JP2016075013A - スパッツ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スパッツ100は、ベース生地部1よりも伸縮抵抗が大きく、パンティ部10の上端にあるウエスト・バンド12から、パンティ部10の外側面、レッグ部20における大腿部21の正面下部、膝部22の内側面、正面下部及び外側面、大腿部21の背面、内側面及び正面上部、並びに、パンティ部10の外側面を経由して、ウエスト・バンド12に連結する締付部2を備える。
【選択図】 図1
Description
また、従来の運動用被服は、ボーダー部(緊締部)が長内転筋をサポートするのであるが、内転筋群を鍛えるものではない。
スパッツ100は、図1〜図3に示すように、パンティ部10及びレッグ部20の二部に大別され、ベース生地部1に対して、異なる編み立てを施した締付部2により所望のテーピング効果を持たせている。なお、本実施形態に係るベース生地部1は、伸縮性のある平編で編成されているが、締付部2の伸縮抵抗より伸縮抵抗が小さいのであれば、平編地に限られるものではない。
また、パンティ部13は、鹿の子編で編成され、着用者の腹部に対応する腹押圧部13aを備えることにより、水中における水の粘性抵抗を受けるように、着用者の腹部に圧力をかけて(図4(a)の符号I参照)、着用者のインナーマッスルである腹横筋を働かせることができる。
また、本実施形態に係るスパッツ100は、図2に示すように、パンティ部10の背面側におけるパンティ13とガセット14との境界近傍に、丈夫な編地であり、伸縮性を強調するノンラン編で編成した領域(以下、緩衝部15と称す)を備えることにより、着用者の臀部による生地の伸長に対して、境界部分からの破断を防止し、臀部の曲面に沿って柔軟に対応することができる。
このように、締付部2は、大腿部21を周回し、膝部22の内側面2c、正面下部2d及び外側面2eに配設されることにより、水中の浮力のように、着用者の膝を支持すると共に、膝を外側に向ける力が働くことになる(図4(a)及び図4(b)の符号A参照)。
また、締付部2は、大腿部21の正面下部2b及び正面上部2hからパンティ部10の外側面2aを経由してウエスト・バンド12に連結することにより、図4(a)及び図4(b)の符号Gに示すように、着用者の脚を横に広げる(股関節を外転する)力が働いた状態で、脚を閉じる(股関節を内転する)動作や歩行動作により、水中における水の粘性抵抗を受けるように、着用者の内転筋群を鍛えて脂肪を燃焼することができる。
この膝下締付部2dは、締付部2より伸縮抵抗が大きいことにより、常時、着用者の膝蓋骨の正面下部2dにおける最適な位置に締付部2を固定させ、締付部2が、膝蓋骨の正面下部2dから外れることを防止することができる。
また、膝下締付部2dは、スパッツ100を着用する際に、着用者の膝蓋骨の正面下部2dにおける最適な位置に締付部2を重畳させる目印とすることができる。
このように、締付部2は、口ゴム26に連結することにより、口ゴム26が締付部2のアンカーとして機能して締付部2のずれを抑制することができる。
これに対し、図5及び図6に示すように、締付部2を口ゴム26に連結しない場合には、膝部22における締付部2(内側面2c、外側面2e、膝下締付部2d)が口ゴム26側に牽引されないため、締付部2による着用者の膝部を引き上げる効果を阻害することがない。
なお、図5及び図6の二点鎖線に示すように、締付部2を口ゴム26に連結した場合であっても、締付部2(内側面2c、外側面2e、膝下締付部2d)の伸縮抵抗より伸縮抵抗が小さい編地で編成することにより、同様の作用効果を奏することができる。
このように、締付部2は、着用者の腓腹筋の下縁部に対応する部分2kに沿って、下腿部24の内側面2i及び外側面2j間を背面側で連結することにより、水中の浮力のように、腓腹筋(脹脛)を支持して持ち上げることができる(図4(b)及び図4(c)の符号B参照)。
このように、締付部2は、大腿部21の背面2mから大腿部21の外側面2n及びパンティ部10の外側面2aを経由して、ウエスト・バンド12に連結することにより、水中の浮力のように、着用者の大腿を支持すると共に、着用者の脚を横に広げる(股関節を外転する)力が働いた状態で(図4(c)の符号H参照)、脚を閉じる(股関節を内転する)動作及び歩行動作により、水中における水の粘性抵抗を受けるように、着用者の内転筋群及び大殿筋を鍛えて脂肪を燃焼することができる。
このように、本実施形態に係るスパッツ100は、着用者の足首から大腿にかけて段階的に圧力を変化させて着用者の脚を引き締めると共に、段階的な圧力により、長時間の歩行や立位時に水中に脚を入れたときのように心地よい着用感を与えることができる。
また、本実施形態に係るスパッツ100は、着用者の膝を曲げ易くする力を生じさせる締付部2を備えることにより、締付部2による力に逆らうように歩幅を広げて歩行することで、着用者の大殿筋が鍛えられるという作用効果を奏する。
すなわち、本実施形態に係るスパッツ100は、締付部2による力に逆らうような日常生活の動作を行なうことで、着用者のエクササイズになるという作用効果を奏する。
2 締付部
2a パンティ部の外側面
2b 大腿部の正面下部
2c 膝部の内側面
2d 膝部の正面下部,膝下締付部
2e 膝部の外側面
2f 大腿部の背面
2g 大腿部の内側面
2h 大腿部の正面上部
2i 下腿部の内側面
2j 下腿部の外側面
2k 腓腹筋の下縁部に対応する部分
2l 踵骨腱締付部
2m 大腿部の背面
2n 大腿部の外側面
2o 臀溝に沿う領域
2p 臀溝と平行に併設される領域
2q 臀部締付部
10 パンティ部
11 腰天
12 ウエスト・バンド
13 パンティ
13a 腹押圧部
14 ガセット
15 緩衝部
20 レッグ部
21 大腿部
22 膝部
23 膝蓋骨部
24 下腿部
25 裾
26 口ゴム
100 スパッツ
Claims (5)
- レッグ部及びパンティ部を備えるスパッツにおいて、
ベース生地部よりも伸縮抵抗が大きく、前記パンティ部の上端にあるウエスト・バンドから、前記パンティ部の外側面、前記レッグ部における大腿部の正面下部、膝部の内側面、正面下部及び外側面、前記大腿部の背面、内側面及び正面上部、並びに、前記パンティ部の外側面を経由して、前記ウエスト・バンドに連結する締付部を備えることを特徴とするスパッツ。 - 請求項1に記載のスパッツにおいて、
前記締付部が、前記膝部の内側面から前記レッグ部における下腿部の内側面を経由して、前記レッグ部の下端にある口ゴムに連結すると共に、前記膝部の外側面から前記下腿部の外側面を経由して、前記口ゴムに連結することを特徴とするスパッツ。 - 請求項2に記載のスパッツにおいて、
前記締付部が、着用者の腓腹筋の下縁部に対応する部分に沿って、前記下腿部の内側面及び外側面間を背面側で連結することを特徴とするスパッツ。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載のスパッツにおいて、
前記締付部が、前記大腿部の背面から前記大腿部の外側面及び前記パンティ部の外側面を経由して、前記ウエスト・バンドに連結することを特徴とするスパッツ。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載のスパッツにおいて、
前記膝部の正面下部における前記締付部の伸縮抵抗が、前記膝部の正面両側部における前記締付部の伸縮抵抗よりも大きいことを特徴とするスパッツ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014207886A JP6371664B2 (ja) | 2014-10-09 | 2014-10-09 | スパッツ |
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JP2014207886A JP6371664B2 (ja) | 2014-10-09 | 2014-10-09 | スパッツ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019081989A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-05-30 | クロステクノロジーラボ株式会社 | 運動用衣服 |
KR102104755B1 (ko) * | 2019-08-30 | 2020-04-24 | 김세화 | 스포츠 기능성 의류 |
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JP2000328305A (ja) * | 1999-05-11 | 2000-11-28 | Toyama Goldwin:Kk | 運動用被服とその製造方法 |
JP2008163523A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Advancing:Kk | インナーウェア |
JP2011144484A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Charle Co Ltd | 下肢矯正被服 |
JP2014506635A (ja) * | 2011-02-25 | 2014-03-17 | アマルコド インドゥストリア アッビグリアメント ソチエタ レスポンサビリタ リミテ | 神経−筋肉−骨格補助のための衣服体 |
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2014
- 2014-10-09 JP JP2014207886A patent/JP6371664B2/ja active Active
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