JP2016077719A - 椅子 - Google Patents

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Abstract


【課題】座部材の平面視における形状と脚部材の平面視における形状が異なる椅子において、外被材が支障なく張られた椅子を提供する。
【解決手段】椅子100は、床面に設置される脚部材1と、着座者が着座可能な座部材2と、脚部材1と座部材2とを連結する連結部材3と、座部材2の下部の外縁から脚部材1の上部の外縁までの範囲に、上下方向にわたって少なくとも張られた外被材5Aと、を備え、平面視において、脚部材1の形状と座部材2の形状とは異なり、外被材5Aは、連結部材3との間に空間部Kを形成するように張られていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、椅子に関するものである。
従来から、公共施設や待合室等の室内空間において、着座者が着座可能であって、背凭れや肘掛けが設けられていないスツールが知られている。このようなスツールとして、断面門型に成形された発泡スチロール樹脂製台枠と、発泡スチロール樹脂製台枠の上部に設けられた弾性発泡体及び弾性発泡板と、これら発泡スチロール樹脂製台枠及び弾性発泡板の表面に沿って張られた化粧シートと、を備えたものが提案されている(下記の特許文献1参照)。
実公昭46−8436号公報
上記に示す特許文献1に示すように、化粧シートのような外被材は、発泡スチロール樹脂製台枠及び弾性発泡板等の芯材の表面に沿って張られる。よって、弾性発泡板により構成される座部材の平面視形状と、発泡スチロール樹脂製台枠の下部により構成される脚部座の平面視形状とが異なる椅子では、芯材が複雑な形状をなすため、芯材の表面に沿って張られる外被材に捩れやしわ等が生じる可能性があるという問題点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、座部材の平面視における形状と脚部材の平面視における形状が異なる椅子において、外被材が支障なく張られた椅子を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る椅子は、床面に設置される脚部材と、着座者が着座可能な座部材と、前記脚部材と前記座部材とを連結する連結部材と、前記座部材の下部の外縁から前記脚部材の上部の外縁までの範囲に、上下方向にわたって少なくとも張られた外被材と、を備えた椅子であって、平面視において、前記脚部材の形状と前記座部材の形状とは異なり、前記外被材は、前記連結部材との間に空間部を形成するように張られていることを特徴とする。
このように構成された椅子では、外被材は、座部材の下部の外縁から脚部材の上部の外縁まで範囲に、上下方向にわたって少なくとも張られるとともに、連結部材との間に空間部を形成している。例えば、脚部材と座部材との間に外郭をなす芯材が設けられた椅子において、平面視で脚部材の形状と座部材の形状とが異なると、芯材が複雑な形状をなすため、芯材に沿って張られた外被材には局所的な力が生じる。一方、本発明では、外被材は、連結部材との間に形成された空間部に沿って自由に変形することができ、局所的な力が生じることがない。よって、外被材に捩れ等が生じることが抑制されるため、外被材を支障なく張ることができる。
また、本発明に係る椅子は、前記外被材は、前記座部材を覆うように張られていることが好ましい。
このように構成された椅子では、外被材は、座部材を覆うとともに脚部材の上部の外縁まで上下方向にわたって張られている。よって、座部材から脚部材の上部にわたって張られた外被材により、統一感のある外観デザインの椅子を提供することができる。
また、本発明に係る椅子は、前記脚部材と及び前記座部材とを連結する複数の連結部材を有していてもよい。
このように構成された椅子では、複数の連結部材が脚部材と座部材とを連結するため、複数の連結部材で、座部材に作用する着座者の荷重を確実に支持することができる。
また、本発明に係る椅子は、前記座部材は、弾性を有するクッション材と、前記クッション材を支持するクッション支持部と、を有し、前記連結部材は、前記脚部材と前記クッション支持部とを連結していてもよい。
このように構成された椅子では、着座者が着座するクッション材は弾性を有するため、座り心地を良好にすることができる。また、クッション材を支持するクッション支持部は連結部材を介して脚部材に連結されているため、クッション材に作用する着座者の荷重を確実に支持することができる。
また、本発明に係る椅子は、前記脚部材は、床面に設置される設置部と、前記設置部の上部に配置されたベース部と、を有し、前記外被材の端部は、前記設置部と前記ベース部との間に挟み込まれて取り付けられていてもよい。
このように構成された椅子では、外被材の端部は設置部とベース部との間に挟み込まれ外部から見えないため、椅子の外観を向上させることができる。また、外被材の端部は床面に設置される設置部とベース部との間に挟み込まれているため、外被材が床面に接することがない。よって、外被材が床面に接触して汚れることが抑制される。
本発明に係る椅子によれば、座部材の平面視における形状と脚部材の平面視における形状が異なる椅子において、外被材が支障なく張られる。
本発明の一実施形態に係る椅子の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の一部を切断した斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る椅子の斜視図である。
以下、椅子の一例として、本発明の実施形態に係るスツールについて説明する。このスツールは、公共施設や待合室等の室内空間に設置され、利用者が着座可能であるとともに背凭れや肘掛けが設けられていないものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る椅子の斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る椅子の分解斜視図である。図2では、後述する張り材を省略して示している。図3は、本発明の一実施形態に係る椅子の一部を切断した斜視図である。
図1に示すように、スツール100は、床面に設置されるベース体(脚部材)1と、着座者が着座可能な座部材2と、ベース体1と座部材2とを連結する4本のパイプ支柱(連結部材)3と、座部材2及び複数のパイプ支柱3を覆うように張られた張り材(外被材)5Aと、を備えている。
(ベース体)
図2,3に示すように、ベース体1は、下面を形成するスカート部11と、スカート部11の上部に配置されたベース板(ベース部)12と、スカート部11に取り付けられた高さ調整可能な複数のアジャスタ13と、を有している。
本実施形態では、スカート部11とアジャスタ13とが、設置部を構成している。
スカート部11は、平面視円形状に形成された支持板部11Aと、支持板部11Aの縁部から下方に延びる内壁部11Bと、を有している。さらに、スカート部11は、内壁部11Bの下端から平面視スツール100の中央側から外側(以下、単に「外側」と称することがある。)に延びる底壁部11Cと、底壁部11Cの端部から上方に向かって立ち上がる外壁部11Dと、を有している。外壁部11Dの上端11Eは、支持板部11Aの上面11Uと略同一の高さに位置している。
本実施形態では、スカート部11は、樹脂により構成されている。また、支持板部11Aと、内壁部11Bと、底壁部11Cと、外壁部11Dとは一体に形成されている。
支持板部11Aには、後述するベース板12を取り付けるための取付孔11Xが設けられている。また、支持板部11Aには、アジャスタ13を取り付けるためのアジャスタ取付部11Yが設けられている。これら取付孔11X及びアジャスタ取付部11Yは、互いに離間してそれぞれ4箇所ずつ設けられている。
なお、取付孔11X及びアジャスタ取付部11Yの個数は、4個に限られず適宜選択可能である。
ベース板12は、平面視円形状に形成されている。ベース板12には、後述するパイプ支柱3を取り付けるための取付孔12Aが設けられている。取付孔12Aは、ベース板12の内縁に沿って4箇所設けられている。
このベース板12は、スカート部11の支持板部11Aの上部に、後述する張り材5Aの端部を介在させて配置されている。本実施形態では、ベース板12は、合板により構成されている。
アジャスタ13の先端のネジ部が、スカート部11の支持板部11Aに設けられたアジャスタ取付部11Yに螺合されている。これにより、アジャスタ13は、平面視スカート部11の外壁部11D及び内壁部11Bよりもスカート部11の中央側に取り付けられている。
なお、高さ調整が可能なアジャスタ13の代わりに、床面に設置され支持板部11A等に固定された固定脚(不図示。以下同じ。)や、床面上で走行移動自在なキャスター(不図示。以下同じ。)等を適宜採用することができる。また、固定脚やキャスターの個数は、適宜選択可能である。
(座部材)
座部材2は、弾性を有するクッション材21と、クッション材を支持するクッションベース(クッション支持部)22と、を有している。
クッション材21は、平面視矩形状をなすとともに、四隅が円弧状に形成されている。このクッション材21の上面21Bは、下面21Aよりも大きな形状をなしている。クッション材21の側面21Cは、上方から下方に向かうにしたがって次第にスツール100の平面視中央側に向かうように傾斜している。本実施形態では、クッション材21はウレタンにより構成されている。
クッションベース22は、平面視矩形状をなし、クッション材21の下面21Aに沿って配置されている。クッションベース22には、後述するパイプ支柱3を取り付けるための取付孔22Aが設けられている。取付孔22Aは、クッションベース22の四隅に設けられている。
(パイプ支柱)
各パイプ支柱3は、管状に形成され、上下方向に延びるように配置されている。このパイプ支柱3の両端の内面には、雌ネジ3P,3Qが設けられている。
ベース板12の下方から取付孔12Aに挿通された螺子12Zは、パイプ支柱3の下端の雌ねじ3Pに螺合されている。また、クッションベース22の上方から取付孔22Aに挿通された螺子22Zは、パイプ支柱3の上端の雌ねじ3Qに螺合されている。これにより、パイプ支柱3は、ベース板12とクッションベース22とを連結している。
(張り材)
張り材5Aは、内材51Aと、内材51Aの外側に設けられた伸縮性を有する外材52Aと、を有している。本実施形態では、内材51Aは、ウレタンが所望の形状に切断されたスラブウレタンにより構成されている。また、外材52Aは、ストレッチニットで構成されている。
この張り材5Aは、座部材2のクッション材21の上面21B全体を覆うとともに、端部53Aがベース板12の側面(外縁)12Bからベース板12の下面12Cに沿って巻き込まれるようにして、張力(テンション)が作用した状態で張られている。換言すると、張り材5Aは、上下方向において、クッション材21の上面21Bからベース板12の下面12Cにわたって配置されている。
張り材5Aの端部53Aは、ベース板12の下面12Cに固定されるとともに、ベース板12の外周部の下面12Cとスカート部11の支持板部11Aの上面11Uとの間に挟み込まれている。支持板部11Aに形成された取付孔11Xから、螺子11Zが挿通されベース板12に螺合されている。これにより、張り材5Aの端部53Aが、ベース板12の外周部とスカート部11の支持板部11Aの上面11Uとの間に取り付けられている。
なお、張り材5Aの端部53Aのベース板12への固定方法としては、タッカー(不図示)等により針(不図示)で留める方法を採用することができる。または、張り材5Aを端部53Aに、内縁に沿って延びる筒状の挿通部(不図示。以下同じ。)を形成する。この挿通部に可撓性の針金等の紐条体(不図示。以下同じ。)を挿通して、紐条体を緊張させる。そして、ベース板12に形成された溝(不図示)に紐条体を挿入して、下方からスカート部11で押さえる方法を採用することもできる。または、張り材5Aの端部53Aをベース板12の下面12Cへ接着剤(不図示)により接着する方法を採用することもできる。
ここで、張り材5Aは、パイプ支柱3との間に空間部Kを形成するようにして取り付けられている。空間部Kは、パイプ支柱3の平面視外側に沿って環状に形成されている。
平面視において、座部材2の中心と、ベース体1の中心とは同心状に配置されている。クッション材21の上面21Bの形状は、ベース板12の形状よりも大きい。張り材5Aは、クッション材21の上面21Bの角部21Dと、ベース板12の下面12Cの角部12Dとを結ぶ面に沿って張られている。つまり、クッション材21とベース板12との間において、張り材5Aは、上方から下方に向かうにしたがって次第にスツール100の平面視中央側に向かって傾斜するように張られている。これにより、空間部Kの幅は、上側の方が下側よりも大きく形成されている。
このように構成されたスツール100では、張り材5Aは、座部材2のクッション材21の上面21B全体を覆うとともに、端部53Aがベース板12の側面12Bからベース板12の下面12Cに沿って巻き込まれるようにして張られている。ベース板12とクッションベース22とを連結するパイプ支柱3と張り材5Aとの間には、空間部Kが形成されている。例えば、脚部材と座部材との間に外郭をなす芯材が設けられた椅子において、平面視で脚部材の形状と座部材の形状とが異なると、芯材が複雑な形状をなすため、芯材に沿って張られた外被材には局所的な力が生じる。一方、本発明では、張り材5Aはパイプ支柱3との間に形成された空間部Kに沿って自由に変形することができ、局所的な力が生じることがない。よって、張り材5Aに捩れ等が生じることが抑制されるため、張り材5Aを支障なく張ることができる。
また、張り材5Aは、クッション材21の上面21Bに沿って張られ、クッション材21の角部12Dで角部12Dの形状に沿うように曲げられて、ベース板12の下部まで適度な張力が作用した状態で張られている。よって、適度な張力で張られた張り材5Aにより、スツール100の外観を構成することができる。
また、張り材5Aは、座部材2を覆うとともにベース板12の下部まで上下方向にわたって張られている。よって、座部材2からベース体1の上部にわたって張られた張り材5Aにより、統一感のある外観デザインのスツール100を提供することができる。
また、複数のパイプ支柱3がベース体1と座部材2とを連結するため、複数のパイプ支柱3で、座部材2に作用する着座者の荷重を確実に支持することができる。
また、着座者が着座するクッション材21は弾性を有するため、座り心地を良好にすることができる。また、クッション材21を支持するクッションベース22はパイプ支柱3を介してベース体1に連結されているため、クッション材21に作用する着座者の荷重を確実に支持することができる。
また、張り材5Aの端部53Aは、ベース板12の下面12Cとスカート部11の上面11Uとの間に挟み込まれ外部から見えないため、スツール100の外観を向上させることができる。また、張り材5Aが床面に接することがないため、張り材5Aが床面に接触して汚れることが抑制される。
また、アジャスタ13が、スカート部11の外壁部11D及び内壁部11Bよりも、平面視スツール100の中央側に設けられているため、利用者の足や物品等がアジャスタ13に当たることがないとともに、アジャスタ13が損傷、破損することがない。また、外部から見た際に、スカート部11の外壁部11D及び内壁部11Bで隠れてアジャスタ13を視認できないため、デザイン性に優れたスツール100を提供することができる。
また、特許文献1のような椅子の外郭を構成する樹脂等の芯材を必要としないため、大幅な軽量化が可能である。また、樹脂を成型するための成形型が不要であるため、大幅なコスト削減が可能である。
(変形例)
次に、上記に示す実施形態の変形例について、主に図4を参照して説明する。
なお、以下に説明する変形例においては、上記に示す実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図4は、図4本発明の一実施形態の変形例に係る椅子の斜視図である。
図4に示すように、張り材5Bは、座部材2のクッション材21の上面21B全体から張られて、端部(不図示)がスカート部11の外壁部11D(図3参照。以下同じ。)からスカート部11の底壁部11C(図3参照。以下同じ。)の下面に巻き込まれるようにして張られている。換言すると、張り材5Bは、上下方向において、クッション材21の上面21Bからスカート部11の底壁部11Cの下面にわたって配置されている。張り材5Bの端部は、例えば、スカート部11の底壁部11Cに接着等により固定されている。あるいは、張り材5Bの端部は、スカート部11の底壁部11Cの下面からさらに内壁部11B(図3参照。以下同じ。)に沿って巻き込まれ、内壁部11B等に接着等により固定されていてもよい。
このように構成された椅子101では、ベース体1、座部材2及びパイプ支柱3が張り材5Bにより覆われているため、統一感のある美観を奏する。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
例えば、上記に示す実施形態においては、ベース体1が平面視円形状に形成されるとともに座部材2が平面視矩形状に形成されているが、本発明はこれに限られない。平面視において、脚部材の形状と座部材の形状とは異なればよく、例えば、本実施形態とは逆に、ベース体が平面視矩形状に形成されるとともに座部材2が平面視円形状に形成されていてもよい。あるいは、脚部材及び座部材の平面視の形状は、円形状、矩形状に限られず、三角形状または多角形状であってもよい。
また、上記に示す実施形態においては、張り材5Aが連続して形成されているが、本発明はこれに限られない。座部材2を覆い上面をなす部分と、パイプ支柱3の側方に配置され側面をなす部分とが別々に構成され、互いに接合されたものであってもよい。
また、上記に示す実施形態においては、椅子の一例としてスツールを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。座部に背凭れや肘掛け等が設けられた椅子にも適用可能である。
また、スカート部11の支持板部11A、ベース板12及びクッションベース22に、板厚方向(上下方向)に貫通する空気孔(不図示。以下同じ。)をそれぞれ設けてもよい。これにより、着座者が着座した際には、クッションベース22の空気孔、クッションベース22とベース板12との間、ベース板12の空気孔及び支持板部11Aの空気孔の順に、上方から下方への空気の流れを形成することができる。また、着座者が立った際には、支持板部11Aの空気孔、ベース板12の空気孔、ベース板12とクッションベース22との間、クッションベース22の空気孔の順に、下方から上方への空気の流れを形成することができる。よって、スツール100に着座者の荷重が作用したり、作用していた荷重が取り除かれた場合に、スツール100の変形を防止することができる。
また、上記に示す変形例においては、ベース体1がスカート部11を有する構成を挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、スカート部11を設けずに、アジャスタ13がベース板12に直接取り付けられる構成であってもよい。この場合には、張り材5Bの端部は、ベース板12の下面12Cに固定される。
1…ベース体(脚部材)
2…座部材
3…パイプ支柱(連結部材)
5A…張り材(外被材)
53A…外被材の端部(張り材5Aの端部)
11…スカート部(設置部)
12…ベース板(ベース部)
13…アジャスタ(設置部)
21…クッション材
22…クッションベース(クッション支持部)
21B…クッション材21の上面(座部材の上面)
100…スツール(椅子)
K…空間部

Claims (5)

  1. 床面に設置される脚部材と、
    着座者が着座可能な座部材と、
    前記脚部材と前記座部材とを連結する連結部材と、
    前記座部材の下部の外縁から前記脚部材の上部の外縁までの範囲に、上下方向にわたって少なくとも張られた外被材と、を備えた椅子であって、
    平面視において、前記脚部材の形状と前記座部材の形状とは異なり、
    前記外被材は、前記連結部材との間に空間部を形成するように張られていることを特徴とする椅子。
  2. 前記外被材は、前記座部材を覆うように張られていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 前記脚部材と及び前記座部材とを連結する複数の連結部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載の椅子。
  4. 前記座部材は、
    弾性を有するクッション材と、
    前記クッション材を支持するクッション支持部と、を有し、
    前記連結部材は、前記脚部材と前記クッション支持部とを連結することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の椅子。
  5. 前記脚部材は、
    床面に設置される設置部と、
    前記設置部の上部に配置されたベース部と、を有し、
    前記外被材の端部は、前記設置部と前記ベース部との間に挟み込まれて取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の椅子。
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