JP2016075922A - ポイント算出装置、ポイント算出システム及びポイント算出プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客が再利用可能な消色用紙を用いたくなるようなポイント算出装置、ポイント算出システム及びポイント算出プログラムを提供すること。【解決手段】一例のポイント算出装置は、画像を印刷された記録媒体の前記画像が消去装置により消色されかつ、読取部で前記画像が消去されたことを判断することにより再利用可能であることが判別された記録媒体に関する情報を取得する取得手段と、前記消去装置及び前記読取部による判断処理を経て、前記取得手段が取得した記録媒体の数に応じたポイントを算出するポイント算出手段と、このポイント算出手段により取得されたポイントの数を当該顧客の現在ポイントに加算するポイント加算手段と、を備える。【選択図】図6
Description
本発明の実施形態は、消色トナーを用いて印刷した用紙の印刷画像を消去するポイント算出装置、ポイント算出システム及びポイント算出プログラムに関する。
オフィス等での環境貢献の一例として、用紙の節約がある。用紙の節約としては印刷自体を減らすことのほかに、印刷した用紙の画像を消去(消色)して再利用(リユース)することが有効である。従来、MFP(Multi Function Peripheral)などの画像形成装置を使用して、用紙に画像を形成するようにしているが、用紙を再利用するため、ロイコ染料を含有するインク等の消色性の色剤を用いて用紙に画像を印刷し、印刷した用紙が不要になったときに、消去装置を用いて用紙に形成した画像を消去してリユースできるようにしている。
消色性の色剤は、高い温度を加えることにより消去されるため、用紙をリユースする際は、消去装置を用いて用紙を加熱し、用紙に形成した画像を消去する。消去装置は、用紙の搬送路を挟んでプラテンローラと熱源を対向して配置し、プラテンローラと熱源との間に用紙を搬送することにより用紙を加熱し、消色性の色剤を消去する。上述したように、用紙に形成した画像を消去することを、以下の説明では「消色」と呼ぶこともある。
用紙をリユースすることで用紙の節約につながり、環境に貢献することができる。したがって、上記消去装置を用いて消色した用紙をリユースすることが環境的に好ましい。例えば、特許文献1には消色材により画像を消去し、再利用できる用紙を仕分ける消去装置が記載されている。
しかしながら、従来は消去装置により消色した用紙を用いるか通常の用紙を用いるかは顧客の環境に対する意識次第であり、消色した用紙を用いるには印刷した用紙を一度消色処理する手間がかかり、顧客が必ずしも消色用紙を用いる方に傾くとは限らないという不具合があった。
発明が解決しようとする課題は、顧客が再利用可能な消色用紙を用いたくなるようなポイント算出装置、ポイント算出システム及びポイント算出プログラムを提供することにある。
実施形態のポイント算出装置は、画像を印刷された記録媒体の前記画像が消去装置により消色されかつ、読取部で前記画像が消去されたことを判断することにより再利用可能であることが判別された記録媒体に関する情報を取得する取得手段と、前記消去装置及び前記読取部による判断処理を経て、前記取得手段が取得した記録媒体の数に応じたポイントを算出するポイント算出手段と、このポイント算出手段により取得されたポイントの数を当該顧客の現在ポイントに加算するポイント加算手段と、を備えることを特徴とする。
以下、発明を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付ける。
図1は一実施形態に係るポイント算出装置(管理サーバ)を含むネットワークシステムを示すシステム構成図である。図1のネットワークシステムは、画像形成装置であるデジタル複合機10(以下MFP:Multi Function Peripheralと略称する)と、消去装置20及び管理サーバ40等を備える。MFP10、消去装置20、管理サーバ40等は、夫々データ通信する通信機能を備え、LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク50を介して接続している。ネットワーク50は、無線通信により実現しても良い。
MFP10は、スキャナ機能、プリンタ機能およびネットワーク通信機能などを備え、MFPの本体11の上部に、操作パネル12、ADF13(自動原稿送り装置)、スキャナ(画像読取部)14を有し、本体11の中央部にプリンタ(画像形成部)15を有し、本体11の下部に給紙カセット16を有している。
操作パネル12は、各種のキーから成る操作部とタッチパネル式の表示部を含み、コピー枚数、印刷部数、用紙サイズ等を入力する。スキャナ部14は、ADF13によって送られる原稿または原稿台上に置かれた原稿を読み取って画像データを生成する。
プリンタ部15は、感光体ドラムとレーザ等を含み、スキャナ部14で読み取った画像データや、PC(Personal Computer)などで作成された画像データを処理して記録媒体である用紙に画像を定着する。プリンタ部15によって画像が定着された用紙は、排紙部17に排出される。記録媒体としては、用紙やOHPシートなどがあるが、以下の説明では、用紙を例に説明する。
MFP10は、所定の温度に加熱すると化学反応により色が消える消色性着色剤による画像形成処理と、上記所定の温度に加熱しても色が消えない非消色性着色剤による画像形成処理を行うことができ、用紙をリユースする際は、消色性着色剤で画像を形成する。尚、消色性着色剤である消色インクは、例えばロイコ染料などの染料を用いることができる。この消色インクは、加熱すると例えば180〜200℃程度で消色する。
一方、消去装置20は、操作パネル21、給紙部22、読取部であるスキャナ23、再利用可能判別部28a、再利用可否判別部28d、ゲート29a、用紙サイズ判別部29d、消去部30とカードリーダライタ209等を備える。この消去装置20にはA3サイズとA4サイズの2通りの用紙がセットされるものとする。
また消去装置20は、A3サイズの用紙を排紙するA3排紙トレイ25A3と、A4サイズの用紙を排紙するA4排紙トレイ25A4と、第2の排紙トレイ26(リジェクトボックス)を備えている。A3排紙トレイ25A3とA4排紙トレイ25A4にはリユース可能な用紙を排紙させる。カードリーダライタ209は、顧客のIDに応じてポイントカードを発行し、A3排紙トレイ25A3とA4排紙トレイ25A4に排紙される用紙のサイズ及び枚数に応じてポイントが加算されるポイントを読み取り書き込むカードリーダである。
図2は、消去装置20の具体的な構成を示す構成図である。図2において消去装置20は、操作ボタン及び表示部を含む操作パネル21と、給紙部22、スキャナ23及び消去部30を備える。さらに消去装置20は、第1〜第5の搬送路241〜245、A3排紙トレイ25A3,A4排紙トレイ25A4、第2の排紙トレイ26(リジェクトボックス)を備える。
図2に示すように各搬送路241〜245は、用紙を搬送するため複数の搬送ローラ27を有し、複数の搬送ローラ27は、それぞれモータによって駆動する。また搬送路242と搬送路244に用紙の搬送を振り分けるため、ゲート28を設けている。
第1の搬送路241は、給紙部22から用紙Sをスキャナ23に搬送するための搬送路である。第2の搬送路242は、用紙Sをスキャナ23から消去部30に向けて矢印A方向に搬送するための搬送路である。第3の搬送路243は、用紙Sを消去部30から再度スキャナ23に搬送するための搬送路である。
ゲート28aは、用紙が、消色されしかも再利用可能であるか否かに基づいて振り分けるゲートである。再利用可否判別部28dは、図示しないセンサを含みゲート28aより搬送方向上流側に配置されている。
ゲート29aはゲート28aより搬送方向下流側に配置し、再生可能の用紙のサイズに基づいて振り分けるゲートである。用紙サイズ判別部29dは、図示しないセンサを含みゲート28aより搬送方向上流側に配置されている。用紙は、再利用可否判別部28dで検知され、ゲート28aにより振り分けられる。
第4の搬送路244は、再利用可否判別部28dにより再利用可能と判別された用紙を搬送するための搬送路である。第5の搬送路245は、再利用可否判別部28dにより再利用不能と判別された用紙を搬送するための搬送路である。
第4の搬送路244は途中で、用紙のサイズにより更に、搬送路244A3と搬送路244A4に分けられる。即ち、ゲート29aは、用紙サイズ判別部29dの出力結果により制御される。
スキャナ23は、第1のスキャナ231と、第2のスキャナ232を含む。第1のスキャナ231は、用紙の一方の面を読み取るスキャナであり、第2のスキャナ232は用紙の他方の面を読み取るスキャナである。
消去部30は、ヒートローラ31とプレスローラ32を含む第1の消去部と、プレスローラ33とヒートローラ34を含む第2の消去部を有し、ヒートローラ31とプレスローラ32の間、及びプレスローラ33とヒートローラ34の間に用紙Sを搬送して加熱する。ヒートローラ32,34は、内部に熱源を備え、外周に温度検知部を備えている。熱源としては、例えばランプを用いる。
図2の消去装置20は、概ね以下の消去処理を行う。先ず、操作部21によって、用紙Sの消色及び読み取りのモードが選択された場合、給紙部22から用紙Sを給紙後、第1の搬送路241を介して読取部であるスキャナ23に用紙Sが搬送される。スキャナ23では画像をスキャンし、用紙Sの画像を消色する前に画像データを読み取る。また用紙Sの印字率を求める。スキャナ23は、第1のスキャナ231と第2のスキャナ232によって、用紙Sの両面を読み取る。またスキャナ23は用紙Sのプリント状況を読み取る。
スキャナ23で読み取ったプリント状況から、用紙Sに破れやシワがある場合は、再利用不可能と判断し、第5の搬送路245に用紙Sを導き、リジェクトボックス26に搬送する。また印字率が高い用紙は消色時にカールしやすいため、再利用不可と判断し、リジェクトボックス26に搬送する。破れやシワのない用紙Sは、第2の搬送路242により消去部30に搬送する。
消去部30に搬送された用紙Sは、消去部30を通過する際に加熱され、用紙Sに形成された画像を熱によって消色する。消去部30は、例えば280〜300℃の比較的高い温度で用紙Sを加熱加圧して、用紙Sの画像を消色する。即ち、用紙Sの画像形成には消色可能な色剤が用いられ、色剤は所定の温度に達することで消色される。したがって、所定の温度で加熱する消去部30に予め設定した搬送速度で用紙Sを搬送させることにより消色することができる。
消去部30を通過した用紙Sは第3の搬送路243により、再度スキャナ23に搬送する。スキャナ23は、消色性の色剤で形成された画像が確実に消色されたかを確認するため、再度プリント状況を読み取り、用紙Sを分別する。
スキャナ23で読取った結果、再利用可否判別部28dで画像が消去され再利用可能と判断した用紙Sはリユース用紙として、第4の搬送路244に搬送する。またスキャナ23で読み取ったプリント状況から、画像領域に非消色性色剤で形成した画像、或いは手書きした画像が残っている場合、更には破れやシワを生じた用紙Sは、再利用可否判別部28dで再利用不可と判断して第5の搬送路245によりリジェクトボックス26に搬送する。
この結果、A3サイズの再利用可能な用紙はA3排紙トレイ25A3に搬送され、A4サイズの再利用再利用可能な用紙はA4排紙トレイ25A4に搬送される。再利用が難しく、通常、廃棄してリサイクルする用紙はリジェクトボックス26に搬送される。
図3は、消去装置20の制御系を示すブロック図である。消去装置20は、各部を統括的に制御するシステム制御部200を備える。消去装置20はシステム制御部200の他、例えば、操作パネル21、給紙部22、スキャナ23、消去部30、第1〜第5の搬送部241〜245含む搬送路240及びカードリーダライタ209を有する。
システム制御部200は、CPU201、RAM(ランダムアクセスメモリ)202、ROM(リードオンリーメモリ)203、HDD(ハードディスクドライブ)204、ネットワークインターフェース(I/F)205、再利用可否判別部28d、用紙サイズ判別部29d等を備え、各回路部はバスライン206を介して接続されている。
CPU201は、ROM203に記憶されている制御プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現する。RAM202は、ワーキングメモリとして機能するメインメモリである。ROM203は、消去装置20の動作を制御し、かつ各種の処理機能を実現するための制御プログラムおよび制御データなどを記憶する。例えば、ROM203は、用紙をリユースするかリジェクトするかの判断レベル情報や、消去部30の設定温度情報を保持し、CPU201は、消去部30で画像を消去した結果をもとに、再利用可能な用紙と、再利用不可の用紙に区分する。
実際には、CPU201は、再利用可否判別部28dと用紙サイズ判別部29dを制御して、ROM203に記憶されている再利用可否の判断レベル情報、用紙サイズA3,A4の大きさ情報に基づいて、再利用の可否、用紙サイズを判断させる。再利用が可能と判断された用紙はその大きさA3,A4に応じてA3排紙トレイ25A3、A4排紙トレイ25A4に搬送される。CPU201はその枚数を計数し、RAM202に記憶させる。カードリーダライタ209が挿入されているときには、その顧客IDとサイズに応じたリユース枚数、それらに対応する加算ポイント及び加算後の合計ポイントがRAM202に記憶される。
HDD204は、データ記憶用の大容量のメモリであり、各種の情報を記憶することができる。ネットワークインターフェース(I/F)205は、ローカルエリアネットワーク50を介してMFP10や管理サーバ40、或いは他の外部装置(PC等)と通信を行うインターフェースである。
図4は、全体システムを構成する管理サーバ40を示すブロック図である。管理サーバ40は、例えば、コントローラであるCPU41、RAM42、ROM43、ネットワークインターフェース(I/F)44、HDD45、データベース46及び表示I/F47を備え、各回路部はバスライン401を介して接続されている。
CPU41は、管理サーバ40全体の制御を司る。CPU41は、ROM43に記憶されているプログラムを実行することにより様々な処理機能、例えばポイント算出に係る機能を実現することも可能である。RAM42は、ワーキングメモリである。ROM43は、サーバ40の基本的な動作を制御する制御プログラム及び制御データなどを記憶する。
ネットワークインターフェース44は、ローカルエリアネットワーク50に接続した各装置(MFP10、消去装置20等)とのデータ通信を行うためのインターフェースであり、キーボードやマウス等の入力部を含み、各種データやコマンドを入力する。HDD45は、データ記憶用の記憶装置である。HDD45は、例えば、ユーザ認証用のデータを記憶する。
管理サーバ40において、CPU41はユーザ認証機能を備える。ユーザ認証機能は、ユーザが消去装置20の操作パネル21で入力したユーザIDあるいはパスワードなどのユーザ情報を取得する。またユーザが特定の部門に属する場合、部門ごとにユーザ認証を行う。
ユーザ認証機能は、MFP10又は消去装置20から取得したユーザ情報とHDD45に記憶したユーザ認証用のデータとを照合することにより認証の成否を判定する。また、ユーザ認証に用いるユーザ情報は、ユーザが所持するICカードからMFP10や消去装置20等が読み取るようにしても良い。
さらにHDD45は、消去装置20がリジェクトボックス26に排出した用紙の廃棄に要する費用を算出するための換算テーブルを保持する。
CPU41は、ネットワークI/F44を介してMFP10及び消去装置20と通信し、例えば消去装置20から送られてくるポイントに関するデータを収集して算出し、各顧客IDに応じてそのポイントを加算してデータベース46に蓄積する。表示I/F47は、ディスプレイとのインターフェースである。
管理サーバ40のプロセッサ41は、また、消去装置20から送信されてくる、消色可能でしかも再利用可能なリユース用紙の枚数に応じたポイントの算出も制御する。
すなわち、消去装置20のシステム制御部200中の再利用可否判別部28d及び用紙サイズ判別部29dで、消色され再利用可能とされた用紙の大きさ枚数の情報がネットワークI/F205を介して送信される。これらポイントに関する情報を、管理サーバ40のプロセッサ41が制御してネットワークI/F44を介して受信する。そしてこれらポイント情報はRAM42に一旦記憶させ、ポイントの算出を行う。
その算出結果のポイント合計を顧客ID毎にデータベース64に記憶されている現在ポイントに加算して更新する。
図5は、消去装置20のRAM202に記憶される顧客IDとポイントカードとのポイントの現在状況を示すテーブルである。例えば、A4サイズのリユース用紙が12枚排出され、A3サイズの用紙が3枚排出されたとする。今、A4サイズのポイントが1、A3サイズのポイントが2と仮定する。このときA4サイズでは12ポイント、A3サイズでは6ポイントなる。この今回の合計ポイント20点がその前のポイントに加算され例えば364ポイントとなる。ポイントは大きいサイズに基づいて決められ、大きいサイズほどポイント数が多い。
プロセッサ41は、この加算された後の合計ポイントを、データベース64に記憶する。そして、その合計ポイント情報をネットワーク44から、消去装置20に送る。消去装置20のプロセッサ201は、ネットワークI/F205を介して上記合計ポイント情報を受けとり、カードリーダライタ209に書き込む。
このようにして加算ポイントが加えられてポイントカードに記憶される。
なお、このポイント現在状況を例えば消去装置20に設けた操作パネルに表示する。あるいは、ポイントの現在状況を管理サーバ40のディスプレイ48に表示してもよい。
次に、実施形態の管理サーバ40におけるポイント算出の動作を主に図6に基づいて説明する。
消去装置20において、リユース用紙のサイズ(A3,A4)と、それらの枚数が検知され、そのポイントカードの顧客IDと共にこれらのポイント情報が管理サーバ40に送られてくる。
管理サーバ40のCPU41は、ネットワークI/F44を介してリユース用紙のサイズ、とそれらのサイズの枚数が送られてきたかを判断する(A601)。即ち、リユース用紙に関する情報が送られてきたか否かを判断する。このA601が取得手段である。
ポイント情報が送られてきたことを判断する(A601でY)と、CPU41は、それらの情報をRAM42に一旦記憶させ、A3,A4サイズの単位ポイントにそれらの枚数を掛け算して、サイズ毎のポイントを算出する(A602)。
次にCPU41は、サイズ毎のポイントを加算して合計ポイントを算出する(A603)。このA602及びA603がポイント算出手段である。
CPU41は、データベース64から顧客IDをキーとして検索し、該当顧客IDのポイントを読み出す(A604)。このポイントを一旦RAM42に記憶し、CPU41はこのポイントと前述の合計ポイントを加算する(A605)。このA605がポイント加算手段である。
CPU41は、得られた合計ポイントをデータベース64の該当顧客IDに記憶させ合計ポイントを更新する(A606)。このA606がポイント更新手段である。
CPU41は、上記最新の合計ポイントをネットワークI/F44を介して消去装置20に送る(A607)。このA607が送信手段である。
一方、消去装置20のCPU201は、ネットワーク205を介して最新の合計ポイントを受信し、カードリーダライタに挿入されているポイントカードの例えば表面にその合計ポイントを可視可能に書き込む。
このようにしてこの消去装置20によりポイントカードにポイントを蓄積でき、同じ店舗内の買物、サービス等に使用可能とする。
以上述べたようにこの実施形態の消去装置を用いて既に使った用紙をリユース用紙として再生することにより、顧客は自己のポイントカードにそのポイントを蓄積することが可能となる。したがって、顧客が再利用可能な消色用紙をできるだけ用いたくなるようなポイント算出装置、ポイント算出プログラム及びポイント算出方法が得られる。
尚、上記した実施形態では、取得手段をリユース用紙のサイズとそれらのサイズの枚数の情報が消去装置から送られてきた場合について説明をしたが、これに限定されない。例えば、消去装置からポイントそのものがネットワークI/F44で受信された場合も、取得手段に相当する。この場合、ポイント算出手段はRAM42等のメモリに記憶することをもってポイント算出手段を実行したと定義する。
尚、上記した実施形態では、ネットワーク50を介して、例えば管理サーバに顧客ごとのポイントを記憶させていた。
この場合には、画像が消去され再利用可能と判別された記録媒体の情報を外部の管理サーバに送信してポイントを計算し得られたポイント情報を受信するポイント情報送受信手段を、この消去装置に有する。あるいは、計算自体は消去装置で行わせその加算ポイントのみを、ポイントを管理している管理サーバに送り合計ポイントを消去装置で受け取って、ポイントカードに書き込む。
このようにすれば、ポイントの管理が広範になり、例えばチェーン店等複数の店舗で同様に消去装置により得たポイントを合算することができる。このポイントをそれらの店舗の商品の購買時に使えるようにすれば、顧客にとって更に利便性が向上する。ひいては顧客がこの消去装置を更に使うようになる。
上記実施形態では、消去装置においてリユース用紙に変えられた量に応じてポイントを付与するようにしていた。これらのポイントの計算はプログラムにより実現しても本発明に含まれる。
上記実施形態の消去装置は画像形成装置と別体となっている場合について述べた。しかし、消去装置が画像形成装置に一体に組み込まれた装置にも本発明は適用可能である。
また、上記実施形態のようにポイントの算出のための情報を消去装置から管理サーバに送って算出させることなく、消去装置においてポイントの算出を行ってもよい。すなわちこの場合には消去装置がポイント算出装置となる。
本実施の形態では、装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明したが、これに限らず同様に機能をネットワークから装置にダウンロードしてもよいし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。
記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であってもよい。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したがこれらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
20・・・・消去装置
40・・・・管理サーバ
41・・・・プロセッサ(CPU)
64・・・・データベース
209・・・・カードリーダライタ
A601・・・・取得手段
A602・・・ポイント算出手段
A605・・・・・ポイント加算手段
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Claims (6)
- 画像を印刷された記録媒体の前記画像が消去装置により消色されかつ、読取部で前記画像が消色されたことを判断することにより再利用可能であることが判別された記録媒体に関する情報を取得する取得手段と、
前記消去装置及び前記読取部による判断処理を経て、前記取得手段が取得した記録媒体の数に応じたポイントを算出するポイント算出手段と、
このポイント算出手段により取得されたポイントの数を当該顧客の現在ポイントに加算するポイント加算手段と、を備えることを特徴とするポイント算出装置。 - 前記ポイントの数は、前記画像が消色され再利用可能と判別された記録媒体のサイズが大きいほど、多くのポイントと計算することを特徴とする請求項1記載のポイント算出装置。
- 画像を印刷された記録媒体の前記画像を消色する消去部、前記消去部により前記画像を消色された記録媒体を読み取る読取部、前記読取部による読み取り結果に基づいて、再利用可能かどうかを判別する再利用可否判別部、及び前記再利用可否判別部により再利用可能であると判別された記録媒体に関する情報を送信する送信部を備える消去装置と、
前記再利用可能であると判別された記録媒体に関する情報を取得する取得手段、取得した記録媒体の数に応じたポイントを算出するポイント算出手段、及びポイント算出手段により取得されたポイントの数を当該顧客の現在ポイントに加算するポイント加算手段を備えるサーバと、
を有することを特徴するポイント算出システム。 - 前記ポイントの数は、前記画像が消色され再利用可能と判別された記録媒体のサイズが大きいほど、多くのポイントと計算することを特徴とする請求項3記載のポイント算出システム。
- 画像を印刷された記録媒体の前記画像が消去装置により消色されかつ、読取部で前記画像が消色されたことを判断することにより再利用可能であることが判別された記録媒体に関する情報を取得する取得機能と、
前記消去装置及び前記読取部による判断処理を経て、前記取得機能が取得した記録媒体の数に応じたポイントを算出するポイント算出機能と、
このポイント算出機能により取得されたポイントを当該顧客の現在ポイントに加算するポイント加算機能を、
コンピュータに実現させることを特徴とするポイント算出プログラム。 - 前記ポイントの数は、前記画像が消色され再利用可能と判別された記録媒体のサイズが大きいほど、多くのポイントと計算することを特徴とする請求項5記載のポイント算出プログラム。
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- 2015-11-20 JP JP2015227633A patent/JP2016075922A/ja active Pending
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