JP2016075858A - 光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置 - Google Patents

光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016075858A
JP2016075858A JP2014207557A JP2014207557A JP2016075858A JP 2016075858 A JP2016075858 A JP 2016075858A JP 2014207557 A JP2014207557 A JP 2014207557A JP 2014207557 A JP2014207557 A JP 2014207557A JP 2016075858 A JP2016075858 A JP 2016075858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical element
optical
scanning device
coherent light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014207557A
Other languages
English (en)
Inventor
田 一 敏 石
Kazutoshi Ishida
田 一 敏 石
重 牧 夫 倉
Makio Kurashige
重 牧 夫 倉
夏 織 中津川
Kaori Nakatsugawa
夏 織 中津川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2014207557A priority Critical patent/JP2016075858A/ja
Publication of JP2016075858A publication Critical patent/JP2016075858A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】低コストで、かつ耐久性および信頼性に優れた光走査装置と、この光走査装置を備えた照明装置および投射装置とを提供する。
【解決手段】光走査装置は、回転軸を回転駆動する駆動部と、回転軸に固定される第1部材と、第1部材上に接合される第2部材と、を備える。第2部材における第1部材との接合面と反対側の面は入射光を反射させる鏡面であり、この鏡面の法線方向は回転軸の軸方向から傾斜している。
【選択図】図4

Description

本発明は、コヒーレント光を走査させる光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、レンズアレイやホログラムからなる光学素子を用いた照明装置が知られている。特許文献1に開示された照明装置は、光を射出する光源と、光源からの光の光路を周期的に変化させる走査装置と、を有する照射装置を備えている。
特許文献1の走査装置95は、図10に示すように、一つの軸Rxを中心として回動可能な反射デバイス96と、反射デバイス96からの光をレンズ効果によりコリメートする偏向素子97と、を含んでいる。この照射装置90からの光は、平行光束の光路を辿って、光学素子99へ入射することになる。このような照射装置90を用いた場合、光学素子への入射光が一方向からとなるため、光学素子の設計および製造を容易に行うことができる。また、発散光束とは異なり平行光束の光路に沿って光が進む場合、光路幅の変動が生じない。したがって、光の取り扱いが容易となり、また、装置を小型化することも可能となる。
特開2012−123381号公報
しかしながら、光源からの光、例えばレーザー光源からのレーザー光は、通常、偏向素子97への入射時に或る程度のスポット径を持つ。このため、図10に示すように、各瞬間において、入射光の光軸Lax1を所定の方向に偏向することができたとしても、全ての光線の進行方向をコリメートすることはできない。コリメートされなかった光の進行方向は、光学素子の光路調整機能では、被照明領域に向けて高精度に調整され得ない。結果として、光源光を高い利用効率で利用しながら被照明領域を所望の方向から高精度に照明することができなくなる。
また、図10の照射装置90では、レーザー光によるスペックルを目立たせなくするために、反射デバイス96でレーザー光の反射角度を連続的に切り替えて、光学素子99上の各点におけるレーザー光の入射方向を時間に応じて変化させている。
スペックルを目立たせなくするには、偏光、位相、角度および時間などのパラメータを多重的に変化させることが有効である。反射デバイス96の実装形態としては、MEMSスキャナやガルバノスキャナなどの市販品を使用可能であるが、ガルバノスキャナは、大きな角度範囲で光を走査するのには適しているが、小さな角度範囲で光を走査するのには向いていない。また、ガルバノスキャナは、機構部材への負荷が大きいため、製品寿命が短いという問題がある。逆に、MEMSスキャナは、サイズが小さいため、高出力のレーザー光を走査するのは困難である。
図10の反射デバイス96においては、入射光に対する反射方向を変化させてレーザー光を走査すればよく、複雑な走査機能や、速度および角度制御機能は必ずしも必要ではない。このため、低コストで、かつ耐久性および信頼性に優れた簡易な構成の反射デバイスが望まれている。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、低コストで、かつ耐久性および信頼性に優れた光走査装置と、この光走査装置を備えた照明装置および投射装置とを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様では、回転軸を回転駆動する駆動部と、
前記回転軸に固定される第1部材と、
前記第1部材上に接合される第2部材と、を備え、
前記第2部材における前記第1部材との接合面と反対側の面は入射光を反射させる鏡面であり、この鏡面の法線方向は前記回転軸の軸方向から傾斜している光走査装置が提供される。
前記回転軸の先端部は、前記第1部材の内部に配置されてもよい。
前記第1部材における前記第2部材に接合する側の面とその反対側の面とは非平行であってもよい。
前記第1部材における前記第2部材に接合する側の面は、前記回転軸の軸方向から傾斜した傾斜面であり、
前記第2部材は、前記傾斜面に接合される厚さが一定の前記鏡面を有する基材であってもよい。
前記基板の前記鏡面は、研磨処理した面または金属蒸着した面であってもよい。
前記第1部材を前記回転軸に支持する支持具を備えてもよい。
前記駆動部に対して前記回転軸の回転数を指示する制御器を備えてもよい。
上述した光走査装置と、
前記光走査装置で反射されたコヒーレント光を所定の領域内の全域に対して拡散可能な光学素子と、を備える光学モジュールが提供されてもよい。
各位置に入射されたコヒーレント光を、所定の領域内の全域に対して拡散可能な光学素子と、
コヒーレント光が前記光学素子の表面を走査するように、前記光学素子に前記コヒーレント光を照射する照射装置と、を備える照明装置であって、
前記照射装置は、
コヒーレント光を発光する光源と、
前記光源にて発光された前記コヒーレント光の進行方向を変化させて、該コヒーレント光を前記光学素子の表面上で走査させる上述した光走査装置と、を有する照明装置が提供されてもよい。
前記所定の領域と重なる位置に配置され、上述した照明装置によって照明されて、光変調画像を生成する空間光変調器と、
前記光変調画像を投射部材上に投射する投射光学系と、を備える投射装置が提供されてもよい。
本発明によれば、低コストで、かつ耐久性および信頼性に優れた光走査装置と、この光走査装置を備えた照明装置および投射装置とを提供できる。
本発明の一実施形態による投写型映像表示装置10の概略構成を示す図。 図1の投射装置に含まれる照明装置の照射装置を示す斜視図。 走査装置70内に単一の反射デバイス71を設けた投写型映像表示装置10の概略構成を示す図。 第1反射デバイス71と第2反射デバイス72の具体的な構造の一例を示す断面図。 (a)と(b)は軸部材を第1部材に固定する方法を説明する図。 (a)と(b)は軸部材を回転させたときの第1部材と第2部材の動きを示す図。 光学素子の一例を示す図。 光源装置が、複数の光源を含む例を示す図。 光学素子が、ホログラム記録媒体を含む例を示す図。 従来の走査装置を示す側面図。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
図1は本発明の一実施形態による投写型映像表示装置10の概略構成を示す図、図2は図1の投射装置に含まれる照明装置の照射装置を示す斜視図である。
図1に示す投射型映像表示装置10は、スクリーン15と、映像光を投射する投射装置20と、を有している。投射装置20は、仮想面上に位置する被照明領域LZを照明する照明装置40と、被照明領域LZと重なる位置に配置され照明装置40によって照明される空間光変調器30と、空間光変調器30からのコヒーレント光をスクリーン15に投射する投射光学系25と、を有している。すなわち、本実施形態による照明装置40は、空間光変調器30を照明するための照明装置として、投射装置20に組み込まれている。照明装置40は、コヒーレント光によって被照明領域LZを照明し、且つ、照明装置40には、スペックルを目立たなくさせる工夫がなされている。
まず、照明装置40について説明する。図1に示されているように、照明装置40は、光の進行方向を被照明領域LZへ向ける光学素子50と、光学素子50にコヒーレント光を照射する照射装置60と、を有している。照射装置60は、コヒーレント光を光学素子50上で走査させる。したがって、ある瞬間に、照射装置60によってコヒーレント光を照射されている光学素子50上の領域は、光学素子50の表面の一部分となる。
照射装置60は、特定波長帯域のコヒーレント光を射出する光源装置61と、光源装置61からの光の進行方向を光学素子50に向ける走査装置70と、を有している。光源装置61は、コヒーレント光を生成する光源62、例えばレーザー光源62を有している。走査装置70は、平行光束をなす光線の光路をたどるようにして、光源装置61の光源62で生成されたコヒーレント光を光学素子50へ入射させる。
走査装置70は、光源62からの光を反射する第1反射面72を有する第1反射デバイス71と、第1反射面72からの光を反射する第2反射面74を有する第2反射デバイス73と、第1反射デバイス71及び第2反射デバイス73に接続された制御器75と、を有している。第1反射デバイス71の第1反射面72の向きは、所定の可動範囲内において繰り返し変動可能となっている。同様に、第2反射デバイス73の第2反射面74の向きも、所定の可動範囲内において繰り返し変動可能となっている。第1反射面72の向き及び第2反射面74の向きが、繰り返し変動することにより、光源62から照射された光は、光学素子50上を走査する。制御器75は、第1反射面72の向き及び第2反射面74の向きを制御する。
ここで説明する走査装置70では、第1反射デバイス71の第1反射面72の向きの変動と、第2反射デバイス73の第2反射面74の向きの変動とを、同期させている。したがって、第1反射面72の向き及び第2反射面74の向きの一方は、他方の向きに応じて所定の向きを向くようになる。より具体的には、走査装置70は、第1反射面72の向きと第2反射面74の向きとが互いに平行となるよう、第1反射面72と第2反射面74とを動作させる。
図示された例において、第1反射デバイス71は、第1反射面72を有した反射部材71aと、反射部材71aを支持した軸部材71bと、軸部材71bに接続された駆動装置71cと、を有している。図2に示すように、軸部材71bは、例えばモータからなる駆動装置71cによって駆動されることにより、その軸線方向である第1回転軸Ra1を中心として回転可能となっている。軸部材71bが回転することにより、軸部材71bに支持された反射部材71aも、第1回転軸Ra1を中心として回転するようになっている。ただし、第1反射面72は、第1回転軸Ra1に対して直交していない。言い換えると、第1反射面72の法線方向は、第1回転軸Ra1と非平行であり、第1回転軸Ra1に対して傾斜している。したがって、反射部材71aが、第1回転軸Ra1を中心として回転すると、第1反射面72は、向きを変化させるようになる。このとき、反射部材71aの回転が定速であれば、第1反射面72は、第1回転軸Ra1と直交する第1仮想面Vp1を中心として、周期的に向きを変動させることになる。
図示された例において、第2反射デバイス73は、第1反射デバイス71と同様に構成されている。すなわち、第2反射デバイス73は、第2反射面74を有した反射部材73aと、反射部材73aを支持した軸部材73bと、軸部材73bに接続された駆動装置73cと、を有している。
図2に示すように、軸部材73bは、例えばモータからなる駆動装置73cによって駆動されることにより、その軸線方向である第2回転軸Ra2を中心として回転可能となっている。軸部材73bが回転することにより、軸部材73bに支持された反射部材73aも、第2回転軸Ra2を中心として回転する。ただし、第2反射面74は、第2回転軸Ra2に対して直交していない。言い換えると、第2反射面74の法線方向は、第2回転軸Ra2と非平行であり、第2回転軸Ra2に対して傾斜している。したがって、反射部材73aが、第2回転軸Ra2を中心として回転すると、第2反射面74は向きを変化させる。このとき、反射部材73aの回転が定速であれば、第2反射面74は、第2回転軸Ra2と直交する第2仮想面Vp2を中心として、周期的に向きを変動させることになる。
また、図示された例では、第1反射面72の第1回転軸Ra1と第2反射面74の第2回転軸Ra2は平行となっている。また、第1反射面72の第1回転軸Ra1を中心とした回転の向きと、第2反射面74の第2回転軸Ra2を中心とした回転の向きは、同一の向きとなっている。そして、第1反射面72の回転周期と第2反射面74の回転周期は同一となっている。この結果、第1反射面72と第2反射面74は、互いに対して平行な状態に維持される。
なお、第1反射面72の第1回転軸Ra1を中心とした回転の向きは、第1回転軸Ra1に沿って一方の側から他方の側へ第1反射面72を観察した場合における第1反射面72の回転の向き(図2における矢印AR1)であり、第2反射面74の第2回転軸Ra2を中心とした回転の向きは、第1回転軸Ra1と平行な第2回転軸Ra2に沿って前記一方の側から前記他方の側へ第2反射面74を観察した場合における第2反射面74の回転の向き(図2における矢印AR2)である。
なお、以上に説明した、第1反射面72及び第2反射面74の向きを制御する方法は、一例に過ぎず、他の制御方法を採用することも可能である。例えば、第1反射面72及び第2反射面74の向きを直接検出して、第1反射面72及び第2反射面74の向きを制御するようにしてもよい。
以上のような走査装置70を用いた場合、第1反射面72と第2反射面74が平行に維持されることから、第2反射面74から進み出る光の進行方向は、第1反射面72へ入射する光の進行方向と平行になる。一方、光源装置61の光源62が固定されており、光源62から射出される光は、常に一定方向から第1反射デバイス71へ向かう。すなわち、第1反射面72へ入射する光源62からの光の進行方向は、常に一定である。したがって、第2反射デバイス73の第2反射面74で反射された光は、常に一定の向きに進む。図示された例では、照射装置60から光学素子50へ向けて、常に一定の方向から光が入射している。すなわち、照射装置60からの光は、平行光束をなす光線の光路を辿るようにして、光学素子50へ入射することになる。
このように、第1反射デバイス71の第1反射面72の向きの変動と、第2反射デバイス73の第2反射面74の向きの変動とを、同期させることで、光源62からの光を精度よくコリメートできるようになる。ただし、照明装置40や投射型映像表示装置10の用途によっては、高精度のコリメートが不要な場合もありうる。よって、走査装置70内に単一の反射デバイスを設けてもよい。
図3は走査装置70内に単一の反射デバイス71を設けた投写型映像表示装置10の概略構成を示す図である。図3の例では、光源62からのレーザ光は、反射デバイス71の反射面72で反射されて直接、光学素子50に入射されることになる。反射デバイス71は反射面72の角度を変動させているため、光学素子50への入射方向および入射位置は時間的に変化することになる。図3の場合、光学素子50に入射される光はコリメートされた光ではないが、一般的な照明装置や投射装置への適用は十分に可能である。
図4は第1反射デバイス71と第2反射デバイス72の具体的な構造の一例を示す断面図である。第1反射デバイス71と第2反射デバイス72は、同一の構造を有するため、以下では、第1反射デバイス71の構造を説明する。
図4に示す第1反射デバイス71は、回転軸を構成する軸部材71bを回転駆動する駆動装置71cと、軸部材71bに固定される第1部材76と、第1部材76上に接着層77を介して接合される第2部材78とを備えている。第2部材78における第1部材76との接合面と反対側の面は、入射光を反射させる鏡面78aであり、この鏡面78aの法線方向は軸部材71bの軸方向とは傾斜している。第1部材76と第2部材78とは、図4に示すように接着層77を介して接合されてもよいし、後述するように、第1部材76上に金属等を蒸着して第2部材78を接合してもよい。
駆動装置71cは、例えばモータである。駆動装置71cから延びる軸部材71bの先端部は、図5(a)に示すように、第1部材76内の凹部76aに嵌めこまれて接合される。軸部材71bと第1部材76との接合は、例えば接着剤により行ってもよいし、図5(b)に示すように、軸部材71bを貫通する支持具79を設けて、支持具79の内周面で接着剤等により軸部材71bを固定するとともに、支持具79の表面で接着剤等により支持具79と第1部材76とを固定してもよい。軸部材71bは高速回転するため、第1部材76が回転による遠心力で軸部材71bから離脱しないように、第1部材76と軸部材71bとは堅固に固定するのが望ましい。
第1部材76における第2部材78に接合する側の面とその反対側の面とは非平行になっている。より具体的には、第1部材76における第2部材78に接合する側の面76bは、その面の法線方向が軸部材71bの軸方向から傾斜した傾斜面である。よって、この傾斜面76bに、厚さが一定の第2部材78を接合すれば、第2部材78の上面も同じく傾斜面78aとなる。第2部材78の上面は鏡面78aであり、この面が図1や図2に示した第1反射面72となる。
第2部材78は、厚さが一定の鏡面78aを有する基材(例えば、鏡体)でもよい。あるいは、第2部材78は、第1部材76の傾斜面に、銀や銅などの金属を蒸着して形成した鏡面78aでもよい。あるいは、第2部材78は、第1部材76の傾斜面に、厚さが一定の金属や樹脂等からなる基材を接合した後に、この基板の表面を研磨処理して形成した鏡面78aでもよい。
第1部材76の第2部材78側の面を傾斜面にするには、例えば均一な厚さの基材を用意し、この基材板の上面を研磨処理にて傾斜面を形成すればよい。あるいは、均一な厚さの基材を斜めに切断して傾斜面を形成してもよい。第2部材78の上面側の鏡面78aの外形形状は、円形、矩形またはその他の形状でもよい。
図6は軸部材71bを回転させたときの第1部材76および第2部材78の動きを示す図である。光源62からの入射光は、常に同じ方向から同一のビーム径で入射されるが、軸部材71bの回転に応じて、第2部材78の鏡面78aの傾斜角度が変化するため、図6(a)に示すように入射光の反射角度が連続的に変化することになる。この結果、入射光の軌跡80は、図6(b)に示すように円形となる。
駆動装置71cは、図2に示した制御器75からの制御信号により、軸部材71bを回転駆動する。制御器75は、軸部材71bの回転周波数を複数通りに切替可能な制御信号を駆動装置71cに供給してもよい。これにより、制御器75は、第1反射デバイス71と第2反射デバイス73とを同期させて駆動でき、第1反射面72と第2反射面74を、互いに平行状態を維持しつつ回転させることができる。
また、軸部材71bの回転数や回転周波数を直接検出するセンサを設けて、このセンサでの検出信号に基づいて、駆動装置71cは軸部材71bの回転周波数を制御するようにしてもよい。センサの具体的な形態は問わないが、例えば、回転数等を光学的に検出する光センサ、磁気的に検出するホールセンサ、機械的に検出するエンコーダなどが適用可能である。
このように、傾斜面を有する第1部材76を駆動装置71cの軸部材71bに接合し、この傾斜面に均一な厚さの第2部材78を接合してその上面を鏡面78aにするため、鏡面78aの法線方向を軸部材71bから傾斜させることができ、この鏡面78aを図1の第1反射面72または第2反射面74として利用できる。
なお、第1部材76はその断面形状がくさび形状であり、第1部材76に軸部材71bを接合して、軸部材71bに合わせて第1部材76を回転させたときに、回転中心に対して非対称形状となるため、経時変化により、軸部材71bが偏芯したり、異音や故障の原因になるおそれがある。このため、第1部材76の一部を削る肉抜き加工等を行って、第1部材76の重心位置ができるだけ回転中心に近づくようにしてもよい。
次に、光学素子50について説明する。光学素子50は、各領域への入射光を当該領域の位置に応じた特定の方向に向ける光路制御機能を有している。ここで説明する光学素子50は、各領域への入射光の進行方向を補正して所定の領域LZに向ける。この領域が、被照明領域LZとなる。すなわち、光学素子50の入射面を平面分割してなる各領域に照射された照射装置60からの光は、光学素子50を経由した後に、少なくとも一部分において重なり合う領域を照明するようになる。
図7は光学素子50の一例を示す図である。図7の光学素子50は、照射装置60からの光の入射方向に対応して形成されたレンズアレイ51を有する。ここで「レンズアレイ」とは、単位レンズとも呼ばれる小さなレンズの集合体であり、屈折または反射によって光の進行方向を偏向させる素子として機能する。図示された例において、光学素子50は、各単位レンズ51aに対応する各領域に入射する光を、それぞれ、少なくとも被照明領域LZの全域に入射するように拡散させる。すなわち、光学素子50は、各領域に照射装置60から入射する光を拡散させることによって、同一の被照明領域LZを照明する。
図示された例では、光学素子50に入射する光は、一定の方向に沿って進む光である。
したがって、図7に示されたレンズアレイ51は、凸レンズからなる単位レンズ51aを敷き詰めてなるフライアイレンズとして構成されている。各単位レンズ51aは、互いに同一に形成されている。単位レンズ51aは、その光軸が互いに平行となるようにして敷き詰められている。
また、図7に示された光学素子50は、このようなレンズアレイ51と、レンズアレイ51に対向して配置されたコンデンサレンズ52またはフィールドレンズと、を有している。図7の光学素子50において、レンズアレイ51が、光学素子50の最入光側に配置されており、照射装置60からの光を受ける。レンズアレイ51をなす各単位レンズ51aは、平行光束をなす光線の光路をたどるようにして入射する光を、焦点に収束させる。そして、コンデンサレンズ52は、各単位レンズ51aによる焦点によって画成される面上に配置され、各凸レンズからの光を、被照明領域LZに向ける。図7のコンデンサレンズ52によれば、各凸レンズからの光を、同一の被照明領域LZのみに向けることができ、各方向からの照明光を被照明領域LZに重畳させる。
次に、空間光変調器30について説明する。空間光変調器30は、被照明領域LZに重ねて配置される。そして、空間光変調器30は、照明装置40によって照明され、変調画像を形成する。照明装置40からの光は、上述したように被照明領域LZの全域のみを照明する。したがって、空間光変調器30の入射面は、照明装置40によって光を照射される被照明領域LZと同一の形状および大きさであることが好ましい。この場合、照明装置40からの光を、変調画像の形成に高い利用効率で利用することができるからである。
空間光変調器30は、特に制限されることなく、種々の公知の空間光変調器を利用することができる。例えば、偏光を利用することなく変調画像を形成する空間光変調器、例えばデジタルミラーデバイス(DMD)や、偏光を利用して変調画像を形成する透過型の液晶マイクロディスプレイや反射型のLCoS(Liquid Crystal On Silicon(登録商標))を、空間光変調器30として用いることができる。
図1に示された例のように、空間光変調器30が、透過型の液晶マイクロディスプレイである場合、照明装置40によって面状に照明される空間光変調器30が、画素毎にコヒーレント光を選択して透過させることにより、空間光変調器30をなすディスプレイの画面上に変調画像が形成されるようになる。こうして得られた変調画像は、最終的には、投射光学系25によって、等倍で或いは変倍されてスクリーン15へ投射される。これにより、観察者は、スクリーン15上に投射された当該画像を観察することができる。スクリーン15は、透過型スクリーンとして構成されていてもよいし、反射型スクリーンとして構成されていてもよい。
次に、以上の構成からなる照明装置40、投射装置20および投射型映像表示装置10の作用について説明する。
まず、照射装置60は、光学素子50上を走査するようにして、光学素子50へコヒーレント光を照射する。具体的には、光源装置61の光源62で一定方向に沿って進む特定波長帯域のコヒーレント光が生成され、このコヒーレント光が走査装置70で進行方向を変えられる。走査デバイス70は、周期的な動作を行っており、この結果、光学素子50上でのコヒーレント光の入射位置も、周期的に変化するようになる。
光学素子50の各領域に入射したコヒーレント光は、それぞれ、光学素子50での光路調整機能により、被照明領域LZに重畳されるようになる。すなわち、照射装置60から光学素子50の各領域に入射したコヒーレント光は、それぞれ、光学素子50で拡散ないしは拡げられて、被照明領域LZの全域に入射するようになる。このようにして、照射装置60は、被照明領域LZをコヒーレント光で照明することができる。
図1に示すように、投射装置20においては、照明装置40の被照明領域LZと重なる位置に空間光変調器30が配置されている。このため、空間光変調器30は、照明装置40によって面状に照明され、画素毎にコヒーレント光を選択して透過させることにより、映像を形成するようになる。この映像は、投射光学系25によってスクリーン15に投射される。スクリーン15に投射されたコヒーレント光は、拡散され、観察者に映像として認識されるようになる。
上述した照明装置40では、コヒーレント光が、光学素子50上を走査するようにして、光学素子50に照射される。また、照射装置60から光学素子50の各領域に入射したコヒーレント光は、それぞれ、同一の被照明領域LZの全域をコヒーレント光で照明するが、当該被照明領域LZを照明するコヒーレント光の照明方向は互いに異なる。そして、コヒーレント光が入射する光学素子50上の領域が経時的に変化するため、被照明領域LZへのコヒーレント光の入射方向も経時的に変化する。
被照明領域LZを基準にして考えると、被照明領域LZ内の各領域には絶えずコヒーレント光が入射してくるが、その入射方向は、図1に矢印A1で示すように、常に変化し続けることになる。結果として、空間光変調器30の透過光によって形成された映像の各画素をなす光が、図1に矢印A2で示すように経時的に光路を変化させながら、スクリーン15の特定の位置に投射されるようになる。
以上のことから、上述してきた照明装置40を用いることによれば、映像を表示しているスクリーン15上の各位置において時間的にコヒーレント光の入射方向が変化していき、且つ、この変化は、人間の目で分解不可能な速さであり、結果として、人間の目には、相関の無いコヒーレント光の散乱パターンが多重化されて観察されることになる。したがって、各散乱パターンに対応して生成されたスペックルが重ねられ平均化されて、観察者に観察されることになる。これにより、スクリーン15に表示されている映像を観察する観察者に対して、スペックルを極めて効果的に目立たなくさせることができる。
なお、人間によって観察される従来のスペックルには、スクリーン15上でのコヒーレント光の散乱を原因とするスクリーン側でのスペックルだけでなく、スクリーンに投射される前におけるコヒーレント光の散乱を原因とする投射装置側でのスペックルも発生し得る。この投射装置側で発生したスペックルパターンは、空間光変調器30を介してスクリーン15上に投射されることによって、観察者に認識され得るようにもなる。しかしながら、本実施の形態によれば、コヒーレント光が光学素子50上を連続的に走査し、そして光学素子50の各領域に入射したコヒーレント光が、それぞれ、空間光変調器30が重ねられた被照明領域LZの全域を照明するようになる。すなわち、光学素子50が、スペックルパターンを形成していたそれまでの波面とは別途の新たな波面を形成し、複雑且つ均一に、被照明領域LZ、さらには、空間光変調器30を介してスクリーン15を照明するようになる。このような光学素子50での新たな波面の形成により、投射装置側で発生するスペックルパターンは不可視化されることになる。
ところで、図1及び図2に示すように、光源62から射出する光は、或る程度のスポット径を有することになる。このようなスポット径を有した光を、図10に示すようにレンズ効果を持つ偏向素子97を用いてコリメートしようとしても、光軸の向きを制御することしかできない。図10に示された偏向素子97では、スポット径内の各位置を通過するすべての光の光路を所望の方向に向けることは不可能である。一方、平行に維持される二枚の反射面72,74を有した走査装置70によれば、スポット径の大小に関わらず、第1反射面72に入射する光の光路と、第2反射面74で反射した光の光路とを、平行にすることができる。すなわち、光源62から射出した光のスポット径の大小に関わらず、照射装置60は、平行光束をなす光線の光路を辿るようにして光を光学素子50に照射することが可能となる。光学素子50に入射した光は、光学素子50によって予定した方向に高精度に光路を調整される。すなわち、ここで説明した走査装置70及び照明装置40によれば、被照明領域LZを所望の方向から極めて高精度に照明することができる。
上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。
上述した実施の形態において、光源装置61は、単一の光源62を有していた。しかしながら、この例に限られず、図8に示すように、光源装置61が、複数の光源を含むようにしてもよい。一例として、光源装置61が、複数のレーザー光源を含むレーザーアレイとして構成されていてもよい。光源装置61に含まれる複数の光源66,67,68は、互いに異なる波長帯域の光を生成するようにしてもよいし、同一波長帯域の光を生成するようにしてもよい。異なる波長帯域の光源66,67,68を用いた場合、加法混色により、単一の光源では生成することができない色の光によって、被照明領域LZを照明することができる。また、光源66,67,68が、赤色波長帯域の光、緑色波長帯域の光、青色波長帯域の光をそれぞれ生成する場合には、白色光にて被照明領域LZを照明することができる。一方、同一の波長帯域の光源66,67,68を用いた場合、高出力で被照明領域LZを照明することが可能となる。
また、上述した実施の形態において、光学素子50が、レンズアレイ51を含んで構成される例を示したが、これに限られない。図9に示すように、光学素子50が、ホログラム記録媒体57を含むようにしてもよい。図9に示された例において、照射装置60から照射されてホログラム記録媒体57上を走査する光は、ホログラム記録媒体57上の各領域に、当該ホログラム記録媒体57の回折条件を満たすような入射角度で、入射するようになっている。照射装置60からホログラム記録媒体57の各領域に入射した光は、それぞれ、ホログラム記録媒体57で回折されて少なくとも一部分において互いに重なり合う領域を照明する。図7に示された例では、照射装置60からホログラム記録媒体57の各領域に入射した光は、それぞれ、ホログラム記録媒体57で回折されて同一の被照明領域LZを照明するようになっている。例えば、照射装置60からホログラム記録媒体57の各領域に入射した光が、それぞれ、被照明領域LZに重ねて散乱板の像を再生するようにしてもよい。
さらに上述した実施の形態では、照明装置40によって照明される被照明領域LZに空間光変調器30が配置されていたが、この例に限られない。例えば、被照明領域LZに均一化光学系の入射面が配置されていてもよい。この場合、均一化光学系に入射した光は、全反射を繰り返しながら均一化光学系内を伝搬して、均一化光学系から出射する。このような均一化光学系の出射面上の各位置での照度は、均一化されることになる。均一化光学系として、例えばインテグレーターロッドを用いることができる。空間光変調器30は、例えば均一化光学系の出射面に直面して配置することができる。
さらに、上述した実施の形態において、照明装置40が、投射装置20及び投射型映像表示装置10に組み込まれた例を示したが、これに限られず、スキャナ用の照明装置等、種々の用途に適用され得る。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
10 投射型表示装置、15 スクリーン、20 投射装置、25 投射光学系、30 空間光変調器、35 リレー光学系、37 均一化光学系、40 照明装置、50 光学素子、51 レンズアレイ、51a 単位レンズ、52 フィールドレンズ、コンデンサレンズ、57 ホログラム記録媒体、60 照射装置、61 光源装置、62 光源、66 第1光源、67 第2光源、68 第3光源、70 走査装置、71 第1反射デバイス、71a 反射部材、71b 軸部材、71c 第1駆動装置、71d 傾斜面、71e 第1軸部、71f 第2軸部、71g 連結部、72 第1反射面、73 第2反射デバイス、73a 反射部材、73b 軸部材、73c 第2駆動装置、74 第2反射面、75 制御器、76 第1部材、77 接着層、78 第2部材、79 支持具、90 照射装置、91 光源、92 光源、95 走査装置、96 反射デバイス、97 偏向素子、99 光学素子

Claims (10)

  1. 回転軸を回転駆動する駆動部と、
    前記回転軸に固定される第1部材と、
    前記第1部材上に接合される第2部材と、を備え、
    前記第2部材における前記第1部材との接合面と反対側の面は入射光を反射させる鏡面であり、この鏡面の法線方向は前記回転軸の軸方向から傾斜している光走査装置。
  2. 前記回転軸の先端部は、前記第1部材の内部に配置される請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第1部材における前記第2部材に接合する側の面とその反対側の面とは非平行である請求項1または2に記載の光走査装置。
  4. 前記第1部材における前記第2部材に接合する側の面は、前記回転軸の軸方向から傾斜した傾斜面であり、
    前記第2部材は、前記傾斜面に接合される厚さが一定の前記鏡面を有する基材である請求項1または2に記載の光走査装置。
  5. 前記基板の前記鏡面は、研磨処理した面または金属蒸着した面である請求項4に記載の光走査装置。
  6. 前記第1部材を前記回転軸に支持する支持具を備える請求項1乃至5のいずれかに記載の光走査装置。
  7. 前記駆動部に対して前記回転軸の回転数を指示する制御器を備える請求項1乃至6のいずれかに記載の光走査装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の光走査装置と、
    前記光走査装置で反射されたコヒーレント光を所定の領域内の全域に対して拡散可能な光学素子と、を備える光学モジュール。
  9. 各位置に入射されたコヒーレント光を、所定の領域内の全域に対して拡散可能な光学素子と、
    コヒーレント光が前記光学素子の表面を走査するように、前記光学素子に前記コヒーレント光を照射する照射装置と、を備える照明装置であって、
    前記照射装置は、
    コヒーレント光を発光する光源と、
    前記光源にて発光された前記コヒーレント光の進行方向を変化させて、該コヒーレント光を前記光学素子の表面上で走査させる請求項1乃至7のいずれかに記載の光走査装置と、を有する照明装置。
  10. 前記所定の領域と重なる位置に配置され、請求項9に記載の照明装置によって照明されて、光変調画像を生成する空間光変調器と、
    前記光変調画像を投射部材上に投射する投射光学系と、を備える投射装置。
JP2014207557A 2014-10-08 2014-10-08 光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置 Pending JP2016075858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014207557A JP2016075858A (ja) 2014-10-08 2014-10-08 光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014207557A JP2016075858A (ja) 2014-10-08 2014-10-08 光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016075858A true JP2016075858A (ja) 2016-05-12

Family

ID=55951261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014207557A Pending JP2016075858A (ja) 2014-10-08 2014-10-08 光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016075858A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020184516A1 (ja) * 2019-03-08 2020-09-17 株式会社フジクラ 光走査装置、光走査方法、及びリチウムイオン電池の製造方法
JP2021509484A (ja) * 2017-12-28 2021-03-25 サーモ エレクトロン サイエンティフィック インストルメンツ リミテッド ライアビリティ カンパニー 光学科学機器におけるミラー位置合わせ
WO2021181662A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16 三菱電機株式会社 光照射装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04262886A (ja) * 1991-02-18 1992-09-18 Shin Meiwa Ind Co Ltd 光ビーム偏向装置用制御信号発生装置
JPH04267214A (ja) * 1991-02-22 1992-09-22 Ricoh Co Ltd 軸状ミラ−偏向器
JPH05181081A (ja) * 1992-01-07 1993-07-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転鏡およびその製造方法
JP2001287070A (ja) * 2000-03-31 2001-10-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd マスク上へのビームのスキャニングによるレーザビームホモジナイゼーション
JP2002524767A (ja) * 1998-09-02 2002-08-06 イギリス国 走査装置
JP2006231918A (ja) * 2005-01-31 2006-09-07 Fuji Photo Film Co Ltd インナードラム露光装置
US20110211169A1 (en) * 2010-03-01 2011-09-01 Osram Opto Semiconductor Gmbh Projection System
JP2012068451A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Brother Ind Ltd 光スキャナ及び画像投影装置
JP2013171172A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Ushio Inc コヒーレント光源装置およびプロジェクタ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04262886A (ja) * 1991-02-18 1992-09-18 Shin Meiwa Ind Co Ltd 光ビーム偏向装置用制御信号発生装置
JPH04267214A (ja) * 1991-02-22 1992-09-22 Ricoh Co Ltd 軸状ミラ−偏向器
JPH05181081A (ja) * 1992-01-07 1993-07-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転鏡およびその製造方法
JP2002524767A (ja) * 1998-09-02 2002-08-06 イギリス国 走査装置
JP2001287070A (ja) * 2000-03-31 2001-10-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd マスク上へのビームのスキャニングによるレーザビームホモジナイゼーション
JP2006231918A (ja) * 2005-01-31 2006-09-07 Fuji Photo Film Co Ltd インナードラム露光装置
US20110211169A1 (en) * 2010-03-01 2011-09-01 Osram Opto Semiconductor Gmbh Projection System
JP2012068451A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Brother Ind Ltd 光スキャナ及び画像投影装置
JP2013171172A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Ushio Inc コヒーレント光源装置およびプロジェクタ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021509484A (ja) * 2017-12-28 2021-03-25 サーモ エレクトロン サイエンティフィック インストルメンツ リミテッド ライアビリティ カンパニー 光学科学機器におけるミラー位置合わせ
JP7461882B2 (ja) 2017-12-28 2024-04-04 サーモ エレクトロン サイエンティフィック インストルメンツ リミテッド ライアビリティ カンパニー 光学科学機器におけるミラー位置合わせ
WO2020184516A1 (ja) * 2019-03-08 2020-09-17 株式会社フジクラ 光走査装置、光走査方法、及びリチウムイオン電池の製造方法
WO2021181662A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16 三菱電機株式会社 光照射装置
JPWO2021181662A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16
CN115244446A (zh) * 2020-03-13 2022-10-25 三菱电机株式会社 光照射装置
JP7224528B2 (ja) 2020-03-13 2023-02-17 三菱電機株式会社 光照射装置
US11898726B2 (en) 2020-03-13 2024-02-13 Mitsubishi Electric Corporation Light irradiation device including reflection surfaces and a rotation mechanism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3081980B1 (en) Optical scanning device
KR101643077B1 (ko) 헤드업 디스플레이 장치
JP2016075858A (ja) 光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置
US9964845B2 (en) Projection apparatus and illumination apparatus
JP6417802B2 (ja) 照明装置、投射装置及び光源装置
JP6593696B2 (ja) 光走査装置、光学モジュール、照明装置及び投射装置
JP6388200B2 (ja) 照明装置、投射装置、光学素子及び、光学モジュール
JP6311971B2 (ja) 照明装置、投射装置および照射装置
JP6476706B2 (ja) 照明装置、光学モジュール及び投射装置
JP6269016B2 (ja) 照明装置、投射装置、照射装置および光学素子
JP6410138B2 (ja) 光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置
JP2016075857A (ja) 光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置
JP6332728B2 (ja) 走査装置、照明装置、投射装置および光学素子
JP6410134B2 (ja) 照射装置、光学モジュール、走査装置、および投射装置
JP6229929B2 (ja) 照明装置および投射装置
JP6624496B2 (ja) 光走査装置、光学モジュール、照明装置及び投射装置
JP6299207B2 (ja) 照明装置、投射装置および光走査装置
JP2015163917A (ja) 投射装置、照明装置および光モジュール
JP2006259258A (ja) プロジェクタ
JP2006267363A (ja) プロジェクタ
JP2015114628A (ja) 照明装置、投射装置および走査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181102

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190423