JP2016075768A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クリーニングブレードと移動体との間に紙粉などの異物が挟まることによるクリーニング不良を抑制しつつ、クリーニングブレードの長寿命化を図ることのできる画像形成装置を提供する。【解決手段】移動体7をクリーニングするクリーニングブレード82を有する画像形成装置100は、一の開始指示により複数の転写材に連続して画像を形成する一連のジョブにおいて連続する画像形成の数が所定値に達した場合に、一旦ジョブを中断して移動体7を画像形成時の所定の方向とは逆方向に移動させる逆移動動作を実行した後、中断後のジョブを再開する実行部150を有する構成とする。【選択図】図8
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの電子写真方式又は静電記録方式の画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式などの画像形成装置では、電子写真感光体(感光体)や静電記録誘電体に形成されたトナー像を、直接又は一旦中間転写体に転写した後に紙などの転写材に転写して画像を形成する。トナー像が転写される転写材を担持して搬送する転写材担持体を有する画像形成装置もある。このような画像形成装置では、感光体、静電記録誘電体、中間転写体、転写材担持体といった移動体から付着物を除去するクリーニング装置が設けられるのが一般的である。
移動体として中間転写体を例に更に説明する。中間転写体上には、中間転写体から転写材へのトナー像の転写工程後に残留するトナー(転写残トナー)や転写材と接触することによる紙紛などの付着物が付着する。このような付着物を除去するために、画像形成装置にはクリーニング装置が設けられる。
このクリーニング装置として、中間転写体にクリーニングブレードを当接させて、中間転写体上の転写残トナーなどの付着物を掻き落すブレード方式のクリーニング装置がある。このクリーニング装置では、繰り返し使用によりクリーニングブレードと中間転写体との間に紙紛などの異物が挟み込まれ、クリーニングブレードのクリーニング性能が低下し、クリーニング不良が発生することがある。クリーニングブレードと中間転写体との間に紙粉などの異物が挟まると、クリーニングブレードが部分的に中間転写体の表面から浮いてしまい、転写残トナーなどの付着物がすり抜けやすくなるためである。
これに対し、特許文献1では、画像形成終了時の中間転写体の回転終了後に、中間転写体を画像形成時とは逆方向に回転させ、クリーニングブレードと中間転写体との間に挟まった紙紛を除去することが提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載されるように、画像形成が終了するごとに中間転写体の逆回転を行うと、クリーニングブレードの寿命が短くなりやすいという課題がある。つまり、中間転写体が画像形成時の回転方向に回転(正回転)する場合、図11(a)に示すように中間転写体の表面の移動方向に引っ張られるようにクリーニングブレードの中間転写体との当接部が変形する。一方、中間転写体を画像形成時とは逆方向に回転(逆回転)する場合、図11(b)に示すように画像形成時とは逆方向に引っ張られるようにクリーニングブレードの中間転写体との当接部が変形する。これが必要以上に繰り返されると、クリーニングブレードの中間転写体との当接部に位置する先端のエッジ部が欠損などしやすくなり、クリーニングブレードの寿命が短くなりやすい。
以上では、特に移動体が中間転写体である場合を例に従来の課題について説明したが、この課題はクリーニングブレードによるクリーニング対象の移動体が感光体、静電記録誘電体、中間転写体、又は転写材担持体のいずれの場合であっても同様である。
したがって、本発明の目的は、クリーニングブレードと移動体との間に紙粉などの異物が挟まることによるクリーニング不良を抑制しつつ、クリーニングブレードの長寿命化を図ることのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明の代表的な構成は、所定の方向に移動して、転写材に転写するトナー像を担持して転写材との接触部へと搬送するか、又はトナー像が転写される転写材を担持して搬送する移動体と、前記移動体に当接して配置され前記移動体から付着物を除去するクリーニングブレードを備えたクリーニング装置と、を有する画像形成装置において、一の開始指示により複数の転写材に連続して画像を形成する一連のジョブにおいて連続する画像形成の数が所定値に達した場合に、一旦前記ジョブを中断して前記移動体を前記所定の方向とは逆方向に移動させる逆移動動作を実行した後、中断後の前記ジョブを再開する実行部を有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、クリーニングブレードと移動体との間に紙粉などの異物が挟まることによるクリーニング不良を抑制しつつ、クリーニングブレードの長寿命化を図ることができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
[実施例1]
1.画像形成装置の全体的な構成及び動作
図1は、本発明の一実施例の画像形成装置の概略断面構成図である。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いてフルカラー画像の形成が可能な中間転写方式を採用したタンデム型の複写機及びプリンタ機能を備えた複合機である。
1.画像形成装置の全体的な構成及び動作
図1は、本発明の一実施例の画像形成装置の概略断面構成図である。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いてフルカラー画像の形成が可能な中間転写方式を採用したタンデム型の複写機及びプリンタ機能を備えた複合機である。
画像形成装置100は、複数の画像形成部として、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成する第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。これら4つの画像形成部SY、SM、SC、SKは、1列に配置されている。本実施例では、各画像形成部SY、SM、SC、SKの構成及び動作は、使用するトナーの色が異なることを除いて実質的に同じである。したがって、以下、特に区別を要しない場合は、いずれかの色用の要素であることを示す符号の末尾のY、M、C、Kは省略して、当該要素について総括的に説明する。
各画像形成部Sには、像担持体としてのドラム型(円筒形)の電子写真感光体(感光体)である感光ドラム1が配置されている。感光ドラム1は、図中矢印R1方向に回転駆動される。感光ドラム1の周囲には、その回転方向に沿って順に、次の各機器が配置されている。まず、帯電手段としてのローラ状の帯電部材である帯電ローラ2が配置されている。次に、露光手段としての露光装置(レーザスキャナ)3が配置されている。次に、現像手段としての現像装置4が配置されている。次に、一次転写手段としてのローラ状の一次転写部材である一次転写ローラ5が配置されている。次に、感光体クリーニング手段としてのドラムクリーニング装置6が配置されている。
また、画像形成装置100は、各画像形成部SY、SM、SC、SKの各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kに対向して配置された、中間転写体としての無端状のベルトで形成された中間転写ベルト7を有する。中間転写ベルト7は、クリーニングブレードのクリーニング対象である、所定の方向に移動し転写材に転写するトナー像を担持して転写材との接触部へと搬送する移動体の一例である。中間転写ベルト7は、複数の支持ローラ71〜76に巻回されて、所定の張力が付与されている。中間転写ベルト7は、複数の支持ローラのうちの一つである駆動ローラ71が回転駆動されることによって、その駆動力が伝達されて図中矢印R2方向に回転(周回移動)する。中間転写ベルト7の内周面(裏面)側において、各感光ドラム1Y、1M、1C、1Kと対向する位置に、上述の一次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kが配置されている。一次転写ローラ5は、中間転写ベルト7を介して感光ドラム1に向けて付勢(押圧)され、中間転写ベルト7と感光ドラム1とが接触する一次転写部(一次転写ニップ)N1を形成する。また、中間転写ベルト7の外周面(表面)側において、複数の支持ローラのうちの一つである対向ローラ76と対向する位置に、二次転写手段としてのローラ状の二次転写部材である二次転写ローラ9が配置されている。二次転写ローラ9は、中間転写ベルト7を介して対向ローラ76に向けて付勢(押圧)され、中間転写ベルト7と二次転写ローラ9とが接触する二次転写部(二次転写ニップ)N2を形成する。また、中間転写ベルト7の外周面側において、駆動ローラ71と対向する位置に、中間転写体クリーニング手段としてのベルトクリーニング装置8が配置されている。
その他、画像形成装置100は、転写材Pの給送手段、転写材Pにトナー像を定着させる定着手段としての定着装置10などを有する。
本実施例の画像形成装置100により画像を形成する際には、回転駆動される感光ドラム1の外周面(表面)は、帯電ローラ2により一様に帯電処理される。このとき、帯電ローラ2には、帯電電源(図示せず)から所定の帯電電圧(帯電バイアス)が印加される。帯電処理された感光ドラム1は、露光装置3からレーザ光が照射されることにより、その表面に静電潜像(静電像)が形成される。本実施例では、画像形成装置100に設けられたリーダ部(図示せず)又は外部装置(例えばパソコン)から画像形成装置100の画像信号処理部(図示せず)に画像信号が入力される。画像信号処理部ではこの画像信号をイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックに色変換したデジタル画像信号を作成する。そして、各画像形成部Sの露光装置3は、この信号のうち対応する色成分の信号に基づいて、感光ドラム1をレーザ光で走査露光する。感光ドラム1に形成された静電潜像は、現像装置4により現像剤としてのトナーを用いてトナー像として現像(可視像化)される。このとき、現像装置4に設けられた現像剤担持体としての現像ローラには、現像電源(図示せず)から所定の現像電圧(現像バイアス)が印加される。本実施例では、イメージ部露光と反転現像とによりトナー像が形成される。すなわち、一様に帯電処理された後に露光されることで電位の絶対値が低下した感光ドラム1上の露光部に、感光ドラム1の帯電極性と同極性(本実施例では負極性)に帯電したトナーが付着する。感光ドラム1上のトナー像は、一次転写部N1において、一次転写ローラ5の作用により、回転(移動)している中間転写ベルト7上に転写(一次転写)される。このとき、一次転写ローラ5には、一次転写電源(図示せず)から現像時のトナーの帯電極性(正規の帯電極性)とは逆極性(本実施例では正極性)の直流電圧である所定の一次転写電圧(一次転写バイアス)が印加される。例えば、フルカラー画像の形成時には、上述のようにして各画像形成部SY、SM、SC、SKにおいて各感光ドラム1に形成された各色のトナー像が、各一次転写部N1において中間転写ベルト7上に重ね合わせるようにして一次転写される。
一方、紙や合成樹脂のシートなどの転写材P(本実施例では転写材Pは紙であるものとする。)が、画像形成装置100の装置本体の下部にて取り外し自在に配置されたカセット11から、供給ローラ12により1枚ずつ選択的に給送される。その後、転写材Pは、搬送方向の下流側に配置されたレジストローラ13へと搬送される。レジストローラ13に搬送された転写材Pは、中間転写ベルト7上のトナー像が中間転写ベルト7の回転により二次転写部N2に搬送されるタイミングに合せて、二次転写部N2に搬送される。
中間転写ベルト7上のトナー像は、二次転写部N2において、二次転写ローラ9の作用により、中間転写ベルト7と二次転写ローラ9とで挟持されて搬送される転写材P上に転写(二次転写)される。このとき、二次転写ローラ9には、二次転写電源E(図3)からトナーの正規の帯電極性とは逆極性(本実施例では正極性)の直流電圧である二次転写電圧(二次転写バイアス)が印加される。例えば、フルカラー画像の形成時には、中間転写ベルト7上に4色のトナー像が重畳されて形成されたトナー像が転写材P上に一括して二次転写される。
トナー像が形成された転写材Pは、定着装置10に搬送されて、定着ローラ10aと加圧ローラ10bとの間の定着ニップで加熱及び加圧されることで、その上にトナー像が定着(固着)される。その後、転写材Pは、画像形成装置100の装置本体の外部の排出トレイ14上に排出される。
一次転写工程後の感光ドラム1の表面は、ドラムクリーニング装置6によってクリーニングされる。ドラムクリーニング装置6は、感光ドラム1に接触して配置されたクリーニングブレードにより、回転する感光ドラム1の表面から一次転写残トナーなどの付着物を掻き取って除去し回収容器に回収する。
また、二次転写工程後の中間転写ベルト7の表面は、ベルトクリーニング装置8によってクリーニングされる。ベルトクリーニング装置8は、中間転写ベルト7に接触して配置されたクリーニングブレードにより、回転する中間転写ベルト7の表面から二次転写残トナーなどの付着物(以下「転写残トナー」で代表するものとする。)を掻き取って除去し回収容器に回収する。ベルトクリーニング装置12については後述して更に説明する。
2.ベルトクリーニング装置
図2は、本実施例におけるベルトクリーニング装置8の概略断面構成図である。図2は、中間転写ベルト7の表面の移動方向と略直交する断面を示している。
図2は、本実施例におけるベルトクリーニング装置8の概略断面構成図である。図2は、中間転写ベルト7の表面の移動方向と略直交する断面を示している。
ベルトクリーニング装置8は、中間転写ベルト7側に開口部81aを有する回収容器(ケーシング)81を有する。回収容器81の開口部81aには、クリーニングブレード82が、支持部材83を介して取り付けられている。クリーニングブレード82は、中間転写ベルト7の表面の移動方向と略直交する方向(中間転写ベルト7の幅方向)に沿って配置される長手方向及びこの長手方向と直交する短手方向にそれぞれ所定の長さを有する所定の厚さの板状部材である。本実施例では、クリーニングブレード82は、弾性材料としてウレタンゴムで形成されている。クリーニングブレード82は、その短手方向における一方の端部が支持部材83に固定され、回収容器81によって支持されている。そして、クリーニングブレード82は、その短手方向における自由端側の先端の外側のエッジ部82aが、中間転写ベルト7に対してカウンター方向に当接されている。すなわち、クリーニングブレード82は、自由端側の先端が、画像形成時の中間転写ベルト7の表面の移動方向の上流側を向くようにして、中間転写ベルト7に当接されている。クリーニングブレード82と中間転写ベルト7との当接部がクリーニングニップ(クリーニング部)Qである。
また、回収容器81の開口部81aにおいて、クリーニングブレード82よりも中間転写ベルト7の表面の移動方向の上流側(図中下部)に、接触部材としてのスクイシート84が取り付けられている。スクイシート84は、中間転写ベルト7の表面の移動方向と略直交する方向に沿って配置される長手方向及びこの長手方向と直交する短手方向にそれぞれ所定の長さを有する所定の厚さのシート状部材である。本実施例では、スクイシート84は、可撓性を有するプラスチックシートで形成されている。スクイシート84は、その短手方向における一方の端部が回収容器81に固定されて支持されている。そして、スクイシート84は、その短手方向における自由端側の先端が中間転写ベルト7に接触させられている。スクイシート84は、自由端側の先端が、画像形成時の中間転写ベルト7の表面の移動方向の下流側を向くようにして、中間転写ベルト7に接触させられている。スクイシート84は、クリーニングブレード82によって掻き落とされたトナーを回収容器81内に落下させるとともに、中間転写ベルト7側へトナーが逆流することを抑制する。
また、回収容器81内には、回収したトナーを長手方向に搬送して画像形成装置100に別途設けられている回収トナーボックス(図示せず)へと排出するための搬送スクリュー85が配置される。
3.制御態様
図3は、本実施例の画像形成装置100の要部の概略制御態様を示す。本実施例では、画像形成装置100に設けられた制御手段としての制御部150が、画像形成装置100の各部を統括的に制御する。制御部150は、演算処理を行う中心的素子であるCPU151、記憶素子であるROM152、RAM153などを有して構成される。RAM153には、センサの検知結果、演算結果などが格納され、ROM152には制御プログラム、予め求められたデータテーブルなどが格納されている。制御部150には、画像形成装置100における各制御対象が接続されている。本実施例との関係で言えば、制御部150には、二次転写電源E、中間転写ベルト7の駆動源である駆動モータMの駆動回路20、画像形成枚数を計数するカウンタ30、画像形成装置100の操作部40などが接続されている。そして、制御部150は、画像形成動作の制御を行うと共に、後述する二次転写ローラ9の清掃動作、中間転写ベルト7の逆移動動作の制御を行う。
図3は、本実施例の画像形成装置100の要部の概略制御態様を示す。本実施例では、画像形成装置100に設けられた制御手段としての制御部150が、画像形成装置100の各部を統括的に制御する。制御部150は、演算処理を行う中心的素子であるCPU151、記憶素子であるROM152、RAM153などを有して構成される。RAM153には、センサの検知結果、演算結果などが格納され、ROM152には制御プログラム、予め求められたデータテーブルなどが格納されている。制御部150には、画像形成装置100における各制御対象が接続されている。本実施例との関係で言えば、制御部150には、二次転写電源E、中間転写ベルト7の駆動源である駆動モータMの駆動回路20、画像形成枚数を計数するカウンタ30、画像形成装置100の操作部40などが接続されている。そして、制御部150は、画像形成動作の制御を行うと共に、後述する二次転写ローラ9の清掃動作、中間転写ベルト7の逆移動動作の制御を行う。
ここで、画像形成装置100は、一の開始指示により開始される、単一又は複数の転写材Pに画像を形成して出力する一連の画像形成動作(ジョブ)を行う。ジョブは、一般に、画像形成工程(印字工程)、前回転工程、複数の転写材Pに画像を形成する場合の紙間(転写材間)工程、及び後回転工程を有する。画像形成工程は、実際に転写材Pに形成して出力する画像の静電潜像の形成、トナー像の形成、トナー像の一次転写や二次転写を行う期間であり、画像形成時とはこの期間のことをいう。前回転工程は、開始指示が入力されてから実際に画像を形成し始めるまでの、画像形成工程の前の準備動作を行う期間である。紙間工程は、複数の転写材Pに対して画像形成工程を連続して行う際(連続画像形成)の転写材Pと転写材Pとの間に対応する期間である。後回転工程は、画像形成工程の後の整理動作(準備動作)を行う期間である。非画像形成時とは、画像形成時以外の期間であって、上記前回転工程、紙間工程、後回転工程、更には画像形成装置100の電源投入時又はスリープ状態からの復帰時の準備動作である前多回転工程時などが含まれる。
4.二次転写ローラの清掃動作
本実施例の画像形成装置100は、所定のタイミングで非画像形成時に二次転写ローラ9の清掃動作を行う。
本実施例の画像形成装置100は、所定のタイミングで非画像形成時に二次転写ローラ9の清掃動作を行う。
つまり、本実施例では、連続画像形成のジョブでは所定のタイミングで紙間工程において画像濃度調整用のトナー像(トナーパッチ、トナー帯)が中間転写ベルト7上に形成される。このトナーパッチは、中間転写ベルト7上で検知手段としての濃度センサ15(図1)によって検知される。その後、中間転写ベルト7上のトナーパッチは、転写材Pに転写されずに、ベルトクリーニング装置8によってクリーニングされる。このとき、本実施例の画像形成装置100では、生産性確保などのために、二次転写ローラ9は中間転写ベルト7に接触した状態が維持されるようになっている。そのため、中間転写ベルト7上のトナーパッチのトナーが二次転写ローラ9の付着してしまう。この状態で次の転写材Pが二次転写部N2に搬送されてくると、転写材Pの裏汚れが発生してしまう。したがって、本実施例では、次の転写材Pが二次転写部N2に搬送されてくる前に、次のような二次転写ローラ9の清掃動作を行う。つまり、転写電源Eから二次転写ローラ9に画像形成時(転写時)とは逆極性(本実施例は負極性)の電圧(以下「逆バイアス」ともいう。)を印加し、二次転写ローラに付着したトナーを電気的に中間転写ベルト7に転移させる。
本実施例では、連続画像形成のジョブにおける画像形成枚数が所定の設定値(閾値、所定値)に達した場合に、次の画像との間の紙間工程において中間転写ベルト7にトナーパッチが形成される。そして、そのトナーパッチが二次転写部N2を通過した後に、次の画像を転写するための転写材Pが二次転写部N2に搬送されるまでの間に、二次転写ローラ9の清掃動作を行う。
図4は、二次転写ローラ9の清掃動作を実行する手順を説明するための、連続画像形成のジョブの動作の流れの一例を示すフローチャート図である。なお、図4は、二次転写ローラ9の清掃動作に注目して、ジョブの動作の流れを簡略化して示している。したがって、上述のトナーパッチの形成については省略されている。また、本実施例では、連続画像形成のジョブでは、詳しくは後述するように、二次転写ローラ9の清掃動作が実行された後で、中間転写ベルト7の逆移動動作も実行されるが、ここでは中間転写ベルト7の逆移動動作については省略されている。
制御部150は、連続画像形成のジョブの開始指示が入力されると、画像形成を開始させる(S101)。画像形成が開始されると、カウンタ30が画像形成枚数のカウントを開始する。画像形成枚数のカウント値は、転写材Pのサイズに応じて、その枚数の増加が変化する。例えば、A4サイズの場合はカウント値の増加は1であるが、A4Rサイズの場合はカウント値の増加は2となる。ここでは、カウンタ30は、ジョブの全体の画像形成枚数(指定枚数)の設定値(以下「ジョブ枚数」ともいう。)と比較するためのジョブの全体の画像形成枚数をカウントする。また、カウンタ30は、二次転写ローラ9の清掃動作を実行するタイミングを示す画像形成枚数の設定値(以下「清掃動作枚数」ともいう。)と比較するための、該清掃動作を実行するごとにリセットされる画像形成枚数をカウントする。
制御部150は、カウンタ30のカウント値と、清掃動作枚数と、を比較して、二次転写ローラ9の清掃動作を実行するタイミングか否かを判断する(S102)。そして、制御部150は、カウント値が清掃動作枚数に達したと判断した場合は、二次転写ローラ9の清掃動作を実行させる(S103)。
その後、制御部150は、カウンタ30における清掃動作枚数との比較のためのカウント値をリセットし(S104)、画像形成を再開させる(S101)。
また、制御部150は、カウンタ30のカウント値と、ジョブ枚数と、を比較して、ジョブの全ての画像形成が終了したか否かを判断する(S102)。そして、制御部150は、カウント値がジョブ枚数に達したと判断した場合は、画像形成を終了させる(S105)。これにより、ジョブが終了する。
5.中間転写ベルトの逆移動動作
上述のように、中間転写ベルト7は、クリーニングブレード82を有するベルトクリーニング装置8によってクリーニングされる。
上述のように、中間転写ベルト7は、クリーニングブレード82を有するベルトクリーニング装置8によってクリーニングされる。
しかし、クリーニングブレード82と中間転写ベルト7との間に形成されるクリーニングニップQに紙紛などの異物(以下「紙粉」で代表するものとする。)が挟まることがある。このクリーニングニップQに挟まった紙紛は、通常の画像形成を行う動作を続けるだけでは取り除くことは難しく、クリーニングブレード82を部分的に中間転写ベルト7から浮かしてしまう。そして、この状態でクリーニングニップQに中間転写ベルト7上の転写残トナーが搬送されてくると、それがクリーニングブレード82をすり抜けて、クリーニング不良が発生することがある。クリーニング不良が発生すると、後続の画像にトナー汚れが付着するなどして画像不良が発生することがある。
そのため、本実施例では、所定のタイミングで、中間転写ベルト7を画像形成時の所定の方向とは逆方向に移動させる逆移動動作を行うことで、クリーニングニップQに挟まっている紙粉を除去する。
ただし、前述のように画像形成が終了するごとに中間転写ベルト7の逆移動動作を行ったのでは、クリーニングニップQに挟まった紙粉を除去することはできても、クリーニングブレード82の寿命を短くしてしまうことがある。
そこで、本実施例では、効果的なタイミングで中間転写ベルト7の逆移動動作を行うことで効率良くクリーニングブレード82と中間転写ベルト7との間に挟まった紙粉を除去する。そして、無駄な中間転写ベルト7の逆移動動作を減らして、クリーニングブレード82に与える負荷を低減し、クリーニングブレード82の消耗を抑制する。これにより、クリーニングブレード82と中間転写ベルト7との間に紙粉が挟まることによるクリーニング不良を抑制しつつ、クリーニングブレード82の長寿命化を図る。以下、詳しく説明する。
なお、本実施例では、中間転写ベルト7の逆移動動作においては、中間転写ベルト7が画像形成時とは逆方向に移動するのに同期して、感光ドラム1も画像形成時とは逆方向に移動する。ただし、これに限定されるものではなく、中間転写ベルト7の逆移動動作においては、中間転写ベルト7から感光ドラム1が離間する構成とされていてもよい。
図5は、1000枚の連続画像形成を行った後に、二次転写ローラ9の清掃動作を行った場合と行わなかった場合とで、クリーニングブレード82のエッジ部82aに付着している紙紛の量をカウントした結果である。図5に示すように、二次転写ローラ9の清掃動作の有無によってクリーニングブレード82のエッジ部82aに付着している紙紛の量が異なる。つまり、二次転写ローラ9の清掃動作において、多くの紙紛が二次転写ローラ9から中間転写ベルト7に吐き出されることがわかる。これは、二次転写ローラ5に逆バイアスを印加した際に、二次転写ローラ9に付着していたトナーだけではなく、二次転写ローラ5に付着していた紙紛も中間転写ベルト7に転移させてしまうためである。
このように、二次転写ローラ9の清掃動作で中間転写ベルト9に吐き出された紙紛がクリーニングニップQで塊となって挟まりやすい。そして、そのクリーニングニップQに挟まった紙粉がクリーニングブレード82を中間転写ベルト7から浮かせてしまうと、中間転写ベルト7上の転写残トナーがクリーニングニップQをすり抜けやすくなる。したがって、クリーニングニップQへと搬送されてくる紙粉の量が多い二次転写ローラ9の清掃動作を行った場合に中間転写ベルト7の逆移動動作を行うことが有効である。
また、本発明者の検討によれば、クリーニングニップQに挟まった紙粉は、挟まった直後など、挟まってからの時間(画像形成による中間転写ベルト7の移動量)が小さいほど除去しやすい。このことからも、二次転写ローラ9の清掃動作を行った場合に中間転写ベルト7の逆移動動作を行うことが有効である。
ところで、紙紛がクリーニングニップQに搬送されると必ずクリーニングニップQに紙紛が挟まり、転写残トナーのクリーニングニップQのすり抜けが発生するというわけではない。本発明者の検討によれば、ジョブにおける画像形成枚数に応じて、クリーニングニップQへの紙紛の挟まり具合が異なる。これは、ジョブにおける画像形成枚数に応じて、クリーニングブレード82の変形量が異なるためである。
図6は、1000枚の連続画像形成を行った際の、画像形成枚数とクリーニングブレード82の変形量との関係の一例を示す。このクリーニングブレード82の変形量は、クリーニングブレード82の歪み量に応じた測定ゲージの信号を測定した値である。ここでは、クリーニングブレード82の歪みを検知する歪み測定ゲージをクリーニングブレード82の自由端側の先端のエッジ部82aから固定端側に1.5mm付近のクリーニングブレード82の中間転写ベルト7側の面に取り付けた。この測定ゲージは、クリーニングブレード82の長手方向において、両端部と中央部の3箇所に取り付けた。そして、中間転写ベルト7の停止時の測定ゲージの信号の値を0とし、中間転写ベルト7を画像形成時の回転方向に回転させた際のクリーニングブレード82の歪み量に応じた信号を測定して、クリーニングブレード82の変形量とした。+の値は、クリーニングブレード82が中間転写ベルト7の表面の移動方向に引っ張られた状態で、クリーニングブレード82が歪んでいることを示す。逆に、−の値は、クリーニングブレード82が伸びた状態で、クリーニングブレード82が中間転写ベルト7から浮いたようになっていることを示す。
図6から、画像形成枚数が増加するにしたがってクリーニングブレード82の変形量が大きくなることがわかる。また、クリーニングブレード82の長手方向においては、端部の方が中央部よりも変形量が大きくなっていることがわかる。これはクリーニングブレード82の長手方向の端部の方が中央部よりもトナーなどの潤滑剤の供給が少ないためであると考えられる。つまり、ジョブにおける画像形成枚数が増加するにしたがって、クリーニングブレード82の長手方向の端部の方が中央部よりも中間転写ベルト7の移動方向に引っ張られた状態となる。その結果、クリーニングブレード82の長手方向の位置において、ブレード82の変形量が異なる。
図7は、クリーニングブレードの長手方向の位置とクリーニングブレード82の変形量との関係の一例を示す。横軸がクリーニングブレード82の長手方向の位置(一方の端部から中央部までを示す)、縦軸はクリーニングブレード82の変形量である。中間転写ベルト7上の画像形成領域(トナー像が形成される領域)よりも外側に位置するクリーニングブレード82の部分は、潤滑剤であるトナーなどの供給がほとんど行われない。そのため、この部分ではクリーニングブレード82が中間転写ベルト7の移動方向に相対的に強く引っ張られ、変形量が相対的に大きい状態になる。逆に、中間転写ベルト7上の画像形成領域内に位置するクリーニングブレード82の部分は、潤滑剤であるトナーなどの供給が行われる。そのため、この部分ではクリーニングブレード82の中間転写ベルト7の移動方向に引っ張る力は相対的に弱く、変形量が相対的に小さい状態になる。
このように、画像形成枚数が増加するにしたがって、クリーニングブレード82の長手方向において変形量の異なる端部と中央部との間の変形量の変化領域(図7中のA)が生じてくる。その結果、この部分では、クリーニングブレード82の中間転写ベルト7に対する当接圧が相対的に弱まり、紙紛がクリーニングブレード82と中間転写ベルト7との間に挟まりやすくなる。そして、その部分に紙紛が挟まると、クリーニングブレード82が中間転写ベルト7から部分的に浮くようになり、そこを通して転写残トナーがクリーニングブレード82をすり抜けて、クリーニング不良による画像不良を引き起こすようになる。
そこで、本実施例では、連続画像形成のジョブにおける画像形成枚数が所定の設定値(閾値)に達した場合に、中間転写ベルト7の逆移動動作を行う。これにより、クリーニングニップQに紙粉が挟まりやすくなったタイミングで、効果的にクリーニングニップQに挟まった紙粉を除去することができる。つまり、本実施例では、実行部としての制御部150は、一の開始指示により複数の転写材に連続して画像を形成する一連のジョブにおいて連続する画像形成の数が所定値に達した場合に、次のような処理を行う。すなわち、一旦前記ジョブを中断して中間転写ベルト7を画像形成時の所定の方向とは逆方向に移動させる逆移動動作を実行した後、中断後の前記ジョブを再開する。また、本実施例では、連続画像形成のジョブにおいて、二次転写ローラ9の清掃動作を行った後で、次の画像形成が行われる前に、中間転写ベルト7の逆移動動作を行う。より詳細には、該清掃動作により二次転写ローラ9からトナーや紙粉が転移させられた中間転写ベルト7上の領域がクリーニングニップQを通過した後に該逆移動動作を行う。これにより、クリーニングニップQに挟まる可能性のある紙粉が多くクリーニングニップQに搬送されてくる二次転写ローラ9の清掃動作の後に、効果的にクリーニングニップQに挟まった紙粉を除去することができる。また、特にクリーニングニップQに挟まった紙粉が比較的除去しやすい状態である該清掃動作の直後に、効果的にクリーニングニップQに挟まった紙粉を除去することができる。このようにして、本実施例では、クリーニングニップQに挟まった紙紛を除去し、クリーニングブレード82が中間転写ベルト7から浮くことによる転写残トナーのクリーニングニップQのすり抜けを抑制することができる。また、中間転写ベルト20が画像形成時とは逆方向に移動すること、あるいは中間転写ベルト7が停止することで、クリーニングブレード82の歪みが戻る、すなわちクリーニングブレード82の変形が回復する。これにより、クリーニングニップQに紙紛が挟まりにくい状態にすることができる。
図8は、本実施例における中間転写ベルト7の逆移動動作を実行する手順を説明するための、連続画像形成のジョブの動作の流れの一例を示すフローチャート図である。なお、図8では、図4の場合と同様に、トナーパッチの形成については省略されている。
制御部150は、連続画像形成のジョブの開始指示が入力されると、画像形成を開始させる(S201)。画像形成が開始されると、カウンタ30が画像形成枚数のカウントを開始する。カウンタ30によるカウント方法は、前述のとおりである。
制御部150は、カウンタ30のカウント値と、清掃動作枚数と、を比較して、二次転写ローラ9の清掃動作を実行するタイミングか否かを判断する(S202)。そして、制御部150は、カウント値が清掃動作枚数に達したと判断した場合は、二次転写ローラ9の清掃動作を実行させる(S203)。
次に、制御部150は、二次転写ローラ9の清掃動作において二次転写ローラ9からトナーや紙粉の転移が行われた中間転写ベルト7の部分がクリーニングニップQに到達した後に、中間転写ベルト7の逆移動動作を実行させる(S204)。上記中間転写ベルト7の部分は、二次転写ローラ9に逆バイアスが印加されている際に二次転写部N2を通過した中間転写ベルト7の部分である。また、典型的には、その部分がクリーニングニップQを通過し終えた後に、中間転写ベルト7の逆移動動作が実行される。
その後、制御部150は、カウンタ30における清掃動作枚数との比較のためのカウント値をリセットし(S205)、画像形成を再開させる(S201)。
また、制御部150は、カウンタ30のカウント値と、ジョブ枚数と、を比較して、ジョブの全ての画像形成が終了したか否かを判断する(S202)。そして、制御部150は、カウント値がジョブ枚数に達したと判断した場合は、画像形成を終了させる(S206)。これにより、ジョブが終了する。
ここで、中間転写ベルト7の逆移動動作における逆移動量は、典型的には、中間転写ベルト7の移動距離が1mm以上、5mm以下程度(20ms程度)となる量であれば十分である。逆移動量が必要以上に大きいと、中間転写ベルト7の逆移動動作に係る時間が増えて、生産性が低下する可能性がある。また、逆移動量を必要以上に大きくすると、中間転写ベルト7の寄り制御などが必要となり、制御が複雑となるため、十分にクリーニングニップQから紙粉を除去できる範囲で逆移動量を極力小さく抑えることが望ましい。
ただし、中間転写ベルト7の逆移動動作における逆移動量は、少なくともクリーニングニップQにあった部分がスクイシート84と中間転写ベルト7との接触部に到達する(典型的には通過する)まで移動する量であることが好ましい。これは、クリーニングニップQにあった紙紛をスクイシート84で掻き取るためである。
また、中間転写ベルト7の逆移動動作を行った後に、クリーニングブレード82にトナーを供給する供給動作を行ってもよい。つまり、中間転写ベルト7の逆移動動作を行うことで、クリーニングブレード82のエッジ部82aに溜まっていたトナーが枯渇し、その後紙紛がクリーニングニップQに挟まることを阻止する阻止層がなくなり、紙紛が挟まりやすくなることが考えられる。また、クリーニングブレード82のエッジ部82aに溜まっていたトナーが枯渇すると、クリーニングブレード82と中間転写ベルト7との間の摩擦が高くなり、クリーニング性能が変化することが考えられる。そこで、中間転写ベルト7の逆移動動作を行った後、次の画像形成を行う前に、クリーニングブレード82にトナーを供給するためのトナー像を中間転写ベルト7に形成してこれをクリーニングニップQまで搬送する供給動作を行う。これにより、図11(c)に示すように、クリーニングブレード82のエッジ部82aにトナーが溜まり、紙粉がクリーニングニップQに挟まりにくくする阻止層を形成することができる。また、クリーニングブレード82と中間転写ベルト7との間の摩擦が高くなることも抑制することができる。この供給動作で中間転写ベルト7に形成するトナー像は、クリーニングブレード82に所望の量のトナーを供給できるように適宜設定することができるが、例えばクリーニングブレード82の長手方向の全域に渡る帯状のトナー像とすることができる。
なお、中間転写ベルト7の逆移動動作における逆移動量は、中間転写ベルト7の逆移動動作を実行する画像形成枚数の設定値(本実施例では、上述の清掃動作枚数)に応じて変更することが好ましい。これは、前述のように、クリーニングブレード82の変形量、クリーニングニップQに挟まる紙紛の量や挟まり具合が、画像形成枚数によって異なるからである。典型的には、この画像形成枚数の設定値が相対的に小さい場合には、相対的に小さな逆移動量で紙紛の除去やブレードの変形の回復が可能である。逆に、この画像形成枚数の設定値が相対的に大きい場合には、相対的に大きな逆移動量が必要になる。この画像形成枚数が増加するほど、クリーニングブレードの変形量が大きくなり、クリーニングブレードQに挟まる紙粉の量が増え、またより強固に挟まるようになるからである。そのため、典型的には、この画像形成枚数の設定値が大きいほど、中間転写ベルト7の逆移動動作における逆移動量を大きくすることが好ましい。ここで、中間転写ベルト7の逆移動動作を実行する画像形成枚数の設定値は、例えば使用者の求めるクリーニング不良の抑制レベルなどに応じて変更できるようになっていてよい。例えば、操作部40からの入力により、制御部150のROM152に記憶されている値を変更したり、ROM152に記憶されている複数の値の中から所望の値を選択したりすることで、この画像形成枚数の設定値を変更することができる。これに限定されるものではないが、例えば10〜5000枚の範囲で適宜設定できるようにすることができる。また、ROM152に、上記変更可能な画像形成枚数の設定値と逆移動動作における中間転写ベルト7の逆移動量との関係を記憶させておく。そして、制御部150が、逆移動動作における中間転写ベルト7の移動量を、上記変更可能な画像形成枚数の設定値(所定値)が第1の値の場合よりも、第1の値よりも大きい第2の値の場合の方を大きく設定するようにする。
また、中間転写ベルト7の逆移動動作における逆移動量は、二次転写ローラ9の清掃動作における逆バイアスの出力に応じて変更することが好ましい。これは、二次転写ローラ9の清掃動作において中間転写ベルト7に転移する紙粉の量は、二次転写ローラ9に印加する逆バイアスの出力に応じて異なるからである。典型的には、この逆バイアスの出力が相対的に大きい場合には、相対的に多くの紙紛が二次転写ローラ9から中間転写ベルト7に転移する。逆に、この逆バイアスの出力が相対的に小さい場合には、二次転写ローラ9から中間転写ベルト7に転移する紙紛の量も相対的に少ない。そのため、典型的には、この逆バイアスの出力が大きいほど、逆移動量を大きくすることが好ましい。ここで、二次転写ローラ9の清掃動作における逆バイアスの出力は、例えば使用者の求める転写材Pの裏汚れの抑制レベルなどに応じて変更できるようになっていてよい。例えば、操作部40からの入力により、制御部150のROM152に記憶されている値を変更したり、ROM152に記憶されている複数の値の中から所望の値を選択したりすることで、この逆バイアスの出力を変更することができる。また、ROM152に、上記変更可能な逆バイアスの出力と逆移動動作における中間転写ベルト7の逆移動量との関係を記憶させておく。そして、制御部150が、逆移動動作における中間転写ベルト7の移動量を、上記変更可能な逆バイアスの絶対値が第1の値の場合よりも、第1の値よりも大きい第2の値の場合の方を大きく設定するようにする。
また、本実施例では、連続画像形成のジョブの紙間において、二次転写ローラ9の清掃動作が行われた場合に、中間転写ベルト7の逆移動動作を行った。しかし、これに限定されるものではなく、二次転写ローラ9の清掃動作とは別のタイミングで、中間転写ベルト7の逆移動動作を行ってもよい。例えば、上述のように二次転写ローラ9の清掃動作における逆バイアスの出力が十分に小さい場合、1回の清掃動作ではクリーニング不良が発生する程クリーニングニップQに紙紛が挟まらないことがある。その場合、二次転写ローラ9の清掃動作を行うごとに中間転写ベルト7の逆移動動作を行う必要がない。したがって、その場合、例えば、二次転写ローラ9の清掃動作を行う画像形成枚数の設定値よりも、中間転写ベルト7の逆移動動作を行う画像形成枚数の設定値を大きくして、清掃動作と逆移動動作を行うことができる。
更に、本実施例では、中間転写ベルト7の逆移動動作は、実質的に中間転写ベルト7の回転駆動の停止を行わずに画像形成時の移動方向から逆方向の移動に切り替えた。しかし、これに限定されるものではなく、画像形成時の移動方向から逆方向の移動に切り替える際に、一旦、中間転写ベルト7の回転駆動を所定時間停止させてもよい。
また、上述のように中間転写ベルト7の逆移動量を変化させることに代えて又は加えて、中間転写ベルト7の逆移動速度(加速度)を変化させてもよい。上述のように中間転写ベルト7の逆移動量を大きくする場合に、その代わりに又は加えて中間転写ベルト7の逆移動速度(加速度)を大きくすることができる。これにより、より少ない中間転写ベルト7の逆移動量で、十分にクリーニングニップQから紙紛を取り除くことが可能となる。
以上、本実施例によれば、クリーニングブレード82と中間転写ベルト7との間に紙粉などの異物が挟まることによるクリーニング不良を抑制しつつ、クリーニングブレードの長寿命化を図ることができる。
[実施例2]
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は、実施例1のものと同じである。したがって、本実施例の画像形成において実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は、実施例1のものと同じである。したがって、本実施例の画像形成において実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
本実施例では、実施例1と同様に、連続画像形成のジョブの紙間において、二次転写ローラ9の清掃動作を行う。このとき、本実施例では、二次転写ローラ9の清掃動作において紙紛が中間転写ベルト7に吐き出される前に、クリーニングブレード21の変形をジョブの開始前の状態に戻す。これにより、二次転写ローラ9の清掃動作で搬送されてくる紙紛がクリーニングニップQに挟まりにくい状態にする。
図9は、本実施例における二次転写ローラ9の清掃動作を実行する手順を説明するための、連続画像形成のジョブの動作の流れの一例を示すフローチャート図である。なお、実施例1における図4の場合と同様に、図9においてはトナーパッチの形成については省略されている。また、図9のS401、S402、S405、S406、S407における処理は、図4のS101、S102、S103、S104、S105における処理と同様であるので説明を省略する。
制御部150は、S404においてカウント値が清掃動作枚数に達したと判断した場合は、二次転写ローラ9の清掃動作を実行させる前に、中間転写ベルト7の回転駆動動作を停止させる(S403)。
ここで、図10は、画像形成作時のクリーニングブレード82の長手方向の中央部の変形量を測定した結果を示すものであり、停止状態での変形量を0としている。図10のように、画像形成時、クリーニングブレード82は、中間転写ベルト7の回転駆動により、中間転写ベルト7の移動方向に引っ張られるような状態になる。しかし、中間転写ベルト7の回転駆動が停止すると、中間転写ベルト7によって引っ張られることがないので、ジョブの開始前の状態に戻る。この状態で、紙紛クリーニングニップQに搬送されてきても、クリーニングニップQに紙紛が挟まりにくいかほとんど挟まらない。ただし、中間転写ベルト7の回転駆動期間が長ければ長いほど、クリーニングブレード82が引っ張られる量は大きくなり、その分変形量も大きくなる。そして、その状態で中間転写ベルト7の回転駆動が停止しても、クリーニングブレード82がジョブの開始前の状態に戻らない場合がある。その場合は、中間転写ベルト7の回転駆動の停止後、中間転写ベルト7を画像形成時とは逆方向に移動させることで、クリーニングブレード82の状態をジョブの開始前に戻し、より効果的に紙紛が挟まらない状態にすることができる。この逆移動量に関しては、中間転写ベルト7の移動距離が1mm以上、5mm以下程度(20ms程度)となる量であれば十分である。また、この逆移動量は、二次転写ローラ9の清掃動作を実行する画像形成枚数の設定値に応じて変更することが好ましい。典型的には、この画像形成枚数の設定値が大きいほど、逆移動量を大きくすることが好ましい。ここで、二次転写ローラ9の清掃動作を実行する画像形成枚数の設定値は、例えば使用者の求める転写材Pの裏汚れの抑制レベルなどに応じて変更できるようになっていてよい。例えば、操作部40からの入力により、制御部150のROM152に記憶されている値を変更したり、ROM152に記憶されている複数の値の中から所望の値を選択したりすることで、この画像形成枚数の設定値を変更することができる。これに限定されるものではないが、例えば10〜5000枚の範囲で適宜設定できるようにすることができる。また、ROM152に、上記変更可能な画像形成枚数の設定値と中間転写ベルト7の回転駆動の停止後の逆移動量との関係を記憶させておく。そして、制御部150が、この中間転写ベルト7の逆移動量を、上記変更可能な画像形成枚数の設定値(所定値)が第1の値の場合よりも、第1の値よりも大きい第2の値の場合の方を大きく設定するようにする。なお、この逆移動によって、実施例1における逆移動動作と同様に、既にクリーニングニップQに挟まっている紙粉がある場合にはこれを除去する効果がある。
そして、制御部150は、上述の中間転写ベルト7の停止によりクリーニングブレード82の状態がジョブの開始前になった後、中間転写ベルト7の回転駆動を再開させる(S404)。その後、実施例1の図4の場合と同様に二次転写ローラ9の清掃動作の実施へと進む。
なお、本実施例の二次転写ローラ9の清掃動作とは異なるタイミングで、実施例1で説明したのと同様の中間転写ベルト7の逆移動動作のみを別途行ってもよい。
以上、本実施例によれば、クリーニングニップQに紙粉が多く搬送されてくる前に、その紙粉が挟まりにくい状態とすることで、中間転写ベルト7の逆移動動作の実行頻度を低減し、クリーニングブレード82の長寿命化を図ることができる。
[その他]
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
上述の実施例では、クリーニングブレードのクリーニング対象である移動体が中間転写体である場合について説明したが、これに限定されるものではない。移動体が感光体、静電記録誘電体又は中間転写体といった像担持体のいずれであっても、また移動体が転写材担持体であっても、本発明は等しく適用でき、上述と同様の効果が得られる。つまり、移動体が転写材Pが接触する部材である場合、そのクリーニング装置がクリーニングブレードを有していれば、本発明は有効に作用する。また、移動体は複数の支持ローラに巻回された無端状のベルトに限定されるものではなく、例えばドラムや枠体に張設されたシートなどであってもよい。
また、上述の実施例では、調整用のトナー像は画像濃度調整用のものであったが、これに限定されるものではなく、色ずれ(レジスト)調整用のものなど他の調整用のトナー像であってもよい。
また、転写部材の清掃動作は、調整用のトナー像の形成が行われた後に行われることに限定されるものではない。この場合も、転写部材の清掃動作の後に移動体の逆移動動作を行うことができる。
また、移動体の表面からクリーニングブレードで除去する付着物は主に転写残トナーであるが、そのほか紙粉、移動体やその支持ローラが削れるなどして生じた粉体などの場合もある。同様に、クリーニングブレードと移動体との間に挟まる異物は、主に紙粉であるが、トナーの凝集塊、移動体やその支持ローラが削れるなどして生じた粉体などの場合もある。
1 感光ドラム
7 中間転写ベルト
8 ベルトクリーニング装置
82 クリーニングブレード
7 中間転写ベルト
8 ベルトクリーニング装置
82 クリーニングブレード
Claims (10)
- 所定の方向に移動して、転写材に転写するトナー像を担持して転写材との接触部へと搬送するか、又はトナー像が転写される転写材を担持して搬送する移動体と、
前記移動体に当接して配置され前記移動体から付着物を除去するクリーニングブレードを備えたクリーニング装置と、
を有する画像形成装置において、
一の開始指示により複数の転写材に連続して画像を形成する一連のジョブにおいて連続する画像形成の数が所定値に達した場合に、一旦前記ジョブを中断して前記移動体を前記所定の方向とは逆方向に移動させる逆移動動作を実行した後、中断後の前記ジョブを再開する実行部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記所定値は変更可能であり、前記実行部は、前記逆移動動作における前記移動体の移動量又は移動速度を、前記所定値が第1の値の場合よりも、前記第1の値よりも大きい第2の値の場合の方を大きく設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記移動体との間で転写材を挟持し電圧が印加されることで前記移動体から転写材にトナーを転写させる転写部材を有し、
前記実行部は、前記ジョブにおける画像形成枚数が前記所定値に達した場合に、一旦前記ジョブを中断して前記転写部材に前記転写時とは逆極性の電圧を前記転写部材に印加することで前記転写部材の付着物を前記像担持体に転移させて前記クリーニングブレードと前記移動体との当接部へと搬送する清掃動作を実行し、前記清掃動作の後で次の画像形成の前に前記逆移動動作を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記清掃動作において前記転写部材に印加される前記逆極性の電圧は変更可能であり、前記実行部は、前記逆移動動作における前記移動体の移動量又は移動速度を、前記逆極性の電圧の絶対値が第1の値の場合よりも、前記前記第1の値よりも大きい第2の値の場合の方を大きく設定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 所定の方向に移動して、転写材に転写するトナー像を担持して転写材との接触部へと搬送する移動体と、
前記移動体との間で転写材を挟持し電圧が印加されることで前記移動体から転写材にトナーを転写させる転写部材と、
前記移動体に当接して配置され前記移動体から付着物を除去するクリーニングブレードを備えたクリーニング装置と、
を有する画像形成装置において、
一の開始指示により複数の転写材に連続して画像を形成する一連のジョブにおいて連続する画像形成の数が所定値に達した場合に、一旦前記ジョブを中断して前記転写部材に前記転写時とは逆極性の電圧を前記転写部材に印加することで前記転写部材の付着物を前記移動体に転移させて前記クリーニングブレードと前記移動体との当接部に搬送する清掃動作を実行し、前記清掃動作の後で次の画像形成の前に前記移動体を前記所定の方向とは逆方向に移動させる逆移動動作を実行する実行部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記清掃動作において前記転写部材に印加される前記逆極性の電圧は変更可能であり、前記実行部は、前記逆移動動作における前記移動体の移動量又は移動速度を、前記逆極性の電圧の絶対値が第1の値の場合よりも、前記第1の値よりも大きい第2の値の場合の方を大きく設定することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング装置は、前記所定の方向において前記移動体と前記クリーニングブレードとの当接部よりも上流側で前記移動体に接触して配置されたシート状の接触部材を有し、前記実行部は、前記逆移動動作において前記移動体を少なくとも前記クリーニングブレードとの当接部から前記接触部材との接触部まで移動させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記逆移動動作の後で、次の画像形成の前に、前記クリーニングブレードと前記移動体との当接部にトナーを供給する供給動作を実行することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 所定の方向に移動して、転写材に転写するトナー像を担持して転写材との接触部へと搬送する移動体と、
前記移動体との間で転写材を挟持し電圧が印加されることで前記移動体から転写材にトナーを転写させる転写部材と、
前記移動体に当接して配置され前記移動体から付着物を除去するクリーニングブレードを備えたクリーニング装置と、
を有する画像形成装置において、
複数の転写材に対する連続画像形成における転写材と転写材との間に対応する期間に、前記転写部材に前記転写時とは逆極性の電圧を前記転写部材に印加することで前記転写部材の付着物を前記像担持体に転移させて前記クリーニングブレードと前記移動体との当接部に搬送する清掃動作を実行する場合に、該清掃動作を実行する前に前記移動体の移動を停止させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記停止の後、前記清掃動作を実行する前に、前記移動体を前記所定の方向とは逆方向に移動させることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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JP2018036626A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
WO2018042893A1 (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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2014
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