JP2016076578A - 発光素子 - Google Patents
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Description
図6に示すように、このような発光素子(光線指向型発光素子)110は、基板113とn型半導体層114と発光層115とp型半導体層116とが順に積層され、p型半導体層116の上に複数(図6では3つ)の光線指向制御部(半導体柱状部)111,121,112が形成されている。この発光素子110において、光線指向制御部121,112の高さが、光線指向制御部111の高さと異なるように形成されており、さらに、光線指向制御部121,112の高さが光線指向制御部111の高さよりも高くなるように形成されている。
つまり、従来のLEDの構造を踏襲した場合は、一般的にサファイアなどの基板113上にGaNのn型半導体層114を形成し、さらに上方にp型半導体層116を設けている。ところが、LED素子の表面に円柱構造物を形成して、円柱の先端(柱頭)の射出面(111a,121a、112a)から射出される光の干渉効果を利用した光線形成を行うためには、円柱構造物の直下に発光領域を限定させることが不可欠となる。その際、GaNのp型半導体のホールの移動度は、n型半導体の電子に比べて格段に小さいため、発光領域のごく近傍にp型電極を形成する必要がある。しかし、LED素子の表面に円柱構造物があった場合には、その円柱構造物をp型半導体で形成し、さらに円柱構造物の直下のみを発光させるために、円柱構造物のトップ(ここでは射出面112a,121a,111a)に透明のp型電極を形成することになる。その際、p型電極形成のための微細製造プロセスが難しいことに加えて、p型電極を透明化させること、さらにはp型電極への外部からの配線が難しいという問題が生じる。
仮に各光線指向制御部が全て同じ高さである場合には、光線は、素子表面における各光線指向制御部の位置をすべて繋いだ軌跡の平面図形の重心位置から、素子表面と垂直な方向に向かう線上に成形されることになる。一方、かかる本発明の発光素子は、複数の光線指向制御部のうち、少なくとも一つの光線指向制御部の高さを他の光線指向制御部の高さと異ならせているので、光の射出方向を素子表面と垂直な方向から傾斜させることができる。
仮に、励起光のエネルギーが、発光素子の基板のバンドギャップエネルギーよりも大きい場合、励起光が、基板を透過するときに、基板によって一部吸収されてしまう。そのため、下部半導体層、活性層および上部半導体層に入射される光量は、照射された励起光の光量よりも少なくなってしまう。これに対し、励起光のエネルギーを、基板のバンドギャップエネルギーよりも小さくすることで、基板によって励起光が吸収されるのを防ぐことができるので、励起光の光量を減らさずに、下部半導体層、活性層および上部半導体層に入射させることができる。
まず、発光素子の構造について、図1,2を参照して説明する。
図1に示す発光素子1は、指向性の高い光を発光する素子であって、特定の方向に光線を射出する光線指向型の発光素子である。
図1に示すように、発光素子1は、ここでは、基板13に、下部半導体層14と、活性層15と、上部半導体層16とが積層され、上部半導体層16の表面に、突出して設けられた柱状の光線指向制御部11,21,12とを備える素子部10と、活性層15に励起光を照射する発光部20と、を備えている。以下では、まず素子部10の各構成について説明する。
基板13は、素子部10の底部を構成する基台となるものであり、下部半導体層14の下側に設けられている。基板13は、例えばサファイア等で形成されている。基板13は、発光部20から照射される励起光のエネルギーよりも大きいバンドギャップエネルギーを有する。
下部半導体層14は、活性層15の下側に設けられており、活性層15から遠い方から順に、例えば、GaN層と、GaN/InGaN障壁層とが積層された構造とすることができる。
活性層15は、励起光によって励起されることで光を発生するものである。素子部10が青色発光素子である場合、活性層15は、例えば、InGaNの量子井戸層として形成される。この活性層15は、発光波長のエネルギーが、発光部20から照射される励起光のエネルギー(GaNのバンドギャップ以下のエネルギー)よりも小さくなっている。活性層15は、発光部20から励起光が照射され、照射された半導体層と活性層領域が励起され、さらに活性層15の一部の領域が選択的に発光する。以下、この領域を、適宜、「発光領域15a」という。ここでは、活性層15の発光領域15aは、平面視円形状となっている。また、活性層15の発光領域15aの直径は、複数の光線指向制御部11,21,12を囲んだ外接円Saの直径と略同等となっている。図1および図2(a)に示すように、外接円Saは、活性層15の発光領域15aを、素子表面に投影したものを示している。活性層15の発光領域15aの設定の仕方については、後ほど詳述する。
図1および図2(b)に示すように、上部半導体層16は、活性層15の上側(光取り出し側)に設けられており、活性層15側から順に、例えば、GaN/InGaN障壁層と、GaN層と、が積層された構造とすることができる。
光線指向制御部11,21,12は、射出面11a,21a,12a(図2(b)参照)から光を放射するものであり、上部半導体層16の表面から突出して設けられている。光線指向制御部11,21,12は、ここでは、上部半導体層16と同一の材料で一体的に形成されている。また、図1に示すように、光線指向制御部11,21,12は、2本ごとに異なる高さに形成されている。すなわち、光線指向制御部11,21,12は、図1に示すように、隣接して配置される2本の光線指向制御部12の高さが、隣接して配置されるその他の4本の光線指向制御部11の高さと異なるように形成され、ここでは光線指向制御部12の高さが光線指向制御部21の高さよりも高く、光線指向制御部21の高さが光線指向制御部11の高さよりも高くなるように形成されている。
一般に、誘電体の誘電率は真空中(空気中)より高いため、誘電体中を伝搬する際の光の速度は、空気中を伝搬する速度に比べて遅くなる。具体的には、放射光の自由空間における発光波長λ0と誘電体中の放射光の発光波長λ1との間には、「λ1=λ0/n」の関係がある。ここで、nは、誘電体の屈折率である。
すなわち、光は横波であるため、1本の光線指向制御部から放射された光の高調波を抑制するには光軸(重心)を対称軸とした反対側に発生する電界を打ち消す必要がある。しかし、例えば光線指向制御部を4本にすると、光軸を挟んで正対する光線指向制御部11と光線指向制御部12は2組となるが、光軸回りの対称性が向上して回転対称な成分が強め合うことになる。その一方で、軸回りに隣り合う2つの光線指向制御部の中間部分に生じる同じ偏光の高調波は光線指向制御部の配置によって強められるため、光線指向制御部を4本とすると妨害光の影響が大きくなるおそれがある。
次に、素子部10の活性層15の発光の原理について説明する。
図1に示すように、発光部20から照射された励起光は、素子部10の下側、具体的には基板13の下側から基板13に入射され、この励起光が、基板13を透過して、下部半導体層14、活性層15および上部半導体層16に入射される。
下部半導体層14、当該活性層15および上部半導体層16内に励起光が侵入すると、励起光が侵入した部分が光励起されて、活性層15の発光(フォトルミネッセンス)を生じる。つまり、下部半導体層14、活性層15および上部半導体層16では、励起光が入射されると、励起光が侵入した領域では熱平衡状態よりも過剰の電子・正孔対が形成される。そして、活性層15中において、熱平衡状態に戻ろうとするときに電子と正孔とが再結合することで活性層15の一部である発光領域15aが選択的に発光する。
発光部20の射出面20aから照射される励起光の照射範囲(横断面の面積・太さ)および位置によって、活性層15の発光領域15aの横断面の面積および活性層15における位置が定まる。
なお、発光部20を基板13に近接させて対面して配置するために、枠体40を設置している。この枠体40は、ここでは、基板13よりも外側に外縁が位置する大きさに形成され、かつ、絶縁体で形成されている。
活性層15の発光領域15aを均一に発光させるためには、素子部10に励起光を入射させる方向を素子部10の下側、つまり、基板13の下側に配置し、基板13側から下部半導体層14、活性層15および上部半導体層16に励起光を入射させることとした。これにより、発光部20から照射された励起光が、活性層15の発光領域15aを発光させ均等に光線指向制御部11,21,12に入射させることができる。
また、光線指向制御部11,21,12の射出面11a,21a,12a(図2(b)参照)からそれぞれ射出された光の干渉によって成形される光線の強度は、下部半導体層14、活性層15および上部半導体層16に入射される励起光の量、および、活性層15で発光した光が、光線指向制御部11,21,12の内部に取り入れられる量によって変化する。入射される励起光の量が、一定量以下であると、活性層15で十分な発光が得られず、光線指向制御部11,21,12の内部に取り入れられる量が一定量以下となってしまう。そのため、光線指向制御部11,21,12のそれぞれの射出面から十分な強度の光が射出されず、これらの光の干渉によって光線を成形することが困難となる。
活性層15の発光領域15aに、充分な量の励起光を入射させるためには、素子部10の基板13側から照射された励起光が、基板13を透過する際に、基板13によって励起光が吸収されるのを抑制する必要がある。
ここでは、励起光のエネルギー(eV≒1240/波長[nm])が、活性層15(InGaN)のバンドギャップである約2.6eVよりも大きく、かつ、サファイア基板のバンドギャップである8.64eVよりも小さく、効率的にGaNの母体の吸収を伴いながらフォトルミネッセンスを励起できるようなレーザやSLDを用いることができる。
次に、活性層15の発光領域15aの設計の仕方について説明する。
活性層15で十分な発光が得られたとしても、この光が、光線指向制御部11,21,12の内部に取り入れられる量が一定量以下となってしまうと、光線指向制御部11,21,12のそれぞれの射出面から十分な強度の光が射出されない。
一方、光線指向制御部11,21,12のそれぞれの射出面11a,21a,12a(図2(b)参照)から射出した光で成形される光線の方向制御の任意性を向上させるためには、活性層15で発光し、光線指向制御部11,21,12に入射せずに素子表面(上部半導体層16の上面)から漏れ出た光と、複数の光線指向制御部11,21,12に入射してそれぞれの射出面から射出した光と、が余分な干渉を引き起こすことを抑制することが必要である。これらを両立するためには、活性層15の発光領域15aを適切に設定する必要がある。
活性層15の発光領域15aは、光線指向制御部11,21,12の直下を含む一部領域に設定される。ここでは、図2(a),(b)に示したように、光線指向制御部11,12を囲む外接円Saを活性層15に投影したときの外接円内の領域を発光領域15aとしている。
素子部10を製造する方法としては、公知の種々の微細加工技術を用いることができる。
素子部10の製造工程の一例を、図3を参照して説明する。まず、バッファ層200を介してGaN等からなる発光素子層(上部半導体層16、活性層15および下部半導体層14)が形成された基板13を用意する。例えば、図3(a)に示すように、バッファ層200が積層されたサファイア等の基板13の表面に、分子線エピタキシー(MBE:Molecular Beam Epitaxy)法、有機金属化学気相成長(MOCVD)法等の成膜方法により、図3(b)に示すように、下部半導体層14を積層し、次に、InGaNの量子井戸層からなる活性層15を形成し、さらに、上部半導体層16を積層する。
さらに、図3(e)に示すように、フォトレジストfをリフトオフする。
そして、図3(f)に示すように、光線指向制御部11,21,12を、それぞれの高さが異なるように、例えば、収束イオンビーム(Focused Ion Beam)法により形成する。なお、光線指向制御部11,21,12を形成する場合には、フォトレジストを使用して反応性イオンエッチング等のドライエッチングや薬液を用いたウェットエッチングによる公知の手法により形成することとしても構わない。
本実施形態の発光素子1の性能を確かめるために、FDTD(Finite-Difference Time-Domain)法によるシミュレーションを行った。ここでは、素子部10から射出された光線の発光強度の角度分布(指向特性)を、図4(a)に示す光検出装置30によって測定して評価することとした。なお、図4中に示したシミュレーション結果は、FDTD法で導かれた光を電磁波として取り扱った結果で、電界強度成分の分布であって、発光強度は電界成分の2乗で表される。その際の電界強度分布は、2次元平面をxy平面とし、そのxy平面から直交(垂直)する方向をz方向としたときに、面内から垂直の方向(z方向)に5400nm上昇した面内(xy平面)での電界分布を表している。なお、本シミュレーションでは、このxy平面を200×200のメッシュで区切って計算した結果を示している。また、図4(a)、(b)において大文字で示すX、Yは、直交する方向に光検出装置30が移動する半球軌道を示している。
素子部10は、発光素子層(上部半導体層16、活性層15および下部半導体層14)が、GaNにInを添加したLEDであるものとした。
基板13は、サファイア基板を使用するものとした。
光線指向制御部11,21,12の直径は、放射光の自由空間における発光波長λ0に相当する477nmとした。
図2(a)に示すように、光線指向制御部11,21,12の平面視における配置角度は、60度毎とした。光軸を挟んで正対する光線指向制御部間の間隔は、約2.0λ0とした。
光線指向制御部12の高さHは、650nmとした。
また、光線指向制御部11の高さは、光線指向制御部12の高さHから、d(d=δH)を引いた[H−d]nmとしている。なお、柱高低差割合δは、光線指向制御部11,12の高さの差の割合であり(δ=d/H)、この柱高低差割合δの値を変化させることで、光線方向が制御される。そして、光線指向制御部21は、光線指向制御部12,11の中間の高さとしている。光線指向制御部21があることで、(光線を形成するための)位相の異なる光の波源が増えることになり、光線指向制御部11,12の4本の場合と比較して、波面の整った光線の形成ができ、遠方まで光線の広がりを抑えた光線の形成が可能となる。なお、加工精度の関係から、光線指向制御部11,21,12は、6本程度が適切である。
さらに、活性層15の発光領域15aの直径は、約3.0λ0とした。
すなわち、本発明の実施形態に係る発光素子によれば、素子単体で光線の成形と方向制御を可能とすることができる。
また、本発明の実施形態に係る発光素子によれば、発光部で発生させた励起光を半導体層および活性層に照射することで、半導体層および活性層の一部を選択的に励起させて活性層を発光させることができる。このように、上部半導体用の電極および下部半導体用の電極を形成することなく活性層を発光させることができるので、発光素子の構造が簡単となり、上部半導体用の電極および下部半導体用の電極を形成する場合と比較して、製造工程数を減少することができる。発光素子は、とくに、素子部の表面に電極を形成しなくてよいため、光線指向制御部を避けて電極を形成するための精密な位置合わせや電極領域の設計等が不要となり、作製が容易となるとともに、形状の加工が容易となる。また、素子部の表面に電極を形成しなくてよいため、電極領域や大きさ、外部配線の形状等により光の干渉の状態が変化するのを回避することができ、光線指向制御部の構造のみによって、光線の指向特性や形状を制御することが可能となる。
なお、前記した説明では、発光素子1は、素子部10の光線指向制御部11,21,12の高さの違いのみによって光線の方向を制御することとしており、活性層15で発光した光が、光線指向制御部11,21,12内に均一に取り入れられるように、活性層15の発光領域15aを設定している。しかし、例えば、光線指向制御部11,21,12内に取り入れられる光の量をあえて不均一にすることで、光線の方向を変えたい場合は、発光部20から照射する励起光の照射範囲(横断面の面積・太さ)や位置を変更することによって、活性層15の発光領域15aを変更してもよい。そのような場合、発光素子1によれば、発光部20からの励起光の照射範囲または位置を変更するだけで、素子部10の活性層15の発光領域15aを変更することができるので、活性層15の発光領域15aの変更が容易である。
なお、素子部10は、最も好ましい例として光線指向制御部を上部半導体層16の表面に6本形成したが、この他に、光線指向制御部を上部半導体層16の表面に3本形成しても構わない。光線指向制御部の本数を3本とした場合、1本を光線指向制御部12とし、他の2本を光線指向制御部11とするか、2本を光線指向制御部12とし、他の1本を光線指向制御部11とする。あるいは、光線指向制御部12,21,11をそれぞれ一本ずつとしても構わない。3本の光線指向制御部の平面視における配置は図2(a)の角度αが120度となるようにすることが好ましい。
なお、図示しない移動機構は、光線を受光する受光装置を、ホルダ等を介して支持する半円状のレールと、このレールの基端を支持して円軌道上に沿って当該レールを移動させる構成であってもよい。また、移動機構は、光線を受光する受光装置を支持する半円状のレールと、このレールの基端を支持して、その支持する部分に設けた回動軸により、当該レールが垂直状態から水平状態となる方向に向かって所定角度で角度を設定できる構成であってもよい。つまり、移動機構は、受光装置を支持して半球面軌道上を移動できる構成であれば、特に限定されるものではない。
本実施形態に係る発光素子1の素子部10を基板上に多数並べ、基板の下側に素子部10の位置に対応して発光部20を配置することにより、IP方式のディスプレイであるIP立体ディスプレイを提供することが可能である。このような構成のIP立体ディスプレイでは、駆動させたい発光素子1の素子部10の下側から発光部20により励起光を照射することで、各発光素子1を独立して駆動させることができるので、駆動操作が簡便である。
10 素子部
11,12 光線指向制御部
11a,12a 射出面
13 基板
14 下部半導体層
15 活性層
15a 発光領域
16 上部半導体層
20 発光部
110 発光素子
111,121,112 光線指向制御部
111a,121a,112a 射出面
113 基板
114 n型半導体層
115 発光層
116 p型半導体層
Claims (5)
- 基板と、下部半導体層と、励起光によって励起されて発光する活性層と、上部半導体層とが順に積層されるとともに、前記上部半導体層の表面から突出して設けられ、先端の射出面から光を放射する複数の柱状の光線指向制御部とを備える素子部と、前記基板の底面側に配置され、前記励起光を前記基板側から前記活性層に照射する発光部と、を備え、
前記複数の光線指向制御部は、少なくとも1本の光線指向制御部の高さが、その他の光線指向制御部の高さと異なり、
前記発光部は、前記素子部の前記活性層における前記複数の光線指向制御部のそれぞれの中心の直下を含む領域に前記活性層の発光波長のエネルギーよりも大きいエネルギーを有する前記励起光を照射することを特徴とする発光素子。 - 前記励起光は、前記素子部の前記基板のバンドギャップエネルギーよりも小さいエネルギーを有することを特徴とする請求項1に記載の発光素子。
- 前記発光部は、前記素子部の前記活性層において前記複数の光線指向制御部を囲んだ外接円を投影したときの当該外接円内を含む領域に前記励起光を照射することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光素子。
- 前記発光部は、前記素子部の前記活性層において前記複数の光線指向制御部のそれぞれの中心軸を通る円周を投影したときの当該円周内を含む領域に前記励起光を照射することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光素子。
- 前記発光部は、前記素子部の前記活性層においてそれぞれの前記光線指向制御部の横断面を投影したときの当該横断面内を含む領域に前記励起光を照射することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光素子。
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