JP2016075311A - 固定構造及びその固定構造を用いた搬送機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定構造及びその固定構造を用いた搬送機器を提供する。【解決手段】対象物1の孔に連通する挿入孔5を配し且つ挿入孔5の周囲に突起部7を設けた支持部材2と、支持部材2の挿入孔と対象物1の孔に挿入し得るピン本体9を備え且つピン本体9から外方へ形成される取手部10を設けた固定ピン3と、固定ピン3及び支持部材2に形成された貫通孔に挿入し得るピン部材12を備え且つピン部材12に回動可能に配置されて支持部材2の突起部7に係止し得る枠体部13を配するリングピン4とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、固定構造及びその固定構造を用いた搬送機器に関するものである。
スライド可能な構造物を固定する際には、一般にロックピン等を用いた固定構造が採用されている。そして固定構造の中には、構造物の内側壁の孔に連通するよう構造物の外側壁に孔を形成するリング状のカラーと、カラーの孔と構造物の孔に挿入し得るピン本体と、リング及びピン本体の径方向に形成された貫通孔に対応するボルト及びナットの締結手段とを備えるものがある。
このような固定構造を使用する場合には、ピン本体をカラーの孔から内側壁の孔へ挿入して外側壁と内側壁を固定し、次にカラー及びピン本体の貫通孔にボルトを挿入してナットにより締結し、カラーとピン本体を固定してピン本体が構造物から脱落しないようにしている。
尚、前述の如き固定構造を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2011−17166号公報
しかしながら、カラーとピン本体を固定するためにボルトやナットを使用する場合には、部品点数が増えると共に、固定の作業に手間と時間がかかるという問題があった。又、スライド可能な構造物によっては、ピン本体の挿入、ボルト締結等を片手で処理する必要があり、容易に固定することができないという問題があった。
本発明は、固定の作業による手間と時間を抑制する固定構造及びその固定構造を用いた搬送機器を提供しようとするものである。
本発明の固定構造は、対象物の孔に連通する挿入孔を配し且つ該挿入孔の周囲に突起部を設けた支持部材と、
該支持部材の挿入孔と対象物の孔に挿入し得るピン本体を備え且つ該ピン本体から外方へ形成される取手部を設けた固定ピンと、
該固定ピン及び支持部材に形成された貫通孔に挿入し得るピン部材を備え且つ該ピン部材に回動可能に配置されて支持部材の突起部に係止し得る枠体部を配するリングピンとを備えるものである。
又、本発明の固定構造において、前記固定ピンは、取手部を枠状に構成し、
前記リングピンは、ピン部材が貫通孔に挿入された後、枠体部を回動により取手部の内側を通して突起部に係止し得るように構成されることが好ましい。
又、本発明の固定構造において、前記固定ピンは、取手部をピン本体に固定することが好ましい。
又、本発明の固定構造において、前記固定ピンの貫通孔は、ピン本体を径方向に貫通して形成されると共に、前記突起部の貫通孔は、突起部を貫通して形成されることが好ましい。
本発明の固定構造を用いた搬送機器は、上記の少なくとも1つの固定構造をスライド可能な構造物に適用し、該構造物を備えるものである。
本発明によれば、支持部材の挿入孔へ固定ピンのピン本体を挿入した後、固定ピンと支持部材にピン部材を差し込み、枠体部を回動により支持部材の突起部に係止するので、ボルトやナットを不要にして部品点数を抑制すると共に、作業を容易にして手間と時間を抑制することができる。又、支持部材、固定ピン、リングピンの構成を備え、ボルトやナットを不要にするので、片手で処理することができる。
本発明の固定構造を示す全体図である。 本発明の固定構造の支持部材を示す概念図である。 本発明の固定構造の固定ピンを示す概念図である。 本発明の固定構造のリングピンを示す概念図である。 本発明の固定構造において支持部材の挿入孔に固定ピンのピン本体を挿入する状態を示す概念図である。 本発明の固定構造において固定ピン及び支持部材の貫通孔にリングピンのピン部材を挿入する状態を示す概念図である。 本発明の固定構造を用いた搬送機器を示す全体図である。
以下、本発明の実施の形態例を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図6は本発明を実施する形態例を示すものであり、本発明の形態例では、搬送機器のスライド可能な構造物(対象物)1に適用している。又、本発明の固定構造は、適用の対象物を限定するものではないが、スライド可能なものならばどのようなものであっても良い。
本発明の形態例の固定構造は、搬送機器の構造物1に固定される支持部材2と、支持部材2に支持されると共に構造物1のスライドを固定する固定ピン3と、支持部材2と固定ピン3を固定するリングピン4とを備えるものである。
搬送機器の構造物1は、外側スライド部1aと、内側スライド部(図示せず)とを備えて構成されており、構造物1の外側スライド部1aと内側スライド部をスライドした際には、固定構造を用いて外側スライド部1aと内側スライド部を固定するようにしている。
支持部材2は、ほぼ中央に挿入孔5が形成された平板状の平板体6と、挿入孔5の周囲で上側半周にわたって形成された突起部7とを備えている。平板体6は、外側スライド部1aの孔1bに挿入孔5が合致して連通するように外側スライド部1aの表面に溶接固定されている。又、突起部7は、径方向に沿って上側に貫通される小径の貫通孔8を備えている。ここで平板体6は、外側スライド部1aに溶接でなく、ボルト等の他の固定手段により固定されても良い。
固定ピン3は、支持部材2の挿入孔5と構造物1の孔1bに挿入し得る大径のピン本体9と、ピン本体9の端部両側から外方へ形成される取手部10とを備えている。ピン本体9は、適用時に上下方向に孔を配するように径方向に沿って貫通される小径の貫通孔11を備えている。又、取手部10は、ピン本体9に対して回動しないようにピン本体9の端側に固定されていると共に、片手で把持し得るようにほぼ四角形の枠状に形成されている。
リングピン4は、固定ピン3の貫通孔11及び支持部材2の貫通孔8に挿入し得る小径のピン部材12と、ピン部材12に対して回動可能に配置される枠体部13とを備えている。ピン部材12は、端部に、枠体部13を回動可能に支持する保持部14を備えている。又、枠体部13は、支持部材2の突起部7における外周面の円弧にほぼ合致する半円部13aと、半円部13aの端からピン部材12の保持部14まで直線に延在する斜部13bとを備えている。
次に、上記実施する形態例の作用を説明する。
構造物1の外側スライド部1aと内側スライド部(図示せず)をスライド伸長した際には、図5に示す如く第一段階として、固定ピン3の取手部10を把持し、固定ピン3のピン本体9を、支持部材2の挿入孔5から外側スライド部1aの孔1b及び内側スライド部の孔へ挿入し、取手部10のピン本体側が支持部材2の表面に当接するまで差し込む。ここで、取手部10のピン本体側が支持部材2の表面に当接する際には、取手部10のピン本体側が突起部7の側面にガイドされ、ピン本体9の貫通孔11と突起部7の貫通孔8がほぼ同軸上になるようになっている。
次に図6に示す如く第二段階として、リングピン4の枠体部13を把持し、リングピン4のピン部材12を、ピン本体9の貫通孔11から突起部7の貫通孔8へ挿入し、ピン部材12の保持部14が固定ピン3に当接するまで差し込む。
続いて第三段階として、リングピン4の枠体部13を上方に回動し、取手部10の内側を通して突起部7に係止し(図1参照)、外側スライド部1aと内側スライド部を固定する。
一方、構造物1の外側スライド部1aと内側スライド部をスライド伸縮する際には、逆の作業を行い、第一段階として、リングピン4の枠体部13を下方に回動し、突起部7の係止を外すと共に取手部10の内側を通して下方に位置させる。
次に、第二段階として、リングピン4の枠体部13を把持し、リングピン4のピン部材12を、突起部7の貫通孔8及びピン本体9の貫通孔11から引き抜く。
続いて、第三段階として、固定ピン3の取手部10を把持し、固定ピン3のピン本体9を、外側スライド部1aの孔1b、内側スライド部の孔、支持部材2の挿入孔5から引き抜き、外側スライド部1aと内側スライド部の固定を解除し、外側スライド部1aと内側スライド部をスライド伸縮する。
ここで、構造物1の固定構造に適用する際には、構造物1の梯子等を用いて高所で作用し、全て片手で作業する場合がある。この場合、固定ピン3の取手部10を把持して支持部材2の挿入孔5等へ挿入する作業、固定ピン3の取手部10を把持して支持部材2の挿入孔5等から引き抜く作業、リングピン4の枠体部13を把持して固定ピン3の貫通孔11等へ挿入する作業、リングピン4の枠体部13を把持して固定ピン3の貫通孔11等から引き抜く作業、リングピン4の枠体部13を回動して支持部材2の突起部7に係止する作業、リングピン4の枠体部13を回動して支持部材2の突起部7から外す作業は、全て両手を使うことを必要としない。
次に固定構造を備えた搬送機器について説明する。図7に示す搬送機器は、集材作業を行うタワーヤーダ100であり、タワーヤーダ100は、自走式のタワーヤーダ本体20と、木材を吊す搬器21とを備えている。
タワーヤーダ本体20は、車体部20aと旋回部20bを備えており、車体部20aは、走行手段としてのクローラ22と、積載手段としての架台23を備えている。又旋回部20bは、架台23の上にターンテーブル24を介して回動自在に設置されている。
旋回部20bには、油圧機構により伸縮自在に構成されたタワー25(図1、図5、図6では符号1)を備え、該タワー25は、垂直方向と水平方向の間で起伏可能に設置されている。そして、タワー25は、外側スライド部1a(図1参照)及び内側スライド部等から構成されている。外側スライド部1a及び内側スライド部には、支持部材2、固定ピン3、リングピン4(図1参照)を備える固定構造(図7には図示せず)を配置し、外側スライド部1a及び内側スライド部をスライド伸長した際には固定し得るようになっている。
又、旋回部20bには、タワー25の他に、搬器21を懸架し走行させるワイヤの繰り出し及び巻き取りを行う3つのドラムであるホールバックドラム26、メインドラム27、スラックプリングドラム28が設置されている。ホールバックドラム26、メインドラム27、スラックプリングドラム28は、各々が並列に設置した2個のドラムの間にワイヤを所定数巻き掛けて摩擦を発生させる摩擦ドラムと、余剰のワイヤを巻き取るストレージドラム(図示せず)から構成されている。更にホールバックドラム26、メインドラム27、スラックプリングドラム28の間で、摩擦ドラムの径は等しく構成してある。タワー25は、前記3つのドラムから繰り出されたワイヤが巻き掛けられる3つの滑車29、30、31を有している。
一方、搬器21は、ワイヤで懸架支持されるための2つの滑車32,32を上方に取り付けている。又、搬器21は、ホイストドラム33と、該ホイストドラム33の駆動を行うホイスト駆動ドラム34とを備えている。ホイスト駆動ドラム34は、ホールバックドラム26等と同様に、2個のドラムの間にワイヤを所定数巻き掛けて摩擦を発生させる摩擦ドラムとして構成されている。ホイストドラム33とホイスト駆動ドラム34はそれぞれスプロケット(図示せず)を有し、該スプロケット同士の間には無端のチェーン35が巻き掛けられている。そして、ホイスト駆動ドラム34の作動をチェーン35がホイストドラム33に伝達し、ホイストドラム33が繰り出すワイヤによって木材を吊り下げるためのホイストライン36が形成されるようになっている。
ホールバックドラム26から繰り出されたワイヤは、タワー25の滑車29に巻き掛けられた後、搬器21の滑車32,32の下に通されてホールバックライン37を形成するようになっている。
メインドラム27から繰り出されたワイヤは、タワー25の滑車30に巻き掛けられてメインライン38を形成するようになっている。又、メインライン38を形成するワイヤは、滑車30の先で搬器21のホイスト駆動ドラム34に巻き掛けられ、その先でタワー25の滑車31に巻き掛けられ、更にスラックプリングドラム28に巻き取られてスラックプリングライン39を形成するようになっている。すなわち、メインライン38とスラックプリングライン39は同一のワイヤで構成されており、メインドラム27から滑車30を介してホイスト駆動ドラム34に至るまでのラインがメインライン38であり、ホイスト駆動ドラム34から滑車31を介してスラックプリングドラム28に至るまでのラインがスラックプリングライン39である。
タワーヤーダ本体20の旋回部20bは、更にタワー25の下方であってタワー25と隣接する位置に、搬器格納台40を備え、この搬器格納台40は、搬器21を下方から支持する構造となっている。
又、本実施例は、ホールバックドラム26、メインドラム27、スラックプリングドラム28の3つのドラムによるランニングスカイライン方式の架線集材を行うようにした点も大きな特色とするところである。通常、ランニングスカイライン方式の架線集材には、ホイストドラムを有しない小型の搬器を用い、メインラインがホイストラインを兼ねるようになっている。このため、ワイヤに大きな張力をかけることができず、長い集材距離や強い引張力を確保することができない。又、集材時には搬器を地面に降ろしてからホイストラインを引き出す手間が必要であり、特に、横引き集材時には搬器が地面の上をワイヤに引かれて前後左右に振れ、作業の安定性に欠ける。本実施例では、3ドラムによるランニングスカイライン方式により、ホイストドラム33を備えた大きな搬器21でランニングスカイライン方式の集材を実行でき、従来の小型の搬器を用いたランニングスカイライン方式と比較して長い集材距離、強い引張力、簡便かつ安定した集材を実現している。
本実施例のタワーヤーダ100により集材作業を行う際には、準備段階として初めにタワーヤーダ本体20を集材地まで走行させる。このとき、タワーヤーダ本体20は、重心を低く保つためにタワー25を水平に寝かせた状態で集材地まで走行するが、伸縮自在に構成されたタワー25は、縮めた状態で水平に寝かせられているため、従来のタワーヤーダ本体に比べタワーヤーダ本体20の車体全長が短くなっており、タワーヤーダ本体20は、狭くカーブの多い山中の林道等でも走行しやすくなっている。又、タワーヤーダ本体20は走行手段としてクローラ22を備えているため、悪路における走破性が高く、林道の走行に適している。
集材地に到着した際には、タワーヤーダ本体20を固定し、タワー25を垂直に起立させて、最大長さまで伸長させ、集材作業に伴う荷重を受けて縮むことのないよう、タワー25を本発明の固定構造により固定する。
次に樹木等の先柱42に滑車43を取り付け、滑車43にホールバックライン37であるワイヤを巻き掛けると共に、タワー25には、ガイライン(控え索)41を周辺の樹木の根元等に固定して張り渡し、転倒の防止を図る。
続いて搬器21をホールバックライン37上に懸架する際には、メインドラム27とスラックプリングドラム28の作動によりメインライン38とスラックプリングライン39に張力をかけながら、ホールバックドラム26を作動させ、ホールバックライン37を巻き取る。そしてホールバックライン37が張った状態になると、ホールバックライン37に張力がかかり、搬器21は、滑車32,32にホールバックライン37の張力を受け、上方へ吊り上げられ、ホールバックライン37上に懸架された状態になる。
準備段階の完了後、集材作業を行う際には、ホールバックドラム26、メインドラム27、スラックプリングドラム28の作動により、ホールバックライン37、メインライン38、スラックプリングライン39を操作し、搬器21をホールバックライン37の上に滑車32,32を介して懸架された状態で集材地と伐採地の間を走行させる。又、ホールバックドラム26を停止した状態でメインドラム27、スラックプリングドラム28の作動により、メインライン38、スラックプリングライン39を介して搬器21のホイスト駆動ドラム34を回転させ、ホイストライン36であるワイヤを操作し、木材の吊り上げ等を行う。
その後、タワーヤーダ100の集材作業を終了する際には、搬器21等の格納を行い、固定構造を外してタワー25をスライド可能な状態にし、スライドにより伸縮させ、タワー25を水平方向に寝かせて収納する。
而して、このように実施の形態例によれば、支持部材2の挿入孔5へ固定ピン3のピン本体9を挿入した後、固定ピン3と支持部材2にピン部材12を差し込み、枠体部13を回動により支持部材2の突起部7に係止するので、ボルトやナットを不要にして部品点数を抑制すると共に、作業を容易にして手間と時間を抑制することができる。又、支持部材2、固定ピン3、リングピン4の構成を備えるので、片手で処理することができる。更にボルトやナット等の部品を不要にするので、構造物1の位置により固定構造が高所にある場合であっても、部品の落下を無くし、容易且つ安全に作業することができる。
又、実施の形態例によれば、固定ピン3は、取手部10を枠状に構成し、リングピン4は、ピン部材12が貫通孔8に挿入された後、枠体部13を回動により取手部10の内側を通して突起部7に係止し得るように構成されると、作業を容易にして手間と時間を一層抑制することができる。
又、実施の形態例において、固定ピン3は、取手部10をピン本体9に固定すると、固定ピン3を片手で扱うことが容易になり、作業の手間と時間を一層抑制することができる。
又、実施の形態例において、固定ピン3の貫通孔11は、ピン本体9を径方向に貫通して形成されると共に、突起部7の貫通孔8は、突起部7を貫通して形成されると、リングピン4のピン部材12を固定ピン3の貫通孔11及び突起部7の貫通孔8に容易に挿入することができ、作業の手間と時間を一層抑制することができる。
実施の形態例において、固定構造を用いた搬送機器は、固定構造をスライド可能なタワー25等の構造物1に適用し、タワー25等の構造物1を備えるものであると、構造物1での作業を容易且つ安全にすることができる。
尚、本発明の固定構造及びその固定構造を用いた搬送機器は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 構造物(対象物)
1b 孔
2 支持部材
3 固定ピン
4 リングピン
5 挿入孔
7 突起部
8 貫通孔
9 ピン本体
10 取手部
11 貫通孔
12 ピン部材
13 枠体部
14 保持部
25 タワー(対象物、構造物)
100 タワーヤーダ(搬送機器)

Claims (5)

  1. 対象物の孔に連通する挿入孔を配し且つ該挿入孔の周囲に突起部を設けた支持部材と、
    該支持部材の挿入孔と対象物の孔に挿入し得るピン本体を備え且つ該ピン本体から外方へ形成される取手部を設けた固定ピンと、
    該固定ピン及び支持部材に形成された貫通孔に挿入し得るピン部材を備え且つ該ピン部材に回動可能に配置されて支持部材の突起部に係止し得る枠体部を配するリングピンとを備えたことを特徴とする固定構造。
  2. 前記固定ピンは、取手部を枠状に構成し、
    前記リングピンは、ピン部材が貫通孔に挿入された後、枠体部を回動により取手部の内側を通して突起部に係止し得るように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の固定構造。
  3. 前記固定ピンは、取手部をピン本体に固定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の固定構造。
  4. 前記固定ピンの貫通孔は、ピン本体を径方向に貫通して形成されると共に、前記突起部の貫通孔は、突起部を貫通して形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固定構造。
  5. 請求項1〜4の少なくとも1項の固定構造をスライド可能な構造物に適用し、該構造物を備えたことを特徴とする固定構造を用いた搬送機器。
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