JP2018128645A - 制御装置、画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像を消色させる際のエネルギーの効率利用に優れた制御装置及び画像処理装置を提供すること。【解決手段】実施形態の制御装置は、制御手段を備える。制御手段は、いくつかのモードの実行を制御する。制御手段は、印刷モードの指定に応じてヒーターを第1の温度範囲に制御し、非消色な第1の記録材又は消色可能な第2の記録材でシートに画像を形成し前記ヒーターで画像をシートへ定着させる前記印刷モードを実行する。制御手段は、前記印刷モードの実行状態に応じて前記ヒーターを前記第1の温度範囲より高い第2の温度範囲に制御し前記ヒーターの熱により第2の記録材の画像をシートから消去する消去モードを実行する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、制御装置、画像処理装置及びプログラムに関する。
消色可能な記録材(例えば、トナー又はインクなど)を用いて形成された画像を消色させることで消去する、消色装置又は画像処理装置などの装置が知られている。これらの装置では、消色させるためにヒーターの加熱を必要としており、加熱の際にはエネルギーを消費する。
特開2010−214948号公報
ヒーターが冷えた状態、例えば、装置が長時間使用されていない状態から消去動作へ移行する場合には、多くのエネルギーを消費する。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、画像を消色させる際のエネルギーの効率利用に優れた制御装置、画像処理装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の制御装置は、制御手段を備える。制御手段は、いくつかのモードの実行を制御する。制御手段は、印刷モードの指定に応じてヒーターを第1の温度範囲に制御し、非消色な第1の記録材又は消色可能な第2の記録材でシートに画像を形成し前記ヒーターで画像をシートへ定着させる前記印刷モードを実行する。制御手段は、前記印刷モードの実行状態に応じて前記ヒーターを前記第1の温度範囲より高い第2の温度範囲に制御し前記ヒーターの熱により第2の記録材の画像をシートから消去する消去モードを実行する。
第1実施形態に係る画像処理装置の要部構成を示す模式図。 第1実施形態及び第2実施形態に係る画像処理装置の要部回路構成を示すブロック図。 図2のCPUによる第1実施形態に係る制御処理のフローチャート。 図2のCPUによる第1実施形態に係る制御処理のフローチャート。 第2実施形態に係る画像処理装置の要部構成を示す模式図。 図2のCPUによる第2実施形態に係る制御処理のフローチャート。
以下、いくつかの実施形態に係る画像処理装置について図面を用いて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係る画像処理装置1の要部構成を示す模式図である。
画像処理装置1は、消色印刷モード、非消色印刷モード及び消色モードを含む複数の動作モードでの動作が可能である。消色印刷モードで動作する画像処理装置1は、消色可能な記録材を用いて、紙などのシートに対して画像形成を行う。非消色印刷モードで動作する画像処理装置1は、消色可能ではない通常の記録材(以下「非消色な記録材」という。)を用いて、シートに対して画像形成を行う。消色モードで動作する画像処理装置1は、シート上に消色可能な記録材で形成された画像を消色させる。画像処理装置1は、給紙部10、転写部20、加熱部30、操作パネル40及びスキャナー部50を含む。消色印刷モードは、印刷モードの一例である。非消色印刷モードは、印刷モードの一例である。消色モードは、消去モードの一例である。非消色な記録材は、第1の記録材の一例である。消色可能な記録材は、第2の記録材の一例である。
給紙部10は、印刷又は消色などに用いる紙の収容及び供給を行う。給紙部10は、消色用紙トレイ11a、印刷用紙トレイ11b、給紙用ローラー12a、給紙用ローラー12b、シート検知センサー13a及びシート検知センサー13bを含む。
消色用紙トレイ11aは、消色可能な記録材で画像が形成された消色シートS1を収容する。画像処理装置1の使用者などは、予め消色用紙トレイ11aに、消色させたいシートを入れておく。なお、消色シートS1上の画像は、画像処理装置1の消色印刷モードによって形成されたものである必要はない。例えば、消色シートS1上の画像は、画像処理装置1以外の装置によって消色可能な記録材で形成された画像、又は消色可能な記録材を用いたボールペンなどにより形成された画像などであっても良い。なお、文字なども画像の一種である。消色用紙トレイ11aは、第2のトレイの一例である。
印刷用紙トレイ11bは、印刷に用いる印刷用シートS2を収容する。画像処理装置1の使用者などは、予め印刷用紙トレイ11bに、印刷用にシートを入れておく。印刷用紙トレイ11bは、第1のトレイの一例である。
給紙用ローラー12aは、消色用紙トレイ11aに収容された消色シートS1を消色用紙トレイ11aから搬出する。
給紙用ローラー12bは、印刷用紙トレイ11bに収容された印刷用シートS2を印刷用紙トレイ11bから搬出する。
シート検知センサー13aは、消色用紙トレイ11a内にシートがあるか否かを検知する。そして、シート検知センサー13aは、検知結果を出力する。
シート検知センサー13bは、印刷用紙トレイ11b内にシートがあるか否かを検知する。そして、シート検知センサー13bは、検知結果を出力する。
シート検知センサー13a及びシート検知センサー13b(以下「シート検知センサー13」と総称する。)は、例えば、消色用紙トレイ11a又は印刷用紙トレイ11b(以下「用紙トレイ11」と総称する。)内のシートの有無を、重量により検知する重量センサーである。あるいは、例えば、シート検知センサー13は、用紙トレイ11内のシートの有無を、光を用いて検知する光センサーである。シート検知センサー13は、シートの有無を検知することができるその他の公知のセンサーなどであってよい。
転写部20は、印刷用シートS2に対して印刷を行うために画像の転写などを行う。転写部20は、消色画像形成部21E、シアン画像形成部21C、マゼンタ画像形成部21M、イエロー画像形成部21Y、ブラック画像形成部21K、転写用ベルト22及び転写用ローラー23を含む。
消色画像形成部21E、シアン画像形成部21C、マゼンタ画像形成部21M、イエロー画像形成部21Y及びブラック画像形成部21Kは、印刷用シートS2に転写する画像を形成する。消色画像形成部21Eは、消色印刷モードにおいて使用される。消色画像形成部21Eは、消色可能な記録材で、印刷用シートS2に転写する画像を形成する。シアン画像形成部21C、マゼンタ画像形成部21M、イエロー画像形成部21Y及びブラック画像形成部21Kは、非消色印刷モードにおいて使用される。シアン画像形成部21C、マゼンタ画像形成部21M、イエロー画像形成部21Y及びブラック画像形成部21Kは、それぞれがCMYKの各色に対応する。すなわち、シアン画像形成部21Cは、シアンの非消色な記録材で、印刷用シートS2に転写する画像を形成する。マゼンタ画像形成部21Mは、マゼンタの非消色な記録材で、印刷用シートS2に転写する画像を形成する。イエロー画像形成部21Yは、イエローの非消色な記録材で、印刷用シートS2に転写する画像を形成する。ブラック画像形成部21Kは、ブラックの非消色な記録材で、印刷用シートS2に転写する画像を形成する。各画像形成部は、転写する画像を形成した後、各色の画像を転写用ベルト22上に重ね合わせて転写する。
消色画像形成部21Eが使用する消色可能な記録材は、所定の温度よりも高い温度で消色する。消色可能な記録材は、消色することで、不可視の状態となる。
転写用ベルト22は、無端状のベルトであり、ローラーの働きにより回転可能である。転写用ベルト22は、回転することで、各画像形成部から転写された画像を転写用ローラー23に搬送する。
転写用ローラー23は、互いに対向する第1のローラー23a及び第2のローラー23bを備える。転写用ローラー23は、転写用ベルト22上に形成された画像を印刷用シートS2に転写させる。
加熱部30は、シート上に転写された画像の定着を行う。また、加熱部30は、シート上に形成された画像を消色させる。加熱部30は、互いに対向するヒートローラー31及び加圧ローラー32を含む。
ヒートローラー31は、ヒートローラー31を加熱するヒーターなどの熱源を備える。ヒートローラー31は、シートを加熱する。
加圧ローラー32は、シートを加圧する。
ヒートローラー31及び加圧ローラー32は、印刷用シートS2を加熱加圧することで、印刷用シートS2上に転写された画像を印刷用シートS2に定着させる。また、ヒートローラー31は、消色シートS1を加熱することで、消色可能な記録材で消色シートS1上に形成された画像を消色させる。
ヒートローラー31は、加圧ローラー32と対向する部分の温度を制御可能であり、当該部分の温度を設定された温度にすることができる。そして、ヒートローラー31は、動作モードそれぞれに応じた温度でシートを加熱する。消色印刷モードにおけるヒートローラー31の温度を消色印刷温度、非消色印刷モードにおけるヒートローラー31の温度を非消色印刷温度、消色モードにおけるヒートローラー31の温度を消色温度と称するものとする。消色印刷温度、非消色印刷温度及び消色温度は、一例として、(消色印刷温度)<(非消色印刷温度)<(消色温度)の関係を持つ。消色印刷温度は、消色可能な記録材を消色できる温度よりも低い温度であり、一例として140℃である。非消色印刷温度は、一例として160℃である。消色温度は、消色可能な記録材を消色できる温度以上の高い温度であり、一例として180℃である。ヒートローラー31は、各動作モードにおいて、当該動作モードに対応した温度前後を保つように動作する。ヒートローラー31は、一例として、各動作モードにおいて、当該動作モードに対応した温度±2〜3℃の範囲を保つように動作する。消色印刷温度前後及び非消色印刷温度前後は、第1の温度範囲の一例である。消色温度前後は、第2の温度範囲の一例である。非消色印刷温度前後は、第3の温度範囲の一例である。
給紙部10、転写部20及び加熱部30は、画像処理手段として機能する。
操作パネル40は、画像処理装置1の操作者などによる操作を受け付ける入力デバイスを備える。入力デバイスは、例えば、キーパッド又はタッチパッドなどである。また、操作パネル40は、画像処理装置1の操作者などに各種情報を通知するための画面を表示する表示デバイスを備える。表示デバイスは、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(electro-luminescence)ディスプレイなどのディスプレイである。また、表示デバイスとしては、タッチパッドに重ねて配置された表示パネルを用いることもできる。すなわち、タッチパネルが備える表示パネルを表示デバイスとして、タッチパネルが備えるタッチパッドを入力デバイスとして用いることができる。
スキャナー部50は、CCD(charge-coupled device)イメージセンサー又はCMOS(complementary metal-oxide-semiconductor)イメージセンサーなどの撮像素子を備える。スキャナー部50は、前記撮像素子を用いて、スキャナー部50に置かれたシートなどから画像を読み取る。
画像処理装置1は、スキャナー部によって読み取った画像を印刷用シートS2に印刷することでコピーが可能である。
消色シートS1及び印刷用シートS2は、一例として図1に示すような搬送経路Rを通る。以下、各動作モードにおいて消色シートS1又は印刷用シートS2が搬送経路Rを通る過程について説明する。
消色印刷モード及び非消色印刷モードでは、印刷用紙トレイ11bから搬出された印刷用シートS2は、転写用ローラー23へ送られる。転写用ローラー23へ送られた印刷用シートS2は、第1のローラー23aと第2のローラー23bとの間を通過する。このとき、印刷用シートS2には転写用ベルト22から画像が転写される。画像が転写された印刷用シートS2は、次に加熱部30へ送られる。加熱部30へ送られた印刷用シートS2は、ヒートローラー31と加圧ローラー32との間を通過する。このとき、印刷用シートS2は、加熱加圧されることによって、転写された画像が定着する。その後、印刷用シートは、画像処理装置1の筐体外へと搬送される。
消色モードでは、消色用紙トレイ11aから搬出された消色シートS1は、転写用ローラー23へ送られる。転写用ローラー23へ送られた消色シートS1は、第1のローラー23aと第2のローラー23bとの間をそのまま通過し、加熱部30へと送られる。加熱部30へ送られた消色シートS1は、ヒートローラー31と加圧ローラー32との間を通過する。このとき、消色シートS1は、消色温度で加熱されることによって、画像の消色が行われる。その後、消色シートS1は、画像処理装置1の筐体外へと搬送される。
図2は、第1実施形態に係る画像処理装置1の要部回路構成を示すブロック図である。
画像処理装置1は、要部回路構成として、CPU(central processing unit)101、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、通信インターフェース104、電話インターフェース105、給紙部10、転写部20、加熱部30、操作パネル40、スキャナー部50及びバス106を含む。
CPU101は、画像処理装置1の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。CPU101は、メインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶されたオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、画像処理装置1の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ102は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ102は、オペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合がある。また、メインメモリ102は、CPU101が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス103は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス103は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)又はSSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス103は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する場合がある。また、補助記憶デバイス103は、CPU101が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU101での処理によって生成されたデータなどを保存する。なお、画像処理装置1は、補助記憶デバイス103に代えて、あるいは補助記憶デバイス103に加えて、メモリカードなどの記憶媒体を挿入可能なカードスロットなどのインターフェースを備えてもよい。当該メモリカードは、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。
補助記憶デバイス103は、閾値T11、値P11及び値P12を記憶する。閾値T11、値P11及び値P12は、典型的には画像処理装置1の設計者などによって予め定められる。あるいは、閾値T11、値P11及び値P12のそれぞれは、画像処理装置1の操作者又は管理者などによる操作に基づいて予め定められていても良い。閾値T11、値P11及び値P12は、メインメモリ102に記憶されていても良い。なお、値P11及び値P12は、P11<P12の関係にある。
また、補助記憶デバイス103は、未印刷の印刷ジョブの一覧であるジョブ一覧を記憶する。ジョブ一覧は、メインメモリ102に記憶されていても良い。
メインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶されるプログラムは、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例として、画像処理装置1は、制御プログラムがメインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶された状態で管理者又は利用者などへと譲渡される。しかしながら、画像処理装置1は、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムがメインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶されない状態で管理者又は利用者などに譲渡されても良い。また、画像処理装置1は、別の制御プログラムがメインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶された状態で管理者又は利用者などに譲渡されても良い。そして、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムが別途に管理者又は利用者などへと譲渡され、管理者、利用者又はサービスマンなどによる操作の下に補助記憶デバイス103へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース104は、画像処理装置1がインターネット又はLAN(local area network)などの図示しないネットワークを介して他の機器などと通信するためのインターフェースである。
電話インターフェース105は、画像処理装置1が図示しない公衆交換電話網などを介して通信するためのインターフェースである。電話インターフェース105は、FAX(facsimile)データなどの受信及び送信などを行う。
バス106は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、画像処理装置1の各部で授受される信号を伝送する。
以下、第1実施形態に係る画像処理装置1の動作を図3及び図4に基づいて説明する。なお、以下の動作説明における処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。図3及び図4は、画像処理装置1のCPU101による制御処理のフローチャートである。CPU101は、メインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御処理を実行する。なお、CPU101は、図3に示す制御処理を開始するとき、変数isNormal、変数time、変数p及び変数iを、一例としてメインメモリ102に割り当てる。変数isNormalは、非消色印刷モードで印刷が行われたことを示すフラグである。変数timeは、非消色印刷モードで印刷が行われた時間を表す。変数pは、画像処理装置1が消色させるシートの枚数を示す。変数iは、画像処理装置1が消色させたシートの枚数を示す。
図3のAct1において画像処理装置1のCPU101は、変数isNormal、変数time及び変数iを初期化する。すなわち、CPU101は、変数isNormal、変数time及び変数iの値を0にする。CPU101は、Act1の処理の後、Act2へと進む。
Act2においてCPU101は、未印刷の印刷ジョブがあるか否かを確認する。すなわち、CPU101は、ジョブ一覧に印刷ジョブがあるか否かを確認する。CPU101は、未印刷の印刷ジョブがないならば、Act2を繰り返す。CPU101は、Act2の待受状態において未印刷の印刷ジョブがあるならば、Act2においてYesと判定してAct3へと進む。
Act3においてCPU101は、これから印刷を行う印刷ジョブを決定する。通常、CPU101は、ジョブ一覧に登録された印刷ジョブのうち最初に登録されたものを、これから印刷を行う印刷ジョブとして決定する。CPU101は、Act3の処理の後Act8へと進む。
Act4においてCPU101は、Act3で決定した印刷ジョブが非消色印刷を指定するものであるか否かを確認する。CPU101は、印刷ジョブが非消色印刷を指定するものでないならば、すなわち消色印刷を指定するものであるならば、Act4においてNoと判定してAct5へと進む。
Act5においてCPU101は、変数isNormalの値を0にする。これにより、変数isNormalは、これから行われる印刷が消色印刷であることを示し、当該印刷が終わった後は、当該印刷が消色印刷であったことを示す。すなわち、変数isNormalは、消色印刷モードで印刷することを示す。CPU101は、Act5の処理の後、Act6へと進む。
Act6においてCPU101は、ヒートローラー31の温度を消色印刷温度に設定する。これにより、ヒートローラー31の温度は、ヒーターの働きにより消色印刷温度となる。すなわち、画像処理装置1は、消色印刷モードでの動作を開始する。CPU101は、Act6の処理の後、Act7へと進む。
Act7においてCPU101は、Act3で決定した印刷ジョブの内容に基づき、印刷用シートS2に対して消色印刷を行うように各部を制御する。そして、CPU101は、当該印刷ジョブに基づいた印刷が完了した後、当該印刷ジョブをジョブ一覧から削除する。CPU101は、Act7の処理の後、Act13へと進む。
一方、CPU101は、Act3で決定した印刷ジョブが非消色印刷を指定するものであるならば、Act4においてYesと判定してAct8へと進む。
Act8においてCPU101は、今回の非消色印刷が、別の印刷ジョブによる非消色印刷に引き続いて行われるものであるか否かを確認する。すなわち、一例としてCPU101は、変数isNormalの値が1であるか否かを確認する。CPU101は、変数isNormalの値が1でないならば、Act8においてNoと判定してAct9へと進む。
Act9においてCPU101は、変数isNormalの値を1にする。これにより、変数isNormalは、これから行う印刷が非消色印刷であることを示し、当該印刷が終わった後は、当該印刷が非消色印刷であったことを示す。CPU101は、Act9の処理の後、Act10へと進む。
Act10においてCPU101は、ヒートローラー31の温度を非消色印刷温度に設定する。これにより、ヒートローラー31の温度は、ヒーターの働きにより非消色印刷温度となる。すなわち、画像処理装置1は、非消色印刷モードでの動作を開始する。CPU101は、Act10の処理の後、Act11へと進む。
Act11においてCPU101は、非消色印刷モードで動作している時間を計測するタイマーをスタートさせる。あるいは、CPU101は、既にスタートしているタイマーをリセットする。すなわち、CPU101は、変数timeに現在時刻を示す値を代入する。CPU101は、Act11の処理の後、Act12へと進む。
Act12においてCPU101は、Act3で決定した印刷ジョブの内容に基づき、印刷用シートS2に対して非消色印刷を行うように各部を制御する。そして、CPU101は、当該印刷ジョブに基づいた印刷が完了した後、当該印刷ジョブをジョブ一覧から削除する。CPU101は、Act12の処理の後、Act13へと進む。
Act13においてCPU101は、未印刷の印刷ジョブがあるか否かを確認する。すなわち、CPU101は、ジョブ一覧に印刷ジョブがあるか否かを確認する。CPU101は、未印刷の印刷ジョブが有るならば、Act13においてYesと判定してAct3へと戻る。一方、CPU101は、未印刷の印刷ジョブが無いならば、Act13においてNoと判定してAct14へと進む。
Act14においてCPU101は、非消色印刷モードで動作している時間を計測するタイマーをストップさせる。すなわち、CPU101は、変数timeに、現在時刻を示す値から変数timeの値を引いた値を代入する。これにより、変数timeは、画像処理装置1が直前の印刷において非消色印刷モードで動作していた場合には、画像処理装置1が非消色印刷モードで連続動作した時間を示す。CPU101は、Act14の処理の後、Act15へと進む。
Act15においてCPU101は、直前の印刷が非消色印刷モードによるものであるか否かを確認する。すなわち、一例としてCPU101は、変数isNormalの値が1であるか否かを確認する。CPU101は、変数isNormalの値が1であるならば、Act15においてYesと判定してAct16へと進む。
Act16においてCPU101は、シート検知センサー13aが出力する検知結果を取得して、消色用紙トレイ11aにシートが収容されているか否かを確認する。
CPU101は、消色用紙トレイ11aにシートが収容されていないならば、Act16においてNoと判定してAct17へと進む。また、CPU101は、変数isNormalの値が0である場合にも、Act15においてNoと判定してAct17へ進む。
Act17においてCPU101は、ヒートローラー31のヒーターの加熱を停止させる。すなわち、画像処理装置1は、非消色印刷モード又は消色印刷モードでの動作を終了する。CPU101は、Act17の処理の後、Act1へと戻る。
一方、CPU101は、消色用紙トレイ11aにシートが収容されているならば、Act16においてYesと判定してAct18へと進む。
Act18においてCPU101は、直前の印刷において非消色印刷モードで連続動作していた時間が予め定められた時間未満であるか否かを確認する。すなわち、一例としてCPU101は、変数timeの値が閾値T11未満であるか否かを確認する。CPU101は、変数timeの値が閾値T11未満であるならば、Act18においてYesと判定してAct19へと進む。
Act19においてCPU101は、これから画像を消色させる消色シートS1の枚数を(P11)枚と決定する。すなわち、一例としてCPU101は、変数pの値を値P11にする。CPU101は、Act19の処理の後、Act21へと進む。
一方、CPU101は、変数timeの値が閾値T11以上であるならば、Act18においてNoと判定してAct20へと進む。
Act20においてCPU101は、これから画像を消色させる消色シートS1の枚数を(P12)枚と決定する。すなわち、一例としてCPU101は、変数pの値を値P12にする。CPU101は、Act20の処理の後、図4のAct21へと進む。
Act21においてCPU101は、ヒートローラー31の温度を消色温度に設定する。これにより、ヒートローラー31の温度は、ヒーターの働きにより消色温度となる。すなわち、画像処理装置1は、消色モードでの動作を開始する。CPU101は、Act21の処理の後、Act22へと進む。
Act22においてCPU101は、画像処理装置1が消色モードで動作中である旨を画像処理装置1の操作者などに対して報知する。すなわち、CPU101は、一例として、画像処理装置1が消色モードで動作中である旨を示す文字列又は画像などを、操作パネル40の表示デバイスに表示させる。CPU101は、Act22の処理の後、Act23へと進む。
Act23においてCPU101は、変数iの値を1増やす。CPU101は、Act23の処理の後、Act24へと進む。
Act24においてCPU101は、i枚目の消色シートS1の消色を開始する。CPU101は、Act24の処理の後、Act25へと進む。
Act25においてCPU101は、消色をキャンセルするよう指示が行われたか否かを確認する。一例として、画像処理装置1の操作者などによって操作パネル40が操作されることによって、消色のキャンセルが指示される。あるいは例えば、図示しないPC(personal computer)又はサーバーなどの機器から図示しないネットワークを介して消色のキャンセルが指示される。CPU101は、消色をキャンセルするよう指示が行われていないならば、Act25においてNoと判定してAct26へと進む。
Act26においてCPU101は、印刷ジョブが新たにジョブ一覧に登録されたか否かを確認する。印刷ジョブは、例えば図示しないPCなどの機器から図示しないネットワークを介して送信される。当該送信された印刷ジョブは、画像処理装置1の通信インターフェース104によって受信される。当該印刷ジョブが受信されたことに応じて、CPU101は、当該印刷ジョブをジョブ一覧に登録する。あるいは例えば、画像処理装置1の操作者などによって操作パネル40が操作されることによって印刷の指示が入力される。当該指示を受けてCPU101は、新たに印刷ジョブをジョブ一覧に登録する。CPU101は、印刷ジョブがジョブ一覧に新たに登録されないならば、Act26においてNoと判定してAct27へと進む。
Act27においてCPU101は、電話インターフェース105によってFAXデータが受信されたか否かを確認する。CPU101は、FAXデータが受信されないならば、Act27においてNoと判定してAct28へと進む。
Act28においてCPU101は、i枚目の消色が終了したか否かを確認する。CPU101は、i枚目の消色が終了していないならば、Act28においてNoと判定してAct25へと戻る。かくして、CPU101は、消色をキャンセルするよう指示が行われるか、印刷ジョブが新たに登録されるか、FAXデータが受信されるか、i枚目の消色が終了するまでAct25〜Act28を繰り返す。
CPU101は、Act25〜Act28の待受状態にあるときに新たに印刷ジョブがジョブ一覧に登録されたならば、Act26においてYesと判定してAct29へと進む。
Act29においてCPU101は、画像処理装置1が消色モードで動作中であり、消色モードでの動作が終わるまで印刷することができない旨を画像処理装置1の操作者などに対して報知する。加えて、CPU101は、消色をキャンセルすることができる旨を画像処理装置1の操作者などに報知しても良い。このために、例えばCPU101は、上記の旨を示す文字列又は画像などを、操作パネル40の表示デバイスに表示させる。さらに、例えばCPU101は、上記の旨を示すコマンドなどを、印刷ジョブの送信元である機器などに対して送信するよう通信インターフェース104に対して指示する。当該コマンドを受信した機器は、上記の旨を示す画面を表示する。この画面は、一例として、画像処理装置1に対して消色をキャンセルするよう指示するためのキャンセルボタンを含む。当該指示を受けて通信インターフェース104は、当該コマンドなどを当該機器などに送信する。CPU101は、Act29の処理の後、Act27へと進む。
CPU101は、Act25〜Act28の待受状態にあるときにFAXデータが受信されたならば、Act26においてYesと判定してAct30へと進む。
Act30においてCPU101は、受信されたFAXデータをメインメモリ102又は補助記憶デバイス103などに記憶させておく。さらに、CPU101は、当該FAXデータを後で印刷するために、当該FAXデータに基づく印刷ジョブをジョブ一覧に登録する。CPU101は、Act30の処理の後、Act28へと進む。
Act31においてCPU101は、消色を完了した枚数が、Act19又はAct20で決定された枚数に達したか否かを確認する。すなわち、CPU101は、消色を完了した枚数が変数pの値以上であるか否かを確認する。CPU101は、変数iの値が変数pの値以上でないならば、Act31においてNoと判定してAct23へと戻る。かくして、CPU101は、消色を完了した枚数が変数pの値以上となるまでAct23〜Act31を繰り返す。
CPU101は、消色を完了した枚数が変数pの値以上となったならば、Act31においてYesと判定してAct32へと進む。
また、CPU101は、Act25〜Act37の待受状態にあるときに消色をキャンセルするよう指示が行われたならば、Act25においてYesと判定してAct32へと進む。
Act32においてCPU101は、ヒートローラー31のヒーターの加熱を停止させる。すなわち、画像処理装置1は、消色モードでの動作を終了する。CPU101は、Act32の処理の後、Act33へと進む。
Act33においてCPU101は、Act22又はAct29で行った報知を継続中であるならば、当該報知を終了させる。CPU101は、Act33の処理の後、図3のAct1へと戻る。
以上より、図3及び図4に示す処理を行うことで、CPU101を中枢とするコンピューターは、いくつかのモードの実行を制御するいくつかのモードの実行を制御する制御手段として機能する。したがって、CPU101を中枢とするコンピューターは、制御装置の一例である。
第1実施形態の画像処理装置1によれば、CPU101は、印刷を行った後に消色動作を行うよう制御する。画像処理装置1が印刷を行うとき、画像を定着させるためにヒートローラー31は消色印刷温度又は非消色印刷温度まで加熱される。このため、印刷後の加熱部30は、画像処理装置1が何も動作を行っていないときに比べて温度が高くなっている。したがって、ヒートローラー31の温度を消色温度まで上げるために必要な熱量及びヒートローラー31の温度を消色温度に保つために必要な熱量が少なくて済む。すなわち、CPU101の制御により画像処理装置1は、従来に比べて画像を消色させる際のエネルギーの効率利用に優れる。さらに、CPU101の制御により画像処理装置1は、従来に比べて短い時間でヒートローラー31の温度を消色温度まで上げることができる。
また、第1実施形態の画像処理装置1によれば、CPU101は、非消色印刷を行った後に消色動作を行うよう制御する。画像処理装置1が非消色印刷を行うとき、ヒートローラー31は非消色印刷温度まで加熱される。一般的に、非消色印刷温度は、消色印刷温度よりも高い温度である。したがって、ヒートローラー31の温度を消色温度まで上げるために必要な熱量及びヒートローラー31の温度を消色温度に保つために必要な熱量は、消色印刷よりも非消色印刷を行った後の方が少なくて済む。このため、CPU101の制御により画像処理装置1は、従来に比べて画像を消色させる際のエネルギーの効率利用に特に優れる。さらに、CPU101の制御により画像処理装置1は、従来に比べて特に短い時間でヒートローラー31の温度を消色温度まで上げることができる。
また、第1実施形態の画像処理装置1によれば、CPU101は、非消色印刷を実行した時間を条件として消色させる枚数を決定する。画像処理装置1は、非消色印刷を行った時間が長いほど多くの熱量を蓄えていると考えられる。このため、画像処理装置1は、非消色印刷を実行した時間が長いときほど、すなわち多くの熱量を蓄えているときほど多くの枚数の消色シートS1を消色させる。このようにすることで、ヒートローラー31の温度を消色温度に保つために必要な熱量が少なくて済むと考えられる。したがって、CPU101の制御により画像処理装置1は、従来に比べて画像を消色させる際のエネルギーの効率利用に優れる。
〔第2実施形態〕
図5は、第2実施形態に係る画像処理装置2の要部構成を示す模式図である。なお、図1と同様の要素については、図1と同一の符号を付している。また、図1と同様の要素については説明を省略する場合がある。
画像処理装置2は、加熱部30に代えて加熱部30bを備える。加熱部30bは、ヒートローラー31及び加圧ローラー32に加えて温度計33を含む。加熱部30bは、温度計33を含む以外は加熱部30と同様で良い。
温度計33は、加熱部30bの温度を計測する。温度計33は、加熱部30bのうち、例えばヒートローラー31周辺の大気温度を計測する。あるいは例えば、温度計33は、ヒートローラー31付近の部材の温度を計測する。あるいは例えば、温度計33は、ヒートローラー31の、加圧ローラー32と対向する部分以外の温度を計測する。なお、当該部分は、設定された温度前後に保たれるように制御されているため、温度変化が少ないと考えられる。あるいは例えば、温度計33は、加熱部30bの排熱が通る経路上の温度を計測しても良い。
また、温度計33は、計測した温度を温度データとして出力する。温度計33が計測する温度は、環境温度の一例である。
画像処理装置2は、要部回路構成については第1実施形態の画像処理装置1と同様で良いので説明を省略する。ただし、画像処理装置2は、要部回路構成として、加熱部30に代えて加熱部30bを含む。
第2実施形態のメインメモリ102又は補助記憶デバイス103は、第1実施形態とは異なり、図3に示す制御処理に関して記述した制御プログラムに代えて図6に示す制御処理に関して記述したプログラムを記憶する。なお、第2実施形態のメインメモリ102又は補助記憶デバイス103は、第1実施形態と同様に図4に示す制御処理に関して記述した制御プログラムも記憶する。
また、第2実施形態のメインメモリ102又は補助記憶デバイス103は、閾値T11に代えて閾値TEMP21及び閾値TEMP22、値P11及び値P12に代えて値P21及び値P22を記憶する。閾値TEMP21は、典型的には画像処理装置2の設計者などによって予め定められる。あるいは、閾値TEMP21は、画像処理装置2の操作者又は管理者などによる操作に基づいて予め定められていても良い。なお、閾値TEMP21及び閾値TEMP22は、TEMP21<TEMP22の関係にある。また、値P21及び値P22は、P21<P22の関係にある。
以下、第2実施形態に係る画像処理装置2の動作を図6及び図4に基づいて説明する。なお、以下の動作説明における処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。図6は、画像処理装置2のCPU101による制御処理のフローチャートである。なお、図6には、図3と同様の要素については図3と同一の符号を付している。CPU101は、メインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶された制御プログラムに基づいて図6に示す制御処理を実行する。なお、CPU101は、図6に示す制御処理を開始するとき、変数temp、変数p及び変数iを、一例としてメインメモリ102に割り当てる。変数pは、画像処理装置2が消色させるシートの枚数を示す。変数iは、画像処理装置2が消色させたシートの枚数を示す。
第2実施形態では、CPU101は、第1実施形態とは異なりAct5、Act8、Act9、Act11、Act14及びAct15の処理を行わない。すなわち、CPU101は、図6のAct4においてNoと判定したならば、Act6へと進む。CPU101は、Act4においてYesと判定したならば、Act10へと進む。CPU101は、Act10の処理の後、Act12へと進む。CPU101は、Act13でNoと判定したならば、Act16へと進む。
第2実施形態では、CPU101は、Act1の処理に代えてAct41の処理を行う。
図6のAct1においてCPU101は、変数temp及び変数iを初期化する。すなわち、CPU101は、変数temp及び変数iの値を0にする。
第2実施形態では、CPU101は、Act18〜Act20の処理に代えてAct42〜Act46の処理を行う。
CPU101は、図7のAct42において温度計33が出力する温度を変数tempに代入する。CPU101は、Act42の処理の後、Act43へと進む。
CPU101は、Act43において加熱部30bの温度が閾値TEMP21以上であるか否かを確認する。すなわち、一例としてCPU101は、変数tempの値が閾値TEMP21以上であるか否かを確認する。この処理は、加熱部30bが十分な熱量を持っていない場合には消色モードへの移行しないようにするために行う。CPU101は、変数tempの値が閾値TEMP21未満であるならば、Act43においてNoと判定してAct17へと進む。
一方、CPU101は、変数tempの値が閾値TEMP21以上であるならば、Act43においてYesと判定してAct44へと進む。
CPU101は、Act44において温度計33が出力する温度が閾値TEMP22より小さいか否かを確認する。CPU101は、温度計33が出力する温度が閾値TEMP22より小さいならば、Act44においてYesと判定してAct45へと進む。
Act45においてCPU101は、これから消色させる消色シートS1の枚数を(P21)枚と決定する。すなわち、一例としてCPU101は、変数pの値を値P21にする。CPU101は、Act45の処理の後、図4のAct21へと進む。
一方、CPU101は、温度計33が出力する温度が閾値TEMP22以上であるならば、Act44においてNoと判定してAct46へと進む。
Act20においてCPU101は、これから消色させる消色シートS1の枚数を(P22)枚と決定する。すなわち、一例としてCPU101は、変数pの値を値P22にする。CPU101は、Act46の処理の後、図4のAct21へと進む。
以上より、図6及び図4に示す処理を行うことで、CPU101を中枢とするコンピューターは、いくつかのモードの実行を制御する制御手段として機能する。
第2実施形態の画像処理装置2によれば、CPU101は、加熱部30bの温度を条件として消色させる枚数を決定する。加熱部30bの温度が高いほど、加熱部30bが蓄えている熱量は大きいと考えられる。このため、画像処理装置2は、加熱部30bの温度が高いほど、すなわち加熱部30bが多くの熱量を蓄えているときほど多くの枚数の消色シートS1を消色させる。このようにすることで、ヒートローラー31の温度を消色温度に保つために必要な熱量が少なくて済むと考えられる。したがって、CPU101の制御により画像処理装置2は、従来に比べて画像を消色させる際のエネルギーの効率利用に優れる。
上記の実施形態は以下のような変形も可能である。
第1実施形態では、画像処理装置1は、非消色印刷モードで動作していた場合に、当該動作後に消色モードの動作を行った。そして、画像処理装置1は、非消色モードで動作していた時間に応じて消色させる枚数pを決定した。しかしながら、画像処理装置1は、消色印刷モードで動作していた場合にも、当該動作後に消色モードでの動作を行っても良い。この場合、CPU101は、消色させる枚数pを、例えば非消色印刷モードと消色印刷モードとを合算した時間に基づいて決定する。すなわち、一例としてCPU101は、Act6の処理の後、Act11と同一の処理を行う。また、CPU101は、Act11の処理において、変数timeの値が0で無い場合にはAct11の処理をスキップする。さらに、CPU101は、Act14の処理の後、Act15の処理をスキップしてAct16へと進む。
画像処理装置は、消色可能な記録材と非消色な記録材とを混在させて印刷するモードでの動作が可能であっても良い。この場合、画像処理装置1又は画像処理装置2は、当該モードで動作した後に消色モードでの動作を行っても良い。当該モードは、印刷モードの一例である。当該モードで動作するときに設定されるヒートローラー31の温度は、第1の温度範囲の一例である。
画像処理装置は、消色印刷モード又は非消色印刷モードに限らず、加熱部の温度が上昇するようなその他の動作を行った後に消色モードでの動作を行っても良い。
第1実施形態では、画像処理装置1は、非消色印刷モードで動作した時間が閾値T11以上であるか否かに応じて消色させる枚数pをP11又はP12の2通りの値の中から決定した。しかしながら、画像処理装置1は、複数の閾値を記憶して、3通り以上の値の中から決定しても良い。すなわち、例えば、閾値T31<T32<T33<……、値P31<P32<P33<……であるとして、time<T31の場合にはp=P31、T31<time<T32とすると、CPU101は、p=P32、T32<time<T33の場合にはp=P33、……となるようにしてもよい。なお、閾値T31、T32、T33、……、値P31、P32、P33……、は、閾値T11及び値P11、P12などと同様にして予め定められる値である。
第2実施形態では、画像処理装置2は、計測した温度が閾値TEMP22以上であるか否かに応じて消色させる枚数pをP21又はP22の2通りの値の中から決定した。しかしながら、画像処理装置2は、複数の閾値を記憶して、3通り以上の値の中から消色させる枚数を決定してもよい。すなわち、例えば、閾値TEMP41<TEMP42<TEMP43<TEMP44<……、及び値P41<P42<P43<……であるとして、TEMP41<temp<TEMP42とする、CPU101は、p=P41、TEMP42<temp<TEMP43の場合にはp=P42、TEMP43<time<TEMP44の場合にはp=P43、……となるようにしてもよい。なお、閾値TEMP41、TEMP42、TEMP43、TEMP44、……、及び値P41、P42、P43、……は、閾値TEMP21、TEMP22及び値P21、P22などと同様にして予め定められる値である。
第1実施形態では、画像処理装置1は、非消色印刷モードで動作した時間が閾値T11以上であるか否かに応じて消色させる枚数pをP11又はP12の2通りの値の中から決定した。しかしながら、画像処理装置1は、timeの値に拘わらずに消色させる枚数を一定としても良い。すなわち、一例としてCPU101は、図3のAct16の処理の後、変数pに値P51を代入する。その後、CPU101は、図4のAct21へと進む。値P51は、値P11、P12などと同様にして予め定められる値である。
第2実施形態では、画像処理装置2は、計測した温度が閾値TEMP22以上であるか否かに応じて消色させる枚数pをP21又はP22の2通りの値の中から決定した。しかしながら、画像処理装置2は、計測した温度が閾値TEMP21以上であるならば、tempの値に拘わらずに消色させる枚数を一定としても良い。すなわち、一例としてCPU101は、図6のAct43でYesと判定したならば、変数pに値61を代入する。その後、CPU101は、図4のAct21へと進む。値P61は、値P21、P22などと同様にして予め定められる値である。
第1実施形態及び第2実施形態では、画像処理装置は、閾値に応じて消色させる枚数pを決定した。しかしながら、CPU101は、予め定められた関数に基づいて消色させる枚数を決定しても良い。すなわち、一例としてCPU101は、予め定められたtimeの関数f(time)、又はtempの関数g(temp)に基づいて、p=f(time)又はp=g(temp)として消色させる枚数を決定する。
画像処理装置は、消色させる枚数を決定せずに無制限に消色させても良い。すなわち、一例としてCPU101は、図4のAct31の処理に代えて、Act16と同様の処理を行う。そして、CPU101は、消色用紙トレイ11aにシートが収容されていないならば、Act32へと進み、消色用紙トレイ11aにシートが収容されているならば、Act23へと戻る。
第1実施形態及び第2実施形態では、画像処理装置は、消色モードの動作量として消色させる枚数pを決定した。しかしながら、画像処理装置は、消色モードの動作量として、消色させる枚数pに代えて消色させる時間を決定しても良い。そして、画像処理装置は、決定された当該時間が経過するまで消色モードで動作し、その間消色シートS1を次々と消色させる。
画像処理装置は、消色させる枚数を、消色シートS1のサイズに応じて変化させても良い。すなわち、画像処理装置は、消色シートS1のサイズが大きいほど消色させる枚数を少なくする。
第1実施形態では、画像処理装置1は、画像処理装置は、非消色印刷モードで動作した時間に基づいて消色させる枚数pを決定した。しかしながら、画像処理装置1は、非消色印刷モードで印刷した枚数に基づいて、消色させる枚数pを決定しても良い。
第1実施形態及び第2実施形態では、画像処理装置は、消色が1枚終わるたびに次の消色を開始した。しかしながら、消色シートS1を消色用紙トレイ11aから次々送り出すようにして連続的に消色させても良い。
第1実施形態及び第2実施形態では、消色させたいシートは、消色用紙トレイ11aに入れるものであるとした。しかしながら、手差しトレイなどのその他のトレイに消色させたいシートを入れることができてもよい。この場合、画像処理装置は、当該シートを当該トレイから加熱部へと搬送する。
画像処理装置は、消色印刷モード又は非消色印刷モードのどちらかのモードと消色モードとの2つの動作モードでの動作が可能なものであっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…画像処理装置、10…給紙部、11a…消色用紙トレイ、11b…印刷用紙トレイ、12a,12b…給紙用ローラー、13a,13b…シート検知センサー、20…転写部、21C…シアン画像形成部、21E…消色画像形成部、21K…ブラック画像形成部、21M…マゼンタ画像形成部、21Y…イエロー画像形成部、22転写用ベルト、23…転写用ローラー、30…加熱部、31…ヒートローラー、32…加圧ローラー、33…温度計、40…操作パネル、50…スキャナー部、101…CPU、102…メインメモリ、103…補助記憶デバイス、104…通信インターフェース、105…電話インターフェース、106…バス、R…搬送経路、S1…消色シート、S2…印刷用シート

Claims (6)

  1. いくつかのモードの実行を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    印刷モードの指定に応じてヒーターを第1の温度範囲に制御し、非消色な第1の記録材又は消色可能な第2の記録材でシートに画像を形成し前記ヒーターで画像をシートへ定着させる前記印刷モードを実行し、
    前記印刷モードの実行状態に応じて前記ヒーターを前記第1の温度範囲より高い第2の温度範囲に制御し前記ヒーターの熱により第2の記録材の画像をシートから消去する消去モードを実行する、制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記印刷モードとして、非消色印刷モードの指定に応じてヒーターを前記第1の温度範囲に含まれる第3の温度範囲に制御し、前記第1の記録材でシートに画像を形成し前記ヒーターで前記画像をシートへ定着させる前記非消色印刷モードを実行する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記印刷モードの実行時間に応じて前記消去モードの動作量を指示する請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記印刷モードの実行による環境温度に応じて前記消去モードの動作量を指示する請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  5. いくつかのモードの実行を制御する制御手段と画像処理手段とを具備し、
    前記制御手段は、
    印刷モードの指定に応じてヒーターを第1の温度範囲に制御し、非消色な第1の記録材又は消色可能な第2の記録材でシートに画像を形成し前記ヒーターで画像をシートへ定着させる前記印刷モードを実行し、
    前記印刷モードの実行状態に応じて前記ヒーターを前記第1の温度範囲より高い第2の温度範囲に制御し前記ヒーターの熱により第2の記録材の画像をシートから消去する消去モードを実行し、
    前記画像処理手段は、
    前記印刷モードの実行に応じて第1のトレイのシートを供給し前記第1の記録材又は前記第2の記録材でシートに画像を形成し、前記消去モードの実行に応じて第2のトレイのシートを供給し前記第2の記録材の画像をシートから消去する、画像処理装置。
  6. 制御装置が備えるコンピューターを、
    いくつかのモードの実行を制御する制御手段として機能させ、
    前記制御手段は、
    印刷モードの指定に応じてヒーターを第1の温度範囲に制御し、非消色な第1の記録材又は消色可能な第2の記録材でシートに画像を形成し前記ヒーターで画像をシートへ定着させる前記印刷モードを実行し、
    前記印刷モードの実行状態に応じて前記ヒーターを前記第1の温度範囲より高い第2の温度範囲に制御し前記ヒーターの熱により第2の記録材の画像をシートから消去する消去モードを実行する、プログラム。
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