JP3196793U - 身体支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の身体を支持することができるとともに、快適にかつ安全に使用することができる身体支持具を提供する。【解決手段】身体接触部20は複数の小片体23と、小片体23を互いに連結する連結部材とを備える。小片体23の縦側面23Cは上面に向かってその断面積が小さくなる傾斜部を備え、横側面23Dはその全体において下面から上面に向かってその断面積が小さくなる傾斜部を備える。小片体23には横方向Xへ貫通する二つの貫通孔が設けられ、貫通孔を第1連結部27が貫通して横方向Xへ並ぶ小片体23が互いに連結される。小片体23の下面は、第2連結部28に固定される。小片体23の下面には、板材29を取付ける。身体接触部20には弾性部30が設けられ、弾性部30には弾性を有する帯材31が設けられる。弾性部30の下方には剛性板部40が配置される。【選択図】図2

Description

この考案は、身体の支持具に関し、例えば、椅子、ベッド、座席等の身体支持具本体の他、これら本体に付随して用いられる座布団、クッション、パッド等も含む。
従来、複数の木片をピアノ線で互いに連結させることによって座面を形成した椅子が知られている。座面に木片を用いることによって、木目を生かした意匠的に優れたものとすることができるとともに、高い通気性を維持することができる。また、木片を互いにピアノ線で連結させることによって、使用者の身体に沿って座面が撓み、良好な着座感を得ることができる(特許文献1参照)。
特開平6−217839号公報
しかしながら、特許文献1によれば、木片とこれを連結するピアノ線のみで身体を支持するので、座った時に過剰に座面が沈み込みやすく、また、強度の維持に不安が残るという問題がある。
この考案では、使用者の身体を支持することができるとともに、快適にかつ安全に使用することができる身体支持具を提供することを課題とする。
この考案の身体支持具は、身体に接触可能な身体接触部と、前記身体接触部の前記身体に接触する面とは反対に位置する弾性部と、弾性部を支持する剛性板部とを含み、前記身体接触部は、複数の小片体と、前記小片体を互いに連結する連結部材とを備えることを特徴とする。
前記身体接触部は、互いに直交する縦方向、横方向および厚さ方向を有し、前記小片体は、前記縦方向および前記横方向へ複数並んで配置されるとともに、前記厚さ方向へ延びる側面が、前記身体に接触する面に向かってその断面積が小さくなる傾斜部を有することとしてもよい。
この考案の身体支持具によれば、身体接触部の身体と接触する面とは反対の面に弾性部を設け、さらに弾性部を支持する剛性板部を設けることとしたので、身体接触部の過剰な沈み込みを予防して快適な着座感を得ることができるとともに、安全性を向上させることができる。
この考案の身体支持具の一実施形態を示した斜視図。 座面の概要図であって説明のためその一部を破断した図。 図2のIII−III線断面概要図。 図2のIV−IV線断面概要図。
この考案の一実施形態として椅子を例に説明する。図1を参照すれば、身体支持具1は、座面12と、座面12を支持する座面支持枠13と、座面12下方へ延びる脚14と、座面12上方へ延びる背もたれ15と、背もたれ15から突出するように設けられた肘掛16とを備える。この実施形態において、通常の使用状態において外観に現れる部分には木材を利用し、身体支持具1の意匠性を向上させている。具体的には、座面12の一部、脚14、背もたれ15および肘掛16は、木材を用いる。
図2〜図4を参照すれば、座面12は、互いに直交する縦方向Y、横方向Xおよび厚さ方向Zを有する。座面12は、厚さ方向Z上方から順に、使用者に接触可能な身体接触部20と、身体接触部20の厚さ方向Z下方に位置する弾性部30と、弾性部30を支持する剛性板部40とを含む。
身体接触部20は、縦方向Yへ延びる両側縁20A、および横方向Xへ延びる両端縁20Bを有し、この実施形態では、両側縁20Aおよび両端縁20Bによって矩形の身体接触部20が形成される。身体接触部20は木製の複数の小片体23と、小片体23を互いに連結する連結部材とを備える。身体接触部20において、小片体23が使用者の身体に接触するとともに、外観に現れる部分である。
小片体23は、全体として角錐台であり、厚さ方向Z上方に位置する上面23Aと、その反対に位置する下面23Bと、縦方向Yへ延びるとともに、上面23Aおよび下面23B間に位置し厚さ方向Zへ延びる一対の縦側面23Cと、横方向Xへ延びるとともに、上面23Aおよび下面23B間に位置し厚さ方向Zへ延びる一対の横側面23Dとを有する。
特に図3を参照すれば、縦側面23Cの少なくとも一部には、上面23Aに向かってその断面積が小さくなる傾斜部24を備える。この実施形態において、縦側面23Cにおいて、その下面23B側では下面23Bに対してほぼ直角であり、上面23A側でのみ傾斜部24を形成している。また、両側縁20Aを形成する小片体23の縦側面23Cにおいては、傾斜部を形成せず、上面23Aおよび下面23Bに対してほぼ直角である。両側縁20Aに位置する小片体23の縦側面23Cをほぼ直角にすることによって、座面支持枠13に小片体23を密着させることができ、座面支持枠13に取付けたときの安定性を向上させることができる。
特に図4を参照すれば、横側面23Dにおいて、その全体において下面23Bから上面23Aに向かってその断面積が小さくなる傾斜部25を形成している。
縦側面23Cおよび横側面23Dに傾斜部24および傾斜部25をそれぞれ設けることによって、使用者の着座によって身体接触部20が撓んだ時に、小片体23の上面23A近傍が互いにぶつからないように、すなわち、使用者の身体に沿った変形が可能となるようにしている。また、小片体23がぶつかったときの軋み音の発生を抑制することができる。さらに、下面23B側に傾斜部を設けないことによって、隣接する小片体23に隙間ができないようにして、身体接触部20の下方に位置する弾性部等が使用者から見えないようにすることができる。すなわち、意匠性を損なわないようにすることができる。
小片体23には横方向Xへ貫通する二つの貫通孔26が設けられ、隣接する小片体23の一方の貫通孔26を第1連結部27が横方向Xへ貫通し、同様に他方の貫通孔26も第1連結部27が横方向Xへ貫通する。一方の貫通孔26および他方の貫通孔26をそれぞれ貫通した第1連結部27を互いに連結させることによって、環状の連結部を構成することができ、横方向Xへ並ぶ小片体23を連結することができる。第1連結部27として、ピアノ線等の剛性線条を用いることができる。二つの貫通孔26を設け、二本の第1連結部27で連結するので、小片体23の回転を抑制し、平面的に小片体23を維持することができる。
小片体23の下面23Bにおいて、縦方向Yへ延びる第2連結部28が設けられる。第2連結部28としては、伸縮性を有する布等で形成された帯材を用いることができる。小片体23の下面23Bは、ステープルや接着剤、ネジ等で第2連結部28に固定される。このように第2連結部28によって縦方向Yへ並ぶ小片体23が互いに連結される。この実施形態において、第1連結部27および第2連結部28を用いることによって、小片体23を縦方向Yおよび横方向Xの双方において連結することができる。したがって、より安定的に小片体23が互いに連結される。ただし、第1連結部27または第2連結部28のいずれか一方のみを用いてもよい。
小片体23の下面23Bには、第2連結部28を介してさらに板材29を取付ける。板材29は、少なくとも身体接触部20の両端縁20Bに対応する位置に配置する。板材29は、ひとつの小片体23の下面23Bにおける面積よりも小さい方が望ましい。このように板材29を設けることによって、使用者が着座したときに、両端縁20Bが上方に反り返るのを予防することができる。なお、必要に応じて両側縁20Aおよびその他の位置にも板材29を取付けてもよい。
上記のような身体接触部20の厚さ方向Z下方には弾性部30が設けられる。弾性部30は、使用者が着座したときには、身体接触部20とともに使用者の臀部に沿って変形可能であって、座面から離れたときにはその変形が復元されるものをいう。例えば、発泡ウレタン等の弾性合成樹脂、袋状の弾性樹脂の内部に気体が封入されるエアーマット、スプリングやコイルが内在するマット等を用いることができる。このように弾性部30を配置することによって、使用者の着座によって変形した身体接触部20を支持し、身体接触部20の適度な変形を実現することができる。また、第1連結部27または第2連結部28に破損等があった場合でも、使用者を支えることができるように安全性の向上が実現される。
弾性部30の厚さ方向Z下方には、弾性を有する帯材31をさらに取り付けることができる。帯材31は、例えば、格子状に縦方向Yおよび横方向Xに配列することが望ましい。このように帯材31を用いることで、より一層安定的に身体接触部20を支持することができる。
弾性部30の厚さ方向Z下方、すなわち身体接触部20に対向する面には、剛性板部40を配置する。剛性板部40は、少なくとも弾性部30よりも変形しにくいものを用いる。この実施形態では、ベニヤ板などの板材を用いる。剛性板部40のほぼ中央には、厚さ方向Zに貫通する開孔41が形成される。このように開孔41を形成することによって、使用者が座面に着座したときに、剛性板部40による違和感を解消することができる。また、開孔41に重なるように帯材31を配置することが望ましい。このように帯材31を配置することによって、開孔41に位置する使用者の臀部を帯材31で支持することができる。剛性板部40としては、ベニヤ板等の木製の他、剛性樹脂製、金属製等適宜変更可能である。
剛性板部40は、座面支持枠13に載置可能な大きさにしている(図示せず)。剛性板部40を用いることによって、座面2全体を支持することができる。
上記のような構成において、例えば、板材29、弾性部30、帯材31および剛性板部40を被覆部材42によって覆うことができる。複数の構成要素を被覆部材42で覆うことによって、一体的に扱うことができ、作業性の向上が期待できる。
この実施形態において、小片体23の形状は全体として角錐台であるが、これに限られるものではない。例えば、縦方向Yまたは横方向Xへ延びる円柱状であってもよいし、六角柱等の多角柱状であってもよい。また、傾斜部24,25は小片体23の一部に設けられていればよく、その面積や角度等、適宜変更可能である。さらに、小片体23として木材を使用しているが、これに限定されるものではなく、合成樹脂や金属等、種々の材料を用いることができる。
小片体23の連結部として、第1連結部27および第2連結部28を用いているが、身体接触部20の下面22全体を覆うことが可能なシート部材を用いることもできる。すなわち、小片体23は、シート部材上において縦方向Yおよび横方向Xへ並べられ、接着剤やステープル等を用いてシート部材に固定される。このようにシート部材を用いることによって、小片体23が固定されたシート部材を弾性部30へ取り付けるだけで、身体接触部20および弾性部30の連結が可能であるので、その作業性が容易である。
身体支持具1を構成する各構成部材には、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている、各種の公知の材料を制限なく用いることができる。この実施形態において、身体支持具1として椅子の座面12に身体接触部20、弾性部30および剛性板部40等を設ける場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、座面12の他に背もたれ15にも設けるようにしてもよい。また、椅子の他、ベッドや座布団等、使用者の身体を支持可能なものに適用可能である。また、本考案の明細書において、用語「第1」および「第2」は、同称の要素、位置等を単に区別するために用いられている。
1 身体支持具
20 身体接触部
23 小片体
23C 縦側面(側面)
23D 横側面(側面)
27 第1連結部(連結部)
28 第2連結部(連結部)
30 弾性部
40 剛性板部
41 開孔

Claims (2)

  1. 身体に接触可能な身体接触部と、前記身体接触部の前記身体に接触する面とは反対に位置する弾性部と、弾性部を支持する剛性板部とを含み、
    前記身体接触部は、複数の小片体と、前記小片体を互いに連結する連結部材とを備えることを特徴とする身体支持具。
  2. 前記身体接触部は、互いに直交する縦方向、横方向および厚さ方向を有し、
    前記小片体は、前記縦方向および前記横方向へ複数並んで配置されるとともに、前記厚さ方向へ延びる側面が、前記身体に接触する面に向かってその断面積が小さくなる傾斜部を有することを特徴とする請求項1記載の身体支持具。
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