選役(単独役および重複役を含む)に高確率で当選するようになっている。
超高確変遊技状態用当選エリア決定テーブルは、超高確変遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、超高確変遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図13に示す通り、当選エリア「ハズレ」、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、及び「チェリー」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、超高確変遊技状態においては、「スター」、「確変報知役」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」が当選エリアとして決定されることは無い。
通常RB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、通常RB遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、通常RB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図14(a)に示す通り、当選エリア「ベル」、「スイカ」、「プラム」、「チェリー」、及び、「スター」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、通常RB遊技状態においては、「ハズレ」、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「確変報知役」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」が当選エリアとして決定されることは無い。
確変RB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、確変RB遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、確変RB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図14(b)に示す通り、当選エリア「スター」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、確変RB遊技状態においては、「ハズレ」、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、「チェリー」、「確変報知役」が当選エリアとして決定されることは無い。
これにより、確変RB遊技状態においては、通常RB遊技状態に比べ、「スター」の当選役に高確率で当選するようになっている。このため、確変RB遊技状態においては、通常RB遊技状態に比べ、超高確変遊技状態への移行がし易くなっている。
通常第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、通常第一BB遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、通常第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図15(a)に示す通り、当選エリア「ハズレ」、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、「チェリー」、及び、「スター」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、通常第一BB遊技状態においては、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「確変報知役」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」が当選エリアとして決定されることは無い。
確変第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、確変第一BB遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、確変第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図15(b)に示す通り、当選エリア「ハズレ」、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、「チェリー」、「スター」、「確変報知役」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、確変第一BB遊技状態においては、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」が当選エリアとして決定されることは無い。
通常第二BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、通常第二BB遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、通常第二BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図16(a)に示す通り、当選エリア「ベル」、「スイカ」、「プラム」、「チェリー」、及び、「スター」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、通常第二BB遊技状態においては、「ハズレ」、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「確変報知役」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」が当選エリアとして決定されることは無い。
なお、本実施の形態においては、通常第一BB遊技状態におけるメダル獲得の期待値と、通常第二BB遊技状態におけるメダル獲得期待値と、を略同一としたが、これに限らず、双方の遊技状態で、メダルの獲得が同等に期待できるように、メダル獲得期待値を同一としてもよい。
確変第二BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、確変第二BB遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。また、確変第二BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図16(b)に示す通り、当選エリア「スター」、「ベル+確変成立役」、「スイカ+確変成立役」、「プラム+確変成立役」、「チェリー+確変成立役」に抽選値が規定されている。即ち、これら以外の抽選値は「0」であり、確変第一BB遊技状態においては、「ハズレ」、「第一BB」、「第二BB」、「第一BB+プラム」、「第二BB+プラム」、「RB」、「RB+プラム」、「ベル」、「スイカ」、「プラム」、「チェリー」、「確変報知役」が当選エリアとして決定されることは無い。
次に、図17に基づいて、優先順位テーブルについて説明を行う。
次に、図18に基づいて、確変抽選テーブルについて説明を行う。
確変抽選テーブルとは、確変抽選を行う際に用いる当選となる抽選値の範囲を規定したテーブルである。確変抽選とは、内部抽選処理により所定の当選役(ベル、スイカ、プラム、チェリー)が決定された際に、確変当選か否かを判定するものであり、この確変抽選に当選すると、ボーナス遊技状態の終了後に、確変遊技状態へ移行する。
なお、確変第二BB遊技状態にあっては、確変成立役を表示させた場合に、確変遊技状態へ移行し、確変成立役が表示させられなかった場合には、一般遊技状態へ移行する。また、通常ボーナス遊技状態中において、確変抽選に当選した場合には、ボーナス遊技状態の終了後に、確変遊技状態へ移行する。また、上記のように、一般遊技状態、確変遊技状態、通常ボーナス遊技状態において、内部抽選処理により所定の当選役(ベル、スイカ、プラム、チェリー)が決定されることを、確変抽選、すなわち、本願の高確率遊技状態への移行に係る抽選の「抽選条件」の一例とした。
一般遊技状態用確変抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、一般遊技状態において、ボーナス状態への移行時に確変ボーナス状態に移行することにより、確変ボーナス状態終了後に確変遊技状態に移行するか否かを抽選するために設けられている。ここで、一般遊技状態用確変抽選テーブルは、当選役と、当選役に応じた抽選値が規定されている。例えば、当選役として「スイカ」が決定された場合には、「410/65536」の確率で確変遊技状態への移行当選が決定される。
通常第一BB遊技状態用確変抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、通常第一BB遊技状態において、当該通常第一BB遊技状態終了後に確変遊技状態に移行するか否かを抽選するために設けられている。ここで、通常第一BB遊技状態用確変抽選テーブルは、当選役と、当選役に応じた抽選値が規定されている。例えば、当選役として「スイカ」が決定された場合には、「1638/65536」の確率で確変遊技状態への移行当選が決定される。なお、通常第一BB遊技状態において、確変遊技状態への移行当選が決定されると、当該通常第一BB遊技状態終了後には、第一確変遊技状態に移行されることとなる。
通常第二BB遊技状態用確変抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、通常第二BB遊技状態において、当該通常第二BB遊技状態終了後に確変遊技状態に移行するか否かを抽選するために設けられている。ここで、通常第二BB遊技状態用確変抽選テーブルは、当選役と、当選役に応じた抽選値が規定されている。例えば、当選役として「スイカ」が決定された場合には、「16/65536」の確率で確変遊技状態への移行当選が決定される。なお、通常第二BB遊技状態において、確変遊技状態への移行当選が決定されると、当該通常第二BB遊技状態終了後には、第二確変遊技状態に移行されることとなる。
通常RB遊技状態用確変抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、通常RB遊技状態において、当該通常RB遊技状態終了後に確変遊技状態に移行するか否かを抽選するために設けられている。ここで、通常RB遊技状態用確変抽選テーブルは、当選役と、当選役に応じた抽選値が規定されている。例えば、当選役として「スイカ」が決定された場合には、「16/65536」の確率で確変遊技状態への移行当選が決定される。なお、通常RB遊技状態において、確変遊技状態への移行当選が決定されると、当該通常RB遊技状態終了後には、第三確変遊技状態に移行されることとなる。
第一確変遊技状態用確変抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、第一確変遊技状態において、ボーナス状態への移行時に確変ボーナス状態に移行することにより、確変ボーナス状態終了後に確変遊技状態に移行するか否かを抽選するために設けられている。ここで、第一確変遊技状態用確変抽選テーブルは、当選役と、当選役に応じた抽選値が規定されている。例えば、当選役として「スイカ」が決定された場合には、「410/65536」の確率で確変遊技状態への移行当選が決定される。
第二確変遊技状態用確変抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、第二確変遊技状態において、ボーナス状態への移行時に確変ボーナス状態に移行することにより、確変ボーナス状態終了後に確変遊技状態に移行するか否かを抽選するために設けられている。ここで、第二確変遊技状態用確変抽選テーブルは、当選役と、当選役に応じた抽選値が規定されている。例えば、当選役として「スイカ」が決定された場合には、「410/65536」の確率で確変遊技状態への移行当選が決定される。
第三確変遊技状態用確変抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、第三確変遊技状態において、ボーナス状態への移行時に確変ボーナス状態に移行することにより、確変ボーナス状態終了後に確変遊技状態に移行するか否かを抽選するために設けられている。ここで、第三確変遊技状態用確変抽選テーブルは、当選役と、当選役に応じた抽選値が規定されている。例えば、当選役として「スイカ」が決定された場合には、「410/65536」の確率で確変遊技状態への移行当選が決定される。
超高確変遊技状態用確変抽選テーブルは、メインROM302に設けられており、超高確変遊技状態において、ボーナス状態への移行時に確変ボーナス状態に移行することにより、確変ボーナス状態終了後に確変遊技状態に移行するか否かを抽選するために設けられている。ここで、超高確変遊技状態用確変抽選テーブルは、当選役と、当選役に応じた抽選値が規定されている。例えば、当選役として「スイカ」が決定された場合には、「820/65536」の確率で確変遊技状態への移行当選が決定される。
次に、図19に基づいて、遊技状態移行決定テーブルについて説明を行う。
また、当選役「スター」に当選しておらず、当選役「赤セブン(重複役)」(当選エリア=「03」)に当選している場合、第一確変遊技状態に移行させ、確変遊技状態として「100」ゲームを付与する。また、当選役「赤セブン(単独役)」(当選エリア=「01」)に当選している場合、確変抽選に当選していれば、第一確変遊技状態に移行させ、確変遊技状態として「50」ゲームを付与し、確変抽選に当選していなければ、一般遊技状態に移行させる。また、当選役「青セブン(重複役)」(当選エリア=「04」)に当選している場合、第二確変遊技状態に移行させ、確変遊技状態として「50」ゲームを付与する。また、当選役「青セブン(単独役)」(当選エリア=「02」)に当選している場合、確変抽選に当選していれば、第二確変遊技状態に移行させ、確変遊技状態として「50」ゲームを付与し、確変抽選に当選していなければ、一般遊技状態に移行させる。また、当選役「RB(重複役)」(当選エリア=「06」)に当選している場合、第三確変遊技状態に移行させ、確変遊技状態として「50」ゲームを付与する。また、当選役「RB(単独役)」(当選エリア=「05」)に当選している場合には、確変抽選に当選していれば、第三確変遊技状態に移行させ、確変遊技状態として「50」ゲームを付与し、確変抽選に当選していなければ、一般遊技状態に移行させる。
次に、図20に基づいて、遊技状態移行図について説明を行う。
次に、図21に基づいて、移行条件による上記遊技状態の移行について、詳しく説明を行う。
また、確変第一BB遊技状態が終了した際には、第一確変遊技状態に移行させ、確変RB遊技状態が終了した際には、第三確変遊技状態に移行させる。なお、確変第一BB遊技状態中において、確変報知役に当選した場合、逆押し報知を行い、逆押しが行われると確変報知役を表示し、確変に当選していることを遊技者に示唆する。
次に、図22に基づいて、サブ制御基板により管理される状態一覧について説明を行う。
次に、図23に基づいて、演出決定テーブルについて説明を行う。
次に、図24に基づいて、メイン制御基板300により行われるプログラム開始処理についての説明を行う。なお、プログラム開始処理は、電源スイッチ511swがONとなったことに基づいて行われる処理である。
ステップS1において、メインCPU301は、初期設定処理を行う。具体的には、遊技機1の内部レジスタを設定するためのテーブルの番地を設定し、当該テーブルに基づいて、レジスタの番地をセットする処理を行う。そして、ステップS1の処理が終了すると、ステップS2に処理を移行する。
ステップS2において、メインCPU301は、設定変更スイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。ここで、本実施の形態においては、図示しない設定変更用の鍵が鍵穴に挿入された状態で、所定角度回動されることにより、設定変更スイッチ37swがONとなる。このため、ステップS2において、メインCPU301は、図示しない設定変更用の鍵が鍵穴に挿入された状態で、所定角度回動されているか否かを判定する処理を行う。そして、設定変更スイッチがONであると判定された場合には(ステップS2=Yes)、ステップS3に処理を移行し、設定変更スイッチがOFFであると判定された場合には(ステップS2=No)、ステップS5に処理を移行する。
ステップS3において、メインCPU301は、設定変更処理を行う。具体的には、メインCPU301は、設定変更スイッチ37swが設定変更ボタン37の操作を検出したことに基づいて、設定表示部36に表示する設定値を切替表示する処理や、スタートスイッチ10swがスタートレバー10の操作を検出したことに基づいて、設定表示部36に表示されている設定値を確定する処理を行う。そして、ステップS3の処理が終了すると、ステップS4に処理を移行する。
ステップS4において、メインCPU301は、設定変更コマンドをセットする処理を行う。具体的には、ステップS3で確定された設定値に係る情報を有する設定変更コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS4の処理が終了すると、図25のメインループ処理に移行する。
ステップS5において、メインCPU301は、電断復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1に対して電源の供給が遮断された後、電源の供給が開始された場合に、退避されたレジスタの値や、保存されたスタックポインタの値を復帰させる処理等を行う。また、電断復帰処理においては、メインRAM303の初期化処理が行われる。そして、ステップS5の処理が終了すると、図25のメインループ処理に移行する。
次に、図25に基づいて、メインループ処理についての説明を行う。
ステップS101において、メインCPU301は、初期化処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタックポインタをセットしたり、メインRAM303の初期化処理を行ったりする処理を行う。なお、ステップS101の処理は、毎ゲーム行われる初期化処理である。そして、ステップS101の処理が終了すると、ステップS102に処理を移行する。
ステップS102において、メインCPU301は、遊技開始管理処理を行う。具体的には、払出枚数をクリアする処理や、現在の遊技状態をセットする処理を行う。また、メインCPU301は、オーバーフロー表示処理を行う。具体的には、補助貯留部満タンセンサ530sにより、補助貯留部530に所定数を超えるメダルが貯留されていることが検出されたことに基づいて、メインCPU301は、中継基板200を介して、払出枚数表示器27により所定のエラー表示を行う処理を行う。そして、ステップS102の処理が終了すると、ステップS103に処理を移行する。
ステップS103において、メインCPU301は、メダル受付開始処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、等倍役が入賞した際に、メダルの自動投入処理等を行う。メダル受付開始処理の詳細については、後述する。そして、ステップS103の処理が終了すると、ステップS104に処理を移行する。
ステップS104において、メインCPU301は、設定値確認処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納された設定値を読み出す処理を行う。そして、ステップS104の処理が終了すると、ステップS105に処理を移行する。
ステップS105において、メインCPU301は、メダル管理処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メダル投入口6にメダルが投入されたか否かをチェックする処理等を行う。そして、ステップS105の処理が終了すると、ステップS106に処理を移行する。
ステップS106において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタに格納された値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS106=Yes)、ステップS107に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」でないと判定された場合には(ステップS106=No)、ステップS104に処理を移行する。
ステップS107において、メインCPU301は、スタートスイッチがONであるか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているスタートスイッチ格納領域に格納された値がONであるか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチがONであると判定された場合には(ステップS107=Yes)、ステップS108に処理を移行し、スタートスイッチがONでないと判定された場合には(ステップS107=No)、ステップS104に処理を移行する。
ステップS108において、メインCPU301は、内部抽選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、抽選により当選エリアを決定する処理等を行う。内部抽選処理の詳細については、後述する。そして、ステップS108の処理が終了すると、ステップS109に処理を移行する。
ステップS109において、メインCPU301は、図柄コード設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ステップS108の処理により決定された当選役に基づいて、ボーナスフラグを設定する処理等を行う。図柄コード設定処理の詳細については、後述する。そして、ステップS109の処理が終了すると、ステップS110に処理を移行する。
ステップS110において、メインCPU301は、ゲーム数管理処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、確変遊技状態である場合にゲーム数の減算処理等を行う。ゲーム数管理処理の詳細については、後述する。そして、ステップS110の処理が終了すると、ステップS111に処理を移行する。
ステップS111において、メインCPU301は、リール回転開始準備処理を行う。リール回転開始準備処理の詳細については、後述する。当該処理において、メインCPU301は、最小一遊技時間をセットする処理等を行う。そして、ステップS111の処理が終了すると、ステップS112に処理を移行する。
ステップS112において、メインCPU301は、リール停止前処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、回転中のリール17に対する引込予想処理等を行う。そして、ステップS112の処理が終了すると、ステップS113に処理を移行する。なお、引込予想処理では、まず仮想停止位置の初期値をセットし、引込優先順位を取得する処理を行い、停止位置が「00」でなければ停止位置の補正を行い、引込優先順位を保存する処理が行われる。
ステップS113において、メインCPU301は、リール回転中フラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているリール状態フラグ格納領域のリール回転中フラグをONにする処理を行う。ここで、リール状態フラグ格納領域は、左リール17a,中リール17b,右リール17cのそれぞれに対応して設けられている。また、リール状態フラグは、左リール17a,中リール17b,右リール17cが回転中か否かを判定するために用いられる。例えば、左リール17a,中リール17b,右リール17cのそれぞれに対応するリール回転中フラグが全てONである場合、メインCPU301は、左リール17a,中リール17b,右リール17cの全てが回転中であると判定する。そして、ステップS113の処理が終了すると、ステップS114に処理を移行する。
ステップS114において、メインCPU301は、操作可能状態フラグをクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の操作可能状態フラグをOFFにする処理を行う。ここで、操作可能状態フラグは、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13のそれぞれに対応して設けられている。また、操作可能状態フラグは、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13が停止操作可能か否かを判定するために用いられる。例えば、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13のそれぞれに対応する操作可能状態フラグが全てOFFである場合、メインCPU301は、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13の全てが停止操作不可であると判定する。また、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13のそれぞれに対応する操作可能状態フラグが全てONである場合、メインCPU301は、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13の全てが停止操作可能であると判定する。そして、ステップS114の処理が終了すると、ステップS115に処理を移行する。
ステップS115において、メインCPU301は、リール回転開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板100を介して、左ステッピングモータ101、中ステッピングモータ102,右ステッピングモータ103を駆動することにより、左リール17a、中リール17b、右リール17cを定速回転させるためのデータをセットする処理を行う。そして、ステップS115の処理が終了すると、ステップS116に処理を移行する。
ステップS116において、メインCPU301は、操作可能状態フラグをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の操作可能状態フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS116の処理が終了すると、ステップS117に処理を移行する。
ステップS117において、メインCPU301は、リール回転中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、左停止スイッチ11sw,中停止スイッチ12sw,右停止スイッチ13swが遊技者による左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13に対する停止操作を検出したことに基づいて、対応する左リール17a、中リール17b、右リール17cの回転を停止させる制御等を行う。リール回転中処理の詳細については、後述する。そして、ステップS117の処理が終了すると、ステップS118に処理を移行する。
ステップS118において、メインCPU301は、全リールが停止したか否かを判定する。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の値に基づいて、左リール17a、中リール17b、右リール17cが、全て停止したか否かを判定する処理を行う。そして、全リールが停止したと判定された場合には(ステップS118=Yes)、ステップS119に処理を移行し、何れかのリールが停止していないと判定された場合には(ステップS118=No)、ステップS117に処理を移行し、全リールが停止するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
ステップS119において、メインCPU301は、表示判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、入賞した図柄の組み合わせに応じて払出枚数を算定する処理等を行う。表示判定処理の詳細については、後述する。そして、ステップS119の処理が終了すると、ステップS120に処理を移行する。
ステップS120において、メインCPU301は、払出処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、電源基板500を介してホッパー520を駆動することによりメダルを払い出す処理等を行う。そして、ステップS120の処理が終了すると、ステップS121に処理を移行する。
ステップS121において、メインCPU301は、遊技状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、遊技状態を移行させる処理等を行う。遊技状態移行処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121の処理が終了すると、ステップS101に処理を移行し、メインループ処理を繰り返し実行する。
次に、図26に基づいて、図25のステップS103の処理により行われるメダル受付開始処理についての説明を行う。なお、図26はメダル受付開始処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS103−1において、メインCPU301は、等倍役入賞フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている等倍役入賞フラグ格納領域の値に基づいて、等倍役入賞フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、等倍役入賞フラグがONであると判定された場合には(ステップS103−1=Yes)、ステップS103−2に処理を移行し、等倍役入賞フラグがONではないと判定された場合には(ステップS103−1=No)、メダル受付開始処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。
ステップS103−2において、メインCPU301は、自動投入初期タイマをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、前回の遊技で使用したメダルを自動投入するための待機時間を設けるために、メインRAM303に設けられているタイマカウンタに「355」をセットする処理を行う。そして、ステップS103−2の処理が終了すると、ステップS103−3に処理を移行する。
ステップS103−3において、メインCPU301は、タイマウエイト処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−2の処理や、後述のステップS103−8の処理によりタイマカウンタにセットされた値が「0」となるまで待機する処理を行う。そして、ステップS103−3の処理が終了すると、ステップS103−4に処理を移行する。
ステップS103−4において、メインCPU301は、等倍役表示ランプ29が点灯中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ関連データ格納領域の等倍役表示ランプ点灯フラグがONであるか否かを判定することにより、等倍役表示ランプ29が点灯中であるか否かを判定する処理を行う。そして、等倍役表示ランプ29が点灯中であると判定された場合には(ステップS103−4=Yes)、ステップS103−6に処理を移行し、等倍役表示ランプ29が点灯中ではないと判定された場合には(ステップS103−4=No)、ステップS103−5に処理を移行する。
ステップS103−5において、メインCPU301は、メダル自動投入コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダル自動投入コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該メダル自動投入コマンドを、メインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル自動投入コマンド」とは、前回の遊技で使用したメダルを自動投入する旨の情報を有するコマンドである。
ステップS103−6において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、前回の遊技で使用したメダルの数を上限として、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS103−6の処理が終了すると、ステップS103−7に処理を移行する。
ステップS103−7において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS103−6の処理により、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算した結果、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS103−7=Yes)、メダル受付開始処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS104に処理を移行する。一方、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS103−7=No)、ステップS103−8に処理を移行する。
ステップS103−8において、メインCPU301は、自動投入間隔タイマをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、前回の遊技で使用したメダルを自動投入する際の間隔を設けるために、メインRAM303に設けられているタイマカウンタに「71」をセットする処理を行う。そして、ステップS103−8の処理が終了すると、ステップS103−3に処理を移行する。
次に、図27に基づいて、図25のステップS105の処理により行われるメダル管理処理についての説明を行う。なお、図27はメダル管理処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS105−1において、メインCPU301は、等倍役入賞フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている等倍役入賞フラグ格納領域の等倍役入賞フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。なお、等倍役入賞フラグは、ステップS119における表示判定処理において、等倍役への入賞が判定された場合に、ONとされる(詳細は、後述する)。そして、等倍役入賞フラグがONであると判定された場合には(ステップS105−1=Yes)、ステップS105−11に処理を移行する。一方、等倍役入賞フラグがONではないと判定された場合には(ステップS105−1=No)、ステップS105−2に処理を移行する。
ステップS105−2において、メインCPU301は、メダルが投入されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダルセンサ16sによりメダルの投入が検出されたか否かを判定する処理を行う。そして、メダルが投入された場合には(ステップS105−2=Yes)、ステップS105−3に処理を移行し、メダルが投入されていないと判定された場合には(ステップS105−2=No)、ステップS105−4に処理を移行する。
ステップS105−3において、メインCPU301は、後述するメダル投入チェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値に基づいて、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値を加算する処理等を行う。そして、ステップS105−3の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
ステップS105−4において、メインCPU301は、投入要求枚数として「1」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに投入要求枚数として「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS105−4の処理が終了すると、ステップS105−5に処理を移行する。
ステップS105−5において、メインCPU301は、BETスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、1BETスイッチ7swにより、遊技者による1BETボタン7の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。そして、BETスイッチがONであると判定された場合には(ステップS105−5=Yes)、ステップS105−8に処理を移行し、BETスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS105−5=No)、ステップS105−6に処理を移行する。
ステップS105−6において、メインCPU301は、投入要求枚数として「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに投入要求枚数として「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS105−6の処理が終了すると、ステップS105−7に処理を移行する。
ステップS105−7において、メインCPU301は、MAX−BETスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、MAX−BETスイッチ8swにより、遊技者によるMAX−BETボタン8の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。そして、MAX−BETスイッチがONであると判定された場合には(ステップS105−7=Yes)、ステップS105−8に処理を移行し、MAX−BETスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS105−7=No)、ステップS105−11に処理を移行する。
ステップS105−8において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS105−8=Yes)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。一方、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS105−8=No)、ステップS105−9に処理を移行する。
ステップS105−9において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS105−9=Yes)、ステップS105−10に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS105−9=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
ステップS105−10において、メインCPU301は、後述する貯留メダル投入処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値に基づいて、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理等を行う。そして、ステップS105−10の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
ステップS105−11において、メインCPU301は、精算スイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、精算スイッチ9swにより、遊技者による精算ボタン9の操作が検出されたか否かを判定する処理を行う。そして、精算スイッチがONであると判定された場合には(ステップS105−11=Yes)、ステップS105−12に処理を移行し、精算スイッチがONではないと判定された場合には(ステップS105−11=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
ステップS105−12において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS105−12=Yes)、ステップS105−13に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS105−12=No)、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
ステップS105−13において、メインCPU301は、精算開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、精算開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該精算開始コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「精算開始コマンド」とは、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に対して返却する精算処理を開始する旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS105−13の処理が終了すると、ステップS105−14に処理を移行する。
ステップS105−14において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS105−14=Yes)、ステップS105−15に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS105−14=No)、ステップS105−18に処理を移行する。
ステップS105−15において、メインCPU301は、投入メダル精算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BETされているメダルを遊技者に返却するために、電源基板500を介してホッパー520を駆動することにより、メダルを「1」枚返却する制御を行う。そして、ステップS105−15の処理が終了すると、ステップS105−16に処理を移行する。
ステップS105−16において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS105−16の処理が終了すると、ステップS105−17に処理を移行する。
ステップS105−17において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105−16の処理により、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値から「1」減算した結果、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS105−17=Yes)、ステップS105−19に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS105−17=No)、ステップS105−15に処理を移行し、BETされているメダルを遊技者に返却し終わるまで、同様の処理を繰り返し実行する。
ステップS105−18において、メインCPU301は、貯留メダル精算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に返却するために、電源基板500を介してホッパー520を駆動することにより、メダルを「1」枚返却する制御を行う。そして、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値から「1」減算し、当該処理を行った結果、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が「0」となったか否かを判定し、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が「0」となったと判定されるまで同様の処理を繰り返し実行する。そして、ステップS105−18の処理が終了すると、ステップS105−19に処理を移行する。
ステップS105−19において、メインCPU301は、精算終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、精算終了コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該精算終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「精算終了コマンド」とは、遊技機1に貯留されているメダルを遊技者に対して返却し終えた旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS105−19の処理が終了すると、メダル管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
次に、図28に基づいて、図27のステップS105−3の処理により行われるメダル投入チェック処理についての説明を行う。なお、図28はメダル投入チェック処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS105−3−1において、メインCPU301は、メダル通過監視開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、セレクター16により正常なメダルが投入されたか否かの判定等を行うメダル通過監視処理を開始する処理を行う。そして、ステップS105−3−1の処理が終了すると、ステップS105−3−2に処理を移行する。
ステップS105−3−2において、メインCPU301は、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105−3−1のメダル通過監視処理において、エラーを検出したか否かを判定する処理を行う。そして、エラーを検出したと判定された場合には(ステップS105−3−2=Yes)、ステップS105−3−9に処理を移行し、エラーを検出していないと判定された場合には(ステップS105−3−2=No)、ステップS105−3−3に処理を移行する。
ステップS105−3−3において、メインCPU301は、メダル通過監視処理が終了したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105−3−1により開始されたメダル通過監視処理が終了したか否かを判定する処理を行う。そして、メダル通過監視処理が終了したと判定された場合には(ステップS105−3−3=Yes)、ステップS105−3−4に処理を移行し、メダル通過監視処理が終了していないと判定された場合には(ステップS105−3−3=No)、ステップS105−3−1に処理を移行し、メダル通過監視処理が終了するまで同様の処理を実行する。
ステップS105−3−4において、メインCPU301は、メダル投入枚数がMAX値であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であり、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値が「50」であるか否かを判定する処理を行う。そして、メダル投入枚数がMAX値であると判定された場合には(ステップS105−3−4=Yes)、ステップS105−3−8に処理を移行し、メダル投入枚数がMAX値ではないと判定された場合には(ステップS105−3−4=No)、ステップS105−3−5に処理を移行する。
ステップS105−3−5において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS105−3−5=Yes)、ステップS105−3−7に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS105−3−5=No)、ステップS105−3−6に処理を移行する。
ステップS105−3−6において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS105−3−6の処理が終了すると、ステップS105−3−8に処理を移行する。
ステップS105−3−7において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS105−3−7の処理が終了すると、ステップS105−3−8に処理を移行する。
ステップS105−3−8において、メインCPU301は、メダル投入コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メダル投入コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該メダル投入コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「メダル投入コマンド」とは、メダル投入口6に正常なメダルが投入された旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS105−3−8の処理が終了すると、メダル投入チェック処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
ステップS105−3−9において、メインCPU301は、メダル投入エラー検出時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、エラー情報を払出枚数表示器27等に表示するための処理等を行う。また、メダル投入エラーが検出された旨の情報を有するメダル投入エラーコマンドをメインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS105−3−9の処理が終了すると、メダル投入チェック処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行する。
次に、図29に基づいて、図27のステップS105−10の処理により行われる貯留メダル投入処理についての説明を行う。なお、図29は貯留メダル投入処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS105−10−1において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値が投入要求枚数以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値がレジスタに記憶されている投入要求枚数以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、貯留枚数カウンタの値が投入要求枚数以上であると判定された場合には(ステップS105−10−1=Yes)、ステップS105−10−3に処理を移行し、貯留枚数カウンタの値が投入要求枚数以上ではないと判定された場合には(ステップS105−10−1=No)、ステップS105−10−2に処理を移行する。
ステップS105−10−2において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値を投入要求枚数にセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値にメインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値をセットする処理を行う。そして、ステップS105−10−2の処理が終了すると、ステップS105−10−3に処理を移行する。
ステップS105−10−3において、メインCPU301は、BETコマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BETコマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該BETコマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「BETコマンド」とは、1BETボタン7、MAX−BETボタン8が操作されることにより、貯留されているメダルが投入された旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS105−10−3の処理が終了すると、ステップS105−10−4に処理を移行する。
ステップS105−10−4において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に「1」加算する処理を行う。そして、ステップS105−10−4の処理が終了すると、ステップS105−10−5に処理を移行する。
ステップS105−10−5において、メインCPU301は、投入要求枚数から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS105−10−5の処理が終了すると、ステップS105−10−6に処理を移行する。
ステップS105−10−6において、メインCPU301は、貯留枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている貯留枚数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS105−10−6の処理が終了すると、ステップS105−10−7に処理を移行する。
ステップS105−10−7において、メインCPU301は、投入要求枚数が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS105−10−5の処理により、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値から「1」減算した結果、レジスタに記憶されている投入要求枚数の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入要求枚数の値が「0」であると判定された場合には(ステップS105−10−7=Yes)、貯留メダル投入処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS106に処理を移行し、投入要求枚数の値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS105−10−7=No)、ステップS105−10−4に処理を移行する。
次に、図30に基づいて、図25のステップS108の処理により行われる内部抽選処理についての説明を行う。なお、図30は内部抽選処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−1において、メインCPU301は、ハード乱数取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン乱数発生器304により生成した乱数値を抽出する処理を行う。ここで、メインCPU301は、メイン乱数発生器304が生成した乱数値を抽出した場合に、メインRAM303に設けられている当選エリア決定用乱数値格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS108−1の処理が終了すると、ステップS108−2に処理を移行する。
ステップS108−2において、メインCPU301は、当選番号初期値取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選役を決定するに際して当選番号の初期値を取得する処理を行う。ここで、本実施の形態において、メインCPU301は、当選番号の初期値として「16」を取得し、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に記憶する処理を行う。そして、ステップS108−2の処理が終了すると、ステップS108−3に処理を移行する。
ステップS108−3において、メインCPU301は、当選エリア決定テーブル設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値に基づいて、遊技状態および遊技状態別の当選エリア決定テーブルを取得する処理を行う。当選エリア決定テーブル設定処理の詳細については、後述する。そして、ステップS108−3の処理が終了すると、ステップS108−4に処理を移行する。
ステップS108−4において、メインCPU301は、抽選データ取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS108−3の処理により取得した遊技状態別の当選エリア決定テーブルに基づいて、現在の当選番号に対応する当選エリアの抽選値を取得する処理を行う。例えば、一般遊技状態であって設定値が「1」の場合において、当選番号が「11」の場合には、「スター」に係る抽選値「0」を取得する処理を行う。また、一般遊技状態であって設定値が「1」の場合において、当選番号が「10」の場合には、「チェリー」に係る抽選値「2048」を取得する処理を行う。そして、ステップS108−4の処理が終了すると、ステップS108−5に処理を移行する。
ステップS108−5において、メインCPU301は、抽選演算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選エリア決定用乱数値格納領域に格納されている乱数値の値から、ステップS108−4の処理により取得した現在の当選番号に対応する当選エリアの抽選値を減算する処理を行い、メインRAM303に設けられている当選エリア決定用乱数値格納領域に格納されている乱数値の値を、減算した結果の値に更新する処理を行う。そして、ステップS108−5の処理が終了すると、ステップS108−6に処理を移行する。
ステップS108−6において、メインCPU301は、当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の当選エリア決定用乱数値格納領域に格納されている値が負の値であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選したと判定された場合には(ステップS108−6=Yes)、ステップS108―7に処理を移行する。一方、当選していないと判定された場合には(ステップS108−6=No)、ステップS108−9に処理を移行する。
ステップS108−7において、メインCPU301は、データ格納処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS108−6の処理により当選となったと判定された当選エリアを、メインRAM303に設けられている当選エリア格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS108−7の処理が終了すると、ステップS108−8に処理を移行する。
ステップS108−8において、メインCPU301は、内部抽選時確変当選判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記ステップS108−7において格納した当選エリア格納領域の当選エリアの値に基づいて、確変に当選したか否かを判定し、確変に当選した場合には所定の確変フラグをセットする処理等を行う。内部抽選時確変当選判定処理の詳細については、後述する。そして、ステップS108−8の処理が終了すると、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行する。
ステップS108−9において、メインCPU301は、当選番号から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に記憶されている値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS108−9の処理が終了すると、ステップS108−10に処理を移行する。
ステップS108−10において、メインCPU301は、当選番号が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS108−9の処理により、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に記憶されている値から「1」減算された結果、当選番号格納領域の値が「0」となったか否かを判定する処理を行う。そして、当選番号が「0」であると判定された場合には(ステップS108−10=Yes)、ステップS108−11に処理を移行する。一方、当選番号が「0」ではないと判定された場合には(ステップS108−10=No)、ステップS108−4に処理を移行する。
ステップS108−11において、メインCPU301は、ボーナス遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の遊技状態格納領域の値が、ボーナス遊技状態、すなわち、通常第一BB遊技状態、確変第一BB遊技状態、通常第二BB遊技状態、確変第二BB遊技状態、通常RB遊技状態、確変RB遊技状態のいずれかを示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナス遊技状態であると判定された場合には(ステップS108−11=Yes)、ステップS108−12に処理を移行し、ボーナス遊技状態でないと判定された場合には(ステップS108−11=No)、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行する。
ステップS108−12において、メインCPU301は、確変報知役用フェイク演出抽選を行う。そして、ステップS108−12の処理が終了すると、ステップS108−13に処理を移行する。
ステップS108−13において、メインCPU301は、確変報知役用フェイク演出に当選したか否かを判定する処理を行う。そして、確変報知役用フェイク演出に当選したと判定された場合には(ステップS108−13=Yes)、ステップS108−14に処理を移行し、確変報知役用フェイク演出に当選していないと判定された場合には(ステップS108−13=No)、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行する。
ステップS108−14において、メインCPU301は、報知役用フェイク演出コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、確変報知役用フェイク演出実行に係る情報を有する報知役用フェイク演出コマンドを送信するために、報知役用フェイク演出コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS108−14の処理が終了すると、内部抽選処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行する。
次に、図31に基づいて、図30のステップS108−3の処理により行われる当選エリア決定テーブル設定処理についての説明を行う。なお、図31は当選エリア決定テーブル設定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−3−1において、メインCPU301は、遊技状態の取得を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値に基づいて、遊技状態を取得する処理を行う。そして、ステップS108−3−1の処理が終了すると、ステップS108−3−2に処理を移行する。
ステップS108−3−2において、メインCPU301は、BB作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域の第一BB作動中フラグまたは第二BB作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、第一BB作動中フラグまたは第二BB作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS108−3−2=Yes)、ステップS108−3−3に処理を移行し、第一BB作動中フラグおよび第二BB作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS108−3−2=No)、ステップS108−3−10に処理を移行する。
ステップS108−3−3において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「1」であると判定された場合には(ステップS108−3−3=Yes)、ステップS108−3−4に処理を移行し、確変当選フラグの値が「1」でないと判定された場合には(ステップS108−3−3=No)、ステップS108−3−5に処理を移行する。
ステップS108−3−4において、メインCPU301は、確変第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に記憶されている確変第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルを、内部抽選処理で使用する当選エリア決定テーブルとして、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS108−3−4の処理が終了すると、当選エリア決定テーブル設定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選処理のステップS108−4に処理を移行する。
ステップS108−3−5において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「2」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「2」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「2」であると判定された場合には(ステップS108−3−5=Yes)、ステップS108−3−6に処理を移行し、確変当選フラグの値が「2」でないと判定された場合には(ステップS108−3−5=No)、ステップS108−3−7に処理を移行する。
ステップS108−3−6において、メインCPU301は、通常第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に記憶されている通常第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルを、内部抽選処理で使用する当選エリア決定テーブルとして、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS108−3−6の処理が終了すると、当選エリア決定テーブル設定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選処理のステップS108−4に処理を移行する。
ステップS108−3−7において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「3」であると判定された場合には(ステップS108−3−7=Yes)、ステップS108−3−8に処理を移行し、確変当選フラグの値が「3」でないと判定された場合には(ステップS108−3−7=No)、ステップS108−3−9に処理を移行する。
ステップS108−3−8において、メインCPU301は、確変第二BB遊技状態用当選エリア決定テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に記憶されている確変第二BB遊技状態用当選エリア決定テーブルを、内部抽選処理で使用する当選エリア決定テーブルとして、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS108−3−8の処理が終了すると、当選エリア決定テーブル設定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選処理のステップS108−4に処理を移行する。
ステップS108−3−9において、メインCPU301は、通常第二BB遊技状態用当選エリア決定テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に記憶されている通常第二BB遊技状態用当選エリア決定テーブルを、内部抽選処理で使用する当選エリア決定テーブルとして、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS108−3−9の処理が終了すると、当選エリア決定テーブル設定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選処理のステップS108−4に処理を移行する。
ステップS108−3−10において、メインCPU301は、RB作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、RB作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS108−3−10=Yes)、ステップS108−3−11に処理を移行し、RB作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS108−3−10=No)、ステップS108−3−14に処理を移行する。
ステップS108−3−11において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「0」でないか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「0」でないか否かを判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「0」でないと判定された場合には(ステップS108−3−11=Yes)、ステップS108−3−12に処理を移行し、確変当選フラグの値が「0」であると判定された場合には(ステップS108−3−11=No)、ステップS108−3−13に処理を移行する。
ステップS108−3−12において、メインCPU301は、確変RB遊技状態用当選エリア決定テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に記憶されている確変RB遊技状態用当選エリア決定テーブルを、内部抽選処理で使用する当選エリア決定テーブルとして、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS108−3−12の処理が終了すると、当選エリア決定テーブル設定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選処理のステップS108−4に処理を移行する。
ステップS108−3−13において、メインCPU301は、通常RB遊技状態用当選エリア決定テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に記憶されている通常RB遊技状態用当選エリア決定テーブルを、内部抽選処理で使用する当選エリア決定テーブルとして、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS108−3−13の処理が終了すると、当選エリア決定テーブル設定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選処理のステップS108−4に処理を移行する。
ステップS108−3−14において、メインCPU301は、遊技状態に応じた当選エリア決定テーブルをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−3−1において取得した遊技状態に基づいて、メインROM302に記憶されている該当する遊技状態の当選エリア決定テーブルを、内部抽選処理で使用する当選エリア決定テーブルとして、レジスタにセットする処理を行う。そして、ステップS108−3−14の処理が終了すると、当選エリア決定テーブル設定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選処理のステップS108−4に処理を移行する。
次に、図32に基づいて、図30のステップS108−8の処理により行われる内部抽選時確変当選判定処理についての説明を行う。なお、図32は内部抽選時確変当選判定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−8−1において、メインCPU301は、確変報知役判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により、確変報知役に当選したか否かを判定し、確変報知役に当選した場合には逆押し報知ランプ51を点灯させる制御処理等を行う。確変報知役判定処理の詳細については、後述する。そして、ステップS108−8−1の処理が終了すると、ステップS108−8−2に処理を移行する。
ステップS108−8−2において、メインCPU301は、確変当選フラグが「S1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグが「S1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変当選フラグが「S1」であると判定された場合には(ステップS108−8−2=Yes)、ステップS108−8−15に処理を移行し、確変当選フラグが「S1」ではないと判定された場合には(ステップS108−8−2=No)、ステップS108−8−3に処理を移行する。
ステップS108−8−3において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「11」(当選役=スター)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−7において、メインRAM303の当選エリア格納領域に格納した値が「11」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアが「11」であると判定された場合には(ステップS108−8−3=Yes)、ステップS108−8−4に処理を移行し、当選エリアが「11」ではないと判定された場合には(ステップS108−8−3=No)、ステップS108−8−5に処理を移行する。
ステップS108−8−4において、メインCPU301は、確変当選フラグを「S1」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「S1」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−4の処理が終了すると、ステップS108−8−14に処理を移行する。
ステップS108−8−5において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「01」〜「06」(当選役=ボーナス当選役)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−7において、メインRAM303の当選エリア格納領域に格納した値が「01」〜「06」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアが「01」〜「06」であると判定された場合には(ステップS108−8−5=Yes)、ステップS108−8−6に処理を移行し、当選エリアが「01」〜「06」ではないと判定された場合には(ステップS108−8−5=No)、ステップS108−8−8に処理を移行する。
ステップS108−8−6において、メインCPU301は、ボーナス当選時確変当選判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、確変に当選したか否かの判定処理、確変当選フラグの値の設定処理等を行う。ボーナス当選時確変当選判定処理の詳細については、後述する。そして、ステップS108−8−6の処理が終了すると、ステップS108−8−7に処理を移行する。
ステップS108−8−7において、メインCPU301は、確変当選フラグが「1」、「3」、「5」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−8−6のボーナス当選時確変当選判定処理において、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグに格納した値が「1」、「3」、「5」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「1」、「3」、「5」のいずれかであると判定された場合には(ステップS108−8−7=Yes)、ステップS108−8−14に処理を移行し、確変当選フラグの値が「1」、「3」、「5」のいずれでもないと判定された場合には(ステップS108−8−7=No)、ステップS108−8−15に処理を移行する。
ステップS108−8−8において、メインCPU301は、確変ボーナス遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の遊技状態格納領域の値が、確変ボーナス遊技状態、すなわち、確変第一BB遊技状態、確変第二BB遊技状態、確変RB遊技状態のいずれかを示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変ボーナス遊技状態であると判定された場合には(ステップS108−8−8=Yes)、ステップS108−8−15に処理を移行し、確変ボーナス遊技状態でないと判定された場合には(ステップS108−8−8=No)、ステップS108−8−9に処理を移行する。
ステップS108−8−9において、メインCPU301は、確変移行フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変移行フラグにONがセットされているか否かを判定する処理を行う。なお、確変移行フラグは、例えば、後述するステップS108−8−11の小役等当選時確変抽選処理で確変に当選した場合、ONとなる(ステップS108−8−13の処理でONがセットされる)。そして、確変移行フラグがONであると判定された場合には(ステップS108−8−9=Yes)、ステップS108−8−15に処理を移行し、確変移行フラグがONではないと判定された場合には(ステップS108−8−9=No)、ステップS108−8−10に処理を移行する。
ステップS108−8−10において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「07」〜「10」(当選役=「ベル」、「スイカ」、「プラム」、「チェリー」)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−7において、メインRAM303の当選エリア格納領域に格納した値が「07」〜「10」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアが「07」〜「10」であると判定された場合には(ステップS108−8−10=Yes)、ステップS108−8−11に処理を移行し、当選エリアが「07」〜「10」ではないと判定された場合には(ステップS108−8−10=No)、ステップS108−8−15に処理を移行する。
ステップS108−8−11において、メインCPU301は、小役等当選時確変抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、確変抽選値を抽出し、小役等当選時用の確変当選抽選値に基づいて、確変抽選処理を行う。ここで、小役等当選時用の確変当選抽選値は、例えば、メインROM302に小役等当選時用確変抽選テーブルとして記憶しておく。そして、ステップS108−8−11の処理が終了すると、ステップS108−8−12に処理を移行する。
ステップS108−8−12において、メインCPU301は、確変に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−8−11の小役等当選時確変抽選処理において、確変当選範囲の確変抽選値が抽出されたか否かを判定する処理を行う。そして、確変に当選したと判定された場合には(ステップS108−8−12=Yes)、ステップS108−8−13に処理を移行し、確変に当選していないと判定された場合には(ステップS108−8−12=No)、ステップS108−8−15に処理を移行する。
ステップS108−8−13において、メインCPU301は、確変移行フラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変移行フラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−13の処理が終了すると、ステップS108−8−14に処理を移行する。
ステップS108−8−14において、メインCPU301は、確変当選コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、確変当選に係る情報を有する確変当選コマンドを送信するために、確変当選フラグに基づいた確変当選コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−14の処理が終了すると、ステップS108−8−15に処理を移行する。
ステップS108−8−15において、メインCPU301は、信号種別設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を設定する処理を行う。そして、ステップS108−8−15の処理が終了すると、ステップS108−8−16に処理を移行する。
ステップS108−8−16において、メインCPU301は、端子板信号出力処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を取得する処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、上記信号種別設定処理において設定した信号の種別を取得し、外部集中端子板38により、必要に応じて、確変当選信号の出力処理等を行う。なお、上記確変当選信号の出力は、「1」パルスのみ、あるいは、受信側が認識可能な数パルス(例えば、0.200秒間)のみの信号出力後、信号の出力を停止させる。そして、ステップS108−8−16の処理が終了すると、内部抽選時確変当選判定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行する。
次に、図33に基づいて、図32のステップS108−8−1の処理により行われる確変報知役判定処理についての説明を行う。なお、図33は確変報知役判定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−8−1−1において、メインCPU301は、確変第一BB遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の遊技状態格納領域の値が、確変第一BB遊技状態を示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変第一BB遊技状態であると判定された場合には(ステップS108−8−1−1=Yes)、ステップS108−8−1−2に処理を移行し、確変第一BB遊技状態でないと判定された場合には(ステップS108−8−1−1=No)、確変報知役判定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選時確変当選判定処理のステップS108−8−2に処理を移行する。
ステップS108−8−1−2において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「12」(当選役=確変報知役)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−7において、メインRAM303の当選エリア格納領域に格納した値が「12」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアが「12」であると判定された場合には(ステップS108−8−1−2=Yes)、ステップS108−8−1−3に処理を移行し、当選エリアが「12」ではないと判定された場合には(ステップS108−8−1−2=No)、確変報知役判定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選時確変当選判定処理のステップS108−8−2に処理を移行する。
ステップS108−8−1−3において、メインCPU301は、逆押しランプ点灯コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ用制御データ格納領域に逆押しランプ点灯コマンドをセットする。この逆押しランプ点灯コマンドは、後述するステップS210のLED出力データ作成処理により参照され、逆押し報知ランプ51を点灯させるための処理が行われる。そして、ステップS108−8−1−3の処理が終了すると、ステップS108−8−1−4に処理を移行する。
ステップS108−8−1−4において、メインCPU301は、逆押しランプ点灯フラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ関連データ格納領域の逆押しランプ点灯フラグをONとする。当該処理により、メインCPU301は、逆押しランプ点灯フラグを判定することにより、逆押し報知ランプ51の点灯または消灯状態を確認することができる。そして、ステップS108−8−1−4の処理が終了すると、確変報知役判定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選時確変当選判定処理のステップS108−8−2に処理を移行する。
次に、図34に基づいて、図32のステップS108−8−6の処理により行われるボーナス当選時確変当選判定処理についての説明を行う。なお、図34はボーナス当選時確変当選判定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−8−6−1において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「03」(当選役=第一BB重複役)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−7において、メインRAM303の当選エリア格納領域に格納した値が「03」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアが「03」であると判定された場合には(ステップS108−8−6−1=Yes)、ステップS108−8−6−2に処理を移行し、当選エリアが「03」ではないと判定された場合には(ステップS108−8−6−1=No)、ステップS108−8−6−3に処理を移行する。
ステップS108−8−6−2において、メインCPU301は、確変当選フラグを「1」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−6−2の処理が終了すると、ステップS108−8−6−20に処理を移行する。
ステップS108−8−6−3において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「04」(当選役=第二BB重複役)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−7において、メインRAM303の当選エリア格納領域に格納した値が「04」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアが「04」であると判定された場合には(ステップS108−8−6−3=Yes)、ステップS108−8−6−4に処理を移行し、当選エリアが「04」ではないと判定された場合には(ステップS108−8−6−3=No)、ステップS108−8−6−5に処理を移行する。
ステップS108−8−6−4において、メインCPU301は、確変当選フラグを「3」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−6−4の処理が終了すると、ステップS108−8−6−20に処理を移行する。
ステップS108−8−6−5において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「06」(当選役=RB重複役)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−7において、メインRAM303の当選エリア格納領域に格納した値が「06」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアが「06」であると判定された場合には(ステップS108−8−6−5=Yes)、ステップS108−8−6−6に処理を移行し、当選エリアが「06」ではないと判定された場合には(ステップS108−8−6−5=No)、ステップS108−8−6−7に処理を移行する。
ステップS108−8−6−6において、メインCPU301は、確変当選フラグを「5」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「5」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−6−6の処理が終了すると、ステップS108−8−6−20に処理を移行する。
ステップS108−8−6−7において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「01」(当選役=第一BB単独役)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−7において、メインRAM303の当選エリア格納領域に格納した値が「01」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアが「01」であると判定された場合には(ステップS108−8−6−7=Yes)、ステップS108−8−6−8に処理を移行し、当選エリアが「01」ではないと判定された場合には(ステップS108−8−6−7=No)、ステップS108−8−6−13に処理を移行する。
ステップS108−8−6−8において、メインCPU301は、確変移行フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−8−13において、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変移行フラグにONがセットされている(小役等当選時確変抽選処理に当選している)か否かを判定する処理を行う。そして、確変移行フラグがONであると判定された場合には(ステップS108−8−6−8=Yes)、ステップS108−8−6−11に処理を移行し、確変移行フラグがONではないと判定された場合には(ステップS108−8−6−8=No)、ステップS108−8−6−9に処理を移行する。
ステップS108−8−6−9において、メインCPU301は、第一BB単独役当選時確変抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記小役等当選時確変抽選処理と同様に、確変抽選値を抽出し、第一BB単独役当選時用の確変当選抽選値に基づいて、確変抽選処理を行う。ここで、第一BB単独役当選時用の確変当選抽選値は、例えば、メインROM302に第一BB単独役当選時用確変抽選テーブルとして記憶しておく。また、第一BB単独役当選時用の確変当選抽選値は、上記小役等当選時用の確変当選抽選値と同一のものを用いてもよい。そして、ステップS108−8−6−9の処理が終了すると、ステップS108−8−6−10に処理を移行する。
ステップS108−8−6−10において、メインCPU301は、確変に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−8−6−9の第一BB単独役当選時確変抽選処理において、確変当選範囲の確変抽選値が抽出されたか否かを判定する処理を行う。そして、確変に当選したと判定された場合には(ステップS108−8−6−10=Yes)、ステップS108−8−6−11に処理を移行し、確変に当選していないと判定された場合には(ステップS108−8−6−10=No)、ステップS108−8−6−12に処理を移行する。
ステップS108−8−6−11において、メインCPU301は、確変当選フラグを「1」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−6−11の処理が終了すると、ステップS108−8−6−20に処理を移行する。
ステップS108−8−6−12において、メインCPU301は、確変当選フラグを「2」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「2」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−6−12の処理が終了すると、ステップS108−8−6−20に処理を移行する。
ステップS108−8−6−13において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「02」(当選役=第二BB単独役)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−7において、メインRAM303の当選エリア格納領域に格納した値が「02」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアが「02」であると判定された場合には(ステップS108−8−6−13=Yes)、ステップS108−8−6−14に処理を移行し、当選エリアが「02」ではないと判定された場合には(ステップS108−8−6−13=No)、ステップS108−8−6−18に処理を移行する。
ステップS108−8−6−14において、メインCPU301は、確変移行フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−8−13において、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変移行フラグにONがセットされている(小役等当選時確変抽選処理に当選している)か否かを判定する処理を行う。そして、確変移行フラグがONであると判定された場合には(ステップS108−8−6−14=Yes)、ステップS108−8−6−15に処理を移行し、確変移行フラグがONではないと判定された場合には(ステップS108−8−6−14=No)、ステップS108−8−6−17に処理を移行する。
ステップS108−8−6−15において、メインCPU301は、確変当選フラグを「3」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−6−15の処理が終了すると、ステップS108−8−6−16に処理を移行する。
ステップS108−8−6−16において、メインCPU301は、成立時移行フラグの値に「1」を加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の成立時移行フラグの値に「1」を加算する処理を行う。そして、ステップS108−8−6−16の処理が終了すると、ステップS108−8−6−20に処理を移行する。
ステップS108−8−6−17において、メインCPU301は、確変当選フラグを「4」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−6−17の処理が終了すると、ステップS108−8−6−20に処理を移行する。
ステップS108−8−6−18において、メインCPU301は、確変移行フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−8−13において、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変移行フラグにONがセットされている(小役等当選時確変抽選処理に当選している)か否かを判定する処理を行う。そして、確変移行フラグがONであると判定された場合には(ステップS108−8−6−18=Yes)、ステップS108−8−6−19に処理を移行し、確変移行フラグがONではないと判定された場合には(ステップS108−8−6−18=No)、ステップS108−8−6−20に処理を移行する。
ステップS108−8−6−19において、メインCPU301は、確変当選フラグを「5」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「5」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−6−19の処理が終了すると、ステップS108−8−6−20に処理を移行する。
ステップS108−8−6−20において、メインCPU301は、確変移行フラグをOFFとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変移行フラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS108−8−6−20の処理が終了すると、ボーナス当選時確変当選判定処理のサブルーチンを終了し、内部抽選時確変当選判定処理のステップS108−8−7に処理を移行する。
次に、図35に基づいて、図25のステップS109の処理により行われる図柄コード設定処理についての説明を行う。なお、図35は図柄コード設定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS109−1において、メインCPU301は、当選エリア取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の当選エリア格納領域の値を取得する処理を行う。また、メインCPU301は、当選エリアの取得とともに、内部当選役の設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、取得した当選エリアの値に基づいて、メインRAM303の内部当選役格納領域を設定する。例えば、メインCPU301は、取得した当選エリアの値が「07」であれば、内部当選役「ベル」に対応するメインRAM303の内部当選役格納領域のビット「3」の値を「1」とする。また、メインCPU301は、取得した当選エリアの値が「03」であれば、内部当選役「第一BB」に対応するメインRAM303の内部当選役格納領域のビット「0」の値を「1」とするとともに、内部当選役「プラム」に対応するメインRAM303の内部当選役格納領域のビット「5」の値を「1」とする。そして、ステップS109−1の処理が終了すると、ステップS109−2に処理を移行する。
ステップS109−2において、メインCPU301は、ボーナス当選であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記取得した当選エリアの値が、「01」〜「06」のいずれかの値であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアの値が、「01」〜「06」のいずれかの値であると判定した場合には(ステップS109−2=Yes)、ステップS109−3に処理を移行し、当選エリアの値が、「01」〜「06」のいずれの値でもないと判定された場合には(ステップS109−2=No)、ステップS109−4に処理を移行する。
ステップS109−3において、メインCPU301は、持ち越し役格納領域更新処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記取得した当選エリアの値に基づいて、メインRAM303の持ち越し役格納領域の値を更新する処理を行う。例えば、メインCPU301は、取得した当選エリアの値が「01」であれば、持ち越し役「第一BB」に対応するメインRAM303の持ち越し役格納領域のビット「0」の値を「1」とする。また、メインCPU301は、取得した当選エリアの値が「04」であれば、内部当選役「第二BB」に対応するメインRAM303の持ち越し役格納領域のビット「1」の値を「1」とする。なお、内部当選役「プラム」は、持ち越さない。そして、ステップS109−3の処理が終了すると、ステップS109−5に処理を移行する。
ステップS109−4において、メインCPU301は、ボーナスフラグ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の内部当選役格納領域の値と、持ち越し役格納領域の値と、の論理和をとり、当選可能な当選役の設定処理を行う。例えば、メインCPU301は、メインRAM303の持ち越し役格納領域の値が何も設定されていなければ、メインRAM303の内部当選役格納領域に設定されている当選役をそのまま当選可能な当選役として設定し、メインRAM303の持ち越し役格納領域の値が設定されていれば、メインRAM303の内部当選役格納領域に設定されている当選役に、持ち越し役格納領域に設定されている当選役を加えて、当選可能な当選役として設定する。そして、ステップS109−4の処理が終了すると、ステップS109−5に処理を移行する。
ステップS109−5において、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール回転開始受付コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「リール回転開始受付コマンド」とは、スタートレバー10の操作が受け付けられた旨の情報等を有するコマンドである。そして、ステップS109−5の処理が終了すると、図柄コード設定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS110に処理を移行する。
次に、図36に基づいて、図25のステップS110の処理により行われるゲーム数管理処理についての説明を行う。なお、図36はゲーム数管理処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS110−1において、メインCPU301は、確変遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の遊技状態格納領域の値が、確変遊技状態を示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変遊技状態であると判定された場合には(ステップS110−1=Yes)、ステップS110−2に処理を移行し、確変遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS110−1=No)、ステップS110−9に処理を移行する。
ステップS110−2において、メインCPU301は、確変ゲーム数未決定フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、確変遊技の終了時期を示す確変ゲーム数が決定されているか否かを判定するために用いる、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数未決定フラグが、ONであるか否かを判定する処理を行う。ここで、確変ゲーム数未決定フラグがONとは、確変遊技の終了時期を示す確変ゲーム数が未だ決定されていないことを示すものである。そして、確変ゲーム数未決定フラグがONであると判定された場合には(ステップS110−2=Yes)、ステップS110−4に処理を移行し、確変ゲーム数未決定フラグがONではないと判定された場合には(ステップS110−2=No)、ステップS110−3に処理を移行する。
ステップS110−3において、メインCPU301は、確変ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS110−3の処理が終了すると、ステップS110−15に処理を移行する。
ステップS110−4において、メインCPU301は、確変ゲーム数決定有無抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、確変遊技の終了時期を示す確変ゲーム数を現タイミングで決定するか否かの抽選処理を行う。そして、ステップS110−4の処理が終了すると、ステップS110−5に処理を移行する。
ステップS110−5において、メインCPU301は、確変ゲーム数決定抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS110−4の処理により、確変遊技の終了時期を示す確変ゲーム数を現タイミングで決定することとなったか否かを判定する処理を行う。そして、確変ゲーム数を現タイミングで決定することとなったと判定された場合には(ステップS110−5=Yes)、ステップS110−6に処理を移行し、確変ゲーム数を現タイミングで決定することとならなかったと判定された場合には(ステップS110−5=No)、ステップS110−15に処理を移行する。
ステップS110−6において、メインCPU301は、確変ゲーム数決定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、確変遊技の終了時期を示す確変ゲーム数を抽選により決定する処理を行う。なお、この確変ゲーム数決定処理では、抽選を行わず、予め設定された固定のゲーム数を決定するようにしてもよい。また、所定の条件により決定されるゲーム数を決定するようにしてもよい。さらに、この確変ゲーム数決定処理により、確変ゲーム数を「0」と決定することにより、後述する表示判定処理のステップS119−8の処理において、確変ゲーム数カウンタの値が「1」未満であると判定され、当該ゲームで確変遊技を終了させることができる。そして、ステップS110−6の処理が終了すると、ステップS110−7に処理を移行する。
ステップS110−7において、メインCPU301は、確変ゲーム数カウンタセット処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数カウンタに、上記ステップS110−6の確変ゲーム数決定処理で決定された確変ゲーム数を格納する処理を行う。そして、ステップS110−7の処理が終了すると、ステップS110−8に処理を移行する。
ステップS110−8において、メインCPU301は、確変ゲーム数未決定フラグにOFFをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数未決定フラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS110−8の処理が終了すると、ステップS110−15に処理を移行する。
ステップS110−9において、メインCPU301は、確変第二BB遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の遊技状態格納領域の値が、確変第二BB遊技状態を示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変第二BB遊技状態であると判定された場合には(ステップS110−9=Yes)、ステップS110−10に処理を移行し、確変第二BB遊技状態でないと判定された場合には(ステップS110−9=No)、ステップS110−15に処理を移行する。
ステップS110−10において、メインCPU301は、ボーナスゲーム数カウンタの値が「1」以下であるか否かの判定を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナスゲーム数カウンタの値が、後述する遊技状態移行処理のステップS121−2のボーナスゲーム数カウンタ減算処理等により、「1」以下(ボーナス遊技状態の最終ゲーム)となったか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナスゲーム数カウンタの値が「1」以下であると判定された場合には(ステップS110−10=Yes)、ステップS110−11に処理を移行し、ボーナスゲーム数カウンタの値が「1」以下ではないと判定された場合には(ステップS110−10=No)、ステップS110−15に処理を移行する。
ステップS110−11において、メインCPU301は、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「13」〜「16」(当選役に確変成立役を含む)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS108−7において、メインRAM303の当選エリア格納領域に格納した値が「13」〜「16」であるか否かを判定する処理を行う。そして、当選エリアが「13」〜「16」であると判定された場合には(ステップS110−11=Yes)、ステップS110−12に処理を移行し、当選エリアが「13」〜「16」ではないと判定された場合には(ステップS110−11=No)、ステップS110−15に処理を移行する。
ステップS110−12において、メインCPU301は、確変成立役アシストコマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、確変成立役の押し順報知に係る情報を有する確変成立役アシストコマンドを送信するために、当該確変成立役アシストコマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS110−12の処理が終了すると、ステップS110−13に処理を移行する。
ステップS110−13において、メインCPU301は、逆押しランプ点灯コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ用制御データ格納領域に逆押しランプ点灯コマンドをセットする。この逆押しランプ点灯コマンドは、上記ステップS108−8−1−3でも説明したように、後述するステップS210のLED出力データ作成処理により参照され、逆押し報知ランプ51を点灯させるための処理が行われる。そして、ステップS110−13の処理が終了すると、ステップS110−14に処理を移行する。
ステップS110−14において、メインCPU301は、逆押しランプ点灯フラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ関連データ格納領域の逆押しランプ点灯フラグをONとする。当該処理により、上記ステップS108−8−1−4と同様に、メインCPU301は、逆押しランプ点灯フラグを判定することにより、逆押し報知ランプ51の点灯または消灯状態を確認することができる。そして、ステップS110−14の処理が終了すると、ステップS110−15に処理を移行する。
ステップS110−15において、メインCPU301は、信号種別設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を設定する処理を行う。そして、ステップS110−15の処理が終了すると、ステップS110−16に処理を移行する。
ステップS110−16において、メインCPU301は、端子板信号出力処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を取得する処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、上記信号種別設定処理において設定した信号の種別を取得し、外部集中端子板38により、ゲーム開始信号の出力処理等を行う。なお、上記ゲーム開始信号の出力は、「1」パルスのみ、あるいは、受信側が認識可能な数パルス(例えば、0.200秒間)のみの信号出力後、信号の出力を停止させる。そして、ステップS110−16の処理が終了すると、ゲーム数管理処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS111に処理を移行する。
次に、図37に基づいて、図25のステップS111の処理により行われるリール回転開始準備処理についての説明を行う。なお、図37はリール回転開始準備処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS111−1において、メインCPU301は、TK中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303のTK中フラグ格納領域のTK中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、TK中フラグがONであると判定された場合には(ステップS111−1=Yes)、ステップS111−2に処理を移行し、TK中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS111−1=No)、ステップS111−10に処理を移行する。
ステップS111−2において、メインCPU301は、等倍役入賞フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の等倍役入賞フラグ格納領域の等倍役入賞フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、等倍役入賞フラグがONであると判定された場合には(ステップS111−2=Yes)、ステップS111−11に処理を移行し、等倍役入賞フラグがONではないと判定された場合には(ステップS111−2=No)、ステップS111−10に処理を移行する。
ステップS111−10において、メインCPU301は、最小一遊技時間が経過したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、前回の遊技において、後述のステップS111−12の処理により設定されたタイマカウンタの値が「0」になったか否かを判定する処理を行う。そして、最小一遊技時間が経過したと判定された場合には(ステップS111−10=Yes)、ステップS111−11に処理を移行し、最小一遊技時間が経過していないと判定された場合には(ステップS111−10=No)、最小一遊技時間が経過するまで、ステップS111−10の処理を繰り返し実行する。
ステップS111−11において、メインCPU301は、等倍役入賞フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の等倍役入賞フラグ格納領域の等倍役入賞フラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS111−11の処理が終了すると、ステップS111−12に処理を移行する。
ステップS111−12において、メインCPU301は、最小一遊技時間をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技に対する射幸性を抑えるために、今回の遊技におけるステップS111−12の処理から次回の遊技におけるステップS111−12の処理までの時間が最小一遊技時間未満とならないように、最小一遊技時間をタイマカウンタにセットする処理を行う。ここで、本実施の形態において、最小一遊技時間は、約4.1秒である。そして、ステップS111−12の処理が終了すると、ステップS111−13に処理を移行する。
ステップS111−13において、メインCPU301は、定速回転待ち時間をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール17の回転速度が定速になるまでの待ち時間をセットする処理を行う。そして、ステップS111−13の処理が終了すると、ステップS111−14に処理を移行する。
ステップS111−14において、メインCPU301は、リール回転開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、リール回転開始コマンドを送信するために、当該リール回転開始コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、リール回転開始コマンドとは、左リール17a、中リール17b、右リール17cの回転が開始される旨の情報を有するコマンドである。そして、ステップS111−14の処理が終了すると、リール回転開始準備処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS112に処理を移行する。
次に、図38に基づいて、図25のステップS117の処理により行われるリール回転中処理についての説明を行う。なお、図38はリール回転中処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS117−1において、メインCPU301は、停止ボタン押圧時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止スイッチ11sw,中停止スイッチ12sw,右停止スイッチ13swのいずれかが遊技者による左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13の操作を検出したか否かを判定する処理を行う。そして、停止ボタンが押圧されたと判定された場合には(ステップS117−1=Yes)、ステップS117−2に処理を移行し、停止ボタンが押圧されていないと判定された場合には(ステップS117−1=No)、リール回転中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
ステップS117−2において、メインCPU301は、操作可能状態フラグをOFFにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、操作された左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に基づいて、メインRAM303に設けられている操作可能状態フラグ格納領域の左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13に対応する操作可能状態フラグをOFFにする処理を行う。そして、ステップS117−2の処理が終了すると、ステップS117−3に処理を移行する。
ステップS117−3において、メインCPU301は、押圧情報保存処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13のうち、操作された停止ボタンに対応する左リール17a、中リール17b、右リール17cと、対応する左ステッピングモータ101,中ステッピングモータ102,右ステッピングモータ103に供給しているパルスのカウンタ値に基づいて、押圧基準位置を取得し、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS117−3の処理が終了すると、ステップS117−4に処理を移行する。
ステップS117−4において、メインCPU301は、滑りコマ数取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている滑りコマ数決定テーブル(図示せず)と、内部抽選処理により決定された当選役と、左停止ボタン11,中停止ボタン12,右停止ボタン13の操作順序等に基づいて、滑りコマ数を取得する処理を行う。ここで、本実施の形態において、メインCPU301は、滑りコマ数として、「0」コマから「4」コマの範囲内で滑りコマ数を決定する処理を行う。そして、ステップS117−4の処理が終了すると、ステップS117−5に処理を移行する。
ステップS117−5において、メインCPU301は、リール停止処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS117−3の押圧情報保存処理により保存した押圧基準位置と、ステップS117−4の滑りコマ数取得処理により取得した滑りコマ数とに基づいて、リールを停止させる処理を行う。そして、ステップS117−5の処理が終了すると、ステップS117−6に処理を移行する。
ステップS117−6において、メインCPU301は、リール停止コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール停止コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール停止コマンドを、メインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。ここで、「リール停止コマンド」とは、押圧基準位置や、滑りコマ数の情報等を有するコマンドである。また、「リール停止コマンド」には、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13のうちのどのボタンが操作されたかの情報も含まれている。そして、ステップS117−6の処理が終了すると、リール回転中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS118に処理を移行する。
次に、図39に基づいて、図25のステップS119の処理により行われる表示判定処理についての説明を行う。なお、図39は表示判定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS119−1において、メインCPU301は、表示判定コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに係る情報を有する表示判定コマンドを送信するために、当該表示判定コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS119−1の処理が終了すると、ステップS119−2に処理を移行する。
ステップS119−2において、メインCPU301は、入賞が成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、入賞に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否か(上記確定した表示役が入賞役であるか否か)を判定する処理を行う。そして、入賞が成立したと判定された場合には(ステップS119−2=Yes)、ステップS119−3に処理を移行し、入賞が成立していないと判定された場合には(ステップS119−2=No)、ステップS119−6に処理を移行する。
ステップS119−3において、メインCPU301は、等倍役が入賞した(等倍役表示時)か否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、プラム(等倍役)に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、等倍役が入賞したと判定された場合には(ステップS119−3=Yes)、ステップS119−4に処理を移行し、等倍役が入賞していないと判定された場合には(ステップS119−3=No)、ステップS119−5に処理を移行する。
ステップS119−4において、メインCPU301は、等倍役入賞フラグをONにする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の等倍役入賞フラグ格納領域の等倍役入賞フラグをONにする処理を行う。そして、ステップS119−4の処理が終了すると、ステップS119−5に処理を移行する。
ステップS119−5において、メインCPU301は、払出枚数算定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に表示された入賞に係る図柄の組み合わせと、図柄組み合わせテーブル(図7参照)とに基づいて、払出枚数を算定する処理を行う。そして、ステップS119−5の処理が終了すると、ステップS119−6に処理を移行する。
ステップS119−6において、メインCPU301は、確変遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の遊技状態格納領域の値が、確変遊技状態を示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変遊技状態であると判定された場合には(ステップS119−6=Yes)、ステップS119−7に処理を移行し、確変遊技状態ではないと判定された場合には(ステップS119−6=No)、ステップS119−14に処理を移行する。
ステップS119−7において、メインCPU301は、確変ゲーム数未決定フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数未決定フラグが、ONであるか否かを判定する処理を行う。そして、確変ゲーム数未決定フラグがONであると判定された場合には(ステップS119−7=Yes)、ステップS119−15に処理を移行し、確変ゲーム数未決定フラグがONではないと判定された場合には(ステップS119−7=No)、ステップS119−8に処理を移行する。
ステップS119−8において、メインCPU301は、確変ゲーム数カウンタの値が「1」未満であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ゲーム数管理処理のステップS110−3の処理により、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数カウンタの値から「1」減算した結果、当該確変ゲーム数カウンタの値が「1」未満となったか否か(または、ゲーム数管理処理のステップS110−7の処理により、確変ゲーム数カウンタの値に「0」がセットされたか否か)を判定する処理を行う。そして、確変ゲーム数カウンタの値が「1」未満であると判定された場合には(ステップS119−8=Yes)、ステップS119−9に処理を移行し、確変ゲーム数カウンタの値が「1」未満ではないと判定された場合には(ステップS119−8=No)、ステップS119−15に処理を移行する。
ステップS119−9において、メインCPU301は、遊技状態に一般遊技状態をセットする処理を行う。また、メインCPU301は、確変作動中フラグに「0」をセットする処理も行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に一般遊技状態を示す値を格納する処理を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303の確変作動中フラグ格納領域の確変作動中フラグに「0」を格納する処理を行う。そして、ステップS119−9の処理が終了すると、ステップS119−10に処理を移行する。
ステップS119−10において、メインCPU301は、確変終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、確変終了に係る情報を有する確変終了コマンドを送信するために、当該確変終了コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS119−10の処理が終了すると、ステップS119−11に処理を移行する。
ステップS119−11において、メインCPU301は、確変ランプ消灯コマンドをセットする処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、確変遊技を報知するための確変表示ランプ、すなわち、第3遊技状態表示ランプ26cを消灯させるための処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ関連データ格納領域の確変ランプ点灯フラグをOFFとするとともに、ランプ用制御データ格納領域に確変ランプ消灯コマンドをセットする。この確変ランプ消灯コマンドは、後述するステップS210のLED出力データ作成処理により参照される。そして、ステップS119−11の処理が終了すると、ステップS119−12に処理を移行する。
ステップS119−12において、メインCPU301は、TK中フラグにOFFをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているTK中格納領域のTK中フラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS119−12の処理が終了すると、ステップS119−13に処理を移行する。
ステップS119−13において、メインCPU301は、TK終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、TK(等倍役高確率状態)の終了に係る情報を有するTK終了コマンドを送信するために、当該TK終了コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS119−13の処理が終了すると、ステップS119−15に処理を移行する。
ステップS119−14において、メインCPU301は、確変成立役表示判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、確変成立役が成立したか否かを判定し、確変成立役が成立した場合には、確変成立役の成立時の処理等を行う。確変成立役表示判定処理の詳細については、後述する。そして、ステップS119−14の処理が終了すると、ステップS119−15に処理を移行する。
ステップS119−15において、メインCPU301は、逆押しランプ点灯フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ関連データ格納領域の逆押しランプ点灯フラグが、ONであるか否かを判定する処理を行う。そして、逆押しランプ点灯フラグがONであると判定された場合には(ステップS119−15=Yes)、ステップS119−16に処理を移行し、逆押しランプ点灯フラグがONではないと判定された場合には(ステップS119−15=No)、ステップS119−18に処理を移行する。
ステップS119−16において、メインCPU301は、逆押しランプ消灯コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ用制御データ格納領域に逆押しランプ消灯コマンドをセットする。この逆押しランプ消灯コマンドは、後述するステップS210のLED出力データ作成処理により参照され、逆押し報知ランプ51を消灯させるための処理が行われる。そして、ステップS119−16の処理が終了すると、ステップS119−17に処理を移行する。
ステップS119−17において、メインCPU301は、逆押しランプ点灯フラグをOFFとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ関連データ格納領域の逆押しランプ点灯フラグをOFFとする。当該処理により、上記ステップS108−8−1−4、ステップS110−14と同様に、メインCPU301は、逆押しランプ点灯フラグを判定することにより、逆押し報知ランプ51の点灯または消灯状態を確認することができる。そして、ステップS119−17の処理が終了すると、ステップS119−18に処理を移行する。
ステップS119−18において、メインCPU301は、信号種別設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を設定する処理を行う。そして、ステップS119−18の処理が終了すると、ステップS119−19に処理を移行する。
ステップS119−19において、メインCPU301は、端子板信号出力処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、外部集中端子板38により、出力する信号の種別を取得する処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、上記信号種別設定処理において設定した信号の種別を取得し、外部集中端子板38により、必要に応じて、ボーナスまたは確変遊技中信号の出力停止処理、ボーナスまたはTK中信号の出力停止処理等を行う。そして、ステップS119−19の処理が終了すると、表示判定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS120に処理を移行する。
次に、図40に基づいて、図39のステップS119−14の処理により行われる確変成立役表示判定処理についての説明を行う。なお、図40は確変成立役表示判定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS119−14−1において、メインCPU301は、確変第二BB遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の遊技状態格納領域の値が、確変第二BB遊技状態を示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変第二BB遊技状態であると判定された場合には(ステップS119−14−1=Yes)、ステップS119−14−2に処理を移行し、確変第二BB遊技状態でないと判定された場合には(ステップS119−14−1=No)、確変成立役表示判定処理のサブルーチンを終了し、表示判定処理のステップS119−15に処理を移行する。
ステップS119−14−2において、メインCPU301は、表示役として確変成立役が成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、確変成立役に係る図柄の組み合わせが有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、表示役として確変成立役が成立したと判定された場合には(ステップS119−14−2=Yes)、ステップS119−14−3に処理を移行し、表示役として確変成立役が成立していないと判定された場合には(ステップS119−14−2=No)、確変成立役表示判定処理のサブルーチンを終了し、表示判定処理のステップS119−15に処理を移行する。
ステップS119−14−3において、メインCPU301は、確変成立役表示フラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変成立役表示フラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS119−14−3の処理が終了すると、ステップS119−14−4に処理を移行する。
ステップS119−14−4において、メインCPU301は、確変確定フラグに「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグに、「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS119−14−4の処理が終了すると、ステップS119−14−5に処理を移行する。
ステップS119−14−5において、メインCPU301は、ボーナスゲーム数カウンタの値が「1」より大きいか否かの判定を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナスゲーム数カウンタの値が、後述する遊技状態移行処理のステップS121−2のボーナスゲーム数カウンタ減算処理等により、「1」より大きな値であるか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナスゲーム数カウンタの値が「1」より大きな値であると判定された場合には(ステップS119−14−5=Yes)、ステップS119−14−6に処理を移行し、ボーナスゲーム数カウンタの値が「1」よりも大きな値ではないと判定された場合には(ステップS119−14−5=No)、確変成立役表示判定処理のサブルーチンを終了し、表示判定処理のステップS119−15に処理を移行する。当該ステップS119−14−5の処理、および、後述するステップS119−14−6の処理は、ボーナスゲームがまだ残っている際(最終ゲームとなる前)に、確変成立役を成立させてしまった場合に、当該ゲームでボーナスゲームを終了させるために設けている。なお、当該ステップS119−14−5の処理、および、ステップS119−14−6の処理を設けず、ボーナスゲーム中に確変成立役を成立させても、既定のボーナスゲーム数の終了までボーナス遊技を継続させるようにしてもよい。
ステップS119−14−6において、メインCPU301は、ボーナスゲーム数カウンタに「1」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナスゲーム数カウンタの値に、「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS119−14−6の処理が終了すると、確変成立役表示判定処理のサブルーチンを終了し、表示判定処理のステップS119−15に処理を移行する。
次に、図41に基づいて、図25のステップS121の処理により行われる遊技状態移行処理についての説明を行う。なお、図41は遊技状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−1において、メインCPU301は、BB作動中フラグがONであるか否かの判定を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域の第一BB作動中フラグおよび第二BB作動中フラグの値に基づいて、第一BB作動中フラグまたは第二BB作動中フラグのいずれかがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、第一BB作動中フラグまたは第二BB作動中フラグのいずれかがONであると判定された場合には(ステップS121−1=Yes)、ステップS121−2に処理を移行し、第一BB作動中フラグおよび第二BB作動中フラグのいずれもがONではないと判定された場合には(ステップS121−1=No)、ステップS121−5に処理を移行する。
ステップS121−2において、メインCPU301は、ボーナスゲーム数カウンタ減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナスゲーム数カウンタの値から、「1」減算する処理を行う。そして、ステップS121−2の処理が終了すると、ステップS121−3に処理を移行する。
なお、ボーナスゲームを払出枚数で終了させる場合においては、本処理において、メインCPU301は、ボーナス終了枚数カウンタ減算処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス終了枚数カウンタの値から、入賞した表示役に対応する払出枚数の値を、減算する処理を行う。
ステップS121−3において、メインCPU301は、ボーナスゲーム数カウンタの値が「1」未満であるか否かの判定を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナスゲーム数カウンタの値が、上記ステップS121−2のボーナスゲーム数カウンタ減算処理により、「1」未満となったか否かを判定する処理を行う。そして、ボーナスゲーム数カウンタの値が「1」未満であると判定された場合には(ステップS121−3=Yes)、ステップS121−4に処理を移行し、ボーナスゲーム数カウンタの値が「1」未満ではないと判定された場合には(ステップS121−3=No)、ステップS121−5に処理を移行する。
なお、ボーナスゲームを払出枚数で終了させる場合においては、本処理において、メインCPU301は、ボーナス終了枚数カウンタの値が「1」未満であるか否かの判定を行う。
ステップS121−4において、メインCPU301は、BB終了処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB終了時の処理等を行う。BB終了処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−4の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS121−5において、メインCPU301は、RB作動中フラグがONであるか否かの判定を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、RB作動中フラグがONであると判定された場合には(ステップS121−5=Yes)、ステップS121−6に処理を移行し、RB作動中フラグがONではないと判定された場合には(ステップS121−5=No)、ステップS121−7に処理を移行する。
ステップS121−6において、メインCPU301は、RB中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RB中の処理等を行う。RB中処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−6の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS121−7において、メインCPU301は、ボーナス作動チェック処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ボーナスを作動させるか否かのチェックや、ボーナスを作動させる場合の処理等を行う。ボーナス作動チェック処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−7の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図42に基づいて、図41のステップS121−4の処理により行われるBB終了処理についての説明を行う。なお、図42はBB終了処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−4−1において、メインCPU301は、RB終了時処理を行う。このRB終了時処理では、RB終了時に必要な処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグにOFFをセットする。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞可能回数カウンタの値をクリア(「0」をセット)する。さらに、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、一般遊技状態を示す値をセットする。そして、ステップS121−4−1の処理が終了すると、ステップS121−4−2に処理を移行する。
ステップS121−4−2において、メインCPU301は、BB終了時処理を行う。このBB終了時処理では、BB終了時に必要な処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のBB作動中フラグ(第一BB作動中フラグまたは第二BB作動中フラグ)にOFFをセットする。そして、ステップS121−4−2の処理が終了すると、ステップS121−4−3に処理を移行する。
ステップS121−4−3において、メインCPU301は、BB終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、BBの終了に係る情報を有するBB終了コマンドを送信するために、当該BB終了コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−4−3の処理が終了すると、ステップS121−4−11に処理を移行する。
ステップS121−4−11において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「S1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「S1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「S1」であると判定された場合には(ステップS121−4−11=Yes)、ステップS121−4−12に処理を移行し、確変当選フラグの値が「S1」ではないと判定された場合には(ステップS121−4−11=No)、ステップS121−4−13に処理を移行する。
ステップS121−4−12において、メインCPU301は、超高確変処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、超高確変遊技を作動させるための処理等を行う。超高確変処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−4−12の処理が終了すると、ステップS121−4−20に処理を移行する。
ステップS121−4−13において、メインCPU301は、確変確定フラグの値が「1」または「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグの値が「1」または「3」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変確定フラグの値が「1」または「3」であると判定された場合には(ステップS121−4−13=Yes)、ステップS121−4−14に処理を移行し、確変確定フラグの値が「1」および「3」ではないと判定された場合には(ステップS121−4−13=No)、ステップS121−4−16に処理を移行する。
ステップS121−4−14において、メインCPU301は、確変ボーナス終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、確変ボーナス遊技状態の終了時の処理等を行う。確変ボーナス終了時処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−4−14の処理が終了すると、ステップS121−4−17に処理を移行する。
ステップS121−4−16において、メインCPU301は、通常ボーナス終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、通常ボーナス遊技状態の終了時の処理等を行う。通常ボーナス終了時処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−4−16の処理が終了すると、ステップS121−4−17に処理を移行する。
ステップS121−4−17において、メインCPU301は、一般遊技状態であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の遊技状態格納領域の値が、一般遊技状態を示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、一般遊技状態であると判定された場合には(ステップS121−4−17=Yes)、ステップS121−4−26に処理を移行し、一般遊技状態でないと判定された場合には(ステップS121−4−17=No)、ステップS121−4−20に処理を移行する。
ステップS121−4−20において、メインCPU301は、確変移行フラグをOFFとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変移行フラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS121−4−20の処理が終了すると、ステップS121−4−21に処理を移行する。
ステップS121−4−21において、メインCPU301は、確変開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、確変遊技を開始することを示す情報を有する確変開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該確変開始コマンドを、メインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−4−21の処理が終了すると、ステップS121−4−22に処理を移行する。
ステップS121−4−22において、メインCPU301は、TK中フラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、TK(等倍役高確率状態)中であるか否かを判定するために用いる、メインRAM303に設けられているTK中格納領域のTK中フラグに、ONをセットする処理を行う。そして、ステップS121−4−22の処理が終了すると、ステップS121−4−23に処理を移行する。
ステップS121−4−23において、メインCPU301は、TK開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、TK(等倍役高確率状態)を開始することを示す情報を有するTK開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該TK開始コマンドを、メインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−4−23の処理が終了すると、ステップS121−4−24に処理を移行する。
ステップS121−4−24において、メインCPU301は、確変ランプ点灯コマンドをセットする処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、確変遊技を報知するための確変表示ランプ、すなわち、第3遊技状態表示ランプ26cを点灯させるために必要な処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ関連データ格納領域の確変ランプ点灯フラグをONとするとともに、ランプ用制御データ格納領域に確変ランプ点灯コマンドをセットする。この確変ランプ点灯コマンドは、後述するステップS210のLED出力データ作成処理により参照される。そして、ステップS121−4−24の処理が終了すると、ステップS121−4−26に処理を移行する。
ステップS121−4−26において、メインCPU301は、確変当選フラグの値に「0」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「0」を格納する処理を行う。そして、ステップS121−4−26の処理が終了すると、ステップS121−4−27に処理を移行する。
ステップS121−4−27において、メインCPU301は、確変確定フラグの値に「0」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグの値に「0」を格納する処理を行う。そして、ステップS121−4−27の処理が終了すると、ステップS121−4−28に処理を移行する。
ステップS121−4−28において、メインCPU301は、信号種別設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を設定する処理を行う。そして、ステップS121−4−28の処理が終了すると、ステップS121−4−29に処理を移行する。
ステップS121−4−29において、メインCPU301は、端子板信号出力処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を取得する処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、上記信号種別設定処理において設定した信号の種別を取得し、外部集中端子板38により、BB遊技信号の出力停止処理を行い、必要に応じて、ボーナスまたは確変中信号の出力処理、ボーナスまたはTK中信号の出力処理等を行う。そして、ステップS121−4−29の処理が終了すると、BB終了処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図43に基づいて、図42のステップS121−4−12、および、後述する図49のステップS121−6−10の処理により行われる超高確変処理についての説明を行う。なお、図43は超高確変処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−4−12−1において、メインCPU301は、遊技状態に超高確変遊技状態をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、超高確変遊技状態を示す値を格納する処理を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変作動中フラグ格納領域の確変作動中フラグの値に、「S1」をセットする。そして、ステップS121−4−12−1の処理が終了すると、ステップS121−4−12−2に処理を移行する。
ステップS121−4−12−2において、メインCPU301は、確変ゲーム数カウンタに「100」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数カウンタに、「100」を格納する処理を行う。そして、ステップS121−4−12−2の処理が終了すると、超高確変処理のサブルーチンを終了する。
次に、図44に基づいて、図42のステップS121−4−14の処理により行われる確変ボーナス終了時処理についての説明を行う。なお、図44は確変ボーナス終了時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−4−14−1において、メインCPU301は、確変確定フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変確定フラグの値が「1」であると判定された場合には(ステップS121−4−14−1=Yes)、ステップS121−4−14−2に処理を移行し、確変確定フラグの値が「1」ではないと判定された場合には(ステップS121−4−14−1=No)、ステップS121−4−14−3に処理を移行する。
ステップS121−4−14−2において、メインCPU301は、第一確変A処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第一確変遊技を作動させるための処理等を行う。第一確変A処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−4−14−2の処理が終了すると、確変ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了し、BB終了処理のステップS121−4−17に処理を移行する。
ステップS121−4−14−3において、メインCPU301は、確変成立役表示フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変成立役表示フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、確変成立役表示フラグがONであると判定された場合には(ステップS121−4−14−3=Yes)、ステップS121−4−14−4に処理を移行し、確変成立役表示フラグがONではないと判定された場合には(ステップS121−4−14−3=No)、ステップS121−4−14−7に処理を移行する。
ステップS121−4−14−4において、メインCPU301は、第二確変処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第二確変遊技を作動させるための処理等を行う。第二確変処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−4−14−4の処理が終了すると、ステップS121−4−14−4に処理を移行する。
ステップS121−4−14−5において、メインCPU301は、成立時移行フラグの値から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の成立時移行フラグの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS121−4−14−5の処理が終了すると、ステップS121−4−14−6に処理を移行する。
ステップS121−4−14−6において、メインCPU301は、確変成立役表示フラグをOFFとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変成立役表示フラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS121−4−14−6の処理が終了すると、確変ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了し、BB終了処理のステップS121−4−17に処理を移行する。
ステップS121−4−14−7において、メインCPU301は、遊技状態に一般遊技状態をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、一般遊技状態を示す値を格納する処理を行う。そして、ステップS121−4−14−7の処理が終了すると、確変ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了し、BB終了処理のステップS121−4−17に処理を移行する。
次に、図45に基づいて、図44のステップS121−4−14−2の処理により行われる第一確変A処理についての説明を行う。なお、図45は第一確変A処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−4−14−2−1において、メインCPU301は、遊技状態に第一確変遊技状態をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、第一確変遊技状態を示す値を格納する処理を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変作動中フラグ格納領域の確変作動中フラグの値に、「1」をセットする。そして、ステップS121−4−14−2−1の処理が終了すると、ステップS121−4−14−2−2に処理を移行する。
ステップS121−4−14−2−2において、メインCPU301は、確変ゲーム数カウンタに「100」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数カウンタに、「100」を格納する処理を行う。そして、ステップS121−4−14−2−2の処理が終了すると、第一確変A処理のサブルーチンを終了し、BB終了処理のステップS121−4−17に処理を移行する。
次に、図46に基づいて、図44のステップS121−4−14−4、および、後述する図47のステップS121−4−16−4の処理により行われる第二確変処理についての説明を行う。なお、図46は第二確変処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−4−14−4−1において、メインCPU301は、遊技状態に第二確変遊技状態をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、第二確変遊技状態を示す値を格納する処理を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変作動中フラグ格納領域の確変作動中フラグの値に、「2」をセットする。そして、ステップS121−4−14−4−1の処理が終了すると、ステップS121−4−14−4−2に処理を移行する。
ステップS121−4−14−4−2において、メインCPU301は、終了時期決定抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、確変遊技を終了させる時期を、現タイミングで設定するのか、後のタイミングで設定するため今回の設定を保留するのか、を選択する処理を行う。すなわち、メインCPU301は、確変遊技における確変ゲーム数の最大値を現タイミングで設定するのか、確変遊技状態中に後で設定するのか、を選択する処理を行う。そして、ステップS121−4−14−4−2の処理が終了すると、ステップS121−4−14−4−3に処理を移行する。
ステップS121−4−14−4−3において、メインCPU301は、終了時期の設定が保留されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS121−4−14−4−2の終了時期決定抽選処理において、確変遊技を終了させる時期の設定が保留されたか否かを判定する処理を行う。そして、終了時期の設定が保留されたと判定された場合には(ステップS121−4−14−4−3=Yes)、ステップS121−4−14−4−4に処理を移行し、終了時期の設定が保留されていないと判定された場合には(ステップS121−4−14−4−3=No)、ステップS121−4−14−4−5に処理を移行する。
ステップS121−4−14−4−4において、メインCPU301は、確変ゲーム数未決定フラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、確変遊技の終了時期となる確変ゲーム数が決定されているか否かを判定するために用いる、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数未決定フラグに、ONをセットする処理を行う。そして、ステップS121−4−14−4−4の処理が終了すると、第二確変処理のサブルーチンを終了し、確変ボーナス終了時処理のステップS121−4−14−5に処理を移行する。
ステップS121−4−14−4−5において、メインCPU301は、確変ゲーム数カウンタに「50」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数カウンタに、「50」を格納する処理を行う。そして、ステップS121−4−14−4−5の処理が終了すると、第二確変処理のサブルーチンを終了し、確変ボーナス終了時処理のステップS121−4−14−5に処理を移行する。
次に、図47に基づいて、図42のステップS121−4−16の処理により行われる通常ボーナス終了時処理についての説明を行う。なお、図47は通常ボーナス終了時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−4−16−1において、メインCPU301は、確変移行フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変移行フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、確変移行フラグがONであると判定された場合には(ステップS121−4−16−1=Yes)、ステップS121−4−16−2に処理を移行し、確変移行フラグがONではないと判定された場合には(ステップS121−4−16−1=No)、ステップS121−4−16−5に処理を移行する。
ステップS121−4−16−2において、メインCPU301は、確変確定フラグの値が「2」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグの値が「2」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変確定フラグの値が「2」であると判定された場合には(ステップS121−4−16−2=Yes)、ステップS121−4−16−3に処理を移行し、確変確定フラグの値が「2」ではないと判定された場合には(ステップS121−4−16−2=No)、ステップS121−4−16−4に処理を移行する。
ステップS121−4−16−3において、メインCPU301は、第一確変B処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第一確変遊技を作動させるための処理等を行う。第一確変B処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−4−16−3の処理が終了すると、通常ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了し、BB終了処理のステップS121−4−17に処理を移行する。
ステップS121−4−16−4において、メインCPU301は、第二確変処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第二確変遊技を作動させるための処理等を行う。第二確変処理の詳細については、前述の通りである。そして、ステップS121−4−16−4の処理が終了すると、通常ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了し、BB終了処理のステップS121−4−17に処理を移行する。
ステップS121−4−16−5において、メインCPU301は、遊技状態に一般遊技状態をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、一般遊技状態を示す値を格納する処理を行う。そして、ステップS121−4−16−5の処理が終了すると、通常ボーナス終了時処理のサブルーチンを終了し、BB終了処理のステップS121−4−17に処理を移行する。
次に、図48に基づいて、図47のステップS121−4−16−3の処理により行われる第一確変B処理についての説明を行う。なお、図48は第一確変B処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−4−16−3−1において、メインCPU301は、遊技状態に第一確変遊技状態をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、第一確変遊技状態を示す値を格納する処理を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変作動中フラグ格納領域の確変作動中フラグの値に、「1」をセットする。そして、ステップS121−4−16−3−1の処理が終了すると、ステップS121−4−16−3−2に処理を移行する。
ステップS121−4−16−3−2において、メインCPU301は、確変ゲーム数カウンタに「50」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数カウンタに、「50」を格納する処理を行う。そして、ステップS121−4−16−3−2の処理が終了すると、第一確変B処理のサブルーチンを終了し、BB終了処理のステップS121−4−17に処理を移行する。
次に、図49に基づいて、図41のステップS121−6の処理により行われるRB中処理についての説明を行う。なお、図49はRB中処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−6−1において、メインCPU301は、入賞が成立したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記表示判定処理において入賞図柄の表示判定がされたか否かを判定する処理を行う。そして、入賞が成立したと判定された場合には(ステップS121−6−1=Yes)、ステップS121−6−2に処理を移行し、入賞が成立していないと判定された場合には(ステップS121−6−1=No)、RB中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS121−6−2において、メインCPU301は、入賞可能回数カウンタの値を「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当該RB中に入賞可能な残りの入賞回数が記憶されている、メインRAM303の入賞可能回数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS121−6−2の処理が終了すると、ステップS121−6−3に処理を移行する。
ステップS121−6−3において、メインCPU301は、入賞可能回数カウンタの値が「0」以下であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS121−6−2の処理により、メインRAM303に設けられている入賞可能回数カウンタの値から「1」減算した結果、当該入賞可能回数カウンタの値が「1」未満となったか否かを判定する処理を行う。そして、入賞可能回数カウンタの値が「1」未満であると判定された場合には(ステップS121−6−3=Yes)、ステップS121−6−4に処理を移行し、入賞可能回数カウンタの値が「1」未満ではないと判定された場合には(ステップS121−6−3=No)、RB中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS121−6−4において、メインCPU301は、RB終了時処理を行う。このRB終了時処理では、上記BB終了処理におけるステップS121−4−1のRB終了時処理と同様の処理を行う。すなわち、メインCPU301は、RB終了時に必要な処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグにOFFをセットする。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている入賞可能回数カウンタの値をクリア(「0」をセット)する。さらに、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、一般遊技状態を示す値をセットする。そして、ステップS121−6−4の処理が終了すると、ステップS121−6−5に処理を移行する。
ステップS121−6−5において、メインCPU301は、RB終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、RBの終了に係る情報を有するRB終了コマンドを送信するために、当該RB終了コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−6−5の処理が終了すると、ステップS121−6−6に処理を移行する。
ステップS121−6−6において、メインCPU301は、BB作動中フラグがONであるか否かの判定を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域の第一BB作動中フラグおよび第二BB作動中フラグの値に基づいて、第一BB作動中フラグまたは第二BB作動中フラグのいずれかがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、第一BB作動中フラグまたは第二BB作動中フラグのいずれかがONであると判定された場合には(ステップS121−6−6=Yes)、ステップS121−6−7に処理を移行し、第一BB作動中フラグおよび第二BB作動中フラグのいずれもがONではないと判定された場合には(ステップS121−6−6=No)、ステップS121−6−9に処理を移行する。
ステップS121−6−7において、メインCPU301は、RB開始処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RB開始時の処理等を行う。RB開始処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−6−7の処理が終了すると、ステップS121−6−8に処理を移行する。
ステップS121−6−8において、メインCPU301は、RB開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、RB(ボーナス)の開始に係る情報を有するRB開始コマンドを送信するために、当該RB開始コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−6−8の処理が終了すると、RB中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS121−6−9において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「S1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「S1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「S1」であると判定された場合には(ステップS121−6−9=Yes)、ステップS121−6−10に処理を移行し、確変当選フラグの値が「S1」ではないと判定された場合には(ステップS121−6−9=No)、ステップS121−6−13に処理を移行する。
ステップS121−6−10において、メインCPU301は、超高確変処理を行う。この超高確変処理では、上記BB終了処理におけるステップS121−4−12の超高確変処理と同様の処理を行う。すなわち、メインCPU301は、超高確変遊技を作動させるための処理等を行う。超高確変処理の詳細については、前述した通りである。そして、ステップS121−6−10の処理が終了すると、ステップS121−6−11に処理を移行する。
ステップS121−6−11において、メインCPU301は、TK中フラグをONとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、TK(等倍役高確率状態)中であるか否かを判定するために用いる、メインRAM303に設けられているTK中格納領域のTK中フラグに、ONをセットする処理を行う。そして、ステップS121−6−11の処理が終了すると、ステップS121−6−12に処理を移行する。
ステップS121−6−12において、メインCPU301は、TK開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、TK(等倍役高確率状態)を開始することを示す情報を有するTK開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該TK開始コマンドを、メインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−6−12の処理が終了すると、ステップS121−6−16に処理を移行する。
ステップS121−6−13において、メインCPU301は、確変確定フラグの値が「5」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグの値が「5」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変確定フラグの値が「5」であると判定された場合には(ステップS121−6−13=Yes)、ステップS121−6−15に処理を移行し、確変確定フラグの値が「5」ではないと判定された場合には(ステップS121−6−13=No)、ステップS121−6−14に処理を移行する。
ステップS121−6−14において、メインCPU301は、確変移行フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変移行フラグにONがセットされているか否かを判定する処理を行う。そして、確変移行フラグがONであると判定された場合には(ステップS121−6−14=Yes)、ステップS121−6−15に処理を移行し、確変移行フラグがONではないと判定された場合には(ステップS121−6−14=No)、ステップS121−6−19に処理を移行する。
ステップS121−6−15において、メインCPU301は、第三確変処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、第三確変遊技を作動させるための処理等を行う。第三確変処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−6−15の処理が終了すると、ステップS121−6−16に処理を移行する。
ステップS121−6−16において、メインCPU301は、確変移行フラグをOFFとする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の確変移行フラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS121−6−16の処理が終了すると、ステップS121−6−17に処理を移行する。
ステップS121−6−17において、メインCPU301は、確変開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、確変遊技を開始することを示す情報を有する確変開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該確変開始コマンドを、メインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−6−17の処理が終了すると、ステップS121−6−18に処理を移行する。
ステップS121−6−18において、メインCPU301は、確変ランプ点灯コマンドをセットする処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB終了処理のステップS121−4−24の処理と同様に、確変遊技を報知するための確変表示ランプ、すなわち、第3遊技状態表示ランプ26cを点灯させるために必要な処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているランプ関連データ格納領域の確変ランプ点灯フラグをONとするとともに、ランプ用制御データ格納領域に確変ランプ点灯コマンドをセットする。この確変ランプ点灯コマンドは、後述するステップS210のLED出力データ作成処理により参照される。そして、ステップS121−6−18の処理が終了すると、ステップS121−6−20に処理を移行する。
ステップS121−6−19において、メインCPU301は、遊技状態に一般遊技状態をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、一般遊技状態を示す値を格納する処理を行う。そして、ステップS121−6−19の処理が終了すると、ステップS121−6−20に処理を移行する。
ステップS121−6−20において、メインCPU301は、確変当選フラグの値に「0」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「0」を格納する処理を行う。そして、ステップS121−6−20の処理が終了すると、ステップS121−6−21に処理を移行する。
ステップS121−6−21において、メインCPU301は、確変確定フラグの値に「0」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグの値に「0」を格納する処理を行う。そして、ステップS121−6−21の処理が終了すると、ステップS121−6−22に処理を移行する。
ステップS121−6−22において、メインCPU301は、信号種別設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を設定する処理を行う。そして、ステップS121−6−22の処理が終了すると、ステップS121−6−23に処理を移行する。
ステップS121−6−23において、メインCPU301は、端子板信号出力処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を取得する処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、上記信号種別設定処理において設定した信号の種別を取得し、外部集中端子板38により、RB遊技信号の出力停止処理を行い、必要に応じて、ボーナスまたは確変中信号の出力処理、ボーナスまたはTK中信号の出力処理等を行う。そして、ステップS121−6−23の処理が終了すると、RB中処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図50に基づいて、図49のステップS121−6−7、後述する図53のステップS121−7−2−17、および、後述する図55のステップS121−7−4−1の処理により行われるRB開始処理についての説明を行う。なお、図50はRB開始処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−6−7−1において、メインCPU301は、RB作動中フラグにONをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス作動中フラグ格納領域のRB作動中フラグに、ONをセットする処理を行う。そして、ステップS121−6−7−1の処理が終了すると、ステップS121−6−7−2に処理を移行する。
ステップS121−6−7−2において、メインCPU301は、入賞可能回数カウンタに「8」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているRB中の残り入賞可能回数を格納する入賞可能回数カウンタに、「8」を格納する処理を行う。そして、ステップS121−6−7−2の処理が終了すると、ステップS121−6−7−3に処理を移行する。
ステップS121−6−7−3において、メインCPU301は、遊技状態にRB遊技状態をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域にRB遊技状態を示す値を格納する処理を行う。そして、ステップS121−6−7−3の処理が終了すると、RB開始処理を終了する。
次に、図51に基づいて、図49のステップS121−6−15の処理により行われる第三確変処理についての説明を行う。なお、図51は第三確変処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−6−15−1において、メインCPU301は、遊技状態に第三確変遊技状態をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、第三確変遊技状態を示す値を格納する処理を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変作動中フラグ格納領域の確変作動中フラグの値に、「3」をセットする。そして、ステップS121−6−15−1の処理が終了すると、ステップS121−6−15−2に処理を移行する。
ステップS121−6−15−2において、メインCPU301は、確変ゲーム数カウンタに「50」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変ゲーム数カウンタに、「50」を格納する処理を行う。そして、ステップS121−6−15−2の処理が終了すると、第三確変処理のサブルーチンを終了し、RB中処理のステップS121−6−16に処理を移行する。
次に、図52に基づいて、図41のステップS121−7の処理により行われるボーナス作動チェック処理についての説明を行う。なお、図52はボーナス作動チェック処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−7−1において、メインCPU301は、表示役がBB(第一BB=「赤セブン」+「赤セブン」+「赤セブン」、または、第二BB=「青セブン」+「青セブン」+「青セブン」)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確定表示役格納領域に格納された表示役を示す値が、BBを示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、表示役がBBであると判定された場合には(ステップS121−7−1=Yes)、ステップS121−7−2に処理を移行し、表示役がBBではないと判定された場合には(ステップS121−7−1=No)、ステップS121−7−3に処理を移行する。
ステップS121−7−2において、メインCPU301は、BB表示時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、BB開始時の処理等を行う。BB表示時処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−7−2の処理が終了すると、ステップS121−7−6に処理を移行する。
ステップS121−7−3において、メインCPU301は、表示役がRB(「BAR」+「BAR」+「BAR」)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確定表示役格納領域に格納された表示役を示す値が、RBを示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、表示役がRBであると判定された場合には(ステップS121−7−3=Yes)、ステップS121−7−4に処理を移行し、表示役がRBではないと判定された場合には(ステップS121−7−3=No)、ステップS121−7−5に処理を移行する。
ステップS121−7−4において、メインCPU301は、RB表示時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RB開始時の処理等を行う。RB表示時処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−7−4の処理が終了すると、ステップS121−7−6に処理を移行する。
ステップS121−7−5において、メインCPU301は、表示役がスター(「スター」+「スター」+「スター」)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確定表示役格納領域に格納された表示役を示す値が、スターを示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、表示役がスターであると判定された場合には(ステップS121−7−5=Yes)、ステップS121−7−6に処理を移行し、表示役がスターではないと判定された場合には(ステップS121−7−5=No)、ボーナス作動チェック処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS121−7−6において、メインCPU301は、信号種別設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を設定する処理を行う。そして、ステップS121−7−6の処理が終了すると、ステップS121−7−7に処理を移行する。
ステップS121−7−7において、メインCPU301は、端子板信号出力処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、外部集中端子板38により出力する信号の種別を取得する処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、上記信号種別設定処理において設定した信号の種別を取得し、外部集中端子板38により、必要に応じて、BB遊技信号の出力処理、RB遊技信号の出力処理、ボーナスまたは確変中信号の出力処理、ボーナスまたはTK中信号の出力処理等を行う。そして、ステップS121−7−7の処理が終了すると、ボーナス作動チェック処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図53に基づいて、図52のステップS121−7−2の処理により行われるBB表示時処理についての説明を行う。なお、図53はBB表示時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−7−2−1において、メインCPU301は、ボーナスゲーム数カウンタに「64」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられたボーナス終了判定カウンタ格納領域のボーナスゲーム数カウンタに、「64」をセットする処理を行う。なお、メインCPU301は、ボーナス終了条件として、ボーナスゲームの代わりに、ボーナス終了枚数を用いてもよい。この場合、メインCPU301は、例えば、本処理において、ボーナス終了枚数カウンタに「465」をセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−1の処理が終了すると、ステップS121−7−2−2に処理を移行する。
ステップS121−7−2−2において、メインCPU301は、表示役が第一BB(「赤セブン」+「赤セブン」+「赤セブン」)であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確定表示役格納領域に格納された表示役を示す値が、第一BBを示す値であるか否かを判定する処理を行う。そして、表示役が第一BBであると判定された場合には(ステップS121−7−2−2=Yes)、ステップS121−7−2−3に処理を移行し、表示役が第一BBではないと判定された場合には(ステップS121−7−2−2=No)、ステップS121−7−2−4に処理を移行する。
ステップS121−7−2−3において、メインCPU301は、第一BB作動中フラグにONをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられたボーナス作動中フラグ格納領域の第一BB作動中フラグに、ONをセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−3の処理が終了すると、ステップS121−7−2−6に処理を移行する。
ステップS121−7−2−4において、メインCPU301は、確変第二BB移行判定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、確変第二BB遊技状態への移行判定処理等を行う。確変第二BB移行判定処理の詳細については、後述する。そして、ステップS121−7−2−4の処理が終了すると、ステップS121−7−2−5に処理を移行する。
ステップS121−7−2−5において、メインCPU301は、第二BB作動中フラグにONをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられたボーナス作動中フラグ格納領域の第二BB作動中フラグに、ONをセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−5の処理が終了すると、ステップS121−7−2−6に処理を移行する。
ステップS121−7−2−6において、メインCPU301は、持ち越し役格納領域の値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられた持ち越し役格納領域に格納されている第一BBの役を示す値または第二BBの役を示す値をクリアする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−6の処理が終了すると、ステップS121−7−2−7に処理を移行する。
ステップS121−7−2−7において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「1」であるか否か、すなわち、「第一BB重複役」に当選済みであるか否か、を判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「1」であると判定された場合には(ステップS121−7−2−7=Yes)、ステップS121−7−2−8に処理を移行し、確変当選フラグの値が「1」ではないと判定された場合には(ステップS121−7−2−7=No)、ステップS121−7−2−9に処理を移行する。
ステップS121−7−2−8において、メインCPU301は、確変確定フラグに「1」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグに、「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−8の処理が終了すると、ステップS121−7−2−15に処理を移行する。
ステップS121−7−2−9において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「2」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「2」であるか否か、すなわち、「第一BB単独役」に当選済みであるか否か、を判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「2」であると判定された場合には(ステップS121−7−2−9=Yes)、ステップS121−7−2−10に処理を移行し、確変当選フラグの値が「2」ではないと判定された場合には(ステップS121−7−2−9=No)、ステップS121−7−2−11に処理を移行する。
ステップS121−7−2−10において、メインCPU301は、確変確定フラグに「2」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグに、「2」をセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−10の処理が終了すると、ステップS121−7−2−15に処理を移行する。
ステップS121−7−2−11において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「3」であるか否か、すなわち、「第二BB重複役」に当選済みであるか否か、を判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「3」であると判定された場合には(ステップS121−7−2−11=Yes)、ステップS121−7−2−12に処理を移行し、確変当選フラグの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS121−7−2−11=No)、ステップS121−7−2−13に処理を移行する。
ステップS121−7−2−12において、メインCPU301は、確変確定フラグに「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグに、「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−12の処理が終了すると、ステップS121−7−2−15に処理を移行する。
ステップS121−7−2−13において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「4」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「4」であるか否か、すなわち、「第二BB単独役」に当選済みであるか否か、を判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「4」であると判定された場合には(ステップS121−7−2−13=Yes)、ステップS121−7−2−14に処理を移行し、確変当選フラグの値が「4」ではないと判定された場合には(ステップS121−7−2−13=No)、ステップS121−7−2−15に処理を移行する。
ステップS121−7−2−14において、メインCPU301は、確変確定フラグに「4」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグに、「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−14の処理が終了すると、ステップS121−7−2−15に処理を移行する。
ステップS121−7−2−15において、メインCPU301は、確変確定コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、確変が確定した情報を有する確変確定コマンドを送信するために、当該確変確定コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−15の処理が終了すると、ステップS121−7−2−16に処理を移行する。
ステップS121−7−2−16において、メインCPU301は、BB開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、BBの開始に係る情報を有するBB開始コマンドを送信するために、当該BB開始コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−16の処理が終了すると、ステップS121−7−2−17に処理を移行する。
ステップS121−7−2−17において、メインCPU301は、RB開始処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RB開始時の処理等を行う。RB開始処理の詳細については、前述した通りである。そして、ステップS121−7−2−17の処理が終了すると、BB表示時処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図54に基づいて、図53のステップS121−7−2−4の処理により行われる確変第二BB移行判定処理についての説明を行う。なお、図54は確変第二BB移行判定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−7−2−4−1において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「4」であるか否か、すなわち、「第二BB単独役」に当選済みであるか否か、を判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「4」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「4」であると判定された場合には(ステップS121−7−2−4−1=Yes)、ステップS121−7−2−4−2に処理を移行し、確変当選フラグの値が「4」ではないと判定された場合には(ステップS121−7−2−4−1=No)、確変第二BB移行判定処理のサブルーチンを終了し、BB表示時処理のステップS121−7−2−5に処理を移行する。
ステップS121−7−2−4−2において、メインCPU301は、成立時移行フラグの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の成立時移行フラグの値が「1」以上であるか否かを判定する処理を行う。そして、成立時移行フラグの値が「1」以上であると判定された場合には(ステップS121−7−2−4−2=Yes)、ステップS121−7−2−4−6に処理を移行し、成立時移行フラグの値が「1」以上ではないと判定された場合には(ステップS121−7−2−4−2=No)、ステップS121−7−2−4−3に処理を移行する。
ステップS121−7−2−4−3において、メインCPU301は、第二BB単独役成立時確変抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記小役等当選時確変抽選処理、上記第一BB単独役当選時確変抽選処理と同様に、確変抽選値を抽出し、第二BB単独役成立時用の確変当選抽選値に基づいて、確変抽選処理を行う。ここで、第二BB単独役成立時用の確変当選抽選値は、例えば、メインROM302に第二BB単独役成立時用確変抽選テーブルとして記憶しておく。また、第二BB単独役成立時用の確変当選抽選値は、上記小役等当選時用の確変当選抽選値、および、上記第一BB単独役当選時用の確変当選抽選値と同一のものを用いてもよい。そして、ステップS121−7−2−4−3の処理が終了すると、ステップS121−7−2−4−4に処理を移行する。
ステップS121−7−2−4−4において、メインCPU301は、確変に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS121−7−2−4−3の第二BB単独役成立時確変抽選処理において、確変当選範囲の確変抽選値が抽出されたか否かを判定する処理を行う。そして、確変に当選したと判定された場合には(ステップS121−7−2−4−4=Yes)、ステップS121−7−2−4−5に処理を移行し、確変に当選していないと判定された場合には(ステップS121−7−2−4−4=No)、確変第二BB移行判定処理のサブルーチンを終了し、BB表示時処理のステップS121−7−2−5に処理を移行する。
ステップS121−7−2−4−5において、メインCPU301は、成立時移行フラグの値に「1」を加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変移行関連フラグ格納領域の成立時移行フラグの値に「1」を加算する処理を行う。そして、ステップS121−7−2−4−5の処理が終了すると、ステップS121−7−2−4−6に処理を移行する。
ステップS121−7−2−4−6において、メインCPU301は、確変当選フラグを「3」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303の確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値に「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−2−4−6の処理が終了すると、確変第二BB移行判定処理のサブルーチンを終了し、BB表示時処理のステップS121−7−2−5に処理を移行する。
次に、図55に基づいて、図52のステップS121−7−4の処理により行われるRB表示時処理についての説明を行う。なお、図55はRB表示時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS121−7−4−1において、メインCPU301は、RB開始処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、RB開始時の処理等を行う。RB開始処理の詳細については、前述した通りである。そして、ステップS121−7−4−1の処理が終了すると、ステップS121−7−4−2に処理を移行する。
ステップS121−7−4−2において、メインCPU301は、持ち越し役格納領域の値をクリアする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられた持ち越し役格納領域に格納されているRBの役を示す値をクリアする処理を行う。そして、ステップS121−7−4−2の処理が終了すると、ステップS121−7−4−3に処理を移行する。
ステップS121−7−4−3において、メインCPU301は、確変当選フラグの値が「5」であるか否か、すなわち、「RB重複役」に当選済みであるか否か、を判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変当選フラグ格納領域の確変当選フラグの値が「5」であるか否かを判定する処理を行う。そして、確変当選フラグの値が「5」であると判定された場合には(ステップS121−7−4−3=Yes)、ステップS121−7−4−4に処理を移行し、確変当選フラグの値が「5」ではないと判定された場合には(ステップS121−7−4−3=No)、ステップS121−7−4−6に処理を移行する。
ステップS121−7−4−4において、メインCPU301は、確変確定フラグに「5」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている確変確定フラグ格納領域の確変確定フラグに、「5」をセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−4−4の処理が終了すると、ステップS121−7−4−5に処理を移行する。
ステップS121−7−4−5において、メインCPU301は、確変確定コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、確変が確定した情報を有する確変確定コマンドを送信するために、当該確変確定コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−4−5の処理が終了すると、ステップS121−7−4−6に処理を移行する。
ステップS121−7−4−6において、メインCPU301は、RB開始コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301がサブ制御基板400に対して、RBの開始に係る情報を有するRB開始コマンドを送信するために、当該RB開始コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS121−7−4−6の処理が終了すると、RB表示時処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図56に基づいて、割込処理についての説明を行う。ここで、割込処理は、メインループ処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
ステップS201において、メインCPU301は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS201の処理が終了すると、ステップS202に処理を移行する。
ステップS202において、メインCPU301は、入力ポート読込処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインI/F回路305を通じて、リール制御基板100,中継基板200、電源基板500からの信号を受信する処理を行う。そして、ステップS202の処理が終了すると、ステップS203に処理を移行する。
ステップS203において、メインCPU301は、外部信号出力データセット処理を行う。具体的には、メインCPU301は、エラーに係る外部信号出力要求や、他の所定の外部信号出力要求がある場合に、外部集中端子板38の出力ポートデータをセットする処理等を行う。そして、ステップS203の処理が終了すると、ステップS204に処理を移行する。
ステップS204において、メインCPU301は、タイマ計測処理を行う。具体的には、メインCPU301は、最小一遊技時間等を計測するためのタイマカウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS204の処理が終了すると、ステップS205に処理を移行する。
ステップS205において、メインCPU301は、リール番号として「3」をセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述するステップS206のリール駆動制御処理において、駆動制御するリールの対象を設定するために、リール番号として「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS205の処理が終了すると、ステップS206に処理を移行する。
ステップS206において、メインCPU301は、リール駆動制御処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板100を介して、ステップS205の処理によりセットされたリール番号に対応する左リール17a、中リール17b、右リール17cの左ステッピングモータ101,中ステッピングモータ102,右ステッピングモータ103を駆動することにより、左リール17a、中リール17b、右リール17cの回転の加速、定速、減速制御等を行う。そして、ステップS206の処理が終了すると、ステップS207に処理を移行する。
ステップS207において、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、現在レジスタにセットされているリール番号から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS207の処理が終了すると、ステップS208に処理を移行する。
ステップS208において、メインCPU301は、リール番号が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左リール17a、中リール17b、右リール17cの全てのリールに対して、ステップS206のリール駆動制御処理を行ったか否かを判定する処理を行う。そして、リール番号が「0」であると判定された場合には(ステップS208=Yes)、ステップS209に処理を移行し、リール番号が「0」ではないと判定された場合には(ステップS208=No)、ステップS206に処理を移行する。
ステップS209において、メインCPU301は、外部信号出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板38の出力ポートデータを設定する処理等を行う。そして、ステップS209の処理が終了すると、ステップS210に処理を移行する。
ステップS210において、メインCPU301は、LED出力データ作成処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートランプ23、第1BETランプ24a、第2BETランプ24b、第3BETランプ24c、貯留枚数表示器25、遊技状態表示ランプ26、払出枚数表示器27、投入可能表示ランプ28、及び、等倍役表示ランプ29の表示データを作成する処理を行う。例えば、メインCPU301は、第3遊技状態表示ランプ26cが消灯されている(確変を示す旨の情報出力がなされていない)際に、ランプ用制御データ格納領域に確変ランプ点灯コマンドがセットされている場合には、第3遊技状態表示ランプ26cを点灯させる(確変遊技状態を示す旨の情報出力を行うための表示データを作成する)処理を行う。また、メインCPU301は、第3遊技状態表示ランプ26cが点灯されている(確変遊技状態を示す旨の情報出力がなされている)際に、ランプ用制御データ格納領域に確変ランプ消灯コマンドがセットされている場合には、第3遊技状態表示ランプ26cを消灯させる(確変遊技状態を示す旨の情報出力を停止させるための表示データを作成する)処理を行う。そして、ステップS210の処理が終了すると、ステップS211に処理を移行する。
ステップS211において、メインCPU301は、LED表示処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートランプ23、第1BETランプ24a、第2BETランプ24b、第3BETランプ24c、貯留枚数表示器25、遊技状態表示ランプ26、払出枚数表示器27、投入可能表示ランプ28、及び、等倍役表示ランプ29の制御を、上記作成した表示データにしたがって行う。そして、ステップS211の処理が終了すると、ステップS212に処理を移行する。
ステップS212において、メインCPU301は、制御コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットされた各種コマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS212の処理が終了すると、ステップS213に処理を移行する。
ステップS213において、メインCPU301は、ポート出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板100、中継基板200、サブ制御基板400、電源基板500に対して、所定の信号を送信する処理を行う。そして、ステップS213の処理が終了すると、ステップS214に処理を移行する。
ステップS214において、メインCPU301は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS214の処理が終了すると、割込処理を終了し、メインループ処理に復帰する。
次に、図57に基づいて、サブ制御基板におけるメイン処理についての説明を行う。なお、サブ制御基板におけるメイン処理は、電源スイッチ511swがONとなったことに基づいて行われる処理である。
ステップS301において、サブCPU402は、初期化処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405のエラーチェック等の処理を行う。そして、ステップS301の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
ステップS302において、主基板通信処理を行う。当該処理において、サブCPU402は、メイン制御基板300から送信されたコマンドを解析する処理等を行う。主基板通信処理の詳細については、後述する。そして、ステップS302の処理が終了すると、ステップS303に処理を移行する。
ステップS303において、サブCPU402は、サウンド制御処理を行う。具体的には、サブCPU402は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、アンプ制御基板440を介して、下部スピーカ34,上部スピーカ35から音声を出力する処理等を行う。そして、ステップS303の処理が終了すると、ステップS304に処理を移行する。
ステップS304において、サブCPU402は、ランプ制御処理を行う。具体的には、サブCPU402は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、演出制御基板410を介して、サイドランプ5、演出用ランプ22、停止操作順序表示ランプ30、及びスタートレバー演出用ランプ42の制御を行う。また、サブCPU402は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、演出制御基板410と、ドライブ基板43を介して、演出装置44の制御を行う。そして、ステップS304の処理が終了すると、ステップS305に処理を移行する。
ステップS305において、サブCPU402は、画像制御処理を行う。具体的には、サブCPU402は、後述のサブ演出決定処理により決定された演出内容に基づいて、演出制御基板410と、汎用基板45を介して、液晶表示装置46の制御を行う。そして、ステップS305の処理が終了すると、ステップS306に処理を移行する。
ステップS306において、サブCPU402は、各種スイッチ検出時処理を行う。具体的には、サブCPU402は、(a)演出ボタン検出スイッチ18swが演出ボタン18の操作を検出したときに実行する処理や、(b)十字キー検出スイッチ19swが十字キー19の操作を検出したときに実行する処理を行う。そして、ステップS306の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
次に、図58に基づいて、図57のステップS302の処理により行われる主基板通信処理についての説明を行う。なお、図58は、主基板通信処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−1において、サブCPU402は、異なるコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、メイン制御基板300から送信されたコマンドが前回送信されたコマンドと異なるコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、異なるコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−1=Yes)、ステップS302−2に処理を移行し、異なるコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−1=No)、主基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−2において、サブCPU402は、遊技情報格納処理を行う。具体的には、サブCPU402は、メイン制御基板300から送信されたコマンドが前回送信されたコマンドと異なるコマンドであるため、当該前回送信されたコマンドと異なるコマンドに基づいて、遊技情報を作成し、サブRAM405の所定の格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS302−2の処理が終了すると、ステップS302−3に処理を移行する。
ステップS302−3において、サブCPU402は、コマンド解析処理を行う。当該処理において、サブCPU402は、ステップS302−2の処理により格納した遊技情報に基づいた処理を実行する。コマンド解析処理の詳細については、後述する。そして、ステップS302−3の処理が終了すると、主基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
次に、図59に基づいて、図58のステップS302−3の処理により行われるコマンド解析処理についての説明を行う。なお、図59はコマンド解析処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−3−1において、サブCPU402は、設定変更コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、ステップS302−2の遊技情報格納処理により格納されたコマンドが設定変更コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、設定変更コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−1=Yes)、ステップS302−3−2に処理を移行し、設定変更コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−1=No)、ステップS302−3−3に処理を移行する。
ステップS302−3−2において、サブCPU402は、設定変更コマンド受信時処理を行う。具体的には、サブCPU402は、受信した設定変更コマンドに含まれている情報に基づいて、設定変更時の演出内容を決定する処理等を行う。当該処理により、サブCPU402は、液晶表示装置46に設定変更中である旨の画像データを表示する旨の演出を決定したり、設定変更が完了した旨の画像データを表示する旨の演出を決定したりする制御を行う。そして、ステップS302−3−2の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−3−3において、サブCPU402は、リール回転開始受付コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、ステップS302−2の遊技情報格納処理により格納されたコマンドがリール回転開始受付コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始受付コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−3=Yes)、ステップS302−3−4に処理を移行し、リール回転開始受付コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−3=No)、ステップS302−3−5に処理を移行する。
ステップS302−3−4において、サブCPU402は、リール回転開始受付コマンド受信時処理を行う。当該処理において、サブCPU402は、受信したリール回転開始受付コマンドに含まれている情報に基づいて、演出内容を決定する処理等を行う。リール回転開始受付コマンド受信時処理の詳細については、後述する。そして、ステップS302−3−4の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−3−5において、サブCPU402は、リール回転開始コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、ステップS302−2の遊技情報格納処理により格納されたコマンドがリール回転開始コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、リール回転開始コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−5=Yes)、ステップS302−3−6に処理を移行し、リール回転開始コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−5=No)、ステップS302−3−7に処理を移行する。
ステップS302−3−6において、サブCPU402は、リール回転開始コマンド受信時処理を行う。当該処理において、サブCPU402は、受信したリール回転開始コマンドに含まれている情報に基づいて、リール回転開始時の演出内容を決定する処理等を行う。そして、ステップS302−3−6の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−3−7において、サブCPU402は、リール停止コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、ステップS302−2の遊技情報格納処理により格納されたコマンドがリール停止コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、リール停止コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−7=Yes)、ステップS302−3−8に処理を移行し、リール停止コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−7=No)、ステップS302−3−9に処理を移行する。
ステップS302−3−8において、サブCPU402は、リール停止コマンド受信時処理を行う。当該処理において、サブCPU402は、受信したリール停止コマンドに含まれている情報に基づいて、演出内容を決定する処理等を行う。リール停止コマンド受信時処理の詳細については、後述する。そして、ステップS302−3−8の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−3−9において、サブCPU402は、エラーコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、ステップS302−2の遊技情報格納処理により格納されたコマンドがエラーコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、エラーコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−9=Yes)、ステップS302−3−10に処理を移行し、エラーコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−9=No)、ステップS302−3−11に処理を移行する。
ステップS302−3−10において、サブCPU402は、エラーコマンド受信時処理を行う。当該処理において、サブCPU402は、受信したエラーコマンドに含まれている情報に基づいて、演出内容を決定する処理等を行う。当該処理により、サブCPU402は、演出内容として、エラーが検出された旨の画像データを液晶表示装置46に表示する演出を決定したり、エラーが検出された際に出力する音声データを下部スピーカ34,上部スピーカ35から出力する演出を決定したりする制御を行う。そして、ステップS302−3−10の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−3−11において、サブCPU402は、表示判定コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、ステップS302−2の遊技情報格納処理により格納されたコマンドが表示判定コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、表示判定コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−11=Yes)、ステップS302−3−12に処理を移行し、表示判定コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−11=No)、ステップS302−3−13に処理を移行する。
ステップS302−3−12において、サブCPU402は、表示判定コマンド受信時処理を行う。当該処理において、サブCPU402は、受信した表示判定コマンドに含まれている情報に基づいて、入賞等が成立した時の演出内容を決定する処理等を行う。そして、ステップS302−3−12の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−3−13において、サブCPU402は、報知役用フェイク演出コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、ステップS302−2の遊技情報格納処理により格納されたコマンドが報知役用フェイク演出コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、報知役用フェイク演出コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−13=Yes)、ステップS302−3−14に処理を移行し、報知役用フェイク演出コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−13=No)、ステップS302−3−15に処理を移行する。
ステップS302−3−14において、サブCPU402は、報知役用フェイク演出フラグをONとする処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405に設けられている演出情報格納領域の報知役用フェイク演出フラグにONをセットする処理を行う。そして、ステップS302−3−14の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−3−15において、サブCPU402は、確変成立役アシストコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、ステップS302−2の遊技情報格納処理により格納されたコマンドが確変成立役アシストコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、確変成立役アシストコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−15=Yes)、ステップS302−3−16に処理を移行し、確変成立役アシストコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−15=No)、ステップS302−3−17に処理を移行する。
ステップS302−3−16において、サブCPU402は、演出(演出No.)を確変成立役用演出に変更する処理を行う。当該処理において、サブCPU402は、受信した確変成立役アシストコマンドに基づいて、後述するサブ演出決定処理のステップS302−4−1−5で決定した演出(演出No.)を確変成立役用の演出(演出No.)に変更する処理を行う。そして、ステップS302−3−16の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−3−17において、サブCPU402は、受信したコマンドに応じた処理を実行する制御を行う。当該処理において、サブCPU402は、ステップS302−2の遊技情報格納処理により格納されたコマンドに基づいて、演出内容を決定する処理を行う。さらに、サブCPU402は、確変終了コマンド、または、RB終了コマンドを受信した場合には、状態番号に「01」をセットする処理を行う。また、サブCPU402は、確変開始コマンドを受信した場合には、状態番号に「02」をセットする処理を行う。また、サブCPU402は、ボーナス開始コマンド(BB開始コマンド、RB開始コマンド)を受信した場合には、状態番号に「03」をセットする処理を行う。なお、状態番号に所定の値をセットする処理は、上記ステップS302−3−12の表示判定コマンド受信時処理において、一部を行うようにしてもよい。そして、ステップS302−3−17の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
次に、図60に基づいて、リール回転開始受付コマンド受信時処理についての説明を行う。なお、図60はリール回転開始受付コマンド受信時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−3−4−1において、サブCPU402は、サブ演出決定処理を行う。当該処理において、サブCPU402は、当選役に基づく演出を決定する処理を行う。サブ演出決定処理の詳細については、後述する。そして、ステップS302−3−4−1の処理が終了すると、ステップS302−3−4−2に処理を移行する。
ステップS302−3−4−2において、サブCPU402は、演出データの決定処理を行う。具体的には、サブCPU402は、上記ステップS302−3−4−1において決定した演出(演出No.)に基づいて、開始操作時用の演出データを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−4−2の処理が終了すると、ステップS302−3−4−3に処理を移行する。
ステップS302−3−4−3において、サブCPU402は、停止リール数カウンタに「0」をセットする処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405に設けられている停止リール数格納領域の停止リール数カウンタに、「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS302−3−4−3の処理が終了すると、リール回転開始受付コマンド受信時処理を終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
次に、図61に基づいて、リール回転開始受付コマンド受信時処理におけるサブ演出決定処理についての説明を行う。なお、図61はサブ演出決定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−3−4−1−1において、サブCPU402は、報知役用フェイク演出フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405に設けられている演出情報格納領域の報知役用フェイク演出フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、報知役用フェイク演出フラグがONであると判定された場合には(ステップS302−3−4−1−1=Yes)、ステップS302−3−4−1−2に処理を移行し、報知役用フェイク演出フラグがONでないと判定された場合には(ステップS302−3−4−1−1=No)、ステップS302−3−4−1−4に処理を移行する。
ステップS302−3−4−1−2において、サブCPU402は、確変報知役用フェイク演出(演出No.)を決定する処理を行う。また、サブCPU402は、決定した演出に関する情報をサブRAM405に設けられた演出情報格納領域に記憶させる。そして、ステップS302−3−4−1−2の処理が終了すると、ステップS302−3−4−1−3に処理を移行する。
ステップS302−3−4−1−3において、サブCPU402は、報知役用フェイク演出フラグをOFFとする処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405に設けられている演出情報格納領域の報知役用フェイク演出フラグにOFFをセットする処理を行う。そして、ステップS302−3−4−1−3の処理が終了すると、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、リール回転開始受付コマンド受信時処理のステップS302−3−4−2に処理を移行する。
ステップS302−3−4−1−4において、サブCPU402は、演出用の抽選値を取得する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブ乱数発生器403により生成された乱数値を取得する処理を行う。そして、ステップS302−3−4−1−4の処理が終了すると、ステップS302−3−4−1−5に処理を移行する。
ステップS302−3−4−1−5において、サブCPU402は、演出を決定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、遊技状態別の演出決定テーブルと、リール回転開始受付コマンドに含まれる情報による当選役と、上記ステップS302−3−4−1−4で取得した抽選値と、に基づいて、演出(演出No.)を決定する処理を行う。また、サブCPU402は、決定した演出に関する情報をサブRAM405に設けられた演出情報格納領域に記憶させる。そして、ステップS302−3−4−1−5の処理が終了すると、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、リール回転開始受付コマンド受信時処理のステップS302−3−4−2に処理を移行する。
次に、図62に基づいて、リール停止コマンド受信時処理についての説明を行う。なお、図62はリール停止コマンド受信時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−3−8−1において、サブCPU402は、停止リール数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405に設けられている停止リール数格納領域の停止リール数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、停止リール数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS302−3−8−1=Yes)、ステップS302−3−8−2に処理を移行し、停止リール数カウンタの値が「0」でないと判定された場合には(ステップS302−3−8−1=No)、ステップS302−3−8−3に処理を移行する。
ステップS302−3−8−2において、サブCPU402は、決定した演出(演出No.)に基づいて、第一停止操作用の演出データをセットする処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405に設けられた演出情報格納領域に格納された演出No.によって、第一停止操作時の演出データを取得し、画像制御部420等に対して演出制御処理を行う。なお、押し順によって演出(演出No.)が異なる場合には、リール停止コマンドに含まれる停止位置にしたがって第一停止操作時の演出データを取得する。そして、ステップS302−3−8−2の処理が終了すると、ステップS302−3−8−6に処理を移行する。
ステップS302−3−8−3において、サブCPU402は、停止リール数カウンタの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405に設けられている停止リール数格納領域の停止リール数カウンタの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、停止リール数カウンタの値が「1」であると判定された場合には(ステップS302−3−8−3=Yes)、ステップS302−3−8−4に処理を移行し、停止リール数カウンタの値が「1」でないと判定された場合には(ステップS302−3−8−3=No)、ステップS302−3−8−5に処理を移行する。
ステップS302−3−8−4において、サブCPU402は、決定した演出(演出No.)に基づいて、第二停止操作用の演出データをセットする処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405に設けられた演出情報格納領域に格納された演出No.によって、第二停止操作時の演出データを取得し、画像制御部420等に対して演出制御処理を行う。なお、上記第一停止操作時の処理(ステップS302−3−8−2)と同様に、押し順によって演出(演出No.)が異なる場合には、リール停止コマンドに含まれる停止位置にしたがって第二停止操作時の演出データを取得する。また、第一停止操作時の停止位置によって、第二停止操作時の演出データが決定される場合には、第一停止操作時に決定された第二停止操作時の演出データを取得する。そして、ステップS302−3−8−4の処理が終了すると、ステップS302−3−8−6に処理を移行する。
ステップS302−3−8−5において、サブCPU402は、決定した演出(演出No.)に基づいて、第三停止操作用の演出データをセットする処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405に設けられた演出情報格納領域に格納された演出No.によって、第三停止操作時の演出データを取得し、画像制御部420等に対して演出制御処理を行う。なお、上記第一停止操作時の処理(ステップS302−3−8−2)および第二停止操作時の処理(ステップS302−3−8−4)と同様に、押し順によって演出(演出No.)が異なる場合には、リール停止コマンドに含まれる停止位置にしたがって第三停止操作時の演出データを取得する。また、第一停止操作時の停止位置または第二停止操作時の停止位置によって、第三停止操作時の演出データが決定される場合には、第一停止操作時または第二停止操作時に決定された第三停止操作時の演出データを取得する。そして、ステップS302−3−8−5の処理が終了すると、ステップS302−3−8−6に処理を移行する。
ステップS302−3−8−6において、サブCPU402は、停止リール数カウンタに「1」加算する処理を行う。具体的には、サブCPU402は、サブRAM405に設けられた停止リール数格納領域の停止リール数カウンタの値に、「1」加算する処理を行う。そして、ステップS302−3−8−6の処理が終了すると、リール停止コマンド受信時処理を終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
次に、図63に基づいて、外部集中端子板38の信号の出力を示すタイミングチャートについて説明を行う。
また、図63のタイミング(E)において、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONとなり、遊技の開始を許可し、内部抽選処理を行った結果、当選エリア「11」(当選役=スター)が選択された場合、超高確変遊技状態への移行に当選した旨の情報を有する確変当選信号(確変に係る情報)を出力する。この際に、メインCPU301は、外部集中端子板38の第9ピンの信号出力をOFFからONとする制御を行う。
ここで、図63のタイミング(G)において、BB遊技状態とはならないので、BB遊技信号である、外部集中端子板38の第4ピンの信号出力は、OFFのままである。
例えば、第9ピンから出力する確変当選信号(確変に係る情報)は、内部抽選処理において、当選エリア「11」(当選役=スター)が選択されたタイミングで出力するようにしているが、表示判定処理において、「スター」に係る図柄の組み合わせが表示されたタイミングで出力するようにすることができる。この場合、遊技者の停止タイミングにかかわらず、いわゆる引き込みにより図柄「スター」を有効ライン上に停止可能な図柄配置とし、内部抽選処理により当選役「スター」が選択された場合には、有効ライン上に「スター」に係る図柄の組み合わせを停止表示させる停止制御を行うことが望ましい。
次に、図64に基づいて、液晶表示装置46に表示される演出画像についての説明を行う。
次に、確変第一BB遊技状態中において、メインCPU301により当選役として、当選エリア「12」の「確変報知役」が決定され、逆押し報知が行われる場合の例について、説明する。図65は、「確変報知役」に当選時の表示例、および、確変報知フェイク演出が行われる場合の表示例を示す図である。
次に、確変第二BB遊技状態中におけるボーナスゲームの最終ゲームにおける演出例について、説明する。図66は、「確変成立役」に当選時の停止操作順にしたがった場合の表示例、および、停止操作順にしたがわなかった場合の表示例を示す図である。
次に、BB遊技状態の終了条件として、異なるゲーム数を設定する場合について、説明する。なお、この場合において、当選エリア「02」(第二BB単独役)に当選し、「青セブン」+「青セブン」+「青セブン」を表示させた場合に、通常第二BB遊技を実行するのか、第三BB遊技を実行するのか、を抽選し、選択するものとする。以下、具体的に説明する。
図67は、第三BB遊技状態用当選エリア決定テーブルを示す図である。第三BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、第三BB遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。
これにより、ボーナス遊技中のメダル獲得期待枚数が同数で、遊技数の異なる複数のボーナス遊技を設定することができる。
さらに、本実施の形態においては、TK中とは、確変遊技中であるので、確変ゲーム数とTKゲーム数は、同ゲーム数となっているが、TKゲームを確変ゲームと独立させて、それぞれのゲーム数を異なるものとしてもよい。確変ゲーム数とTKゲーム数とを、異ならせる場合について、以下で説明する。
次に、確変報知のフェイク演出を行うための確変報知フェイク役を設ける場合について、説明する。
この場合、メインROM302は、確変報知フェイク役に対応した図柄組み合わせテーブル、当選エリア決定テーブル等を記憶している。
次に、図68に基づいて、確変報知フェイク役に対応した図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
メインCPU301は、「確変報知フェイク役」に当選している場合に、右停止ボタン13、中停止ボタン12、左停止ボタン11の順序で停止操作が行われると、有効ライン上に「ベル」、「プラムA」、「プラムA」の図柄の組み合わせを停止させる。
したがって、遊技者は、第3停止操作を行う前までは、「確変報知役」の図柄組み合わせと同一の図柄組み合わせが停止表示されるため、「確変報知役」に当選しているのか、「確変報知フェイク役」に当選しているのかが分からず、最後まで緊張感を保つことができる。
図69に、確変報知フェイク役を追加した確変第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルを示す。この確変第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、確変第一BB遊技状態において選択される当選エリア決定テーブルである。なお、確変第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブル以外の当選エリア決定テーブルは、確変報知フェイク役に対して抽選値が割り振られていないので、詳細な説明を省略する。
また、図69に示す確変第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルは、図15(b)に示す確変第一BB遊技状態用当選エリア決定テーブルに対して、当選エリア「ハズレ」および「確変報知フェイク役」に対する抽選値のみが異なり、当選エリア「ハズレ」には抽選値「26016」が割り振られ、当選エリア「確変報知フェイク役」には抽選値「4096」が割り振られている。
メインCPU301は、内部抽選処理(図30参照)のステップS108−2において、当選番号の初期値として「17」を取得し、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に記憶する処理を行う。これにより、「確変報知フェイク役」を含むすべての当選エリアについて、抽選を行うことができる。
メインCPU301は、確変報知役判定処理(図33参照)のステップS108−8−1−2において、上記内部抽選処理により当選した当選エリアが「12」(当選役=確変報知役)または当選エリアが「17」(当選役=確変報知フェイク役)であるか否かを判定する処理を行い、当選エリアが「12」であると判定された場合に加え、当選エリアが「17」であると判定された場合にも(ステップS108−8−1−2=Yes)、ステップS108−8−1−3に処理を移行する。
サブCPU402は、コマンド解析処理(図59参照)において、メイン制御基板300から報知役用フェイク演出コマンドを受信することがないので、図59のコマンド解析処理におけるステップS302−3−13およびステップS302−3−14の処理を行わない。
サブCPU402は、サブ演出決定処理(図61参照)において、メイン制御基板300から報知役用フェイク演出コマンドを受信することがないため、報知役用フェイク演出フラグがONとなることもない(報知役用フェイク演出フラグを設けない)ので、図61のサブ演出決定処理におけるステップS302−3−4−1−1からステップS302−3−4−1−3の処理を行わない。
なお、確変報知フェイク役が決定された場合には、ステップS302−3−4−1−5において、確変報知フェイク役に対応する演出(演出No.)が決定される。
また、本実施の形態においては、第一確変遊技状態用当選エリア決定テーブル、第二確変遊技状態用当選エリア決定テーブル、第三確変遊技状態用当選エリア決定テーブル、超高確変遊技状態用当選エリア決定テーブルを、本願の高確率抽選情報の一例とした。また、本実施の形態においては、第一確変遊技状態、第二確変遊技状態、第三確変遊技状態、超高確変遊技状態を、本願の高確率遊技状態の一例とした。
さらに、本実施の形態においては、当選役「確変報知役」を、本願の高確率遊技状態移行報知役の一例とした。また、本実施の形態においては、当選役「確変報知役」、「確変成立役」を、本願の押し順当選役の一例とした。
さらに、本実施の形態においては、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13による停止操作の順序を、停止操作順といい、右停止ボタン13をはじめに操作する停止操作の順序を、本願の特定の停止操作順の一例とした。
また、本実施の形態において、表示窓21は、本願の図柄表示手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の遊技状態設定手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、スタートスイッチ10swは、本願の開始操作検出手段を構成する。
また、本実施の形態において、メインCPU301、左ステッピングモータ101、中ステッピングモータ102、右ステッピングモータ103は、本願の図柄変動手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、メインCPU301は、当選役および停止操作位置に基づいて、リール17に配された図柄の停止制御を行う。すなわち、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の停止制御手段を構成する。
また、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の判定手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の遊技状態移行手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、メインCPU301は、本願の高確率遊技状態移行抽選手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、サブCPU401および液晶表示装置46は、本願の停止操作順報知手段を構成する。
さらに、本実施の形態において、逆押し報知ランプ51は、本願の特定操作順有利状態報知手段を構成する。
さらに、本実施の形態においては、ボーナスゲームを、所定のゲーム数を消化することを終了条件としているが、これに限らず、前述のように、所定の小役への当選がハズレることを終了条件として設定してもよい。
2 キャビネット
2a 蝶番機構
3 前面扉
4 鍵穴
5 サイドランプ
6 メダル投入口
7 1BETボタン
7sw 1BETスイッチ
8 MAX−BETボタン
8sw MAX−BETスイッチ
9 精算ボタン
9sw 精算スイッチ
10 スタートレバー
10sw スタートスイッチ
11 左停止ボタン
11sw 左停止スイッチ
12 中停止ボタン
12sw 中停止スイッチ
13 右停止ボタン
13sw 右停止スイッチ
14 停止ボタンユニット
15 返却ボタン
16 セレクター
16s メダルセンサ
17a 左リール
17b 中リール
17c 右リール
17d リールユニット
18 演出ボタン
18sw 演出ボタン検出スイッチ
19 十字キー
19sw 十字キー検出スイッチ
20 パネル
21 表示窓
22 演出用ランプ
23 スタートランプ
24 BETランプ
25 貯留枚数表示器
26 遊技状態表示ランプ
26a 第1遊技状態表示ランプ
26b 第2遊技状態表示ランプ
26c 第3遊技状態表示ランプ
27 払出枚数表示器
28 投入可能表示ランプ
29 等倍役表示ランプ
30 停止操作順序表示ランプ
31 腰部パネル
32 受皿ユニット
33 メダル払出口
34 下部スピーカ
35 上部スピーカ
36 設定表示部
37 設定変更ボタン
37sw 設定変更スイッチ
38 外部集中端子板
39s セレクターセンサ
40s リセットキーセンサ
41s ドア開放センサ
42 スタートレバー演出用ランプ
43 ドライブ基板
44 演出装置
45 汎用基板
46 液晶表示装置
51 逆押し報知ランプ
100 リール制御基板
101 左ステッピングモータ
102 中ステッピングモータ
103 右ステッピングモータ
111s 左リールセンサ
112s 中リールセンサ
113s 右リールセンサ
200 中継基板
300 メイン制御基板
301 メインCPU
302 メインROM
303 メインRAM
304 メイン乱数発生器
305 メインI/F回路
400 サブ制御基板
401 サブI/F回路
402 サブCPU
403 サブ乱数発生器
404 サブROM
405 サブRAM
406 RTC装置
410 演出制御基板
420 画像制御部
421 VDP
422 液晶制御CPU
423 液晶制御ROM
424 液晶制御RAM
425 フレームカウンタ
426 CGROM
427 VRAM
428 音源IC
429 音源ROM
430 ランプ制御部
431 ランプ制御CPU
432 ランプ制御ROM
433 ランプ制御RAM
440 アンプ制御基板
441 下部スピーカ用アンプ
442 上部スピーカ用アンプ
500 電源基板
510 電源装置
511 電源ボタン
511sw 電源スイッチ
520 ホッパー
521 排出スリット
522 ホッパーガイド部材
523 ガイド部材
524 払出ガイド部材
530 補助貯留部
530s 補助貯留部満タンセンサ
Claims (2)
- 複数の図柄がそれぞれの周面に配された複数のリールと、
前記複数のリールの周面に配された前記複数の図柄のうち、一部の図柄を表示する図柄表示手段と、
遊技状態を設定する遊技状態設定手段と、
開始操作を検出する開始操作検出手段と、
前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことと、前記遊技状態設定手段に設定された遊技状態に基づいた抽選情報と、によって、当選役を決定する当選役決定手段と、
前記開始操作検出手段により前記開始操作が検出されたことに基づいて、前記複数のリールを回転させることにより、前記複数の図柄を変動表示させる図柄変動手段と、
前記複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、停止操作を検出する停止操作検出手段と、
前記当選役決定手段により決定された当選役、および、前記停止操作検出手段により検出された停止操作に基づいて、前記図柄変動手段により変動表示されている図柄の停止制御を行う停止制御手段と、
前記停止制御手段により前記複数の図柄の変動表示が全て停止されたことに基づいて、予め定められた図柄の組み合わせが表示されたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により所定の図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合に、所定の特典を与える特典付与手段と、
移行条件に基づいて前記遊技状態設定手段が設定する遊技状態を、所定の通常抽選情報に基づき当選役が決定される通常遊技状態と、前記通常抽選情報よりも所定の当選役を高確率で決定する高確率抽選情報に基づき当選役が決定される高確率遊技状態と、前記所定の特典に係る当選役が前記通常抽選情報よりも高確率に設定された特別抽選情報に基づいて当選役が決定される特別遊技状態と、のいずれかに移行させる遊技状態移行手段と、
抽選条件に基づいて、前記高確率遊技状態への移行に係る抽選を行う高確率遊技状態移行抽選手段と、
を備え、
前記停止制御手段は、前記当選役決定手段により特別遊技当選役が決定されたことを条件に、前記停止操作検出手段により所定のタイミングで停止操作が検出された場合、前記特別遊技当選役に対応する特別図柄の組み合わせが表示される図柄の停止制御を行い、
前記遊技状態移行手段は、前記判定手段により前記特別図柄の組み合わせが表示されたと判定された場合に、前記遊技状態設定手段が設定する遊技状態を前記特別遊技状態に移行させ、また、前記高確率遊技状態移行抽選手段により前記高確率遊技状態への移行に当選した場合に、前記特別遊技状態の終了後に、前記遊技状態設定手段が設定する遊技状態を前記高確率遊技状態に移行させ、
前記当選役決定手段は、前記特別遊技状態中に、前記高確率遊技状態移行抽選手段による抽選に当選している場合、前記高確率遊技状態への移行当選を報知する高確率遊技状態移行報知役を、前記当選役として決定可能とし、
前記停止制御手段は、前記当選役決定手段により前記高確率遊技状態移行報知役が決定されたことに基づいて、前記高確率遊技状態移行報知役に係る図柄の組み合わせを前記図柄表示手段に表示可能に停止制御を行う
ことを特徴とする遊技機。 - 前記複数のリールに対する前記停止操作の順序を報知するとともに、前記当選役決定手段により前記高確率遊技状態移行報知役が決定された場合、前記高確率遊技状態移行報知役の成立用の停止操作順序を報知する停止操作順報知手段と、
を備え、
前記停止制御手段は、前記当選役決定手段により前記高確率遊技状態移行報知役が決定された際、前記停止操作検出手段により前記高確率遊技状態移行報知役の成立用の操作順序で前記停止操作が検出された場合、前記高確率遊技状態移行報知役に係る図柄の組み合わせを前記図柄表示手段に表示されるように前記停止制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014214789A JP2016077744A (ja) | 2014-10-21 | 2014-10-21 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014214789A JP2016077744A (ja) | 2014-10-21 | 2014-10-21 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016077744A true JP2016077744A (ja) | 2016-05-16 |
Family
ID=55957017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014214789A Pending JP2016077744A (ja) | 2014-10-21 | 2014-10-21 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016077744A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6300422B1 (ja) * | 2017-01-25 | 2018-03-28 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
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JP2011041848A (ja) * | 2010-11-30 | 2011-03-03 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
JP2014094195A (ja) * | 2012-11-10 | 2014-05-22 | Fujishoji Co Ltd | 回胴式遊技機 |
-
2014
- 2014-10-21 JP JP2014214789A patent/JP2016077744A/ja active Pending
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JP2018117827A (ja) * | 2017-01-25 | 2018-08-02 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
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